JP4580773B2 - 衣類巻き込み防止カバー - Google Patents

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Description

本発明は、自転車の車輪にスカート等の衣類が巻き込まれるのを防止するために取り付けられる衣類巻き込み防止カバーに関するものである。
コート等を着用して自転車に乗った場合、裾の部分が車輪に巻き込まれ、汚損したり破損することがしばしばである。従って、かかる衣類の巻き込みを防止するため、樹脂製の衣類巻き込み防止カバーを車輪の左右両側を覆うように取り付けている。そして、通常の衣類巻き込み防止カバーは、自転車の車輪の左右両側を覆う左右一対のカバー体と、該一対のカバー体の前部を連結する連結体と一体に備えたものがある(特許文献1)。
実公平3−55509号公報。
しかし、左右一対のカバー体は連結体により一体に連なって成形されているために、成形金型が大型となってしまい、金型の製作費が高くついて衣類の巻き込み防止カバーの製造コストが高くなってしまっていた。そこで、衣類巻き込み防止カバーを安価に製造できるようにするために、左右のカバー体を別体に形成して、衣類巻き込み防止カバーを自転車の車輪に取り付ける際に、左右のカバー体を連結体で連結するようにして、カバー体を形成する金型を小型にすることが考えられている。
この具体例として、左カバー体と右カバー体とを別体に構成され、かつ同一形状とされていることを特徴とする衣類巻き込み防止カバーが提案されている(特許文献2)。かかる同一形状の左右のカバ−体は、バンド状鋸歯部及び連結係止部よりなる長さ調整機構を備えた連結体にて連結されるものであるが、その連結に時間がかかり装着時に不具合が指摘されている。特に前方の連結体は離脱・解除されてはならないが、バンド状鋸歯部と連結係止部との連結は不意に解除されてしまう場合があり、好ましいことではない。
特開2003−160075号公報。
本発明は、車輪の左側を覆う左カバー体と右側を覆う右カバー体とを別々の形状としてモ−ルド成形し、モ−ルド金型をできるだけ小型化して取扱いを容易となし、かつ、後ろ泥よけ部材に跨がる連結体の一つを完全に一体化した衣類巻き込み防止カバ−を得ようとするものである。
本発明の第1の態様は、後輪の左側を覆う左カバー体と右側を覆う右カバー体とを別々にモ−ルド成形し、後ろ泥よけ部材に跨がる連結体を溶着或いは接着にて一体化して左右両カバ−を連結したものであり、前記連結体は、左右カバ−体より伸びる連結片に樹脂片を重ね合わせ、重ね合わせ部位を溶着或いは接着してなることを特徴とする衣類巻き込み防止カバ−に係るものである。
本発明の第2の態様は、後輪の左側を覆う左カバー体と右側を覆う右カバー体とを別々にモ−ルド成形し、後ろ泥よけ部材に跨がる連結体を溶着或いは接着にて一体化して左右両カバ−を連結したものであり、前記連結体は、樹脂連結片を左右カバ−体に重ね合わせ、重ね合わせ部位を溶着或いは接着してなることを特徴とする衣類巻き込み防止カバ−に係るものである。
本発明は上記したように左右のカバ−体を当初は独立してモ−ルド成形するため、金型が比較的小さくて済み、このため、成形作業性、取扱性が大きく向上した。更に連結体を溶着或いは接着加工によって一体化し、これによって左右のカバ−体を一体として衣類巻き込み防止カバ−が完成するものであり、後ろ泥よけ部材に跨がる連結体の一つは分離解除することがないため、装着作業性、安全性にも優れたものとなったものである。
本発明の左右カバ−体はモ−ルド成形によって得られるものであり、その素材も、例えばポリプロピレンやポリカ−ボネ−ト等にて代表される樹脂で成形されるものである。かかる左右カバ−体は通常はその一部が円弧状をなす縁部にて構成され、この円弧の縁部が泥よけ部材の縁部に嵌め込まれたりして固定されるが、本発明ではこの点は特に関係がないので言及はしない。又、左右カバ−体が対称であっても非対称であっても任意である。同一のカバ−体を適用することがコスト上最も好ましいことは言うまでもない。
更に、左右カバ−体は最も衣類が巻き込まれやすいバックホ−クやサ−クル錠近傍の後ろ泥よけ部材に装着されるため、特に言えば、サ−クル錠を逃げるための開口部が形成されているがこの形状も任意である。
さて、本発明にあっては、左右のカバ−体をその一部が円弧状をなす側を対向させ、例えば、装着した際に前側となる前端部に連結体を一体とするものである。かかる連結体は、当初は別体であって、その後これを重ね合わせた部位(A部)を溶着又は接着処理によって完全に一体化することとなる。
この連結体の構成は実施例にて例を挙げて説明するが、左右又は一方のカバ−体より伸びる連結片を用いるもの、これに別部材の連結片を重ね合わせてなるもの等があり、この重ね合わせ位置がずれないように相互に嵌合可能な凹凸部を形成してこれを嵌め合わせた後に溶着或いは接着処理を行うのがよい。
本発明にあって、溶着或いは接着処理を行って一体化する連結体の位置は前端部が好ましいが、場合によっては他の部位に適用してもよく、例えば、サ−クル錠を避けるための開口部近傍にこの連結体を構成してもよい。
更に、装着時には左右のカバ−体の縁部が後ろ泥よけ部材の縁部にフック等にて嵌め合わされ、場合によっては後ろ泥よけ部材を跨いで一つ又は複数の結合バンドにて更に結合するが、その結合バンドも特に限定されるものではなく、従来より採用されているバンド状鋸歯部及び連結係止部よりなる長さ調整機構を備えたものがそのまま採用することが可能である。
以下、本発明を実施例をもって更に詳細に説明する。図1は本発明の衣類巻き込み防止カバ−の平面図である。図中、1、2はポリプロピレン製のモ−ルド成形による左右のカバ−体であり、この例では全体が透明感のあるプレ−トにてできている。
そして、対向する縁部1a、2aが円弧をなし、この部位が後ろ泥よけ部材の縁部とほぼ同等になるものである。3、4はサ−クル錠に対する開口部である。5は後ろ泥よけ部材の縁部に嵌め込むフックであり、特に限定されるものではない。6は後ろ泥よけ部材の後ろ端にあってこれを跨いでカバ−体1、2を連結するための結合バンドである。これも特に限定することはなく、この例では、バンド状鋸歯部6a及び連結係止部6bよりなる長さ調整機構を備えたものを用いている。
さて、左右のカバ−体を一体化する連結体10であるが、図2はその第1例を示す図である。この例は左右のカバ−体1、2の最前端より連結片10a、10bを備えたもので、これを重ね合わせ(A部)、かかる部位を溶着して一体化し、連結体10としたものである。この例では連結片10aには一定間隔をもって突起11aが形成され、一方、連結片10bには同様の間隔をもって貫通穴11bが形成されており、両者を嵌合させて重ね合わせ(A部)た後にこの部位を溶着させたものである。この両者の嵌合によって連結片10a、10bがずれることなく一体化されることとなる。勿論、嵌合の位置を変えることによって重ね合わせ(A部)、これを溶着して一体化し、かつ、連結体10の長さを変えることも可能となる。
図3はその第2例を示す図であり、この例は左右のカバ−体1、2の最前端より連結片10a、10bを備えたものであるが、これを突き合わせ、別の連結片10cをこの両者に重ね合わせ(A部)、この状態をもって溶着して一体化し、連結体10としたものである。この例でも連結片10a、10bには一定間隔をもって突起11aが形成され、一方、連結片10cには同様の間隔をもって貫通穴11bが形成されており、これらを嵌合させた後に溶着させたものである。
図4はその第3例を示す図である。この例は左のカバ−体1の最前端より連結片10aを備えたもので、これを右カバ−体2の端部に重ね合わせ(A部)、かかる部位を溶着して一体化し、連結体10としたものである。この例では連結片10aに貫通穴11bが形成され、一方、右カバ−体2の端部に突起11aが形成されており、両者を嵌合させた後に両者を溶着させたものである。
図5はその第4例を示す図である。この例は左右のカバ−体1、2の最前端の端部に突起11aが形成され、両者を跨ぐ連結片10cをもって重ね合わせ(A部)、この部位を溶着させたものである。勿論、連結片10cには貫通穴11bが形成されており、これを嵌め合わせた後に融着させるのがよい。
図1は本発明の衣類巻き込み防止カバ−の平面図である。 図2は本発明の連結体の第1例を示す図である。 図3は本発明の連結体の第2例を示す図である。 図4は本発明の連結体の第3例を示す図である。 図5は本発明の連結体の第4例を示す図である。
符号の説明
1、2‥カバ−体、
1a、1b‥カバ−体の縁部、
3、4‥サ−クル錠に対する開口部、
5‥後ろ泥よけ部材の縁部に嵌め込むフック、
6‥結合バンド、
6a‥バンド状鋸歯部、
6b‥連結係止部、
10‥左右カバ−体を一体化する連結体、
10a、10b、10c‥連結片、
11a‥突起、
11b‥貫通穴、
A‥溶着部位(連結片の重ね合わせ部)。

Claims (4)

  1. 後輪の左側を覆う左カバー体と右側を覆う右カバー体とを別々にモ−ルド成形し、後ろ泥よけ部材に跨がる連結体を溶着或いは接着にて一体化して左右両カバ−を連結したものであり、
    前記連結体は、左右カバ−体より伸びる連結片に樹脂片を重ね合わせ、重ね合わせ部位を溶着或いは接着してなることを特徴とする衣類巻き込み防止カバ−。
  2. 後輪の左側を覆う左カバー体と右側を覆う右カバー体とを別々にモ−ルド成形し、後ろ泥よけ部材に跨がる連結体を溶着或いは接着にて一体化して左右両カバ−を連結したものであり、
    前記連結体は、樹脂連結片を左右カバ−体に重ね合わせ、重ね合わせ部位を溶着或いは接着してなることを特徴とする衣類巻き込み防止カバ−。
  3. 前記連結体は、後ろ泥よけ部材の前方に跨がる位置に備えた請求項1又は請求項2記載の衣類巻き込み防止カバ−。
  4. 連結体の重ね合わせ部の一方に凹部を、他方に凸部を形成し、両者を嵌め合わせた状態で溶着或いは接着してなる請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の衣類巻き込み防止カバ−。
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