JP4584796B2 - 高反射プレコートアルミニウム合金板 - Google Patents

高反射プレコートアルミニウム合金板 Download PDF

Info

Publication number
JP4584796B2
JP4584796B2 JP2005251471A JP2005251471A JP4584796B2 JP 4584796 B2 JP4584796 B2 JP 4584796B2 JP 2005251471 A JP2005251471 A JP 2005251471A JP 2005251471 A JP2005251471 A JP 2005251471A JP 4584796 B2 JP4584796 B2 JP 4584796B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
highly reflective
weight
parts
aluminum alloy
alloy plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005251471A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007062165A (ja
Inventor
和弘 細見
隆徳 道木
孝聡 城戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Light Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority to JP2005251471A priority Critical patent/JP4584796B2/ja
Publication of JP2007062165A publication Critical patent/JP2007062165A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4584796B2 publication Critical patent/JP4584796B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は、液晶の蛍光灯バックパネルをはじめあらゆる蛍光反射板等に用いられ、可視光全波長に対する反射率に優れ、かつ、成形性に優れたプレコートアルミニウム合金板に関する。
アルミニウム合金板の表面を合成樹脂塗膜にてコーティングしてなるプレコートアルミニウム板は、耐食性に優れ、軽量であり、かつ、成形後に塗装を施す必要がない、という優れた特性を有している。そのため、従来より、プレコートアルミニウム合金板は、家電製品やOA機器の筐体等の材料として広く使われている。
最近では、家電製品あるいはOA機器においては、軽量化、小型化、高性能化のほか低価格化がますます進み、それに伴って、筐体等に用いられる材料の高機能化、低コスト化が重要課題となっている。
特に、液晶ディスプレイの裏側面に配置される液晶バックパネルは、可視光の全波長で均一に反射する必要があり、また、蛍光灯からの発熱に対する耐熱性および高寿命が必要である。また、最近では、薄型タイプが望まれ、特殊な形状も増え、素材となるプレコートアルミニウム合金板に対しては、様々な形状に成形可能な優れた成形性が強く求められている。
上記液晶バックパネルとしては、これまで、高反射のフィルムが使用されたり、あるいはアルミニウム板にそのフイルムを貼り付けたものが使用されたりしていた(特許文献1〜6参照)。
しかしながら、例えば高反射のフィルムを貼り付けたアルミニウム板等を作製するに当たっては、複雑なプロセスが必要となり、製造コストが高い。このことが、液晶バックパネルの今後の低価格化には大きな問題となっている。そのため、製造コストが低く、高反射特性を有する材料の開発が望まれている。
最近では、液晶の高画質化及び高輝度化に伴い、ますます高い反射率が要求されるようになっている。より具体的には、硫酸バリウムの微粉末を固めた白色板の反射率を100%とした場合に、400〜460nmの波長の光の反射率が95%以上となる特性が要求されるようになってきた。
また、小型化、薄型化の傾向から、上記高反射特性を有する材料の成形が複雑になってきており、より高い成形性が要求されるようになった。従来のプレコート材等では、このような複雑な成形に対応することができない。
特開平8−160208号公報 特開平9−251805号公報 特開2002−254558号公報 特開平11−29745号公報 特開2002−258020号公報 WO97/01117号公報
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、今後電子機器等において必要となってくる小型軽量化及び薄肉化のための高強度化に対し、製造コスト低減が可能で、成形性および反射特性に優れた高反射プレコートアルミニウム合金板を提供しようとするものである。
本発明は、アルミニウム合金板よりなる基板と、該基板の片面又は両面に形成したプレコート層とよりなり、
少なくとも一方の上記プレコート層は、ベース樹脂中に高反射物質を含有した高反射層を一層又は複数層有しており、
上記高反射物質としては、2,5-チオフェンジイル(5-tert-ブチル-1,3-ベンゾキサゾール)を必須成分として含有すると共に、硫酸バリウム、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、アルミナ、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、酸化亜鉛、硝子、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、シリカ、酸化ジルコニウム、リン酸カルシウム、中空ガラスビーズのうち1種または2種以上を任意成分として含有し、
上記高反射層は、上記ベース樹脂として、数平均分子量5000〜50000の合成樹脂を主成分として含有する合成樹脂系塗料を用いており、
