JP4575104B2 - 包装体用積層シートおよびこのシートから形成された包装体 - Google Patents

包装体用積層シートおよびこのシートから形成された包装体 Download PDF

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Description

本発明は、包装体用積層シートおよびこのシートから形成された包装体に関し、特に、折り曲げ罫線加工を施す、透明性、剛性、耐傷付性に優れたポリプロピレン系包装体用積層シートおよびこのシートから形成された包装体に関する。
従来、化粧品、衣料品、食料品、文具等を収納するのに適した透明包装体(透明ケース)は、透明シートを、最終製品を形成するのに適した平面形状に打ち抜き、この際、同時にまたは別工程で折り曲げ罫線を形成し、この折り曲げ罫線で折り曲げて目的の形状とすることにより成形されている。そのため折り曲げ罫線加工が施された透明包装体に用いるシートとしては、透明性だけでなく、剛性、耐衝撃性の面でバランスに優れたシートが求められている。また、商品を収納して陳列するための商品陳列用透明ケースとして用いる際には、ケースの表面が傷付くことにより、商品が外部から明瞭に視認できなくなるため、透明シートの耐傷付性(表面硬度)も求められている。
透明包装体を成形するためのシートとしては、二次加工性、透明性、経済性、生産性などが優れていることから、硬質ポリ塩化ビニル(以下、PVCと略す。)製のシートが用いられてきた。しかし、PVC製シートは、燃焼時に有害物質である塩化水素ガスを発生させ、これにより焼却炉を傷めたり、環境汚染等の問題が生じたりする。そこで、非PVC系の素材が求められており、その中で、低コスト、耐熱性、機械的強度に優れていることから、ポリプロピレン系樹脂を用いたシートがある。しかし、従来のポリプロピレン系樹脂を用いたシートでは、耐傷付性を有し、透明性、剛性、耐衝撃性の面でバランスに優れたシートを得ることは困難であった。
これらの問題に対し、特許文献1には、ポリプロピレン系樹脂に石油樹脂類を配合した包装用ポリプロピレンシートが記載されている。しかし、シートの透明性や剛性の向上は望めるが、一方でシートが脆くなり、打ち抜きや、折り曲げ罫線加工等の二次加工を行った際にシートに割れ等が生じる場合がある。
また、特許文献2には、ポリプロピレン系樹脂、石油樹脂およびエチレン−α−オレフィン共重合体からなる樹脂組成物をシート状に押し出すポリプロピレン系樹脂シート類の製造方法が記載されている。しかし、この方法では、耐衝撃性は向上するものの、シートの剛性が低下し、包装用途のケースとして用いる際に剛性(腰)が足りず、またシートの耐傷付性も低下し、包装用途のケースとして用いる際に、ケースの表面に傷が付いて外観を損なうといった実用上問題が生じる場合があった。さらに、シートの透明性を向上させるために、水冷式冷却装置を用いており、設備上の制約があった。
また、特許文献3には、結晶状態がスメクチック構造のポリプロピレンシートに、二軸延伸ポリプロピレンフィルムをラミネートすることより成るポリプロピレン積層シートが記載されている。しかし、特許文献3に記載の発明は、主に熱成形時のドローダウン性を改良したものであり、積層シートの透明性、剛性の面で未だ改良の余地があった。また、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを片面だけ貼り合わせた二層の積層シートであるので、石油樹脂を含んだシートを折り曲げ罫線加工等の二次加工を行った際には、シートに割れ等が生じる場合があった。
また、特許文献4には、ポリプロピレンシートの少なくとも片面に、結晶性プロピレン系重合体よりなる延伸フィルムを積層したシートが記載されている。特許文献4に記載の発明も、主に熱成形時のドローダウン性を改良したものであり、熱成形性を向上させるために延伸フィルムの面積延伸倍率を規定してあり、積層シートの剛性には限界がありまだ改良の余地があった。
