JP4584109B2 - エアバッグ用インフレータハウジングの製造方法 - Google Patents

エアバッグ用インフレータハウジングの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、エアバッグ用インフレータハウジングの製造方法に関する。
エアバッグ用インフレータには、高圧燃焼剤(火薬)を使用して、ガスを発生させる方式と、アルゴンガスなどの不活性ガスをインフレータに高圧に充填し常時高圧に保ったまま、衝突時に一気にガスを噴出させる方式とがある。いずれの場面もインフレータのハウジング体またはボトルには、高強度に優れたものが要求され、また耐バースト性も要求される。
このため現状では、特殊な素材からなるインフレータ用の高強度な鋼管を製造し、この鋼管を焼き入れ戻し等の熱処理を行い、引き抜き加工を経た鋼管を丸め、溶接した図12に示すような、電縫管101や溶接部を持たないシームレスパイプ111を得た後、プレス等で底部をかしめまたは溶接加工により、高圧のハウジング体またはボトル(以下、単に「インフレータハウジング」という。)が作られている(特許文献1参照)。この種のインフレータハウジングに対して近年要求される強度は、パイプ引張強度としては800N/mmから1000N/mmで、インフレータハウジングの耐圧性能としては120MPa〜150MPaの耐バースト性が要求される。
特開平10−140250号
従来のエアバッグ用インフレータハウジングは、以下のような問題がある。すなわち、図12(A)に示すように、板を丸め溶接した電縫管101の場合は、図12(A)のように溶接ビート部102での割れが発生しやすい。また、従来工法で作られた図12(B)のようなシームレスパイプ111の場合は、肉厚が偏るという現象が発生し、肉厚が厚い部分112に比べ肉厚の薄い部分113で耐バースト性能が維持できないという問題が発生する。すなわち、肉厚が厚い部分112の厚さH1に比べ、肉厚の薄い部分113の厚さH2が小さくなり、肉厚が薄い部分113でバースト(破壊)が生じてしまう。
また、従来のエアバッグ用インフレータハウジングにおいては、底部を形成する際、パイプ状のものの一端をかしめたり、他の部材を溶接で付加しているため、高強度の材料をかしめるのに手間がかかり、また精度を出しにくく、さらに溶接をする場合はその部分の強度が落ちやすくなる。
また、底部とは反対側には、センサやガス出口用の部材を設けることが多く、その開口側の内径をできる限り大きくしたいという要望がある。さらに、従来のインフレータハウジングは、特許文献1のように、特殊な素材を用いていることと、これに熱処理等を加えているために、コストの高い製品となっている。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、耐バースト性能を高め、かつ低コストのエアバッグ用インフレータハウジングおよびその製造方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため本発明のエアバッグ用インフレータハウジングは、少なくとも、一端に開口を有するエアバッグ用インフレータハウジングにおいて、全体形状を高張力鋼板から深絞り加工により形成された継ぎ目無しの筒状部材とし、筒状部材の底部を筒状部材の側面に比べ、肉厚を厚くする一方、硬度を低くしている。
本発明によれば、継ぎ目無しでしかも全体が高張力鋼板から深絞り加工により形成されているため、偏肉が生じにくく、溶接部が無くなり耐バースト性能が向上すると共に低コスト化が達成される。なお、高張力鋼板(ハイ・テンション・スチール)とは、引張強度が270N/mm以上のものを言うが、ここでは300N/mm以上のものを言うこととする。また、従来の特殊な素材の場合、300〜350円/kgであるのに対し、現在、市販の高張力鋼板、たとえばJISG3134、JISG3135のような高張力鋼板は、80〜90円/kgとされている。
また、上述の構成を採用すると、底部にガス注入口用の穴あけ加工を施したり、切削加工を施したりするのが容易となる。また、底部と側面の強度が平準化されるため、耐バースト性能がさらに向上する。
