JP4574519B2 - 自動原稿給紙装置 - Google Patents
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Description
特許文献1には、用紙を重ねてセットする用紙トレイと、前記用紙トレイにセットされた用紙の側面を規制する規制部材とを備えた用紙搬送装置であって、前記規制部材には用紙の上面に突出する紙押えガイドを出没自在に設けたことを特徴とする用紙搬送装置が、開示されている。これにより、原稿トレイから原稿を送り出す際に、原稿の側面がガイド部材を乗り越えないようにする紙押えガイドを追加して設け、給紙される原稿等に斜行が生じないようにすることができる。
また、特許文献3及び特許文献4に記載のガイド部は上面より原稿束を加圧させており、加圧させる機構が必要であり、加圧させることによる原稿への負担が懸念されるという問題点があった。
さらに、特許文献5においては、原稿束の高さを検知し適切な位置にガイドの上面を移動させるという優れた技術ではあるが、構成が複雑であるため、装置が大きくなり高価なものであった。また、従来の装置は原稿幅方向の端部のみの規制で中央部の規制が行われていないため、損傷の激しい原稿等は、装置を使用することが不可能であった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、さまざまな原稿束に対し負担をかけず、広範囲にわたり原稿上面を規制することが可能な、簡素で安価な原稿給紙装置を提供することである。
本発明は、原稿をセットする原稿テーブルと原稿テーブルに設けられ原稿先端をガイドするガイド部と、を具備する自動原稿給紙装置において、前記自動原稿給紙装置は、前記ガイド部が着脱可能であり、前記ガイド部は、前記原稿セット基準側と前記原稿セット基準側と対向した押さえ側の両側に配置され、前記原稿テーブルを基準として上方にカールしている原稿に対しては、前記原稿テーブルから前記カールの両端までの高さを有するガイド部を前記両側それぞれに配置し、前記原稿テーブルを基準として中央部が膨れ上がった原稿に対しては、前記両側に配置されたガイド部のうちの一つが、前記原稿テーブルから前記中央部までの高さを有し、かつ前記中央部を押さえるガイド部であることを特徴とする自動原稿給紙装置である。原稿のガイド部を着脱可能にしたことで、ガイド部を交換するだけで、大掛かりな機構を必要とせず、原稿状態に合わせた最適なガイドが可能となるため、小型であり安価な自動原稿給紙装置を提供することが可能である。
また、ガイド部をどのような組み合わせでも取り付け可能となるため原稿束に対し最適な形状にさせることが可能となり原稿への負担が少ない原稿給紙装置を提供することが可能である。
本発明は、前記記載の自動原稿給紙装置において、前記自動原稿給紙装置は、前記ガイド部と原稿テーブルとの締結が樹脂成型品の弾性を利用していることを特徴とする自動原稿給紙装置である。ガイド部の締結に工具の使用を必要としないため、作業時間が少なく、作業者の負荷の少ない快適な作業を可能とする原稿給紙装置を提供することが可能である。
原稿のカール状態が非常に大きい場合や、原稿先端の奥側と手前側でカール高さが大きく異なる場合は、図5で示したような着脱可能な原稿ガイド部2aまたは2bを原稿状態に合わせた高さの物に交換することによって、従来では十分に休止しきれなった原稿をセットすることが可能となる。また、中央部が膨れ上がった原稿に対しては、図6で示したような中央部付近まで延びた原稿ガイド2aを使用することで、原稿先端がスムーズに呼び出しコロ4下方に誘導され良好な給紙が可能となる。
なお、原稿ガイド部2a及び2bは樹脂の弾性を利用したストッパによって原稿テーブル2に取り付けてあるため、ストッパを指で外すことにより容易に着脱可能である。
また、本実施形態において、原稿テーブル2に積み重ねて載置された原稿1を最上位から1枚ずつ順に搬送するための給紙/分離部は、原稿テーブル2上の原稿給紙側に接する位置まで回転可能な呼び出しコロ4、給紙方向に回転し、呼び出しコロ4にて呼び出された原稿1を取り込む給紙部材5、及び、給紙方向と逆方向に回転し、給紙された原稿1の最上位の1枚のみを分離する分離部材6、等から構成される。なお、呼び出しコロ4は図示していないソレノイドで、給紙部材5及び分離部材6等は図示していない駆動モータ(例えばステッピングモータ)にて駆動される。
