JP4576129B2 - 貫通孔閉塞治具 - Google Patents

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本発明は、貫通孔閉塞治具に関し、詳しくは、構造体に形成された貫通孔を挿通する長尺被挿通物に外装可能なように構造体の外側面に取付けられる環状保持枠を備え、この環状保持枠の底部に、貫通孔の開口周縁よりも長尺物側に張り出す状態で接地フランジ部が設けられ、長尺被挿通物と交差する状態で接地フランジ部に宛がって貫通孔を閉蓋可能な底板金具が備えられて、環状保持枠の内面と、長尺被挿通物の外周面と、底板金具とで囲まれた空間に充填して、貫通孔を閉塞する耐熱性充填材を備えた貫通孔閉塞治具に関する。
従来、この種の貫通孔閉塞治具において、床等の構造体に対しては、環状保持枠を水平な埋設状態に横置き配備し、壁等の構造体に対しては、環状保持枠を垂直な埋設状態に縦置き配備して、貫通孔を挿通する冷媒配管等の長尺挿通物の外周面と、環状保持枠の内面と,環状保持枠の中間の段差部に配置される底板金具との間に耐熱性充填材を充填して、貫通孔を閉塞するのもが存在している(例えば、特許文献1参照)。
このような構造の貫通孔閉塞治具においては、特に、壁等の貫通孔に対して用いる場合、貫通孔に挿通されている長尺挿通物と交差する方向に底板金具を、環状保持枠の中間の段差部に宛がう立て掛け姿勢で縦置きし、この状態で耐熱性充填材の充填作業が実施されている。
特開平8−218610号公報(第4−6頁、図1〜図4)
ところが、このような充填作業において、環状保持枠に振動や変形応力等を伴いながら作業が進行されるので、縦置きされている底板金具が倒れたり位置ずれを生じたりし易く、現実作業においては、作業者が底板金具を倒れたり位置ずれしないように押えながら、耐熱性充填材の充填作業が行われている。
そのため、環状保持枠を縦置き状態で貫通孔の閉塞作業を実施する場合、作業性が悪く、施工し難い問題が提示されている。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、作業性の改善がなされて施工性の向上を図ることができる貫通孔閉塞治具を提供する点にある。
本発明の第1番目の貫通孔閉塞治具の特徴構成は、構造体に形成された貫通孔を挿通する長尺被挿通物に外装可能なように構造体の外側面に取付けられる環状保持枠を備え、この環状保持枠の底部に、貫通孔の開口周縁よりも長尺物側に張り出す状態で接地フランジ部が設けられ、長尺被挿通物と交差する状態で接地フランジ部に対面状態で宛がって貫通孔を閉蓋可能な底板金具が備えられて、環状保持枠の内面と、長尺被挿通物の外周面と、底板金具とで囲まれた空間に充填して、貫通孔を閉塞する耐熱性充填材を備えた構成において、直方向に沿う縦姿勢で前記接地フランジ部に対面状態で宛がわれた前記底板金具を着脱自在な仮置き状態保持可能な保持手段が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、壁等の構造体の外側面に、長尺被挿通物を環状保持枠で外装する縦姿勢に取付けることによって、保持手段を介して底板金具を仮置き状態に保持して、環状保持枠の内面と、長尺被挿通物の外周面と、底板金具とで囲まれた空間に耐熱性充填材を充填して、構造体の貫通孔を閉塞することができる。
そのため、従来のように、縦置きされた底板金具を手で押えながら、耐熱性充填材を充填するような手間で難度が高い作業を行う必要がないので、作業性の改善がなされて施工性の向上を図ることができる。
本発明の第2番目の貫通孔閉塞治具の特徴構成として、前記保持手段が、環状保持枠の接地フランジ部に沿って水平方向にスライド可能な状態で、底板金具を仮置き可能に形成されている点にある。
上記特徴構成によれば、底板金具の仮置き位置を、接地フランジ部の長手方向に沿って変更可能であるので、底板金具の位置合わせ作業がスライド移動といった簡単な操作によって達成することができる。
従って、複数の底板金具を対処する場合であっても、迅速に位置調整を行うことができるので、作業対応性がよく、施工性の向上を図ることができる。
本発明の第3番目の貫通孔閉塞治具の特徴構成は、前記保持手段が、底板金具を長尺被挿通物の長手方向に沿う前後方向に重ね合わせた状態で,仮置き状態に保持可能に構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、底板金具が重ね合わせ状態で仮置き状態にすることができるので、貫通孔に挿通された長尺被挿通物の太さやピッチに対応して、重なり合う少なくとも一方の底板金具を互いの底板金具同士が干渉することがない状態で位置変更操作することができる。