また、特許文献5には、透明性を確保しつつ、耐衝撃性、剛性を備えた透明ポリプロピレンシートを提供することを課題として、透明ポリプロピレンシートおよびその製造方法が記載されている。しかし、ポリプロピレンを用いたシートの成形の際、金属製エンドレスベルト等、特殊な装置、工程が必要となり、設備上の制約があった。
特開昭59−143613号公報 特公平6−89191号公報 特開平3−288641号公報 特開平10−291284号公報 特開2003−170485号公報
そこで、本発明は、折り曲げ罫線加工性に優れ、耐傷付性を有し、透明性、剛性、耐衝撃性の面でバランスに優れ、さらに、かつ設備上の制約がなく成形できるポリプロピレン系包装体用積層シートを提供することを課題とする。
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、所定の結晶融解熱量を有するポリプロピレン系樹脂組成物からなる中間層の両面に、二軸延伸ポリプロピレン系フィルムからなる外層を積層した包装体用積層シートにより上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、第一の本発明は、中間層(M層)の両面に、外層(S層)を積層したシートであり、中間層(M層)に用いるポリプロピレン系樹脂組成物が、A成分:示差走査熱量計(DSC)により、加熱速度10℃/minで得られたサーモグラムから求めた結晶融解熱量(ΔHm)が70〜120J/gであるポリプロピレン系樹脂、を主体としてなる樹脂組成物であり、外層(S層)が、二軸延伸ポリプロピレン系フィルムからなる層であることを特徴とする包装体用積層シートである。
ポリプロピレン系樹脂組成物は、さらに、B成分:石油樹脂、テルペン樹脂、クマロン−インデン樹脂、ロジン系樹脂、およびそれらの水素添加誘導体からなる群から選ばれる少なくとも一種以上の樹脂、を有し、A成分とB成分との混合割合が、質量比で90:10〜60:40(A成分:B成分)であることが好ましい。
ポリプロピレン系樹脂組成物は、さらに、C成分:結晶核剤、を有し、C成分を、A成分100質量部に対して、0.05〜1.00質量部配合してなることが好ましい。
本発明の包装体用積層シートは、60℃以上、A成分の結晶融解ピーク温度(Tm)以下で熱処理してもよい。
包装体用積層シート全体に対する、中間層(M層)の厚みの比率は、0.30〜0.98であることが好ましい。
第二の本発明は、上記の包装体用積層シートから形成された包装体である。
本発明によれば、折り曲げ罫線加工性に優れるとともに、透明性、剛性、耐衝撃性の面でもバランスに優れ、かつ耐傷付性を有するポリプロピレン系包装体用積層シートを提供することができる。
以下、本発明を詳しく説明する。
図1に示すように、本発明の包装体用積層シート10は、中間層(M層)1の両面に、外層(S層)2A、2Bを積層したシートであって、中間層(M層)1がポリプロピレン系樹脂組成物からなる層であり、外層(S層)2A、2Bが、二軸延伸ポリプロピレン系フィルムからなる層である。これにより、本発明の包装体用積層シートに耐衝撃性、および折り曲げ罫線加工性を付与することができる。また、本発明の包装体用積層シートを、所定の形状に打抜くと同時に折り曲げ罫線加工をし、ケース状に形成し、本発明の包装体を良好に得ることができる。また、剛性、表面平滑性、表面光沢、耐傷付性などの向上を望むことができる。
上記二軸延伸ポリプロピレン系フィルムからなる外層(S層)は、例えば、特公昭41−21790号公報、特公昭45−37879号公報、特公昭49−18628号公報等に記されている公知の方法を用いて製造することができる。汎用の縦−横逐次二軸延伸法で製造される二軸延伸ポリプロピレン系フィルムは、一般的には、縦方向に4〜7倍程度、横方向に8〜12倍程度延伸することにより得られ、面積延伸倍率は30〜80倍程度である。また本発明に用いられる二軸延伸ポリプロピレン系フィルムは、包装体用積層シートの剛性向上のために、上記範囲内で延伸された、できるだけ高剛性の二軸延伸ポリプロピレン系フィルムを用いることが好ましい。