上記高反射物質の任意成分のうち、硫酸バリウム、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、アルミナ、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、酸化亜鉛、硝子、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、シリカ、酸化ジルコニウム、又はリン酸カルシウムを含有する場合には、その合計の含有量が、上記ベース樹脂100重量部に対して、50〜1500重量部であり、
上記高反射物質の任意成分のうち、硫酸バリウム、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、アルミナ、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、酸化亜鉛、硝子、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、シリカ、酸化ジルコニウム、又はリン酸カルシウムを含有する場合には、いずれの成分も、その平均粒径が0.1〜10μmであり、
上記高反射層は、上記ベース塗膜100重量部に対して、0.05〜3重量部の動物性ワックス、植物性ワックス、合成ワックス、石油ワックスの1種あるいは2種よりなるインナーワックスを含有していることを特徴とする高反射プレコートアルミニウム合金板にある(請求項1)。
本発明の高反射プレコートアルミニウム合金板は、基板としてアルミニウム合金板を用い、かつ、その片面又は両面に形成したプレコート層に上記高反射層を有している。そして、この高反射層には、高反射物質としての必須成分として、2,5-チオフェンジイル(5-tert-ブチル-1,3-ベンゾキサゾール)を含有している。これにより、非常に優れた反射特性を得ることができる。
また、上記高反射プレコートアルミニウム合金板は、薄肉軽量化、製造コスト低減が可能で、成形性にも優れたものとなる。
上記プレコート層は、上記のごとく、基板の片面又は両面に形成する。片面にプレコート層を形成する場合には、そのプレコート層が上記高反射層を有する。また、基板の両面にプレコート層を形成する場合には、その一方または両方のプレコート層が上記高反射層を有する。
また、上記高反射層を有するプレコート層としては、一層の高反射層のみにより形成することもできるし、複数層の高反射層を積層して形成することもできる。また、一層又は複数層の高反射層と、高反射特性を有していない例えばクリアー層のような層を積層することも可能である。
また、上記高反射物質の必須成分である2,5-チオフェンジイル(5-tert-ブチル-1,3-ベンゾキサゾール)は、2,5-thiophenediylbis(5-tert-butyl-1,3-benzoxazole)とも表示される物質であり、以下の化学式により表される。
Figure 0004584796
また、上記高反射物質の任意成分である中空ガラスビーズとは、内部に中空部を有する略球状のガラスよりなり、その粒径が0.1〜200μmのものである。ガラスの成分としては、例えば、ケイ酸塩ガラス、ホウ酸ソーダガラス、シリカガラス、その他様々な種類のガラスを適用することができる。
また、上記高反射層は、上記ベース樹脂として、数平均分子量5000〜50000の合成樹脂を主成分として含有する合成樹脂系塗料を用いる主成分となる上記合成樹脂の数平均分子量が5000未満の場合には塗膜が硬くなりすぎ、成形性が低下するという問題があり、一方、50000を超える場合には塗膜が軟らかくなりすぎ、耐傷付き性が悪化するという問題がある。そして、上記合成樹脂としては、特にポリエステル樹脂を適用することが好ましい。なお、上記数平均分子量は、GPC(Gel Permeation Chromatography)という方法により測定することができる。
また、上記合成樹脂塗料としては、例えば、不飽和ポリエステル樹脂、脂肪酸変性したポリエステル樹脂(アルキド樹脂)、オイルフリーアルキド樹脂、綿状ポリエステル樹脂等のポリエステル系樹脂、その他、エポキシ系樹脂、ポリウレタン系樹脂、フェノール系樹脂の塗料などがある。
また、上記高反射物質の必須成分である2,5-チオフェンジイル(5-tert-ブチル-1,3-ベンゾキサゾール)の含有量は、上記ベース樹脂100重量部に対して、5〜200重量部であることが好ましい(請求項2)。上記2,5-チオフェンジイル(5-tert-ブチル-1,3-ベンゾキサゾール)の含有量が5重量部未満の場合には反射率が低下し、一方、200重量部を超える場合には、上記必須成分を添加する効果が飽和し、コストのみが上がってしまうという問題がある。
また、上記高反射物質の任意成分のうち、硫酸バリウム、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、アルミナ、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、酸化亜鉛、硝子、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、シリカ、酸化ジルコニウム、又はリン酸カルシウムを含有する場合には、その合計の含有量が、上記ベース樹脂100重量部に対して、50〜1500重量部である
すなわち、上記ベース樹脂に含有させる任意成分の高反射物質のうち、上述した中空ガラスビーズ以外の成分は、1成分のみで含有させた場合も、複数の成分を含有させた場合も、その合計の含有量が、ベース樹脂100重量部に対して50〜1500重量部であることが好ましい。上記の成分の含有量が50重量部未満の場合には反射率が低下し、一方、1500重量部を超える場合には塗膜からの上記成分の脱落数が増加するという問題がある。そのため、望ましくは100〜950重量部がよい。
また、上記高反射物質の任意成分のうち、中空ガラスビーズを含有する場合には、その単独の含有量が、上記ベース樹脂100重量部に対して、5〜200重量部であることが好ましい(請求項3)。上記中空ガラスビーズの含有量が5重量部未満の場合には反射率の向上があまり見込めず、一方、200重量部を超える場合には塗膜からの上記中空ガラスビーズの脱落数が増加するという問題がある。
