JP3136212U - 戸当り - Google Patents
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Abstract
【課題】ドア側の磁石と床面に揺動自在に設置された磁性体からなるプレートとを吸着させることにより、ドアを全開位置に固定することができる戸当りであって、ドアの仮止めおよび解除を容易に行なうことができるとともに必要に応じて強固なロックも可能な戸当りを提供する。
【解決手段】台座に上下に揺動自在に取り付けられた磁性体プレート、およびドアの下部に固定された磁石を有する戸当りであって、前記プレートが磁石に吸着されたときに当該プレートを引き抜き可能な第1の係止力で一時的に磁石に係止する仮止め機構と、前記仮止め機構に係止されるプレートを、外部からの操作で、前記第1の係止力より大きな第2の係止力でプレートのロックおよび解除を行なうロック機構として爪アームを具備してなる戸当り。
【選択図】図1
【解決手段】台座に上下に揺動自在に取り付けられた磁性体プレート、およびドアの下部に固定された磁石を有する戸当りであって、前記プレートが磁石に吸着されたときに当該プレートを引き抜き可能な第1の係止力で一時的に磁石に係止する仮止め機構と、前記仮止め機構に係止されるプレートを、外部からの操作で、前記第1の係止力より大きな第2の係止力でプレートのロックおよび解除を行なうロック機構として爪アームを具備してなる戸当り。
【選択図】図1
Description
本考案は戸当りに関する。さらに詳しくは、ドア側の磁石と床面に揺動自在に設置された磁性体からなるプレートとを吸着させることにより、ドアを全開位置に固定することができる戸当りであって、ドアの仮止めおよび解除を容易に行なうことができるとともに必要に応じて強固なロックも可能な戸当りに関する。
従来より、図15〜16に示すように、ドア50の開閉によりドア50またはノブ51が壁またはドア50周辺の家具やキャビネット52などに衝突し、これらに損傷が生じるのを防ぐために戸当り53がドア50の付近の床54に設けられている。
かかる戸当り53としては、床54に立設される雄ねじ(図示せず)に螺着される基部55と、該基部55の上部に固着される緩衝体56とからなるものがある。
また、ドア50を開放状態にしておくために、前記基部55内に差し込まれているU字状の止め金具57を引き抜き、ドア50の側面に設けられた鉤付き座金58の鉤部59に係止するようにしている。
しかしながら、前記戸当り53では、常時床54に立設されているため、前記ドア50が戸当り53に固定されていない場合、歩行中誤って戸当り53に蹴つまづいてしまう惧れがある。
また、運搬物、たとえばキャビネット52を移動させる際に、邪魔になるし、誤ってキャビネット52が戸当り53に衝突すると、キャビネット52がへこんだり、戸当り53が変形する惧れがある。さらに、床掃除をする際に邪魔になっていた。
さらに、従来の戸当り53は、常時床54に立設されているため、床54の上に異物が突出しているように見え、美観上好ましくない。
一方、床から出没自在の戸当りも種々検討されており、従来より知られている出没自在の戸当りとして、磁石を用いた戸当りなどがある。特許公報第2990601号および特開平10−1155139号公報に記載された磁石を用いた戸当りは、たとえば、床面に揺動自在に設置された磁性体プレートを、ドア側の磁石に吸着させることによりドアを全開位置に固定している。
しかし、これらの戸当りは、磁石の吸着力のみでドアの固定を行なっているため、一時的にドアを全開状態に仮止めしたり、または再び仮止めを解除しようとしても、吸着力が弱すぎてドアの仮止めが不充分であるなどの問題がある。
また、ドアを全開状態に確実にロックしようとした場合に、磁石の吸着力のみではドアの保持力が充分に得られないなどの問題がある。
本考案はかかる問題を解消するためになされたものであり、ドア側の磁石と床面に揺動自在に設置された磁性体からなるプレートとを吸着させることにより、ドアを全開位置に固定することができる戸当りであって、ドアの仮止めおよび解除を容易に行なうことができるとともに必要に応じて強固なロックも可能な戸当りを提供することを目的とする。
本考案の戸当りは、(a)床面に固定された台座、
(b)磁性体からなり、前記台座に上下に揺動自在に取り付けられたプレート、および
(c)ドアの下部に固定された磁石を有する戸当りであって、
(d)前記プレートが磁石に吸着されたときに当該プレートを引き抜き可能な第1の係止力で一時的に磁石に係止する仮止め機構と、
(e)前記仮止め機構に係止されるプレートを、外部からの操作で、前記第1の係止力より大きな第2の係止力でプレートのロックおよび解除を行なうロック機構として前記磁石に揺動自在に設けられた爪アームと、前記プレートに前記爪アームと係合する凹部を具備してなることを特徴とする。
(b)磁性体からなり、前記台座に上下に揺動自在に取り付けられたプレート、および
(c)ドアの下部に固定された磁石を有する戸当りであって、
(d)前記プレートが磁石に吸着されたときに当該プレートを引き抜き可能な第1の係止力で一時的に磁石に係止する仮止め機構と、
(e)前記仮止め機構に係止されるプレートを、外部からの操作で、前記第1の係止力より大きな第2の係止力でプレートのロックおよび解除を行なうロック機構として前記磁石に揺動自在に設けられた爪アームと、前記プレートに前記爪アームと係合する凹部を具備してなることを特徴とする。
また、前記仮止め機構が、上向きに突出するフックと、該フックを上方へ付勢する弾性手段とからなり、
前記プレートには、前記仮止め機構のフックに係合するための下向きに突出する突起が設けられてなるのが好ましい。
前記プレートには、前記仮止め機構のフックに係合するための下向きに突出する突起が設けられてなるのが好ましい。
また、前記爪アームが中立位置を越えて揺動するときに、当該爪アームを上方位置および下方位置のうちのいずれか一方へ付勢させるための付勢手段をさらに備えてなるのが好ましい。
また、前記爪アームの爪部が、前記プレートの先端から遠ざかる方向に曲げられてなるのが好ましい。
また、前記爪アームを所定の下方位置に停止させるためのストッパがさらに設けられてなるのが好ましい。
本考案によれば、ドア側の磁石と床面に揺動自在に設置された磁性体からなるプレートとを吸着させることにより、ドアを全開位置に固定することができる戸当りであって、ドアの仮止めおよび解除を容易に行なうことができる。しかも、ドアの仮止め状態から、必要に応じて手動などで強固なロックを行なうことができる。
また、戸当りを使用しない場合には、本体部分のプレートが床面とほぼ面一になるため、歩行やキャビネットなど運搬物の移動を安定に行なうことができる。
しかも、ドアを全開にしていないときには、プレートが床面とほぼ面一になるため、ドア周辺の床面は平坦であり、美観を向上することができる。しかも、床面のフラット感を生かした玄関周りのエクステリア設計が可能になる。
つぎに図面を参照しながら本考案の戸当りを詳細に説明する。図1は本考案の戸当りの一実施の形態を示す斜視説明図、図2の図1の磁石の側面図、図3は図2の磁石の爪アームが下方位置にある状態を示す側面図、図4は図3の磁石の正面図、図5は図1の磁石の断面説明図、図6は図1の爪アームおよび回転軸の斜視図、図7は図1の本体部分の平面説明図であって、(a)は台座を上から見た図、(b)はプレートを上から見た図ならびに(c)は軸押さえ板を上から見た図、図8は図1のプレートが磁石に仮止め前の状態を示す断面説明図、図9は図1のプレートが磁石に仮止めされた状態を示す断面説明図、図10は図1のプレートが磁石にロックされた状態を示す断面説明図、図11は本考案の戸当りの他の実施の形態であるねじりコイルバネを用いた爪アームの回転位置を規定する機構の要部拡大正面図、図12は本考案の戸当りのさらに他の実施の形態であるストッパを有する固定板の平面図、図13は図12のストッパにカムが当接した状態を示す説明図、および図14は図13のカムの(a)正面図および(b)上から見た図である。
図1に示される戸当りは、大きく分けて床面に設置された本体部分1と、ドアDに固着される磁石2とから構成されている。
本体部分1は、図1および図7に示されるように、床面にネジなどで固定されたナイロン、ポリアセタールなどのエンジニアリング樹脂や亜鉛合金などからなる台座3に、鉄などの磁性体からなるプレート4が揺動自在に取り付けられている。本体部分1の設置方法については、本考案ではとくに限定するものではなく、図1のように床面に設置してもよいし、または床に形成される埋設穴に埋設してもよい。
本体部分1は、図7(a)〜(c)に示されるように、台座3と、プレート4と、軸押さえ板5とから構成されている。
プレート4には、後述する磁石2下側に設けられた仮止め機構6のフック15(図5参照)に係合し得る、下方突起7(図7および図9参照)がプレート4の先端部を下方に突出させることにより形成されている。
なお、下方突起7は、プレート4の先端を下面側に折り返すことによって形成してもよい。
さらに、プレート4の中央付近には、後述するロック機構8の爪アーム18の爪部18a(図5〜6参照)に係合し得る係合凹部9が形成されている。係合凹部9は、図7(b)に示されるようにプレート4の一部を凹ませたものでもよいし、または貫通孔でもよい。
プレート4は、鉄やスチールなどの磁性体材料により作製され、たとえば図7(b)および図8〜10に示されるように、1枚の薄い鉄板をプレス加工したり、または2枚以上の金属板を積層してもよい。プレート4の下方突起7および係合凹部9の形状は、本考案においてとくに限定されるものではなく、前記フック15および爪部18aの形状に対応するように選定すればよく、たとえば図7(b)に示される矩形形状の凹部や孔を採用することができる。
台座3には、プレート4を収容する矩形の開口部3aが形成されている。プレート4は、台座3の開口部3aに下方から挿入され、プレート4の後端両側に突設された軸部10は、下方に開いた一対の軸受凹部3bに回転自在に挿入されている。
図7(a)に示されるように、一対の軸受凹部3bは、台座3の下面にかしめまたは接着などにより固着された軸押さえ板5によって閉塞されているので、軸部10が台座3の軸受凹部3bから脱落する心配がない。また、図7(c)に示されるように、軸押さえ板5の中央部には、突片5aが前方に突設されている。突片5aは、プレート4の下方への落込みを防止している。
また、図7(a)、図8〜10に示されるように、台座3の下面には、プレート4が磁石2に衝突するときにプレート4の後端に当接し得る当接部3cが設けられ、さらに当接部3cの後方側に近接してネジ孔3dにはネジ(図示せず)が挿入されている。そのため、磁石2に衝突したときにプレート4が受ける衝撃を当接部3cおよびネジ孔3dに挿入されたねじで受けることができ、プレート4の軸部10(図7(b)参照)などの破損を防止することができる。
しかも、プレート4の軸部10には、プレート4の揺動角度を規制するための傾斜部10aが、プレート4の後方(図7(b)では右方向)へ向かうにつれて上昇する方向に形成されている。そのため、プレート4が所定の揺動角度(たとえば30度程度)まで上方へ揺動すれば、傾斜部10aが台座3の下面に面接触することによって、プレート4の揺動角度を正確に規制することができる。
磁石2は、図1および図5に示されるように、ドアDの下面にネジなどによって固着されたケース11と、当該ケース6の下面開口11aから露出するように収容された磁石本体12と、前記プレート4を仮止めするための仮止め機構6と、前記プレート4をロックするためのロック機構8と、ケース11の上面を覆うキャップ13とから構成されている。
ケース11の下面11cは、後方に向かうにつれて上昇するように傾斜しており、上方に揺動したプレート4と磁石本体12とがぴったりと面接触できるようになっている。
仮止め機構6は、図5に示されるように、磁石2の下面に吸着されたプレート4を仮止めするために、プレート4の下方突起7(図9参照)に係合する上向きに突出するフック15と、フック15を上方へ付勢するための圧縮コイルバネ16とからなる。仮止め機構6がプレート4を仮止めすることにより、磁石2の吸着力の強弱にかかわらず容易かつ確実にドアDの仮止めが可能になる。この仮止め機構6により、プレート4が磁石2に吸着されたときにプレート4を引き抜き可能な程度の弱い係止力で一時的に磁石に係止することができる。
フック15の縦方向に延びる背骨部15aは、前記ケース11の背板部11dに形成された縦溝11eによって垂直方向に摺動自在に案内されている。圧縮コイルバネ16は、ケース11内部の固定板17と背骨部15a上端に突設されたバネ押え15bとのあいだに圧縮状態で挟まれている。それにより、フック15は、圧縮コイルバネ16の付勢力により常時上方に付勢されている。
また、本実施の形態では、フック15の背骨部15aに対して、磁石本体12に吸着されたプレート4の先端が衝突するため、背骨部15aは、プレート4との衝突の際の衝撃を吸収できるように、合成樹脂で作製したり、表面にゴムなどを貼着するのが好ましい。同様に、ケース11のドアDに沿って下方に延びる部分もプレート4との衝突の際の衝撃を吸収できるように、合成樹脂で作製したり、表面にゴムなどを貼着すればよい。
ロック機構8は、図5に示されるように、前記仮止め機構6に係止されるプレート4を外部から手などによる操作によって、前記仮止め機構6の係止力よりも強い係止力でプレート4のロックおよび解除を行なうものである。図1〜6に示されるように、本実施の形態のロック機構8は、磁石2のケース11に揺動自在に設けられた爪アーム18からなる。爪アーム18を手または足で揺動することにより、爪アーム18の爪部18aを前記プレート4の係合凹部9に係合および離脱し、ドアDの強固なロックおよびロック解除が可能になる。
爪アーム18の両端部は、磁石2のケース11内部に回転自在に支持された回転軸19に固着されている。本実施の形態では、回転軸19の両端部を、D字または矩形などの非円形断面形状に形成し、それに対応する嵌合孔を爪アーム18の両端部に形成すれば、爪アーム18と回転軸19とは常時共回りすることができる。
回転軸19のケース11内の部分には、図5〜6に示されるように、爪アーム18の回転位置を規定するための一対のカム20が設けられている。カム20の周面には、爪アーム18の上方位置および下方位置をそれぞれ規定するための凹部20a、20b、ならびに中立位置を規定するための凸部20cが形成されている。また、カム20の上側には、一対のカム20の周面に当接する当接部材21が設けられている。当接部材21は、磁石2のキャップ13内部に下向きに配設された圧縮コイルバネ22の付勢力によって、常時カム20の周面に押圧されている。
したがって、爪アーム18が揺動するのにともなって、カム20が回転するとき、当接部材21はカム20の周面を常時押圧しながら摺動する。このとき、カム20は、当接部材21が凹部20a、20bに嵌合しているときには停止するが、当接部材21が凹部20aから凹部20bに至る経路のあいだの区間に当接しているときは、カム20は、当接部材21に押されることにより、当接部材21が凹部20aまたは凹部20bに嵌合する位置まで回転する。それにより、爪アーム18は、中立位置を越えて揺動するときに、爪アーム18を上方位置および下方位置のうちのいずれか一方へ付勢させることができる。
また、爪アーム18の回転位置を規定する本考案の他の実施の形態として、図11に示されるように、前記回転軸19に一対のカム31が固着され、ねじりコイルバネ32の一端32aがカム31に回転自在に連結され、当該ねじりコイルバネ32の他端32bが前記磁石2のケース11またはキャップ13(図1および図5参照)に回転自在に連結されている。
図11に示されるカム31の位置が前記爪アーム18の上方位置に対応し、カム31を反時計方向に回転したときの符号31aで示される回転位置が爪アーム18の下方位置に対応する。カム31が、ねじりコイルバネ32の付勢力により、図11における符号31または31aのいずれかへ付勢されることにより、爪アーム18は、上方位置または下方位置のいずれか一方に付勢される。また、カム31がほぼ真上に向いた位置は、爪アーム18の中立位置に対応し、ねじりコイルバネ32の付勢力は最大になる。
また、図6に示されるように、爪アーム18の爪部18aは、プレート4の先端から遠ざかる方向に曲げられているため、爪アーム18が下方位置にある状態で、ドアDを開放させて爪部18aとプレート4とを衝突させたときでも、プレート4が爪部18aの外側の曲面に沿って下方へ潜りこむことにより、爪アーム18を上方位置へ跳ね上げることができる。なお、爪アーム18の爪部18aは、まっすぐに形成してもよい。
さらに、図1〜3に示されるように、磁石2のケース11の両側面には、一対のストッパ23が外向きに突設されているため、爪アーム18を所定の下方位置に停止させることができる。
図1〜3に示されるストッパ23は、ケース11の外側に突設されているが、本考案はこれに限定されるものではなく、ケース11内部にストッパを設けてもよい。たとえば、本考案の戸当りのさらに他の実施の形態として、図12〜13に示されるように、前記ケース11内部に収納される固定板17およびカム20(図5〜6参照)の代わりに、ストッパ42が上向きに突設された固定板41と、段部44が形成された一対のカム43とからなる組合せを用いてもよい。ストッパ42は、固定板41とともに一体成形され、斜面42aが形成されている。
前記爪アーム18が所定の下方位置にきたとき、図13〜14に示されるように、カム43の段部44がストッパ42の斜面42aに当接することにより、爪アーム18を所定の下方位置に停止させることができる。
この図12〜13に示されるストッパ42は、前記磁石2のケース11内部に収納されて外部から見えないので、磁石全体の見栄えがよくなる。
つぎに、図8〜10を参照しながら本実施の形態の戸当りの使用方法の一例を説明する。まずドアDを仮止めする場合には、図8に示されるような爪アーム18が上方位置ある状態のまま、ドアDを開ければ、図9に示されるように、床に伏せてあったプレート4が磁石2の吸引力により、立ち上がり、磁石2の下面に吸着する。それとともに、プレート4の先端に設けられた下方突起7が仮止め機構6のフック15に係合することにより、容易かつ確実にドアDの仮止めを行なうことができる。なお、ドアDの仮止めを解除するときは、ドアDをそのまま閉じるだけで、プレート4が磁石2の下面から容易に抜け出してドアDの仮止めは解除される。
一方、強風が吹いているときなどドアDを強固に開放状態にロックしたいときには、前述の図9に示されるドアDの仮止めの状態から、さらに手または足で爪アーム18を下方位置へ移動させることにより、爪アーム18の爪部18aが係合凹部9に係合して、ドアDを強固に開放状態にロックすることができる。さらに、ドアDのロックを解除したいときには、再び手または足で爪アーム18を上方位置へ移動させればよい。
1 本体部分
2 磁石
3 台座
4 プレート
2 磁石
3 台座
4 プレート
Claims (5)
- (a)床面に固定された台座、
(b)磁性体からなり、前記台座に上下に揺動自在に取り付けられたプレート、および
(c)ドアの下部に固定された磁石を有する戸当りであって、
(d)前記プレートが磁石に吸着されたときに当該プレートを引き抜き可能な第1の係止力で一時的に磁石に係止する仮止め機構と、
(e)前記仮止め機構に係止されるプレートを、外部からの操作で、前記第1の係止力より大きな第2の係止力でプレートのロックおよび解除を行なうロック機構として前記磁石に揺動自在に設けられた爪アームと、前記プレートに前記爪アームと係合する凹部を具備してなる戸当り。 - 前記仮止め機構が、上向きに突出するフックと、該フックを上方へ付勢する弾性手段とからなり、
前記プレートには、前記仮止め機構のフックに係合するための下向きに突出する突起が設けられてなる請求項1記載の戸当り。 - 前記爪アームが中立位置を越えて揺動するときに、当該爪アームを上方位置および下方位置のうちのいずれか一方へ付勢させるための付勢手段をさらに備えてなる請求項1または2記載の戸当り。
- 前記爪アームの爪部が、前記プレートの先端から遠ざかる方向に曲げられてなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の戸当り。
- 前記爪アームを所定の下方位置に停止させるためのストッパがさらに設けられてなる請求項1〜4のいずれか1項に記載の戸当り。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007006040U JP3136212U (ja) | 2007-08-06 | 2007-08-06 | 戸当り |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007006040U JP3136212U (ja) | 2007-08-06 | 2007-08-06 | 戸当り |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002183038A Continuation JP2004027551A (ja) | 2002-06-24 | 2002-06-24 | 戸当り |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3136212U true JP3136212U (ja) | 2007-10-18 |
Family
ID=43286658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007006040U Expired - Lifetime JP3136212U (ja) | 2007-08-06 | 2007-08-06 | 戸当り |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3136212U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018031195A (ja) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | 株式会社システックキョーワ | ドアストッパー |
-
2007
- 2007-08-06 JP JP2007006040U patent/JP3136212U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018031195A (ja) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | 株式会社システックキョーワ | ドアストッパー |
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