JP4572625B2 - モータ - Google Patents

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本発明は、導線を巻回するボビンのフランジ部に、導線の各端部を接続するための端子を一体的に設けてなる端子台を備えたモータに関するものである。
この種のモータとしては、コイルを構成すべく導線を巻回するボビンと、このボビンのフランジ部に一体的に設けられた端子台と、この端子台に一体的に設けられた端子とを備え、導線の各端部を端子に半田付けすると共に、当該端子その他の部材を介して、上記導線を外部のリード線に接続するように構成したものが知られている。
上記モータにおいては、導線の端部を端子に螺旋状にからげた上で、当該導線と端子とを半田付けすることになる。この場合、端子は、機械によってからげる場合も、人手によってからげる場合も、ある程度直線状に長いものであることが好ましい。即ち、端子を直線状に長く形成することによって、導線の端部を端子に巻回することが容易になるので、当該導線の端部を端子に一定の螺旋状にからげることができ、これによって導線と端子とを半田付けによって確実に接続することができる。
ところが、端子が長くなると、当該端子がモータを構成する種々の部材等に接触するおそれが生じることになる。このため、例えば端子を折り曲げることによって、上記接触を避ける等の対策を施すことになるが、この場合には、端子を折り曲げるための工数やスペースが必要になるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、導線の端部と端子とを確実に接続することができると共に、端子の長さを短縮することができるモータを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載のモータは、導線を巻回するボビンのフランジ部に、上記導線の各端部を接続するための端子を一体的に設けてなる端子台を備えたモータであって、上記端子と上記導線の各端部とは、互いに溶融させられることによって接合されていると共に、上記導線は、上記各端部が上記端子台の平面部に沿って交差するように配線された状態で、上記ボビンの胴部に巻回されるようになっており、且つ上記端子台の平面部には、先に上記ボビンの胴部に巻回される上記導線の端部が当該端部を接続する上記端子側から上記胴部に巻回すべく延在するラインに沿って、段状の高低差によって形成された段部が設けられていることを特徴としている。
請求項に記載のモータは、請求項1に記載の発明において、上記端子台は、上記ボビンのフランジ部から半径方向の外方に突出するように形成され、上記各端子は、上記端子台における上記フランジ部が左右に延在する側の各側面部から突出するように設けられていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、端子と導線の端部とが互いに溶融されることによって接合されているので、端子を直線状に長いもので構成した場合でも、当該端子をその先端側から溶融することによって、当該端子の短縮化を図ることができる。即ち、端子を先端側から溶融すると、その先端部がほぼ球状に膨らむように溶融した後、固まることになるので、この溶融によって端子の径が球状に増加した分だけ当該端子の長さを短くすることができる。
また、端子が長い状態のときに当該端子に導線の端部を螺旋状にからげることができるので、機械を用いてからげる場合も、人手によってからげる場合も、導線の端部を端子に容易にからげることができる。よって、導線の端部を端子に常に一定の螺旋状にからげることができるので、導線の端部と端子とを上記溶融によって確実に接続することができる。これにより、導線の端部と端子との接続部の信頼性の向上を図ることができる。
しかも、上記溶融によって端子を短縮することができるので、当該端子に対して例えば折り曲げる等の対策をしなくても、端子がモータにおける種々の部材に接触するのを防止することができる。従って、端子を折り曲げる等の対策の実施をするための工数を低減することができる。また、端子を折り曲げるためのスペースをモータ内に設ける必要がなくなるので、モータの小型化を図ることができる。
また、鉛を含有する半田を使用する必要がなくなるので、鉛による環境汚染を防止する効果がある。