また、他の発明のエアバッグ用インフレータハウジングは、少なくとも、一端に開口を有するエアバッグ用インフレータハウジングにおいて、全体形状を高張力鋼板から深絞り加工により形成された継ぎ目無しの筒状部材とし、筒状部材の開口側の側面を、他の側面部分より硬度を高くしている。
本発明によれば、継ぎ目無しでしかも全体が高張力鋼板から深絞り加工により形成されているため、偏肉が生じにくく、溶接部が無くなり耐バースト性能が向上すると共に低コスト化が達成される。また、開口側の側面の硬度が高いので、開口側の肉厚を薄くすることが可能になり、その開口側にセンサなどの部材を入れ込む場合も大きな余裕が取れる。
さらに、他の発明のエアバッグ用インフレータハウジングは、少なくとも、一端に開口を有するエアバッグ用インフレータハウジングにおいて、全体形状を高張力鋼板から深絞り加工により形成された継ぎ目無しの筒状部材とし、筒状部材の側面を開口側に行くに従い硬度を高くしている。
本発明によれば、継ぎ目無しでしかも全体が高張力鋼板から深絞り加工により形成されているため、偏肉が生じにくく、溶接部が無くなり耐バースト性能が向上すると共に低コスト化が達成される。また、開口側ほど硬度が高いので、開口部分が最強になり割れにくくなり、開口部分にはめ込んだ部材等がバースト時にはずれ、大けがをするという危険性が減少する。
さらに、他の発明のエアバッグ用インフレータハウジングは、少なくとも、一端に開口を有するエアバッグ用インフレータハウジングにおいて、全体形状を高張力鋼板から深絞り加工により形成された継ぎ目無しの筒状部材とし、筒状部材の側面の肉厚を、開口側は一定とし、その一定部分から奥側を内径が徐々に小さくなるテーパー状にし徐々に肉厚を厚くしている。
本発明によれば、継ぎ目無しでしかも全体が高張力鋼板から深絞り加工により形成されているため、偏肉が生じにくく、溶接部が無くなり耐バースト性能が向上すると共に低コスト化が達成される。また内面がテーパー状とされるので製造しやすくなり、かつ底部側の側面が厚くされるため、底部側の側面の耐バースト性能がさらに向上する。
また、筒状部材は、外径が20〜60mmで、長さがその外径の5〜10倍とするのが好ましい。この構成を採用すると、一段と低コスト化できると共に、通常の長さのものからより長いものまでの種々の形状のエアバッグ用インフレータハウジングを得ることができる。
また、本発明のエアバッグ用インフレータハウジングの製造方法は、平板状の高張力鋼板を第1のパンチと第1のダイとを使用し、深絞り加工によって、一端に開口を有し他端に底部を有する凹状の筒部を形成する第1工程と、その後、徐々にパンチ径とダイ径を小さくして3〜6回の絞り加工をし、徐々に筒部の側面の肉厚を薄くすると共に側面の長さを長くし、底部に比べ側面を薄くする一方、硬度を高くする繰り返し絞り工程と、先端側の径が先端に行くに従い小さくなるテーパー部を有するパンチを使用し、側面の内面に底部から開口側に行くに従い内径が大きくなると共に肉厚が薄くなるテーパー面を設ける内面形成工程と、を有している。
本発明の製造方法によれば、継ぎ目無しで底が完全に塞がれた全体が高張力鋼からなるエアバッグ用インフレータハウジングが製造されるので、耐バースト性能が高いエアバッグ用インフレータハウジングを得ることができる。しかも、高張力鋼板としては市販の高張力鋼板、たとえばJISG3134、JISG3135のような高張力鋼板を採用できるので、簡単に低コスト化が達成される。
さらに本発明の製造方法では、底部は肉厚が厚くかつ硬度が低いものとなるので、底部にガス注入口用の穴あけ加工を施したり、切削加工を施したりするのが容易となる。また、底部と側面の強度が平準化されるため、耐バースト性能がさらに向上する。また、テーパー状のパンチを使用するので、パンチがダイから抜け易くなり、加工がしやすいものとなる。さらに側面の強度が平準化されるので、耐バースト性能がさらに向上する。
