JP4586878B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、半導体装置及びその製造方法に係わり、特に、後工程でも視認性の高いウエハIDを利用できる半導体装置及びその製造方法に関する。
図3(A),(B)及び図4(A),(B)は、従来の半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。図3(A)及び図4(A)それぞれは、シリコンウエハの製品チップ領域の一部を示す断面図であり、図3(B)及び図4(B)それぞれは、図4(A)に示すシリコンウエハのノッチ近傍に位置する印字専用領域の一部を示す断面図である。
まず、図3(B)に示すように、シリコンウエハ(シリコン基板)11のノッチの近傍に位置する印字専用領域1aにウエハIDをレーザーマーカーによって印字する。これにより、シリコン基板11に連続した複数の窪み20が形成され(図3(B)では一つの窪みのみ示す)、これらの窪み20によってウエハIDが印字される。この際、図3(A)に示す製品チップ領域はまだ素子等が形成されていない。ウエハIDは、前工程及び後工程での工程管理及び品質管理に利用される(例えば特許文献1参照)。
この後、図4(A)及び図4(B)に示すように、シリコン基板11上にLOCOS法によりLOCOS酸化膜3を形成する。次いで、このLOCOS酸化膜3の内側に位置するシリコン基板11上に熱酸化法によりゲート酸化膜4を形成する。トランジスタの種類によってゲート酸化膜の膜厚を変更しなければならないので、同一シリコン基板11上に異なる膜厚のゲート酸化膜を複数種類形成する必要がある。具体的には、シリコン基板11に熱酸化(ゲート酸化)工程と酸化膜除去工程を繰り返すことになる。
次に、ゲート酸化膜4上にポリシリコン膜からなるゲート電極5を形成し、このゲート電極5をマスクとして不純物をイオン注入することにより、シリコン基板11にはLDD領域7が形成される。次いで、ゲート電極5の側壁にサイドウォール6を形成し、このサイドウォール6及びゲート電極をマスクとして不純物をイオン注入することにより、シリコン基板11にはソース・ドレイン領域が形成される。
この後、ゲート電極5を含む全面上にシリコン酸化膜からなる第1の層間絶縁膜12を形成し、第1の層間絶縁膜12にゲート電極6及びソース・ドレイン領域それぞれの上に位置するコンタクトホール12aを形成する。次いで、コンタクトホール12a内に第1のWプラグ9を埋め込み、第1のWプラグ9及び第1の層間絶縁膜12の上に第1のAl合金配線10を形成する。
次に、第1のAl合金配線10及び第1の層間絶縁膜12の上にシリコン酸化膜からなる第2の層間絶縁膜13を形成し、第2の層間絶縁膜13に第1のAl合金配線10上に位置する第1のビアホール13aを形成する。次いで、第1のビアホール13a内に第2のWプラグ16を埋め込み、第2のWプラグ16及び第2の層間絶縁膜13の上に第2のAl合金配線17を形成する。
この後、第2のAl合金配線17及び第2の層間絶縁膜13の上にシリコン酸化膜からなる第3の層間絶縁膜14を形成し、第3の層間絶縁膜14に第2のAl合金配線17上に位置する第2のビアホール14aを形成する。次いで、第2のビアホール14a内に第3のWプラグ18を埋め込み、第3のWプラグ18及び第3の層間絶縁膜14の上にAlパッド19を形成する。次いで、Alパッド19及び第3の層間絶縁膜14の上にシリコン窒化膜からなるパッシベーション膜15を形成し、このパッシベーション膜15にAlパッド19を露出させるパッド開口部15aを形成する。
特開2005−166885号公報(段落0011)
ところで、前工程開始時にウエハID20をレーザーマーカーによって印字した後、上述したようにシリコン基板11上に半導体製造工程が実施される。つまり、ウエハID20が印字された印字専用領域1aにも半導体製造工程が実施される。このため、印字直後には視認性が良かったウエハID20は、工程を経ていくごとに印字部の窪み20の段差が減少していき、その結果、ウエハID20の視認性が悪くなり、前工程が終了した段階では、肉眼で確認できないほど視認性が悪くなっていることがある。
