JP2011167312A - 携帯用食品容器収納具 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納する食品容器に高さが変わってもそれに対応して持ち手高さを調整でき、しかも面ファスナーが衣類や収納バッグと擦れるおそれがないようにする。
【解決手段】前面部6の外面に第一の面ファスナー26の一方27を上下方向に沿って設ける。第一の持ち手ベルト21の前面部6側の第一の取付部23側に第一の持ち手ベルト21の長手方向に沿って第一の面ファスナー26の一方27に着脱可能な第一の面ファスナー26の他方28を設ける。第一の取付部23に設けられた第一の面ファスナー26の他方28の範囲で、第一の面ファスナー26の一方27への取り付けを行うことができる。このため、第一の持ち手ベルト21の固定側の高さを調整できる。また第一の面ファスナー26の一方27が外側に露出するようなことはなくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ランチボックス、弁当箱などと称する携帯用食品容器収納具に関するものである。
複数個数を持つ主にランチボックス、弁当箱のような多段式食品容器は、上段容器を下段容器に収容したり、もしくは逆の収納構造が一般的であり、収納前後の一式での携帯で高さが変化し、それに合わせて収納ポーチ等と称する収納具の大きさ調整できるものが知られている(例えば特許文献1)。
特開2007−313216号公報
しかし、その収納具の高さが変化するものでは、持ち手が設置されてなかったり、その持ち手は高さ調整に関連のない面で設置され、携帯時の重心変化に対応できず、不安定な持ちであったりした。また、収納具高さを調整し、開口部を封止するため本体側に面ファスナーの一方を設け、ポーチ蓋に面ファスナーの他方を設けることにより、ポーチ高さを自由に調整することができる。しかしながら、このような場合には露出する面ファスナーの面が衣類や収納バッグと擦れるおそれがある。
また、多段弁当箱形態である行楽用弁当箱などは、野外での使用がそのほとんどの可能性があり、そのような野外での使用にあっては、取り分け用紙皿を使用すると共に、このような取り分け用紙皿に箸を置いたときには、箸が転がることが懸念される。
解決しようとする問題点は、食品容器の収納状態で高さがかわる収納具の上部開口を閉蓋すると共に持ち手を備えたものにおいて、高さが変わってもそれに対応して持ち手高さを調整でき、しかも面ファスナーが衣類や収納バッグと擦れるおそれがない携帯用食品容器収納具を提供する点である。また、野外等での食事であっても、食品容器の蓋を利用して箸が転げ落ちたり、或いは食品を小分けできるようにした携帯用食品容器収納具を提供する点である。
請求項1の発明は、食品容器と、底面部と左面部と前面部と右面部と後面部と該後面部の上辺に起伏自在に接続され上部開口を閉塞可能な上蓋板部とからなり前記食品容器を収納する収納具と、前記上蓋板部の上方に握り部が配置され取付部を前記前面部、前記後面部にそれぞれ接続する持ち手とを備え、前記左面部と前面部と右面部と後面部はそれぞれ内側に折り曲げ可能に設けられ、前記前面部の外面に面ファスナーの一方を上下方向に沿って設けると共に、前記持ち手の前記前面部側の取付部に、該取付部の長手方向に沿って前記面ファスナーの一方に着脱可能な前記面ファスナーの他方を設けたことを特徴とする携帯用食品容器収納具である。
請求項2の発明は、前記持ち手は、左右両側の第一の取付部を前記前面部の左右に接続した逆U字形状の第一の持ち手ベルト部と、左右両側の第二の取付部を前記後面部の左右に接続した逆U字形状の第二の持ち手ベルト部とを備え、前記前面部の外面の左右両側に前記面ファスナーの一方を上下方向に沿ってそれぞれ設けると共に、前記第一の持ち手ベルト部の前記第一の取付部に前記面ファスナーの他方をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1記載の携帯用食品容器収納具である。
請求項3の発明は、前記面ファスナーの一方は、前記前面部の下側から上側に連続して設けられ、前記面ファスナーの他方は前記第一の取付部の裏面に長手方向に連続して設けられることを特徴とする請求項2記載の携帯用食品容器収納具である。