また、上記高反射物質の任意成分のうち、硫酸バリウム、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、アルミナ、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、酸化亜鉛、硝子、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、シリカ、酸化ジルコニウム、又はリン酸カルシウムを含有する場合には、いずれの成分も、その平均粒径が0.1〜10μmである平均粒径が0.1μm未満の場合には、反射率が低下する。また、10μmを超える場合には、塗膜からの上記高反射物質の脱落数が増加するという問題がある。そのため、望ましくは、平均粒径0.1〜7μmがよい。
また、上記高反射層の膜厚は、20〜100μmであることが好ましい(請求項4)。高反射層の膜厚が20μm未満の場合には反射率は低下すると共に、高反射物質の脱落が増加するという問題がある。一方、上記膜厚が100μmを超える場合には、反射率向上に望ましいが、コストアップになるという問題がある。望ましくは、40〜80μmである。なお、この高反射層の塗装は、複数回上塗りしても問題はない。
また、上記高反射層は、上記ベース塗膜100重量部に対して、0.05〜3重量部の動物性ワックス、植物性ワックス、合成ワックス、石油ワックスの1種あるいは2種よりなるインナーワックスを含有しているこれにより、上記高反射層が最表面に位置する際に、成形性をさらに向上させることができる。上記動物性ワックスとしては例えばラノリン等があり、上記植物性ワックスとしてはカルナバ等があり、上記合成ワックスとしてはポリエチレンワックスやフィッシャートロプッシュワックス等があり、上記石油ワックスとしてはパラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、あるいはペトロラタム等がある。
上記インナーワックス量が0.05%未満の場合には摺動性が低下し、一方、3重量部を超える場合には、コストアップとなるという問題がある。
また、上記プレコート層と上記基板との間には、化成処理皮膜が形成されていることが好ましい(請求項5)。
上記化成処理皮膜としては、リン酸クロメート、クロム酸クロメート等のクロメート処理、クロム化合物以外のリン酸チタンやリン酸ジルコニウム、リン酸モリブデン、リン酸亜鉛等によるノンクロメート処理等の化学皮膜処理、いわゆる化成処理により得られる皮膜が採用される。
この化成処理皮膜の存在によって、アルミニウム合金板よりなる基板と上記複層塗膜との密着性を効果的に向上させることができる。また、優れた耐食性が実現されて、水、塩素化合物等の腐食性物質がアルミニウム合金板の表面に浸透した際に惹起される塗膜下腐食が抑制され、塗膜割れや塗膜剥離の防止を図ることができる。
なお、上記クロメート処理やノンクロメート処理等の化成処理方法には、反応型及び塗布型があるが、本発明においてはいずれの手法が採用されても何ら差し支えない。
以下に実施例を掲げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例によってのみ限定されるものではない。
本例では、図1に示す構成のプレコートアルミニウム合金板1として、複数種類のサンプル(実施例1〜14、比較例1〜13)を作製し、その性能を評価した。
本例では、アルミニウム合金板よりなる基板2として、厚さ0.5mmの5052−H34アルミニウム合金板を用いた。この基板2をアルカリ系脱脂剤で脱脂した後、リン酸クロメート浴中でリン酸クロメート処理を実施して化成処理皮膜であるクロメート皮膜3を形成した。クロメート皮膜量は皮膜中のCr含有量として20±5mg/m2である。
次に、塗装は、上記下地処理(化成処理)後のアルミニウム板の一方の面に対して所定量のポリエステル樹脂系塗料を、バーコーターを用いて塗布し、アルミニウム表面の温度が230℃になるよう240℃のオーブンの中で60秒焼付、硬化することによりプレコート層4を形成した。本例では、すべての試料について、ベース樹脂41中に各種の高反射物質42を含有させた高反射層40一層のみよりなるプレコート層を採用した。
表1、表2には、高反射層40に含有させた高反射物質42の種類、平均粒径、含有量、膜厚、インナーワックス含有量を示す。
得られた多数のサンプルについて、反射率の測定、耐傷付き性、及び成形性の評価を行った。
<反射率>
反射率の測定は、村上色彩技術研究所製CMS−35SP積分球分光測色計を用い、硫酸バリウムの微粉末を固めた白色板の反射率を100%として、各々のサンプルについて400〜700nmの波長域の反射率を測定した。400〜460nmの波長の光の反射率が95%以上かつ600〜700nmの波長の光の反射率が90%以上を良好とし○印、これを満たさないものを不良として×印で示した。
<耐傷付き性>
耐傷付き性は、バウデン試験にて、荷重500g、1/4インチの鋼球を100回摺動させたときの摺動痕跡の幅を評価に用いた。0.5mm未満を良好として○印で、0.5mm以上を不良として×印で示した。
<成形性>
90°曲げ加工試験にて、曲げ半径Rが4mm(R4mm)にて塗膜の脱落のない場合を合格として○印で、R4mmより大きな曲げRで塗膜のはがれが発生する場合を不合格として×印で示した。
結果を表1、表2に示す。
表1により知られるごとく、すべての構成が本発明の範囲内である実施例1〜14は、いずれも、優れた高反射特性、耐傷付き性、及び成形性を示した。
一方、表2に示すごとく、比較例1〜13においては、反射特性、耐傷付き性、成形性の少なくともいずれかの点が不合格となった。
Figure 0004584796
Figure 0004584796
実施例におけるプレコートアルミニウム合金板の構成を示す説明図。
符号の説明
1 高反射プレコートアルミニウム合金板
2 基板
3 化成処理皮膜(クロメート皮膜)
4 プレコート層
40 高反射層
41 ベース樹脂
42 高反射物質

