JP4583803B2 - 印刷濃度を決定する方法およびそれに用いる印刷版 - Google Patents

印刷濃度を決定する方法およびそれに用いる印刷版 Download PDF

Info

Publication number
JP4583803B2
JP4583803B2 JP2004132892A JP2004132892A JP4583803B2 JP 4583803 B2 JP4583803 B2 JP 4583803B2 JP 2004132892 A JP2004132892 A JP 2004132892A JP 2004132892 A JP2004132892 A JP 2004132892A JP 4583803 B2 JP4583803 B2 JP 4583803B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
density
printing
image
area ratio
printing plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004132892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005313431A (ja
Inventor
和夫 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakata Inx Corp
Original Assignee
Sakata Inx Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sakata Inx Corp filed Critical Sakata Inx Corp
Priority to JP2004132892A priority Critical patent/JP4583803B2/ja
Publication of JP2005313431A publication Critical patent/JP2005313431A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4583803B2 publication Critical patent/JP4583803B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

本発明は、一般に、印刷機によって印刷される印刷物におけるベタ部(網点面積率=100%)の印刷濃度を決定する方法に関連し、より詳細には、複数のベタ部の印刷濃度のそれぞれと、それに対応するドットゲイン値(及び/又はコントラスト値)との関係を効率的に予め求め、所望のドットゲイン値(及び/又はコントラスト値)に対応するベタ部の印刷濃度を決定する方法に関連する。
校正用印刷機によって印刷された印刷物(色見本)と、その印刷物と同じ印刷物を得るための印刷機によって印刷された印刷物(製品)との間の色再現を管理する方法は、概して、以下の2通りの手法を含む。
第1の手法は、校正用印刷機によって印刷された色見本と印刷機によって印刷された製品との間のベタ部の印刷濃度を一定に保ち、両者間のドッドゲイン値も一定に保つ手法である。一般に、ドッドゲイン値は、印刷機によって異なるため、第1の手法においては、校正用印刷機又は印刷機の何れか一方のドッドゲイン値が、例えばRIP(Raster Image Processor)ソフトウェアの調子設定において、調節され、両者間のドッドゲイン値が一致する。両者間のドッドゲイン値が一致するように調整された状態で、校正用印刷機及び印刷機は、ベタ部の共通の印刷濃度を用いて、それぞれ色見本及び製品を印刷する。
第2の手法は、校正用印刷機によって印刷された色見本と印刷機によって印刷された製品との間のドッドゲイン値を一定に保つ手法である。ドッドゲイン値は、印刷機によって異なるため、第2の手法においては、校正用印刷機又は印刷機の何れか一方の複数のベタ部の印刷濃度のそれぞれと、それに対応するドッドゲイン値との関係が、予め求められ、両者間のドッドゲイン値が一致するように、何れか一方の印刷機のベタ部の印刷濃度が決定される。両者間のドッドゲイン値が一致するように調整された状態で、校正用印刷機及び印刷機は、ベタ部の個々の印刷濃度を用いて、それぞれ色見本及び製品を印刷する。
第2の手法において、校正用印刷機又は印刷機の何れか一方の複数のベタ部の印刷濃度のそれぞれと、それに対応するドッドゲイン値との関係を求めるためには、複数回の印刷行程を要する。即ち、ベタ部の印刷濃度とドッドゲイン値との関係を求めるためには、印刷行程毎に、ベタ部の所望の異なる印刷濃度を得る必要があった。それぞれの印刷工程において、ベタ部の印刷濃度を得るために要する時間は、多かった。また、その時間にともない、消費する紙の量も、多かった。
本発明の課題は、複数のベタ部の印刷濃度のそれぞれと、それに対応するドットゲイン値との関係を効率的に求める手法を提供し、また、この手法を用いた新規な方法であって、所望のドットゲイン値に対応するベタ部の印刷濃度を決定する方法を提供することにある。言い換えれば、本発明の課題は、所望のドットゲイン値に対応するベタ部の印刷濃度を決定する際に、時間を短縮し、又は、消費する紙の量を減少させる方法を提供することにある。
なお、提供する新規な方法は、ドットゲイン値に加えて、又はその代わりに、コントラスト値を用いることができる。コントラスト値を用いる場合、校正用印刷機と印刷機との両者間のコントラスト値が一致するように、何れか一方の印刷機のベタ部の印刷濃度が決定される。
本発明の他の課題は、本明細書及び図面を通じて、当業者にとって明らかになるであろう。