請求項4の発明は、前記食品容器は、上部開口を有する容器本体と、前記上部開口に着脱自在に設けられる蓋板とを備え、該蓋板の裏側の周囲に箸仮固定用凹部を設け、前記蓋板の裏面の内側に仕切り部を介して浅底皿状凹部を複数並設することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯用食品容器収納具である。
請求項1の発明によれば、面ファスナーの露出を押さえることができ、衣服や収納バッグとの擦れが防止できる。そのため、面ファスナー接触面をいためることなく、面ファスナー自信の接合強度の耐久性も向上できる。また、ポーチ高さの変化に関係なく、持ち手はポーチ本体に常に接合し、安定させることができる。
請求項2の発明によれば、箱本体の四方を第一の持ち手ベルト部、第二の持ち手ベルト部によって安定して携帯できると共に、上蓋板部の前部が前面部を覆っても、第一の面ファスナーの一方と他方との貼り付け高さを自由に調整することができる。
請求項3の発明によれば、連続している任意の高さ箇所で第一の面ファスナーの一方と他方とを貼り合せることができる。
請求項4の発明によれば、蓋板の裏面の内側に仕切り部を有する凹部を設けることにより、蓋板にて安定しておかずなどを取り分ける皿の役割を有し、かつ箸仮固定用凹部が箸の固定溝の役割を有するため、屋外などの不安定な傾斜を持つ地形での使用においても、安定させ衛生的に箸を使用することができる。
本発明の実施例1を示す一部を断面とした空の収納具の斜視図である。 同食品容器の分解斜視図である。 同収納状態の食品容器の斜視図である。 同二段に積み重ねた食品容器を収容した収納具の斜視図である。 同二段に積み重ねた食品容器を収容して開蓋した収納具の斜視図である。 同一段の食品容器を収容して開蓋した収納具の斜視図である。 同一段の食品容器を収容して閉蓋途中の収納具の斜視図である。 同一段の食品容器を収容して閉蓋した収納具の斜視図である。 本発明の実施例2を示す空の収納具の斜視図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図1〜8は実施例1を示しており、図1に示すように上部開口を覆う蓋(後述する後蓋部)を後側とし後述する食品容器を収納する保冷ボックスである箱型の収納具1は、中空な略直方体形状であって、収納具1には携帯用の持ち手2が設けられている。収納具1は、底面部3と、左面部4と、該左面部4の上辺に起伏自在に接続され開口されている上方を閉塞可能な左蓋部5と、前面部6と、右面部7と、該右面部7の上辺に起伏自在に接続され上方を閉塞可能な右蓋部8と、後面部9と、該後面部9の上辺に起伏自在に接続され上方を全面的に閉塞可能な後蓋部10とを備えている。さらに前面部6の上辺に後方へ向けて折り曲げ可能な後ろ向き折り曲げ部11がやや突設していると共に、この後ろ向き折り曲げ部11の下辺と前面部6の上辺は兼用されると共に、この辺には後側に折り曲げやすくするために第一の折れ線12が全幅に渡って形成されている。また、後蓋部10の前辺に下方に折り曲げ可能な下向き折り曲げ部13がやや突設している。これら後蓋部10などは、ポリエステル布からなる外生地14と内生地15との間にポリエチレン等発泡材による断熱材16を設け、可撓性であって、さらに断熱性を有するようになっている。
そして、左面部4と後面部9との継ぎ目の上部、右面部7と後面部9との継ぎ目の上部にはそれぞれ上方からの切れ目17が形成されており、切れ目17の下端から底面部3までの高さは後述する第一の食品容器の第一の高さとほぼ同じに設けられている。なお、切れ目17の内側を覆って内外を非連通状態にするための裏当て布17Aが設けられている。なお、左面部4、後面部9、右面部7には、切れ目17の下端とほぼ同じ高さに、内側に折り曲げやすくするための第二の折れ線18が全幅に渡って設けられている。なお、図中19は後蓋部10の内面側に設けたポケットであり、箸20やスプーン(図示せず)、ナイフ(図示せず)等を収納できるようになっている。
前記持ち手2は、収納具1の前後に一対設けられる第一の持ち手ベルト21と第二の持ち手ベルト22からなり、第一の持ち手ベルト21は、前面部6の外側で隔をおいて左右にそれぞれ配置される第一の取付部23と、これら左右一対の第一の取付部23の上側間を架設する第一の持ち手部24とを備えて、全体としては逆U字形状(倒コ字状や倒<形状等を含む)となっている。さらに、第一の持ち手部24は長さ調整できるように、途中に第一の長さ調整具25に介在している。