また、他の発明のエアバッグ用インフレータハウジングの製造方法は、平板状の高張力鋼板を第1のパンチと第1のダイとを使用し、深絞り加工によって、一端に開口を有し他端に底部を有する凹状の筒部を形成する第1工程と、その後、徐々にパンチ径とダイ径を小さくして3〜6回の絞り加工をし、徐々に側面の肉厚を薄くすると共に側面の長さを長くし、底部に比べ側面を薄くする一方、硬度を高くし、かつ開口側に行くに従い、その硬度が高くなる処理をする繰り返し絞り工程と、を有している。
本発明の製造方法によれば、継ぎ目無しで底が完全に塞がれた全体が高張力鋼からなるエアバッグ用インフレータハウジングが製造されるので、耐バースト性能が高いエアバッグ用インフレータハウジングを得ることができる。しかも、使用する高張力鋼板を市販の高張力鋼板、たとえばJISG3134、JISG3135のような高張力鋼板を採用すれば低コスト化が達成される。また、本発明の製造方法では、底部は肉厚が厚くかつ硬度が低いものとなるので、底部にガス注入口用の穴あけ加工を施したり、切削加工を施したりするのが容易となる。さらに側面の硬度が開口側に行くに従い高くなるものを得られるので、開口側を薄くしても十分耐バースト性能を保持するエアバッグ用インフレータハウジングを得られる。このため、開口部の内径を大きくすることが可能となる。
さらに、他の発明のエアバッグ用インフレータハウジングの製造方法は、平板状の高張力鋼板を第1のパンチと第1のダイとを使用し、深絞り加工によって、一端に開口を有し他端に底部を有する凹状の筒部を形成する第1工程と、第1のパンチより径の小さい第2のパンチと第1のダイより径の小さい第2のダイとを使用し筒部の側面の肉厚を薄くすると共に底部の硬度を高くする第2工程と、その後、徐々にパンチ径とダイ径を小さくして絞り加工をし、徐々に側面の肉厚を薄くすると共に側面の長さを長くし、底部に比べ側面を薄くする一方、硬度を高くし、かつ開口側に行くに従い、その硬度が高くなるように処理する繰り返し絞り工程とを有している。
本発明の製造方法によれば、継ぎ目無しで底が完全に塞がれた全体が高張力鋼からなるエアバッグ用インフレータハウジングが製造されるので、耐バースト性能が高いエアバッグ用インフレータハウジングを得ることができる。しかも、使用する高張力鋼板を市販の高張力鋼板、たとえばJISG3134、JISG3135のような高張力鋼板を採用すれば低コスト化が達成される。また、本発明の製造方法では、底部は肉厚が厚くされ、第2工程で硬度が高くされるので、耐バースト性能が高い底部が得られる。また、底部は側面に比べ硬度が低いものとなるので、底部にガス注入口用の穴あけ加工を施したり切削加工を施したりするのが容易となる。また、側面の肉厚が薄くなるので内部容積の大きいエアバッグ用インフレータハウジングを得られる。さらに側面の硬度が開口側に行くに従い高くなるものを得られるので、開口側を薄くしても十分耐バースト性能を保持するエアバッグ用インフレータハウジングを得られる。このため、開口部の内径を大きくすることが可能となる。
また、他の発明のエアバッグ用インフレータハウジングの製造方法は、平板状の高張力鋼板を第1のパンチと第1のダイとを使用し深絞り加工によって一端に開口を有し他端に底部を有する外径が50〜150mmで長さが20〜50mmの凹状の筒部を形成する第1工程と、その後、徐々にパンチ径とダイ径を小さくして3〜6回の絞り加工をし、徐々に側面の肉厚を薄くすると共に側面の長さを長くし、底部に比べ側面を薄くする一方、硬度を高くし、外径が20〜60mmで、長さがその外径の5〜10倍の底有り筒部を形成する繰り返し絞り工程とを有している。
本発明の製造方法によれば、継ぎ目無しで底が完全に塞がれた全体が高張力鋼からなるエアバッグ用インフレータハウジングが製造されるので、耐バースト性能が高いエアバッグ用インフレータハウジングを得ることができる。しかも、使用する高張力鋼板を市販の高張力鋼板、たとえばJISG3134、JISG3135のような高張力鋼板を採用すれば低コスト化が達成される。また、本発明の製造方法では、底部は肉厚が厚くかつ硬度が低いものとなるので、底部にガス注入口用の穴あけ加工を施したり切削加工を施したりするのが容易となる。また、この製造方法を採用すると、深絞りの工程数が少ないので、一段と低コスト化できると共に、細長いエアバッグ用インフレータハウジングを得ることができる。
また、内面形成工程を、繰り返し絞り工程の中の1つの工程または複数の工程として実施するのが好ましい。この製造方法によれば、内面形成工程が繰り返し絞り工程の中のものとして実施されるので、合計4〜7回の絞り加工によってテーパー付きのエアバッグ用インフレータハウジングが製造されることとなる。この結果、製造時間が短縮され、より低コスト化されることとなる。
さらに、各工程の全てが油圧プレスにより行われるのが好ましい。この製造方法を採用すると、大きな絞り力を得ることができると共に、加工時のストロークを大きく(たとえば550mm程度)することができる。
また、各工程の全てまたは一部において、加工される部材を加熱するのが好ましい。この製造方法によれば、板厚の厚い高張力鋼板が使用可能になると共に、加工の短時間化が可能となる。
さらに、各工程の終了後、所定時間、熱を加えその後急冷処理をするのが好ましい。この製造方法を採用すると、エアバッグ用インフレータハウジングに低温脆性が発生しづらくなり、強度を高く維持できることとなる。
また、高張力鋼板の引張強度を400〜700N/mmとするのが好ましい。このように当初の高張力鋼板の引張強度を400N/mm以上とすると、要求される120MPa以上の耐バースト性能を得られやすくなる。また、700N/mm以下とすると、強靱性が十分なものとなり、バーストしたとき粉々に砕け散るという危険性が大きく減少する。
さらに、他の発明では、上述の発明に加え、各工程の終了後、底部側を切断し開口させている。この方法を採用すると、底部側にも種々なものを配置することができる。
また、他の発明では、上述の発明に加え、各工程の終了後、穴あけ加工により底部に内部に通ずる貫通孔を設けている。この製造方法では、底部側をガス注入口とすることができる。
本発明によれば、耐バースト性能を高め、かつ低コストのエアバッグ用インフレータハウジングおよびその製造方法を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態に係るエアバッグ用インフレータハウジングおよびその製造方法について、図を参照しながら説明する。
このエアバッグ用インフレータハウジング50は、図1に示すように、一端に開口51を有し、他端に底部52する円筒状部材となっている。このエアバッグ用インフレータハウジング(以下、単に「ハウジング」という。)50は、平板状の高張力鋼板から深絞り加工により形成されている。
また、ハウジング50は、外径R1が35mmで、内径R2が29.6mmで、長さHが250mmとしている。なお、これらの値は、次のような範囲とするのが好ましい。すなわち、外径R1が20〜60mmで、長さHがその外径の5〜10倍とするのが好ましい。この構成を採用すると、一段と低コスト化できると共に、通常の長さのものからより長いものまでの種々の形状のハウジング50を得ることができる。なお、肉厚((R1−R2)÷2)は、薄い方が好ましいが、耐バースト性能を考慮すると、2.7mm前後(2〜3mm)が好ましい。
なお、高張力鋼板(ハイ・テンション・スチール)とは、引張強度が270N/mm以上のものを言うが、ここでは300N/mm以上のものを言うこととする。この実施の形態に係るハウジング50は、自動車構造用熱間圧延鋼板で高張力帯鋼であるSAPH590(引張強度が590N/mm)を使用している。
この構成、すなわち、継ぎ目無しでしかも全体が高張力鋼板から深絞り加工により形成される構成を採用しているので、ハウジング50は、偏肉が生じにくく、溶接部が無くなり耐バースト性能が向上すると共に低コスト化が達成される。
図2は、後述する製造方法により製造された5つのハウジング50の図1に示す各位置での硬度を示す表で、図3は、その数値をグラフ化したものである。図4は、同じ5つのハウジング50の図1に示す各位置での肉厚を示す表で、図5は、その数値のうち各位置での平均値をグラフ化したものである。