従って、例えば、貫通孔に対する長尺被挿通物の太さ、挿通位置、挿通本数等の、長尺被挿通物の状態に対応して、底板金具を位置変更して仮置きすることができるので、現場での施工対応性や迅速作業性の向上を図ることができる。
以下、本発明を適用した貫通孔閉塞治具を図面に基づいて説明する。
〔実施形態〕
この実施形態の貫通孔閉塞冶具Aは、図2に示すように、壁Bなどのコンクリート躯体等の構造体に形成されているとともに、長尺被挿通物の一例である冷房、冷暖房等の断熱配管等が挿通されている貫通孔に対して耐火構造をもって取り付け施工することができるように構成されたものである。
この貫通孔閉塞冶具Aは、図1、図2、図4に示すように、壁Bに形成されて正面視横長の長方形状の貫通孔1の開口寸法よりも大なる内寸法に構成され、かつ、貫通孔1を挿通する10系統の配管Cに外装可能なように壁Bの外側面B1に取付けられる環状保持枠10と、環状保持枠10の底部に、貫通孔1の開口周縁1aから配管C側に張り出す状態で一体連結された接地フランジ部12Dと、長尺被挿通物Cと交差する状態で接地フランジ部12Dに対面状態で宛がって貫通孔1を閉蓋可能な底板金具40が備えられ、加えて、底板金具40と環状保持枠10の内周面と配管Cの外周面との間に貫通孔1の開口1Aを閉塞する状態で充填される熱膨張性の耐熱性充填材20と、環状保持枠10の先端開口部10Aの長辺部に沿って着脱自在に配備される蓋体50とから構成されている。
前記接地フランジ部12Dと底板金具40の間には、保持手段30を介して環状保持枠10内に底板金具40を仮置き可能に構成されている。
前記環状保持枠10は、貫通孔1の長方形状の短辺に対応する一対の短辺分割枠11と貫通孔1の長方形状の長辺に対応する一対の長辺分割枠12とをビス止め連結によって一体化することにより形成されている。
前記短辺分割枠11は、縦板11Aの上下端部から同一方向にフランジ部11B,11Cが外側方向に、断面形状がコの字状になるように折り曲げ形成され、且つ、縦板11Aの両側上下部には、長辺分割枠12との連結に用いるタッピングビスa用の挿通孔11aが穿孔されているとともに、下部フランジ部11Cの両側部位には、壁Bに対する取付けに用いるコンクリートネジb用の挿通孔11bが穿孔されている。
長辺分割枠12は、縦板12Aの上端から貫通孔1から離れる外側方向に上部フランジ部12Bを折り曲げ形成され、縦板12Aの下端に、上部フランジ部12Bとは逆方向に下部フランジ部12Cが折り曲げ形成され、この下部フランジ部12Cを介して長方形平板状の接地フランジ部12Dがスポット溶接などによって一体に連結されている。
また、長辺分割枠12の両端部には、短辺分割枠11の挿通孔11aに対応するビス孔12cが形成された端部フランジ部12AAが内側に折り曲げ形成されている。
前記接地フランジ部12Dは、下部フランジ部12Cを境にして、貫通孔1側の内側に内向板部分12Daが配置され、外側に外向板部分12Dbが配置され、外向板部分12Dbには、長手方向に沿って壁Bに対する取付けに用いるコンクリートネジb用の挿通孔12aが穿孔されている。
前記長辺分割枠12の下部フランジ部12Cの中間部分は、図4に示すように、接地フランジ部12Dの内向板部分12Daから、底板金具40の一枚分の板厚さよりも僅かに大きな寸法分が離隔する段差状に折り曲げられて、内向板部分12Daとの間に開口が内側に向く凹溝12Eが長手方向に沿って形成されているとともに、下部フランジ部12Cの凹溝12Eを形成する段差部から先端部分は、先端に向かう程、内向板部分12Daから離隔する傾斜状に折り曲げられて傾斜ガイド12Fを形成している。
前記底板金具40は、図1,図2に示すように、略正方形状の板面に対して、左右2等分線上、及び、板面中央の円形線上に沿って、プレスなどによって板厚さを薄肉にしたハーフカット切れ目が形成され、左右の板部分を折り曲げ操作を加える等することによって、中央の円形板が取り除かれて、半円状の切欠開口が左右対称配置に形成された、左右一対の半割板から構成されている。
この底板金具40は、下端を前記長辺分割枠12の下部フランジ部12Cと接地フランジ部12Dの内向板部分12Daとの間に形成された凹溝12Eに差し込んで、上端が上部フランジ部12Cに接当する立ち姿勢の仮置き状態にすることが可能になっている。ここで、環状保持枠10は、上下の長辺分割枠12の上下配置を逆にしても構造が変わらない対称構造になっているので、貫通孔1を形成する壁Bに対する取付け状態で、下側に位置する長辺分割枠12の下部フランジ部12Cと接地フランジ部12Dの内向板部分12Daとの間に形成された凹溝12Eと、下側に位置する長辺分割枠12の接地フランジ部12D内向板部分12Daとから、接地フランジ部12Dと底板金具40の間に、垂直方向に沿う縦姿勢で前記底板金具40を仮置き状態に保持可能にする保持手段30が構成されている。
前記耐熱性充填材20は、例えば、火災などによる加熱を受けて体積が膨張するパテ状のものが用いられ、この実施形態では、貫通孔1を挿通する配管Cの外周面と、環状保持枠10の内面との間に充填されて、貫通孔1を閉塞することができる分量のブロック化された必要数が用意され、ブロック化によって充填作業を能率よく行えるようになっている。
前記蓋体50は、前記環状保持枠10の各長辺分割枠12の上部フランジ部12Bにビス止め可能な長方形状の板体から形成されている。この蓋体50には長手方向に沿ってタッピングビス用の挿通孔50aが穿孔され、これに対応するビス受け孔が上部フランジ部12Bに穿孔12bされている。
このような構成であれば、例えば、図3に示すように、壁Bに形成された貫通孔1に、10系統の配管Cが挿通状態に配設された後段階で、全配管Cを外装するとともに、環状保持枠10の開口部10Aに対して貫通孔1の開口1aを中央に臨ませた状態で、一対の短辺分割枠11と、一対の長辺分割枠12をビス止め連結して環状保持枠10を組立てた後、この環状保持枠10を、コンクリートネジbを介して壁Bの外側面B1に取付け固定する。
この取付け状態では、図4に示すように、長辺分割枠12が貫通孔1の上下に位置し、下側の長辺分割枠12側の凹溝12Eは、上方に向いて開口し、上側の長辺分割枠12側の凹溝12Eは、下方に向いて開口する。
次いで、貫通孔1に挿通された各配管Cに対して左右方向から底板金具40を挟ように、下端を下側に位置する凹溝12Eに傾斜ガイド12Fをガイドにして差し込んで、下端を支持させるとともに、上端を上側の接地フランジ部12Dの内向板部分12Daに当接状態に立て掛けて、環状保持枠10内に底板金具40を仮置き状態にする。この仮置き状態において、凹溝12Eに沿って位置移動調整を行って、左右の底板金具40の対称となる半円切欠が位置合わせされた円形孔内に配管Cが挿通位置する状態となる。
ここで、この実施形態では、図6に示すように、貫通孔1に挿通された10系統の数の配管Cを略等ピッチで配置された場合に、各配管Cに対称形態の10組の底板金具40が対応して、環状保持枠10内で全配管Cに底板金具40を、凹溝12Eを介して並設した仮置き状態にすることが可能になっているが、もう一組の底板金具40が装備されており、貫通孔1を挿通する配管Cが11系統の数の配管Cであっても対応可能になっている。
この場合、図7,図8(イ)、(ロ)に示すように、凹溝12Eに下端を差し込んだ底板金具40の仮置き状態と、傾斜ガイド12Fに下端を載せた底板金具40の仮置き状態とによって、隣接する底板金具40同士が、前後に重なり合う仮置き状態を形成して、1系統増えた配管Cに対処することができるようになっている。これ以外にも、配管Cの外径が小さい場合などにおいても、底板金具40同士が、前後に重なり合う仮置き状態にして対処することができる。
次いで、図5に示すように、環状保持枠10の内面と配管Cの外周面との間に、環状保持枠10の先端と略面一になる状態まで耐熱充填材20を充填する。
そして、環状保持枠10に2枚の蓋体50をネジ止め連結して、配管Cを挿通状態で貫通孔1を閉塞する貫通孔閉塞冶具Aの施工を完了する。
尚、この実施形態では、接地フランジ部12Dの下部内向板部分12Daに対して、下部フランジ部12Cを段差状に折り曲げ形成して、内向板部分12Daとの間に開口が内側に向く凹溝12Eを形成する例を説明したが、図10に示すように、下部フランジ部12Cと接地フランジ部12Dの間にスペーサー板cを介装して、凹溝12Eを形成する構造であっても、図11に示すように、平坦な下部フランジ部12Cに対して、接地フランジ部12Dに形成された折り曲げ凸台部12Dcを当てつけて、凹溝12Eを形成する構造であってもよい。