さらに、導線の各端部を交差するように配線することによって、導線がボビンの胴部に巻きやすくなると共に、当該導線を胴部に巻回することが可能な有効長さを増大させることができる。
そして、先に胴部に巻回される導線の一方の端部は平面部における段部に沿う低い面側に配線することができるので、胴部に巻回した後の他方の端部は段部における高い面側から低い面側に向かって一方の端部の上側に配線することができる。従って、互いに交差すべく配線された導線の一方の端部と他方の端部とが接触するのを避けることができるので、その交差部における導線の被覆が振動等によって擦れて剥がれ、当該導線の各端部が通電状態になるのを確実に防止することができる。
請求項に記載の発明によれば、各端子が端子台におけるボビンのフランジ部が左右に延在する側の各側面部から突出するように形成されているので、ボビンに おける中心軸を挟んだ左右から導線の各端部を各端子に螺旋状にからげることができる。従って、機械を用いる場合にも、人手による場合にも、導線の端部を端子に容易にからげることができる。よって、生産能率の向上を図ることができる。
しかも、各端子が左右に充分に離れた状態になるので、各端子と導線の各端部とを溶融させる作業、例えば電気溶接の作業が極めて簡単になるという利点がある。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての一の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
この本実施の形態のモータは、図1〜図5に示すように、ステッピングモータによって構成されたものであり、ロータ1と、このロータ1の周囲を囲むように設置されたステータ2と、このステータ2の周囲を囲むように設けられたケーシング3とを備えた構成になっている。
ロータ1は、図2に示すように、円筒状に形成された外周面の周方向に磁極が交互に配設された多極着磁部11と、この多極着磁部11の軸心部を貫通すべく当該多極着磁部11に一体的に連結された回転軸12とを備えた構成になっている。
ステータ2は、2対のステータコア21と、各1対のステータコア21の外周側に設けられたボビン22とを備えた構成になっている。
ステータコア21は、中空円盤状のフランジ部21aと、このフランジ部21aの内周縁から軸方向に屈曲された複数の極歯21bとによって一体的に形成されている。そして、極歯21bを互いに噛み合わせることによって同軸状に配置された1対のステータコア21が構成されるようになっている。また、各1対のステータコア21は、フランジ部21aを背中合わせにした状態で同軸状に設置されるようになっている。
このように設置される2対のステータコア21は、金型内にインサートされた後、当該各ステータコア21の周囲に充填すべく成形される樹脂成形体23によって一体的に連結されるようになっている。なお、各ステータコア21の極歯21bは、その内周面が樹脂成形体23に対して露出した状態になっていると共に、ロータ1における多極着磁部11の外周面に近接した状態となるように構成されている。
ボビン22は、樹脂成形体23の一部によって形成されたものであり、各1対のステータコア21の極歯21bの外周面に沿って円筒状に形成された胴部22aと、各1対のステータコア21のフランジ部21aにおける対向する各面に沿って形成されたフランジ部22bとによって一体的に形成されている。また、フランジ部22bの外周縁は、胴部22aと同軸状の円形状に形成されている。そして、一方の1対のステータコア21に対応すべく設けられた一方のボビン22と、他方の1対のステータコア21に対応すべく設けられた他方のボビン22とが背中合わせの状態で同軸状に配置されるようになっている。
また、一方のボビン22と他方のボビン22との連結部には、当該一方及び他方のボビン22のフランジ部22bと一体的に形成された第1の端子台(端子台)241が設けられている。更に、各ボビン22における軸方向の最も基端側に位置するフランジ部22bには、当該フランジ部22bと一体的に形成された第2の端子台(端子台)242が設けられている。