このハウジング50は、継ぎ目無しの筒状部材とされ、図2から図5に示すように、筒状部材の底部52を筒状部材の側面53に比べ、肉厚が厚くなっている一方、硬度が低くなっている。このため、底部52にガス注入口用の穴あけ加工を施したり、切削加工を施したりするのが容易となる。また、底部52と側面53の強度が平準化されるため、耐バースト性能がさらに向上する。
また、ハウジング50は、図2および図3に示すように、円筒状部材の開口51側の側面53aは、他の側面部分より硬度がを高くなっている。このため、開口51側の側面の硬度が高いので、開口51側の肉厚を薄くすることが可能になり、その開口51側にセンサなどの部材を入れ込む場合も大きな余裕が取れる。なお、この実施の形態では、側面53の肉厚は、図5に示すように、略同一となっているが、硬度と逆比例するように、徐々に薄くしても良い。
さらに、ハウジング50は、側面53の硬度を開口51側に行くに従い高くしている。ここで、「開口51側に行くに従い硬度を高く」とは、完全な直線状で変化する場合のみならず、図3に示すように、全体としての傾向が、「開口51側に行くに従い硬度が高い」状況をも含むものとし、一部に逆の傾向が存在する場合も含むものとする。このように、開口51側ほど硬度が高いので、開口51の部分を最強にでき、開口51の部分が割れにくくなり、開口51の部分にはめ込んだ部材等がバースト時にはずれ、大けがをするという危険性が減少する。
次に、ハウジング50を製造する製造方法について説明する。
まず、平板状の高張力帯鋼であるSAPH590(引張強度が590N/mm)を、ブランク抜き型を使用し、直径が160mmの円形板を抜き出す。その後、図6に示す第1絞り型を使用して、一端に開口(開口51の基となるもの)を有し、他端に底部(底部52の基となるもの)を有する凹状の円筒部を形成する第1工程を実施する。
第1絞り型は、第1のダイとなる上型としてのダイ61と、下型としてのパンチ部62から構成される。ダイ61は、中央に凹部63を有し、その奥には深絞りされた筒部を外に出すノックアウト部64が配されている。ダイ61の径となる凹部63の内径、すなわちダイ径D1は、図8の一覧表に示すように、98.50mmとされている。パンチ部62は、第1のパンチとなるパンチ65と、ベースプレート66を有する。パンチ65の径となるパンチ径P1は、92.30mmとされている。この結果、この第1工程後では、円筒部の側面の肉厚が3.10mmとなる。なぜなら、肉厚は、ダイ径からパンチ径を引いた値の2分の1となるからである。
なお、第1工程後の円筒部の長さ(図1の長さHに相当するもの)は、図9に示すように、図1の位置1から位置6を超える程度の長さとされる。
次に、図7に示す第2絞り型を使用して、その後の深絞り加工の基となる形状を形成する第2工程を実施する。なお、この第2工程は、その後の繰り返し絞り工程の一部とされる場合もある。
第2絞り型は、第2のダイとなる下型としてのダイ71と、上型としてのパンチ部72から構成される。ダイ71は、凹部73と、ベースプレート74を有する。ダイ71の径となる凹部73の内径、すなわちダイ径D2は、図8の一覧表に示すように、83.50mmとされている。パンチ部72は、第2のパンチとなるパンチ75と、ベースプレート76を有する。パンチ75の径となるパンチ径P2は、77.50mmとされている。この結果、この第2工程後では、円筒部の側面の肉厚が3.00mmとなる。
なお、第2工程後の円筒部の長さ(図1の長さHに相当するもの)は、図9に示すように、図1の位置1から位置6を超える程度の長さとされ、第1工程後に比べ、若干長くなる程度である。また、図9に示すように、底部52の位置での硬度は、高くなっているが、他の部分では、それほどの変化は無い。
その後、徐々にパンチ径P2とダイ径D2を小さくして5回の絞り加工をし、徐々に側面53の肉厚を薄くすると共に側面53の長さを長くする(繰り返し絞り工程)。この繰り返し絞り工程で使用する型、すなわち、第3絞り型から第7絞り型は、第2絞り型と同様な形状で、ダイ径とパンチ径がそれぞれ徐々に小さくなるものである(図8参照)。第7工程(第7絞り)を完了すると、図1に示すハウジング50となる。なお、第2工程後の繰り返し絞り工程を5回としたが、この工程は、2〜5回程度が好ましい。第1、第2工程を含め、合計で4回以上とすると、深絞り加工により、硬度が高く、かつ長さHが長いものが得られる。合計で7回以下とすると、加工時間が少なくなり、効率化されると共に低コストとなる。