また、上記実施形態の貫通孔閉塞冶具Aは、壁Bに形成された貫通孔1の配管Cに対応して取付けられた例を説明したが、図9に示すように、配管Cが挿通された貫通孔1がコンクリート躯体の構造体からなる床BBに形成されたものに対して、載置状態で使用することが可能であり、この場合では、保持手段30を介して、底板金具40を落下された位置調整が可能に保持することができる。
さらに、前記短辺分割枠11、長辺分割枠12、底板金具40、蓋体50は、例えば、板厚さが約1.6mm程度の鋼板を用いて形成されている。
〔別実施形態〕
1) 上記各実施形態では、貫通孔1を形成する壁Bに対する取付け状態で、下側に位置する長辺分割枠12の下部フランジ部12Cと接地フランジ部12Dの内向板部分12Daとの間に形成された凹溝12Eと、下側に位置する長辺分割枠12の接地フランジ部12Dの内向板部分12Daとから底板金具40に対する保持手段30が構成されている例を説明したが、本発明はこれに限らず、接地フランジ部12D、又は、底板金具40の少なくとも何れかに、磁気吸引作用のあるマグネットシール等を貼着して、接地フランジ部12Dに対して底板金具40を着脱自在になるようにして、接地フランジ部12Dと底板金具40の間に、垂直方向に沿う縦姿勢で前記底板金具40を仮置き状態に保持可能にする保持手段を構成してもよい。
また、接地フランジ部12Dと底板金具40の対面間に、凹凸係合、係止爪と爪受けの係合手段、凹凸嵌合等を用いて、接地フランジ部12Dに対して底板金具40を仮置き状態にできるようにして、垂直方向に沿う縦姿勢で前記底板金具40を仮置き状態に保持可能にする保持手段を構成してもよい。
2) 上記実施形態では、数が10系統の配管Cが挿通する貫通孔1に対応する大きさの貫通孔閉塞冶具Aについて説明したが、本発明はこれに限らず、数が10系統以下の配管Cを挿通する貫通孔に対応する大きさの貫通孔閉塞冶具への適用や、反対に、数が10系統以上の配管Cを挿通する貫通孔に対応する大きさの貫通孔閉塞冶具に適用することができる。
3) 上記実施形態では、凹溝12Eに底板金具40の一枚分が収まる寸法の溝幅に形成したものについて説明したが、底板金具40の二枚分が収まる寸法の溝幅に形成したものであつてもよい。
この場合、同じ凹溝を使用して底板金具40を重ね合わす状態を形成することができる。
本発明を適用した貫通孔閉塞治具の分解斜視図 貫通孔と長尺被挿通物と環状保持枠と底板金具との関係を示す分解斜視図 構造体の貫通孔に長尺被挿通物が挿通する状態を示す簡略縦断面図 構造体の貫通孔に対応して環状保持枠と底板金具を垂直姿勢で取付け固定した状態を示す簡略縦断面図 環状保持枠と長尺被挿通物との間に耐熱性充填材し蓋体を連結した状態を示す簡略縦断面図 環状保持枠に対して底板金具を仮置きした状態を示す正面図 環状保持枠に対して底板金具を重ね合わせて仮置きした状態を示す要部の正面図 (イ)凹溝に底板金具を仮置きした要部を示す簡略縦断面図 (ロ)凹溝に底板金具を仮置きしているとともに傾斜ガイドに底板金具を仮置きした要部を示す簡略縦断面図 構造体の貫通孔に対応して環状保持枠と底板金具を水平姿勢で取付け固定した状態を示す簡略縦断面図 凹溝の変形例を示す要部拡大断面図 凹溝の変形例を示す要部拡大断面図
符号の説明
A 貫通孔閉塞治具
B 構造体(壁)
B1 外側面
C 長尺被挿通物(配管)
1 貫通孔
10 環状保持枠
12D 接地フランジ部
20 耐熱性充填材
30 保持手段
40 底板金具

Claims (3)

  1. 構造体に形成された貫通孔を挿通する長尺被挿通物に外装可能なように構造体の外側面に取付けられる環状保持枠を備え、この環状保持枠の底部に、貫通孔の開口周縁よりも長尺物側に張り出す状態で接地フランジ部が設けられ、長尺被挿通物と交差する状態で接地フランジ部に対面状態で宛がって貫通孔を閉蓋可能な底板金具が備えられて、環状保持枠の内面と、長尺被挿通物の外周面と、底板金具とで囲まれた空間に充填して、貫通孔を閉塞する耐熱性充填材を備えた貫通孔閉塞治具であって、
    直方向に沿う縦姿勢で前記接地フランジ部に対面状態で宛がわれた前記底板金具を着脱自在な仮置き状態保持可能な保持手段が設けられている貫通孔閉塞治具。
  2. 前記保持手段が、環状保持枠の接地フランジ部に沿って水平方向にスライド可能な状態で、底板金具を仮置き可能に形成されている請求項1記載の貫通孔閉塞治具。
  3. 前記保持手段が、底板金具を長尺被挿通物の長手方向に沿う前後方向に重ね合わせた状態で保持可能に構成されている請求項1又は2記載の貫通孔閉塞治具。
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