JP4573877B2 - ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、並びにナビゲーションプログラム及びその記録媒体 - Google Patents

ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、並びにナビゲーションプログラム及びその記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、並びにナビゲーションプログラム及びその記録媒体に関する。
従来から、車両等の移動体に搭載され、移動経路に関する地図情報等のナビゲーション情報を提供するナビゲーション装置が広く普及している。こうしたナビゲーション装置の技術の進化は目覚しく、近年では、例えば、利用者の感情状態を推定することにより、同利用者に対し、ナビゲーション操作等に関する的確な行動パターンを視聴覚的に提示する技術等が提案されている。
こうした利用者の感情状態を把握する機能を具備したナビゲーション装置として、例えば、運転席のシートに設置された温度センサにより取得された利用者の「体温」や、ハンドルに設置された圧力センサにより取得された利用者の「手の動き」等から、同利用者の喜怒哀楽に関する感情状態を総合的に判断するもの(特許文献1参照;以下、「従来例」という)等が提案されている。この従来例の技術を応用することにより、例えば、推定された感情状態に応じた音声ガイドを行うなどの新たな技術の提供が期待できる。
特開2002−73634号公報
しかしながら、従来例の技術においては、利用者の感情状態の推定に際し、温度センサや圧力センサ等の接触型センサを利用しているため、利用者は、これらのセンサに接触していなければならず、煩わしさを感じるなどの問題が一例として挙げられる。また、これらの接触型センサの使用により、装置全体の構成が複雑化するなどの問題が一例として挙げられる。
本発明は、上記のような事情を鑑みてなされたものであり、利用者の感情状態を考慮した音声ガイドを簡易な形態により行うことを目的とする。
本発明は、第1の観点からすると、マルチメディアコンテンツを再生するコンテンツ再生手段と;前記コンテンツ再生手段により再生された前記マルチメディアコンテンツから、人の感情を反映していると推定される特徴量を抽出する特徴量抽出手段と;前記人の感情の種類に応じた視聴覚情報の提示形態をそれぞれ表現した視聴覚データを記憶する視聴覚データ記憶手段と;利用者に対し前記視聴覚情報を提示すべき事象が生じたときに、前記特徴量抽出手段により抽出された前記特徴量に対応した視聴覚データを前記視聴覚データ記憶手段から読み出して、該当する視聴覚情報を再生する視聴覚情報再生手段と;を備え、前記特徴量抽出手段は、前記コンテンツ再生手段により最後に再生されたマルチメディアコンテンツに関して抽出した特徴量を、新たなマルチメディアコンテンツの再生、又は所定時間の経過まで保持する、ことを特徴とするナビゲーション装置である。
本発明は、第2の観点からすると、コンテンツ再生手段により再生されたマルチメディアコンテンツから、人の感情を反映していると推定される特徴量を抽出する特徴量抽出工程と;利用者に対し視聴覚情報を提示すべき事象が生じたときに、前記特徴量抽出工程で抽出された前記特徴量に基づき、前記人の感情の種類に応じた提示形態からなる視聴覚情報を再生する視聴覚情報再生工程と;を備え、前記特徴量抽出工程では、前記コンテンツ再生手段により最後に再生されたマルチメディアコンテンツに関して抽出した特徴量を、新たなマルチメディアコンテンツの再生、又は所定時間の経過まで保持する、ことを特徴とするナビゲーション方法である。
本発明は、第3の観点からすると、本発明のナビゲーション方法をナビゲーション装置の演算手段に実行させる、ことを特徴とするナビゲーションプログラムである。
本発明は、第4の観点からすると、本発明のナビゲーションプログラムがナビゲーション装置の演算手段により読み取り可能に記録されている、ことを特徴とするナビゲーションプログラムを記録した記録媒体である。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図5Bを参照して説明する。本実施形態では、移動体である車両等の移動としての走行に関するナビゲーション装置を例示して説明する。また、本実施形態のナビゲーション装置で扱われるメディアデータは楽曲データであり、再生されるマルチメディアコンテンツは楽曲であり、利用者に提示される視聴覚情報は音声ガイドであるものとする。
[構成]
図1には、本実施形態に係るナビゲーション装置100の構成がブロック図にて示されている。図1に示されるように、このナビゲーション装置100は、制御ユニット110と、ハードディスク装置120と、光学ディスクドライブ装置(本発明にいう「記録媒体読取手段」)130と、操作入力ユニット140と、音声入力ユニット150と、画像表示ユニット160と、音声出力ユニット170と、走行センサユニット180と、GPS(Global Positioning System)受信ユニット190と、メディア放送受信ユニット200とを備えている。上記制御ユニット110以外の要素120〜200は、それぞれ制御ユニット110に接続されている。
制御ユニット110は、ナビゲーション装置100全体を統括制御すると共に、演算手段としても機能してナビゲーション処理の全般を行う。この制御ユニット110は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)、読出専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)等を備えて構成され、様々なプログラムが実行されるようになっている。
制御ユニット110は、プログラムを実行することにより、(i)コンテンツ再生部(本発明にいう「コンテンツ再生手段」)111と、(ii)曲調抽出部(本発明にいう「特徴量抽出手段」)112と、(iii)音声ガイド再生部(本発明にいう「視聴覚情報再生手段」)113としての機能を発揮する。
コンテンツ再生部111は、各種マルチメディアコンテンツの再生を制御する機能を有する。このコンテンツ再生部111は、利用者により指定された楽曲データ、すなわち、(i)ハードディスク装置120に事前に記憶されたメディアデータである楽曲データ、又は(ii)光学ディスクドライブ装置130によりアクセス可能な記録媒体RMに記録されたメディアデータである楽曲データを読み出す。そして、コンテンツ再生部111は、読み出された楽曲データを利用して、利用者により指定されたマルチメディアコンテンツである楽曲を、音声出力ユニット170を通じて再生する。
曲調抽出部112は、コンテンツ再生部111により再生された楽曲に関連づけられたメタ情報の各要素から、人の感情を反映していると推定される特徴量として、該当する楽曲の曲調を抽出する機能を有する。この曲調抽出部112は、基本的に、コンテンツ再生部111に対して新たな楽曲の再生が指示されるごとに、その楽曲に関するメタ情報から所要の曲調をリアルタイムに抽出して順次更新する。また、曲調抽出部112は、コンテンツ再生部111により最後に再生された楽曲に関して抽出した曲調を、新たな楽曲が再生されるまで又は所定時間が経過するまで保持する機能も有している。
音声ガイド再生部113は、利用者に対し音声ガイドを行うべき事象が生じたときに、曲調抽出部112により抽出された楽曲の曲調に応じた発話形態からなる音声ガイドを再生する機能を有する。音声ガイドを行うべき事象としては、例えば、利用者が車両の走行ルート変更を指定する際に、操作ユニット140における不図示の発話ボタンの利用者による押下操作がある。また、車両が交差点等の道路分岐点へ進入する前段階における脱出経路予告(装置自身により自動的に行われる地点認識)等も、音声ガイドを行うべき事象となる。
ハードディスク装置120は、制御ユニット110で実行されるプログラムを記憶するほか、後述する楽曲データ、楽曲メタ情報、音声ガイドデータ、地図データ等の各種データを記憶する。制御ユニット110は、ハードディスク装置120の記憶領域にアクセス可能であり、当該記憶領域に対するデータの書込み及び読出しを行うことができる。
ハードディスク装置120には、楽曲データ記憶領域(本発明にいう「メディアデータ記憶手段」)121と、楽曲メタ情報記憶領域(本発明にいう「メタ情報記憶手段」)122と、音声ガイドデータ記憶領域(本発明にいう「視聴覚データ記憶手段」)123と、地図データ記憶領域124とが設定されている。
楽曲データ記憶領域121は、複数の楽曲に関する楽曲データを事前に記憶する領域である。ここで、制御ユニット110のコンテンツ再生部111は、操作入力ユニット140を通じて利用者から指定された楽曲に関する楽曲データを楽曲データ記憶領域121から読み出して、該当する楽曲を再生するよう機能する。なお、楽曲データのファイル形式としては、例えば、MP3(MPEG-1 (Moving Picture Experts Group -1) Audio Layer 3)を適用することができる。
楽曲メタ情報記憶領域122は、楽曲データ記憶領域121に記憶された複数の楽曲データにそれぞれ関連づけられた複数の楽曲メタ情報を事前に記憶する領域である。ここで、制御ユニット110の曲調抽出部112は、コンテンツ再生部111により再生された楽曲に関する楽曲メタ情報を楽曲メタ情報記憶領域122から読み出して、所要の曲調を抽出するよう機能する。なお、楽曲メタ情報の形式としては、上記楽曲データのファイル形式にMP3を適用した場合には、同MP3ファイルに付随するメタ情報であるID3(Identification 3)タグをそのまま適用することができる(以下、MP3ファイル及びID3タグの適用を前提とする)。
楽曲メタ情報記憶領域122には、例えば、図2に示されるように、(i)楽曲ごとにID3タグの基本的要素を記憶するためのID3領域122Aと、(ii)同ID3タグに含まれていない他の要素を必要により追記的に記憶するための追記領域122Bとが設定されている。ここでは、ID3領域122Aとして、該当する楽曲に関する「曲名」、「アーティスト名」、「アルバム名」、「ジャンル」等の要素が記憶され、追記領域122Bとして、同楽曲の演奏形態に関する「BPM(Beats Per Minute)」、「平均音量」、「調性」等の要素が記憶された例が示されている。上記追記領域122Bの各要素は、曲調抽出部112による曲調抽出の適正化に資するものである。
図1に戻り、音声ガイドデータ記憶領域123は、人の感情の種類に応じた発話形態をそれぞれ表現してなる複数の音声ガイドデータを記憶する領域である。
ここで、制御ユニット110の曲調抽出部112は、図3に示されるように、上記楽曲メタ情報記憶領域122の各要素に基づいて、コンテンツ再生部111により現在再生されている楽曲の曲調が、「ノリのいい曲調」、「明るい曲調」、「癒される曲調」、「静かな曲調」、「悲しい曲調」のいずれに相当するかを抽出する。そして、制御ユニット110の音声ガイド再生部113は、その抽出された曲調に対応した音声ガイドデータとして、「ノリのいい言葉使い(最も“Positive”)」、「明るい言葉使い」、「癒される言葉使い」、「静かな言葉使い」、「悲しい言葉使い(最も“Negative”)」のいずれかを音声ガイドデータ記憶領域123から読み出し、該当する音声ガイドを音声出力ユニット170を通じて再生する。
なお、楽曲がコンテンツ再生部111により最後に再生されてから所定時間が経過する前に音声ガイドを行うべき事象が生じた場合、音声ガイド再生部113は、曲調抽出部112により現在まで保持されている曲調に対応した、該当する音声ガイドを再生するよう機能する。また、上記所定時間が経過した後に音声ガイドを行うべき事象が生じた場合、音声ガイド再生部113は、デフォルトの音声ガイド(例えば、“Normal”の「癒される言葉使い」)を再生するようになっている。
図1に戻り、地図データ記憶領域124は、ナビゲーション装置100としての基本機能であるナビゲーション機能を実現するためのナビゲーション処理で利用される地図データを、DVD−ROM(Digital Video Disk - Read Only Memory)等の記録媒体から導入して保持する領域である。なお、音声ガイドデータ記憶領域123に記憶された各言葉使いごとの音声ガイドデータは、前述した道路分岐点進入時の脱出経路予告等についての音声ガイドデータに関し、上記地図データ記憶領域124に記憶された地図データ上の地点情報との間で関連づけが図られている。
光学ディスクドライブ装置130は、楽曲データ(MP3ファイル)及びこれに付随する楽曲メタ情報(ID3タグ)が記録されてなるCD(Compact Disc)やDVD−ROM等の任意の記録媒体RMにアクセス可能なものである。ここで、光学ディスクドライブ装置130は、操作入力ユニット140を通じて利用者から指定された楽曲に関して、上記記録媒体RMから読み取った楽曲データを制御ユニット110のコンテンツ再生部111に向けて転送する。このとき、コンテンツ再生部111は、転送された楽曲データの再生処理を遂行すると共に、同楽曲データに付随している楽曲メタ情報を曲調抽出部112に転送し、これを同曲調抽出部112における曲調抽出に供する。
操作入力ユニット140は、ナビゲーション装置110の本体部に設けられたキー部や、キー部を備えるリモート入力装置等により構成される。ここで、双方のキー部には、利用者が車両の走行ルート変更を指定する際に、音声入力ユニット150及び音声出力ユニット170を機能させるための発話ボタンが装備される。また、本体部に設けられたキー部としては、画像表示ユニット160の表示デバイスに設けられたタッチパネルを用いることができる。この操作入力ユニット140を利用者が操作することにより、ナビゲーション装置100の動作内容の設定が行われる。例えば、目的地の設定、情報の検索設定、車両の走行状況表示設定等のほか、再生対象媒体(ハードディスク装置120又は記録媒体RM)の指定を含む楽曲再生指定が、これに当たる。以上の入力内容は、操作入力ユニット140から制御ユニット110へ送られる。
音声入力ユニット150は、利用者の発話内容を認識する音声認識装置等により構成される。このときの音声認識結果は、音声入力ユニット150から制御ユニット110へ送られ、同制御ユニット110は、例えば、その音声認識結果に基づくルート変更(別ルート検索)等に関するコマンド処理を実行する。
画像表示ユニット160は、(i)液晶表示パネル、有機EL(Electro Luminescence)パネル、PDP(Plasma Display Panel)等の表示デバイスと、(ii)制御ユニット110から送出された表示制御データに基づいて、画像表示ユニット160全体の制御を行うグラフィックレンダラ等の表示コントローラと、(iii)表示画像データを記憶する表示画像メモリ等を備えて構成されている。この画像表示ユニット160は、制御ユニット110による制御下で、地図情報、経路情報、操作ガイダンス情報等を表示するほか、コンテンツ再生部111により再生されるマルチメディアコンテンツが画像データからなる場合に、該当する画像を表示したりもする。
音声出力ユニット170は、制御ユニット110によるコマンド応答(操作入力ユニット140における発話ボタンの押下操作に対する応答)時の応答音声(音声ガイド)を合成するための音声合成装置や、音声増幅器を経て増幅された音声合成信号を音声に変換して外部に放音するスピーカ等を備えて構成されている。この音出力ユニット170は、制御ユニット110による制御下で、車両の進行方向、走行状況、交通状況、上記コマンド応答等に関する音声ガイドを出力するほか、コンテンツ再生部111により再生された楽曲を出力する。
走行センサユニット180は、(i)車両の移動速度を検出する速度センサと、(ii)車両進行方向である方位角を検出する方位角センサと、(iii)車両に作用している加速度を検出する加速度センサとを備えている。ここで、速度センサは、例えば、車軸や車輪の回転により出力されるパルス信号や電圧値を検出する。また、方位角センサは、例えば、いわゆるジャイロセンサとして構成され、方位角を検出する。また、加速度センサは、例えば、重力加速度を検出する。こうした検出結果は、走行センサユニット180から制御ユニット110へ送られる。
GPS受信ユニット190は、複数のGPS衛星からの電波の受信結果に基づいて、車両の現在位置の擬似座標値を算出し、制御ユニット110へ報告する。また、GPS受信ユニット190は、GPS衛星から送出された時刻に基づいて現在時刻を計時し、これを制御ユニット110へ送る。
メディア放送受信ユニット200は、例えば、地上デジタル放送受信装置やFM(Frequency Modulation)多重放送受信装置等を備えて構成される。このメディア放送受信ユニット200は、受信した地上デジタル放送やFM多重放送等の放送波から放送信号を再生し、これを制御ユニット110へ送る。これら放送信号は、制御ユニット110から画像表示ユニット160及び音声出力ユニット170に転送されて、利用者による放送視聴に供される。
以上、一実施形態に係るナビゲーション装置100の構成を説明したが、その構成要素としてのプログラム要素111〜113は、演算手段として機能する制御ユニット110により読み取りが可能な形態に、任意の種類の記録媒体に記録することが可能である。
[動作]
次に、以上のように構成されたナビゲーション装置100の音声ガイド処理に関する動作について説明する。なお、以下においては、車両の走行中に、ハードディスク装置120の楽曲データ記憶領域121に記憶された楽曲データ(楽曲)が既に再生されている状況において、利用者が車両の走行ルート変更を指定するために、操作入力ユニット140の発話ボタンを押下した場合における音声ガイド処理の例を説明する。
図4に示されるように、音声ガイド処理S10は、ナビゲーション装置100の制御ユニット110が、ステップS11において、操作入力ユニット140の発話ボタンが利用者により押下されたか否かを判定することにより開始される。発話ボタンが押下されたことが判定されない場合(ステップS11;N)、制御ユニット110は、同発話ボタンの押下が判定されるまで、音声ガイドについては待機状態を維持する。
ここで、利用者が車両の走行ルートの変更を指定するために操作入力ユニット140の発話ボタンを押下し、その事実を制御ユニット110が判定すると(ステップS11;Y)、同制御ユニット110の曲調抽出部112は、まず、コンテンツ再生部111により現在再生中にある楽曲(楽曲データ記憶領域121中の楽曲データ)に関する楽曲メタ情報を、ハードディスク装置120の楽曲メタ情報記憶領域122から読み出す。次に、曲調抽出部112は、ステップS12において、上記読み出された楽曲メタ情報から現在再生中の楽曲に関する曲調を抽出する(本発明にいう「特徴量抽出工程」)。そして、制御ユニット110は、ステップS13において、コンテンツ再生部111により現在再生中にある楽曲をミュートする。
次に、制御ユニット110の音声ガイド再生部113は、ステップS14において、上記抽出された曲調に対応した「発話ボタン応答用」の音声ガイドデータを、ハードディスク装置120の音声ガイドデータ記憶領域123から読み出す。そして、制御ユニット110のコンテンツ再生部111は、ステップS15において、上記読み出された音声ガイドデータに該当する音声ガイドを再生し、これを音声出力ユニット170を通じて外部に放音させる。
このとき、例えば、ステップS12において抽出された曲調が「明るい曲調」であった場合、音声ガイド再生部113は、図5Aに示されるように、その曲調に対応した音声ガイドとして、「どうしましたか?」という文言を明るい言葉使いで表現した音声ガイドを再生する。これに対し、抽出された曲調が「悲しい曲調」であった場合、音声ガイド再生部113は、図5Bに示されるように、曲調対応の音声ガイドとして、「いかがしましょうか?」という文言を悲しい言葉使いで表現した音声ガイドを再生する。
次に、上記のように音声ガイドが再生され、これに対し、利用者が車両の走行ルート変更のために「ルート変更。」という文言を発話すると(図5A及び図5B参照)、制御ユニット110は、ステップS16において、音声入力ユニット150を通じて利用者の音声を入力する。このとき、音声入力ユニット150では、利用者の発話にかかる音声認識が行われ、その音声認識結果が制御ユニット110へ送られる。そして、制御ユニット110は、ステップS17において、上記音声認識結果から所要のコマンド処理を実行する。
ここで、制御ユニット110は、上記コマンド処理に際し、ステップS18において、音声認識結果から識別される利用者の要求内容に対応した応答が必要であるか否かを判定する。ここでは、利用者の要求内容が「走行ルート変更」であり、同利用者に別走行ルートを提示するための応答を行う必要があるため(ステップS18;Y)、制御ユニット110は、前述したステップS14において、先に抽出された曲調に対応した「別ルート提示用」の音声ガイドデータを、ハードディスク装置120の音声ガイドデータ記憶領域123から読み出す(本発明にいう「視聴覚情報再生工程」の一部)。
このとき、例えば、前述のステップS12において抽出された曲調が「明るい曲調」であった場合、音声ガイド再生部113は、図5Aに示されるように、その曲調に対応した音声ガイドとして、「じゃあ、有料標準ルートにしましょう。」という文言を明るい言葉使いで表現した音声ガイドを再生する。これに対し、抽出された曲調が「悲しい曲調」であった場合、音声ガイド再生部113は、図5Bに示されるように、曲調対応の音声ガイドとして、「有料標準ルートをお勧めします。」という文言を悲しい言葉使いで表現した音声ガイドを再生する(本発明にいう「視聴覚情報再生工程」の一部)。
次に、上記のように音声ガイドが再生され、これに対し、利用者が車両の走行ルート変更に際して有料標準ルートの選択を回避するために「有料回避。」という文言を発話すると(図5A及び図5B参照)、制御ユニット110は、前述したステップS16において、音声入力ユニット150を通じて利用者の音声を入力し、続くステップS17において、上記音声認識結果から所要のコマンド処理を実行する。
ここで、制御ユニット110は、上記コマンド処理に際し、前述したステップS18において、音声認識結果から識別される利用者の要求内容に対応した応答が更に必要であるか否かを判定する。ここでは、利用者の要求内容が「有料標準ルートの選択の回避」であり、同利用者に有料回避ルートを更に提示するための応答を行う必要があるため(ステップS18;Y)、制御ユニット110は、前述したステップS14において、先に抽出された曲調に対応した「有料回避ルート提示用」の音声ガイドデータを、ハードディスク装置120の音声ガイドデータ記憶領域123から読み出す。
このとき、例えば、前述のステップS12において抽出された曲調が「明るい曲調」であった場合、音声ガイド再生部113は、図5Aに示されるように、その曲調に対応した音声ガイドとして、「おせっかいでした。じゃあ、有料回避のルートを優先します。」という文言を明るい言葉使いで表現した音声ガイドを再生する。これに対し、抽出された曲調が「悲しい曲調」であった場合、音声ガイド再生部113は、図5Bに示されるように、曲調対応の音声ガイドとして、「申し訳ございません。では、有料回避のルートを優先します。」という文言を悲しい言葉使いで表現した音声ガイドを再生する。
次に、上記のように音声ガイドが再生されると、制御ユニット110は、実際に有料回避ルートの計算を行って、その計算結果により示される新たなルートを画面表示ユニット160上の地図情報に重畳表示する。この処理により、利用者の要求内容であった「走行ルート変更」が達せられる。このため、制御ユニット110は、続くステップS16及びS17における各処理を行わずに、前述したステップS18において、利用者の要求内容に対応した応答が必要であるか否かを最終的に判定する。ここでは、利用者の要求内容が達せられて、これ以上の応答を行う必要はなくなったため(ステップS18;N)、制御ユニット110は、ステップS19において、前述したステップS13において再生中の楽曲に対してなされていたミュートを解除する。そして、制御ユニット110は、利用者により次に発話ボタンが押下されるまで、音声ガイドについては待機状態を維持する。
以上、実施形態に係るナビゲーション装置100の音声ガイド処理S10に関する動作について、音声ガイドの再生に際し、ハードディスク装置120の楽曲データ記憶領域121に記憶された楽曲データに基づいて曲調を抽出する例を挙げて説明した。これに代え、本発明によれば、記録媒体RMに記録された楽曲データに関連づけられている楽曲メタ情報に基づいて曲調を抽出することも勿論可能である。この場合、以上に説明した音声ガイド処理S10における曲調抽出(ステップS12)の対象を、記録媒体RM中に楽曲データに付随して記録された楽曲メタ情報に変更し、かつ、再生楽曲ミュート(ステップS13)及び楽曲ミュート解除(ステップS19)の対象を、記録媒体RM(光学ディスクドライブ装置130)に変更すればよい。
また、上記の例では、楽曲データ(楽曲)が既に再生されている状況において、所要の音声ガイドを再生する場合を示したが、本発明によれば、音声ガイド再生時に楽曲が再生されていない場合(過去に再生されていた場合)にも対応可能である。この場合、音声ガイド処理S10における曲調抽出(ステップS12)を、(i)楽曲が再生が指定されるごとに、所要の曲調を楽曲メタ情報からリアルタイムに抽出し、(ii)その抽出した(最後に再生された楽曲に関する)楽曲メタ情報を所定時間にわたり保持する処理に変更すればよい。そして、音声ガイド再生出力(ステップS15)における人の感情状態に応じた音声ガイドの再生を、例えば、上記所定時間の経過前において限定的に実行し、その経過後には、デフォルトの音声ガイドを再生するようにすればよい。
また、上記の例では、利用者による発話ボタンの押下操作に伴って所要の音声ガイドを再生する場合を示したが、本発明によれば、車両が交差点等の道路分岐点へ進入する前段階における脱出経路予告に伴って、音声ガイドを再生する場合にも対応可能である。この場合、音声ガイド処理S10における発話ボタン押下判定(ステップS11)、利用者音声入力(ステップS16)、及び応答必要判定(ステップS17)を排除し、ナビゲーション装置100(制御ユニット110)により自動地点認識が行われるごとに、所要の音声ガイドを自動再生させるようにすればよい。
[作用効果]
以上に説明したように、本実施形態では、制御ユニット110の曲調抽出部112が、コンテンツ再生部111により再生された楽曲に関連づけられた楽曲メタ情報の各要素から、人の感情を反映していると推定される楽曲の曲調を抽出する。そして、制御ユニット110の音声ガイド再生部113が、曲調抽出部112により抽出された曲調に対応した音声ガイドデータを、ハードディスク装置120の音声ガイドデータ記憶領域123から読み出して、該当する音声ガイドを再生する。
このため、利用者の感情状態を考慮した音声ガイドを、従来のように、温度センサや圧力センサ等の接触型センサを用いることなく、ナビゲーション装置100に標準で搭載される音楽再生機能のみを用いることにより簡易に実現することが可能となる。この結果、主にプログラム構成を変更するだけで、ヒューマンインタフェースに優れた音声ガイド機能を有するナビゲーション装置100を構成することが可能となる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、上記の実施形態では、曲調抽出部112自身に楽曲の曲調を抽出させるようにした。これに対し、楽曲メタ情報記憶領域122中の追記領域122B等に、メタ情報の各要素から判断される曲調をあらかじめ記憶させておき、当該記憶領域を曲調抽出部122に直接参照させるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、曲調抽出部112に楽曲メタ情報記憶領域122を参照させて楽曲の曲調を抽出させるようにした。これに対し、曲調抽出部112自身に、楽曲メタ情報記憶領域122を参照させることなく、コンテンツ再生部111で再生された楽曲の波形データを直接分析させ、このときの分析結果から、楽曲の曲調を抽出させるようにしてもよい。なお、この分析結果は、楽曲メタ情報記憶領域122の追記領域122Bに対して追記可能であり、所要の曲調抽出の適正化に供するための新たな楽曲メタ情報として利用することができる。
また、上記の実施形態では、マルチメディアコンテンツの種類が楽曲であることを前提としたが、これ以外にも、メタ情報が付随するものであれば、各種画像を扱うことも可能である。この場合、ハードディスク装置120の楽曲データ記憶領域121に加えて画像データ記憶領域を設けたり、画像データが記録された記録媒体RMの内容を光学ディスクドライブ装置130に読み取らせて、所要の音声ガイド処理を行わせるようにすればよい。
また、上記の実施形態では、マルチメディアコンテンツがナビゲーション装置100に事前に内蔵され、又は記録媒体RMから読み取られる場合を説明した。これに加え、マルチメディアコンテンツの提供媒体としては、メディア放送受信ユニット200を通じて受信される地上デジタル放送やFM多重放送等の放送を利用することもできる。この場合において、再生中の放送信号にメタ情報が重畳されているときには、当該メタ情報を利用してマルチメディアコンテンツの特徴量(例えば、放送楽曲の場合には曲調、放送画像の場合には番組内容)を抽出し、これを音声ガイドデータの選定に供するようにすればよい。
また、上記の実施形態では、視聴覚情報が音声ガイドであることを前提としたが、これ以外にも、例えば、ナビゲーション操作に際して車両が登録地点に接近したときに音声出力ユニット170から放音される報知音の音色に関しても、人の感情の種類に応じて変化させることが可能である。この場合、デフォルトでチャイム音などに設定されている報知音の音色に関するハードディスク装置120内のデータを、例えば、抽出された曲調が「明るい曲調」のときには「トランペットの音」に設定し、それが「悲しい曲調」のときには「フルートの音」に設定するなどすればよい。
また、上記の視聴覚情報に関連し、例えば、実施形態で示した音声ガイド(図5A及び図5B参照)を画像表示ユニット160に同時に表示させ、このとき用いるべき画像情報の表示形態をデフォルト値から変化させることなども可能である。この場合、当該画像情報の表示形態に関するハードディスク装置120内のデータを、例えば、抽出された曲調が「明るい曲調」のときには、四隅が丸みを帯びた表示ウインドウ中に「ポップ体」によるフォント表示を行うものに設定し、それが「悲しい曲調」のときには、四隅が直角な表示ウインドウ中に「明朝体」によるフォント表示を行うものに設定するなどすればよい。
また、上記の実施形態では、制御ユニット110における各機能を、対応するプログラムを実行することにより実現したが、その一部又は全てを、ファームウエアの実装等をしたハードウエアにより実現することもできる。
また、上記の実施形態では、車載のナビゲーション装置に本発明を適用した例を挙げて説明したが、マルチメディア再生機能を有するものであれば、例えば、航空機や船舶等に搭載されるナビゲーション装置にも、本発明を適用することが可能である。また、同様な条件により、例えば、携帯情報装置である、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話端末、PHS(Personal Handyphone System)端末、携帯型パーソナルコンピュータ等に搭載されるナビゲーション装置にも、本発明を適用することができる。
本発明の一実施形態に係るナビゲーション装置の内部構成を示す機能ブロック図である。 図1の楽曲メタ情報記憶領域に記憶される楽曲メタ情報要素の一例を示す図である。 抽出曲調と音声ガイドデータに設定される言葉使いとの対応関係を示す図である。 図1の制御ユニットにおいて実行される音声ガイド処理を説明するためのフローチャートである。 図4の音声ガイド処理において抽出曲調が「明るい」とされた場合の音声ガイド形態の一例を示す図である。 図4の音声ガイド処理において抽出曲調が「悲しい」とされた場合の音声ガイド形態の一例を示す図である。

Claims (15)

  1. マルチメディアコンテンツを再生するコンテンツ再生手段と;
    前記コンテンツ再生手段により再生された前記マルチメディアコンテンツから、人の感情を反映していると推定される特徴量を抽出する特徴量抽出手段と;
    前記人の感情の種類に応じた視聴覚情報の提示形態をそれぞれ表現した視聴覚データを記憶する視聴覚データ記憶手段と;
    利用者に対し前記視聴覚情報を提示すべき事象が生じたときに、前記特徴量抽出手段により抽出された前記特徴量に対応した視聴覚データを前記視聴覚データ記憶手段から読み出して、該当する視聴覚情報を再生する視聴覚情報再生手段と;を備え、
    前記特徴量抽出手段は、前記コンテンツ再生手段により最後に再生されたマルチメディアコンテンツに関して抽出した特徴量を、新たなマルチメディアコンテンツの再生、又は所定時間の経過まで保持する、ことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記特徴量抽出手段は、前記コンテンツ再生手段に対して新たなマルチメディアコンテンツの再生が指定されるごとに、所要の特徴量をリアルタイムに抽出して順次更新する、ことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記視聴覚情報再生手段は、前記所定時間の経過後に前記視聴覚情報を提示すべき事象が生じたときに、デフォルトの視聴覚情報を再生する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記マルチメディアコンテンツを記憶するメディアデータ記憶手段と;
    前記メディアデータ記憶手段に記憶された前記マルチメディアコンテンツに関連づけられたメタ情報を記憶するメタ情報記憶手段と;を更に備え、
    前記コンテンツ再生手段は、前記メディアデータ記憶手段から読み出されたマルチメディアコンテンツを再生し、
    前記特徴量抽出手段は、前記コンテンツ再生手段により再生された前記マルチメディアコンテンツに関して前記メタ情報記憶手段に記憶されたメタ情報から所要の特徴量を抽出する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記メタ情報記憶手段は、前記特徴量抽出手段による前記特徴量の抽出を適正化しうる要素を追記するための追記領域を備える、ことを特徴とする請求項に記載のナビゲーション装置。
  6. 前記マルチメディアコンテンツが記録された記録媒体にアクセス可能な記録媒体読取手段を更に備え、
    前記コンテンツ再生手段は、前記記録媒体読取手段により前記記録媒体から読み出されたマルチメディアコンテンツを再生し、
    前記特徴量抽出手段は、前記コンテンツ再生手段により再生された前記マルチメディアコンテンツに付随するメタ情報から所要の特徴量を抽出する、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
  7. 前記マルチメディアコンテンツを受信可能なメディア放送受信手段を更に備え、
    前記コンテンツ再生手段は、前記メディア放送受信手段により受信されたマルチメディアコンテンツを再生し、
    前記特徴量抽出手段は、前記コンテンツ再生手段により再生された前記マルチメディアコンテンツに付随するメタ情報から所要の特徴量を抽出する、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
  8. 前記特徴量抽出手段は、前記コンテンツ再生手段により再生された前記マルチメディアコンテンツの波形データを分析した結果から所要の特徴量を抽出する、ことを特徴とする請求項1〜7のいすれか一項に記載のナビゲーション装置。
  9. 前記視聴覚情報は、音声ガイドを含み、
    前記視聴覚データは、前記人の感情の種類に応じて前記音声ガイドの発話形態をそれぞれ表現した音声ガイドデータを含む、ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
  10. 前記視聴覚情報は、報知音を含み、
    前記視聴覚データは、前記人の感情の種類に応じて前記報知音の音色をそれぞれ表現した報知音データを含む、ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
  11. 前記視聴覚情報は、画像情報を含み、
    前記視聴覚データは、前記人の感情の種類に応じて前記画像情報の表示形態をそれぞれ表現した画像情報データを含む、ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
  12. 前記マルチメディアコンテンツは、楽曲であり、
    前記特徴量抽出手段は、所要の特徴量として前記楽曲の曲調を抽出する、ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
  13. コンテンツ再生手段により再生されたマルチメディアコンテンツから、人の感情を反映していると推定される特徴量を抽出する特徴量抽出工程と;
    利用者に対し視聴覚情報を提示すべき事象が生じたときに、前記特徴量抽出工程で抽出された前記特徴量に基づき、前記人の感情の種類に応じた提示形態からなる視聴覚情報を再生する視聴覚情報再生工程と;を備え、
    前記特徴量抽出工程では、前記コンテンツ再生手段により最後に再生されたマルチメディアコンテンツに関して抽出した特徴量を、新たなマルチメディアコンテンツの再生、又は所定時間の経過まで保持する、ことを特徴とするナビゲーション方法。
  14. 請求項13に記載のナビゲーション方法をナビゲーション装置の演算手段に実行させる、ことを特徴とするナビゲーションプログラム。
  15. 請求項14に記載のナビゲーションプログラムがナビゲーション装置の演算手段により読み取り可能に記録されている、ことを特徴とするナビゲーションプログラムを記録した記録媒体。
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