繰り返し絞り工程の初めの工程(第3工程)では、図9に示すように、図1の位置1から位置7を超える程度の長さとされ、その次の工程(第4工程)では、図1の位置1から位置10を超える程度の長さとされる。第5工程では、図1の位置1から位置14を超える程度の長さとされ、、第6工程では、図1の位置1から位置16を超える程度の長さとされる。繰り返し絞り工程の最後の工程(第7工程)では、図1の位置1から位置23を超える程度の長さ、すなわち、ハウジング50とされる。
第2工程を含めた繰り返し絞り工程では、円筒部の底部に比べ、側面を薄くする一方、硬度を高くする処理を行う。また、硬度を開口51側に行くほど高める処理を行う。よって、出来上がったハウジング50の硬度は、図3に示すように、底部52が低く、開口51側に行くほど高くなっている。また、ハウジング50の肉厚は、底部52に比べ、側面53が薄くなると共に、側面53の肉厚は、各部において略一定となる(図5参照)。
出来上がったハウジング50のバースト試験(破壊試験)を行った結果を図10に示す。なお、バースト試験(破壊試験)は、300MPaバースト試験機を利用し、ガス充填使用とし、ハウジング50の内部空間の圧力を0から徐々に上げていき、破壊圧を見るものとした。図10に示す値は、各サンプルの破壊された時点での圧力である。
図10に示すように、得られたハウジング50は、現在の目標値である150MPaの耐バースト性を満足する値(平均値で約173MPa)が得られた。なお、高張力帯鋼であるSAPH590(引張強度が590N/mm)は、硬度は約180HV(ビッカースかたさ(Vickers hardness))であり、この加工を施すと、底部52で、10%強アップし、約204HV(図2参照)となり、開口51の部分では、60%ほどアップし、約290HV(図2参照)となっている。この硬度アップにより、 引張強度もアップし、800N/mmから1000N/mmを満足するものとなった。なお、深絞り加工を10回以上とすると、脆弱性が増し、引張強度は800N/mmから1000N/mmを満足しないものとなる確率が高いので、深絞り加工は、合計9回以下、好ましくは7回以下とするのが良い。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、これ以外にも種々変形可能である。以下、それについて述べる。
図11に第1変形例を示す。ハウジング50Aは、ハウジング50と同様な外形を有し、同様な深絞り加工によって形成される。異なる点は、ハウジング50Aの内面の形状と、その製造のためのパンチ形状である。以下では、その相違点を中心にして説明する。なお、実施の形態として説明したハウジング50の符号と同一部材、同一部分は、同じ符号を使用し、その説明を省略または簡略化する。
円筒状部材のハウジング50Aの内面は、次のように構成されている。すなわち、側面53の肉厚が、開口51側は一定の厚さの一定部54とし、その一定部54から奥側を内径R2が徐々に小さくなるテーパー状のテーパー部55とし、徐々に肉厚を厚くしている。この第1変形例では、底部52の厚さを、テーパー部55の最も厚い部分よりさらに厚くしているが、テーパー部55の最も厚い部分と同一としても良い。ハウジング50Aは、内面がテーパー状とされるので製造しやすくなり、かつ底部52側の側面53が厚くされるため、底部53側の側面53(テーパー部55の部分の側面53)、すなわち、硬度が低い部分の強度が増し、耐バースト性能がさらに向上する。
なお、図3や図9に示されるように、開口51側の側面53aの部分は、硬度が徐々に上がっているものの、その上がり率は低いので、厚さを一定とすると、その強度(耐バースト性能)も略一定となる。硬度変化が激しいのは、側面53の底部52側であるので、テーパー部55を側面53の底部52側に設けるのが好ましいといえる。
このハウジング50Aは、先端側の径が先端に行くに従い小さくなるテーパー部を有するパンチを使用することで製造される。このようなパンチを使用すると、パンチが抜け易くなり、加工が容易となる。なお、テーパー部を有するパンチを使用する工程は、最後の工程、上述の例では、第7工程(第7絞り)、のみで行うのが好ましいが、第1〜第7の全ての工程で先細りのパンチを使用したり、所定の工程以後の全ての工程で使用するようにしても良い。このようにすると、テーパー部55を形成する内面形成工程が繰り返し絞り工程の中のものとして実施されるので、合計4〜7回の絞り加工によってテーパー付きのハウジングが製造されることとなる。この結果、製造時間が短縮され、より低コスト化されることとなる。
また、内面全体をテーパー部55のみとしても良い。すなわち、一定部54を形成せず、開口51から底部52までに渡るテーパー部を形成するようにしても良い。また、内面の一部に形成されるテーパー部55や内面全体のテーパー部は、直線状ではなく、曲面状のテーパーとしても良い。
上述の実施の形態や変更例では、絞り加工の合計回数を4〜7回としたり、9回以下が好ましいとしていたが、上述した実施の形態のような深絞り加工ではなく、他の絞り加工を採用した場合は、合計10回以上の絞り加工で、ハウジング50が得られることもあり、この絞り加工の回数は、4〜7回や9回以下に限定されない。また、絞りの回数は、そのハウジングの長さとの関係もあり、4回以上にする必要が無い場合も存在する。また、第1工程で、一端に底部を有する外径が100mm程度で、長さが30mm程度の円筒部材を形成していたが、第1工程で製造する円筒部材は、外径が50〜150mmで長さが20〜50mmのものとするのが、ハウジングを効率良く製造する上では、好ましい。また、出来上がるハウジング50としては、外径R1が20〜60mmで、長さがその外径R1の5〜10倍のものとするのが好ましい。
また、テーパー部55を形成する工程を深絞り加工とは別に設けても良い。その場合は、繰り返し絞り工程が終わった後に行うのが好ましい。数の工程として実施するのが好ましい。さらに、各工程の全てを油圧プレスにより行うのが好ましい。この製造方法を採用すると、大きな絞り力を得ることができると共に、加工時のストロークを大きく(たとえば550mm程度)することができる。
また、上述の実施の形態や変形例では、各加工を冷間絞り加工としたが、各工程の全てまたは一部において、加工される部材を加熱するようにしても良い。この製造方法によれば、板厚の厚い高張力鋼板が使用可能になると共に、加工の短時間化が可能となる。さらに、各工程の終了後、所定時間、熱を加え、その後、急冷処理をするようにしても良い。この製造方法を採用すると、ハウジングに低温脆性が発生しづらくなり、強度を高く維持できることとなる。
また、高張力鋼板の引張強度は、400〜700N/mmとするのが好ましい。このように当初の高張力鋼板の引張強度を400N/mm以上とすると、要求される120MPa以上の耐バースト性能を得られやすくなる。また、700N/mm以下とすると、強靱性が十分なものとなり、バーストしたとき粉々に砕け散るという危険性が大きく減少する。
さらに、上述の実施の形態や変形例において、各工程の終了後、底部52側を切断し、開口させても良い。この方法を採用すると、ハウジング50,50Aの底部52があった側にも種々なものを配置することができる。その底部52側の開口や当初の開口51をかしめ加工をし、外径R1が小さくなる部分を両端に設けるようにしても良い。また、各工程の終了後、穴あけ加工により底部52に、内部に通ずる貫通孔を設けても良い。この製造方法では、底部52側をガス注入口とすることができる。
また、上述の実施の形態や変形例では、出来上がるハウジング50,50Aや第1工程後の筒部は円筒状とされているが、三角筒や五角筒のように角状の筒としても良い。また、ハウジング50,50Aの外形は、外径が同一な円筒形とされているが、外形は、開口51側に行くほど、徐々に外径が広がる形状としたり、開口51の近傍のみ広がる形状など各種な形状とすることができる。
また、ハウジング50,50Aは、エアバッグ用のインフレータとされているが、本発明は、燃料電池用のハウジング部材やは、燃料ガス用のハウジング部材など、他のハウジング部材にも適用することができる。
本発明の実施の形態に係るエアバッグ用インフレータハウジングの断面図である。 図1のエアバッグ用インフレータハウジングの各位置での硬度を示す硬度表である。 図2の表の値をグラフ化した図で、硬度変化を示す図である。 図1のエアバッグ用インフレータハウジングの各位置での肉厚を示す肉厚表である。 図4の表の値中の平均値をグラフ化した図で、肉厚変化を示す図である。 図1のエアバッグ用インフレータハウジングを製造する際に使用する絞り型で、第1工程で使用する上型と下型を示す側面図である。 図1のエアバッグ用インフレータハウジングを製造する際に使用する絞り型で、第2工程およびそれ以後の工程で使用する上型と下型を示す側面図である。 図1のエアバッグ用インフレータハウジングを製造する際に使用する絞り型のダイ径、パンチ径およびその型で得られる肉厚を示す表である。 図1のエアバッグ用インフレータハウジングの製造工程の各工程後の各位置での硬度の変化とそハウジングの長さを示す硬度変化図である。 図1のエアバッグ用インフレータハウジングのバースト値(破壊値)を示す表である。 図1のエアバッグ用インフレータハウジングの変形例の断面図である。 従来のエアバッグ用インフレータハウジングを示す図で、(A)は、板を丸め溶接した電縫管の斜視図で、(B)は、シームレスパイプを示す斜視図である。
符号の説明
50 エアバッグ用インフレータハウジング(ハウジング)
51 開口
52 底部
53 側面

Claims (8)

  1. 平板状の高張力鋼板を第1のパンチと第1のダイとを使用し、深絞り加工によって、一端に開口を有し他端に底部を有する凹状の筒部を形成する第1工程と、
    その後、徐々にパンチ径とダイ径を小さくして3〜6回の絞り加工をし、徐々に上記筒部の側面の肉厚を薄くすると共に上記側面の長さを長くし、上記底部に比べ上記側面を薄くする一方、硬度を高くする繰り返し絞り工程と、
    先端側の径が先端に行くに従い小さくなるテーパー部を有するパンチを使用し、上記側面の内面に上記底部から上記開口側に行くに従い内径が大きくなると共に肉厚が薄くなるテーパー面を設ける内面形成工程と、
    を有することを特徴とするエアバッグ用インフレータハウジングの製造方法。
  2. 前記内面形成工程を、前記繰り返し絞り工程の中の1つの工程または複数の工程として実施することを特徴とする請求項1記載のエアバッグ用インフレータハウジングの製造方法。
  3. 前記各工程の全てが油圧プレスにより行われることを特徴とする請求項1記載のエアバッグ用インフレータハウジングの製造方法。
  4. 前記各工程の全てまたは一部において、加工される部材を加熱したことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ用インフレータハウジングの製造方法。
  5. 前記各工程の終了後、所定時間、熱を加えその後、急冷処理をしたことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ用インフレータハウジングの製造方法。
  6. 前記高張力鋼板の引張強度を400〜700N/mmとしたことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ用インフレータハウジングの製造方法。
  7. 前記各工程の終了後、前記底部側を切断し開口させることを特徴とする請求項1記載のエアバッグ用インフレータハウジングの製造方法。
  8. 前記各工程の終了後、穴あけ加工により前記底部に内部に通ずる貫通孔を設けることを特徴とする請求項1記載のエアバッグ用インフレータハウジングの製造方法。
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