また、上記二軸延伸ポリプロピレン系フィルムからなる外層(S層)は、フィルムの少なくとも片面にヒートシール性が付与されたものであっても良い。ヒートシール性を付与する方法としては、例えば、二軸延伸ポリプロピレン系フィルムからなる外層の片面または両面に低融点のプロピレン・エチレン共重合体を積層したり(特公昭49−14343号公報)、特定のプロピレン系ランダム共重合体層をヒートシール層としたり(特公平8−5174号公報)、特定のプロピレン・1−ブテンランダム共重合体と結晶性プロピレン・αーオレフィンランダム共重合体との組成物を積層した複合フィルム等(特公昭61−42626号公報)、ポリプロピレンに比べ低融点の樹脂を積層させる方法等、多数提案されているこれらの公知の方法を適宜使用することができる。
また、外層(S層)にヒートシール性が付与されていないものを用いる際には、中間層(M層)と外層(S層)との間に、接着層を設けることにより、中間層(M層)のポリプロピレン系樹脂組成物から成るシートと外層(S層)の二軸延伸ポリプロピレン系フィルムとの接着強度を増すことができる。
また、上記二軸延伸ポリプロピレン系フィルムからなる外層(S層)の厚みは、通常、5〜100μmであることが好ましく、さらには、10〜50μmであることが好ましい。ここで、二軸延伸ポリプロピレン系フィルムからなる外層(S層)の厚みが小さすぎると、本発明で所望する耐衝撃性、折り曲げ罫線加工性の付与が望めない場合がある。一方、二軸延伸ポリプロピレン系フィルムからなる外層の厚みが大きすぎると、良好な厚み精度のフィルムを得ることが困難となる。
中間層(M層)に用いられるポリプロピレン系樹脂組成物は、
A成分:示差走査熱量計(DSC)により、加熱速度10℃/minで得られたサーモグラムから求めた結晶融解熱量(ΔHm)が70〜120J/gであるポリプロピレン系樹脂を主体としてなる樹脂組成物である。
中間層(M層)のA成分であるポリプロピレン系樹脂は、示差走査熱量計(DSC)により、加熱速度10℃/minで得られたサーモグラムから求めた結晶融解熱量(ΔHm)が、70〜120J/gであることが好ましく、より好ましくは80〜120J/gであり、さらに好ましくは90〜120J/gである。ここで、結晶融解熱量(ΔHm)が、小さすぎると、ポリプロピレン系樹脂の結晶性が低くなり、シート全体の剛性が低下し、ケースとして用いる際に、剛性(腰)が足りない等、実用上問題が生じる場合がある。一方、一般的に入手可能なポリプロピレン系樹脂の結晶融解熱量(ΔHm)は、上記範囲内であり、大きすぎるものは工業的に入手困難である場合がある。
ここで、ポリプロピレン系樹脂とは、ポリプロピレン単独重合体、プロピレンとエチレン、ヘキセン等のα―オレフィンとの共重合体またはこれらの混合物である。
中間層(M層)のA成分であるポリプロピレン系樹脂の結晶融解ピーク温度(Tm)は、通常、120〜175℃が好ましく、より好ましくは130〜175℃であり、さらに好ましくは140〜175℃である。結晶融解ピーク温度が低すぎると、剛性の面で満足できない場合がある。一方、一般的に入手可能なポリプロピレン系樹脂の結晶融解ピーク温度(Tm)は、上記範囲内であり、大きすぎるものは工業的に入手困難である場合がある。
中間層(M層)のA成分であるポリプロピレン系樹脂における、JIS K 7210(測定温度230℃、荷重21.18N)によるメルトフローレート(MFR)は、0.50〜20g/10minであることが好ましく、1.0〜10g/10minであることがさらに好ましい。ここで、メルトフローレートが小さすぎると、溶融成形時に押出機からの吐出量が低下し、生産性が低くなる場合がある。一方、大きすぎると、粘度が低すぎてシート成形が困難になる場合がある。
中間層(M層)のA成分であるポリプロピレン系樹脂を得るための重合方法は、特に制限されず、例えば、溶媒重合法、バルク重合法、気相重合法等の公知の方法を採用することができる。また、重合触媒は、特に制限されず、例えば、三塩化チタン型触媒、塩化マグネシウム担時型触媒、メタロセン系触媒等の公知の触媒を採用することができる。
