JP4578302B2 - 施錠装置およびストライク金具 - Google Patents
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1−1.スイングドア正面図
図1は、本発明にかかる施錠装置を実装するスイングドア1の正面図である。スイングドア1の回動軸11の両端は、フロアヒンジ4およびトップピボット9にそれぞれ接続される。フロアヒンジ4およびトップピボット9は、第1支柱3の上下端それぞれに固着される。第1支柱3は、基礎RC6から上方に向けて垂設される。
図2は、本発明にかかる施錠装置を実装するスイングドア1の上面図である。スイングドア1は、ドアハンドル7が押しつけられ、または、引き戻されること等により、回動軸11を中心としてa方向またはb方向に回動可能である。
図4は、本発明にかかるストライク金具8の斜視図である。ストライク金具8は、その基板が曲面形状で形成されており、その中央付近において開口部81が設けられている。なお、この曲面形状の曲率は、スイングドア1の端部が描く移動軌跡に近似した曲率であることが望ましい。すなわち、移動軌跡と同心円状の曲面形状を形成することが望ましい。
図3に、図1および図2において示したスイングドア1、電気錠5、デッドボルト51およびストライク金具8の係合部分99の拡大図を示す。なお、図3のストライク金具8は、開口部81におけるA−A断面図(図4参照)である。
上述した電気錠5のデッドボルト51は、手動または自動の操作によって、ストライク金具8に向けて突出されるが、スイングドア1とストライク金具8の近接状態に基づいて、デッドボルト51の突出を制御することにより、自動施錠を行うことができる。
本発明にかかる施錠装置によれば、閉じた状態における戸当たりを構造上設けることができず、閉じた状態における停止位置を一定させることができないスイングドアにおいて、確実に施錠することができる。特に、電気錠等を用いてスイングドアを自動的に施錠する場合であっても、突出させたデッドボルトによってストライクの基板を損傷することなく、施錠装置の故障を防止することができる。
上記実施形態においては、ストライク金具8の開口部81に、スイングドア1のデッドボルト51を係合させることにより、スイングドア1を施錠する機構を設けるようにしている。しかしながら、この機構に加えて、スイングドア1をストライクに精度よく導くとともに、スイングドア1の揺れを防止するガイド機構を設けてもよい。
上記実施形態においては、ストライク金具8の開口部81における断面形状の端部形状eをデッドボルトの突出方向tに平行な形状としている。しかしながら、前記端部形状eを、図5のA〜Cのいずれかの形状にしてもよい。なお、図5のA〜Cは、ストライク金具8の上面断面図である。
図5のAは、開口部81の端部形状e1を、スイングドア対向面における幅501が裏面の幅505よりも段階的に大きくなる形状をなしている。すなわち、開口部81は、幅501から幅505に向けてテーパー形状となるようにしている。
図5のBは、図5のAとは逆に、開口部81の端部形状e2を、スイングドア対向面における幅511が裏面の幅515よりも段階的に小さくなる形状をなしている。すなわち、開口部81は、幅515から幅511に向けてテーパー形状となるようにしている。
図5のCは、開口部81の端部に緩衝素材550を取り付けた例である。これにより、デッドボルト51が断面形状の端部に当接した場合であっても、ストライク金具8に対する衝撃を吸収することができ、ストライク金具8の損傷を防止することができる。
図7は、スイングドア1側にストライク金具8を取り付け、第2支柱2側に電気錠5を取り付けた場合における、係合部分の拡大図である。この図に示すように、スイングドア1は、a方向またはb方向のいずれにも回動可能である。スイングドア1の第2支柱2に対向する端部面には、ストライク金具8が取り付けられている。ストライク金具8は、開口部81を有している。
上記実施形態においては、デッドボルト51の先端形状を矩形形状としたが、ストライク金具8の開口部81に挿入可能な任意形状としてもよい。例えば、図11に示すような、先細り形状A、球形状B、滑車形状Cまたはボール形状Dとしてもよい。これにより、デッドボルト51をストライク金具8により係合させやすくすることができる。特に、ストライク金具8の基板上において、デッドボルト51を、スイングドア1の回動方向であるa方向またはb方向にスライドしやすい形状とすることにより、デッドボルト51を開口部81に確実に導くことができる。
上記実施形態においては、スイングドアを対象にして説明しているが、本発明はこれに限定されることなくドア全般に適用することができる。特に、電気錠を有するドア全般において有効に適用することができる。
5 電気錠
8 ストライク金具
Claims (8)
- ドア枠に対して前後に回動可能なスイングドアのスイングドア端部において突出可能に設けられたデッドボルトを、ドア枠側に設けられたストライク基板のストライク開口部に係合させることによって、当該スイングドアの施錠を行う施錠装置において、
前記ストライク開口部は、前記前後方向に幅を持って伸びるように形成され、
当該ストライク開口部の幅は、デッドボルトにおける当該方向の幅よりも大きく設けられており、
前記スイングドアが停止位置にあることを検出する手段と、
当該検出手段がスイングドアが停止位置にあることを検出すると所定時間経過後に前記デッドボルトを突出させる駆動手段と、
を備えたことを特徴とする施錠装置。 - 請求項1の施錠装置において、
当該ストライク開口部の幅は、デッドボルトにおける当該方向の幅の2倍よりも大きく設けられていることを特徴とする施錠装置。 - 請求項1または2の施錠装置において、
前記スイングドア端部に外側に突出したガイド部材を設け、
前記ストライクの基板上にガイド部材係合部を設け、
前記スイングドアの回動によって、前記ガイド部材がストライク基板に圧接されつつ前記ガイド部材係合部に導かれることによって、前記スイングドアを所定の停止位置に導くことを特徴とするもの。 - 請求項1〜3のいずれかの施錠装置において、
前記ストライク開口部のスイングドア対向面は、ドア端部の移動軌跡と同心円状の曲面形状を含む形状であることを特徴とするもの。 - 請求項1〜4のいずれかの施錠装置において、
前記スイングドア端部のストライク対向面は、ドア端部の移動軌跡と同心円状の曲面形状を含む形状であることを特徴とするもの。 - 請求項1〜5の施錠装置において、
前記ストライク開口部の断面形状は、スイングドア対向面に近づくにつれて幅が大きくなる形状をなしていることを特徴とするもの。 - ドア枠に対して前後に回動可能なスイングドアのドア枠側において突出可能に設けられたデッドボルトを、スイングドア側に設けられたストライク基板のストライク開口部に係合させることによって、当該スイングドアの施錠を行う施錠装置において、
前記ストライク開口部は、前記前後方向に幅を持って伸びるように形成され、
当該ストライク開口部の幅は、デッドボルトにおける当該方向の幅よりも大きく設けられており、
前記スイングドアが停止位置にあることを検出する手段と、
当該検出手段がスイングドアが停止位置にあることを検出すると所定時間経過後に前記デッドボルトを突出させる駆動手段と、
を備えたことを特徴とする施錠装置。 - 請求項7の施錠装置において、
当該ストライク開口部の幅は、デッドボルトにおける当該方向の幅の2倍よりも大きく設けられていることを特徴とする施錠装置。
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