第1及び第2の端子台241、242は、図3に示すように、樹脂成形体23の一部によってほぼ同一の形状に形成されたものであり、各ボビン22のフランジ部22bから半径方向の外方に矩形状の板状に突出すべく形成されている。そして、第1及び第2の端子台241、242は、胴部22aの軸方向に対して直交する方向を向く各面がフランジ部22bの表面と同一面状に形成された平面部24aとなっている。また、第1及び第2の端子台241、242は、フランジ部22bの外周縁が周方向に左右に延在する側の各面が互いに平行に形成された側面部24bとなっている。更に、第1及び第2の端子台241、242は、ボビン22の半径方向の外方に位置する面が当該半径方向に対して直交する先端面部24cとなっている。
また、平面部24aは、ボビン22の中心から半径方向に延びる直線に対して左右対称に形成されている。
そして、第1及び第2の端子台241、242には、図1〜3に示すように、それぞれ線状導電部材25が2本ずつ一体的に設けられている。線状導電部材25は、銅や銅合金等の電気抵抗の小さな金属材料によって構成され、断面が四角形状に形成されたものであり、一端部が側面部24bから突出して端子25aとなっており、また第1又は第2の端子台241、242内で直角に屈曲し、その他端側が先端面部24cから突出するようになっている。
第1の端子台241に設けられた2本の線状導電部材25は、図5に示すように、先端面部24cの左右の幅方向の外側寄りの位置に配置され、第2の端子台242に設けられた2本の線状導電部材25は、先端面部24cの左右の幅方向の内側寄りの位置に配置されている。そして、これにより、各4本の線状導電部材25は、図3に示すように、ボビン22の軸方向の一端側から見た場合に、先端面部24cに直交すると共に、当該先端面部24cから等間隔に突出するように設けられたものとなっている。一方、各端子25aは、ボビン22の軸方向の一端側から見た場合に、各側面部24bから当該側面部24bに直交して左右の横方向に突出するように設けられたものとなっている。
また、各線状導電部材25は、図2に示すように、各先端面部24cから上方に突出した後、ボビン22の軸方向の先端側に向けて直角に屈曲され、更に上方に直角に屈曲されることによって、他端部が一列状に配置されている。そして、この一列状に配置された他端部が他のコネクタ(図示せず)に接続することが可能な形状に形成されたコネクタピン25bとなっている。また、各線状導電部材25は、後述するアーク溶接のための一方の電極に接続されるようにもなっている。この場合、コネクタピン25bがアーク溶接の電極に接続するためのコネクタピンとして機能するようになっている。
一方、各ボビン22に巻回される導線26は、各端部26a、26bが第1又は第2の端子台241、242の平面部24aに沿って交差するように配線された状態で、一方の端部26aが一方の端子25aに螺旋状に巻回された上でアーク溶接(電気溶接)され、他方の端部26bが他方の端子25aに螺旋状に巻回された上でアーク溶接されるようになっていると共に、中間部の全体がボビン22の胴部22aに巻回されるようになっている。
そして、各端子台241、242の平面部24a及びフランジ部22bの表面部には、図3及び図4に示すように、先にボビン22の胴部22aに巻回される導線26の一方の端部26aが一方の端子25a側から胴部22aに巻回すべく延在するラインに沿って、段状の高低差によって形成された段部24dが設けられている。この場合、平面部24a及びフランジ部22bの表面部は、段部24dを境にして胴部22a側の面が高く、先端面部24c側の面が低く形成されている。また、段部24dは、高低の各面に対して直角な面に形成されていると共に、その高さが導線26の直径を超える寸法に設定されている。
また、樹脂成形体23は、図2に示すように、2対のステータコア21の基端側の端部を覆うように形成されていると共に、この部分に、ステータコア21と同軸状に形成された貫通孔23aが形成されている。そして、この貫通孔23aには、回転軸12における多極着磁部11の基端側の部分を回転自在に支持する第1の軸受27が設けられている。
ケーシング3は、ステータ2の外周及び軸方向の先端側を覆う第1のケース31と、ステータ2の軸方向の基端側を覆う第2のケース32によって構成されている。これらの第1のケース31と第2のケース32とは、加締めによって連結されるようになっている。