包装体用積層シートの透明性、剛性を向上させるために、A成分に対し、B成分として、石油樹脂、テルペン樹脂、クマロン−インデン樹脂、ロジン系樹脂、およびそれらの水素添加誘導体(以下、これらをまとめて、石油樹脂類と云う場合がある。)からなる群から選ばれる少なくとも一種以上の樹脂を混合することが好ましい。
上記石油樹脂としては、シクロペンタジエンもしくはその二量体を重合してなる脂環式石油樹脂、C9成分を重合してなる芳香族石油樹脂等が挙げられる。テルペン樹脂としては、β−ピネンを重合してなるテルペン−フェノール樹脂が挙げられる。ロジン系樹脂としては、ガムロジン、ウッドロジン等のロジン樹脂、グリセリン、ペンタエリスリトールなどで変性したエステル化ロジン樹脂等が挙げられる。
上記中間層(M層)のB成分である石油樹脂類は、上記中間層(M層)のA成分であるポリプロピレン系樹脂に混合した場合に、比較的良好な相溶性を示す。また、色調、熱安定性、相溶性などが特に良好であることから、B成分である石油樹脂類としては、石油樹脂またはテルペン樹脂を用いることが好ましい。本発明における中間層(M層)においては、B成分である石油樹脂類を混合することにより、A成分であるポリプロピレン系樹脂のガラス転移温度を高めることができ、最終的に得られる本発明の包装体用積層シートの常温域での剛性(腰)を高め、透明性を向上させることができる。また石油樹脂類を混合することにより、A成分であるポリプロピレン系樹脂の結晶化速度を遅くすることができ、本発明の包装体シートの透明性を向上させることができる。
上記中間層(M層)のB成分である石油樹脂類の軟化点は、70〜150℃であることが好ましく、さらには、90〜150℃であることがより好ましい。ここで、石油樹脂類の軟化点が低すぎると、本発明で所望する剛性の向上が望めない場合があり、また、ブロッキングが生じる場合がある。一方、石油樹脂類の軟化点が高すぎると、相溶性が悪くなり、透明性が低下するといった不具合が生じる場合がある。
上記中間層として用いられるポリプロピレン系樹脂組成物は、A成分とB成分とを、「90:10」〜「60:40」(「A成分:B成分」)の質量比で混合することにより形成されることが好ましい。ここで、B成分である石油樹脂類の配合量が多すぎると、剛性および透明性の向上は図れるが、耐衝撃性が悪化するため、折り曲げ罫線加工を施し、折り曲げる際にシートが割れる等の問題が生じる場合があり、また、溶融粘度が低くなるため、押出成形を良好に行えない場合がある。一方、B成分である石油樹脂類の配合量が少なすぎると、製造した包装体用積層シートの常温域での剛性向上が望めない場合がある。A成分とB成分の質量比は、「85:15」〜「65:35」(「A成分:B成分」)であることが好ましく、「80:20」〜「70:30」(「A成分:B成分」)であることがさらに好ましい。
また、包装体用積層シートの透明性、剛性を向上させるために、C成分として、A成分100質量部に対し、結晶核剤を0.05〜1.00質量部配合することが好ましく、0.05〜0.50質量部配合することがより好ましい。
結晶核剤としては、特に制限されるものではなく、公知の結晶核剤を使用することができる。例えば、1・3、2・4−(ジメチルベンジリデン)ソルビトール、1・3、2・4−ジベンジリデンソルビトール等のソルビトール類、ジ−(パラ−t−ブチル安息香酸アルミニウム)、リン酸ビス(4−t−ブチルフェニル)ナトリウム等の金属塩類、シリカ、タルク等の無機系結晶核剤等が挙げられる。中でも、ソルビトール類および金属塩類の結晶核剤が好ましい。ここで、結晶核剤の配合量が少なすぎると、透明性の改良効果が十分ではない場合がある。一方、結晶核剤の配合量が多すぎると、経済的に不利であるばかりでなく、逆に透明性が悪化する場合がある。
本発明における包装体用積層シートは、剛性向上のために熱処理をすることが好ましい。この所望により施される熱処理は、60℃以上、A成分の結晶融解ピーク温度(Tm)以下の温度範囲で熱処理されることが好ましく、加熱ロール、加熱空気、不活性液体等を用いて行うことができる。中でも、加熱ロールによる連続処理が行われることが好ましい。熱処理に要する時間としては、包装体用積層シートを熱処理後に、示差走査熱量計(DSC)により、加熱速度10℃/minで−40℃から200℃まで加熱した際に得られたサーモグラムから結晶融解熱量(ΔHm)が検出されなくなるまで、熱処理を行うことが好ましい。
また、上記熱処理中、あるいは熱処理前後で、上記包装体用積層シートを延伸してもよい。延伸を行うことにより、剛性の向上、耐衝撃性の向上が望まれる。
次に、本発明の包装体用積層シートの製造方法について説明する。本発明の包装体用積層シートは、中間層(M層)となるA成分からなるポリプロピレン系樹脂組成物、または、A成分に対し、B成分および/またはC成分を添加してなるポリプロピレン系樹脂組成物を、溶融状態で押し出し、この中間層(M層)の両面に、二軸延伸ポリプロピレン系フィルムからなる外層(S層)をキャスティングと同時にラミネートする押出ラミネート法、また、中間層(M層)を公知の方法でシート化した後に、外層(S層)フィルムを熱ラミネートする熱ラミネート法、ドライラミネートするドライラミネート法等、公知の方法により製造することができる。
中間層(M層)となる、A成分と、B成分および/またはC成分とからなるポリプロピレン系樹脂組成物については、あらかじめ、同方向二軸押出機、ニーダー、ヘンシェルミキサー等を用い、プレコンパウンドしてもよいし、各原料をドライブレンドし、直接溶融混練押出機に投入してもよい。A成分のポリプロピレン系樹脂とB成分の石油樹脂類との混合割合によってポリプロピレン系樹脂組成物の粘度が変化する。
また、中間層(M層)を形成するシート成形法の具体例としては、Tダイ法が挙げられる。シート成形時の結晶化をできるだけ抑えることで透明性を向上できるため、透明性を考慮して、キャスティング温度およびシート成形スピードを適宜選択することが好ましく、キャスティング温度は0〜20℃の温度範囲であることが好ましい。キャスティング温度が高すぎると、シート成形時の冷却効率が落ち、透明性が損なわれることがある。キャスティングしシート化した後に、剛性を向上させるため、熱処理を行うことが好ましい。
本発明の包装体用積層シートは、折り曲げ罫線加工を施した後に、包装体に成形される。折り曲げ罫線は、例えば、特開2003−292023号公報等に記されているように、シートを折り曲げる際に、内側に位置する面に罫線刃を押し当てて形成することができ、折り曲げる際に折り曲げ易く、かつ、折り曲げた際に破損し難い構造のものが好ましい。本発明の包装体用積層シートに、好適な構造の罫線を設けることにより、この包装体用積層シートを折り曲げて形成された、所望形状の包装体を得ることができる。
本発明の包装体用積層シートのJIS K 6732に準拠して求めた引張弾性率は、1200〜4000MPaであることが好ましく、1500〜4000MPaであることがより好ましく、1800〜4000MPaであることがさらに好ましい。この引張弾性率が小さすぎると、ケースとして用いた場合、剛性(腰)が足りない等、実用上問題が生じる場合がある。一方、この引張弾性率が大きすぎると、工業的に製造が困難である場合がある。
また、本発明の包装体用積層シートのJIS K 7105に準拠して求めた全ヘーズ値は、5.0%未満であることが好ましい。全ヘーズ値は、小さい方が透明性が高いことを示しており、この値が大きすぎると本発明の包装体用積層シートにより形成した透明ケースは透明感および美観に欠け、収納した商品が外部から明瞭に視認できない場合があり好ましくない。全ヘーズ値を小さくするためには、ポリプロピレン系樹脂の結晶の成長を急冷することによって妨げたり、結晶核剤を用いてポリプロピレン系樹脂の結晶を微細化したり、石油樹脂を配合する等の手法を取ることができる。透明感を向上し、より好適な透明ケースとするためには、上記の全ヘーズ値は、好ましくは4.0%未満であり、さらに好ましくは3.0%未満である。
