JP2000268545A - 音声再生装置 - Google Patents

音声再生装置

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JP2000268545A
JP2000268545A JP11072560A JP7256099A JP2000268545A JP 2000268545 A JP2000268545 A JP 2000268545A JP 11072560 A JP11072560 A JP 11072560A JP 7256099 A JP7256099 A JP 7256099A JP 2000268545 A JP2000268545 A JP 2000268545A
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JP
Japan
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data
music
search
song
voice
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JP11072560A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Nomoto
弘之 野本
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Toshiba Video Products Japan Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Video Products Japan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 曲名又は歌詞の一部分しか解らない時も、歌
詞に応じた曲部分をサーチして頭出し再生してユーザに
よる操作を簡易化し、サーチ時間を短縮させる。 【解決手段】 音声サーチモードの実行時、ユーザは音
声マイク7を用いてサーチする歌詞部分の音声情報を入
力装置8に入力し、装置8が言葉認識部8aで言葉と認
識すると、入力音声情報を音声認識部9に与えて文字情
報を得る。この文字情報は第1のデータ変換回路10a
にてテキストデータ(原文)に変換された後、第1のデ
ータ比較回路6aにより、該原文と歌詞データ抽出処理
部4からの原文とで一致比較され、一致の原文をアドレ
ス情報抽出部11に与え、抽出部11で該原文に含まれ
るアドレスデータを抽出し、曲データサーチ部3に与
え、ここで曲データ抽出部2からの曲データから抽出し
たアドレスデータと一致する曲データをサーチし、一致
した曲データを曲データ再生部12に出力して、入力し
た歌詞に対応する曲が頭出し再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲データ及び歌詞
データを含む音楽データを取り込み、前記曲データの再
生可能な音声再生装置に係り、特に入力したサーチする
ための音声情報を認識し、認識結果に基づく歌詞データ
に対応する曲データをサーチして再生することのできる
音声再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、記録媒体に記憶された音楽デ
ータを再生することにより、曲等の音楽を再生する音楽
再生メディアが幅広く普及している。
【0003】このような音楽再生メディアにおける音楽
データ供給源としては、一般に使用されている音楽デー
タを記録したカセットテープやCD、あるいはICカー
ド(スマートメディア)等の記録媒体や、音楽データと
共に映像データを記録したレーザーディスク等の記録媒
体がある。また、最近では、通信カラオケのように音楽
データや映像データを通信回線を利用して配信すること
により、音楽データや映像データを得る方法もある。
【0004】このような音楽供給源からの音楽データ
は、記録媒体を介して例えばラジオカセットデッキやC
Dカセットデッキ等の音楽再生メディアとしての音声再
生装置によって再生される。また、音楽データ及び映像
データを再生する場合には、記録媒体を介してビデオカ
セットテープレコーダやレーザディスクプレーヤー、D
VD等の映像音声再生装置によって再生される。
【0005】こうして、音声再生装置や映像音声再生装
置によって記録媒体に記録した音楽データあるいは映像
データを再生することにより、曲などの音楽を聞くこと
ができる。また曲を聞きながら映像が表示されることに
より、より音楽を楽しむことができ、映像として歌詞が
表示されれば、特にカラオケをする場合には有効であ
る。
【0006】ところで、一般の音声専用の再生装置で
は、ユーザがある所望する部分から曲を聞きたい場合に
は、再生中だとすると、その再生装置に設けられた早送
りボタン(以下、CUEボタンと称す)や巻き戻しボタ
ン(以下、REVボタンと称す)を適宜押下することに
より、その所望する曲の部分を探しだし、また再生中で
ない場合には、同様にCUEボタンやREVボタンを適
宜押下し、さらに再生ボタン(以下、PLAYボタンと
称す)を押下して再び再生することにより、所望する曲
の部分を探すといったサーチ方法が一般的に行われてい
る。
【0007】また、最近では、他のサーチ方法として、
インデックスサーチやタイムサーチといったサーチ方法
もあり、このようなサーチ方法を実行することにより、
特定の場所に再生動作を移行させることで、例えば曲の
頭出し等の再生を可能にして、極力所望する曲部分のサ
ーチ処理に伴う処理時間を短縮させるようにしている。
【0008】ところが、従来の音声再生装置では、上述
のサーチ方法を用いたとしても、曲名が解らない場合に
は、その曲を聞くことができない。特にカラオケ等の装
置ではその問題は顕著である。また、曲名が解ったとし
ても、歌詞のあるフレーズしか解らない場合には、この
歌詞のフレーズに対応する曲の部分を見つけるために
は、上述したようなCUEボタンやREVボタン、ある
いはPLAYボタンを用いた一連のサーチ操作を繰り返
して行わなければならず、ユーザにとって極めて煩雑な
操作となってしまい、またサーチするにも時間がかかっ
てしまうという問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の音
声再生装置では、曲名が解らない場合には、その曲を再
生することができない。仮に曲名が解ったとしても、こ
の曲の歌詞のあるフレーズしか解らなかった場合には、
CUEボタンやREVボタン、あるいはPLAYボタン
を用いた一連のサーチ操作を繰り返して行わなければ、
この歌詞のフレーズに対応する曲の部分を見つけること
ができず、結果として、ユーザにとって極めて煩雑な操
作となってしまい、またサーチするにも時間がかかって
しまうという問題点があった。
【0010】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、曲名あるいは歌詞の一部分しか解らない場
合でも、その歌詞に応じた曲部分をサーチして頭出し再
生することができ、ユーザによる操作を簡易化し、サー
チ時間を短縮させることのできる音声再生装置の提供を
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の音声再生装置
は、曲データと、前記曲データに応じた歌詞データと、
前記曲データと前記歌詞データとの再生タイミングを一
致させるためのアドレスデータとを含み、該アドレスデ
ータが前記曲データ及び前記歌詞データにそれぞれ付加
されている音楽データを取り込む入力手段と、前記入力
手段からの前記音楽データに含まれる曲データを抽出す
る曲データ抽出手段と、前記入力手段からの前記音楽デ
ータに含まれる歌詞データを抽出するとともに、前記歌
詞データに基づいてテキストデータを得る歌詞データ抽
出処理手段と、ユーザの発声により、サーチする音声サ
ーチ情報をその発声形態に応じて識別可能に入力するサ
ーチ情報入力手段と、前記サーチ情報入力手段からの音
声サーチ情報を認識し、認識結果をもとに文字情報を生
成する音声認識手段と、前記音声認識手段からの文字情
報に基づきサーチ用テキストデータを得るデータ変換手
段と、前記テキストデータと前記サーチ用テキストデー
タとの一致比較を行い、一致したテキストデータを出力
するデータ比較手段と、前記データ比較手段からのテキ
ストデータに含まれるアドレスデータを抽出するアドレ
スデータ抽出手段と、前記曲データ抽出手段からの曲デ
ータから前記アドレス抽出手段により抽出したアドレス
データと一致する曲データをサーチし、一致した曲デー
タを出力する曲データサーチ手段と、前記曲データサー
チ手段により出力された曲データを再生する再生手段
と、を具備したものである。
【0012】本発明によれば、音声サーチを実行する場
合、ユーザはサーチ情報入力手段により、サーチする音
声サーチ情報を入力する。この場合、サーチ情報入力手
段によって音声サーチ情報が曲名や歌詞等の言葉情報と
識別すると、この音声サーチ情報は、音声認識手段によ
って認識され、認識結果をもとに文字情報が生成され
る。この文字情報は、データ変換手段により、サーチ用
テキストデータに変換された後、データ比較手段に与え
られる。データ比較手段はこのサーチ用テキストデータ
と、前記テキストデータとの一致比較を行い、一致した
テキストデータをアドレスデータ抽出手段に与え、アド
レス抽出手段は、データ比較手段からのテキストデータ
に含まれるアドレスデータを抽出して曲データサーチ手
段に与える。曲データサーチ手段は曲データ抽出手段か
らの曲データからアドレス抽出手段により抽出したアド
レスデータと一致する曲データをサーチし、一致した曲
データを再生手段に出力することにより、音声サーチ情
報である歌詞に対応する曲データが頭出し再生される。
勿論、サーチ音声情報が曲のメロディー(主旋律)を示
すメロディー情報である場合にも、比較処理、サーチ処
理されて、このメロディと同様の曲の頭出し再生が可能
である。これにより、曲名や歌詞の一部分、あるいはメ
ロディーをユーザによる声で発声し入力しただけで、そ
の曲名や歌詞、あるいはメロディーに対応する曲部分を
頭出して再生することが可能となり、煩雑なユーザ操作
を簡略化できる。
【0013】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明に係る音声再生装置の
一実施の形態を示すブロック図である。
【0014】図1に示すように、本実施の形態の音声再
生装置には、音楽データ供給手段1によって音楽データ
が取り込まれるようになっている。
【0015】音楽供給手段1は、例えば記録媒体に記録
された音楽データを再生することによって音楽データを
取り込み、あるいは通信回線を介して音楽配信側から送
信された音楽データを受信し一旦記録媒体等に記録した
音楽データを再生する等の手段によって音楽データを取
り込む。なお、音楽供給手段1による音楽データの取り
込みは、上述したような取り込み方法に限定されるもの
ではなく、それ以外の取り込み方法でも良い。
【0016】本実施の形態において、上記音楽データ供
給手段1によって取り込まれる音楽データは、例えば曲
等の旋律(メロディー)を再生するのに必要な曲データ
と、その曲データに対応する歌詞等の文字情報としての
歌詞データと、曲データと歌詞データとを一致させて再
生するのに必要なアドレスデータとを含んで構成される
ようになっている。
【0017】アドレスデータとは、曲データと歌詞デー
タとを一致させて再生するために、それぞれの曲データ
及び歌詞データとの共通のアドレス位置を示すデータで
あり、曲データ及び歌詞データ共に付加されるようにな
っている。再生時、歌詞等を表示する場合には、このア
ドレスデータを基に曲データを再生すると同時に歌詞デ
ータを表示させることにより、曲に応じたタイミングで
歌詞を表示させることが可能である。
【0018】このような音楽データが、曲データ抽出部
2及び歌詞データ抽出処理部4に与えられる。
【0019】曲データ抽出部2は、供給された音楽デー
タから曲データを抽出し、曲データサーチ部3及びデー
タ比較部6の第2のデータ比較回路6bに与える。
【0020】歌詞データ抽出処理部4は、供給された音
楽データから歌詞データを抽出し、抽出した歌詞データ
に変換処理を施すことにより、テキストデータを得る。
なお、必要に応じて該音声再生装置に歌詞等の文字情報
等を表示する歌詞表示部5が設けられた場合には、前記
歌詞データ抽出処理部4は、抽出した歌詞データに文字
表示するための変換処理を施して歌詞表示部5に与え
る。この場合の歌詞表示部6は、例えば液晶パネルやモ
ニタ等で構成されており、供給されたテキストデータに
基づく文字を、再生する曲のタイミングに応じて表示す
る。つまり、歌詞がこの歌詞表示部6の画面上に表示さ
れることになる。この歌詞の表示のタイミングは、図示
しない制御手段により、再生する曲とのアドレスデータ
に基づき制御されるようになっている。この場合の歌詞
の表示制御は、曲のフレーズ(数小節期間)に対応する
歌詞を1ブロックとしブロック毎に表示するようにして
も良い。このように、歌詞表示部5に歌詞データに基づ
く歌詞を表示することも可能である。
【0021】前記歌詞データ抽出処理部4には、図示は
しないがメモリが設けられており、変換処理によって変
換されたテキストデータを一旦このメモリに格納する。
音声サーチモードや曲再生モードが実行されると、歌詞
データ抽出処理回路4内のメモリからは、必要なテキス
トデータが読み出され、読みだされたテキストデータは
データ比較部6の第1のデータ比較回路6aに与えられ
るようになっている。
【0022】一方、本実施の形態の音声再生装置には、
音声サーチを行うために、ユーザにより声によって発し
た曲名や歌詞部分、あるいはメロディー等のサーチ音声
情報を取り込むための音声マイク7が設けられている。
【0023】音声マイク7は、例えばユーザにより発す
る曲名やその曲の歌詞の一部分、あるいはある曲の旋律
などを示す音質の高さの異なるメロディー等の音声を収
集し、サーチ音声情報として入力装置8に与える。な
お、図示はしないが、入力装置8に、選曲や再生等のシ
ステム全般に必要な操作や歌詞サーチ操作を行うのに必
要なキー操作部やカーソル操作部等の操作手段を接続す
るように構成しても良い。この場合、これらの操作部に
よって、選局するための数字情報や文字情報等を入力す
ることも可能であり、あるいは歌詞サーチモードを実行
する場合にも、歌詞サーチモードを実行するのに必要な
文字情報を入力することも可能となる。
【0024】入力装置8は、音声マイク7からのサーチ
音声情報を取り込み、該サーチ音声情報の識別を行い、
識別結果に応じてサーチ音声情報の音声信号を出力す
る。
【0025】例えば、入力装置8は、言葉認識部8a
と、メロディー認識部8bとを含んで構成されている。
言葉認識部8aは、供給されたサーチ音声情報による音
声信号が言葉(例えば曲名や歌詞)によるものであるか
否かを判別し、言葉によるものである場合には、この音
声信号を音声認識部9に与え、そうでない場合には、メ
ロディー認識部8bに与える。
【0026】メロディー認識部8bは、供給されたサー
チ音声情報が、例えばサーチしようとする曲の主旋律等
のメロディー情報であるか否かを認識し、メロディー情
報である場合には、この音声信号をデータ変換部10の
第2のデータ変換部10bに与える。なお、言葉かメロ
ディーであるかの認識処理は、言葉の強弱、あるいは同
じ言葉の配列状態を識別、判定することによって可能で
ある。つまり、言葉である場合には、少なくとも音の高
低がなく、異なる言葉の配列で発生するという特徴があ
り、逆にメロディーで有る場合には、同じ言葉の配列で
連呼されるとともに、音の高低が異なっているという特
徴があるので、これらの違いを利用して言葉とメロディ
ーとの認識を行う。また、これらの入力モードの切換
は、ユーザにより発せられるサーチ音声情報に基づき自
動的に切り替えるように構成しても良く、あるいは予め
ユーザ操作により、どちらかの入力モードとなるように
手動にて設定するように構成しても良い。
【0027】したがって、入力装置9は、サーチ音声情
報が言葉と認識した場合には、該音声信号を音声認識部
9に与え、メロディー情報と認識した場合には、該音声
信号を第2のデータ変換回路10b(データ変換部10
内)に与える。
【0028】音声認識部9は、供給された音声信号の文
字認識を行い、認識結果から文字情報を生成し、生成し
て文字情報をデータ変換部10の第1のデータ変換回路
10aに与える。
【0029】データ変換部10は、音声入力が言葉であ
る場合にデータ変換処理を行う第1のデータ変換回路1
0aと、音声入力がメロディー情報で有る場合にデータ
変換処理を行う第2のデータ変換回路10bとで構成さ
れている。
【0030】第1のデータ変換回路10aは、音声認識
部9からの文字情報に変換処理を施すことにより、歌詞
データに基づくテキストデータと比較を行うのに必要な
テキストデータを得、得られたテキストデータをデータ
比較部6の第1のデータ比較回路6aに与える。一方、
第2のデータ変換回路10bは、メロディー認識部8b
からの音声信号に変換処理を施すことにより、曲データ
と比較を行うのに必要なメロディーテキストデータを
得、得られたメロディーテキストデータをデータ比較部
6の第2のデータ比較部6bに与える。こうして、音声
サーチモードを実行するのに必要な、ユーザにより発し
た曲名や歌詞、あるいはメロディーに基づくテキストデ
ータが得られるようになっている。
【0031】本実施の形態では、音声サーチモードが実
行された場合には、データ比較部6によって、歌詞デー
タ抽出処理部4からの歌詞データと第1のデータ変換回
路10aからのテキストデータとの比較処理、あるいは
曲データ抽出回路2からの曲データと第2のデータ変換
回路10bからのテキストデータとの比較処理を入力モ
ードに応じて行う。つまり、データ比較部6は、入力装
置8による入力モードに応じて、各データ比較処理を行
うために、前記第1及び第2のデータ比較回路6a,6
bを設けて構成されている。
【0032】例えば音声サーチモードの実行時、入力装
置8による入力モードが言葉入力モードで有る場合に
は、第1のデータ比較回路6aは、ユーザが声によって
指定した歌詞データを探すために、歌詞データ抽出処理
部4からの歌詞データと第1のデータ変換回路10aか
らのテキストデータとの比較処理を行い、一致した歌詞
データをアドレス情報検出部10に与える。なお、言葉
入力が曲名で有る場合には、第1のデータ比較回路6a
は、曲名に基づくテキストデータと、歌詞データに含ま
れる曲のタイトル歌詞データとで比較を行うことによ
り、一致する歌詞データを得、該歌詞データをアドレス
情報検出部11に与える。
【0033】また、入力装置8による入力モードがメロ
ディー入力モードで有る場合には、第2のデータ比較回
路6bは、ユーザが声によって指定したメロディーの曲
データを探すために、曲データ抽出部2からの曲データ
と第2のデータ変換回路10bからのテキストデータと
の比較処理を行い、一致した曲データをアドレス情報検
出部11に与える。
【0034】アドレス情報検出部11は、供給された歌
詞データあるいは曲データに含まれるアドレスデータを
抽出し、抽出したアドレスデータを曲データサーチ部3
に与える。
【0035】曲データサーチ部3は、曲データ抽出部2
からの曲データから、アドレス情報検出部10からのア
ドレスデータと一致する曲データをサーチし、一致した
曲データ以降全ての曲データを曲データ再生手段11に
供給する。この場合、曲データに対するアドレスデータ
のサーチ処理は、曲データに付加されているアドレスデ
ータとの比較を行うことで可能である。
【0036】曲データ再生手段11は、供給された曲デ
ータを順次再生するもので、供給された曲データに対し
再生するのに必要な処理を施した後、増幅し、図示しな
いスピーカを介して曲を再生する。
【0037】したがって、上記構成によれば、ユーザが
曲名や曲の歌詞の一部分、あるいはメロディーを声によ
って発するだけで、その曲名や曲の歌詞の一部分、ある
いはメロディーに応じた曲の頭出し再生を行うことが可
能となる。
【0038】次に、本実施の形態の特徴となる音声サー
チ動作を詳細に説明する。
【0039】なお、入力装置8による入力モードの切換
は、ユーザの発声生内容に応じて自動的に切り替えられ
るものとして説明する。
【0040】いま、聞きたい曲のタイトルが解らず、こ
の曲ののある部分の歌詞しか解っていないユーザが、そ
の歌詞に応じた曲を聞くために、音声サーチモードを実
行したものとする。
【0041】このとき、ユーザは音声マイク7に向かっ
て、その曲の歌詞の一部分を示す言葉を発声することに
よって、音声マイク7はその発声内容に基づく音声信号
を生成し、音声サーチモードを実行するのに必要なサー
チ音声情報として入力装置8に入力する。
【0042】すると、入力装置8は、言葉認識部8aに
よる入力サーチ音声情報の認識により、入力モードを言
葉入力となるように自動的に切換ると同時に、該入力さ
れた音声サーチ情報としての音声信号を音声認識部9に
与える。
【0043】その後、音声信号は、音声認識部9によっ
て、この音声信号の文字認識を行うことにより、文字情
報が生成され、生成された文字情報は、データ変換部1
0の第1のデータ変換回路10aに与えられる。
【0044】その後、第1のデータ変換回路10aによ
って、音声認識部9からの文字情報に変換処理が施され
ることにより、歌詞データに基づくテキストデータと比
較を行うのに必要なテキストデータが得られ、得られた
テキストデータはデータ比較部6の第1のデータ比較回
路6aに与えられる。
【0045】一方、前記第1のデータ比較回路6aに
は、音楽データ供給手段1によって取り込まれた音楽デ
ータの内、歌詞データ抽出処理部4によって変換された
歌詞データが供給されている。
【0046】すると、第1のデータ比較回路6aは、歌
詞データ抽出処理部4からの歌詞データと、ユーザが声
によって指定した第1のデータ変換回路10aからのテ
キストデータとの比較処理を行い、一致した歌詞データ
をアドレス情報検出部10に与える。なお、言葉入力が
曲名で有る場合には、第1のデータ比較回路6aによ
り、ユーザが声によって指定した曲名に基づくテキスト
データと、歌詞データに含まれる曲のタイトル歌詞デー
タとで比較が行われることにより、一致する歌詞データ
が得られ、該歌詞データがアドレス情報検出部11に与
えられる。
【0047】その後、アドレス情報検出部11によっ
て、供給された歌詞データに含まれるアドレスデータが
抽出され、抽出されたアドレスデータは曲データサーチ
部3に与えられる。
【0048】曲データサーチ部3には、曲データ抽出部
2により音楽データから抽出された曲データが供給され
ており、この曲データから、アドレス情報検出部11か
らのアドレスデータと一致する曲データがサーチされ、
一致した曲データ以降全ての曲データが曲データ再生手
段12に供給される。
【0049】こうして、曲データ再生手段12には、ユ
ーザにより入力された歌詞に対応する曲データが供給さ
れ、供給された曲データに対し再生するのに必要な処理
が施された後、増幅され、図示しないスピーカを介し
て、ユーザが認識している歌詞に応じた曲が頭出し再生
されることになる。
【0050】次に、メロディー入力時における音声サー
チ動作を詳細に説明する。
【0051】いま、聞きたい曲のタイトルや歌詞が解ら
ず、曲の旋律(メロディー)しか解っていないユーザ
が、そのメロディー応じた曲を聞くために、音声サーチ
モードを実行したものとする。
【0052】このとき、ユーザは音声マイク7に向かっ
て、その曲のメロディーを示すように例えば同じ言葉を
用いて音の強弱変えて発声することによって、音声マイ
ク7はその発声内容に基づく音声信号を生成し、音声サ
ーチモードを実行するのに必要なサーチ音声情報として
入力装置8に入力する。
【0053】すると、入力装置8は、言葉認識部8aに
よる入力サーチ音声情報の認識により、入力モードをメ
ロディー入力となるように自動的に切換る。すると、メ
ロディー認識部8aは、供給されたサーチ音声情報が、
例えばサーチしようとする曲の主旋律等のメロディー情
報であるか否かを認識し、メロディー情報である場合に
は、この音声信号をデータ変換部10の第2のデータ変
換部10bに与える。
【0054】その後、第2のデータ変換回路10bによ
って、メロディー認識部8bからの音声信号に変換処理
が施されることにより、曲データと比較を行うのに必要
なテキストデータが得られ、得られたテキストデータは
データ比較部6の第2のデータ比較回路6bに与えられ
る。
【0055】一方、前記第2のデータ比較回路6bに
は、音楽データ供給手段1によって取り込まれた音楽デ
ータの内、曲データ抽出部2によって抽出された曲デー
タが供給されている。
【0056】すると、第2のデータ比較回路6bは、曲
データ抽出部2からの曲データと、ユーザが声によって
指定した第2のデータ変換回路10bからのテキストデ
ータとの比較処理を行い、一致した曲データをアドレス
情報検出部11に与える。
【0057】なお、この場合の曲データとの比較では、
音声サーチ情報として入力されたメロディー情報が主旋
律を示すものであるので、この主旋律のメロディー情報
に基づく比較を可能とするため音楽データに含まれる曲
データについても、主旋律で構成された曲データである
ことが望ましい。つまり、曲データに基づく曲は、各種
の楽器で同時演奏されることが多いので、主旋律の曲で
あれば、容易に比較処理を行うことが可能である。例え
ばオーケストラによる曲では、主に主旋律で演奏される
バイオリン等の楽器で演奏されることが望ましい。
【0058】その後、アドレス情報検出部11によっ
て、供給された曲データに含まれるアドレスデータが抽
出され、抽出されたアドレスデータは曲データサーチ部
3に与えられる。
【0059】曲データサーチ部3には、曲データ抽出部
2により音楽データから抽出された曲データが供給され
ており、この曲データから、アドレス情報検出部11か
らのアドレスデータと一致する曲データがサーチされ、
一致した曲データ以降全ての曲データが曲データ再生手
段12に供給される。
【0060】こうして、曲データ再生手段12には、ユ
ーザにより入力されたメロディーに対応する曲データが
供給され、供給された曲データに対し再生するのに必要
な処理が施された後、増幅され、図示しないスピーカを
介して、ユーザが認識しているメロディーと同様の曲が
頭出し再生されることになる。
【0061】したがって、本実施の形態によれば、ユー
ザが曲名が解らなくてもこの曲の任意の歌詞、あるいは
メロディーを音声マイク7に向かって発声することによ
り、この歌詞に応じた曲の部分、あるいはメロディーに
応じた曲の部分をサーチ処理して探し出すことができる
とともに、再生することが可能となるので、従来必要で
あったCUEボタンやREVボタン、あるいはPLAY
ボタン等の一連のユーザ操作を不要にでき、サーチ操作
を簡略化できる。また、サーチ処理に伴う時間も大幅に
低減できる。
【0062】なお、本発明の実施の形態では、ユーザに
より発する音声サーチ情報としての発声に基づき、サー
チ処理する場合について説明したが、これに限定される
物ではなく、例えば歌詞データの全部、あるいは一部を
表示する表示手段を設け、この表示手段による歌詞表示
画面から歌詞サーチする歌詞を選択するカーソル操作部
やテンキーなどで歌詞を入力するキー操作部を用いて、
歌詞サーチするサーチ情報を入力し、この入力した歌詞
データを変換したテキストデータと歌詞データとでデー
タ比較を行い、一致した歌詞データと同アドレスの曲デ
ータを再生するように制御することも可能である。これ
により、音声再生装置のサーチ機能を向上させることが
でき、音楽産業の発展に大きく寄与する。
【0063】また、本実施の形態では、入力装置8内に
言葉認識部8a,メロディー認識部8bとを設けること
で、音声サーチ情報における入力モードの切換を行って
いたが、これに限定されるものではなく、例えば入力装
置8を介して入力される音声サーチ情報を全て取り込ん
で音声認識部9へと供給し、この音声認識部9にて供給
された音声サーチ情報の識別を行い、この識別結果に基
づき、言葉入力であるか、あるいはメロディー入力であ
るかを判定して、それぞれ対応する回路へと供給するよ
うにして音声サーチを実行させるべく構成しても良い。
【0064】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
曲名あるいは歌詞の一部分しか解らない場合でも、ユー
ザによる音声によって入力するだけで、その歌詞あるい
はメロディーに応じた曲部分をサーチして頭出再生する
ことができるので、ユーザによる操作を簡易化し、サー
チ時間を短縮させることができる。よって、高性能な音
声再生装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声信号再生装置の一実施の形態を示
すブロック図。
【符号の説明】
1…音楽データ供給手段、 2…曲データ抽出部、 3…曲データサーチ部、 4…歌詞データ抽出処理部、 6…データ比較部、 6a…第1のデータ比較回路、 6b…第2のデータ比較回路、 7…音声マイク、 8…入力装置、 8a…言葉認識部、 8b…メロディー認識部、 9…音声認識部、 10…データ変換部、 10a…第1のデータ変換回路、 10b…第2のデータ変換回路、 11…アドレス情報検出部、 12…曲データ再生手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲データと、前記曲データに応じた歌詞
    データと、前記曲データと前記歌詞データとの再生タイ
    ミングを一致させるためのアドレスデータとを含み、該
    アドレスデータが前記曲データ及び前記歌詞データにそ
    れぞれ付加されている音楽データを取り込む入力手段
    と、 前記入力手段からの前記音楽データに含まれる曲データ
    を抽出する曲データ抽出手段と、 前記入力手段からの前記音楽データに含まれる歌詞デー
    タを抽出するとともに、前記歌詞データに基づいてテキ
    ストデータを得る歌詞データ抽出処理手段と、 ユーザの発声により、サーチする音声サーチ情報をその
    発声形態に応じて識別可能に入力するサーチ情報入力手
    段と、 前記サーチ情報入力手段からの音声サーチ情報を認識
    し、認識結果をもとに文字情報を生成する音声認識手段
    と、 前記音声認識手段からの文字情報に基づきサーチ用テキ
    ストデータを得るデータ変換手段と、 前記テキストデータと前記サーチ用テキストデータとの
    一致比較を行い、一致したテキストデータを出力するデ
    ータ比較手段と、 前記データ比較手段からのテキストデータに含まれるア
    ドレスデータを抽出するアドレスデータ抽出手段と、 前記曲データ抽出手段からの曲データから前記アドレス
    抽出手段により抽出したアドレスデータと一致する曲デ
    ータをサーチし、一致した曲データを出力する曲データ
    サーチ手段と、 前記曲データサーチ手段により出力された曲データを再
    生する再生手段と、 を具備したことを特徴とする音声再生装置。
  2. 【請求項2】 曲データと、前記曲データに応じた歌詞
    データと、前記曲データと前記歌詞データとの再生タイ
    ミングを一致させるためのアドレスデータとを含み、該
    アドレスデータが前記曲データ及び前記歌詞データにそ
    れぞれ付加されている音楽データを取り込む入力手段
    と、 前記入力手段からの前記音楽データに含まれる曲データ
    を抽出する曲データ抽出手段と、 ユーザの発声により、サーチする音声サーチ情報をその
    発声形態に応じて識別可能に入力するサーチ情報入力手
    段と、 前記サーチ情報入力手段からの音声サーチ情報を認識す
    る音声認識手段と、 前記音声認識手段からの音声サーチ情報に基づきサーチ
    用曲データを得るデータ変換手段と、 前記曲データと前記サーチ用曲データとの一致比較を行
    い、一致した曲データを出力するデータ比較手段と、 前記データ比較手段からの曲データに含まれるアドレス
    データを抽出するアドレスデータ抽出手段と、 前記曲データ抽出手段からの曲データから前記アドレス
    抽出手段により抽出したアドレスデータと一致する曲デ
    ータをサーチし、一致した曲データを出力する曲データ
    サーチ手段と、 前記曲データサーチ手段により出力された曲データを再
    生する再生手段と、 を具備したことを特徴とする音声再生装置。
  3. 【請求項3】 前記音声サーチ情報は、少なくとも曲名
    や歌詞を示す言葉音声情報と、曲の主旋律を示すメロデ
    ィー音声情報とのいずれか一方であることを特徴とする
    請求項1又は請求項2のいずれかに記載の音声再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記サーチ情報入力手段は、音声サーチ
    情報に基づく言葉の強弱や音の高低、あるいは同じ言葉
    の配列を認識することによって、曲名や歌詞を示す言葉
    音声情報と、曲の主旋律を示すメロディー音声情報との
    識別を可能にすることを特徴とする請求項1又は請求項
    2のいずれかに記載の音声再生装置。
  5. 【請求項5】 前記サーチ情報入力手段は、少なくとも
    曲名や歌詞を示す言葉音声情報と、曲の主旋律を示すメ
    ロディー音声情報とのいずれか一方を入力するように入
    力モードの切換を自動的、又は手動にて制御可能である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずかに記載
    の音声再生装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010099450A (ko) * 2001-09-28 2001-11-09 오진근 음악파일 재생장치
KR100677215B1 (ko) 2004-12-10 2007-02-02 엘지전자 주식회사 엠피3 플레이어의 음성 합성/인식 기능을 이용한 파일선택 방법
US7295983B2 (en) 2002-05-31 2007-11-13 Yamaha Corporation Musical tune playback apparatus
US9171544B2 (en) 2011-10-13 2015-10-27 Hyundai Motor Company System for providing a sound source information management service

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