本発明の印刷板は、印刷の流れに垂直な方向に、網点面積率の小さい部分(11a)と網点面積率の大きい部分(11b)とを有する第1の画線部(11)と、100%の網点面積率を有する第2の画線部(12)と、N%(0<N<100)の網点面積率を有する第3の画線部(13)とを備える。第2の画線部(12)及び第3の画線部(13)は、第1の画線部(11)に対して、印刷の流れ方向の下手に配置され、また、所望のドットゲイン値及び/又は所望のコントラスト値に対応するベタ部の印刷濃度を決定するために用いられる。
好ましくは、第1の画線部(11)の網点面積率は、網点面積率の小さい部分(11a)から網点面積率の大きい部分(11b)まで、段階的に変化する。
本発明の印刷板は、M%(0<M<100、M≠N)の網点面積率を有する第4の画線部(13−2)を、更に備えることができる。
本発明の他の形態は、本発明の印刷版を用いて印刷濃度を決定する方法である。本発明の方法は:本発明の印刷版を用いてチャートが印刷されるステップと;第2の画線部(12)に対応するチャートの第1画像部の第1濃度が、印刷の流れに垂直な方向に、複数の第1測定位置で、測定されるステップと;第3の画線部(13)に対応するチャートの第2画像部の第2濃度が、印刷の流れに垂直な方向に、複数の第2測定位置で、測定されるステップであって、第1測定位置と第2測定位置との両者は、印刷の流れ方向に沿った同一直線上にある、ステップと;チャートの白色部の第3濃度が、測定されるステップと;チャートの第2画像部の複数のドットゲイン値のそれぞれが、印刷の流れ方向に沿った同一直線上にある第1濃度および第2濃度と第3濃度とから、算出されるステップと;所望のドットゲイン値に対応する第1濃度が、チャートの第2画像部の複数のドットゲイン値のそれぞれと、それに対応するチャートの第1画像部の第1濃度との関係から、ベタ部の印刷濃度として、決定されるステップと;を含む。
本発明の方法は、ドットゲイン値の代わりにコントラスト値を用いることができ、その場合、チャートの白色部の第3濃度の測定を省略することができる。
本発明の他の形態は、本発明の印刷版を作るためのチャート・データ、及び、本発明の印刷版を用いて印刷されたチャートを含む。
(作用)
平版印刷機において、インキは、インキ壺から多数のローラーを介してインキ着けローラーに移送されるので、インキ着けローラー上には、薄膜状のインキが形成されている。このような状態で、インキ着けローラーと印刷版の画線部とが接触すると、印刷版の画線部には、薄膜状のインキが供給される。その後、インキ着けローラー側の印刷版の画線部と接触した部分(インキを供給した部分)は、隣のローラーから新たなインキの供給を受ける。その後、このような、インキ着けローラー上でのインキの授受が、繰り返されながら、印刷作業が行われる。
ここで、インキ着けローラーから印刷版の画線部へのインキの供給を「インキ供給量」とし、インキ着けローラーへの隣のローラーからのインキの受け取りを「インキ受取量」とした時、「インキ供給量」=「インキ受取量」の場合、インキ着けローラー上のインキの膜厚は、印刷中で変化することはない。
しかしながら、印刷の初期(刷り始め)においては、通常、「インキ供給量」>「インキ受取量」の関係となっており、印刷が繰り返されるたびに、インキ着けローラー上のインキの膜厚は、減少していくことになる。実際には、インキ付けローラー上のインキの膜厚が減少するにしたがって、インキを供給する能力が低下するため、インキ供給量も減少する。そして、「インキ供給量」>「インキ受取量」から、やがて「インキ供給量」=「インキ受取量」の平衡に達し、インキ着けローラー上のインキの膜厚は、定値化する。
ところで、インキ付けローラーと印刷版の画線部とが接触した時、網点面積率の大きな網点から構成されている画線部には、多量のインキが供給され、網点面積率の小さい網点から構成されている画線部には、少量のインキが供給される。そうすると、網点面積率のより大きな網点から構成されている画線部と接触するインキ着けローラーの部分では、「インキ供給量」>>「インキ受取量」となって、インキの膜厚は、より薄くなる。
薄い膜厚のインキが形成されているインキ着けローラーの部分と印刷版の画線部とが接触すると、その画線部に対応する印刷物の濃度は、低くなる。一方、厚い膜厚のインキが形成されているインキ着けローラーの部分と印刷版の画線部とが接触すると、その画線部に対応する印刷物の濃度は、高くなる。
本発明は、このような関係又は原理を利用して、複数のベタ部の印刷濃度(異なる印刷濃度)のそれぞれと、それに対応するドットゲイン値との関係を求め、その関係を用いて、所望のドットゲイン値及び/又は所望のコントラスト値に対応するベタ部の印刷濃度を決定する。
(本発明の実施の形態)
図1は、本発明に従った平版印刷版の1例を表す。図1において、印刷の流れ方向は、インキ着けローラー(図示せず)が平版印刷板10と接触して行く方向である。言い換えれば、インキ着けローラーが平版印刷板10上を転がる方法である。図1に示すように、平版印刷版10は、印刷の流れ方向の上手から下手に向かって、画線部11、画線部12及び画線部13の順列で、画線部11、画線部12及び画線部13を備える。なお、画線部は、全面が連続した皮膜ではなく、網点と呼ばれる微少なドットから形成されている。
画線部11は、印刷の流れに垂直な方向に、網点面積率の小さい部分11aと網点面積率の大きい部分11bとを備える。好ましくは、図1に示すように、画線部11の網点面積率は、印刷の流れに垂直な方向に、段階的に変化する。例えば、画線部11の網点面積率は、印刷の流れに垂直な方向に、0%〜100%まで、直線的に変化する。なお、画線部11の網点面積率は、印刷の流れに垂直な方向に、一定の範囲(例えば、下限と上限との間が70%である範囲(例えば、0%〜70%まで、10%〜80%まで、20%〜90%まで、30%〜100%まで等))で、直線的に変化してもよい。