また、第1のケース31は、ステータ2の外周を囲む円筒部31aと、ステータ2の先端面を覆う円板部31bとによって一体に形成されている。円筒部31aは、図3に示すように、ボビン22のフランジ部22bから半径方向の外方に露出する各フランジ部21aの円形状の外周面に嵌合すると共に、当該各フランジ部21aの外周面に形成された各凹部21cに当該円筒部31aの一部を没入させるべく加締めることにより、当該円筒部31aの内周面を各フランジ部21aの外周面に密着させるようになっている。これにより、4つの各ステータコア21と円筒部31aからなるヨークの磁束漏れを低減するようになっている。更に、円筒部31aには、各第1及び第2の端子台241、242をケーシング3内から外に突出させるための開口部31cが形成されている。
なお、ステータ2の各フランジ部21aを円筒部31a内に圧入することによって、円筒部31aの内周面を各フランジ部21aの外周面に密着させるように構成してもよい。この場合には、フランジ部21aの外周面の径と円筒部31aの内周面の径とは、それぞれ、互いに圧入によって嵌合する寸法に形成されることになる。また、この場合には、上述した加締めのための凹部21cが不要になる。ただし、圧入力を低減するために当該凹部21cを設けておいてもよい。
一方、円板部31bの軸心部には、図2に示すように、回転軸12における多極着磁部11の先端側の部分を回転自在に支持する第2の軸受33が設けられている。
また、図5において、24eは、側面部24b及び先端面部24cに形成された凹状の溝である。
上記のように構成されるモータにおいては、各端子25aと導線26の各端部26a、26bとが互いにアーク溶接によって接合されているので、端子25aを直線状に長いもので構成した場合でも、当該端子25aをその先端側からアーク溶接することによって、当該端子25aの短縮化を図ることができる。即ち、端子25aを先端側からアーク溶接によって溶融すると、その先端部26a、26bがほぼ球状に膨らむように溶融した後、固まることになるので、この溶融によって端子25aの径が球状に増加した分だけ当該端子25aの長さを短くすることができる。なお、溶融によって球状に膨らんだ溶融固化部を図において符号25cで示す。
また、各端子25aが長い状態のときに、当該各端子25aに導線26の各端部26a、26bを螺旋状にからげることができるので、機械を用いてからげる場合も、手作業によってからげる場合も、導線26の各端部26a、26bを各端子25aに容易にからげることができる。よって、導線26の各端部26a、26bを各端子25aに常に一定の螺旋状にからげることができるので、導線26の各端部26a、26bと各端子25aとをアーク溶接によって確実に接続することができる。また、これにより、導線26の各端部26a、26bと各端子25aとの接続部の信頼性の向上を図ることができる。
しかも、アーク溶接によって端子25aを短縮することができるので、当該端子25aを例えば折り曲げるような対策を施すことなく、当該端子25aがモータにおけるケーシング3その他の部材等に接触するのを防止することができる。従って、端子25aを折り曲げる等の対策のための工数を低減することができる。しかも、端子25aを折り曲げるためのスペースをモータに設ける必要がないので、当該モータの小型化を図ることができる。
更に、鉛を含有する半田を使用する必要がなくなるので、鉛による環境汚染を防止する効果がある。
また、一端部を端子25aとして構成する線状導電部材25がアーク溶接のための一方の電極に接続されるようになっていると共に、当該線状導電部材25の他端部がコネクタピン25bになっているので、アーク溶接によって各端子25aと導線26の各端部26a、26bとを簡単に接合することができる。しかも、線状導電部材25の他端部をコネクタピン25bとしてそのまま利用することができるという利点がある。
更に、導線26の各端部26a、26bを交差するように配線することによって、導線26がボビン22の胴部22aに巻きやすくなると共に、当該導線26を胴部22aに巻回することが可能な有効長さを増大させることができる。
そして、図4に示すように、先に胴部22aに巻回される導線26の一方の端部26aは平面部24aにおける段部24dに沿う低い面側に配線することができるので、胴部22aに巻回した後の他方の端部26bは段部24dにおける高い面側から低い面側に向かって一方の端部26aの上側に配線することができる。従って、互いに交差すべく配線された導線26の一方の端部26aと他方の端部26bとが接触するのを避けることができるので、その交差部における導線26の被覆が振動等によって擦れて剥がれ、当該導線26の各端部26a、26bが通電された状態になるのを確実に防止することができる。
また、各端子25aが第1及び第2の端子台241、242における各側面部24bから突出するように形成されているので、ボビン22における中心軸を挟んだ左右から各端子25aに導線26の各端部26a、26bを螺旋状に巻回すべくからげることができる。従って、機械を用いる場合にも、人手による場合にも、導線26の各端部26a、26bを各端子25aに容易にからげることができる。よって、生産能率の向上を図ることができる。
しかも、各端子25aが左右に充分に離れた状態になるので、各端子25aと導線26の各端部26a、26bとをアーク溶接する作業が極めて簡単になる。
更に、線状導電部材25が第1及び第2の端子台241、242における半径方向の外方の先端面部24cから突出し、その他端部のコネクタピン25bが外部のコネクタとの接続が可能な形状に形成されているので、そのまま外部のコネクタに接続することができる。
なお、上記実施の形態においては、線状導電部材25の他端側を、先端面部24cから上方に突出させた後、ボビン22の軸方向の先端側に向けて直角に屈曲させ、更に上方に直角に屈曲させることによって、その最先端側の部分(他端部)をコネクタピン25bとして構成したが、このコネクタピン25bは、図6に示すように、コネクタピン25bの基端側の部分から直線状に延在するように形成したものでもよく、また図7に示すように、コネクタピン25bの基端側の部分に対して直角以外の角度で傾斜すべく形成したものであってもよい。また、コネクタピン25bは、図8に示すように、先端面部24cから当該先端面部24cに直交して上方に立ち上がるように形成したものであってもよい。
また、各コネクタピン25bの先端を直線状に一列に配列するように構成したが、例えばコネクタピン25bを先端視した状態において、当該各コネクタピン25bの先端を二列の千鳥状に配列するように構成してもよい。この場合には、各コネクタピン25bの間隔を充分にとりながら、当該コネクタピン25bを備えてなるコネクタの小型化を図ることができ、ひいてはモータの小型化を図ることができる。
更に、電気溶接の一例としてアーク溶接を用いた例を示したが、このアーク溶接以外の例えばプラズマ溶接、電子ビーム溶接、抵抗溶接等を用いてもよい。これらの電気溶接の場合も、線状導電部材25に溶接用の電極を接続することにより、当該電気溶接を能率よく実施することができる。
本発明の一実施の形態として示したモータの正面図である。 同モータの断面図である。 同モータを示す図であって、図2のIII−III線に沿う断面図である。 同モータの要部断面図である。 同モータの平面図である。 同モータにおけるコネクタピンの第1の他の例を示す側面図である。 同モータにおけるコネクタピンの第2の他の例を示す側面図である。 同モータにおけるコネクタピンの第3の他の例を示す側面図である。
符号の説明
22 ボビン
22a 胴部
22b フランジ部
24a 平面部
24b 側面部
24c 先端面部
24d 段部
25 線状導電部材
25a 端子
25b コネクタピン
26 導線
26a、26b 端部
241 第1の端子台(端子台)
242 第2の端子台(端子台)

Claims (2)

  1. 導線を巻回するボビンのフランジ部に、上記導線の各端部を接続するための端子を一体的に設けてなる端子台を備えたモータであって、
    上記端子と上記導線の各端部とは、互いに溶融させられることによって接合されていると共に、
    上記導線は、上記各端部が上記端子台の平面部に沿って交差するように配線された状態で、上記ボビンの胴部に巻回されるようになっており、
    且つ上記端子台の平面部には、先に上記ボビンの胴部に巻回される上記導線の端部が、該導線の端部を接続する上記端子から上記ボビンの胴部に巻回すべく延在するラインに沿って、段状の高低差によって形成された段部が設けられていることを特徴とするモータ。
  2. 上記端子台は、上記ボビンのフランジ部から半径方向の外方に突出するように形成され、
    上記各端子は、上記端子台における上記フランジ部が左右に延在する側の各側面部から突出するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
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