JP4583782B2 - 自動現金取扱装置の保守運用方法及びそのシステム - Google Patents

自動現金取扱装置の保守運用方法及びそのシステム Download PDF

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Description

本発明は、顧客の操作で、現金を取り扱う自動現金取扱装置の保守を行うのに好適な自動現金取扱装置の保守運用方法、そのシステム及びその自動現金取扱装置に関し、特に、金融機関の店舗外で設置される自動現金取扱装置に好適な保守運用方法、そのシステム及びその自動現金取扱装置に関する。
金融機関等で使用される自動現金取引装置や、自動現金貸出機、自動販売機は、内部に現金を保持しており、顧客の操作により、現金の受け入れ、払い出しを行う。近年の営業拠点の多様化や、営業時間の長期化に伴い、これらの自動現金取扱装置が、単独で、無人店舗や、駅、コンビニエンスストアに設けられる利用形態が増加している。
一方、このような警備の手薄な事態を狙って、固定された自動現金取扱装置を破壊し、又は固定された装置自体を盗み、装置内部の現金を強奪する事件が多発している。このような観点から、自動現金取扱装置を遠隔警備する遠隔警備システムの利用が、必要となる。
図13は、従来の自動現金取扱装置の保守運用システムの構成図、図14は、従来の自動現金取扱装置のプロテクタの説明図であり、金融機関の現金自動取引装置の保守運用システムを示す。
図13に示すように、各現金自動取引装置400は、ネットワーク網600を介し、金融機関ホスト500に接続されている。各現金自動取引装置400は、顧客の操作に従い、出金、入金、振込み等の取引動作を、ホスト500と連携して、実行する。
この現金自動取引装置(ATMという)400は、周知のように、キャッシュカードや紙幣などを取り扱うメカユニットと、それらの制御を行う制御部とから構成される。日常の運用において、ATM400に故障が発生した際には、故障した部品交換などの保守作業を行う必要がある。
従来の保守方法では、ホスト500または監視センタ(図示せず)などを経由して、保守センタ300に、障害情報が通知され、その内容により保守員が現地に急行する。保守員は、現地にて故障の状況を診断し、必要に応じて、故障した部品を取り寄せ、部品交換を行い、修理する。
一方、各自動現金取引装置400に、警備会社が、警備用センサを取付け、独自のネットワーク及び警備センタ設備(図示せず)を使用し、現金自動取引装置400に対する警備業務を行っていた。
そして、図14に示すように、現金自動取引装置400の現金収容部を保護するように、プロテクタ420を設け、警備センサの他に、防犯機構を設けることも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−032818号公報(要約及び図1、図4)
この従来の方法は、現地で係員が故障診断などの作業を行うことから、現地での係員の作業時間の増大を招く。例えば、部品の取り寄せにかかる時間の無駄や、取り寄せに時間がかかる場合には、保守員が現地に2度訪問することとなる。更に、一回の部品交換で直らなかった場合、再度の診断・部品交換作業を要する。何れの要因も、機器停止に伴う、自動現金取扱装置の利用機会の損失が発生する。
さらに、昨今ATMは、コンビニエンスストアなどの店舗内への設置が進んでいる。この場合には、保守員の長時間の作業は、設置先へ来店するお客への不便をかけ、かえって店舗の顧客にとり、邪魔である。この結果、ATMを設置している金融機関は、設置先店舗への補償金支払いといった事態を招くおそれがある。
しかも、保守員の作業は、現金収容部を開放することが多いため、強盗等の危険性を考慮すると、警備会社の警備員の立会い等も必要となり、この警備会社への支払いなど費用が膨らむ結果となる
このため、短時間で、且つ一回の作業で復旧する保守方式が要望され、他の分野で行われている方法、例えば、故障時には、装置を丸ごと交換してしまうという手法を適用することが考えられる。
しかしながら、自動現金取扱装置では、単に装置だけでなく、防犯設備も考慮する必要がある。即ち、警備センサ取り付けや、比較的頑丈なプロテクタの取り付けなどの関連する作業があり、結果として作業時間がかかり、この手法を採用するには、工夫が必要となる。
従って、本発明の目的は、自動現金取扱装置の障害時に、防犯機構を設けても、保守時間を短縮するための自動現金取扱装置の保守運用方法、そのシステム及びその自動現金取扱装置を提供することにある。
又、本発明の他の目的は、防犯機構を設けても、短時間で自動現金取扱装置の障害を復旧するための自動現金取扱装置の保守運用方法、そのシステム及びその自動現金取扱装置を提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、防犯機構を設けても、自動現金取引装置を丸ごと交換して、障害復旧時間を短縮化するための自動現金取扱装置の保守運用方法、そのシステム及びその自動現金取扱装置を提供することにある。
この目的の達成のため、本発明の自動現金取扱装置の保守運用方法は、前面側から操作可能な顧客操作部と制御部と現金取扱機構と警備センサとを含む前記自動現金取扱装置の設置場所に設けられ、前記自動現金取扱装置を保護し、且つ警備センタに接続された第2の警備センサを有するプロテクタに対し、前記自動現金取扱装置を交換するステップと、前記プロテクタの前面側に設けられ、前記自動現金取扱装置の上位装置と接続するための外部回線接続部と、交換された前記自動現金取扱装置の前面側に設けられた回線接続部とを接続し、前記自動現金取扱装置の前面側に設けられ前記警備センサを接続するセンサ接続部を、前記プロテクタの前面側に設けられ、前記自動現金取扱装置の前記警備センタに接続するための外部センサ接続部に接続するステップと、前記自動現金取扱装置の交換後、前記自動現金取扱装置の起動時に、前記プロテクタの前記外部回線接続部を介し、前記自動現金取扱装置の上位装置に前記自動現金取扱装置の識別アドレスを通信するステップと、前記上位装置からダウンロードされた前記識別アドレスに対応する前記自動現金取扱装置の設定情報を獲得し、前記上位装置に運用開始を通知し、取引の運用を開始するステップとを有する。
又、本発明の自動現金取扱装置の保守運用システムは、前面側から操作可能な顧客操作部と制御部と現金取扱機構と警備センサとを含む前記自動現金取扱装置と、前記自動現金取扱装置の設置場所に設けられ、前記自動現金取扱装置を保護し、且つ警備センタに接続された第2の警備センサを有するプロテクタとを有し、前記自動現金取扱装置は、前記自動現金取扱装置の前面側に設けられ、前記自動現金取扱装置の上位装置と接続するための回線接続部と、前記自動現金取扱装置の前面側に設けられ、前記警備センサを接続するセンサ接続部とを有し、前記プロテクタは、前記プロテクタの前面側に設けられ、前記自動現金取扱装置の上位装置と接続するため、交換された前記自動現金取扱装置の前記回線接続部と接続する外部回線接続部と、前記プロテクタの前面側に設けられ、前記警備センサを接続するセンサ接続部を前記自動現金取扱装置の前記警備センタに接続するための外部センサ接続部とを有し、前記自動現金取扱装置の交換後の前記自動現金取扱装置の起動時に、前記自動現金取扱装置の制御部は、前記プロテクタの前記外部回線接続部を介し、前記自動現金取扱装置の上位装置に前記自動現金取扱装置の識別アドレスを通信し、前記上位装置からダウンロードされた前記識別アドレスに対応する前記自動現金取扱装置の設定情報を獲得し、前記上位装置に運用開始を通知し、取引の運用を開始する。
好ましくは、本発明では、前記自動現金取扱装置に設けられた警備センサを、前記プロテクタに設けられ、前記自動現金取扱装置の警備センタに接続するための外部センサ接続部に、接続するステップを更に有する。
好ましくは、本発明では、前記自動現金取扱装置の交換後、前記自動現金取扱装置の起動時に、前記プロテクタの前記外部回線接続部を介し、前記自動現金取扱装置の上位装置に通信するステップと、前記上位装置から前記自動取扱装置の設定情報を獲得するステップとを更に有する。
好ましくは、本発明では、前記接続ステップは、制御部と顧客操作部と現金取扱機構とを備えた前記自動現金取扱装置の前記制御部と接続する前記回線接続部と、前記プロテクタの前記外部回線接続部とを接続するステップからなる。
好ましくは、本発明では、前記自動現金取扱装置に設けられた警備センサを、前記プロテクタに設けられた警備センサを前記自動現金取扱装置の警備センタに接続するための外部センサ接続部に、接続するステップを更に有する。
好ましくは、本発明では、前記自動現金取扱装置に設けられた警備センサと、前記プロテクタに設けられ、前記警備センサを、前記自動現金取扱装置の警備センタに接続するための外部センサ接続部とを更に有する。
好ましくは、本発明では、前記プロテクタに設けられた警備センサと、前記プロテクタに設けられ、前記警備センサを、前記自動現金取扱装置の警備センタに接続するための外部センサ接続部とを更に有する。
好ましくは、本発明では、前記自動現金取扱装置は、起動時に、前記プロテクタの前記外部回線接続部を介し、前記自動現金取扱装置の上位装置に通信し、前記上位装置から前記自動取扱装置の設定情報を獲得する。
好ましくは、本発明では、前記自動現金取扱装置は、制御部と、顧客操作部と、現金取扱機構と、前記制御部と接続する前記回線接続部とを有する。
好ましくは、本発明では、前記自動現金取扱装置に設けられた警備センサと、前記プロテクタに設けられた警備センサと、前記両警備センサを前記自動現金取扱装置の警備センタに接続するための外部センサ接続部とを更に有する。
好ましくは、本発明では、前記プロテクタは、前記自動現金取扱装置の前記顧客操作部以外を覆う形状を有する。
好ましくは、本発明では、前記プロテクタは、前記顧客操作部以外の前面を覆う扉部と、前記自動現金取扱装置の側面形状と近似した形状を有する両側面部と、前記自動現金取扱装置の裏面を覆う裏面部とを有する。
好ましくは、本発明では、前記プロテクタの前記外部回線接続部と、ネットワークを介し接続し、且つ各前記自動取扱装置の設定情報を保持する前記上位装置を更に有する。
好ましくは、本発明では、前記自動現金取扱装置に設けられた警備センサと、前記プロテクタに設けられた前記自動現金取扱装置の警備センタに接続するための外部センサ接続部に、前記警備センサを接続するためのセンサ接続部とを更に有する。
好ましくは、本発明では、前記制御部は、起動時に、前記プロテクタの前記外部回線接続部を介し、前記自動現金取扱装置の上位装置に通信し、前記上位装置から前記自動現金取扱装置の設定情報を獲得する。
好ましくは、本発明では、前記自動現金取扱装置に設けられた警備センサのセンサ接続部を、前記プロテクタに設けられた警備センサを前記自動現金取扱装置の警備センタに接続するための外部センサ接続部に接続する。
好ましくは、本発明では、前記自動現金取扱装置が、顧客の操作により現金の自動取引する装置である。
好ましくは、本発明では、前記警備センサは、前記現金取扱機構の扉の開閉を検出するセンサと、前記現金取扱機構の振動を検出センサとを少なくとも有する。
本発明では、自動現金取扱装置とプロテクタとをペアとし、防犯機構であるプロテクタに、上位装置との外部接続コネクタを設けたので、自動現金取扱装置の故障時に、自動現金取扱装置を丸ごと交換しても、プロテクタとの接続作業のみで済み、作業時間を短縮でき、設置店舗への影響を最小限とすることができる。しかも、自動現金取扱装置とプロテクタの両方に警備センサを設けたので、プロテクタ側からの不正攻撃の他に、顧客操作のため必要なプロテクタ開口部からの不正攻撃を検出できる。更に、これらの接続を装置前面で行えるよう構成したため、プロテクタと現金自動取引装置との接続作業が容易となり、作業時間の短縮に有効である。
又、設置場所での診断、部品交換等を必要としないため、より作業時間を短縮でき、且つ起動時に、制御部がプロテクタの外部回線接続部を介し上位装置に自動現金取扱装置の識別アドレスを通信し、上位装置からダウンロードされた識別アドレスに対応する前記自動現金取扱装置の設定情報を獲得し、上位装置に運用開始を通知し取引の運用を開始するため、端末設定という作業が必要なく、交換後の運用開始処理を自動化でき、設置店舗への影響を最小限とすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、自動現金取扱装置の保守運用システム、自動現金取扱装置と防犯機構の第1の実施の形態、自動現金取扱装置と防犯機構の第2の実施の形態、自動現金取扱装置と防犯機構の第3の実施の形態、交換時の自動設定処理、他の実施の形態の順で説明するが、本発明は、この実施の形態に限られない。
[保守運用システム]
図1は、本発明の自動現金取扱装置の保守運用システムの一実施の形態のブロック図、図2は、その自動現金取扱装置の交換動作の説明図である。
図1に示すように、現金自動取引装置(ATM)1は、後述する取引機構を制御する制御部と、ネットワーク通信部と、警備用センサを有する。ATM1は、ネットワーク網9を介し銀行(金融機関)のホストコンピュータ5に接続され、取引データのやりとりを行う。
一方、ATM1は、図示しないネットワーク網を介し保守会社(保守センタ)7に接続されており、保守センタ7は、ATM1の運用状況を監視する。ATM1の障害情報も、保守センタ7に随時通知される。警備用センサの検出内容は、ネットワーク網9を介し警備センタ8に通知される。ATM1の設置場所には、プロテクタ3が設けられており、ATM1は、設置場所おいて、プロテクタ3に覆われている。
ATM1より障害情報が通知された場合、保守センタ7は、そのときの運用状況から以下の判断を行う。
(1)遠隔操作で復旧可能なトラブルの場合には、利用客操作中の場合は、利用客と連絡をとり、カードや紙幣の詰まりなど、その場で復旧可能なトラブルと判断した時は、保守センタ7よりATM1に遠隔で指示を出すことで、カードなどの返却を行い、トラブルの復旧を行う。顧客が利用中でないときには、遠隔リセットなどにより復旧を試みる。
(2)遠隔操作で復旧不可能なトラブルの場合には、警備会社8へ連絡をとり、現地へ急行するよう指示を出す。例えば、カード詰まりの如くその場で復旧可能な場合には、復旧させるが、機器故障が発生した場合には、保守対応を行う。保守対応が発生した場合には、保守センタ7は、運送業者80へ装置搬出の指示を出す。運送業者80は、代替えのATM1を持ち、現地まで運搬し、装置の交換作業を実施する。
この場合に、図2に示すように、設置場所に設けられたプロテクタ3の扉30を開き、設置されたATM1を取り出し、代替えのATM1を、プロテクタ3に入れ、扉30を施錠する。
ここで、後述するように、ATM1又はプロテクタ3に、警備センサを内蔵している。このため、警備センサの付け替え作業を不要とし、作業業者の手配不要や作業時間の短縮という効果が得られる。この結果、ATM1の入れ替えに関する付帯作業としては、電源ケーブルと回線ケーブルの接続のみに集約することができる。
プロテクタ3には、取り外し可能なキャスタ82を取り付け、プロテクタ3の設置場所への搬送を容易とする。又、設置場所では、プロテクタ3からキャスタ82を取り外し、プロテクタ3を床にボルト等の固定手段で固定する。一方、ATM1も、プロテクタ3に、ボルト等の固定手段で固定する。
現金自動取引装置1やプロテクタ3内に取り付けられた警備用センサとしては、例えば、扉開閉マグネットセンサ、振動センサ、熱センサ、傾きセンサ、非常ボタン等である。
このように、ATM1又はプロテクタ3内に、警備センサを設け、且つプロテクタ3を固定し、ATM1のみを交換するため、警備センサやプロテクタ3という防犯機構を設けても、障害時の作業が極めて短時間で済む。
このため、機器停止に伴う、自動現金取扱装置の利用機会の損失が発生を防止でき、且つコンビニエンスストアなどの店舗内への設置においても、設置先へ来店するお客への不便や設置先店舗への補償金支払いといった事態を防止できる。
しかも、作業員の作業は、現金収容部を開放することなく、ATM1の交換で済むため、警備会社の警備員の立会い等も必要となく、この警備会社への支払いなど費用が発生しない。
[自動現金取扱装置及び防犯機構の第1の実施の形態]
図3は、図1の自動現金取引装置1の一実施の形態の外観図、図4は、図3の自動現金取引装置1の横断面図、図5は、図3の自動現金取引装置の斜視図である。
図3乃至図5に示すように、自動現金取引装置1は、上部に、各種の取引内容を表示する表示画面と、表示内容をタッチして選択するためのタッチパネルとを有するUOP(User Operation Panel)10を有する。
このUOP10の背後に、制御部(プリント板)11が設けられている。UOP10右下に、磁気カードの挿入及び排出のためのカード出入口を持つカードリーダ14が、左下に、レシートの排出のためのレシート出口を持つレシートプリンタ12が配置される。
その下に、紙幣の投入のための紙幣入金口162と、出金紙幣の排出のための出金口160を持つリサイクル型紙幣入出金機16が配置される。装置1の紙幣入出金機16の前面には、開閉可能な扉18が設けられる。この扉18は、鍵により施錠される。
図5に示すように、自動現金取引装置1には、警備センサ15−1、15−2が設けられる。警備センサとしては、扉18の振動を検出する振動センサ15−1と、扉18の開放を検出する扉開閉センサ15−2が設けられる。尚、扉18は、図5の左側を軸にし、右側が開く。
更に、自動現金取引装置1には、制御部11と接続する回線接続部(外部コネクタ)190と、両センサ15−1、15−2と接続するセンサ接続部(外部コネクタ)192とが設けられる。
次に、自動現金取引装置1を収容するプロテクタ3を、図6により、説明する。図6に示すように、プロテクタ3は、前述の自動現金取引装置1の扉18を覆うように設けられた扉部30と、自動現金取引装置1の両側面と相似形で、自動現金取引装置1の両側面を覆う形状の左右側面部31、32と、自動現金取引装置1の裏面を全て覆う形状の裏面部33と、底面部39とを有する。
又、このプロテクタ3には、自動現金取引装置1の回線接続部(コネクタ)190と接続する回線接続コネクタ34と、この回線接続コネクタ34と接続し、外部の回線に接続するための回線外部接続コネクタ37と、自動現金取引装置1のセンサ接続部(コネクタ)192と接続するセンサ接続コネクタ35と、このセンサ接続コネクタ35と接続し、外部の警備用通信機に接続するためのセンサ外部接続コネクタ38とを有する。
従来、プロテクタと呼ばれているものは、防犯のみを目的として製作されており、装置単体時での操作性や、デザイン等を無視した構造となるものとなっていた。また、防犯能力の向上の為に、ますます設置スペースは大きいものとなり、防犯にかけるコストもそれに伴い増大する結果となっている。
例えば、前述の図14に示したように、自動現金取引装置400の下部の現金収容部のみを、頑丈に覆う構造のプロテクタ420が利用されていた。このような構成では、確かに、防犯効果は高いが、装置の前面にせり出し、顧客の操作性や、デザインという観点では、好ましくなく、流行性の高い他の店舗(コンビニエンスストア等)に設置するには、ふさわしいものと言えない。
この実施の形態では、自動現金取引装置1の基本構造として、装置単体として考えるのではなく、プロテクタ3を装置1に標準装備した状態、即ち、装置の外観を全て覆ってしまう形で、プロテクタ3と 装置1のデザイン的な関連性及び外観形状の相似性を持たせる。
これにより、プロテクタ3を搭載した状態でも、装置1の外形形状や装置1に必要な保守スペースを、ほとんど変更せずに設置を行うことが可能となる。
また、装置全体をカバーするような構造をとり、さらにプロテクタ側に装置1との電気的な結合を持つことで、装備の拡張性及び防犯センサ系の結合の容易性などを図ることが可能となる。
図6で説明すると、プロテクタ3は、図5の装置1の外観を全て覆う形の構造とし、開口部は、装置の操作面(図5のUOP10,レシート出口12、カード出入口14、紙幣出入口160、162)と保守用扉部18のみの構成とする。
又、このプロテクタ3を使用する装置1は、プロテクタ3の開口と同程度の幅のフロント枠を準備するか、もしくは、既存のフロント枠にプロテクタ3の幅に合わせるアタッチメント(図5の枠部分)を追加し、外観デザインの変更を最小限にし、装置の持つ操作性を損なうことなく、設置ができる。
その上、プロテクタ3に、回線外部接続部37と、ATM1との回線接続部34を設けたので、ATM1の交換時に、ATM1の回線接続部190と回線接続部34とを、直接又はケーブルを介し接続することにより、ATM1が、ネットワーク網9に接続できる。
同様に、プロテクタ3に、センサ外部接続部38と、ATM1とのセンサ接続部35を設けたので、ATM1の交換時に、ATM1のセンサ接続部192とセンサ接続部35とを、直接又はケーブルを介し接続することにより、ATM1に設けた警備センサ15−1、15−2が、外部の警備用通信機に接続できる。
更に、プロテクタ3自身には、取り外しが可能な、キャスタブロック82(図2参照)を用意し、プロテクタ3の設置の為の運搬も、容易に行える。
内蔵する装置1を単体で設置する場合に、床面にアンカー固定する方法をとるが、このプロテクタ3には、内蔵する装置1のアンカーに合わせた位置にアンカー穴を装備しているので、装置1の交換時に、追加の床工事などが不要となり、交換設置が容易となる。
このように、ATM1の全周をカバーする構造により、プロテクタ3からの装置1の引出しも、第3者にとって、困難となり、防犯性能を向上することができる。また、ATM1の全面を覆う構造は、プロテクタ3自身の強度も向上させ、薄型で、設置性や装置1の操作性の良いプロテクタを提供することができる。
図7は、現金預金支払機(現金自動取引装置)1とプロテクタ3とのブロック図である。図7に示すように、カードリーダ部(Card Reader Writer)14は、カード出入口(カード挿入口)から挿入された磁気カードを、図示しない搬送機構で搬送しながら、磁気ヘッドで読み取り、出入口へ返却する。
又、カードリーダ部14には、イメージセンサが設けられ、磁気カード(エンボス部)を光学的に読み取る。UOP部(顧客操作部)10は、タッチパネル付きデイスプレイ(画面表示部とキー入力部)10−1、10−2で構成される。レシートプリンタ(RPR)12は、レシートに取引記録を印字し、レシート出口から排出する。
リサイクル型紙幣入出金機16は、紙幣入口162から投入された紙幣を鑑別、計数する紙幣計数部16−1と、紙幣を収容する紙幣収容部(スタッカ)16−4と、紙幣を紙幣入口162、出口160と紙幣収容部16−4との間で搬送する紙幣搬送部16−3と、計数された紙幣をスタッカ16−4に収容する入金動作を行い、且つスタッカ16−4から要求された紙幣を取り出し、紙幣出口160へ放出する出金動作を行うユニット制御部16−2とを有する。
警備用センサ15は、扉の開閉を検出する扉センサ15−2と、装置に熱が印加されたことを検出する熱センサ15−3(図5では図示せず)と、装置に振動が与えられたことを検出する振動検知センサ15−1と、センサ監視部15−4とを有する。
センサ監視部15−4は、例えば、センサの出力を増幅するアンプ部と、アンプの出力をA(アナログ)/D(デジタル)変換するA/D変換部と、バス13に接続された入力ポートとを有する。
バス13を介し主制御部(CPU)11が、センサ情報をチエックし、チエック結果を送信することもできる。主制御部(CPU)11は、バス13を介し、これら通信制御部11−1、カードリーダ部14、紙幣計数部16−1,レシートプリンタ12,顧客操作部10、センサ監視部15−4を接続し、ATM取引制御を行う。
通信制御部11−1は、ネットワーク通信部であり、主制御部11からの取引データとセンサ情報をネットワーク網9に送信し、ネットワーク網9から取引制御情報を受ける。
プロテクタ3の回線外部接続部37は、ケーブルにより、ネットワーク網9と接続されている。又、プロテクタ3には、これに接続するATM1との回線接続部34を設けたので、ATM1の交換時に、ATM1の回線接続部190と回線接続部34とを、直接又はケーブルを介し接続することにより、ATM1が、プロテクタ3の回線外部接続部37よりネットワーク網9に接続できる。
同様に、プロテクタ3のセンサ外部接続部38は、警備センタ8に接続される外部の警備通信機20と接続されている。又、プロテクタ3には、これと接続するATM1とのセンサ接続部35を設けたので、ATM1の交換時に、ATM1のセンサ接続部192とセンサ接続部35とを、直接又はケーブルを介し接続することにより、ATM1に設けた警備センサ15−1、15−2が、外部の警備用通信機20に接続する。
この警備通信機50は、例えば、CPUと、ROMと、RAMと、通信制御部(ダイアリング部)とを有し、警備センサのセンサ情報を受け、CPUの制御で、定期的に、通信制御部からダイアリングして、これらをネットワーク9を介し警備センタ8へ送信する。
このように、現金自動取引装置1を交換しても、設置場所に設けられたプロテクタ3は、ホスト5や警備センタ8に接続されているため、現金自動取引装置1を、これらに接続しなくても、プロテクタ3の接続部に接続するだけで、現金自動取引装置1が、ホスト5や警備センタ8に接続され、これによっても、復旧作業を短時間に容易に実現できる。
即ち、ATM1のトラブル発生時において、ATM装置1を交換することで復旧を図り、現場での診断作業を無くすことができる。更に、装置1を交換することで、「診断がうまく行かなかった」、「複数個所の同時故障のため部品交換後、再度交換する」というトラブルを無くすことができる。
又、通常の装置交換では、警備センサ取付けや端末設定といった付帯作業が発生するが、それらの作業を無くすことで、短時間での作業完了を実現できる。しかも、ATM1を設置し、運用していると、どうしても装置1の表面に傷が付く。保守により装置1を交換すると、傷の付いた装置1が修理のために、工場へ返却される。
この際、ATM1の商品価値を低下させないためには、ATM1表面の傷を修理して、新品同様にしなければならない。しかし、それでは修理コストがかかるため、ATM1それ単体で設置するのではなく、ATM1とペアになるプロテクタ3とセットで運用する。
ATM端末1とプロテクタ3の二重構造を持つことにより、ATM端末1の交換を迅速に行うと共に、ATM端末1を交換した際、ATM端末1本体の外観上に傷があったとしても、設置後は,プロテクタ3により、表面上傷は見えず、ATM端末1の稼動に影響はなく、ATM端末1の商品価値を落とすことなく,保守運用を継続することができる。
ただし、顧客操作画面や紙幣・カード類の取り扱い口については、プロテクタ3で覆うことはできない。この部分は、ATM端末修理時に,無条件で交換するようにする。又、この部分は顧客が直接触ることから、板金への塗装ではなく、樹脂一体成型で作ることで、部品代も安く、部品交換を行ったとしても、安価に保守が可能である。
[自動現金取扱装置及び防犯機構の第2の実施の形態]
図8は、図1の自動現金取引装置1の第2の実施の形態の斜視図、図9は、図1のプロテクタ3の第2の実施の形態の斜視図である。
図8に示すように、自動現金取引装置1は、上部に、各種の取引内容を表示する表示画面と、表示内容をタッチして選択するためのタッチパネルとを有するUOP(User Operation Panel)10を有する。
このUOP10の背後に、制御部(プリント板)11が設けられている。UOP10右下に、磁気カードの挿入及び排出のためのカード出入口を持つカードリーダ14が、左下に、レシートの排出のためのレシート出口を持つレシートプリンタ12が配置される。
その下に、図3乃至図5の現金自動取引装置1と同様に、紙幣の投入のための紙幣入金口162と、出金紙幣の排出のための出金口160を持つリサイクル型紙幣入出金機16が配置される。同様に、装置1の紙幣入出金機16の前面には、開閉可能な扉18が設けられる。この扉18は、鍵により施錠される。
図8に示すように、この自動現金取引装置1には、警備センサは設けられていない。更に、自動現金取引装置1には、制御部11と接続する回線接続部(外部コネクタ)190が設けられる。
次に、自動現金取引装置1を収容するプロテクタ3を、図9により、説明する。図9に示すように、プロテクタ3は、前述の自動現金取引装置1の扉18を覆うように設けられた扉部30と、自動現金取引装置1の両側面と相似形で、自動現金取引装置1の両側面を覆う形状の左右側面部31、32と、自動現金取引装置1の裏面を全て覆う形状の裏面部33と、底面部39とを有する。
このプロテクタ3には、警備センサ39−1、39−2が設けられる。警備センサとしては、扉30の振動を検出する振動センサ39−1と、扉30の開放を検出する扉開閉センサ39−2が設けられる。尚、扉30は、図9の左側を軸にし、右側が開く。
又、このプロテクタ3には、自動現金取引装置1の回線接続部(コネクタ)190と接続する回線接続コネクタ34と、この回線接続コネクタ34と接続し、外部の回線に接続するための回線外部接続コネクタ37と、警備センサ39−1,39−2と接続し、外部の警備用通信機に接続するためのセンサ外部接続コネクタ38とを有する。
この実施の形態でも、自動現金取引装置1の基本構造として、装置単体として考えるのではなく、プロテクタ3を装置1に標準装備した状態、即ち、装置の外観を全て覆ってしまう形で、プロテクタ3と 装置1のデザイン的な関連性及び外観形状の相似性を持たせる。これにより、プロテクタ3を搭載した状態でも、装置1の外形形状や装置1に必要な保守スペースを、ほとんど変更せずに設置を行うことが可能となる。
また、装置全体をカバーするような構造をとり、さらにプロテクタ側に装置1との電気的な結合を持つことで、装備の拡張性及び防犯センサ系の結合の容易性などを図ることが可能となる。
図9で説明すると、プロテクタ3は、図8の装置1の外観を全て覆う形の構造とし、開口部は、装置の操作面(図5のUOP10,レシート出口12、カード出入口14、紙幣出入口160、162)と保守用扉部18のみの構成とする。
又、このプロテクタ3を使用する装置1は、プロテクタ3の開口と同程度の幅のフロント枠を準備するか、もしくは、既存のフロント枠にプロテクタ3の幅に合わせるアタッチメント(図8の枠部分)を追加し、外観デザインの変更を最小限にし、装置の持つ操作性を損なうことなく、設置ができる。
その上、プロテクタ3に、回線外部接続部37と、ATM1との回線接続部34を設けたので、ATM1の交換時に、ATM1の回線接続部190と回線接続部34とを、直接又はケーブルを介し接続することにより、ATM1が、ネットワーク網9に接続できる。
同様に、プロテクタ3に、警備用センサ39−1,39−2とセンサ外部接続部38とを設けたので、ATM1を交換しても、プロテクタ3に警備センサを設けたので、ATM1に警備センサ15−1、15−2を設けなくても、外部の警備用通信機に接続できる。
更に、プロテクタ3自身には、取り外しが可能な、キャスタブロック82(図2参照)を用意し、プロテクタ3の設置の為の運搬も、容易に行える。
内蔵する装置1を単体で設置する場合に、床面にアンカー固定する方法をとるが、このプロテクタ3には、内蔵する装置1のアンカーに合わせた位置にアンカー穴を装備しているので、装置1の交換時に、追加の床工事などが不要となり、交換設置が容易となる。
このように、ATM1の全周をカバーする構造により、プロテクタ3からの装置1の引出しも、第3者にとって、困難となり、防犯性能を向上することができる。また、ATM1の全面を覆う構造は、プロテクタ3自身の強度も向上させ、薄型で、設置性や装置1の操作性の良いプロテクタを提供することができる。
[自動現金取扱装置及び防犯機構の第3の実施の形態]
図10は、図1の自動現金取引装置1及びプロテクタ3の第3の実施の形態の部分構成図である。図10では、図3乃至図5で説明した第1の実施の形態の現金自動取引装置1と、図9で説明した第2の実施の形態のプロテクタ3とを組み合わせたものである。
図10の自動現金取引装置1には、図5で示したように、警備センサ15−1、15−2が設けられる。警備センサとしては、扉18の振動を検出する振動センサ15−1と、扉18の開放を検出する扉開閉センサ15−2が設けられる。
更に、自動現金取引装置1には、制御部11と接続する回線接続部(外部コネクタ)190と、両センサ15−1、15−2と接続するセンサ接続部(外部コネクタ)192とが設けられる。
図10のプロテクタ3には、警備センサ39−1、39−2が設けられる。警備センサとしては、扉30の振動を検出する振動センサ39−1と、扉30の開放を検出する扉開閉センサ39−2が設けられる。
又、図10のプロテクタ3には、自動現金取引装置1の回線接続部(コネクタ)190と接続する回線接続コネクタ34と、この回線接続コネクタ34と接続し、外部の回線に接続するための回線外部接続コネクタ37と、警備センサ39−1,39−2と接続し、外部の警備用通信機に接続するためのセンサ外部接続コネクタ38と、自動現金取引装置1のセンサ接続部192と接続するためのセンサ内部コネクタ35(図6参照)を有する。
この実施の形態では、自動現金取引装置1とプロテクタ3の両方に、警備センサを設け、警備機構を2重化している。このため、万一、一方のセンサが故意又は故障により、不良となっても、他方のセンサでバックアップでき、より安全な防犯機構の構築できる。
[交換時の自動設定処理]
図11は、本発明の他の実施の形態の保守運用システムの構成図、図12は、図11のサーバのATM交換時の端末データ設定処理フロー図である。
図11に示すように、プロテクタ3に設置された自動現金取引装置1は、専用回線9を介し運用センタ7に接続され、運用センタ7は、ネットワーク網9−1を介し警備会社(警備センタ)8と、金融機関ホスト5に接続される。
この運用センタ7は、警備センタ8への警備情報や金融機関ホスト5への取引情報を、中継し、且つ保守センタとして機能する。運用センタ7には、サーバ7−1と、データベース7−2とが設けられている。このデータベース7−2には、通常、ATM1の設置時に必要とする端末固有の設定情報(装置の稼働スケジュール情報、端末名などの)を一元管理して、保持している。
図12により、ATM1の設定データ自動処理を説明する。
(S10)ATM1の交換後、ATM1を起動すると、ATM1が、サーバ7−1にホスト通信する。サーバ7−1は、ATM1からのIPアドレスを確認し、データベース7−2の端末設定データをIPアドレスで検索する(図11参照)。そして、検索した端末データ、ここでは、端末番号(ATM番号)、設定情報(スケジュール、端末名、IPアドレス)を、ATM1にダウンロードする。
(S12)ATM1は、ダウンロードされた設定データを記憶した後、再起動し、ダウンロードデータを確認する。そして、メカ機構をイニシャライズ(初期化)する。
(S14)メカイニシャルが正常に終了すると、ATM1は、サーバ7−1に開局電文を送信し、サーバ7−1は、データベース7−2の端末運用状態を、故障中から運用中に変更し、ATM1に開局許可を送信する。これにより、ATM1は、顧客待ち状態となり、取引の運用を開始する。
このように、ATM1の交換時に、設定情報を取得しに行くことにより、交換時の作業時間短縮化をはかることができる。又、保守センタ7側は、どの端末からのアクセスかを判断するため、IPアドレスなどのルーターの固有の設定情報または、電話番号の発信者通知機能などを利用する。
従って、ATMのトラブル発生時においてATM装置を交換しても、端末設定という付帯作業が必要なく、短時間での作業完了を実現することができる。特に、無人出張所やコンビニATM等、単独で設置を行う場合に非常に効果がある。
[他の実施の形態]
前述の実施の形態では、自動現金取扱装置として、現金自動預金支払機を例に説明したが、現金を扱う現金支払機、現金預金機、現金貸付機、自動販売機等にも適用できる。又、警備センサも、扉開閉センサ、振動センサのみならず、種々のセンサを適用できる。
以上、本発明を実施の形態により説明したが、本発明の趣旨の範囲内において、本発明は、種々の変形が可能であり、本発明の範囲からこれらを排除するものではない。
(付記1)自動現金取扱装置の保守運用方法において、前記自動現金取扱装置の設置場所に設けられ、前記自動現金取扱装置を保護するプロテクタに対し、前記自動現金取扱装置を交換するステップと、前記プロテクタに設けられ、前記自動現金取扱装置の上位装置と接続するための外部回線接続部と、交換された前記自動現金取扱装置の回線接続部とを接続するステップとを有することを特徴とする自動現金取扱装置の保守運用方法。
(付記2)前記自動現金取扱装置に設けられた警備センサを、前記プロテクタに設けられ、前記自動現金取扱装置の警備センタに接続するための外部センサ接続部に、接続するステップを更に有することを特徴とする付記1の自動現金取扱装置の保守運用方法。
(付記3)前記自動現金取扱装置の交換後、前記自動現金取扱装置の起動時に、前記プロテクタの前記外部回線接続部を介し、前記自動現金取扱装置の上位装置に通信するステップと、前記上位装置から前記自動取扱装置の設定情報を獲得するステップとを更に有することを特徴とする付記1の自動現金取扱装置の保守運用方法。
(付記4)前記接続ステップは、制御部と顧客操作部と現金取扱機構とを備えた前記自動現金取扱装置の前記制御部と接続する前記回線接続部と、前記プロテクタの前記外部回線接続部とを接続するステップからなることを特徴とする付記1の自動現金取扱装置の保守運用方法。
(付記5)前記自動現金取扱装置に設けられた警備センサを、前記プロテクタに設けられた警備センサを前記自動現金取扱装置の警備センタに接続するための外部センサ接続部に、接続するステップを更に有することを特徴とする付記1の自動現金取扱装置の保守運用方法。
(付記6)自動現金取扱装置の保守運用システムにおいて、前記自動現金取扱装置の設置場所に設けられ、前記自動現金取扱装置を保護するプロテクタと、上位装置と接続するための回線接続部を有する前記自動現金取扱装置と、前記プロテクタに設けられ、前記自動現金取扱装置の上位装置と接続するため、交換された前記自動現金取扱装置の回線接続部と接続する外部回線接続部とを有することを特徴とする自動現金取扱装置の保守運用システム。
(付記7)前記自動現金取扱装置に設けられた警備センサと、前記プロテクタに設けられ、前記警備センサを、前記自動現金取扱装置の警備センタに接続するための外部センサ接続部とを更に有することを特徴とする付記6の自動現金取扱装置の保守運用システム。
(付記8)前記プロテクタに設けられた警備センサと、前記プロテクタに設けられ、前記警備センサを、前記自動現金取扱装置の警備センタに接続するための外部センサ接続部とを更に有することを特徴とする付記6の自動現金取扱装置の保守運用システム。
(付記9)前記自動現金取扱装置は、起動時に、前記プロテクタの前記外部回線接続部を介し、前記自動現金取扱装置の上位装置に通信し、前記上位装置から前記自動取扱装置の設定情報を獲得することを特徴とする付記6の自動現金取扱装置の保守運用システム。
(付記10)前記自動現金取扱装置は、制御部と、顧客操作部と、現金取扱機構と、前記制御部と接続する前記回線接続部とを有することを特徴とする付記6の自動現金取扱装置の保守運用システム。
(付記11)前記自動現金取扱装置に設けられた警備センサと、前記プロテクタに設けられた警備センサと、前記両警備センサを前記自動現金取扱装置の警備センタに接続するための外部センサ接続部とを更に有することを特徴とする付記6の自動現金取扱装置の保守運用システム。
(付記12)前記プロテクタは、前記自動現金取扱装置の前記顧客操作部以外を覆う形状を有することを特徴とする付記10の自動現金取扱装置の保守運用システム。
(付記13)前記プロテクタは、前記顧客操作部以外の前面を覆う扉部と、前記自動現金取扱装置の側面形状と近似した形状を有する両側面部と、前記自動現金取扱装置の裏面を覆う裏面部とを有することを特徴とする付記12の自動現金取扱装置の保守運用システム。
(付記14)前記プロテクタの前記外部回線接続部と、ネットワークを介し接続し、且つ各前記自動取扱装置の設定情報を保持する前記上位装置を更に有することを特徴とする付記9の自動現金取扱装置の保守運用システム。
(付記15)顧客の操作により現金の取扱を行う自動現金取扱装置において、現金を取り扱う現金取扱機構と、顧客操作部と、前記顧客操作部の操作に応じて、前記現金取扱機構を制御する制御部と、前記自動現金取扱装置を保護するプロテクタに設けられた、前記自動現金取扱装置の上位装置と接続するための外部回線接続部と、前記制御部とを接続するための回線接続部とを有することを特徴とする自動現金取扱装置。
(付記16)前記自動現金取扱装置に設けられた警備センサと、前記プロテクタに設けられた前記自動現金取扱装置の警備センタに接続するための外部センサ接続部に、前記警備センサを接続するためのセンサ接続部とを更に有することを特徴とする付記15の自動現金取扱装置。
(付記17)前記制御部は、起動時に、前記プロテクタの前記外部回線接続部を介し、前記自動現金取扱装置の上位装置に通信し、前記上位装置から前記自動現金取扱装置の設定情報を獲得することを特徴とする付記15の自動現金取扱装置。
(付記18)前記自動現金取扱装置に設けられた警備センサのセンサ接続部を、前記プロテクタに設けられた警備センサを前記自動現金取扱装置の警備センタに接続するための外部センサ接続部に接続することを特徴とする付記15の自動現金取扱装置。
(付記19)前記自動現金取扱装置が、顧客の操作により現金の自動取引する装置であることを特徴とする付記15の自動現金取扱装置。
(付記20)前記警備センサは、前記現金取扱機構の扉の開閉を検出するセンサと、前記現金取扱機構の振動を検出センサとを少なくとも有することを特徴とする付記16の自動現金取扱装置。
以上説明したように、本発明では、自動現金取扱装置とプロテクタとをペアとし、防犯機構であるプロテクタに、上位装置との外部接続コネクタを設けたので、自動現金取扱装置の故障時に、自動現金取扱装置を丸ごと交換しても、プロテクタとの接続作業のみで済み、作業時間を短縮でき、設置店舗への影響を最小限とすることができる。しかも、自動現金取扱装置とプロテクタの両方に警備センサを設けたので、プロテクタ側からの不正攻撃の他に、顧客操作のため必要なプロテクタ開口部からの不正攻撃を検出できる。更に、これらの接続を装置前面で行えるよう構成したため、プロテクタと現金自動取引装置との接続作業が容易となり、作業時間の短縮に有効である。
又、設置場所での診断、部品交換等を必要としないため、より作業時間を短縮でき、且つ起動時に、制御部がプロテクタの外部回線接続部を介し上位装置に自動現金取扱装置の識別アドレスを通信し、上位装置からダウンロードされた識別アドレスに対応する前記自動現金取扱装置の設定情報を獲得し、上位装置に運用開始を通知し取引の運用を開始するため、端末設定という作業が必要なく、交換後の運用開始処理を自動化でき、設置店舗への影響を最小限とすることができる。特に、無人出張所やコンビニATM等、単独で設置を行う場合に非常に有用である。
本発明の一実施の形態の自動現金取扱装置の保守運用システムの構成図である。 図1の自動現金取扱装置の保守運用方法の説明図である。 図1の自動現金取扱装置の一実施の形態の正面図である。 図1の自動現金取扱装置の一実施の形態の横断面図である。 図1の自動現金取扱装置の一実施の形態の斜視図である。 図1のプロテクタの一実施の形態の斜視図である。 図2の自動現金取扱装置の構成図である。 図1の自動現金取扱装置の第2の実施の形態の斜視図である。 図1のプロテクタの第2の実施の形態の斜視図である。 図1の自動現金取扱装置とプロテクタの第3の実施の形態の部分構成図である。 本発明の他の実施の形態の自動現金取扱装置の保守運用システムの構成図である。 図11の自動現金取扱装置の交換時の端末データ自動設定処理フロー図である。 従来の自動現金取扱装置の保守運用システムの説明図である。 従来の防犯機構であるプロテクタの説明図である。
符号の説明
1 自動現金取扱装置
3 プロテクタ
5 金融機関ホスト
7 保守センタ(運用センタ)
7−1 サーバ
7−2 データベース
8 警備センタ
9、9−1 ネットワーク網
10 顧客操作部
11 制御部
11−1 ネットワーク通信部
12 レシートプリンタ
14 カードリーダ
15−1,15−2,39−1,39−2 警備用センサ
16 紙幣入出金機
160 紙幣出口
162 紙幣入口
190 ネットワーク用コネクタ
192 センサ用コネクタ
30 扉
31,32 側面板
33 裏面板
34 ネットワーク用コネクタ
35 センサ用コネクタ
39 底板
37 ネットワーク用外部コネクタ
38 センサ用外部コネクタ
50 通信機

Claims (4)

  1. 自動現金取扱装置の保守運用方法において、
    前面側から操作可能な顧客操作部と制御部と現金取扱機構と警備センサとを含む前記自動現金取扱装置の設置場所に設けられ、前記自動現金取扱装置を保護し、且つ警備センタに接続された第2の警備センサを有するプロテクタに対し、前記自動現金取扱装置を交換するステップと、
    前記プロテクタの前面側に設けられ、前記自動現金取扱装置の上位装置と接続するための外部回線接続部と、交換された前記自動現金取扱装置の前面側に設けられた回線接続部とを接続し、前記自動現金取扱装置の前面側に設けられ前記警備センサを接続するセンサ接続部を、前記プロテクタの前面側に設けられ、前記自動現金取扱装置の前記警備センタに接続するための外部センサ接続部に接続するステップと、
    前記自動現金取扱装置の交換後、前記自動現金取扱装置の起動時に、前記プロテクタの前記外部回線接続部を介し、前記自動現金取扱装置の上位装置に前記自動現金取扱装置の識別アドレスを通信するステップと、
    前記上位装置からダウンロードされた前記識別アドレスに対応する前記自動現金取扱装置の設定情報を獲得し、前記上位装置に運用開始を通知し、取引の運用を開始するステップとを有する
    ことを特徴とする自動現金取扱装置の保守運用方法。
  2. 前記交換ステップは、前記顧客操作部以外の前面を覆う扉部と前記自動現金取扱装置の側面形状と近似した形状を有する両側面部と前記自動現金取扱装置の裏面を覆う裏面部とを有する前記プロテクタの扉部を開放し、前記自動現金取扱装置を交換するステップを有する
    ことを特徴とする請求項1の自動現金取扱装置の保守運用方法。
  3. 自動現金取扱装置の保守運用システムにおいて、
    前面側から操作可能な顧客操作部と制御部と現金取扱機構と警備センサとを含む前記自動現金取扱装置と、
    前記自動現金取扱装置の設置場所に設けられ、前記自動現金取扱装置を保護し、且つ警備センタに接続された第2の警備センサを有するプロテクタとを有し、
    前記自動現金取扱装置は、
    前記自動現金取扱装置の前面側に設けられ、前記自動現金取扱装置の上位装置と接続するための回線接続部と、
    前記自動現金取扱装置の前面側に設けられ、前記警備センサを接続するセンサ接続部とを有し、
    前記プロテクタは、
    前記プロテクタの前面側に設けられ、前記自動現金取扱装置の上位装置と接続するため、交換された前記自動現金取扱装置の前記回線接続部と接続する外部回線接続部と、
    前記プロテクタの前面側に設けられ、前記警備センサを接続するセンサ接続部を前記自動現金取扱装置の前記警備センタに接続するための外部センサ接続部とを有し、
    前記自動現金取扱装置の交換後の前記自動現金取扱装置の起動時に、前記自動現金取扱装置の制御部は、前記プロテクタの前記外部回線接続部を介し、前記自動現金取扱装置の上位装置に前記自動現金取扱装置の識別アドレスを通信し、前記上位装置からダウンロードされた前記識別アドレスに対応する前記自動現金取扱装置の設定情報を獲得し、前記上位装置に運用開始を通知し、取引の運用を開始する
    ことを特徴とする自動現金取扱装置の保守運用システム。
  4. 前記プロテクタは、
    前記顧客操作部以外の前面を覆う扉部と、
    前記自動現金取扱装置の側面形状と近似した形状を有する両側面部と、
    前記自動現金取扱装置の裏面を覆う裏面部とを有し、
    前記プロテクタの扉部を開放し、前記自動現金取扱装置を交換する
    ことを特徴とする請求項3の自動現金取扱装置の保守運用システム。
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