画線部11の網点面積率が印刷の流れに垂直な方向に段階的に変化する部分の幅Wは、好ましくは、平版印刷板10の幅の1/2倍以上である。
網点面積率の小さい部分11a及び網点面積率の大きい部分11b(或いは、網点面積率が印刷の流れに垂直な方向に段階的に変化する部分)は、それぞれ、印刷の流れ方向に、伸びており、その部分の長さLは、好ましくは、平版印刷板10の長さの1/2倍以上であり、且つインキ着けローラーの円周の1/2倍以上である。より好ましくは、長さLは、平版印刷板10の長さの1/2倍以上であり、且つインキ着けローラーの円周の1倍以上である。
画線部12は、100%の網点面積率を備える。画線部12の幅は、好ましくは、画線部11の幅Wとほぼ一致する。画線部12の長さは、短い程、好ましい。
画線部13は、所定の網点面積率(例えば、50%、75%など)を備える。画線部13の幅は、好ましくは、画線部11の幅Wとほぼ一致する。画線部13の長さは、短い程、好ましい。
図1において、画線部12は、画線部13に対して、印刷の流れ方向の上手に配置され、画線部13は、画線部12に対して、印刷の流れ方向の下手に配置されている。しかしながら、画線部12と13との配置を入れ替え、画線部12は、画線部13に対して、印刷の流れ方向の上手に配置されてもよい。
図2は、本発明に従った平版印刷版が装着された印刷版ローラー22とインキ着けローラー21との配置図と、インキ着けローラー21上のインキの膜厚を表す図である。
平版印刷版の画線部11は、印刷の流れに垂直な方向に、網点面積率が印刷の流れに垂直な方向に段階的に変化する部分(或いは、網点面積率の小さい部分11a及び網点面積率の大きい部分11b)を備える。従って、インキ着けローラー21がそのような画線部11と接触し、インキがインキ着けローラー21から画線部11に供給されると、インキ着けローラー21上のインキは、図2の右図に示すように、膜厚が印刷の流れに垂直な方向に段階的に変化する部分(或いは、膜厚の薄い部分23a及び膜厚の厚い部分23b)を備える。なお、インキ着けローラー21上のインキの膜厚が、印刷の流れに垂直な方向に段階的に変化する(或いは、薄い部分23aと厚い部分23bとを備える)ためには、画線部11は、所定の長さLを備える必要があり、画線部11の長さLは、上述のように、好ましくは、平版印刷板10の長さの1/2倍以上であり、且つインキ着けローラー21の円周の1/2倍以上である。
インキ着けローラー21が、画線部11と接触し終わり、インキ着けローラー21上のインキの膜厚が、印刷の流れに垂直な方向に段階的に変化するように形成される状態において、インキ着けローラー21が、次の画線部である画線部12と接触すると、画線部12(網点面積率=100%)に対応する印刷物の濃度(ベタ部の印刷濃度)は、印刷の流れに垂直な方向に段階的に変化する。なお、インキ着けローラー21が、画線部12と接触する直前で、インキ着けローラー21上のインキの膜厚が、印刷の流れに垂直な方向に段階的に変化するように形成される状態を維持するために、印刷の流れ方向において、画線部11と画線部12との間は、好ましくは、平版印刷版10は、他の画線部を備えない。言い換えれば、平版印刷版10は、印刷の流れ方向において、画線部11と画線部12との間に非画線部を備える、或いは、画線部11と画線部12とを連続的に備える。
インキ着けローラー21が、画線部12と接触し終わり、インキ着けローラー21上のインキの膜厚が、印刷の流れに垂直な方向に段階的に変化するように形成される状態において、インキ着けローラー21が、次の画線部である画線部13と接触すると、画線部13(例えば、網点面積率=50%)に対応する印刷物の濃度(50%濃度)も、印刷の流れに垂直な方向に段階的に変化する。なお、インキ着けローラー21が、画線部13と接触する直前で、インキ着けローラー21上のインキの膜厚が、印刷の流れに垂直な方向に段階的に変化するように形成される状態を維持するために、画線部12の長さは、上述のように、短い程、好ましい。
画線部11、12及び13を備える平版印刷版で印刷することにより、印刷物は、複数のベタ部の印刷濃度を備えることができ、更に、複数のベタ部の印刷濃度のぞれぞれに対応する所定の網点面積率(例えば、50%、75%など)の印刷濃度を備えることができる。ベタ部の印刷濃度と所定の網点面積率の印刷濃度と印刷物の白色部の濃度とから、ドッドゲイン値を求めることができるので、1回の印刷で、複数のベタ部の印刷濃度のそれぞれと、それに対応するドッドゲイン値との関係を求めることが可能となる。なお、ドットゲイン値の代わりに又はドットゲイン値に加えて、コントラストを求めることもできる。コントラスト値を求める場合、ベタ部の印刷濃度と所定の網点面積率の印刷濃度とから、コントラスト値を求めることができる。
(実施例1)
チャート・データは、図1に示すような平版印刷版が、墨色の画線部11、12及び13を備えるように、コンピュータによって生成される。墨色の画線部11の網点面積率は、印刷の流れに垂直な方向に、0%〜100%まで、直線的に変化する。墨色の画線部12の網点面積率は、100%である。墨色の画線部13の網点面積率は、50%である。
コンピュータによって生成されたチャート・データは、画線部11の網点面積率が、印刷の流れに垂直な方向に、0%〜100%まで直線的に変化するように、コンピュータによってチャート・データを含む面付けデータに変換される。