印字部の窪み20の段差が減少する理由は次のとおりである。同一シリコン基板11上に異なる膜厚のゲート酸化膜を複数種類形成する際に、シリコン基板11に熱酸化(ゲート酸化)工程と酸化膜除去工程を繰り返すため、印字専用領域1aでも熱酸化工程と酸化膜除去工程が繰り返され、その結果、印字部の窪み20の段差が減少する。
また、前工程が終了した段階では、第1〜第3の層間絶縁膜12〜14及びパッシベーション膜15を通して、シリコン基板11に形成されたウエハID20を視認するため、肉眼では確認できないほど視認性が悪くなることがある。特に、多層配線を形成する際の多層メタルプロセスにおいては、複数の層間絶縁膜を積層するため、層間絶縁膜の総積層膜厚が厚くなればなるほど、また層間絶縁膜の数が多くなればなるほど、視認性が悪くなる。
上記の理由により、前工程が終了した段階では、肉眼で確認できないほど視認性が悪くなることがあり、その結果、後工程(図4に示した工程以後の工程で、例えばバンプ工程、検査工程など)において、各製造装置でのウエハIDの自動認識ができなかったり、誤認識されることがある。それにより、オペレータのウエハID確認作業の負荷が増大することになる。
一方、印字部の窪み20の段差が減少することを予想して、予め印字部の窪み20の深さを深くすることも考えられる。しかし、深さを深くすると、レーザーマーカーによるレーザー照射後に発生するパーティクル量が増えてしまうことが懸念される。
本発明は上記のような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、後工程でも視認性の高いウエハIDを利用できる半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板に第1のウエハIDをレーザーマーカーにより印字する工程と、
前記半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜上にパッシベーション膜を形成する工程と、
前記パッシベーション膜に、前記第1のウエハIDに重ねて前記レーザーマーカーにより第2のウエハIDを印字する工程と、
を具備することを特徴とする。
上記半導体装置の製造方法によれば、パッシベーション膜に、第1のウエハIDに重ねて第2のウエハIDを印字するため、後工程でも視認性の高いウエハIDを利用することができる。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板に第1のウエハIDをレーザーマーカーにより印字する工程と、
前記半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜に、前記第1のウエハIDに重ねて前記レーザーマーカーにより第2のウエハIDを印字する工程と、
前記層間絶縁膜上にパッシベーション膜を形成する工程と、
を具備することを特徴とする。
また、本発明に係る半導体装置の製造方法において、前記第2のウエハIDの文字は、前記第1のウエハIDと全く同じ文字とすることが好ましい。
また、本発明に係る半導体装置の製造方法において、前記第2のウエハIDを印字する工程で使用されるレーザーマーカーは、前記第1のウエハIDを印字する工程で使用されるレーザーマーカーと同型装置であることが好ましい。
本発明に係る半導体装置は、半導体基板に印字された第1のウエハIDと、
前記半導体基板上に形成された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜上に形成されたパッシベーション膜と、
前記パッシベーション膜に、前記第1のウエハIDに重ねて印字された第2のウエハIDと、
を具備することを特徴とする。
本発明に係る半導体装置は、半導体基板に印字された第1のウエハIDと、
前記半導体基板上に形成された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜に、前記第1のウエハIDに重ねて印字された第2のウエハIDと、
前記層間絶縁膜上に形成されたパッシベーション膜と、
を具備することを特徴とする。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1(A),(B)は、本発明の実施の形態による半導体装置の製造方法を説明するための断面図であり、図1(A)はシリコンウエハの製品チップ領域の一部を示す断面図であり、図1(B)は図1(A)に示すシリコンウエハのノッチ近傍に位置する印字専用領域の一部を示す断面図である。図2(A)は、図1(B)に示す印字専用領域の全体を示す平面図であり、図2(B)は、図2(A)に示す印字されたウエハIDを拡大した平面図である。