さらに、本発明の包装体用積層シートのJIS K 5600に準拠して求めた鉛筆硬度は、HB以上であることが好ましく、F以上であることがより好ましい。鉛筆硬度は、シートの表面硬度を示しており、鉛筆硬度の値が高いほど、透明ケースとして用いた際に表面が傷付にくく、透明ケースの美観を損なわず、収納した商品が外部から容易に視認できるため好ましい。
本発明の包装体用積層シートの厚みは、特に制限はされないが、100〜1000μmであることが好ましく、200〜500μmであることがより好ましい。ここで、この厚みが小さすぎると、ケースとして用いた場合、剛性(腰)が足りない等実用上問題がある場合がある。一方、この厚みが大きすぎると、罫線加工を施し、ケース状に形成する際に不具合が生じたり、透明性が低下し、収納物が容易に視認できない場合がある。
本発明の包装体用積層シートにおいて、包装体用積層シート全体の厚みに対する、中間層(M層)の厚みの比率は、0.30〜0.98であることが好ましい。ここで、この比率が小さすぎると、相対的に外層(S層)の厚みが大きいものを用いる必要があり、工業的に入手が困難になる場合がある。一方、この比率が大きすぎると、本発明で所望する耐衝撃性、折り曲げ罫線加工性の付与が望めない場合がある。
本発明の包装体用積層シートにおける中間層(M層)、および/または、外層(S層)には、耐熱安定剤、紫外線吸収剤、滑剤、耐候安定剤、スリップ剤、帯電防止剤、防曇剤、顔料、染料等の通常ポリオレフィンに用いる各種添加剤を、本発明の効果を損なわない範囲で添加してもよい。
本発明の包装体用積層シートは、折り曲げ罫線加工性、耐傷付性に優れ、化粧品、衣料品、食料品、文具等を収納するのに適した、透明な包装体(透明ケース)に使用することができる。
以下に実施例でさらに詳しく説明するが、これらにより本発明は何ら制限を受けるものではない。なお、本明細書中に表示されるシートについての種々の測定および評価は次のようにして行った。
<評価方法>
(1)結晶融解ピーク温度(Tm)、結晶融解熱量(ΔHm)
結晶融解ピーク温度(Tm)および結晶融解熱量(ΔHm)は、パーキンエルマー社製示差走査熱量計「DSC−7」を用い、JIS K 7121、JIS K 7122に準じて、試料10mgを加熱速度10℃/minで、−40℃から200℃まで昇温し、200℃で1分間保持した後、冷却速度10℃/minで、−40℃まで降温し、1分間保持した後、加熱速度10℃/minで再昇温した時のサーモグラムから求めた。
(2)罫線加工性
特開2003−292023号公報記載の罫線刃を用いて、10枚のシートに折り曲げ罫線加工を施し、その罫線加工時の割れの有無について目視で確認し、割れが一枚も発生しなかったものを「○」、割れが一枚でも発生したものを「×」として、評価した。
割れが一枚も発生しなかったものについて以下の測定を実施した。
(3)引張弾性率
JIS K 6732に準拠して、温度23℃、試験速度5mm/minの条件で引張弾性率を求めた。得られたシートにおける押出機からの流れ方向を縦方向、この縦方向に垂直な方向を横方向として測定した。また、下記の基準で評価した結果も併記した。
(◎):引張弾性率が1500MPa以上
(○):引張弾性率が1200MPa以上1500MPa未満
(×):引張弾性率が1200MPa未満
(4)ヘーズ
JIS K 7105に準拠して、得られたシートの全ヘーズ値(%)を求めた。全ヘーズ値は、その値が小さい方が、透明性が高いことを示している。また、下記の基準で評価した結果も併記した。
(◎):全ヘーズが3.0%未満
(○):全ヘーズが3.0%以上5.0%未満
(×):全ヘーズが5.0%以上
(5)鉛筆硬度
JIS K 5600に準拠して、得られたシートの鉛筆硬度を測定した。また、下記の基準で評価した結果も併記した。
(◎):鉛筆硬度がF以上
(○):鉛筆硬度がHB
(×):鉛筆硬度がB以下
参考例1)
A成分であるポリプロピレン系樹脂として、ポリプロピレン系樹脂(日本ポリプロ社製、FY6H、Tm:165℃、ΔHm:96.1J/g、MFR:1.9g/10min)(以下「PP−1」と略す。)を用いて、B成分である石油樹脂類として、水添石油樹脂(荒川化学社製、アルコンP125、軟化点:125℃)を用いて、A成分とB成分との質量比が、A成分:B成分=75:25である樹脂組成物をドライブレンドし、Tダイを備えた40mm同方向二軸押出機(L/D=36)を用いて、設定温度240℃で溶融混練し、キャスト温度20℃で押し出した中間層(M層)の両面に、外層(S層)として二軸延伸ポリプロピレン系フィルム(東レ社製、2500S、40μm)(以下「OPP−1」と略す。)でキャストロール側とニップロール側から貼りあわせすることにより、300μmの包装体用積層シート(構成:OPP−1/M層/OPP−1=40μm/220μm/40μm)を得た。この積層シートを用いて行った評価結果を表1に示す。
参考例2)
参考例1と同様に300μmの包装体用積層シートを得て、その後120℃に加熱した連続ロールで15秒間熱処理を行った。この積層シートを用いて行った評価結果を表1に示す。
参考例3)
参考例1において、外層(S層)として二軸延伸ポリプロピレン系フィルム(東セロ社製、HC−OP S、50μm)(以下「OPP−2」と略す)を用いた以外は同様にして、300μmの包装体用積層シート(構成:OPP−2/M層/OPP−2=50μm/200μm/50μm)を得て、この積層シートを用いて行った評価結果を表1に示す。
参考例4)
参考例1において、A成分であるポリプロピレン系樹脂として、ポリプロピレン系樹脂(日本ポリプロ社製、EG7F、Tm:145℃、ΔHm:76.0J/g、MFR:0.5g/10min)(以下「PP−2」と略す。)を用い、PP−2の100質量部に対し、C成分である結晶核剤(新日本理化(株)製、ゲルオールMD−LM30)を0.2質量部添加し、外層(S層)としてOPP−1を用いた以外は同様の方法にて、300μmの包装体用積層シート(構成:OPP−1/M層/OPP−1=40μm/220μm/40μm)を得て、この積層シートを用いて行った評価結果を表1に示す。
(実施例5)
参考例1において、B成分である石油樹脂類として、水添石油樹脂(荒川化学社製、アルコンP140、軟化点:140℃)を用いてA成分とB成分との質量比が、A成分:B成分=90:10である樹脂組成物100質量部に対し、C成分である結晶核剤(新日本理化社製、ゲルオールMD−LM30)を0.2質量部添加し、外層(S層)として二軸延伸ポリプロピレン系フィルム(東セロ社製、HC−OP S、30μm)(以下「OPP−3」と略す。)を用いた以外同様の方法にて、400μmの包装体用積層シート(構成:OPP−3/M層/OPP−3=30μm/340μm/30μm)を得て、この積層シートを用いて行った評価結果を表1に示す。
(実施例6)
実施例5において、A成分とB成分との質量比が、A成分:B成分=70:30とした以外同様の方法にて、400μmの包装体用積層シート(構成:OPP−3/M層/OPP−3=30μm/340μm/30μm)を得て、この積層シートを用いて行った評価結果を表1に示す。
(比較例1)
参考例1において、A成分とB成分との質量比を75:25とした中間層(M層)の両面を、外層(S層)である二軸延伸ポリプロピレン系フィルムで積層しない以外は、参考例1と同様の方法で、300μmの中間層(M層)のみからなる単層シート(構成:M層=300μm)を得た。この単層シートを用いて行った評価結果を表1に示す。
(比較例2)
参考例1において、A成分であるポリプロピレン系樹脂として、ポリプロピレン系樹脂(出光石油化学社製、F744NP、Tm:134℃、ΔHm:68.9J/g、MFR:7.0g/10min)(以下「PP−3」と略す。)を用いて、A成分とB成分との質量比を50:50とした以外は、参考例1と同様の方法で、300μmの包装体用積層シート(構成:OPP−1/M層/OPP−1=40μm/220μm/40μm)を得た。この積層シートを用いて行った評価結果を表1に示す。
(比較例3)