チャート・データを含む面付けデータを使用して、CTP(Computer To Plate)システムを介して、直接、平版印刷版10(CTP版)が作られる。平版印刷版10の画線部11、12及び13の網点形状及び線数は、それぞれ、スクエアドット及び175線/インチである。なお、チャート・データを含む面付けデータから、フィルムが生成され、その後に、フィルムから、平版印刷版10(PS版)が作られてもよい。
平版印刷版10は、平版印刷機の墨色用の印刷版ローラー22にセットされ、所定のインキ供給量で、紙の上にチャートが印刷される。その結果、チャートは、画線部11、12及び13に対応する画像部を備える。
墨色の画線部11(網点面積率:0%〜100%)に対応するチャートの画像部は、印刷の流れに垂直な方向に、網点面積率が印刷の流れに垂直な方向に段階的に変化するので、墨色の画線部12(網点面積率=100%)に対応するチャートの画像部の印刷濃度は、印刷の流れに垂直な方向に段階的に変化する。即ち、墨色の画線部12に対応するチャートの画像部は、複数のベタ部の印刷濃度(異なる印刷濃度)を備える。このような状態において、画線部12に対応するチャートの画像部の印刷濃度は、濃度測定器(例えば、濃度計、分光光度計など)によって、印刷の流れに垂直な方向に、複数の所定の第1測定位置で、測定される。
図3は、墨色の画線部12(網点面積率=100%)に対応するチャートの画像部の印刷濃度と、印刷の流れに垂直な方向に沿った測定位置との関係を表す。例えば図3に示すような、墨色の画線部12(網点面積率=100%)に対応するチャートの画像部の印刷濃度と、印刷の流れに垂直な方向に沿った測定位置との関係は、コンピュータによって、表示手段(例えば、ディスプレイ)に表示され、出力手段(例えば、プリンタ)から出力される。
図3に示すように、1実施例において、画線部12に対応するチャートの画像部の印刷濃度は、おおよそ、1.6〜0.6まで変化している。また、画線部12に対応するチャートの画像部の濃度測定数(第1測定位置の数)は、1実施例において、32である。なお、濃度測定の範囲が、画線部12に対応するチャートの画像部の幅全体に対応するように定められる場合、濃度測定数は、32であるが、濃度測定の範囲を、画線部12に対応するチャートの画像部の幅の一部に対応するように定められることもできる。言い換えれば、濃度測定数を、32から、例えば10に減少させ、おおよそ1.6〜1.2まで変化する印刷濃度を測定してもよい(図3中のボックス30を参照)。
墨色の画線部13(網点面積率=50%)に対応するチャートの画像部の印刷濃度も、印刷の流れに垂直な方向に段階的に変化する。このような状態において、画線部13に対応するチャートの画像部の印刷濃度は、濃度測定器によって、印刷の流れに垂直な方向に、複数の第2測定位置で、測定される。なお、画線部13に対応するチャートの画像部の所定の第2測定位置のそれぞれは、印刷の流れ方向に沿って、画線部12に対応するチャートの画像部の所定の第1測定位置のそれぞれに対応する。言い換えれば、画線部13に対応するチャートの画像部の所定の第2測定位置のうちのある1つの測定位置と、画線部12に対応するチャートの画像部の所定の第1測定位置のうちのある1つの測定位置との両者は、ほぼ、印刷の流れ方向に沿った同一直線(印刷の流れに水平である一本の直線)上にある。
図4は、墨色の画線部13(網点面積率=50%)に対応するチャートの画像部の印刷濃度と、印刷の流れに垂直な方向に沿った測定位置との関係を表す。例えば図4に示すような、墨色の画線部13(網点面積率=50%)に対応するチャートの画像部の印刷濃度と、印刷の流れに垂直な方向に沿った測定位置との関係は、コンピュータによって、表示手段に表示され、出力手段から出力される。図4に示すように、1実施例において、画線部13に対応するチャートの画像部の印刷濃度は、おおよそ、0.6〜0.3まで変化している。また、画線部13に対応するチャートの画像部の濃度測定数(第2測定位置の数)は、1実施例において、32である。なお、濃度測定の範囲を、画線部13に対応するチャートの画像部の幅の一部に対応するように定められることもできる。言い換えれば、濃度測定数を、32から、例えば10に減少させ、おおよそ0.6〜0.5まで変化する印刷濃度を測定してもよい(図4中のボックス40を参照)。
チャートが印刷されている紙の白色部の濃度が、任意の測定位置で、濃度測定器によって測定される。
印刷の流れ方向に沿った同一直線上にある、画線部12に対応するチャートの画像部の印刷濃度(DS:1つのベタ濃度)及び画線部13に対応するチャートの画像部の印刷濃度(DC:1つの50%濃度)と、紙の白色部の濃度(DW)とから、例えば、以下の式1を用いて、実際の測定網点面積率(A)は、例えばコンピュータによって、算出される。
A=(1−10-(DC-DW))/(1−10-(DS-DW))×100 … (1)
式1は、Murray−Daviesの式と呼ばれている。なお、実際の測定網点網点面積率(A)を求める式として、Murray−Daviesの式の代わりに、Yule−Nielsenの式などを用いてもよい。
画線部13の網点面積率(この実施例において50%)をIとし、画線部13の実際の測定網点面積率をAとすると、ドッドゲイン値(G)は、以下の式2を用いて、
G=A−I … (2)
例えばコンピュータによって、算出される。
図5は、画線部13(網点面積率=50%)に対応するチャートの画像部のドットゲイン値と、印刷の流れに垂直な方向に沿った測定位置との関係を表す。例えば図5に示すような、画線部13(網点面積率=50%)に対応するチャートの画像部のドットゲイン値と、印刷の流れに垂直な方向に沿った測定位置との関係は、コンピュータによって、表示手段に表示され、出力手段から出力される。図5に示すように、1実施例において、画線部13に対応するチャートの画像部のドットゲイン値は、おおよそ、23%〜12%まで変化している。