Claims (5)

  1. アルミニウム合金板よりなる基板と、該基板の片面又は両面に形成したプレコート層とよりなり、
    少なくとも一方の上記プレコート層は、ベース樹脂中に高反射物質を含有した高反射層を一層又は複数層有しており、
    上記高反射物質としては、2,5-チオフェンジイル(5-tert-ブチル-1,3-ベンゾキサゾール)を必須成分として含有すると共に、硫酸バリウム、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、アルミナ、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、酸化亜鉛、硝子、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、シリカ、酸化ジルコニウム、リン酸カルシウム、中空ガラスビーズのうち1種または2種以上を任意成分として含有し、
    上記高反射層は、上記ベース樹脂として、数平均分子量5000〜50000の合成樹脂を主成分として含有する合成樹脂系塗料を用いており、
    上記高反射物質の任意成分のうち、硫酸バリウム、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、アルミナ、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、酸化亜鉛、硝子、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、シリカ、酸化ジルコニウム、又はリン酸カルシウムを含有する場合には、その合計の含有量が、上記ベース樹脂100重量部に対して、50〜1500重量部であり、
    上記高反射物質の任意成分のうち、硫酸バリウム、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、アルミナ、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、酸化亜鉛、硝子、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、シリカ、酸化ジルコニウム、又はリン酸カルシウムを含有する場合には、いずれの成分も、その平均粒径が0.1〜10μmであり、
    上記高反射層は、上記ベース塗膜100重量部に対して、0.05〜3重量部の動物性ワックス、植物性ワックス、合成ワックス、石油ワックスの1種あるいは2種よりなるインナーワックスを含有していることを特徴とする高反射プレコートアルミニウム合金板。
  2. 請求項1において、上記高反射物質の必須成分である2,5-チオフェンジイル(5-tert-ブチル-1,3-ベンゾキサゾール)の含有量は、上記ベース樹脂100重量部に対して、5〜200重量部であることを特徴とする高反射プレコートアルミニウム合金板。
  3. 請求項1又は2において、上記高反射物質の任意成分のうち、中空ガラスビーズを含有する場合には、その単独の含有量が、上記ベース樹脂100重量部に対して、5〜200重量部であることを特徴とする高反射プレコートアルミニウム合金板。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記高反射層の膜厚は、20〜100μmであることを特徴とする高反射プレコートアルミニウム合金板。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、上記プレコート層と上記基板との間には、化成処理皮膜が形成されていることを特徴とする高反射プレコートアルミニウム合金板。
JP2005251471A 2005-08-31 2005-08-31 高反射プレコートアルミニウム合金板 Expired - Fee Related JP4584796B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005251471A JP4584796B2 (ja) 2005-08-31 2005-08-31 高反射プレコートアルミニウム合金板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005251471A JP4584796B2 (ja) 2005-08-31 2005-08-31 高反射プレコートアルミニウム合金板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007062165A JP2007062165A (ja) 2007-03-15
JP4584796B2 true JP4584796B2 (ja) 2010-11-24