第一の取付部23の一方と前面部6との固定は、一点鎖線で示す第一の面ファスナー26を介してなされている。面ファスナーは、ベルクロテープ(登録商標)などとも称せられる細長なテープ状であって、フック状に起毛された側と、ループ状に密集して起毛された側とを貼り付けたり剥がしたりすることができるようになっている。そして、第一の取付部23に対向する前面部6の外面の部位には、フック状又はループ状の第一の面ファスナー26の一方27が固定されており、この第一の面ファスナー26の一方27の下端27Aは前面部6のほぼ下端に配置されると共に、上端27Bは前面部6のほぼ上端近くまで配置されるように上下に連続して設けられている。第一の取付部23の内側、すなわち第一の面ファスナー26の一方27に対向する側に、第一の面ファスナー26の他方28が固定されている。この第一の面ファスナー26の他方28は、第一の面ファスナー26の一方27に対応するように第一の取付部23に上下方向に沿って連続して設けられているものであり、その下端28Aは第一の面ファスナー26の一方27の下端27Aに対応するように設けられると共に、第一の面ファスナー26の他方28の上端28Bは第一の面ファスナー26の一方27の上端28Bまで達せず、上端28Bよりもよりやや下方に配置されるようになっている。
前記後ろ向き折り曲げ部11の外側面と後蓋部10の内側面との間に一点鎖線で示す第二の面ファスナー29を介在する。これは後ろ向き折り曲げ部11に、前後方向に第二の面ファスナー29の一方30を固定すると共に、この第二の面ファスナー29の一方30に対応して後蓋部10に第二の面ファスナー29の他方31を固定したものである。
さらに、前面部6の外側面と下向き折り曲げ部13の内側面との間に一点鎖線で示す第三の面ファスナー32を介在する。この第三の面ファスナー32の一方33は、その上端33Aを前面部6の上辺に沿わせて左右方向に固定したものである。また、第三の面ファスナー32の他方34は、その上端34Aを前面部6の上辺に沿わせて左右方向に固定したものである。なお、第二の面ファスナー29の一方30、第三の面ファスナー32の一方33の左右両端は、前面部6の左右にそれぞれ設けられる一本の面ファスナーによって第一の面ファスナー26の一方27と一体に形成されている。また、第三の面ファスナー32の他方34における左右両端は、第二の面ファスナー29の他方31と一体に形成されている。
第二の持ち手ベルト22は、第一の持ち手ベルト21と同様に間隔をおいて左右に配置されて前面部6に接続される左右一対の第二の取付部35と、第二の持ち手部36を備えており、第二の持ち手部36に、基端を接続して先端で第一の持ち手部24を巻き込んで第一の持ち手部24を一体的に接続する接続用バンド37が設けられている。なお、図中、38は第二の持ち手部36に設けた長さ調整具、39は接続用バンド37の先端を基端側に着脱自在に止着するための雄雌一対の止着具である。
そして、第二の取付部35はほぼ第二の折れ線18の高さ位置において固定されており、この位置より上方にある第二の取付部35は自在になっている。なお、左右一対にそれぞれ配置されている第一の取付部23の下端と第二の取付部35の下端とは、底面部3の外側面に固定されている連続バンド40を介して接続されて、第一の取付部23の下端と第二の取付部35は一本のバンドによって形成されている。
図2、3に示すように第一の食品容器41は扁平で平面矩形な第一の食品容器本体42の上部開口に第一の蓋板43が着脱自在に設けられている。第一の食品容器41の平面は底面部3の内底とほぼ同じ形状であって、その第一の高さAは、収納具1の内側全高Bのほぼ半分に形成されている。第二の食品容器44は扁平で平面矩形な第二の食品容器本体45の上部開口に第二の蓋板46が着脱自在に設けられている。第二の食品容器44の平面は第一の食品容器41の平面の三分の二よりやや小さく形成されており、第二の食品容器44は第一の食品容器41の収納具1の第一の高さAより低く形成されている。第三の食品容器47は扁平で平面矩形な第三の食品容器本体48の上部開口に第三の蓋板49が着脱自在に設けられている。第三の食品容器47の平面は第一の食品容器41の平面の三分の一よりやや小さく形成されており、第三の食品容器47は第一の高さAより低く形成されている。このため、第一の食品容器本体42の内部に、左右に並べた第二の食品容器44、第三の食品容器47を収納した状態で上部開口を第一の蓋板43が閉塞できるようになっている。なお、図中50,51は第一の食品容器41、第二の食品容器44内に設けられた仕切り板である。
そして、第一の蓋板43の裏面の周囲に上部開口の内側に嵌合する第一の嵌合用凸条52が設けられると共に、この第一の嵌合用凸条52の角部に左右一対の下向き点状突起が設けられてこの突起間に第一の箸仮固定用凹部53を設けている。この第一の箸仮固定用凹部53の一方は角部の一方に設けると共に、他方を一膳の箸20の幅以上の間隔を有して角部の他方に設けている。さらに、第一の蓋板43の裏面における第一の嵌合用凸条52の内側の平面部に、凸状となっている第一の仕切り部54を介して浅底皿状の第一の凹部55を複数並設している。実施例では前後2列のものが左右に3列配置され合計6箇所に設けられている。
同様に第二の蓋板46に第二の嵌合用凸条56、第二の箸仮固定用凹部57、第二の仕切り部58及び第二の凹部59が設けられ、第二の仕切り部58は平面が十字状であって、第二の凹部59は前後左右の4箇所に設けられている。第三の蓋板49に第三の嵌合用凸条60、第三の箸仮固定用凹部61、第三の仕切り部62及び第三の凹部63が設けられ、第三の凹部63は第三の仕切り部62によって左右の2箇所に設けられている。
次に前記構成についてその作用を説明する。図4に示すように食品、例えばおにぎり、惣菜、サラダ(いずれも図示せず)を第一の食品容器41、第二の食品容器44、第三の食品容器47に収容し、そして第一の食品容器41を収納具1の底面部3の内側に載置し、さらに第一の食品容器41の第一の蓋板43上に第二の食品容器44、第三の食品容器47を横並びして載置する。この際、第一の面ファスナー26の一方27の上端27Bまで第一の面ファスナー26の他方28の上端28Bを貼り合せる。この第一の面ファスナー26の一方27の上端27Bは第一の食品容器41に重ねた第二の食品容器44、第三の食品容器47の高さ位置とほぼ同じ高さになっている。
そして、左蓋部5、右蓋部8を内側に折り畳み、さらに後ろ向き折り曲げ部11を後向きに折り畳んだ状態で後蓋部10を内側に折り畳むことで、第二の面ファスナー29の一方30に第二の面ファスナー29の他方31を貼り付けし、さらに第三の面ファスナー32の一方33に第三の面ファスナー32の他方34を貼り付けすることで、第一の食品容器41、第二の食品容器44、第三の食品容器47を収納した収納具1の内部空間が暖かい外気と遮断されて、断熱材16によって内部を保冷することができる。
そして、図5に示すように前後一対の第一の持ち手部24、第二の持ち手部36を、接続用バンド37で束ねて止着具39により止着した状態で、この接続用バンド37の箇所を握って携帯する。この際、上端27B,28B同士が貼り付いているので第一の持ち手ベルト21の第一の取付部23の固定箇所が可及的に最高点に近くなり、この結果収納具1と第一の取付部23、ひいては第一の持ち手ベルト21との一体感を向上でき、携帯時の横揺れを防止し易くなり、食品の型崩れなどを阻止することができる。
携帯後に、食品を取出すときには、まず接続用バンド37を外して第一の持ち手部24と第二の持ち手部36を前後に振り分けた後に、第二の面ファスナー29の一方30、第三の面ファスナー32の一方33を、第二の面ファスナー29の他方31、第三の面ファスナー32の他方34から剥がして後蓋部10を起こし、さらに左蓋部5、右蓋部8を起こして収納具1の上方を開口する。
次に、第二の食品容器44、第三の食品容器47を取り出し、さらに第一の食品容器41を取り出して、第二の蓋板46、第三の蓋板49、第一の蓋板43を取り除いて収容されている食品を、ポケット19から取出した箸20、スプーン、ナイフ等により食するものである。
この食事の際には、第一の蓋板43、第二の蓋板46、第三の蓋板49の裏面にそれぞれ設けられた浅底皿状の第一の凹部55、第二の凹部59、第三の凹部63にそれぞれおにぎり、惣菜、サラダを載せて皿代わりに使用する。そして、箸20を使用していないときは、一膳の箸20を第一の箸仮固定用凹部53、第二の箸仮固定用凹部57、第三の箸仮固定用凹部61に置くことで、箸20が転がることなく置いて安心して食事をすることができる。
食後の片付けにおいては、閉蓋した第二の食品容器44、第三の食品容器47を第一の食品容器本体42に収納して第一の蓋板43で閉蓋した後に、図6に示すように第一の食品容器41を収納具1に収納する。
次に図7に示すように第一の取付部23における第一の面ファスナー26の他方28を上方から第二の折れ線18に相当する箇所まで剥がし、第二の折れ線18を介して左蓋部5、右蓋部8を内側に折り畳み、さらに第二の折れ線18を介して後蓋部10を前方に折り畳むことで、第二の面ファスナー29の他方31における左右両端側のみ、第三の面ファスナー32の他方34を第一の面ファスナー26の一方27に貼り付けすることができる。
そして、図8に示すように後蓋部10を折り畳んだ状態で、第一の持ち手部24と第二の持ち手部36を前後に上方で合わせて接続用バンド37で束ねて止着具39により固定した状態で、第一の持ち手部24と第二の持ち手部36をあわせ持って携帯するものである。なお、このような場合には、第一の持ち手部24の第一の面ファスナー26による上側の固定点が低くなって、すなわち第二の折れ線18程度の高さになって、第一の取付部23のほぼ上半分が自由になってしまうので、適宜に第一の長さ調整具25によって第一の持ち手部24の長さ調整を行う。
以上のように、前記実施例では、積み重ねする第一の食品容器41及び第二の食品容器44、第三の食品容器47と、底面部3と左面部4と前面部6と右面部7と後面部9と該後面部9の上辺に起伏自在に接続され上部の開口を閉塞可能な後蓋部10とからなり第一の食品容器41上に第二の食品容器44、第三の食品容器47を積み重ねて収納する収納具1と、後蓋部10の上方に第一の持ち手部24、第二の持ち手部36が配置され第一の取付部23、第二の取付部35を前面部6、後面部9にそれぞれ接続する第一の持ち手ベルト21、第二の持ち手ベルト22とを備え、左面部4と前面部6と右面部7と後面部9はそれぞれ内側に折り曲げ可能に設けられ、前面部6の外面に第一の面ファスナー26の一方27を上下方向に沿って設けると共に、第一の持ち手ベルト21の前面部6側の第一の取付部23側に第一の持ち手ベルト21の長手方向に沿って第一の面ファスナー26の一方27に着脱可能な第一の面ファスナー26の他方28を設けたことにより、図5に示すように第一の食品容器41に第二の食品容器44、第三の食品容器47を積み重ねた状態で収納具1に収納して後蓋部10などで閉蓋した場合では、第一の取付部23に設けられた第一の面ファスナー26の他方28の下方から上端側までの範囲で、第一の面ファスナー26の一方27への取り付けすることで、第二の食品容器44、第三の食品容器47の高さ程度の箇所まで第一の取付部23を固定でき、この結果第一の取付部23の自由度は少なく携帯時に収納具1の横揺れを可及的に阻止できて食品の型崩れなどを防止できる。さらに、第一の面ファスナー26の一方27は第一の面ファスナー26の他方28によってほぼ全域が覆われているので、第一の面ファスナー26の一方27が外側に露出するようなことはなく、第一の面ファスナー26の一方27によって衣類や収納バッグ(いずれも図示せず)と擦れるおそれはない。
また、図8に示すように第二の食品容器44、第三の食品容器47を収納した第一の食品容器41を収納具1に収納して後蓋部10などで閉蓋した場合では、第一の取付部23に設けられた第一の面ファスナー26の他方28の下方から第二の折れ線18程度までの範囲で、第一の面ファスナー26の一方27への取り付けすることで、第一の面ファスナー26の他方28を可及的に高く第一の面ファスナー26の一方27に貼り付けでき、携帯時に収納具1の横揺れを可及的に阻止できる。しかも、このような状態にあっても第一の面ファスナー26の一方27が外側に露出するようなことはない。
さらに、持ち手2は、左右両側の第一の取付部23を前面部6の左右に接続した逆U字形状の第一の持ち手ベルト21と、左右両側の第二の取付部35を後面部9の左右に接続した逆U字形状の第二の持ち手ベルト22とを備え、前面部6の外面の左右両側に第一の面ファスナー26の一方27を上下方向に沿ってそれぞれ設けると共に、第一の持ち手ベルト21の第一の取付部23に一方の面ファスナー26の他方28をそれぞれ設けたことで、収納具1の四方を第一の持ち手ベルト21、第二の持ち手ベルト22によって安定して携帯できると共に、図8に示すように後蓋部10の前部が前面部6を覆うようになっても、第一の面ファスナー26の一方27と、第一の面ファスナー26の他方28との貼り付け高さを自由に調整することができる。
また、前記第一の面ファスナー26の一方27は、前面部6の下側から上側に連続して設けられ、面ファスナーの他方は第一の取付部23の裏面に長手方向に連続して設けられることにより、連続している任意の高さ箇所で第一の面ファスナー26の一方27と他方28とを貼り合せることができる。
しかも、前記食品容器、例えば第一の食品容器41は、上部開口を有する第一の食品容器本体42と、上部開口に着脱自在に設けられる第一の蓋板43とを備え、第一の蓋板43の裏側の周囲に第一の箸仮固定用凹部53を設け、裏返した第一の蓋板43の第一の箸仮固定用凹部53に一膳の箸20を置くことで箸20が転がり落ちることを防止できる。また、第一の蓋板43の裏面に第一の仕切り部54を介して浅底皿状の第一の凹部55を複数並設することで、裏返した第一の蓋板43の第一の凹部55を小皿代わりにして食品を小分けして食することができる。
さらに、第二の面ファスナー29を設けたことで、後ろ向き折り曲げ部11に後蓋部10を確実に固定することができ、また第三の面ファスナー32を設けたことで、前面部6に下向き折り曲げ部13を確実に固定することができる。
図9は実施例2を示しており、前記実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。実施例2においては、第一の取付部23´の下端23´Aをほぼ第二の折れ線18の高さ位置に配置したものである。このような実施例2においても、実施例1と同様な作用効果を奏することができる。
以上のように本発明に係る携帯用食品容器収納具は、各種の用途に適用できる。
1 収納具
2 持ち手
3 底面部
4 左面部
6 前面部
7 右面部
9 後面部
10 後蓋部
21 第一の持ち手ベルト
22 第二の持ち手ベルト
23 第一の取付部
24 第一の持ち手部
26 第一の面ファスナー
27 一方
28 他方
35 第二の取付部
36 第二の持ち手部
41 第一の食品容器
43 第一の蓋板
44 第二の食品容器
46 第二の蓋板
47 第三の食品容器
49 第三の蓋板
53 第一の箸仮固定用凹部
54 第一の仕切り部
55 第一の凹部
57 第二の箸仮固定用凹部
58 第二の仕切り部
59 第二の凹部
61 第三の箸仮固定用凹部
62 第三の仕切り部
63 第三の凹部

Claims (4)

  1. 食品容器と、底面部と左面部と前面部と右面部と後面部と該後面部の上辺に起伏自在に接続され上部開口を閉塞可能な上蓋板部とからなり前記食品容器を収納する収納具と、前記上蓋板部の上方に握り部が配置され取付部を前記前面部、前記後面部にそれぞれ接続する持ち手とを備え、前記左面部と前面部と右面部と後面部はそれぞれ内側に折り曲げ可能に設けられ、前記前面部の外面に面ファスナーの一方を上下方向に沿って設けると共に、前記持ち手の前記前面部側の取付部に、該取付部の長手方向に沿って前記面ファスナーの一方に着脱可能な前記面ファスナーの他方を設けたことを特徴とする携帯用食品容器収納具。
  2. 前記持ち手は、左右両側の第一の取付部を前記前面部の左右に接続した逆U字形状の第一の持ち手ベルト部と、左右両側の第二の取付部を前記後面部の左右に接続した逆U字形状の第二の持ち手ベルト部とを備え、前記前面部の外面の左右両側に前記面ファスナーの一方を上下方向に沿ってそれぞれ設けると共に、前記第一の持ち手ベルト部の前記第一の取付部に前記面ファスナーの他方をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1記載の携帯用食品容器収納具。
  3. 前記面ファスナーの一方は、前記前面部の下側から上側に連続して設けられ、前記面ファスナーの他方は前記第一の取付部の裏面に長手方向に連続して設けられることを特徴とする請求項2記載の携帯用食品容器収納具。
  4. 前記食品容器は、上部開口を有する容器本体と、前記上部開口に着脱自在に設けられる蓋板とを備え、該蓋板の裏側の周囲に箸仮固定用凹部を設け、前記蓋板の裏面の内側に仕切り部を介して浅底皿状凹部を複数並設することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯用食品容器収納具。
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