図6は、画線部13(網点面積率=50%)に対応するチャートの画像部のドットゲイン値と、そのドットゲイン値に対応する画線部12(網点面積率=100%)に対応するチャートの画像部の濃度(ベタ濃度)との関係を表す。例えば図6に示すような、画線部13(網点面積率=50%)に対応するチャートの画像部のドットゲイン値と、そのドットゲイン値に対応する画線部12(網点面積率=100%)に対応するチャートの画像部の濃度(ベタ濃度)との関係は、コンピュータによって、表示手段に表示され、出力手段から出力される。
このように、複数のベタ部の印刷濃度のそれぞれと、それに対応するドットゲイン値との関係が、表示又は出力されるので、ユーザーに所望のドットゲイン値に対応するベタ部の印刷濃度を読み取らせることにより、所望のドットゲイン値に対応するベタ部の印刷濃度が決定される。なお、複数のベタ部の印刷濃度のそれぞれと、それに対応するドットゲイン値との関係は、コンピュータによって数値化され(例えば、近似式が求められ)てもよい。この場合、所望のドットゲイン値が、コンピュータに入力手段(例えばキーボード)を介して入力されることにより、所望のドットゲイン値に対応するベタ部の印刷濃度は、自動的に決定され、表示手段に表示され、出力手段から出力されてもよい。
例えば、校正用印刷機によって印刷された色見本のドットゲイン値であって、網点面積率50%に対応するドットゲイン値(墨版のドットゲイン値)が、18%であった場合、印刷機によって印刷される製品のベタ部の印刷濃度が1.4になるように(矢印60)、製品を印刷することができる。これにより、印刷機によって印刷された製品のドットゲイン値であって、網点面積率50%に対応するドットゲイン値(墨版のドットゲイン値)も、18%になる。
なお、所望のドットゲイン値と一致するドットゲイン値に対応するベタ部の印刷濃度を求めなくとも、所望のドットゲイン値に最も近いドットゲイン値(現に測定されたドットゲイン値)に対応するベタ部の印刷濃度(現に測定されたベタ部の印刷濃度)を求めてもよい。すなわち、例えば、校正用印刷機によって印刷された色見本のドットゲイン値であって、網点面積率50%に対応するドットゲイン値(墨版のドットゲイン値)が、18%であった場合、印刷機によって印刷される製品のベタ部の印刷濃度が1.43(18%に最も近い18.5%のドットゲイン値(現に測定されたドットゲイン値)に対応するベタ部の印刷濃度(現に測定されたベタ部の印刷濃度))になるように(矢印61)、製品を印刷することができる。これにより、印刷機によって印刷された製品のドットゲイン値であって、網点面積率50%に対応するドットゲイン値(墨版のドットゲイン値)は、18.5%になる。
(実施例2)
チャート・データは、実施例1と同様に、図1に示すような平版印刷版が、墨色の画線部11、12及び13を備えるように、コンピュータによって生成される。墨色の画線部11の網点面積率は、印刷の流れに垂直な方向に、0%〜100%まで、直線的に変化する。墨色の画線部12の網点面積率は、100%である。実施例2において、墨色の画線部13の網点面積率は、実施例1と異なり、75%である。
実施例1において、墨色の画線部13(網点面積率=50%)に対応するチャートの画像部の濃度から、ドットゲイン値が求められた。実施例2において、墨色の画線部13(網点面積率=75%)に対応するチャートの画像部の印刷濃度から、コントラスト値が求めらる。以下に、実施例1と異なる部分を主に説明する。
図7は、墨色の画線部13(網点面積率=75%)に対応するチャートの画像部の印刷濃度と、印刷の流れに垂直な方向に沿った測定位置との関係を表す。例えば図7に示すような、墨色の画線部13(網点面積率=75%)に対応するチャートの画像部の印刷濃度と、印刷の流れに垂直な方向に沿った測定位置との関係は、コンピュータによって、表示手段に表示され、出力手段から出力される。
図7に示すように、1実施例において、画線部13に対応するチャートの画像部の印刷濃度は、おおよそ、1.0〜0.4まで変化している。なお、実施例1と同様に、濃度測定の範囲を、画線部13に対応するチャートの画像部の幅の一部に対応するように定められることもできる。言い換えれば、濃度測定数を、32から、例えば10に減少させ、おおよそ0.9〜0.8まで変化する印刷濃度を測定してもよい(図7中のボックス70を参照)。
チャートが印刷されている紙の白色部の濃度は、濃度測定器によって測定されなくてよい。
印刷の流れ方向に沿った同一直線上にある、画線部12に対応するチャートの画像部の印刷濃度(DS:1つのベタ濃度)及び画線部13に対応するチャートの画像部の印刷濃度(DD:1つの75%濃度)から、例えば、以下の式3を用いて、コントラスト値(Kr値)は、例えばコンピュータによって、算出される。
Kr=(DS−DD)/DS … (3)
図8は、画線部13(網点面積率=75%)に対応するチャートの画像部のコントラスト値と、印刷の流れに垂直な方向に沿った測定位置との関係を表す。例えば図8に示すような、画線部13(網点面積率=75%)に対応するチャートの画像部のコントラスト値と、印刷の流れに垂直な方向に沿った測定位置との関係は、コンピュータによって、表示手段に表示され、出力手段から出力される。図8に示すように、1実施例において、画線部13に対応するチャートの画像部のコントラスト値は、おおよそ、0.21〜0.41まで変化している。
