JP4588573B2 - 表面保護フィルム、貼着性表面保護フィルム、および積層シート - Google Patents
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また、床面に接着して使用するのに好適な広告宣伝用の貼着シートとして、絵柄を印刷可能な印刷受容粘着シートと、印刷した後の印刷受容粘着シートの表面を保護するための表面保護粘着シートとを組み合わせた貼着シート組合せ体が開示されている(下記特許文献1)。この表面保護粘着シートは、最表面が、電離放射線硬化型樹脂の硬化物中に、その硬化物よりも高硬度の無機質粒子を含有してなる透明な表面樹脂層からなり、その裏面上に、熱可塑性樹脂からなる透明基材シートと、透明粘着剤層と、離型シートが順に積層されている。
ポリ塩化ビニル系樹脂フィルムは、表面保護フィルムとして、透明性、防滑性能に優れているものの、原料に塩素が含まれているため、焼却時に有毒なガスを発生するなど、環境に対する負荷が大きいという欠点を有する。
一方、PET系樹脂フィルムは、原料に塩素が含まれておらず、環境負荷は小さいものの、柔軟性に欠けるため、防滑性能は前記ポリ塩化ビニル系樹脂フィルムと比べて不充分である。
上記特許文献1に記載の貼着シートは、耐摩耗性の向上を目的として、最表面を、無機質粒子を含有する電離放射線硬化型樹脂の硬化物で構成しているが、防滑性は考慮されていない。
前記表面保護フィルムの厚さは、好ましくは60〜200μmである。
また本発明は、本発明の表面保護フィルムの裏面上に、貼着層、印刷シート、粘着剤層、および第2の剥離シートがこの順で積層されている積層シートを提供する。
図1は本発明の貼着性表面保護フィルム10の一実施形態を示したものであり、表面側から、表面保護フィルム1、貼着層2、第1の剥離シート11が順に積層されている。
表面保護フィルム1は、ポリプロピレン系樹脂と熱可塑性エラストマー系樹脂の混合樹脂Aからなるフィルムである。
本発明で用いられるポリプロピレン系樹脂は、特に制限されず、プロピレンモノマーからなるホモポリプロピレン,プロピレンモノマーにエチレン等の他のオレフィン系モノマーをランダムに共重合させたランダムポリプロピレン系共重合体、あるいはブロックに共重合させたブロックポリプロピレン系共重合体などを挙げることができる。これらの樹脂は単独あるいは2種以上を混合して使用してよい。
これらの中でも、透明性、フィルム折り曲げ時の白化防止、防滑性の面から、ランダムポリプロピレン系共重合体、またはランダムポリプロピレン系共重合体とホモポリプロピレン樹脂との混合樹脂が好ましい。ランダムポリプロピレン系共重合体とホモポリプロピレン樹脂の混合比率は、ランダムポリプロピレン系共重合体:ホモポリプロピレン樹脂の質量比が100:0〜60:40が好ましく、100:0〜75:25がより好ましい。
また前記ポリプロピレン系樹脂は、フィルム成形性の点から、メルトフローレート(JIS K 6758(230℃、21.2N))が0.1〜50g/10分が好ましく、0.3〜15g/10分がより好ましい。
これらの熱可塑性エラストマー系樹脂の中でも、透明性の点から、水素添加したスチレン−ブタジエンゴムおよび水素添加したスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体等の水素添加スチレン系共重合体が好ましく、特に水素添加したスチレン−ブタジエンゴムが好ましい。
本発明における表面粗さRaとは、JIS B 0601−1982「表面粗さ規格」に記された工業製品の表面粗さを表す中心線平均粗さのことである。
表面保護フィルム1の表面粗さRaを調整する方法は、例えば表面保護フィルム1の表面にエンボス加工を施す場合には、エンボスロール等の型における凹凸の深さを調整すればよい。
貼着性表面保護フィルム10の貼着層2は、接着剤または粘着剤などの貼着剤から形成されている。ここで、接着剤とは、貼着後に硬化させることにより粘着性を失うものであり、粘着剤とは、貼着後もある程度の粘着性を維持するものである。
接着剤としては、天然ゴム系、合成ゴム系、アクリル系、酢酸ビニル系、シアノアクリレート系、シリコーン系、ウレタン系の各種接着剤、スチレン系ブロック共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの各種ホットメルト接着剤などが挙げられる。これらの中でも、無色かつ透明性が高いことから、アクリル系接着剤が好ましい。
粘着剤としては、例えば、ゴム系、アクリル系、ウレタン系、ビニルエーテル系の粘着剤が挙げられる。これらの中でも、透明性等に優れることから、アクリル系粘着剤が好ましく、アクリル系粘着剤としては、エマルジョン型、溶剤型、ホットメルト型等があり、本発明においては、いずれの型のものも使用できる。これらの中でも、表面保護フィルム1との良好な密着性が得られる点で溶剤型アクリル系粘着剤が好ましい。また溶剤型アクリル系粘着剤は、接着力、耐水性、耐候性の点からも好ましい。
粘着剤を使用する場合には粘着付与剤を添加してもよい。粘着付与剤としては、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、脂肪族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、水添石油樹脂、スチレン系樹脂、アルキルフェノール樹脂等が挙げられる。
第1の剥離シート11としては、例えば、剥離シート基材に剥離剤が塗工されて剥離面が形成されたものが挙げられる。ここで、剥離シート基材としては、天然紙を基材としたものでも、プラスチックを基材としたものでもよく、例えば、グラシン紙、上質紙、コーテッド紙、クレーコート紙、クラフト紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド等のプラスチックフィルム、またはこれらのプラスチックを紙に片面または両面にラミネートしたラミネート紙、金属箔、または金属箔と紙、プラスチックフィルムとの貼り合わせ品等が挙げられる。
また、剥離面を形成する剥離剤としては、例えば、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、アミノアルキド樹脂、ポリエステル等が挙げられ、中でも、剥離性に優れることから、シリコーン樹脂が好ましい。これら剥離剤は、エマルジョンや溶剤型または無溶剤型として使用される。
本実施形態の貼着性表面保護フィルム10は、例えば表面保護フィルム1の裏面上に貼着層2を塗布、乾燥して形成し、その上に第1の剥離シート11を重ね合わせる方法、または第1の剥離シート11上に貼着層2を形成したものと、これとは別に製造した表面保護フィルム1とを貼り合わせる方法により製造することができる。
いずれの方法も、例えば、ドライラミネート法、ウェットラミネート法、プリントラミネート法、コールドラミネート法、熱プレスラミネート法、ホットメルトラミネート法、エクストルージョンラミネート法などを適用することができる。
または図1に示すように、予め表面保護フィルム1の裏面上に貼着層2を介して第1の剥離シート11が積層された形態の貼着性表面保護フィルム10を製造しておけば、別途貼着剤を用意する必要がなく、第1の剥離シート11を剥離除去して貼着層2を露出させるだけで、印刷シート等の表面上に表面保護フィルム1を容易かつ迅速に貼着して用いることができる。
さらに、表面保護フィルム1は優れた透明性を有するとともに、柔軟性が良好であり、フィルムを折り曲げた時の白化が生じ難い。したがって表面保護フィルム1は印刷物上に積層して用いるのに好適であり、印刷面を鮮明な状態で保護することができる。特に床面に貼着される印刷物の保護に好適である。
表面保護フィルム1の厚みが薄いため、良好な透明性が得られるとともに、床面等の被着体上に貼着したときに、被着面との段差を小さくできるという利点も有する。
図2は本発明の積層シート20の一実施形態を示したものであり、表面側から、表面保護フィルム1、貼着層2、印刷シート3、粘着剤層4、および第2の剥離シート12が順に積層されている。
図2において、図1と同じ構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
印刷シート3としては、例えば、紙類、フィルム類、合成紙等を使用できる。紙類としては、キャストコート紙、アート紙、コート紙、上質紙、クラフト紙、グラシン紙等が挙げられる。フィルム類としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、スチレン−アクリル共重合体、ポリカーボネート、セロハン、アセテート等の各種高分子フィルムが挙げられる。合成紙としては、ポリプロピレンやポリエチレンテレフタレート等を二軸延伸してミクロボイドを多数形成したもの(ユポ等)が挙げられる。
また、印刷シート3として、蒸着紙、布、不織布、金属ホイル等も使用できる。さらに、これらの積層体などを適宜採用することもできる。
印刷シート3の厚さは、材質にもよるが、20〜1,000μmであることが好ましく、25〜500μmであることがより好ましく、30〜300μmであることが特に好ましい。
印刷方法としては、インクジェット方式、熱転写方式、感熱記録方式、レーザー記録方式、電子写真方式、凸版印刷方式、グラビア印刷方式、フレキソ印刷方式、溶剤型オフセット印刷方式、紫外線硬化型オフセット印刷方式、シルクスクリーン印刷方式などが挙げられる。
また印刷シート3が透明性を有する場合には、印刷シートの裏面3bに印刷を施してもよい。
粘着剤層4を形成する粘着剤としては、例えば、ゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系等の任意の粘着剤を使用できる。これらの中でも、透明性、耐候性、耐熱性に優れるため、アクリル系粘着剤が好ましい。
アクリル系粘着剤としては、エマルジョン型、溶剤型、ホットメルト型等があり、本発明においては、いずれの型のものも使用できる。これらの中でも、接着性、耐水性、耐候性の点から溶剤型アクリル系粘着剤が好ましい。さらにオレフィン系樹脂との密着性が良い点で溶剤型アクリル系粘着剤が好ましい。
粘着剤層4の厚さは5〜50μmであることが好ましく、粘着剤層4がシートの端面からはみだす現象(いわゆるウーズ)の防止と粘着力の点から、15〜30μmであることがより好ましい。
第2の剥離シート12は、上記第1の剥離シート11と同じ材料を用いることができる。第2の剥離シート12は、剥離面を有するとともに、例えば特開2004−323824号公報等に開示されている既知の穿孔処理により、剥離面側に凸の隆起部および穿孔構造が設けられているものが好ましい。
第2の剥離シート12として、表面に隆起部および穿孔構造が設けられているものを用いると、該第2の剥離シート12の表面形状が粘着剤層4に転写され、粘着剤層4の表面に多数の小窪み部および小突起部を形成することができる。その結果、積層シート20を被着体に貼り付ける際に、両者の間に空気が残留して生じるフクレを防止できるとともに、粘着剤層4と被着体との接触面積が小さくなるため、再剥離性が向上する。
特に、被着体が床面である場合には、フクレが生じていると、その上を歩行し難くなる可能性があるため、上述したように、被着面との間にフクレを生じることなく施工できることは好ましい。
更に、粘着剤層4を被着体に軽く貼着させた状態で、小突起部だけが被着体に密着するため、密着面積は小となる。このため、貼り替え直す場合に再び剥がして貼り直すことが容易である。また剥離に伴う粘着強度の低下を抑えることもできる。
第2の剥離シート12上に剥離剤を塗布する前に、第2の剥離シート12表面にコロナ放電、フレーム処理、オゾン処理等の表面処理を行ってもよい。
第2の剥離シート12の厚さは、取扱い強度、穿孔容易性などの観点から、5〜150μmが好ましく、より好ましくは10〜130μmである。
本実施形態の積層シート20は、例えば以下の方法で製造できる。
まず、(1)印刷シート3の裏面3b(印刷層を形成する面と反対側の面)上に粘着剤層4を介して第2の剥離シート12が積層された積層体を形成する。具体的な方法としては、印刷シート3の裏面3b上に粘着剤層4を形成し、その上に第2の剥離シート12を重ね合わせる方法、または第2の剥離シート12の剥離面上に粘着剤層4を形成したものと、印刷シート3とを積層一体化する方法を用いることができる。
次いで(2)印刷シート3の表面3aに印刷を施して印刷層を形成する。
次いで(3)印刷シート3の表面3a(印刷層を形成した面)上に貼着層2を形成し、その上に表面保護フィルム1を貼り合わせる。
また前記(3)の工程に代えて、(3’)図1に示す貼着性表面保護フィルム10から第1の剥離シート11を剥離除去するなどして、表面保護フィルム1の裏面(積層シート20の表面をなす面と反対側の面)上に貼着層2が設けられた積層体を別途準備し、この積層体の貼着層2と印刷シート3の表面3a(印刷層を形成した面)とを貼り合わせてもよい。
いずれの場合も、例えば、ドライラミネート法、ウェットラミネート法、プリントラミネート法、コールドラミネート法、熱プレスラミネート法、ホットメルトラミネート法、エクストルージョンラミネート法などを適用して実施することができる。
ランダムポリプロピレン系共重合体(サンアロマー社製、メルトフローレート(230℃、21.2N)9.5g/10分)の60質量部と、水素添加スチレン−ブタジエンゴム(HSBR)(JSR社製、メルトフローレート(230℃、21.2N)3.5g/10分)の40質量部を配合した樹脂組成物を用い、一般的なカレンダー成形法によりフィルムを製造した。カレンダー成形に際し、樹脂組成物をヘンシェルミキサーで均一に混合し、バンバリーミキサーで樹脂温度180℃になるまで混練して、樹脂組成物を調製した。これを200℃に調整された逆L字型の4本ロールカレンダー成形機を用いて圧延し、引取り、冷却工程を経て、厚さ80μm、幅1120mmのフィルムを製造した。得られたフィルムの表面にエンボス加工を施した。エンボス加工時の条件を変えて表面粗さRaがそれぞれ0.2、0.3、0.6、4.0、4.5の5種類の表面保護フィルムA1〜A5を製造した。
製造例1と同じランダムポリプロピレン系共重合体の48質量部と、ホモポリプロピレン(日本ポリプロ社製、メルトフローレート(230℃、21.2N)0.3g/10分)の32質量部と、製造例1と同じHSBRの20質量部を配合した樹脂組成物を用いたほかは、製造例1と同様にして5種類の表面保護フィルムB1〜B5を製造した。
製造例1および2で得られた各表面保護フィルムについて、JIS A 5705に準ずる硬底靴(紳士靴)乾燥時の防滑性(C.S.R値)を測定した。得られたC.S.R値に基づいて以下の基準で評価した。その結果を下記表1に示す。
×:0.42未満 滑りが良すぎて不適である。
○:0.42以上〜0.95未満 好適である
×:0.95以上 滑りが悪すぎて不適である。
製造例1および2で得られた各表面保護フィルムについて、JIS A 1453に準ずるテーパー摩耗試験機(摩耗輪H22、片腕の質量:1kg)を用いて、500回転後の摩耗した厚みを測定した。測定結果に基づいて以下の基準で評価した。その結果を下記表1に示す。
○:0.03mm未満 耐久性として良好。
△:0.03mm以上0.05mm未満 耐久性として問題ないレベル。
×:0.05mm以上 耐久性として問題あり。
製造例1および2で得られた表面保護フィルムの一面上に、貼着剤として溶剤型アクリル系粘着剤(東洋インキ社製、製品名:BPS1109)を塗布した後、乾燥して貼着層を形成した。乾燥後の貼着層の厚さは20μmとした。
貼着層を介して表面保護フィルムを人通りの多い場所に貼着した。
これとは別に、表面保護フィルムに代えて一般塩ビ床材(塩化ビニル製床材、ロンシール工業社製、製品名:ロンリウム、厚さ:2mm)を、同じ貼着層を介して、表面保護フィルムと同じ場所に並べて貼着した。両者の汚れ具合を目視で観察し、以下の基準で評価した。その結果を下記表1に示す。
○:表面保護フィルムは一般塩ビ床材より汚れ難い。
△:表面保護フィルムと一般塩ビ床材は同等。
×:表面保護フィルムは一般塩ビ床材より汚れ易い。
製造例1および2で得られた表面保護フィルムの一面上に、試験例3と同様にして貼着層を形成した。貼着層を介して表面保護フィルムを印刷物の印刷面上に貼着した。表面保護フィルムを貼着していない他は同一の印刷物を比較対照として、印刷面の鮮明さを目視で比較し、以下の基準で評価した。その結果を下記表1に示す。
○:印刷物の鮮明さを損なわない。
△:印刷物の鮮明さを損なうが、問題となるレベルではない。
×:印刷物の鮮明さを損なう。
試験例4と同様にして、貼着層を介して表面保護フィルムを印刷物の印刷面上に貼着した積層物を、折り曲げたときの白化の状態を目視にて観察し、以下の基準で評価した。その結果を下記表1に示す。
○:白化の状態もなく、印刷物の鮮明さを損なわない。
△:白化はあるが、印刷物の鮮明さを損なうレベルではない。
×:白化が酷く、印刷物の鮮明さを損なう。
2:貼着層
3:印刷シート
4:粘着剤層
10:貼着性表面保護フィルム
11:第1の剥離シート
12:第2の剥離シート
20:積層シート
Claims (5)
- ポリプロピレン系樹脂と熱可塑性エラストマー系樹脂の混合樹脂からなるフィルムであって、前記ポリプロピレン系樹脂:前記熱可塑性エラストマー系樹脂の質量比が60:40〜80:20であり、フィルム表面の表面粗さRaが0.3〜4.0μmであることを特徴とする表面保護フィルム。
- 前記ポリプロピレン系樹脂が、ランダムポリプロピレン系共重合体、またはランダムポリプロピレン系共重合体とホモポリプロピレン樹脂の混合物であり、前記ランダムポリプロピレン系共重合体:ホモポリプロピレン樹脂の質量比が100:0〜60:40であり、前記熱可塑性エラストマー系樹脂が水素添加スチレン系共重合体であることを特徴とする請求項1記載の表面保護フィルム。
- 厚さが60〜200μmである請求項1または2に記載の表面保護フィルム。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載の表面保護フィルムの裏面上に貼着層を介して第1の剥離シートが積層されていることを特徴とする貼着性表面保護フィルム。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載の表面保護フィルムの裏面上に、貼着層、印刷シート、粘着剤層、および第2の剥離シートがこの順で積層されていることを特徴とする積層シート。
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