まず、図1(B)及び図2(A)に示すように、シリコンウエハ(シリコン基板)11のノッチ1bの近傍に位置する印字専用領域1aにウエハIDをレーザーマーカーによって印字する。これにより、シリコン基板11に連続した複数の窪み20が形成され(図1(B)では一つの窪みのみ示す)、これらの窪み20によってウエハIDが印字される。このウエハIDは、前工程及び後工程での工程管理及び品質管理に利用される。
この後、図1(A)及び図1(B)に示すように、シリコン基板11上にLOCOS法によりLOCOS酸化膜3を形成する。次いで、このLOCOS酸化膜3の内側に位置するシリコン基板11上に熱酸化法によりゲート酸化膜4を形成する。シリコン基板11には複数種類のトランジスタを形成するため、各種類によってゲート酸化膜の膜厚を変更して異なる膜厚のゲート酸化膜を形成する。具体的には、シリコン基板11に熱酸化(ゲート酸化)工程と酸化膜除去工程を繰り返す。これにより、印字専用領域1aでも熱酸化工程と酸化膜除去工程が繰り返され、その結果、印字部の窪み20の段差が減少する。
次に、ゲート酸化膜4を含む全面上にCVD(chemical vapor deposition)法によりポリシリコン膜を堆積し、このポリシリコン膜をパターニングにすることにより、ゲート酸化膜4上にはポリシリコン膜からなるゲート電極5が形成される。次いで、このゲート電極5及びLOCOS酸化膜3をマスクとして不純物をイオン注入することにより、シリコン基板11にはLDD領域7が形成される。
次いで、ゲート電極5を含む全面上にシリコン酸化膜又はシリコン窒化膜をCVD法により堆積し、このシリコン酸化膜又はシリコン窒化膜をエッチバックすることにより、ゲート電極5の側壁にはサイドウォール6が形成される。この際、図1(B)に示す印字専用領域1aのシリコン基板11は、LOCOS酸化膜、ゲート酸化膜及びサイドウォール形成用のシリコン酸化膜等が形成されていない状態である。次いで、このサイドウォール6及びゲート電極5をマスクとして不純物をイオン注入することにより、シリコン基板11にはソース・ドレイン領域が形成される。
この後、ゲート電極5を含む全面上にシリコン酸化膜からなる第1の層間絶縁膜12をCVD法により形成し、第1の層間絶縁膜12上にレジストパターン(図示せず)を形成する。次いで、このレジストパターンをマスクとして第1の層間絶縁膜12をエッチングすることにより、第1の層間絶縁膜12にゲート電極6及びソース・ドレイン領域それぞれの上に位置するコンタクトホール12aが形成される。この際、図1(B)に示す印字専用領域1aのシリコン基板11上には第1の層間絶縁膜12が形成されている。
次いで、コンタクトホール12a内及び第1の層間絶縁膜12上にW膜をスパッタリング法により堆積する。次いで、第1の層間絶縁膜12上に存在するW膜をCMP(Chemical Mechanical Polishing)又はエッチバックで除去することにより、コンタクトホール12内には第1のWプラグ9が埋め込まれる。次いで、第1のWプラグ9及び第1の層間絶縁膜12の上にスパッタリング法によりAl合金膜を堆積し、このAl合金膜をパターニングすることにより、第1のWプラグ9及び第1の層間絶縁膜12上には第1のAl合金配線10が形成される。この際、図1(B)に示す印字専用領域1aの第1の層間絶縁膜12上は、W膜及びAl合金膜が形成されていない状態である。
次に、第1のAl合金配線10及び第1の層間絶縁膜12の上にシリコン酸化膜からなる第2の層間絶縁膜13をCVD法により形成し、第2の層間絶縁膜13上にレジストパターン(図示せず)を形成する。次いで、このレジストパターンをマスクとして第2の層間絶縁膜13をエッチングすることにより、第2の層間絶縁膜13には第1のAl合金配線10上に位置する第1のビアホール13aが形成される。この際、図1(B)に示す印字専用領域1aのシ第1の層間絶縁膜12上には第2の層間絶縁膜13が形成されている。
次いで、第1のビアホール13a内及び第2の層間絶縁膜13上にW膜をスパッタリング法により堆積する。次いで、第2の層間絶縁膜13上に存在するW膜をCMP又はエッチバックで除去することにより、第1のビアホール13a内には第2のWプラグ16が埋め込まれる。次いで、第2のWプラグ16及び第2の層間絶縁膜13の上にスパッタリング法によりAl合金膜を堆積し、このAl合金膜をパターニングすることにより、第2のWプラグ16及び第2の層間絶縁膜13の上には第2のAl合金配線17が形成される。この際、図1(B)に示す印字専用領域1aの第2の層間絶縁膜13上は、W膜及びAl合金膜が形成されていない状態である。
この後、第2のAl合金配線17及び第2の層間絶縁膜13の上にシリコン酸化膜からなる第3の層間絶縁膜14をCVD法により形成し、第3の層間絶縁膜14上にレジストパターン(図示せず)を形成する。次いで、このレジストパターンをマスクとして第3の層間絶縁膜14をエッチングすることにより、第3の層間絶縁膜14には第2のAl合金配線17上に位置する第2のビアホール14aが形成される。この際、図1(B)に示す印字専用領域1aの第2の層間絶縁膜13上には第3の層間絶縁膜14が形成されている。
次いで、第2のビアホール14a内及び第3の層間絶縁膜14上にW膜をスパッタリング法により堆積する。次いで、第3の層間絶縁膜14上に存在するW膜をCMP又はエッチバックで除去することにより、第2のビアホール14a内には第3のWプラグ18が埋め込まれる。次いで、第3のWプラグ18及び第3の層間絶縁膜14の上にスパッタリング法によりAl合金膜を堆積し、このAl合金膜をパターニングすることにより、第3のWプラグ18及び第3の層間絶縁膜14の上にAlパッド19が形成される。この際、図1(B)に示す印字専用領域1aの第3の層間絶縁膜14上は、W膜及びAl合金膜が形成されていない状態である。
次いで、Alパッド19及び第3の層間絶縁膜14の上にシリコン窒化膜からなるパッシベーション膜15をCVD法により形成し、このパッシベーション膜15上にレジストパターン(図示せず)を形成する。次いで、このレジストパターンをマスクとしてパッシベーション膜15をエッチングすることにより、このパッシベーション膜15にはAlパッド19を露出させるパッド開口部15aが形成される。この際、図1(B)に示す印字専用領域1aの第3の層間絶縁膜14上にはパッシベーション膜15が形成されている。なお、本実施の形態では、シリコン窒化膜からなるパッシベーション膜15を形成しているが、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜の積層構造のパッシベーション膜を形成しても良いし、シリコン酸化膜からなるパッシベーション膜を形成しても良い。
この後、図1(B)に示す印字専用領域1aのパッシベーション膜15にウエハIDをレーザーマーカーによって印字する。これにより、パッシベーション膜15に連続した複数の窪み2が形成され(図1(B)では一つの窪みのみ示す)、これらの窪み2によって図2に示すようなウエハID2がシリコンウエハ1の印字専用領域1aに印字される。この際のレーザーマーカーの印字条件は以下のとおりとする。
(1)印字するウエハIDの文字は、前工程の開始時に印字した文字と全く同じ文字とする。
(2)文字のタイプ、サイズ、窪み2のピッチも全く同じとする。
(3)レーザーマーカーは同型装置を使用する。
(4)同じ位置に重ねて印字する。
なお、図1(B)では、窪み2の底部が第3の層間絶縁膜14まで達しているが、パッシベーション膜15の厚さやレーザーの照射強度などの条件によっては窪み2の底部がパッシベーション膜15に位置していても良いし、第2の層間絶縁膜13又は第1の層間絶縁膜12に位置していても良いし、シリコン基板11に位置していても良い。
上記実施の形態によれば、前工程開始時に印字専用領域1aにウエハID20を印字し、前工程終了時に再び同じ条件で印字専用領域1aにウエハID2を重ねて印字している。このため、前工程終了時に視認性が悪くなっても、前工程終了時に再び印字したウエハID2によって、後工程(例えばバンプ工程、検査工程など)における各製造装置でのウエハIDの自動認識を良好に実施することができる。それにより、オペレータのウエハID確認作業の負荷が増大するのを抑制でき、後工程の工程管理及び品質管理にウエハIDを良好に使用することができる。よって、前工程及び後工程ともに視認性の優れたウエハIDを用いて管理できる。
