JP4577237B2 - 記憶媒体破壊方法、記憶媒体破壊手段を有する記憶装置および記憶媒体破壊プログラム - Google Patents

記憶媒体破壊方法、記憶媒体破壊手段を有する記憶装置および記憶媒体破壊プログラム Download PDF

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本発明は、固定型あるいは可換型記憶媒体を備えたハードディスク装置や光記憶装置等に関し、記憶媒体や装置を廃棄する際に記憶媒体を物理的に破壊する機能を備えた記憶装置に関する。
従来より、ハードディスク装置あるいはMOディスク(光磁気ディスク)媒体や光記憶媒体を廃棄する際に、媒体に書き込まれている情報を再利用されないようにするため、記憶媒体に書き込まれている情報を電磁気やレーザ光によって消去したり、記憶媒体を物理的に破壊した後に廃棄していた。
コンピュータをはじめとする情報機器に内蔵されているハードディスク装置においては、
記憶媒体の記憶領域全域にわたり特定のデータパターンを書き込んだり、さらに、完全に消去すべく複数回の書き込みを行っている。
あるいは、コンピュータをはじめとする情報機器に内蔵されているハードディスク装置を取り出し、ハンマー等で強い衝撃を与えて内部の媒体を破壊したり、外部より強磁界を加えてデータを破壊したりしていた。
例えば、特開平9−293348号公報には、不要となった光ディスクカートリッジを破壊する装置が示されている。ヒンジにて開閉するアタッシュケース型のディスク破壊装置には、蓋にポンチが突出して取り付けられており、内部に光ディスクカートリッジを装着して蓋を閉めると、ポンチの先端が光ディスクカートリッジの面を貫通して破壊するようになっている。
また、特開2004−39059号公報には、記憶媒体やカートリッジに収納された記憶媒体を破壊装置のV型突起およびV型溝部の間に装着し、V型突起をV型溝部に装置のレバーにより押下することにより記憶媒体を破壊する装置が示されている。
さらには、特開2002−304736号公報には、CD−Rディスクの再利用禁止方法およびCD−Rドライブ装置として、すでにデータが記録されたエリア上にデータ記録用のレーザー光を照射してデータ読み取り不能とする方法および装置が示されている。
しかし、上記に示された方法には、以下のような問題があった。
記憶装置を内蔵した情報機器や記憶装置単体を外部からハンマー等で物理的に破壊する場合、内部にある記憶媒体が目視できないため破壊されたかどうかの確認が困難であった。また、記憶媒体を取り出して破壊する場合、ハードディスク装置のような装置に固定された記憶媒体については、記憶媒体をハードディスク装置から取り出す必要があり、装置によってはユーザが容易に分解できない構造になっているものもあり、取り出す作業自体に時間がかかった。さらに、記憶媒体をハードディスク装置から容易に取り出せる可換型媒体においても、わざわざ破壊装置を別に用意する必要があった。
また、記憶媒体のデータ記憶面の全域にわたってレーザー光を照射するには長時間を必要とし、高密度記憶媒体にあっては、さらに時間を要する。
電磁気あるいはレーザー光によりデータを破壊する場合、完全にデータ破壊するには数回の破壊操作を行う必要がありさらに長時間となるうえ、実際に破壊されているかどうかの確認が難しい。
特開平9−293348号公報 特開2004−39059号公報 特開2002−304736号公報
本発明は、上記のような問題点を解決するため、回転型の可換型光記憶媒体を他の記憶媒体破壊装置に移し変えずに確実に読み取り不能にする記憶媒体破壊方法、記憶媒体破壊手段を有する記憶装置および記憶媒体破壊プログラムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、回転型の可換型光記憶媒体に対して情報を記録または再生するトランスデューサと、前記回転型の可換型光記憶媒体を回転駆動するモータと、前記トランスデューサを前記記憶媒体に位置づけるポジショナとを有する記憶装置において、前記ポジショナは前記回転型の可換型光記憶媒体のデータ記憶面を物理的に破壊する記憶媒体破壊手段を有し、前記記憶媒体破壊手段は、前記回転型の可換型光記憶媒体の回転時に、前記データ記憶面に接触させる可動突起部を備え、前記データ記憶面の破壊時に発生する塵埃が前記トランスデューサに付着することを防止するガイドを前記トランスデューサと前記可動突起部との間に有することを特徴とする記憶装置である。
図3は、従来のMOディスク装置のブロック図例に示す。図において、回転型記憶媒体である円板状の記憶媒体31が駆動モータ32により回転し、キャリッジ34に搭載された光ピックアップ33は光信号処理ユニット35からレーザー光を受けて記憶媒体31のデータ記憶面に情報を記録し、また、読み出すようになっている。モータドライバ36は、駆動モータ32の回転制御、また、キャリッジ34を記憶媒体31の半径方向に直線的に移動する動作制御を行う。電源37は、装置内各部への電源供給をし、マイクロコンピュータ38は、装置の全体の制御を行い、主にキャリッジ34、駆動モータ32を駆動するモータドライバ36の制御、内蔵のメモリ39の制御、ディスク・コントローラ40を介して行う外部のホストとのインタフェース制御などを行っている。ここで、記憶媒体31は図示されていないカートリッジに収納され、装置に対し交換可能型になっている。
図4には、従来の磁気ディスク装置のブロック図例を示す。図において、HDA(ヘッド・ディスク・アセンブリ)41には、円板状の記憶媒体41−1がスピンドルモータ41−2により回転し、ヘッドアーム41−3の先端に取り付けられた浮上型のヘッド41−5を回転型のポジショナ41−4により、記憶媒体41−1のデータ記憶面に情報を記録し、また、読み出すようになっている。モータドライバ42は、スピンドルモータ41−2の回転制御、また、ボジショナ41−4によりヘッド41−5を記憶媒体31のデータ記憶面に位置決め制御を行う。電源44は、装置内各部への電源供給をし、マイクロコンピュータ45は、装置の全体の制御を行い、主にポジショナ41−4、スピンドルモータ41−2を駆動するモータドライバ42の制御、内蔵のメモリ46の制御、HDC(ハードディスクコントローラ)を介して行う外部のホストとのインタフェース制御などを行っている。ここで、記憶媒体41−1は、HDAの中に組み込まれた固定型になっている。
以上のように、例えば、MOディスクのように記憶媒体がカートリッジに収められた可換型のものと、CDやDVDのようにカートリッジに収められていない可換型記憶媒体や、HDDの中に組み込まれたハードディスク媒体のような固定型記憶媒体のものがあるが、いずれにせよ情報を書き込んだり、読み出したりする動作においては、通常、記憶媒体に予め書き込まれたサーボ情報をもとに、記憶媒体の回転制御、トランスデューサである光ピックアップやヘッドの記憶媒体に対する位置決め制御が行われている。
ランスデューサを記憶媒体に位置づけるポジショナに、記憶媒体のデータ記憶面を物理的に破壊する可動突起部を備えた記憶媒体破壊手段を設け、通常のR/W動作においては可動突起部は記憶媒体に接触することなく、記憶媒体を廃棄するときには、例えば、あらかじめ記憶装置に設けられた記憶媒体破壊を実行させる信号を発するスイッチを押すか、あるいは記憶装置に接続されたパソコンから記憶媒体破壊を実行させる信号を発することにより、記憶装置が内蔵するマイクロコンピュータが指示信号を受け取る。
通常のR/W動作では、トランスデューサが記憶媒体から読み出す制御信号にしたがって、トランスデューサの位置、記憶媒体の回転速度が制御されるが、例えば、針の先端のような可動突起部をポジショナから突き出して記憶媒体のデータ記憶面を物理的にまんべんなく傷付ける動作をさせるためには、トランスデューサが記憶媒体から読み出すトランデューサの位置制御信号や記憶媒体の回転速度制御信号による制御を使用できない。そこで、記憶媒体破壊手段は、この制御とは別の、マイクロコンピュータのメモリ部に手順が記憶された記憶媒体破壊を行う動作に切り換える。
記憶媒体破壊を実行する動作においては、例えば、マイクロコンピュータが記憶媒体を破壊させる信号を受け取ると、回転駆動モータに流す電流を一定にして記憶媒体の回転数をほぼ100〜1000rpmとする。そして、ポジショナに装備された一端が針状突起を有し他端が永久磁石部の金属製の棒を永久磁石部の周りに設けられたコイルに直流電流を流すことにより、針状の可動突起部が記憶媒体のデータ記憶面に突き当たるようになっている。
そして、ポジショナの動く最大範囲を物理的に規制しているストッパのうち、まず、記憶媒体の外周側の位置を規制する外側ストッパにポジショナを突き当て、その後、内周に向かってポジショナを定電流で駆動する。記憶媒体の内周側の位置を規制する内側ストッパにポジショナが突き当たったのをセンサで検出して動作を終了させるか、繰り返し、何回かポジショナを往復させる。
本発明は以上のようにして、回転型の可換形記憶媒体を記憶装置内において破壊することができる。
本発明の請求項2に記載の発明は、前記記憶媒体破壊手段は前記可動突起部が前記データ記憶面に接触時、前記回転型記憶媒体に書き込まれている位置情報信号を用いることなく前記ポジショナの移動を行うことを特徴とする請求項1に記載の記憶装置である。
請求項2に記載の発明によれば、記憶媒体破壊を実行するときは記憶媒体に記録された位置情報信号を用いないでモータの回転およびポジショナの移動を行うことを特徴とする。記憶媒体破壊を実行するとき、記憶媒体が破壊されない間は記憶媒体に記録された位置情報信号に係わる制御を使用できるが、これを使用しないことにより簡潔なプロセスとすることができる。
回転型の可換型光記憶媒体にあっては、前記データ記憶面の破壊時に発生する塵埃が前記トランスデューサに付着することを防止するガイドを前記トランスデューサと前記可動突起部との間に有する。
回転型の可換型光記憶媒体を用いる光ピックアップを備えた記憶装置においては、破棄する回転型の可換型記憶媒体を破壊した後も他の回転型の可換型記憶媒体により記憶装置を使用できるようにしたい。
このために、回転型の可換型光記憶媒体の破壊時に発生する塵埃ができるだけ光ピックアップに付着することを防止するガイドを光ピックアップと前記記憶媒体破壊手段との間に設け、再び回転型の可換型記憶媒体を記憶装置を使用する場合、事前に清掃を行うにしても、可能な限り、塵埃が光ピックアップに付着することを防止しようとするものである。
本発明の請求項に記載の発明は、記憶装置で行なわれる記憶媒体破壊方法であって、
回転型の可換型光記憶媒体が回転するステップと、情報を記録または再生するトランスデューサを前記回転型の可換型光記憶媒体に位置づけるポジショナに備えた可動突起部が、前記回転型の可換型光記憶媒体のデータ記憶面に接触するステップと、前記ポジショナが前記回転型の可換型光記憶媒体に対し移動するステップと、前記トランスデューサと前記可動突起部との間に有するガイドにより、前記データ記憶面の破壊時に発生する塵埃が前記トランスデューサに付着することを防止するステップとを有する記憶媒体破壊方法である。
また、本発明の請求項に記載の発明は、記憶媒体破壊プログラムであって、回転型の可換型光記憶媒体を回転させるステップと、情報を記録または再生するトランスデューサを前記回転型の可換型光記憶媒体に位置づけるポジショナに備えた可動突起部を、前記回転型の可換型光記憶媒体のデータ記憶面に接触させるステップと、前記ポジショナを前記回転型の可換型光記憶媒体に対し移動させるステップとをコンピュータに実行させ、前記トランスデューサと前記可動突起部との間に有するガイドにより、前記データ記憶面の破壊時に発生する塵埃が前記トランスデューサに付着することを防止する記憶媒体破壊プログラムである。
本発明によれば、記憶装置内において回転型の可換形記憶媒体の記憶媒体に記録されている情報を利用できなくすることができる。
回転型の可換形記憶媒体においては、他の破壊装置を準備するコスト、そして記憶装置から回転型の可換形記憶媒体の記憶媒体を取り出して破壊装置にセットして破壊する手間もかからない。
図1は、本発明によるMOディスク装置の一実施例(R/W時)を示す。図において、装置基板1の上に円板状の記憶媒体2が回転軸3に支持されて駆動モータ(図示省略)により回転する。また、キャリッジガイド4が装置基板1の上に取り付けられ、キャリッジ5がキャリッジガイド4に沿って回転軸3の中心に対して記憶媒体2の半径方向に直線的に前後するようになっている。キャリッジ5には記憶媒体2のデータ記憶面2−1に対して信号を記録および再生する光ピックアップ6および記憶媒体破壊機構部7が搭載されている。データ記憶面2−1において、情報が記憶されている領域範囲を記憶領域2−2で示す。
記憶媒体破壊機構7は、図1の上下方向に可動な、一端が針の先端のように尖った針状突起が形成され他は円柱状の金属製部材からなる永久磁石部を有する可動突起部(7−1)が内蔵されている。通常時には、可動突起部(7−1)の針状の突起は記憶媒体破壊機構部7の上面から引っ込んだ位置にある。MOディスク装置に設けられた記憶媒体破壊を指示するスイッチ(図示省略)が押されることにより、MOディスク装置のマイクロコンピュータ(図示省略)が可動突起部(7−1)の永久磁石部の周りに設けられた記憶媒体破壊機構部7に固定のコイル(図示省略)に直流電流を流す指示を出し、可動突起部(7−1)の針状の突起を記憶媒体面2−1に突き当てる構造になっている。
図2は、本発明によるMOディスク装置の一実施例(記憶媒体破壊時)を示す。図2の図中の番号で図1における番号と一致する番号は同じものを示す。図2においては、可動突起部(7−1)の針状の突起が記憶媒体面2−1に突き当っている。
図5は、本発明による記憶装置の実施例(平面図)を示す。光記憶装置において、記憶媒体破壊時に、記憶媒体から生ずる切り粉が光ピックアップに付着することを極力防止するためのガイドを装着した例である。
図5において、記憶媒体2は図を正面から見て右回転している。記憶媒体2に情報を書き込みあるいは読み出しするトランスデューサに相当する部分は記憶媒体2の裏側に組み込まれており、記憶媒体2の中心から半径方向に向かった1つの直線上を往復移動する光ピックアップ6を搭載したキャリッジ5はキャリッジガイド4に沿って移動する。キャリッジ5には光ピックアップ6の他に記憶媒体破壊機構部7がガイド8により光ピックアップ6と隔てられて搭載されている。さらに、また、記憶媒体破壊機構部7の可動突起部(図示省略)が回転する記録媒体2の表面に接触した時に生ずる切り粉を捕えて収集するためのポケット9がキャリッジ5に固定されている。ポケットは、例えば薄肉のアルミニウムで枠が作られ、底部はエア・フィルタが貼り付けられた容器である。
図5のA部の詳細を、図6の本発明による記憶装置の実施例(A部拡大図)に示す。記憶媒体2の回転に伴って生ずる風が、図6に風の方向として示される矢印の方向にガイド8に吹き付ける。記憶媒体破壊機構部7の可動突起部(図示省略)が回転する記録媒体2の表面に接触した時に生ずる切り粉10は、ガイド8に沿って風の方向に運ばれ、ポケット9の底部に設けられたエア・フィルタ(図示省略)に収集される。
図6に示された部分を方向Bから見た図を、図7の本発明による記憶装置の実施例(Bから見た側面図)に示す。図7において、符号が図6の中の符号と一致するものは同じものを示す。
また、図6に示された部分を方向Cから見た図を、図8の本発明による記憶装置の実施例(Cから見た側面図)に示す。図7および図8に示された記憶媒体破壊機構部7は、図1および図2において示される記憶媒体破壊機構部7と同じ構造のものである。
図10に示す本発明による磁気記憶装置における一実施例(R/W時)において、直進型ヘッドを有するハードディスク装置における他の実施例を示す。図10において、回転する記憶媒体41−1に対し、ヘッド41−5が取り付けられたヘッドアーム41−3は、図示されていない直進型アクチュエータによって図中の矢印の方向に駆動される。
記憶媒体破壊機構部41−6は、ヘッドアーム41−3の先端部のヘッド41−5の近くに設けられ、記憶媒体破壊機構部41−6に設けられた記憶媒体41−1の表面に突き当たる可動突起部は先端部が尖った三角形状の金属板で作られ、金属板の底辺の近傍に設けられた金属板に垂直な円柱状の軸(図示省略)に固定され、軸はヘッドアーム41−3に回転自在に支持され、軸にはワイヤが巻き付けられ、ワイヤの一端がヘッドアーム41−3の後端部に設けられたマイクロモータ(図示省略)によって巻き取られるようになっている。記憶装置のマイクロコンピュータが記憶媒体破壊を行う命令を受け取るとマイクロモータに巻き取り指示が出され、図11に示す本発明による磁気記憶装置における一実施例(記憶媒体破壊時)のように、記憶媒体破壊機構部41−6の可動突起部の先端が記憶媒体41−1の表面に突き当たるようになっている。
図9は、本発明による記憶媒体破壊のフロー実施例を示す。図9において、記憶装置に設けられたスイッチが押され、記憶媒体破壊信号が発生すると(S1)、記憶装置に内蔵されたマイクロコンピュータが記憶媒体破壊を行う命令を認識し、通常のR/Wを行っているトランスデューサが記憶媒体から読み出す制御信号による制御に代えて、マイクロコンピュータのメモリ部に手順が記憶された記憶媒体破壊モードの実行を指示する(S2)。記憶媒体の回転駆動モータに、記憶媒体の回転数がほぼ100rpmとなる所定の電流を流す(S3)。そして、記憶媒体破壊機構部に装備された一端が針状の突起を、回転している記憶媒体のデータ記憶面に突き当てる(S4)。さらに、ポジショナモータを、記憶媒体の外周側に設けてあるメカニカル・ストッパにポジショナを突き当て、所定の電流を流して記憶媒体の内周側に設けてあるメカニカル・ストッパに向けてポジショナを移動させる(S5)。内周側のメカニカル・ストッパである終端ストッパにポジショナが衝突したことを記憶装置に設けられたマイクロスイッチが検出したら(S6)、記憶媒体破壊モードによるプロセスを終了する。
は本発明によるMOディスク装置の一実施例(R/W時) は本発明によるMOディスク装置の一実施例(記憶媒体破壊時) MOディスク装置のブロック図例 磁気記憶装置のブロック図例 本発明による記憶装置の実施例(平面図) 本発明による記憶装置の実施例(A部拡大図) 本発明による記憶装置の実施例(Bから見た側面図) 本発明による記憶装置の実施例(Cから見た側面図) 本発明による記憶媒体破壊のフロー実施例 本発明による磁気記憶装置における一実施例(R/W時) 本発明による磁気記憶装置における一実施例(記憶媒体破壊時)
符号の説明
1 装置基板
2、31 記憶媒体
3 回転軸
4 キャリッジガイド
5、34 キャリッジ
6、33 光ピックアップ
7 記憶媒体破壊機構部
8 ガイド
9 ポケット
10 切り粉
32 駆動モータ
35 光信号処理ユニット
36、42 モータドライバ
37、44 電源
38、45 マイクロコンピュータ
39、46 メモリ
40 ディスク・コントローラ
41 HDA
43 リードライト・チャネル
47 HDC

Claims (4)

  1. 回転型の可換型光記憶媒体に対して情報を記録または再生するトランスデューサと、
    前記可換型光記憶媒体を回転駆動するモータと、
    前記トランスデューサを前記可換型光記憶媒体に位置づけるポジショナとを有する記憶装置において、
    前記ポジショナは前記可換型光記憶媒体のデータ記憶面を物理的に破壊する記憶媒体破壊手段を有し、
    前記記憶媒体破壊手段は、前記記憶媒体の回転時に、前記データ記憶面に接触させる可動突起部を備え
    前記データ記憶面の破壊時に発生する塵埃が前記トランスデューサに付着することを防止するガイドを前記トランスデューサと前記可動突起部との間に有することを特徴とする記憶装置。
  2. 前記記憶媒体破壊手段は前記可動突起部が前記データ記憶面に接触時、前記記憶媒体に書き込まれている位置情報信号を用いることなく前記ポジショナの移動を行うことを特徴とする請求項1に記載の記憶装置。
  3. 記憶装置で行なわれる記憶媒体破壊方法であって、
    回転型の可換型光記憶媒体が回転するステップと、
    情報を記録または再生するトランスデューサを前記回転型の可換型光記憶媒体に位置づけるポジショナに備えた可動突起部が、回転型の可換型光記憶媒体のデータ記憶面に接触するステップと、
    前記ポジショナが回転型の可換型光記憶媒体に対し移動するステップと、
    前記トランスデューサと前記可動突起部との間に有するガイドにより、前記データ記憶面の破壊時に発生する塵埃が前記トランスデューサに付着することを防止するステップとを有する記憶媒体破壊方法。
  4. 記憶媒体破壊プログラムであって、
    回転型の可換型光記憶媒体を回転させるステップと、
    情報を記録または再生するトランスデューサを前記回転型の可換型光記憶媒体に位置づけるポジショナに備えた可動突起部を、前記回転型の可換型光記憶媒体のデータ記憶面に接触させるステップと、
    前記ポジショナを前記回転型の可換型光記憶媒体に対し移動させるステップとをコンピュータに実行させ
    前記トランスデューサと前記可動突起部との間に有するガイドにより、前記データ記憶面の破壊時に発生する塵埃が前記トランスデューサに付着することを防止する記憶媒体破壊プログラム。
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