Family

ID=37924936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005251471A Expired - Fee Related JP4584796B2 (ja) 2005-08-31 2005-08-31 高反射プレコートアルミニウム合金板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4584796B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63239444A (ja) * 1986-11-05 1988-10-05 Konica Corp 反射写真用支持体
JP2005096405A (ja) * 2003-09-03 2005-04-14 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 高反射プレコートアルミニウム合金板

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63239444A (ja) * 1986-11-05 1988-10-05 Konica Corp 反射写真用支持体
JP2005096405A (ja) * 2003-09-03 2005-04-14 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 高反射プレコートアルミニウム合金板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007062165A (ja) 2007-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4648992B2 (ja) 塗装金属材及びその製造方法
TWI252162B (en) Precoated metal sheet for light reflectors
WO2010110229A1 (ja) 高反射プレコートアルミニウム合金板
JP4616651B2 (ja) 高い拡散反射率を有する被覆材料及びその製造方法
KR101365279B1 (ko) 도장 금속재와 그 제조 방법
JP4576145B2 (ja) 高反射プレコートアルミニウム合金板
JP4584796B2 (ja) 高反射プレコートアルミニウム合金板
JP4969893B2 (ja) 被覆基材及びその製造方法
JP4818485B2 (ja) プレコート金属板およびその製造方法
JP2006258849A (ja) 光反射性に優れた樹脂被覆金属板
JP4324096B2 (ja) 反射性と成形加工性に優れる塗装金属板及びその製造方法
JP4374223B2 (ja) 加工性、耐熱黄変性及び耐紫外線黄変性に優れた液晶反射板用反射性樹脂被覆アルミニウム材
JP2007261192A (ja) 光反射性塗装金属板
JP4685685B2 (ja) 被覆基材及びその製造方法
JP2006123463A (ja) 光反射性と加工性に優れた樹脂被覆アルミニウム反射板
JP4343659B2 (ja) 加工性に優れた赤外線放射性樹脂被覆アルミニウム反射材
JP2008026340A (ja) 加工性、耐光性及び光反射性に優れた白色樹脂被覆金属板
JP2007098869A (ja) 光反射性樹脂被覆金属板
JP2009000947A (ja) 高反射性塗装鋼板及び液晶バックライトシャーシ
JP2007114642A (ja) 低臭気性プレコート樹脂被覆反射板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4584796

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees