JP3154150U - バッグ - Google Patents

Abstract

【課題】ハンドルを容易に交換できるバッグを提供する。【解決手段】ハンドルとバッグ本体を面ファスナーで取り付けることによって、ハンドルを容易に交換ができるようにした。また、ハンドルに付けられた挟持部の面ファスナーにて本体を挟むことでバッグ本体とハンドルが密着する安定感、または接着強度を上げた。バッグのハンドル、又は本体が古くなったとき、あるいはデザインを変更するときに容易にハンドルを交換できる。【選択図】図１

Description

この考案は、バッグのハンドル（持ち手、ショルダーストラップなども含む）取り付け構造に関する。

従来のバッグのハンドルは図４の示すように、糸で縫われるなど、ハンドルはバッグ本体に固定されているものである。

いままでの状態ではハンドルとバッグ本体は縫製などで固定されているため、ハンドル又は本体が古くなったとき、あるいはハンドルのデザインの変更をしたい時、容易に交換することができない。そこで、この考案は、ハンドルを容易に交換できるバッグを提供することを課題とする。

以上の課題を解決するために、第一の考案は、図1のようにハンドルを面ファスナーで取り付けることによって、ハンドルを容易に交換できるようにしたことを特徴とするバッグである。
また、第二の考案は、図2、及び図３が示すように、ハンドルに縫い付けられた面ファスナーにて本体を挟むことである。

第三の考案は環状に形成したハンドルを、バッグ本体の外面と、ハンドル内面に一対の面ファスナーを取り付け、前記ハンドルを前記バッグ本体外面に着脱自在に接着できることを特徴とする。

第一の考案によれば、バッグのハンドル、又は本体が古くなったとき、あるいはデザインを変更するときに容易に交換できるものである。
また、または第二の考案によれば、バッグとハンドルの安定感または取り付け強度を上げることができるものである。

本考案の実施形態と、実施形態を分解した斜面図である。 第二の考案を示す、ハンドルの矜持部を示した斜面図である。 第二の考案を示す、ハンドルの矜持部をバッグ本体縁部に取り付けた斜面図である。 従来技術を示す斜面図である。

本考案の一実施形態を、トートバッグを例に挙げて図１ないし図３に示し説明する。

バッグ本体１は有底の袋体で、これにハンドル２を面ファスナー３で着脱自在に接着するものである。

具体的にはバッグ本体１の外面のハンドル接着部分に面ファスナーを縫い付け、ここに当接される環状のハンドル２の内面に面ファスナーを縫い付ける。

バッグ本体の１の側面に縫い付けた面ファスナーにハンドル内面に縫い付けられた面ファスナーを当接、離脱することにより、バッグ本体１に対して、ハンドルが交換自在になっている。

尚、ハンドルは、バッグ本体の底部を支えるよう、バッグを挟持するように接着されることが望ましい。

また、ハンドルの着脱防止のための補強構造として、ハンドル２のバッグ本体縁部４に当接する部分には、バッグ本体縁部４を面ファスナーで挟んで接着するべく、ハンドル２には両面に面ファスナーが取り付けられた挟持部５が設けられ、バッグ本体縁部４の内面にも面ファスナーが取り付けられている。

この実施形態によれば、ハンドルの消耗などによる交換がし易くなり、また気軽に交換できることで、従来では出来なかったハンドルの色替えも容易くできるようになる。
また、図２図３に示したように、バッグ本体の淵を面ファスナーで挟み込むことにより、バッグ本体とハンドルの取り付け強度を増すことができる。
以上の実施形態を用いればバッグ形態に関わらず、あらゆるバッグのハンドル、ショルダーストラップの取り付けに応用できる。

１ バッグ本体 ２ ハンドル
３ 面ファスナー ４ バッグ本体縁部
５ 挟持部

Claims (3)

1. バッグ本体とハンドルを面ファスナーで取り付けることによって、ハンドルを容易に交換ができるようにしたことを特徴とするバッグ。
2. ハンドルは環状に形成し、ハンドルの内面と、バッグ本体外面のハンドルが当接する部分に一対の面ファスナーを取り付け、前記ハンドルを前記バッグ本体外面に着脱自在に接着したことを特徴とする、請求項１記載のバッグ。
3. バッグ本体縁部に当接する部分に、面ファスナーを取り付けられた矜持部をハンドル内側に設け、前記矜持部により、バッグ本体縁部を挟むことで、バッグとハンドルの接着強度をあげることを特徴とする請求項１または２に記載のバッグ。