参考例1において、B成分である石油樹脂を配合せず、中間層(M層)の両面を、外層(S層)である二軸延伸ポリプロピレン系フィルムで積層しない以外は、参考例1と同様に300μmの中間層(M層)のみからなる単層シート(構成:M層=300μm)を得た。この単層シートを用いて行った評価結果を表1に示す。
(比較例4)
参考例4において、外層(S層)である二軸延伸ポリプロピレン系フィルムで積層しない以外は、参考例4と同様の方法で、300μmの中間層(M層)のみからなる単層シート(構成:M層=300μm)を得た。この単層シートを用いて行った評価結果を表1に示す。
(比較例5)
参考例4において、A成分であるポリプロピレン系樹脂として、PP−3を用いた以外は参考例4と同様の方法にて、300μmの包装体用積層シート(構成:OPP−1/M層/OPP−1=40μm/220μm/40μm)を得て、この積層シートを用いて行った評価結果を表1に示す。
Figure 0004575104
表1より次のことが分かった。参考例1、2、3、4、実施例5、6では、両外層として二軸延伸ポリプロピレンフィルムを積層することにより、透明性を確保しつつ、剛性を向上させ、罫線加工性を良好なものとし、耐傷付性も有し、包装用途として好適に用いることができる包装体用積層シートを製造することができた。比較例1では、両外層に二軸延伸ポリプロピレンフィルムを積層しないと、耐傷付性、透明性、剛性の面で満足できるレベルの包装体用シートは得られなかった。比較例1、2では、得られた包装体用シートの罫線加工性は劣っていた。また比較例3では、得られたシートの透明性、耐傷付性は劣っており、比較例4では、得られたシートの剛性、耐傷付性は劣っていた。比較例5では、得られた包装シートの剛性が劣っていた。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う包装体用積層シートおよびこの包装体用積層シートから形成された包装体もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
本発明の包装体用積層シートの構成の一形態を示す説明図である。
符号の説明
1 中間層(M層)
2A、2B 外層(S層)
10 包装体用積層シート

Claims (4)

  1. 中間層(M層)の両面に、外層(S層)を積層したシートであり、
    前記中間層(M層)に用いるポリプロピレン系樹脂組成物が、
    A成分:示差走査熱量計(DSC)により、加熱速度10℃/minで得られたサーモグラムから求めた結晶融解熱量(ΔHm)が90〜120J/gであり、結晶融解ピーク温度(Tm)が140〜175℃であるポリプロピレン系樹脂、
    B成分:石油樹脂、テルペン樹脂、クマロン−インデン樹脂、ロジン系樹脂、およびそれらの水素添加誘導体からなる群から選ばれる少なくとも一種以上の樹脂、および、
    C成分:結晶核剤、を有する樹脂組成物であり、
    前記A成分と前記B成分との混合割合が、質量比で90:10〜60:40(A成分:B成分)であり、前記C成分を、前記A成分100質量部に対して、0.05〜1.00質量部配合してなり、
    前記C成分の結晶核剤が、1・3、2・4−(ジメチルベンジリデン)ソルビトール、1・3、2・4−ジベンジリデンソルビトール、ジ−(パラ−t−ブチル安息香酸アルミニウム)、または、リン酸ビス(4−t−ブチルフェニル)ナトリウムから選ばれる化合物であり、
    前記外層(S層)が、二軸延伸ポリプロピレン系フィルムからなる層であることを特徴
    とする包装体用積層シート。
  2. 前記包装体用積層シートを60℃以上、A成分の結晶融解ピーク温度(Tm)以下で熱処理してなる、請求項に記載の包装体用積層シート。
  3. 前記包装体用積層シート全体に対する、前記中間層(M層)の厚みの比率が、0.30〜0.98である、請求項1または2に記載の包装体用積層シート。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載の包装体用積層シートから形成された包装体。
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