このように、複数のベタ部の印刷濃度のそれぞれと、それに対応するコントラスト値との関係が、表示又は出力されるので、ユーザーに所望のコントラスト値に対応するベタ部の印刷濃度を読み取らせることにより、所望のドットゲイン値に対応するベタ部の印刷濃度が決定される。なお、複数のベタ部の印刷濃度のそれぞれと、それに対応するコントラスト値との関係は、コンピュータによって数値化され(例えば、近似式が求められ)てもよい。この場合、所望のコントラスト値が、コンピュータに入力手段を介して入力されることにより、所望のコントラスト値に対応するベタ部の印刷濃度は、自動的に決定され、表示手段に表示され、出力手段から出力されてもよい。
例えば、校正用印刷機によって印刷された色見本のコントラスト値であって、網点面積率75%に対応するコントラスト値(墨版のコントラスト値)が、0.4であった場合、印刷機によって印刷される製品のベタ部の印刷濃度が1.4になるように(矢印80)、製品を印刷することができる。これにより、印刷機によって印刷された製品のコントラスト値であって、網点面積率75%に対応するコントラスト値(墨版のコントラスト値)も、0.4になる。
なお、所望のコントラスト値と一致するドットゲイン値に対応するベタ部の印刷濃度を求めなくとも、所望のコントラスト値に最も近いドットゲイン値(現に測定されたコントラスト値)に対応するベタ部の印刷濃度(現に測定されたベタ部の印刷濃度)を求めてもよい。すなわち、例えば、校正用印刷機によって印刷された色見本のコントラスト値であって、網点面積率75%に対応するコントラスト値(墨版のコントラスト値)が、0.4であった場合、印刷機によって印刷される製品のベタ部の印刷濃度が1.42(0.4に最も近い0.405のコントラスト値(現に測定されたコントラスト値)に対応するベタ部の印刷濃度(現に測定されたベタ部の印刷濃度))になるように(矢印80)、製品を印刷することができる。これにより、印刷機によって印刷された製品のコントラスト値であって、網点面積率75%に対応するコントラスト値(墨版のコントラスト値)は、0.405になる。
(実施例の変形)
1.実施例1において、墨色の画線部13の網点面積率は、50%であったが、50%以外の値(X%、0%<X<100%)であってもよい。この場合、画線部13(網点面積率=X%)に対応するチャートの画像部のドットゲイン値と、そのドットゲイン値に対応する画線部12(網点面積率=100%)に対応するチャートの画像部の濃度(ベタ濃度)との関係が、求められる。
なお、墨色の画線部13の網点面積率は、平版印刷版に形成される画線部の網点形状によって、決定されることが好ましい。即ち、スクエアドット、チェーンドットは、墨色の画線部13の網点面積率が50%であり、ラウンドドットは、76%であり、FMスクリーンは、75%であることが好ましい。墨色の画線部13の網点面積率が網点形状によって決定される理由は、網点形状によって、ドッドゲイン値のピーク値が、異なるからである。
2.実施例2において、墨色の画線部13の網点面積率は、75%であったが、75%以外の値(Y%、0%<Y<100%)であってもよい。この場合、画線部13(網点面積率=Y%)に対応するチャートの画像部のコントラスト値と、そのコントラスト値に対応する画線部12(網点面積率=100%)に対応するチャートの画像部の濃度(ベタ濃度)との関係が、求められる。
3.チャート・データは、平版印刷版が、複数の墨色の画線部13を備えるように、コンピュータによって生成されてもよい。図9は、本発明に従った平版印刷版のもう1つの例を表す。例えば、平版印刷版10は、印刷の流れ方向の上手から下手に向かって、画線部11、画線部12、画線部13−1及び画線部13−2の順列で、画線部11、画線部13−1及び画線部13−2を備える。画線部13−1(網点面積率=50%)は、ドットゲイン値の算出用に配置され、画線部13−2(網点面積率=75%)は、コントラスト値の算出用に配置される。
4.チャート・データは、複数の色用に、即ち、カラー印刷用に、コンピュータによって生成されることが好ましい。例えば、墨色用の平版印刷版の他に、藍色、紅色および黄色用の平版印刷版を作ることが好ましい。この場合、画線部11のそれぞれは、例えば、平版印刷版のそれぞれに対して、他の色の画線部11と同一の位置に、配置される。即ち、画線部11に対応するチャートの画像部のそれぞれは、例えば、重ね合わされるように印刷される。また、画線部12及び画線部13のそれぞれは、他の色の画線部と重ならないように配置される。即ち、画線部12及び画線部13に対応するチャートの画像部のそれぞれの印刷濃度が、測定できればよい。
5.他の実施形態の変形が特許請求の範囲内において実施し得ることを、当業者は、容易に理解できるであろう。同時に、本発明が上述の実施形態に限定されず、特許請求の範囲内にあることを、当業者は、容易に理解できるであろう。
本発明に従った平版印刷版の1例を表す。 本発明に従った平版印刷版が装着された印刷版ローラー22とインキ着けローラー21との配置図と、インキ着けローラー21上のインキの膜厚を表す図である。 墨色の画線部12(網点面積率=100%)に対応するチャートの画像部の濃度と、印刷の流れに垂直な方向に沿った測定位置との関係を表す。 墨色の画線部13(網点面積率=50%)に対応するチャートの画像部の濃度と、印刷の流れに垂直な方向に沿った測定位置との関係を表す。 画線部13(網点面積率=50%)に対応するチャートの画像部のドットゲイン値と、印刷の流れに垂直な方向に沿った測定位置との関係を表す。 画線部13(網点面積率=50%)に対応するチャートの画像部のドットゲイン値と、そのドットゲイン値に対応する画線部12(網点面積率=100%)に対応するチャートの画像部の濃度(ベタ濃度)との関係を表す。 墨色の画線部13(網点面積率=75%)に対応するチャートの画像部の濃度と、印刷の流れに垂直な方向に沿った測定位置との関係を表す。 画線部13(網点面積率=75%)に対応するチャートの画像部のコントラスト値と、印刷の流れに垂直な方向に沿った測定位置との関係を表す。 本発明に従った平版印刷版のもう1つの例を表す。

Claims (11)

  1. 印刷板であって、該印刷板は、
    印刷の流れに垂直な方向に、網点面積率の小さい部分(11a)と網点面積率の大きい部分(11b)とを有する第1の画線部(11)と、
    100%の網点面積率を有する第2の画線部(12)と、
    N%(0<N<100)の網点面積率を有する第3の画線部(13)と、
    を備え、
    第2の画線部(12)及び第3の画線部(13)は、第1の画線部(11)に対して、印刷の流れ方向の下手に配置され、また、所望のドットゲイン値及び/又は所望のコントラスト値に対応するベタ部の印刷濃度を決定するために用いられる、印刷版。
  2. 請求項1に記載の印刷版であって、第1の画線部(11)の網点面積率は、網点面積率の小さい部分(11a)から網点面積率の大きい部分(11b)まで、段階的に変化する、印刷版。
  3. 請求項1に記載の印刷版であって、第1の画線部(11)の網点面積率は、網点面積率の小さい部分(11a)から網点面積率の大きい部分(11b)まで、直線的に変化する、印刷版。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の印刷版であって、N=50である、印刷版。
  5. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の印刷版であって、N=75である、印刷版。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の印刷版であって、該印刷板は、
    M%(0<M<100、M≠N)の網点面積率を有する第4の画線部(13−2)を、
    更に備え、
    第4の画線部(13−2)は、第1の画線部(11)に対して、印刷の流れ方向の下手に配置され、また、所望のドットゲイン値及び/又は所望のコントラスト値に対応するベタ部の印刷濃度を決定するために用いられる、印刷版。
  7. 請求項6に記載の印刷版であって、N=50であり、M=75である、印刷版。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の印刷版を作るためのチャート・データ。
  9. 請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の印刷版を用いて印刷されたチャート。
  10. 請求項1に記載の印刷版を用いて印刷濃度を決定する方法であって、
    前記印刷版を用いてチャートが印刷されるステップと、
    第2の画線部(12)に対応するチャートの第1画像部の第1濃度が、印刷の流れに垂直な方向に、複数の第1測定位置で、測定されるステップと、
    第3の画線部(13)に対応するチャートの第2画像部の第2濃度が、印刷の流れに垂直な方向に、複数の第2測定位置で、測定されるステップであって、第1測定位置と第2測定位置との両者は、印刷の流れ方向に沿った同一直線上にある、ステップと、
    チャートの白色部の第3濃度が、測定されるステップと、
    チャートの第2画像部の複数のドットゲイン値のそれぞれが、印刷の流れ方向に沿った同一直線上にある第1濃度および第2濃度と第3濃度とから、算出されるステップと、
    所望のドットゲイン値に対応する第1濃度が、チャートの第2画像部の複数のドットゲイン値のそれぞれと、それに対応するチャートの第1画像部の第1濃度との関係から、ベタ部の印刷濃度として、決定されるステップと、
    を含む方法。
  11. 請求項1に記載の印刷版を用いて印刷濃度を決定する方法であって、
    前記印刷版を用いてチャートが印刷されるステップと、
    第2の画線部(12)に対応するチャートの第1画像部の第1濃度が、印刷の流れに垂直な方向に、複数の第1測定位置で、測定されるステップと、
    第3の画線部(13)に対応するチャートの第2画像部の第2濃度が、印刷の流れに垂直な方向に、複数の第2測定位置で、測定されるステップであって、第1測定位置と第2測定位置との両者は、印刷の流れ方向に沿った同一直線上にある、ステップと、
    チャートの第2画像部の複数のコントラスト値のそれぞれが、印刷の流れ方向に沿った同一直線上にある第1濃度および第2濃度から、算出されるステップと、
    所望のコントラスト値に対応する第1濃度が、チャートの第2画像部の複数のコントラスト値のそれぞれと、それに対応するチャートの第1画像部の第1濃度との関係から、ベタ部の印刷濃度として、決定されるステップと、
    を含む方法。

JP2004132892A 2004-04-28 2004-04-28 印刷濃度を決定する方法およびそれに用いる印刷版 Expired - Fee Related JP4583803B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004132892A JP4583803B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 印刷濃度を決定する方法およびそれに用いる印刷版