また、本実施の形態では、前工程終了時に、再び同じ文字を同じ位置に重ねて印字するため、別の位置に印字する場合に比べてウエハ上のデッドスペース(図2(A)に示す印字専用領域1a)を最小限に抑えることができる。
また、本実施の形態では、前工程終了時に、再び前工程開始時に印字した文字と全く同じ文字で印字するため、前工程と後工程とも同一のウエハIDで管理できるという利点がある。
また、本実施の形態では、前工程終了時に再び印字する際に使用するレーザーマーカーを、前工程開始時に使用したレーザーマーカーと同型装置を用い、同じ条件で印字するため、前工程開始時に印字したウエハIDと前工程終了時に印字したウエハIDの位置ずれを抑制できる。従って、後工程でウエハIDを自動認識する際に障害が発生することを抑制できる。
また、本実施の形態では、前工程終了時の印字に使用するレーザーマーカーとして、前工程開始時の印字に従来から用いているレーザーマーカーを使用できるため、レーザーマーカーを新たに購入する必要がなく、また、後工程でウエハIDを自動認識させる読み取り装置も新たに購入する必要がない。従って、コストを増加させることなく実現できる。
なお、本実施の形態では、前工程終了時の印字を、パッシベーション膜15を形成した後に行っているが、前工程終了時の印字を、パッシベーション膜を形成する前であって第1乃至第3の層間絶縁膜のいずれかの形成後に行うことも可能である。この場合でも上述した効果を奏することが期待できる。
また、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。
(A),(B)は実施の形態による半導体装置の製造方法を説明する断面図。 (A)は図1(B)に示す印字専用領域の全体を示す平面図、(B)は図2(A)に示す印字されたウエハIDを拡大した平面図。 (A),(B)は従来の半導体装置の製造方法を説明するための断面図。 (A),(B)従来の半導体装置の製造方法を説明するための断面図。
符号の説明
1…シリコンウエハ、1a…印字専用領域、1b…ノッチ、2…窪み(ウエハID)、3…LOCOS酸化膜、4…ゲート酸化膜、5…ゲート電極、6…サイドウォール、7…LDD領域、8…ソース・ドレイン領域、9…第1のWプラグ、10…第1のAl合金配線、11…シリコン基板、12…第1の層間絶縁膜、12a…コンタクトホール、13…第2の層間絶縁膜、13a…第1のビアホール、14…第3の層間絶縁膜、14a…第2のビアホール、15…パッシベーション膜、15a…パッド開口部、16…第2のWプラグ、17…第2のAl合金配線、18…第3のWプラグ、19…Alパッド、20…窪み(ウエハID)

Claims (2)

  1. 半導体基板に第1のウエハIDをレーザーマーカーにより第1の窪みを形成して印字する工程と、
    前記半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜上にパッシベーション膜を形成する工程と、
    前記パッシベーション膜に、前記レーザーマーカーにより前記第1の窪みの上に重ねて第2の窪みを形成して第2のウエハIDを印字する工程と、を有し、
    前記第2の窪みの深さ方向の長さは前記パッシベーション膜の膜厚より長く形成され、前記第2のウエハIDの文字は前記第1のウエハIDと全く同じ文字であり、前記第2のウエハIDを印字する工程で使用されるレーザーマーカーは前記第1のウエハIDを印字する工程で使用されるレーザーマーカーと同型装置であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 半導体基板に第1の窪みにより印字された第1のウエハIDと、
    前記半導体基板上に形成された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜上に形成されたパッシベーション膜と、
    前記パッシベーション膜に形成された第2の窪みにより印字された第2のウエハIDと、を有し、
    第1の窪みの全てと前記第2の窪みの全ては前記半導体基板を平面視した時に重なっており、前記第2の窪みの深さ方向の長さは前記パッシベーション膜の膜厚より長いことを特徴とする半導体装置。
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