JP4573416B2 - 車両用ドアにおけるモジュールパネルの取付方法、及び車両用ドアにおけるモジュールパネル仮止め構造 - Google Patents

車両用ドアにおけるモジュールパネルの取付方法、及び車両用ドアにおけるモジュールパネル仮止め構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アウターパネルとともにドアパネル本体を構成するインナーパネルに開口部が設けられ、ドア機能部品が取付けられるモジュールパネルが、前記開口部を塞いで前記インナーパネルに取付けられる車両用ドアにおいて、モジュールパネルをインナーパネルに取付けるための取付方法、及びその取付方法に直接使用されるモジュールパネル仮止め構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
モジュールパネルは、ウインドレギュレータやドアロック装置を構成するドア機能部品を車両用ドアに組付けるにあたり、予め組立てられたウインドレギュレータやドアロック装置をモジュールパネルに取付けておき、車両用ドアの組立性向上を図るために用いられるものであり、ドア機能部品が取付けられた状態にあるモジュールパネルは、組付作業員にとっては重いものであり、モジュールパネルのインナーパネルへの取付け時にモジュールパネルをインナーパネルに仮止めすることで組付作業員の負荷を軽減することができる。そこで、従来では、インナーパネルに設けられた複数の位置決め孔に嵌合する金属ピンが、かしめ固定等によりモジュールパネルに設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のものでは、モジュールパネルとは別部材である金属ピンが必要であり、部品点数の増加によるコスト増大を招いている。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、部品点数の増加を回避しつつモジュールパネルをインナーパネルに仮止め可能とした車両用ドアにおけるモジュールパネルの取付方法、及びモジュールパネル仮止め構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、アウターパネルとともにドアパネル本体を構成するインナーパネルに開口部が設けられ、該開口部から前記ドアパネル本体内に挿入されドア機能部品が取付けられるモジュールパネルが、前記開口部を塞いで前記インナーパネルに取付けられてなる車両用ドアにおけるモジュールパネルの取付方法であって、前記モジュールパネルを前記ドアパネル本体内に挿入する前に、前記モジュールパネルの前記アウターパネル側側面に前記開口部の周縁部に対応して複数のナットを予め固着しておくと共に、それら複数のナットに複数のボルトを、該ボルト頭部と前記モジュールパネルの前記インナーパネル側の側面との間に隙間を残した仮締め状態でそれぞれ螺前記モジュールパネルを前記ドアパネル本体内に挿入した後、前記ボルトの、前記隙間に臨む軸部を、前記開口部側に開口して前記インナーパネルに設けられた係合溝に係合させることで、該モジュールパネルを前記インナーパネルに仮止めし、そのモジュールパネルの仮止め状態で、前記仮締め状態の前記ボルトを本締めして該モジュールパネルを前記インナーパネルに締結することを特徴とする。
【0006】
このような構成のモジュールパネルの取付方法によれば、モジュールパネルに固着された複数のナットにそれぞれ螺合されて前記モジュールパネルを前記インナーパネルに締結するための複数のボルトを、その仮締め状態でインナーパネルの係合溝に係合させることにより、モジュールパネルをインナーパネルに仮止めすることができ、しかも前記ボルトは、その本締めによりモジュールパネルをインナーパネルに締結する働きをするものであり、仮止め専用の部品が不要であるので、部品点数の増加を回避しつつモジュールパネルをインナーパネルに仮止めすることができ、コスト低減に寄与することができる。
【0007】
また請求項2記載の発明は、アウターパネルとともにドアパネル本体を構成するインナーパネルに開口部が設けられ、ドア機能部品が取付けられるモジュールパネルが、前記開口部を塞いで前記インナーパネルに取付けられる車両用ドアにおけるモジュールパネル仮止め構造において、前記開口部からドアパネル本体内に挿入されたモジュールパネルの前記アウターパネル側側面には前記開口部の周縁部に対応して複数のナットが固着され、それらのナットにそれぞれ螺合されて前記モジュールパネルを前記インナーパネルに締結するための複数のボルトをそれらのボルトの仮締め状態でそれぞれ係合させる係合溝が、前記開口部側に開口して前記インナーパネルに設けられ、前記モジュールパネルの上部には、該モジュールパネルを横方向にスライドさせることを可能として前記開口部の上縁部の車室側側面に係合するフックが設けられ、該フックの挿脱を可能として前記開口部の上縁部には切欠きが設けられ、前記複数の係合溝のうち開口部の下縁部に配置される係合溝は、前記フックが前記切欠きに対応する位置にあるときに仮締め状態にある前記ボルトに対応した位置で上下に延びて前記開口部に開口する縦溝部と、該縦溝部の下端に連なって横方向に延びる横溝部とを有し、前記フックを前記開口部の上縁部の車室側側面に係合させた状態の前記モジュールパネルを正規の取付け位置にスライドさせたときに前記ボルトが縦溝部から横溝部の先端に移動するようにしてL字状に形成されることを特徴とし、かかる構成のモジュールパネル仮止め構造によれば、モジュールパネルを、インナーパネルへの正規の位置に容易に案内して仮止めすることができ、モジュールパネルのインナーパネルへの取付けがより一層容易となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0009】
図1〜図16は本発明の一実施例を示すものであり、図1はドアパネルを車室側から見た側面図、図2はウインドガラスが上限位置に在る状態での図1の2−2線に沿うドアパネルの断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4はモジュールパネルを取外した状態でのドアパネル本体の車室側から見た側面図、図5はモジュールパネルが収縮状態にあるときのモジュールパネル組立体を車室側から見た側面図、図6はモジュールパネルが拡張状態にあるときのモジュールパネル組立体を車室側から見た側面図、図7はモジュールパネルが拡張状態にあるときのモジュールパネル組立体を車室とは反対側から見た側面図、図8は図5の8−8線拡大断面図、図9はモジュールパネルを収縮状態にしたときの図1に対応した側面図、図10は図1の10矢示部拡大図、図11は図10の11−11線断面図、図12は図1の12矢示部拡大図、図13は図12の13−13線断面図、図14は連結解除状態にある昇降駆動用モータおよびドアロック用モータの側面図、図15は施・解錠手段およびキーシリンダ錠の連結前の状態を示す斜視図、図16は施・解錠手段およびキーシリンダ錠が連結された状態での図15に対応した斜視図である。
【0010】
先ず図1〜図4において、たとえば乗用車両の右前部サイドドアである車両用ドアのドアパネル21は、上部に窓26が形成されるようにしてアウターパネル24およびインナーパネル25が溶接されて成るドアパネル本体22と、インナーパネル25に設けられた開口部27を塞ぐようにしてインナーパネル25に締結されるモジュールパネル23とで構成され、インナーパネル25およびモジュールパネル23の車室側側面は、ドアパネル本体22に取付けられる化粧板(図示せず)で覆われる。
【0011】
前記モジュールパネル23には、ドア機能部品であるウインドレギュレータ29、昇降駆動用モータ30、ドアロック装置31、ドアロック用モータ32および施・解錠手段33が、モジュールパネル組立体34を構成するようにして組付けられ、モジュールパネル23がドアパネル本体22のインナーパネル25に取付けられる。
【0012】
図5〜図7を併せて参照して、モジュールパネル23は、インナーパネル25に締結される金属製のベースパネル35と、車両の前後方向に沿うスライドを可能として前記ベースパネル35の後部に支承される金属製のスライドパネル36とで構成される。
【0013】
前記ベースパネル35は、車両の前後方向に沿う開口部27の前部側を塞ぐことを可能として四角形状に形成される。このベースパネル35の後部の上下に間隔をあけた2箇所には、車両の前後方向に延びるガイド孔37,37がそれぞれ設けられており、スライドパネル36には、図8で示すように、各ガイド孔37…にスライド可能に嵌合される円筒状のピン部38…が一体に形成され、各ピン部38…の先端には、ベースパネル35の車室とは反対側の面に係合するフランジ部38aがそれぞれ一体に設けられる。
【0014】
したがってスライドパネル36は、前記ガイド孔37,37内をピン部38…がスライドする範囲で車両の前後方向にスライド可能であり、開口部27よりも車両の前後方向に沿う後方側にはみ出す位置までベースパネル35から突出して開口部27の全体を前記ベースパネル35と共働して塞ぐ外方突出位置(図1で示す位置)と、該外方突出位置から内方すなわち車両の前後方向に沿う前方側に退避してベースパネル35に大部分を重ねる内方退避位置(図9で示す位置)との間でのスライドを可能としてベースパネル35に連結されている。
【0015】
而してスライドパネル36を内方退避位置としたモジュールパネル23の収縮状態で、開口部27からドアパネル本体22内にモジュールパネル23を挿入することが可能であり、モジュールパネル23に取付けられるウインドレギュレータ29、昇降駆動用モータ30、ドアロック装置31、ドアロック用モータ32および施・解錠手段33のうち、ウインドレギュレータ29、ドアロック装置31および施・解錠手段33が、モジュールパネル23のドアパネル本体22内への挿入に応じてドアパネル本体22内に配置されることになる。
【0016】
ドアパネル本体22内に挿入されたモジュールパネル23におけるベースパネル35のアウターパネル24側側面には、インナーパネル25における開口部27の上縁部に対応して車両の前後方向に間隔をあけた3つのウエルドナット41…と、前記開口部27の下縁部に対応して車両の前後方向に間隔をあけた3つのウエルドナット42…と、車両の前後方向に沿う前記開口部27の前縁部に対応した単一のウエルドナット43とがそれぞれ固着され、スライドパネル36のアウターパネル24側側面には、該スライドパネル36を外方突出位置(図1で示す位置)にスライドさせたときに車両の前後方向に沿う前記開口部27の後縁部に対応した単一のウエルドナット44が固着される。而してモジュールパネル23のインナーパネル25への締結時には、車室側から前記開口部27の周縁部に挿通されるボルト45,45…が前記各ナット41…,42…,43,44にそれぞれ螺合され、各ボルト45,45…の締付によりモジュールパネル23がインナーパネル25に締結される。
【0017】
図10および図11において、モジュールパネル23におけるベースパネル35の上部には、該ベースパネル35すなわちモジュールパネル23全体を横方向にスライドさせることを可能として開口部27の上縁部の車室側側面に係合するフック46が設けられ、このフック46はたとえば切起し等によりベースパネル35と一体に形成される。またインナーパネル25において前記開口部27の上縁部には、前記フック46の挿脱を可能とした切欠き47が設けられる。
【0018】
図12および図13を併せて参照して、開口部27の下縁部でインナーパネル25には、車両の前後方向に間隔をあけた複数たとえば3つの係合溝48…が開口部27にそれぞれ開口するようにして設けられる。これらの係合溝48…には、開口部27の下縁部に対応してベースパネル35に設けられている3つのウエルドナット42…にそれぞれ螺合されるボルト45…を、ボルト頭部とベースパネル35との間に隙間を残した、それらのボルト45…の仮締め状態で係合させることが可能である。
【0019】
しかも各係合溝48…は、フック46が切欠き47に対応する位置にあるときに仮締め状態にある前記ボルト45…に対応した位置で上下に延びて開口部27に開口する縦溝部48aと、該縦溝部48aの下端に連なって車両の前後方向に沿う前方側(図12の左方側)に延びる横溝部48bとをそれぞれ有するものであり、フック46を開口部27の上縁部の車室側側面に係合させた状態のベースパネル35を正規の取付け位置にスライドさせたときにボルト45…が縦溝部48aから横溝部48bの先端に移動するようにして、それぞれL字状に形成される。
【0020】
車両の前後方向に沿う開口部27の前縁部には、ウエルドナット43に仮締めされたボルト45を、前記ベースパネル35が正規の取付け位置へスライドするのに応じて挿通せしめる挿通溝49が開口部27側に開放するようにして設けられる。また車両の前後方向に沿う開口部27の後縁部には、正規の取付け位置にある前記ベースパネル35から外方突出位置にスライドパネル36がスライドするのに応じて、ウエルドナット44に仮締めされたボルト45を挿通せしめる挿通溝50が開口部27側に開放するようにして設けられる。さらに開口部27の上縁部には、各ボルト45…を挿通せしめる挿通孔51…が各ウエルドナット41…に対応して設けられる。
【0021】
図7に特に注目して、ウインドガラス28を昇降させるウインドレギュレータ29は、車両の前後方向に沿うベースパネル35の両端部で車室とは反対側の側面に一体に形成されて後上がりにわずかに傾斜するようにして上下に並行に延びる第1および第2ガイドレール52,53と、ウインドガラス28を保持するとともに第1および第2ガイドレール52,53に沿ってそれぞれ移動可能な第1および第2キャリア54,55と、両キャリア54,55を同期して駆動する駆動手段56とを備える。
【0022】
駆動手段56は、第1および第2ガイドレール52,53間でベースパネル35に回転自在に支持される回転ドラム57と、該回転ドラム57の一方向58への回転に応じて第1キャリア54を上方に牽引する第1ワイヤ59と、第1および第2キャリア54,55間を結ぶ第2ワイヤ60と、前記回転ドラム57の前記一方向58とは反対方向への回転に応じて第2キャリア55を下方に牽引する第3ワイヤ61とを備える。
【0023】
一端が回転ドラム57に巻掛け連結される第1ワイヤ59の中間部は、第1ガイドレール52の上部に対応してベースパネル35に軸支されるプーリ62に巻掛けられる。また第1ワイヤ59の他端は、第1キャリア54に収納されるばね(図示せず)および第1キャリア54を介して第2ワイヤ60の一端に連結される。
【0024】
第2ワイヤ60は、第1ガイドレール52の下部に対応した位置でベースパネル35に軸支されるプーリ63と、第2ガイドレール53の上部に対応した位置でベースパネル35に軸支されるプーリ64とに巻掛けられる。また第2ワイヤ43の他端は、第2キャリア55に収納されるばね(図示せず)および第2キャリア55を介して第3ワイヤ61の一端に連結される。
【0025】
第3ワイヤ61は、第2ガイドレール53の下部に対応した位置でベースパネル35に固定される巻掛け片65に巻掛けられ、回転ドラム57への第1ワイヤ59の連結方向とは逆方向から第3ワイヤ61の他端が該回転ドラム57に巻掛け、連結される。
【0026】
前記回転ドラム57は、正・逆回転を自在に切換え得る昇降駆動用モータ30で駆動されるものであり、該昇降駆動用モータ30は、車両の前後方向に沿うベースパネル35の中間部における車室側側面に取付けられる。
【0027】
図14において、昇降駆動用モータ30は、たとえば電源線用と制御線用とに分かれた2つの接続部66a,66bを有する電気接続用のカプラ66を備えている。一方、ドアロック用モータ32は、前記昇降駆動用モータ30の近傍でベースパネル35の車室側側面に取付けられるものであり、ドアロック用モータ32が備える電気接続用のカプラ67が、前記昇降駆動用モータ30のカプラ66に直接接続される。すなわちカプラ67は、カプラ66の2つの接続部66a,66bに個別に対応した2つの接続部67a,67bを有しており、相互に対応した接続部66a,67a;66b,67bが接続されることで、両カプラ66,67が直接接続され、昇降駆動用モータ30のカプラ66には、ドアロック用モータ32のカプラ67から電源用および制御用の電気が入力されることになる。
【0028】
図1に注目して、昇降駆動用モータ30およびドアロック用モータ32に個別に対応したワイヤーハーネス68,69はコネクタ70に共通に接続されており、ドアロック用モータ32のカプラ67は、前記両ワイヤーハーネス68,69に共通なコネクタ70を接続可能な形状に形成される。
【0029】
モジュールパネル23のスライドパネル36には、該スライドパネル36を外方突出位置にスライドさせたときにドアパネル本体22内に挿入されて、車両の前後方向に沿うドアパネル本体22の後部に、ドアパネル21を車体に係合させたロック状態を保持可能であるドアロック装置31が取付けられる。
【0030】
図5および図6において、ドアロック装置31は、複数のねじ部材71…でドアパネル本体22に締結されるケーシング72と、図示しない車体側のストライカに係合することを可能としてケーシング72に支持される係合部材73と、前記ケーシング72に回動支持される切換部材74とを備える。
【0031】
切換部材74は、前記係合部材73がストライカに係合した状態を拘束するロック状態保持位置(図5および図6の位置)と、前記ストライカが係合部材73から離脱することを許容すべく前記拘束を解除するロック状態解除位置(図5および図6の位置から反時計方向に回動した位置)との間での回動を可能として、支軸75を介して前記ケーシング72に支承される。
【0032】
図15および図16を併せて参照して、施・解錠手段33は、アウトサイドハンドル77およびインサイドハンドル(図示せず)のロック解除操作による操作力を前記切換部材74に有効に伝達することでロック状態を解除するように前記ドアロック装置31を作動せしめる状態と、前記操作力の伝達を遮断することで前記ロック解除操作を無効として前記ドアロック装置31をロック状態のままとする状態とを、ドアロック用モータ32の作動、キーシリンダ錠78の操作またはロックノブ79の操作に応じて切換えるものであり、前記ドアロック装置31の切換部材74に連結ロッド76を介して連結されて、モジュールパネル23のスライドパネル36に設けられる。
【0033】
アウトサイドハンドル77は、アウターパネル24に取付けられるハンドルケース80に回動可能に取付けられるものであり、前記キーシリンダ錠78も、アウトサイドハンドル77の近傍でアウターパネル24の内方側から前記ハンドルケース80に取り付けられる。
【0034】
キーシリンダ錠78は、そのキー操作による回動軸線と同軸であるジョイント81を内端に備えるものであり、このジョイント81は、モジュールパネル23におけるスライドパネル36の外方に配置される。
【0035】
一方、施・解錠手段33は、前記キーシリンダ錠78が備えるジョイント81との連結を可能とした連結部材82を有しており、スライドパネル36に回動可能に支持された前記連結部材82は、前記ジョイント81に同軸にかつ相対回転不能に連結可能である。
【0036】
すなわち連結部材82には、スライドパネル36が図15で示す内方退避位置から図16で示す外方突出位置にスライドしてきたときに、ハンドルケース80に固定されているキーシリンダ錠28のジョイント81を相対回転不能に嵌合せしめるU字状の連結溝83が設けられている。これにより連結部材82は、アウターパネル24側のハンドルケース80に予め取付けられたキーシリンダ錠78のジョイント81に、モジュールパネル23のインナーパネル25への取付け時に連結されることになる。
【0037】
施・解錠手段33は、前記連結部材82の他に、スライドパネル36のインナーパネル25側の側面に配置されてスライドパネル36に回動可能に支承されるレバー84,87,88を備える。レバー84はアウトサイドハンドル77の開扉操作に応じて回動するものであり、該レバー84にはインサイドハンドルが連結ロッド85を介して連結される。すなわちレバー84は、アウトサイドハンドル77およびインサイドハンドルのいずれの開扉操作に応じても回動する。
【0038】
レバー87は前記連結部材82と一体に回動するものであり、該レバー87には、ロックノブ79が連結されるとともに、モジュールパネル23のインナーパネル25への組付完了後にドアロック用モータ32が連結ロッド86を介して連結される。これによりレバー87は、キーシリンダ錠78の操作、ロックノブ79の操作、またはドアロック用モータ32の作動に応じて回動することになる。
【0039】
さらにレバー88は、連結ロッド76を介してドアロック装置31の切換部材74に連結される。
【0040】
而して施・解錠手段33は、アウトサイドハンドル77またはインサイドハンドルの操作に応じたレバー84の回動動力を、レバー88および連結ロッド76を介してドアロック装置31の切換部材74に伝達するか否かを、キーシリンダ錠78の操作、ロックノブ79の操作、またはドアロック用モータ32の作動に応じたレバー87の回動によって切換えるように構成される。
【0041】
次にこの実施例の作用について説明すると、ウインドレギュレータ29に昇降用動力を付与する昇降駆動用モータ30と、アウトサイドハンドル77またはインサイドハンドルによるロック解除操作の有効・無効を切換える施・解錠手段33に動力を付与するドアロック用モータ32とが、ドアパネル21の一部を構成するモジュールパネル23のベースパネル35に、車両の前後方向に沿うドアパネル21の中間部に取付けられ、両モータ30,32がそれぞれ備える電気接続用のカプラ66,67が直接接続される。
【0042】
このような両モータ30,32の配置によれば、ドアパネル21の後端部にドアロック用モータ32が配置される構造のものと比べて、ドアロック用モータ32に接続されるワイヤーハーネス69の短縮が可能となる。
【0043】
しかも前記両カプラ66,67の一方、この実施例では67が、両モータ30,32に個別に対応したワイヤーハーネス68,69に共通なコネクタ70を接続可能な形状に形成されているので、両モータ30,32へのワイヤーハーネス68,69の接続箇所を1箇所として配線接続作業工数を削減することができる。
【0044】
また前記両モータ30,32が、ドアパネル21の一部を構成するモジュールパネル23のベースパネル35において車室側側面に取付けられるので、防水対策を施す必要がない位置に両モータ30,32を配置して、両モータ30,32のカプラ66,67が防水性を備えることを不要としてコスト低減に寄与することができるとともに、カプラ67へのワイヤーハーネス68,69の接続をドアパネル21外で行なうことができるのでワイヤーハーネス68,69の接続作業を容易とすることができる。
【0045】
前記モジュールパネル23は、インナーパネル27に設けられている開口部27の一部を塞いでインナーパネル25に取付けられるベースパネル35と、開口部27よりも側方にはみ出す位置までベースパネル35から突出して開口部27の全体をベースパネル35と共働して塞ぐ外方突出位置ならびに該外方突出位置から内方側に退避してベースパネル35に大部分を重ねる内方退避位置間でのスライドを可能としてベースパネル35に連結されるスライドパネル36とで構成されている。
【0046】
したがってモジュールパネル23は、開口部27よりも広い範囲に広がることが可能であり、モジュールパネル23に組付けられるウインドレギュレータ29、昇降駆動用モータ30、ドアロック装置31、ドアロック用モータ32および施・解錠手段33に必要なスペースをモジュールパネル23で確保することを可能としつつ開口部27の開口面積を小さくすることが可能となり、ドアパネル本体22におけるインナーパネル25の剛性が、開口部27が設けられることで低下することを極力避けることができる。
【0047】
しかもモジュールパネル23は、スライドパネル36を内方退避位置にスライドさせることにより、開口部27よりも小さい面積に収縮可能であるので、モジュールパネル23の搬送時には該モジュールパネル23が占めるスペースを小さくして搬送効率を向上することができる。
【0048】
またスライドパネル36には、該スライドパネル36が外方突出位置に在る状態でドアパネル本体22に締結されるドアロック装置31が取付けられるので、ヒンジ部とは反対側でドアパネル本体22の端部に取付けられるべきドアロック装置31を、小さな開口面積の開口部27からドアパネル本体22内に挿入するときの挿入作業を容易とするとともにドアパネル本体22へのドアロック装置31の取付けも容易とすることができる。
【0049】
車体側に係合可能な係合部材73が車体側に係合した状態を拘束して開扉不能とするロック状態を保持可能な前記ドアロック装置31は、アウトサイドハンドル77やインサイドハンドルのロック解除操作に応じて前記拘束を解除したロック解除状態とするように切換え得る切換部材74を有してモジュールパネル23のスライドパネル36に設けられ、アウトサイドハンドル77やインサイドハンドルからのロック解除操作力を切換部材74に伝達する状態ならびにその伝達を遮断する状態を、キーシリンダ錠78の操作、ロックノブ79の操作、またはドアロック用モータ32の作動に応じて切換えるように構成された施・解錠手段33が前記スライドパネル36に設けられている。しかも施・解錠手段33には、キーシリンダ錠78が備えるジョイント81との連結を可能とした連結部材82が設けられ、該連結部材82は、アウターパネル24に固定されたハンドルケース80に予め取付けられたキーシリンダ錠78のジョイント81に、モジュールパネル23のインナーパネル25への取付け時に連結される形状に形成されている。
【0050】
したがってドアパネル本体22のインナーパネル25にモジュールパネル23が取付けられるのに応じて、施・解錠手段33の連結部材82がキーシリンダ錠78のジョイント81に連結されることになり、施・解錠手段33がドアロック装置31の切換部材74に連結されているので、キーシリンダ錠78およびドアロック装置31間の連結作業が極めて容易となる。しかもキーシリンダ錠78を、施・解錠手段33およびドアロック装置31のドアパネル本体22への組付前にドアパネル本体22側のハンドルケース80に取付けることができるので、ロック状態ではアウターパネル24の外方側からキーシリンダ錠78を取外すことを不能とするようにしてキーシリンダ錠78をアウターパネル24側に取付け、固定するための構造を単純化することが可能であり、キーシリンダ錠78のアウターパネル24側への組付作業も容易となる。
【0051】
また施・解錠手段33は、ドアロック装置31とともにスライドパネル36に設けられており、前記連結部材82には、スライドパネル36が内方退避位置から外方突出位置にスライドするのに応じてキーシリンダ錠78のジョイント81を相対回転不能に嵌合せしめるようにU字状の連結溝83が設けられているので、モジュールパネル23の一部であるスライドパネル36をスライドさせることで、該スライドパネル36に設けられた施・解錠手段33の連結部材82を、アウターパネル24の固定位置に在るキーシリンダ錠78のジョイント81に容易に連結することができ、キーシリンダ錠78およびドアロック装置31間の連結作業をより一層容易とすることができる。
【0052】
さらにモジュールパネル23の一部であるベースパネル35の下部において、アウターパネル24側側面には開口部27の周縁部に対応して複数のウエルドナット42…が固着され、それらのウエルドナット42…にモジュールパネル23をインナーパネル25に締結するための複数のボルト45…を、ボルト頭部とベースパネル35との間に隙間を残した各ボルト45…の仮締め状態でそれぞれ係合させる係合溝48…が、開口部27側に開口してインナーパネル25に設けられている。
【0053】
したがって前記各ボルト45…を、その仮締め状態で前記隙間に臨む軸部をインナーパネル25の係合溝48…に係合させることにより、モジュールパネル23をインナーパネル25に仮止めすることができる。しかも前記ボルト45…は、その本締めによりモジュールパネル23のベースパネル35をインナーパネル25に締結する働きをするものであり、仮止め専用の部品が不要であるので、部品点数の増加を回避しつつモジュールパネル23のベースパネル35をインナーパネル25に仮止めすることができ、コスト低減に寄与することができる。
【0054】
さらにモジュールパネル23におけるベースパネル35の上部には、モジュールパネル23全体を横方向にスライドさせることを可能として開口部27の上縁部の車室側側面に係合するフック46が設けられ、フック46の挿脱を可能として開口部27の上縁部には切欠き47が設けられている。しかも開口部27の下縁部に配置される前記係合溝48は、フック46が切欠き47に対応する位置にあるときに仮締め状態にある前記ボルト45を開口部27から挿入させることを可能として上下に延びる縦溝部48aと、該縦溝部48aの下端に連なって横方向(この実施例では車両の前後方向に沿う前方)に延びる横溝部48bとを有するものであり、フック46を開口部27の上縁部の車室側側面に係合させた状態のモジュールパネル23を正規の取付け位置にスライドさせたときにボルト45が縦溝部48aから横溝部48bの先端に移動するようにして、係合溝48がL字状に形成されている。
【0055】
このような構造によれば、モジュールパネル23を、インナーパネル25への正規の位置に容易に案内して仮止めすることができ、モジュールパネル23のインナーパネル25への取付けがより一層容易となる。
【0056】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0057】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、アウターパネルとともにドアパネル本体を構成するインナーパネルに開口部が設けられ、該開口部からドアパネル本体内に挿入されドア機能部品が取付けられるモジュールパネルが、前記開口部を塞いでインナーパネルに取付けられてなる車両用ドアにおけるモジュールパネルの取付方法であって、モジュールパネルをドアパネル本体内に挿入する前に、モジュールパネルのアウターパネル側の側面に、前記開口部の周縁部に対応して複数のナットを予め固着しておくと共に、それら複数のナットに複数のボルトを、該ボルトの頭部とモジュールパネルのインナーパネル側の側面との間に隙間を残した仮締め状態でそれぞれ螺合し、モジュールパネルをドアパネル本体内に挿入した後、前記ボルトの、前記隙間に臨む軸部を、前記開口部側に開口してインナーパネルに設けられた係合溝に係合させることで、該モジュールパネルをインナーパネルに仮止めし、そのモジュールパネルの仮止め状態で、仮締め状態の前記ボルトを本締めして該モジュールパネルをインナーパネルに締結するので、部品点数の増加を回避しつつモジュールパネルをインナーパネルに取付けることができ、コスト低減に寄与することができる。
【0058】
また請求項2記載の発明によれば、アウターパネルとともにドアパネル本体を構成するインナーパネルに開口部が設けられ、ドア機能部品が取付けられるモジュールパネルが、前記開口部を塞いでインナーパネルに取付けられる車両用ドアにおけるモジュールパネル仮止め構造において、前記開口部からドアパネル本体内に挿入されたモジュールパネルのアウターパネル側側面には前記開口部の周縁部に対応して複数のナットが固着され、それらのナットにそれぞれ螺合されてモジュールパネルをインナーパネルに締結するための複数のボルトをそれらのボルトの仮締め状態でそれぞれ係合させる係合溝が、前記開口部側に開口してインナーパネルに設けられ、モジュールパネルの上部には、該モジュールパネルを横方向にスライドさせることを可能として前記開口部の上縁部の車室側側面に係合するフックが設けられ、該フックの挿脱を可能として前記開口部の上縁部には切欠きが設けられ、複数の前記係合溝のうち前記開口部の下縁部に配置される係合溝は、フックが切欠きに対応する位置にあるときに仮締め状態にある前記ボルトに対応した位置で上下に延びて前記開口部に開口する縦溝部と、該縦溝部の下端に連なって横方向に延びる横溝部とを有し、フックを前記開口部の上縁部の車室側側面に係合させた状態のモジュールパネルを正規の取付け位置にスライドさせたときに前記ボルトが前記縦溝部から前記横溝部の先端に移動するようにしてL字状に形成されるので、モジュールパネルを、インナーパネルへの正規の位置に容易に案内して仮止めすることができ、モジュールパネルのインナーパネルへの取付けがより一層容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ドアパネルを車室側から見た側面図でる。
【図2】 ウインドガラスが上限位置に在る状態での図1の2−2線に沿うドアパネルの断面図である。
【図3】 図2の3−3線断面図である。
【図4】 モジュールパネルを取外した状態でのドアパネル本体の車室側から見た側面図である。
【図5】 モジュールパネルが収縮状態にあるときのモジュールパネル組立体を車室側から見た側面図である。
【図6】 モジュールパネルが拡張状態にあるときのモジュールパネル組立体を車室側から見た側面図である。
【図7】 モジュールパネルが拡張状態にあるときのモジュールパネル組立体を車室とは反対側から見た側面図である。
【図8】 図5の8−8線拡大断面図である。
【図9】 モジュールパネルを収縮状態にしたときの図1に対応した側面図である。
【図10】 図1の10矢示部拡大図である。
【図11】 図10の11−11線断面図である。
【図12】 図1の12矢示部拡大図である。
【図13】 図12の13−13線断面図である。
【図14】 連結解除状態にある昇降駆動用モータおよびドアロック用モータの側面図である。
【図15】 施・解錠手段およびキーシリンダ錠の連結前の状態を示す斜視図である。
【図16】 施・解錠手段およびキーシリンダ錠が連結された状態での図15に対応した斜視図である。
【符号の説明】
22・・・ドアパネル本体
23・・・モジュールパネル
24・・・アウターパネル
25・・・インナーパネル
27・・・開口部
29・・・ドア機能部品としてのウインドレギュレータ
30・・・ドア機能部品としての昇降駆動用モータ
31・・・ドア機能部品としてのドアロック装置
32・・・ドア機能部品としてのドアロック用モータ
33・・・ドア機能部品としての施・解錠手段
42・・・ナット
45・・・ボルト
46・・・フック
47・・・切欠き
48・・・係合溝
48a・・・縦溝部
48b・・・横溝部

Claims (2)

  1. アウターパネル(24)とともにドアパネル本体(22)を構成するインナーパネル(25)に開口部(27)が設けられ、該開口部(27)から前記ドアパネル本体(22)内に挿入されドア機能部品(29,30,31,32,33)が取付けられるモジュールパネル(23)が、前記開口部(27)を塞いで前記インナーパネル(25)に取付けられてなる車両用ドアにおけるモジュールパネルの取付方法であって、
    前記モジュールパネル(23)を前記ドアパネル本体(22)内に挿入する前に、前記モジュールパネル(23)の前記アウターパネル(24)側側面に前記開口部(27)の周縁部に対応して複数のナット(42)を予め固着しておくと共に、それら複数のナット(42)に複数のボルト(45)を、該ボルト(45)頭部と前記モジュールパネル(23)の前記インナーパネル(25)側の側面との間に隙間を残した仮締め状態でそれぞれ螺
    前記モジュールパネル(23)を前記ドアパネル本体(22)内に挿入した後、前記ボルト(45)の、前記隙間に臨む軸部を、前記開口部(27)側に開口して前記インナーパネル(25)に設けられた係合溝(48)に係合させることで、該モジュールパネル(23)を前記インナーパネル(25)に仮止めし、
    そのモジュールパネル(23)の仮止め状態で、前記仮締め状態の前記ボルト(45)を本締めして該モジュールパネル(23)を前記インナーパネル(25)に締結することを特徴とする車両用ドアにおけるモジュールパネルの取付方法
  2. アウターパネル(24)とともにドアパネル本体(22)を構成するインナーパネル(25)に開口部(27)が設けられ、ドア機能部品(29,30,31,32,33)が取付けられるモジュールパネル(23)が、前記開口部(27)を塞いで前記インナーパネル(25)に取付けられる車両用ドアにおけるモジュールパネル仮止め構造において、
    前記開口部(27)からドアパネル本体(22)内に挿入されたモジュールパネル(23)の前記アウターパネル(24)側側面には前記開口部(27)の周縁部に対応して複数のナット(42)が固着され、それらのナット(42)にそれぞれ螺合されて前記モジュールパネル(23)を前記インナーパネル(25)に締結するための複数のボルト(45)をそれらのボルト(45)の仮締め状態でそれぞれ係合させる係合溝(48)が、前記開口部(27)側に開口して前記インナーパネル(25)に設けられ、
    前記モジュールパネル(23)の上部には、該モジュールパネル(23)を横方向にスライドさせることを可能として前記開口部(27)の上縁部の車室側側面に係合するフック(46)が設けられ、該フック(46)の挿脱を可能として前記開口部(27)の上縁部には切欠き(47)が設けられ、前記複数の係合溝(48)のうち開口部(27)の下縁部に配置される係合溝(48)は、前記フック(46)が前記切欠き(47)に対応する位置にあるときに仮締め状態にある前記ボルト(45)を前記開口部(27)から挿入させることを可能として上下に延びる縦溝部(48a)と、該縦溝部(48a)の下端に連なって横方向に延びる横溝部(48b)とを有し、前記フック(46)を前記開口部(27)の上縁部の車室側側面に係合させた状態の前記モジュールパネル(23)を正規の取付け位置にスライドさせたときに前記ボルト(45)が縦溝部(48a)から横溝部(48b)の先端に移動するようにしてL字状に形成されることを特徴とする車両用ドアにおけるモジュールパネル仮止め構造。
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