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004132892A JP4583803B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 印刷濃度を決定する方法およびそれに用いる印刷版

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005313431A JP2005313431A (ja) 2005-11-10
JP4583803B2 true JP4583803B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=35441360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004132892A Expired - Fee Related JP4583803B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 印刷濃度を決定する方法およびそれに用いる印刷版

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4583803B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5050319B2 (ja) * 2005-06-01 2012-10-17 凸版印刷株式会社 チャート

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4939602B1 (ja) * 1970-10-22 1974-10-26
JPH062406B2 (ja) * 1984-04-10 1994-01-12 凸版印刷株式会社 平台校正印刷機
JPS60217154A (ja) * 1984-04-11 1985-10-30 Toppan Printing Co Ltd 平台校正印刷機
JPS62130344A (ja) * 1985-12-02 1987-06-12 Toppan Printing Co Ltd 印刷管理用スケ−ルの濃度値判別方法
DE3829341A1 (de) * 1988-08-30 1990-03-08 Roland Man Druckmasch Datenerfassung fuer farbregelanlagen
JPH0820103A (ja) * 1994-07-07 1996-01-23 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 網点画像出力方法
DE69714197T2 (de) * 1996-12-11 2003-02-13 Agfa-Gevaert, Mortsel Sichtbarer Kontrollstreifen für Abbildungsmedien

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005313431A (ja) 2005-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040200369A1 (en) Method and system for printing press image distortion compensation
US9221288B2 (en) Printing process and system for ascertaining register defects
US5662044A (en) Offset printing method
JP5311716B2 (ja) 印刷機の絵柄色調制御装置及び絵柄色調制御方法
JP2008213484A (ja) 印刷機の印刷摸擬方法及び装置、印刷機の絵柄色調制御方法及び装置、並びに、印刷機
JP3825427B2 (ja) 印刷機の絵柄色調制御方法および印刷機
JP2019217684A (ja) インキ消費量予測システム
JP4165071B2 (ja) 印刷機プロファイルの作成方法、カラーマッチング方法、色管理方法、印刷物、および色管理装置
JP4583803B2 (ja) 印刷濃度を決定する方法およびそれに用いる印刷版
JP2006239955A (ja) 印刷機の目標混色網濃度設定方法及び装置並びに印刷機の絵柄色調制御方法及び装置
JP3836107B2 (ja) 印刷機の絵柄色調制御方法および装置
JP4058226B2 (ja) 製版方法及び印刷方法
JPWO2008026589A1 (ja) 印刷機の印刷評価情報表示装置及び印刷評価情報表示方法
JP5184295B2 (ja) 印刷機の目標混色網濃度設定方法及び装置並びに印刷機の絵柄色調制御方法及び装置
JP2006159904A (ja) 絵柄色調制御方法及び装置
JPH0221945B2 (ja)
JPH0446927Y2 (ja)
JPH0643698Y2 (ja) 印刷管理用スケールを有する印刷物
JP2003237016A (ja) 印刷方法及び印刷システム
Dilling Levels of Process Automation in a Offset Press
JP2001018352A (ja) 網版形成装置
JPH04201260A (ja) 面積率算出方法およびその装置ならびに印刷機
JPH0449471B2 (ja)
JP2001086359A (ja) 多色製版印刷システム
JPH0449473B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100803

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees