JP4576594B2 - 旋回作業車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、旋回半径を縮小した超小旋回式作業車等の旋回作業車に関し、特に旋回作業車のステップ上に配設される操作ペダルの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、旋回作業車においては、ブームスイング用の操作ペダルやPTO用の操作ペダル等をステップ上に配設したものがあり、これらの操作ペダルには、ペダルの左右端部を踏み込んで操作する横踏み方式の操作ペダルや、ペダルの前後端部を踏みこんで操作する縦踏み方式の操作ペダルが知られている。また、このような操作ペダルは上下回動して折り畳み可能に構成され、操作しないときには上方へ折り畳んで格納するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年は、狭小地での掘削作業を可能とするため、旋回作業車のコンパクト化が進んでいるが、機体をコンパクトに構成した超小旋回式作業車等ではステップ面積も小さくなるため、操作ペダルの操作性やオペレータの居住性を良好に保つことが困難であった。
【0004】
例えば、図16に示すように、横踏み式の操作ペダル170を、ステップ120の前端部に立設されるレバースタンド119の側方に配設した場合、操作ペダル170が操作可能な図16に示す状態においては、ステップ120の前部が操作ペダル170により占領されてしまい、ステップ120上における作業者の足置き場の範囲R0(斜線で示した部分)が狭くなって自由度が小さくなってしまっていた。また、図17に示すように、縦踏み式の操作ペダル171を、ステップ120の前端部に立設されるレバースタンド119の側方に配設した場合、作業者の足は、操作ペダル171を操作せずにステップ120上に置いているときは、前方へ向かって外側へ開いた自然な状態となっているが、操作ペダル171を操作するときには、内側へ角度θ0だけひねった不自然な姿勢にする必要があるため、操作ペダル171の操作による疲労が大きかった。
【0005】
さらに、前記操作ペダル171等の従来の操作ペダルは、図18に示すようにペダル上面が平坦な形状となっていたため、例えば縦踏み式ペダルである操作ペダル171の場合、前部を踏み込む際に踵を浮かせた状態で踏み込む必要があったので、操作ペダル171の操作に伴う足の疲労・負担が大きかった。
【0006】
また、図19に示すように、前記操作ペダル171は、支軸174を介してレバースタンド119に支持されており、上下回動して折り畳み可能に構成されている。該操作ペダル171は下方回動した状態(図19において2点鎖線で示した状態)で前後に踏み込むと、支軸174が軸心を中心として円周方向に回動し、これによりブームスイングやPTOの操作が行われるように構成されている。そして、操作ペダル171を上方回動して折り畳んだ状態において、該操作ペダル171に形成したロック孔171aへ、レバースタンド119に固設されるピン部材119aが嵌入して、支軸174の円周方向への回動を規制するロック機構が構成されている。しかし、このロック機構においては、操作ペダル171が略垂直となるまで完全に折り畳まなくてはピン部材119aがロック孔171aへ嵌入されず、不完全に折り畳まれ斜上方までしか回動されてない状態ではロックされないという不具合があった。また、ピン部材119aが外方へ突出しているので、操作ペダル171の操作の際等に、該ピン部材119aに足を打ち付けたり衣服を引っ掛けたりする恐れがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
請求項1に記載の如く、旋回可能に構成した旋回体へ回動可能に取り付けられたブームと、該ブームへ回動自在に取り付けられたアームと、該アームへ回動自在に取り付けられた作業用アタッチメントとを有した作業機を備える旋回作業車において、ステップ上に配設される操作ペダルを、支軸により前後回動可能に支持して、該支軸に設けた回動支点を中心に上下回動操作することにより、操作状態と格納状態とに切換可能とし、支軸にピン部材を固設し、操作状態から格納状態への切換時に支軸が軸心方向に摺動して、該ピン部材が本体側に嵌挿され、支軸の円周方向への回動を規制するロック機構を構成した。
【0008】
また、請求項2に記載の如く、前記ロック機構を、旋回作業車の機体内部に構成した。
【0009】
また、請求項3に記載の如く、前記ステップ上に配設される操作ペダルを、ステップ前端部に立設されるレバースタンドの側方に配置し、該操作ペダルを前広後狭形状に形成した。
【0010】
また、請求項4に記載の如く、前記操作ペダルを、ニュートラル状態において前高後低状態となるように傾斜させて配置した。
【0011】
また、請求項5に記載の如く、前記ステップ上に配設される操作ペダルの上面を、該操作ペダル周縁部よりも凹陥させた。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。図1は本発明の旋回作業車を示す側面図、図2は同じく正面図、図3は同じく平面図、図4はレバースタンドの側方に取り付けられる操作ペダルを示す正面図、図5は同じく側面図、図6は操作ペダルのロック機構における操作状態を示す正面断面図、図7は操作ペダルのロック機構における格納状態を示す正面断面図、図8は同じく側面図、図9は操作ペダルのロック機構における操作ペダルの折り畳みが不完全な状態を示す正面断面図、図10は操作ペダルを示す平面図、図11は同じく側面図、図12は同じく正面図、図13はステップ上における足の開き角度及び足の置き場の範囲を示す平面図、図14は足先で操作ペダルの前端部を踏み操作する状態を示す側面図、図15は操作ペダルの傾斜状態を示す側面図、図16は従来の横踏み式の操作ペダルを示す平面図、図17は従来の縦踏み式の操作ペダルを示す平面図、図18は従来の操作ペダルのペダル上面の形状を示す側面図、図19は従来の操作ペダルのロック機構を示す正面図である。
【0013】
まず、本発明の旋回作業車の概略構成について説明する。図1乃至図に示すように、旋回作業車は、クローラ式走行装置1の上部中央に旋回体2を左右旋回可能に支持しており、該クローラ式走行装置1の前後一端部には、ブレード3を上下回動自在に配設している。旋回体2の上方にはエンジン等を被覆するボンネット14が配設され、該ボンネット14の上方にシート16が取り付けられている。該シート16の前方には、運転操作等を行うためのレバー類をステップ20の前端部に立設されるレバースタンド19に配設するとともに、レバースタンド19の両側方に操作ペダル70・71を配設して構成した運転操作部15が設けられている。
【0014】
旋回体2の前端部にはブームブラケット12が左右回動自在に取り付けられ、該ブームブラケット12にはブーム6の下端部が上下回動自在に支持されている。該ブーム6は途中部で前方に屈曲しており、側面視において屈曲部6dを有する略「く」字状に形成されている。前記ブーム6の上端部にはアーム5が回動自在に支持され、該アーム5の先端部には作業用アタッチメントとしてのバケット4が回動自在に支持されている。これらのブーム6、アーム5、及びバケット4等により作業機7が構成されている。
【0015】
そして、前記ブーム6はブームシリンダ11により回動動作され、アーム5はアームシリンダ10により回動動作され、バケット4はバケットシリンダ9により回動動作されている。前記ブームシリンダ11、アームシリンダ10、及びバケットシリンダ9は油圧シリンダに構成され、各シリンダ9・10・11は旋回台2のボンネット14内に配設される油圧ポンプから油圧ホースを通じて圧油を供給することにより伸縮駆動されている。また、ブームブラケット12は、スイングシリンダ32により旋回体2に対して左右に回動可能とされている。
【0016】
次に、ステップ20上に配設される前記操作ペダル70・71について説明する。図4、図5に示すように、ステップ20の前端部において、レバースタンド19の左右側方には、操作ペダル70・71が配設されている。操作ペダル70・71は、例えば縦踏み式の操作ペダルに構成されており、該操作ペダル70は、例えばバケットイング用の操作ペダルに用いられ、操作ペダル70は例えばPTO用の操作ペダルに用いられている。
【0017】
操作ペダル70・71は、支軸74により回動支点74aを中心として上下回動自在に支持されており、該支軸74は、レバースタンド19に固設される筒体75に回動自在且つ摺動自在に支持されている。そして、操作ペダル70・71は上下回動操作することで、操作状態と格納状態とに切換可能としている。図4には、操作ペダル71については、略水平状態となるまで下方回動した操作状態を、操作ペダル70については略垂直状態となるまで上方回動して折り畳んだ格納状態を示している。また、操作ペダル70・71は、操作状態にある状態で前後に踏み操作すると、支軸74が軸心を中心として円周方向に回動し、これにより該支軸74に連結されたロッド77を介してレバースタンド19に内装されるコントロールバルブが操作されるように構成されている。
【0018】
次に、操作ペダル70・71のロック機構について説明する。図6には下方回動して操作状態にある操作ペダル70を示している。筒体75に回動自在且つ摺動自在に嵌装される支軸74の内側端部には、ロック板76が固設され、該ロック板76と筒体75との間には、スプリング78が介装されている。このスプリング78により支軸74は内側方向(図6における左方向)に付勢され、これにより操作ペダル70の内側端面が筒体75の外側端面に圧接して、該操作ペダル70の操作状態を保持している。
【0019】
レバースタンド10内における、筒体75の内側端部とステップ20面との間には支持板19aが設けられ、該支持板19aにはロック孔19bが形成されている。また、支軸74から下方へ延出するロック板76は支持板19aよりも内側に位置し、該ロック板76からは外方へ向かってロックピン76aが突出している。ロックピン76aは、操作ペダル70のニュートラル状態にてロック孔19bと位置が合うように配置されており、図6に示す状態においては、ロックピン76aとロック孔19bとは嵌合していない。
【0020】
図7、図8に示すように、この状態から、操作ペダル70を、回動中心74aを中心に上方回動して折り畳むと、操作状態における回動支点74aから操作ペダル70の内側端面までの寸法d0(図6図示)よりも、折り畳んだ状態における回動支点74aから操作ペダル70の内側端面までの寸法d1(図7図示)の方が大きいため、支軸74がスプリング78の付勢力に抗して外方へ摺動する。また、操作ペダル70を折り畳んだ格納状態においては、スプリング78の付勢力により操作ペダル70の内側端面が筒体75の外側端面に圧接して、該操作ペダル70の格納状態を保持している。
【0021】
さらに、操作ペダル70を折り畳むと、ロック板76及びロックピン76aは支軸74と一体的に外方へ移動し、ロックピン76aがロック孔19bと嵌合する。ロックピン76aの外径とロック孔19bの内径とは略同じに形成されているので、該ロックピン76aがロック孔19bと嵌合することで、支軸74の円周方向の回動動作が規制されることとなる。即ち、操作ペダル70を折り畳んだ状態では、支軸74が外方へ摺動してロックピン76aがロック孔19bに嵌合し、支軸74の回動操作をロックして、ロッド77を介してのコントロールバルブの操作を行うことができないようにするロック機構が構成されている。
【0022】
また、図9に示すように、操作状態にある操作ペダル70を上方回動して折り畳む過程における、回動中心74aから操作ペダル70の内側端面までの寸法d2は、操作状態での前記寸法d0よりも大きくなるように構成されているので、操作ペダル70が斜め上方までしか回動されずに完全に折り畳まれていない状態においても、ロックピン76aがロック孔19bと嵌合して支軸74の回動操作、即ち操作ペダル70の操作をロックすることが可能となっている。
【0023】
このように、本ロック機構においては、操作ペダル70が完全に折り畳まれていない状態でも、確実に操作ペダル70の操作をロックすることが可能であり、ロック機構の信頼性を向上させることができる。また、支持板19aに形成されるロック孔19bやロック板76に形成されるロックピン76a等で構成されるロック機構は、レバースタンド19の内部に構成されているので、泥水等がロック機構にかかったりすることを防止することができ、ロック機構の誤操作を防止して信頼性の向上を図るとともに、長寿命化を図ることができる。尚、操作ペダル71のロック機構も、操作ペダル70のロック機構と同様に構成されている。
【0024】
操作ペダル70・71の形状等の構成について説明する。尚、説明は、図10乃至図12に示す操作ペダル70について行うが、操作ペダル71は、操作ペダル70を左右反転させた形状に形成されている。操作ペダル70は、支軸74の回動中心74aと回動自在に枢結される取付孔70cが形成された支持部70bと、該支持部70bの外側(図10における左側)に張り出し、踏み操作操作されるペダル面70aとで構成されている。ペダル面70aは、前端(図10における上端)における支持部70bから外側端までの幅寸法W1が、後端(図10における下端)における支持部70bから外側端までの幅寸法W2よりも大きく形成されており、外側外周面70dは後方から前方へいくに従って外側へ張り出す略円弧形状に形成されている。即ち、ペダル面70aは前広後狭形状に形成され、その外側外周面70dは、平面視にて前方へ向かって斜め外側へ傾斜している。
【0025】
図13に示すように、作業者が自然な姿勢でステップ20上に足を置いた場合、前方へ向かって外側へ角度θ2だけ開いた状態となるが、ペダル面70a・71aにおける外側外周面70d・71dの傾斜角度θ1を、この角度θ2と合わせる等、適宜角度に調節することで、操作ペダル70・71を操作せずに足をステップ20上に置いている状態から、足の開く角度θ2を変えることなく、そのままの開き具合で操作ペダル70・71を踏み操作することが可能となる。これにより、自然な姿勢で操作ペダル70・71を操作することができ、ペダル操作による疲労を低減することができる。
【0026】
また、ペダル面70a・71aを前広後狭形状に形成することで、ステップ20における操作ペダル70・71の外側後方のスペースをも有効に使用することが可能となり、ステップ20上での足置き場の範囲R1を広くとることができ自由度を大きくすることができる。尚、操作ペダル70・71を折り畳んで格納した状態では、ステップ20上における足置き場の範囲をさらに大きく確保することが可能となる。
【0027】
また、ペダル面70aの前後周縁部70e・70eは、それぞれ上方へ突出する突起部に形成されており、該ペダル面70aの上面は、前後周縁部70e・70eより凹陥した形状となっている。さらに、ペダル面70aの上面には、ペダル操作時の滑り止めのため、複数の小突起70g・70g・・・が形成されている。
【0028】
このように、ペダル面70aの上面を前後周縁部70e・70eより凹陥した形状とし、図14に示すように、操作ペダル70・71の前端部を足先で踏み込む際に後端部が土踏まずの近傍にくるように該操作ペダル70・71を形成することで、踵をステップ20上につけたまま操作ペダル70・71の前端部を踏み込み操作することが可能となり、操作ペダル70・71の操作に伴う足の疲労・負担を軽減することができる。尚、ペダル面70aの上面を前後周縁部70e・70eより凹陥させる構成としては、前述の如く、平面状に形成されるペダル面70aの前後周縁部70e・70eを上方に突出させた構成の他、該ペダル面70aを側面視において略「V」字状に形成したり、略「U」字状に形成したりすることもできる。
【0029】
また、図15に示すように、操作ペダル70・71は、ニュートラル状態で前高後低状態となるように傾斜させて配置しているので(図15には操作ペダル71のみを示している)、足先で操作ペダル70・71の前端部を踏み込む際、及び足先で操作ペダル70・71の後端部を踏み込む際の両方において、足首を自然な角度に保ちながら操作ペダル70・71の操作を行うことが可能となっている。
【0030】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したので、次のような顕著な効果を奏する。
請求項1に記載の如く、旋回可能に構成した旋回体へ回動可能に取り付けられたブームと、該ブームへ回動自在に取り付けられたアームと、該アームへ回動自在に取り付けられた作業用アタッチメントとを有した作業機を備える旋回作業車において、ステップ上に配設される操作ペダルを、支軸により前後回動可能に支持して、該支軸に設けた回動支点を中心に上下回動操作することにより、操作状態と格納状態とに切換可能とし、支軸にピン部材を固設し、操作状態から格納状態への切換時に支軸が軸心方向に摺動して、該ピン部材が本体側に嵌挿され、支軸の円周方向への回動を規制するロック機構を構成したので、操作ペダルを回動操作して格納状態とした場合、該操作ペダルが完全に折り畳まれていない状態でも、確実に操作ペダルの操作をロックすることが可能であり、ロック機構の信頼性を向上させることができる。
【0031】
さらに、請求項2に記載の如く、前記ロック機構を、旋回作業車の機体内部に構成したので、泥水等がロック機構にかかったりすることを防止することができ、ロック機構の誤操作を防止して信頼性の向上を図るとともに、長寿命化を図ることができる。
また、レバースタンドから外側へ突出する部材もないので、操作ペダルの操作の際等に、ピン部材に足を打ち付けたり衣服を引っ掛けたりする恐れもない。
【0032】
さらに、請求項3に記載の如く、ステップ上に配設される操作ペダルを、ステップ前端部に立設されるレバースタンドの側方に配置し、該操作ペダルを前広後狭形状に形成したので、操作ペダルを操作せずに足をステップ上に置いている状態から、足の開く角度を変えることなく、そのままの開き具合で操作ペダルを踏み操作することが可能となる。
これにより、自然な姿勢で操作ペダルを操作することができ、ペダル操作による疲労を低減することができる。
また、ステップにおける操作ペダルの外側後方のスペースをも有効に使用することが可能となり、ステップ上での足置き場の範囲を広くとることができ自由度を大きくすることができる。
【0033】
さらに、請求項4に記載の如く、前記操作ペダルを、ニュートラル状態において前高後低状態となるように傾斜させて配置したので、足先で操作ペダルの前端部を踏み込む際、及び足先で操作ペダルの後端部を踏み込む際の両方において、足首を自然な角度に保ちながら操作ペダルの操作を行うことが可能となり、ペダル操作による疲労を低減することができる。
【0034】
さらに、請求項5に記載の如く、ステップ上に配設される操作ペダルの上面を、該操作ペダル周縁部よりも凹陥させたので、踵をステップ上につけたまま操作ペダルの前端部を踏み込み操作することが可能となり、操作ペダルの操作に伴う足の疲労・負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の旋回作業車を示す側面図である。
【図2】 同じく正面図である。
【図3】 同じく平面図である。
【図4】 レバースタンドの側方に取り付けられる操作ペダルを示す正面図である。
【図5】 同じく側面図である。
【図6】 操作ペダルのロック機構における操作状態を示す正面断面図である。
【図7】 操作ペダルのロック機構における格納状態を示す正面断面図である。
【図8】 同じく側面図である。
【図9】 操作ペダルのロック機構における操作ペダルの折り畳みが不完全な状態を示す正面断面図である。
【図10】 操作ペダルを示す平面図である。
【図11】 同じく側面図である。
【図12】 同じく正面図である。
【図13】 ステップ上における足の開き角度及び足の置き場の範囲を示す平面図である。
【図14】 足先で操作ペダルの前端部を踏み操作する状態を示す側面図である。
【図15】 操作ペダルの傾斜状態を示す側面図である。
【図16】 従来の横踏み式の操作ペダルを示す平面図である。
【図17】 従来の縦踏み式の操作ペダルを示す平面図である。
【図18】 従来の操作ペダルのペダル上面の形状を示す側面図である。
【図19】 従来の操作ペダルのロック機構を示す正面図である。
【符号の説明】
19 レバースタンド
19b ロック孔
20 ステップ
70・71 操作ペダル
70a・71a ペダル面
74 支軸
75 筒体
76a ロックピン

Claims (5)

  1. 旋回可能に構成した旋回体へ回動可能に取り付けられたブームと、該ブームへ回動自在に取り付けられたアームと、該アームへ回動自在に取り付けられた作業用アタッチメントとを有した作業機を備える旋回作業車において、ステップ上に配設される操作ペダルを、支軸により前後回動可能に支持して、該支軸に設けた回動支点を中心に上下回動操作することにより、操作状態と格納状態とに切換可能とし、支軸にピン部材を固設し、操作状態から格納状態への切換時に支軸が軸心方向に摺動して、該ピン部材が本体側に嵌挿され、支軸の円周方向への回動を規制するロック機構を構成したことを特徴とする旋回作業車。
  2. 前記ロック機構を、旋回作業車の機体内部に構成したことを特徴とする請求項1に記載の旋回作業車。
  3. 前記ステップ上に配設される操作ペダルを、ステップ前端部に立設されるレバースタンドの側方に配置し、該操作ペダルを前広後狭形状に形成したことを特徴とする請求項2に記載の旋回作業車。
  4. 前記操作ペダルを、ニュートラル状態において前高後低状態となるように傾斜させて配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の旋回作業車。
  5. 前記ステップ上に配設される操作ペダルの上面を、該操作ペダル周縁部よりも凹陥させたことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載のいずれか一項に記載の旋回作業車。
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