搬送された原稿1をコンタクトガラス102上の読取位置104まで搬送するための搬送部は、入口ローラ対8,8a、出口ローラ対10,10a等から構成され、これらのローラは、図示していない駆動モータ(例えばステッピングモータ)にて駆動される。なお、出口ローラ10の搬送速度は、入口ローラ8の搬送速度よりも若干(例えば1%程度)速く設定されているので、入口ローラ対8,8aにて挟持搬送されてきた原稿1は、コンタクトガラス102上を移動して本体側ガイド103bにすくい取られた後、原稿1が入口ローラ対8,8a及び出口ローラ対10,10aに挟持されている間は、原稿1が張った状態で、コンタクトガラス102と非接触となり、かつ読取ガイド部材9との接触面が小さい状態を維持し読取位置104を通過する。
なお、本実施形態のADF200は、図示していないヒンジ等の連結部材によって画像読取装置本体100に連結され、開閉自在に構成されている。
以下にその動作手順を述べる。原稿1を原稿テーブル2に積み重ねて載置する際、原稿先端は、ストップ爪3に突き当たることにより位置決めされる。こうして原稿1がセットされると、呼び出しコロ4は、前記スタート信号により、図示していないソレノイドによって矢印A方向へ回転し、原稿1が呼び出しコロ4と接する位置まで下降する。その呼び出しコロ4によって加圧された原稿1は、給紙方向に回転する呼び出しコロ4により、給紙部材5及び分離部材6からなる分離部へ搬送され、最上位から1枚ずつ分離される。なお、前述のように下降した呼び出しコロ4は、給紙開始から一定時間後、あるいはレジストセンサ22にて原稿先端が検知された後に上昇する。これは、呼び出しコロ4が上昇することで、原稿1に加わる呼び出しコロ4の圧力を開放し、搬送中の原稿1の第2画像面が次原稿の第1画像面に擦り付けられる時間を短縮するためである。このように給紙開始から一定時間後に呼び出しコロ4を上昇させる場合は、擦り付けによる汚れを少なくさせるために極力短時間に設定することが望ましい。
なお、原稿1が片面画像(第1画像面)のみの場合は、第2画像面がないので呼び出しコロ4を上昇させる必要はない。片面読取りなのか両面読取りなのかは、使用者が前記操作部にて任意に片面/両面モードを選択することにより予め設定する。
こうして第2画像面が読取られた後、原稿1のページ順を整えるために、第1画像面が下向きでスタックされるように、切換爪13がB'位置に移動する。これにより、第2搬送路R2を通った読取り後の原稿1は、第3搬送路R3を通り、第2画像面が下向きで切換爪13の下流に一旦保持される。この後、切換爪13はB位置(ホームポジション)に復帰し、切換爪13の下流に一旦保持されていた原稿1は、第4搬送路R4、第1搬送路R1、第2搬送路R2を通り、第1画像面が下向きで排紙トレイ14に排出される。
2 原稿テーブル
2a 原稿ガイド部
2b 原稿ガイド部
3 ストップ爪
4 呼び出しコロ
5 給紙部材
6 分離部材
7 突き当てローラ対
7a 突き当てローラ対
8 入口ローラ対
8a 入口ローラ対
9 読取ガイド部材
10 出口ローラ対
10a 出口ローラ対
11 排紙ローラ
11a 排紙下従動ローラ
11b 排紙上従動ローラ
13 切換爪
14 排紙トレイ
15 反転ローラ
15a 反転従動ローラ
16 最終紙検知フィラー
22 レジストセンサ
23 排紙センサ(光学式反射形センサ)
24 最終紙検知センサ
31 基準側
32 押さえ側
41 挿入方向
42 ストッパ
100 画像読取装置本体
101 読取部
102 コンタクトガラス
103b 本体側ガイド
104 読取位置
105 原稿(束)
200 自動原稿搬送装置(ADF)
R1 第1搬送路
R2 第2搬送路
R3 第3搬送路
R4 第4搬送路
Claims (2)
- 原稿をセットする原稿テーブルと原稿テーブルに設けられ原稿先端をガイドするガイド部と、を具備する自動原稿給紙装置において、
前記自動原稿給紙装置は、前記ガイド部が着脱可能であり、
前記ガイド部は、前記原稿セット基準側と前記原稿セット基準側と対向した押さえ側の両側に配置され、
前記原稿テーブルを基準として上方にカールしている原稿に対しては、前記原稿テーブルから前記カールの両端までの高さを有するガイド部を前記両側それぞれに配置し、
前記原稿テーブルを基準として中央部が膨れ上がった原稿に対しては、前記両側に配置されたガイド部のうちの一つが、前記原稿テーブルから前記中央部までの高さを有し、かつ前記中央部を押さえるガイド部である
ことを特徴とする自動原稿給紙装置。 - 請求項1に記載の自動原稿給紙装置において、
前記自動原稿給紙装置は、前記ガイド部と原稿テーブルとの締結が樹脂成型品の弾性を利用している
ことを特徴とする自動原稿給紙装置。
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