JP4570994B2 - 入浴用車椅子 - Google Patents

入浴用車椅子 Download PDF

Info

Publication number
JP4570994B2
JP4570994B2 JP2005077012A JP2005077012A JP4570994B2 JP 4570994 B2 JP4570994 B2 JP 4570994B2 JP 2005077012 A JP2005077012 A JP 2005077012A JP 2005077012 A JP2005077012 A JP 2005077012A JP 4570994 B2 JP4570994 B2 JP 4570994B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chair
bathing
carriage
chair portion
wheelchair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005077012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006255165A (ja
Inventor
豊功 武田
陽一 大倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakai Medical Co Ltd
Original Assignee
Sakai Medical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sakai Medical Co Ltd filed Critical Sakai Medical Co Ltd
Priority to JP2005077012A priority Critical patent/JP4570994B2/ja
Publication of JP2006255165A publication Critical patent/JP2006255165A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4570994B2 publication Critical patent/JP4570994B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

本発明は、主に体が不自由で介助が必要な入浴者(以下、要介助者と記す。)を着座させたまま入浴させる際に用いる分離型の入浴用車椅子に関する。
一般に、車椅子に着座した要介助者を入浴させる際に、要介助者を着座させたまま浴槽や洗浄台等の入浴装置に移動させるため、分離型の入浴用車椅子が使用される。この入浴用車椅子は、下部にキャスターが設けられて上部にレールが二列平行に付設されている台車と、下部にレール上を走行するための車輪が設けられて前後または左右に移動可能になっている椅子部とからなるものであり、台車と椅子部とが分離できる構成からなっている。一方、入浴用車椅子に対応する入浴装置には、台車に付設されたレールと同じ間隔で配列された2本のレールが設けられている。
上記した入浴用車椅子および入浴用装置を用いて要介助者を入浴させるには、まず、入浴用車椅子を、浴槽や洗浄台等の入浴装置に横付けし、台車上のレールと入浴装置に付設されたレールとが同軸上になるように位置合わせする。そして、台車および入浴装置のレールに沿って椅子部ごと要介助者を台車上から入浴装置上へ移動させる。また、入浴後は、台車および入浴装置のレールに沿って椅子部ごと要介助者を入浴装置上から台車上へ移動させる。
従来の分離型の入浴用車椅子には、椅子部が台車のレールの上を不用意に移動すると要介助者を乗せたまま椅子部が台車上から転落する虞があるという問題に鑑みて、椅子部を台車上の正規の位置で固定するロック機構が備えられている。これによって、椅子部が台車のレールの上を不用意に移動するのを規制することができる。このロック機構は、台車側に備えられた上下動可能な係止ピンを椅子部の一部に形成された孔に下から挿入させることで椅子部の移動を係止するものである。係止ピンは、リンク機構を介して解除レバーに繋げられており、介助者等が解除バーを操作することで係合ピンが下降し、椅子部のロック状態は解除される(例えば、特許文献1参照。)。
上記した従来の入浴用車椅子では、安全性は確保されているが、台車が入浴装置に対して正規の位置に配置されていない場合にも、ロック機構が解除され得る構造であるため、ロック機構を解除して椅子部を台車上から入浴装置に移す際、介助者は、台車が入浴装置に対して正規の位置にあることを相当の注意をもって確認しなければならないという問題がある。そこで、近年では、上記問題点を鑑み、上記したロック機構(第1のロック機構)に加えて、台車が入浴装置に対して正規の位置になければ解除されないロック機構(第2のロック機構)が備えられた入浴用車椅子が提案されている。この第2のロック機構は、椅子部に付設された被係止板を、台車側に備えられた上下動可能な係止ピンに係止させることで椅子部の移動を係止するものである。係止ピンは、リンク機構を介して解除レバーに繋げられており、台車が入浴装置に対して正規の位置に配置されると、解除レバーの先端部が入浴装置の一部に当接し、解除レバーが押されて係止ピンが下降し、第2のロック機構は解除される(例えば、特許文献2参照。)。
特開平5−123362号公報 (第3頁、第1図) 特開2004−154241号公報
しかしながら、上記した前者の従来の入浴用車椅子では、上述したとおり、入浴用車椅子を入浴装置の横にセットし、椅子部を台車上から入浴装置に移す際、介助者は、台車が入浴装置に対して正規の位置にあることを相当の注意をもって確認しなければならないという問題がある。
また、上記した双方の従来の入浴用車椅子では、上記した従来の入浴用車椅子では、入浴後に、要介助者を乗せた椅子部を入浴装置上から台車上に戻す際、介助者は、椅子部を台車上におおよそ引き戻すだけでなく、確実にロックされたことを確認した後に、入浴用車椅子を入浴装置から離さなければならず、作業スピードを向上させることが難しいという問題がある。これは、介助者が作業を急ぐあまり、椅子部を台車上に完全に戻さず、ロック機構でロックされる前に入浴用車椅子を入浴装置から離してしまうと、介助者がロックされていないことに気づかず、椅子部が台車上から転落する虞があるためである。
また、上記した後者の従来の入浴用車椅子では、椅子部が台車上に完全に戻し終える前に入浴用車椅子を入浴装置から離してしまうと、係止ピンが上昇して被係止板の裏面が係止ピンに係止されるため、椅子部を完全な戻し位置(第1のロック機構でロックすることができる位置)まで戻すことができなくなり、入浴用車椅子を再度入浴装置の横にセットし直すか、或いは第2のロック機構の解除レバーを手で解除するなどしなければならない。したがって、介助者が作業を急ぎ、椅子部が不完全な状態で台車上に載せられると、やり直し作業や余計な作業が必要となり、作業効率が悪くなるという問題が存在する。
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、椅子部の脱線や転落を防止して安全性を向上させるとともに、椅子部の載せ替え作業の作業効率を向上させ、作業スピードを向上させることができる入浴用車椅子を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、複数のキャスターを有する台車の上に、該台車に対して水平方向にスライド可能であって前記台車と分離可能な椅子部が配置されてなり、前記台車が入浴者を前記椅子部に乗せたまま入浴させる入浴装置に対して正規の位置に配置された状態で、前記椅子部が前記台車と入浴装置との間で移動される入浴用車椅子において、前記椅子部を台車上の正規載置位置で解除可能に連結するロック機構と、前記椅子部を台車上で前記正規載置位置から分離方向に所定距離移動した係合位置に係止可能な係合部材と、
前記台車が前記入浴装置に対して正規の位置に配置されておらず且つ前記椅子部が台車上で前記係合位置より正規載置位置側にある移動不可状態では、前記台車上にある前記椅子部の分離方向へのスライドを前記係合部材によって規制し、前記台車が前記入浴装置に対して正規の位置に配置された移動可能状態では、前記係合部材による前記椅子部の分離方向へのスライド規制を解除する安全機構と、が備えられ、該安全機構は、前記移動不可状態での分離方向と反対の戻り方向への前記係合部材を越える前記椅子部のスライドを許容する構成からなることを特徴としている。
このような特徴により、台車が入浴装置に対して正規の位置に配置されておらず且つ前記椅子部が台車上で前記係合位置より正規載置位置側にある移動不可状態のとき、安全機構が、椅子部の分離方向へのスライドを規制する一方で、椅子部の戻り方向へのスライドを許容するため、台車上からの椅子部の転落が防止されるとともに、不完全な状態で台車上に載せられた椅子部を、安全機構により規制されることなく、完全に引き戻すことが可能となる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の入浴用車椅子において、前記安全機構は、前記台車上における前記椅子部の正規載置位置から分離方向側にずらされ、且つ、入浴者を着座させた状態における該椅子部の仮想重心線が分離方向側の最外側にあるキャスターの仮想重心線よりも戻り方向側になる位置で、分離方向へスライドする前記椅子部を係止するものであることを特徴としている。
このような特徴により、台車上における椅子部のスライド範囲のうち、椅子部の正規載置位置と安全機構によって分離方向へスライドする椅子部を係止する係止位置との間には、椅子部が係止位置よりも分離方向側にスライドすることがなく、椅子部の台車上からの転落が防止される安全圏が形成される。また、椅子部の係止位置は、入浴者を着座させた状態における椅子部の仮想重心線が分離方向側の最外側にあるキャスターの仮想重心線よりも戻り方向側になる位置であるため、椅子部が係止位置に配置されたときに、椅子部は、台車上に安定した状態で載置され、バランスを崩して転倒することがない。
また、安全機構には、前記移動不可状態では、係合位置に配置されて分離方向へスライドする前記椅子部を係止させ、前記移動可能状態では、前記椅子部と係合しない非係合位置に配置されて前記椅子部の分離方向および戻り方向へのスライドをそれぞれ許容する係合部材が備えられ、該係合部材は、少なくとも前記係合位置に配置された状態で、戻り方向側へ回動自在になっており、前記移動不可状態での前記椅子部の戻り方向への係合部材を越えるスライドは許容されることを特徴としている。
このような特徴により、移動不可状態では、台車上にある椅子部の分離方向へのスライドを規制する一方で、分離方向と反対の戻り方向への椅子部のスライドを許容し、移動可能状態では、椅子部の分離方向へのスライド規制を解除する安全機構が実現される。
本発明に係る入浴用車椅子によれば、台車が入浴装置に対して正規の位置に配置されておらず且つ椅子部が台車上で前記係合位置より正規載置位置側にある移動不可状態では、椅子部が台車から分離されることはなく、台車上からの椅子部の転落を防止することができる。また、椅子部を台車上の正規の載置位置まで戻し終える前に入浴用車椅子を入浴装置から離してしまった場合でも、椅子部の係合部材を越える戻り方向のスライドは許容されているため、そのまま椅子部を正規の載置位置まで引き戻すことが可能である。よって、入浴用車椅子を入浴装置に対して正規の位置に配置し直す等のやり直し作業を行う必要がなく、椅子部の載せ替え作業の作業効率が向上し、作業スピードを速くすることができる。

また、椅子部の正規載置位置から分離方向側にずらされた位置で椅子部を係止する安全機構とすることで、椅子部を係止する位置と正規載置位置との間に椅子部の転落が防止される安全圏が形成される。したがって、椅子部を引き戻す際、台車上における正規の載置位置の手前に安全圏があることになり、椅子部を完全に引き戻さなくても、椅子部が少なくとも安全圏内に入っていれば、安全機構によって椅子部が台車上から転落することを回避することができる。これによって、椅子部の乗せ替え作業を急いだ場合でも安全性を確保することができる。また、椅子部の正規載置位置から分離方向側にずらされた位置で椅子部を係止する場合は、椅子部の仮想重心線が分離方向側の最外側にあるキャスターの仮想重心線よりも戻り方向側になる範囲内にある位置になるようにすることで、椅子部が分離方向側に寄ったときに、バランスを崩して転倒することを防止することができ、安全性を向上させることができる。
以下、本発明に係る入浴用車椅子の実施の形態について、図面に基いて説明する。
図1は要介助者を入浴させるためのリフト式入浴装置の入浴用受け台1を表す図である。
図1に示すように、入浴用受け台1の上面には矩形の水平基盤2が設けられており、この水平基盤2の上面には、入浴用受け台1の側方から浴槽3内に向かって延在する第1のレール4が二列平行に配設されている。また、入浴用受け台1の前面1aには、水平方向に間隔をあけて設けられた2つの台車ガイド部5a,5bと、2つの台車ガイド部5a,5b間にそれぞれ配置された台車連結部6およびロッド当接部7とが突設されている。
台車連結部6は、上端側の角が斜めにきられた箱状の部材であり、台車連結部6の上面には、鉛直方向に延在する連結孔6aが形成されており、台車連結部6の前面から連結孔6aにかけて案内部6bが形成されている。
図2は要介助者を着座させたまま入浴させるための分離型の入浴用車椅子10を表す図である。なお、本実施の形態では、図2における左側を入浴用車椅子10の前側とし、図2における右側を入浴用車椅子10の後側とし、前後方向(図2おける左右方向)に直交する水平方向を入浴用車椅子10の幅方向とする。また、本実施の形態では、後述する分離方向Lは前側方向(図2おける右側から左側に向かう方向)を意味し、戻り方向Mは後側方向(図2おける右側から左側に向かう方向)を意味する。
図2に示すように、入浴用車椅子10は、床面F上を走行可能な台車11と、台車11に対して水平方向にスライド可能であって台車11と分離可能な椅子部12と、椅子部12の台車11上からの転落を防止する安全機構13と、台車11と椅子部12を連結するロック機構14とから構成されている。
台車11は、四角形状の台車フレーム15と、台車フレーム15の下端四隅にそれぞれ設けられた複数のキャスター16と、椅子部12を移動可能に支持する2本の第2のレール17と、台車11と入浴用受け台1を連結する連結手段18とから構成されている。
台車フレーム15は、四角状に配置された4本の脚部19a,19bが、前後方向および幅方向に延在するつなぎパイプ20で連結され、且つ前後方向に延在する2本のつなぎパイプ20間に横架材21が架設された構成からなる。また、2本の前側脚部19aの上端間および2本の後側脚部19bの上端間には、2本の第2のレール17をそれぞれ支持するためのレール架台22がそれぞれ架設されている。また、2本の前側の脚部19aには、図1に示す入浴用車椅子10を入浴用受け台1に隣接させる際に、入浴用受け台1の側面に設けられた台車ガイド部5a,5bにそれぞれ突き当たって、両者の相対的な位置決めを行う円盤状の位置決め部材23が取り付けられている。
キャスター16は、4本の脚部19a,19bの下端にそれぞれ取り付けられている。2本の第2のレール17は、幅方向にそれぞれ延在する2本のレール架台22間にそれぞれ架設されており、入浴用車椅子10の前後方向にそれぞれ延在されている。また、2本の第2のレール17は、図1に示す入浴用受け台1に備えられた2本の第1のレール4と同じ間隔で設けられており、台車11が入浴用受け台1に対して正規の位置に配置された状態では、第1のレール4と第2のレール17とが同一直線上に配置される。
また、台車11の後側端部には、椅子部12が後方に脱線しないように、戻り方向へスライドする椅子部12を係止する図示せぬ係止部が設けられている。
連結手段18は、前後方向に延在するロッド24と、ロッド24の前端に付設されているとともに図1に示す連結孔6aの中に挿嵌される挿入ピン25と、ロッド24の後端に付設されたペダル26とから構成されている。ロッド24は、横架材21の中央部に垂設されたブラケット27に鉛直方向に回転自在に一点支持されている。挿入ピン25は、台車11が図1に示す入浴用受け台1の前面に横付けされる際に、図1に示す台車連結部6に当接され、台車連結部6の案内部6b上を摺動して連結孔6aの中に挿入される。また、挿入ピン25は、ペダル26を踏むことで上昇して連結孔6aから抜き出される。
椅子部12は、平面視四角形状に形成された椅子フレーム30上に椅子本体31が取り付けられた構造になっている。椅子フレーム30には、幅方向に延在するアングル材からなる横架材30bが備えられており、この横架材30bの前側の側面(前側に向けられた面)の一部が後述する係合部材41に当接される被係合面30aとなる。また、椅子フレーム30には、二列平行に設けられた第1,第2のレール4,17上を走行する複数の車輪32が二列にそれぞれ取り付けられており、椅子フレーム30は車輪32によって移動可能に支持されている。椅子部12は、車輪32によって第1,第2のレール4,17上をスライド可能であり、椅子部12は、前方向にスライドすることで台車11と分離され、また、後方向にスライドすることで台車11上の正規載置位置X(図2に示す位置)に戻される。なお、椅子部12は、図示せぬ前記係止部によって正規載置位置Xよりも後方にスライドされることはない。
安全機構13は、台車11が図1に示す入浴用受け台1に対して正規の位置に配置されていない移動不可状態では、台車11上にある椅子部12の分離方向L(前側方向)へのスライドを規制するとともに、分離方向Lと反対の戻り方向M(後側方向)への椅子部12のスライドを許容し、また、台車11が入浴用受け台1に対して正規の位置に配置された移動可能状態では、椅子部12の分離方向Lへのスライド規制を解除するものである。
図3は安全機構13を表した拡大断面図であり、図4は安全機構13を表した平面図である。図3,図4に示すように、安全機構13の具体的構成としては、台車フレーム15に付設された基台40と、基台40に鉛直方向に回転可能に取り付けられて椅子部12の椅子フレーム30に形成された被係合面30aに当接される係合位置Aから分離方向L側(図3に示す黒塗り矢印方向)および戻り方向M側(図3に示す白抜き矢印方向)にそれぞれ回動可能な係合部材41と、前後方向に延在して台車11の前端面から突出されて且つ軸方向に往復移動可能なロッド部材42と、係合部材41を分離方向L側に付勢する第1の付勢部材43と、ロッド部材42を前方向に付勢する第2の付勢部材44とから構成されている。
基台40は、前後端が台車フレーム15にボルト固定された前後方向に延在する板材からなる台座45と、台座45上に溶接固定され、前後方向にそれぞれ延在して幅方向に間隔をあけて並べられた平行する2枚の保持板46とから構成されている。2枚の保持板46には前後方向に延在する長孔46aがそれぞれ形成されている。
係合部材41は、移動不可状態では前後方向に延在する下端部41aと、下端部41aの後端から上方向に延在する上端部41bとからなるL字形状(図3では反転L字形状)の板材である。係合部材41の下端部41aは保持板46間に配置されており、下端部41aの後端は保持板46に鉛直方向に回転可能に取り付けられ、係合部材41の回転支点は下端部41aの後端に形成されている。係合部材41の上端部41bには、椅子フレーム30に形成された被係合面30aに当接する係合面41cが形成されている。係合面41cは、移動不可状態では、後側に向けられており、被係合面30aと対向する面となっている。
ロッド部材42は、前端(先端)が図2に示す入浴用受け台1の前面1aに付設されたロッド当接部7に当接する棒部47と、棒部47の後端(基端)に接合された平面視U字形状の二叉部48と、二叉部48間に架設されたピン部49とから構成されている。棒部47は、基台40前側部上面に付設されて前後方向に延在する孔を有する支持部材50内に前後移動可能に緩挿されている。二叉部48は、2枚の保持板46を外側から挟み込む構成となっている。ピン部49は、幅方向に延在するロッド状の部材であり、両端が保持板46に形成された長孔46a内にそれぞれ挿通され、前後方向に移動可能となっている。また、ピン部49は、移動不可状態における係合部材41の分離方向L側への回動を規制するものであり、ピン部49の中間部上面には、係合部材41の下端部41aが当接されている。
第1の付勢部材43は、係合位置Aにある係合部材41を分離方向L側に引き寄せて分離方向L側に回動させる例えばスプリング等からなり、一端(前端)が、2枚の保持板46から前方に突設された平面視U字形状のブラケット51に取り付けられ、他端(後端)が、係合部材41の上端部41bに取り付けられている。
第2の付勢部材44は、移動不可状態におけるロッド部材42を前方に引き寄せて前方に移動させる例えばスプリング等からなり、一端(前端)が支持部材50上端に取り付けられており、他端(後端)が二叉部48に取り付けられている。
図5は移動不可状態における入浴用車椅子10の状態を表した図である。図5に示すように、安全機構13は、分離方向Lへスライドする椅子部12が所定の係止位置Yまできたところで係止するものである。なお、ここでいう「位置」とは、椅子部12の台車11に対する相対的な位置関係を意味する。
上記した椅子部12の係止位置Yは、台車11上における椅子部12の正規載置位置Xから分離方向L側にずらされ、且つ、要介助者を着座させた状態における椅子部12の仮想重心線G1が分離方向L側の最外側にあるキャスター16aの仮想重心線G2よりも戻り方向M側(内側)になる位置である。本実施の形態では、前側のキャスター16aが分離方向L側の最外側になる。
また、椅子部12の係止位置Yは、台車11上の椅子部12が正規載置位置Xに載置されていない事実を介助者が認知できる位置範囲と前記事実を介助者が認知できない位置範囲との境界位置であることが望ましく、少なくとも、台車11上の椅子部12が正規載置位置Xに載置されていない事実を介助者が当然に認知できる範囲内の位置である。つまり、安全機構13は、台車11上の椅子部12が不完全に載置されている場合に、その不具合を介助者が認知できず不完全に載置された椅子部12が正規載置位置Xにあるものと誤認する虞のある位置で、椅子部12を係止するものではなく、少なくとも、台車11上の椅子部12が正規載置位置Xに載置されていない事実を介助者が当然に認知できる位置で、椅子部12を係止するものである。具体的には、椅子部12の係止位置Yは、正規載置位置Xからキャスター16aの仮想重心線G2の間にある。
また、図3,図4,図5に示すように、移動不可状態になると、ロッド部材42は第2の付勢部材44によって前方に付勢され、ピン部材49は長孔46aの前端に配置される。そして、第1の付勢部材43によって付勢された係合部材41の分離方向L側への回動は、上記ピン部材49によって係止され、係合部材41は係合位置Aに配置される。
このとき、椅子部12が台車11上における係止位置Yよりも戻り方向M側にある場合、椅子部12が分離方向Lにスライドされると、係合位置Aにある係合部材41の係合面41cが椅子フレーム30に形成された被係合面30aに当接され、椅子部12は係合部材41に係止され、椅子部12の分離方向Lへのスライドは規制される。一方、椅子部12が台車11上における係止位置Yよりも分離方向L側にある場合、椅子部12が戻り方向Mにスライドされると、係合部材41の上端部41bが椅子部12の一部に押圧されて係合部材41は戻り方向M側に倒され、椅子部12の戻り方向Mへのスライドは許容される。なお、係合面41cあるいは被係合面30aのうち、いずれか一方のスライド方向(前後方向)の位置を調節することで、椅子部12の分離方向Lへのスライドを係止する位置は調整される。
図6は移動可能状態における入浴用車椅子10の状態を表した図である。図3,図4,図6に示すように、移動可能状態では、棒部47の先端がロッド当接部7に当接されてロッド部材42が第2の付勢部材44に抵抗して後方に移動し、ピン部材49が長孔46aの後端に配置される。ピン部材49が長孔46aの後端に配置されると、係合部材41の分離方向L側への回動規制が解除され、係合部材41は、第1の付勢部材43によって付勢されて分離方向L側に回動され、非係合位置Bに配置され、椅子部12の分離方向Lへのスライド規制が解除される。
図7はロック機構14を表す平面図である。図2,図7に示すように、ロック機構14は、台車11上面に取り付けられた被嵌合孔60aを有する被嵌合部60と、被嵌合孔60aに上から嵌入される嵌合ピン61と、嵌合ピン61を上下動させて嵌合ピン61を被嵌合孔60aから抜き差しさせる上下動手段62とから構成されている。嵌合ピン61および上下動手段62は椅子部12側に設けられている。
被嵌合部60は、前後方向に延在する板状の部材であり、前端には斜め下方に傾斜する傾斜面60bが形成されており、後端には被嵌合孔60aが形成されている。
嵌合ピン61は、鉛直方向に延在する棒状の部材であり、嵌合ピン61が被嵌合孔60aに嵌入されることで、台車11と椅子部12とがロックされる。
上下動手段62は、嵌合ピン61の上端部に一端が接合された梃子部63と、梃子部63の他端を押圧するリンク機構部64と、リンク機構部64を操作する操作レバー65とから構成されている。梃子部63は他端が押圧されて下がることで一端を上昇させて嵌合ピン61を上昇させる機構である。リンク機構部64は、入浴用車椅子10の後方に居る介助者が操作レバー65を手前に引くことで、梃子部63の他端を押圧する機構であり、一端が操作レバー65に取り付けられ、且つ中間部を回転支点66aにして回転可能な第1の腕部66と、第1の腕部66の他端に回転可能に取り付けられているとともに梃子部63の押圧方向に移動可能に設けられた第2の腕部67とから構成されている。
次に、上記した構成からなる入浴用車椅子10の使用方法について説明する。
まず、介助者は、要介助者を乗せた入浴用車椅子10を、入浴用受け台1の前面1aの側方に移動させ、入浴用受け台1に対して前向きに配置する。そして、入浴用車椅子10を入浴用受け台1の前面1aに向かって真直ぐ押して、入浴用受け台1の前面1aに設けられた台車ガイド部5a,5bに台車11の前側脚部19aに設けられた位置決め部材23を突き当てて、入浴用車椅子10を入浴用受け台1に対して正規の位置に配置させる。
このとき、棒部47の先端が入浴用受け台1に付設されたロッド当接部7に当接し、ロッド部材42は後方に移動する。そして、係合部材41の分離方向L側への回動を規制するピン部材49の規制が解除されて、係合部材41は第1の付勢部材43の付勢によって分離方向L側に回動して非係合位置Bに配置された状態となる。
また、挿入ピン25は、入浴用受け台1に付設された台車連結部6の案内部6bの傾斜面によって押し上げられつつ案内部6bの表面上を摺動し、下端部が連結孔6a内に嵌入する。これによって、台車11と入浴用受け台1とが連結された状態となり、また、入浴用受け台1に設けられた2本の第1のレール4と台車11に設けられた2本の第2のレール17とが同一線上に配置された移動可能状態となる。
次に、介助者は、ロック機構14の操作レバー65を手前に引き、被嵌合孔60a内に嵌挿された嵌合ピン61を上昇させて被嵌合孔60aから抜き出し、ロック機構14のロック状態を解除する。そして、椅子部12を前方(分離方向L)に押し出して、同一線上に配置された第1のレール4及び第2のレール17に沿って椅子部12を移動させ、椅子部12を台車11上から入浴用受け台1上に載せ替える。このとき、係合部材41は非係合位置Bに在って安全機構13のスライド規制は解除された状態にあり、椅子部12の分離方向Lおよび戻り方向Mへのスライドはそれぞれ自在となっている。
次に、入浴装置によって要介助者を椅子部12に着座させたまま入浴させた後、椅子部12を後方(戻り方向M)に引き戻して、椅子部12を入浴用受け台1上から台車11上に載せ替える。そして、台車11上に移動させられた椅子部12を、台車11上の正規載置位置Xまで引き戻す。このとき、椅子部12が正規載置位置Xまで引き戻された時点で、ロック機構14が椅子部12と台車11とをロックする。具体的には、ロック機構14の嵌合ピン61が、被嵌合部60の傾斜面60bによって押し上げられつつ被嵌合部60上を摺動し、椅子部12が正規載置位置Xに配置された時点で被嵌合孔60a内に嵌入する。
次に、連結手段18のペダル26を踏動して挿入ピン25を上昇させ、挿入ピン25を連結孔6aの中から引き抜いて入浴用受け台1と台車11との連結状態を解除する。そして、入浴用車椅子10を移動させて入浴用受け台1から離して、入浴用車椅子10を移動不可状態にする。
このとき、棒部47の先端が入浴用受け台1に付設されたロッド当接部7から離れ、ロッド部材42は第2の付勢部材44によって付勢されて前方に移動する。ロッド部材42が前方に移動することで、ロッド部材42に備えられたピン部材49は前端に移動し、このピン部材49によって係合部材41の下端部41aが押し上げられて係合部材41は係合位置Aに配置された状態となる。
上記した構成からなる入浴用車椅子10によれば、入浴用車椅子10が移動不可状態にある場合、係合部材41が係合位置Aに配置されるため、係合部材41による係止位置Yよりも戻り方向M側にある椅子部12の分離方向Lへのスライドは、係合部材41によって規制され、台車11上からの椅子部12の転落が防止される。これによって、万一、移動不可状態でロック機構14が解除されてしまった場合でも、安全性を確保することができる。また、入浴用車椅子10が移動可能状態にある場合、係合部材41は非係合位置Bに配置されるため、椅子部12は分離方向Lおよび戻り方向Mに自由にスライドさせることができる。
また、係合位置Aにある係合部材41は戻り方向M側へ回動自在であるため、係合部材41による係止位置Yよりも分離方向L側にある椅子部12の戻り方向Mへのスライドは許容される。したがって、椅子部12が係合部材41による係止位置Yよりも分離方向L側にあるような不完全な状態で台車11上に載せられた状態で、移動不可状態になった場合でも、係合部材41によってスライドが規制されることなく、椅子部12を台車11上における正規載置位置Xに完全に引き戻すことができる。これによって、台車11を入浴用受け台1に対して正規の位置に再度配置する等のやり直し作業を行う必要がなく、椅子部12の載せ替え作業の作業効率が向上し、作業スピードを速くすることができる。
また、椅子部12は、台車11上における正規載置位置Xから分離方向L側にずらされた位置で、安全機構13によって係止されるため、台車11上における椅子部12のスライド範囲のうち、椅子部12の正規載置位置Xと安全機構13による椅子部12の係止位置Yとの間には、係合部材41によって椅子部12の分離方向Lへのスライドが係止されて椅子部12の台車11上からの転落が防止される安全圏が形成される。これにより、椅子部12を引き戻す際、台車11上における正規載置位置Xの手前に安全圏があることになり、椅子部12を正規載置位置Xまで完全に引き戻さなくても、椅子部12が少なくとも安全圏内に入っていれば、安全機構13によって椅子部12が台車11上から転落することを回避することができる。よって、椅子部12の乗せ替え作業を急いだ場合でも安全性を確保することができる。
また、椅子部12の係止位置Yは、要介助者を着座させた状態における椅子部12の仮想重心線G1が分離方向L側の最外側にあるキャスター16aの仮想重心線G2よりも戻り方向M側になる位置であるため、椅子部12が係止位置Yに配置されたときに、椅子部12は、台車11上に安定した状態で載置され、バランスを崩して転倒することがなく、安全性を向上させることができる。
以上、本発明に係る入浴用車椅子の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記した実施の形態では、椅子部12が台車11に対して前後方向にスライド可能な構成となっており、椅子部12を入浴用受け台1に載せ替える際、入浴用車椅子10を入浴用受け台1の前面1aに対して前向きに配置しているが、本発明は、椅子部が台車に対して幅方向にスライド可能な構成としてもよく、この場合、椅子部を入浴用受け台に載せ替える際、入浴用車椅子を入浴用受け台に対して横向きに配置する。
また、上記した実施の形態では、鉛直方向に回動する係合部材41が用いられているが、本発明は、例えば水平方向に回動する係合部材であってもよく、回動方向は何れの方向であっても良い。
また、上記した実施の形態では、係合位置Aから分離方向L側および戻り方向M側にそれぞれ回動可能な係合部材41が備えられ、移動不可状態では、係合部材41が係合位置Aに配置されているとともに、係合部材41の分離方向L側への回動が規制され、且つ係合部材41の戻り方向M側への回動が許容され、一方、移動可能状態では、係合部材41が非係合位置Bに配置される構成からなる安全機構13が示されているが、本発明は、係合部材を回動させずに係合位置から非係合位置に移動させる安全機構であってもよい。
図8は他の実施の形態を表す安全機構100の部分図である。図8に示すように、例えば、上下動可能な係合部材101が備えられ、移動不可状態では係合部材101が係合位置Aに配置され、移動可能状態になると係合部材101が下方或いは上方(図8では下方)に移動して非係合位置Bに配置される構成からなる安全機構100であってもよい。この場合、係合部材101の全体或いは被係合面102に係合する部分101aが、戻り方向M側に回動可能となっている構成にする必要があり、例えば、図8に示すように、ヒンジ103によって被係合面102に係合する部分101aのみを戻り方向M側に回動可能とする構成でもよい。なお、図8における符号103は台車を示し、符号104は椅子部を示し、符号105は入浴用受け台を示し、符号106は台車103に設けられたレールを示し、符号107は入浴用受け台105に設けられたレールを示し、符号108は椅子部104に設けられた車輪を示し、符号109は係合部材101を上下動させる上下動機構を示し、符号110,符号111はそれぞれ付勢部材を示している。
また、上記した実施の形態では、係合部材41は台車11の略中央部に設けられているが、本発明は、係合部材の設置位置は台車中央部に設けられている必要はなく、台車上に載せられた椅子部を所定の係止位置でスライド規制することができる構成であれば、係合部材は台車上の何処に設けられていてもよい。例えば、係合部材を上記した実施の形態の場合と比べて分離方向側に寄せた位置に設けた場合、被係合面の位置を同じく分離方向側に寄せることで、安全機構による椅子部の係止位置を変えずに係合部材の設置位置を変更することは可能である。
また、上記した実施の形態では、台車11側に係合部材41が設けられ、椅子部12側に被係合面30aが形成されているが、本発明は、椅子部側に係合部材を設けて、台車側に被係合面を形成する構成としてもよい。
また、上記した実施の形態では、安全機構13は、台車11上における椅子部12の正規載置位置Xから分離方向L側にずらされた位置で、分離方向Lへスライドする椅子部12を係止するものであるが、本発明は、正規載置位置で分離方向へスライドする椅子部を係止する安全機構であってもよい。
本願に係る入浴用車椅子の実施の形態を説明するための入浴装置の入浴用受け台を表す図である。 本願に係る入浴用車椅子の実施の形態を説明するための入浴用車椅子を表す図である。 本願に係る入浴用車椅子の実施の形態を説明するための安全機構を表す断面図である。 本願に係る入浴用車椅子の実施の形態を説明するための安全機構を表す平面図である。 本願に係る入浴用車椅子の実施の形態を説明するための移動不可状態での入浴用車椅子を表す図である。 本願に係る入浴用車椅子の実施の形態を説明するための移動可能状態での入浴用車椅子を表す図である。 本願に係る入浴用車椅子の実施の形態を説明するためのロック機構を表す平面図である。 本願に係る入浴用車椅子の他の実施の形態を説明するための安全機構を表す断面図である。
符号の説明
1,105 入浴用受け台(入浴装置)
10 入浴用車椅子
11,103 台車
12,104 椅子部
13,100 安全機構
16 キャスター
16a 分離方向側の最外側にあるキャスター
41,101 係合部材
A 係合位置
B 非係合位置
G1 椅子部の仮想重心線
G2 キャスターの仮想重心線
L 分離方向
M 戻り方向
X 正規載置位置
Y 係止位置

Claims (2)

  1. 複数のキャスターを有する台車の上に、該台車に対して水平方向にスライド可能であって前記台車と分離可能な椅子部が配置されてなり、前記台車が入浴者を前記椅子部に乗せたまま入浴させる入浴装置に対して正規の位置に配置された状態で、前記椅子部が前記台車と入浴装置との間で移動される入浴用車椅子において、
    前記椅子部を台車上の正規載置位置で解除可能に連結するロック機構と、
    前記椅子部を台車上で前記正規載置位置から分離方向に所定距離移動した係合位置に係止可能な係合部材と、
    前記台車が前記入浴装置に対して正規の位置に配置されておらず且つ前記椅子部が台車上で前記係合位置より正規載置位置側にある移動不可状態では、前記台車上にある前記椅子部の分離方向へのスライドを前記係合部材によって規制し、前記台車が前記入浴装置に対して正規の位置に配置された移動可能状態では、前記係合部材による前記椅子部の分離方向へのスライド規制を解除する安全機構と、が備えられ、
    該安全機構は、前記移動不可状態での分離方向と反対の戻り方向への前記係合部材を越える前記椅子部のスライドを許容する構成からなることを特徴とする入浴用車椅子。
  2. 請求項1記載の入浴用車椅子において、
    前記安全機構は、前記台車上における前記椅子部の正規載置位置から分離方向側にずらされ、且つ、入浴者を着座させた状態における該椅子部の仮想重心線が分離方向側の最外側にあるキャスターの仮想重心線よりも戻り方向側になる位置で、分離方向へスライドする前記椅子部を係止するものであることを特徴とする入浴用車椅子。
JP2005077012A 2005-03-17 2005-03-17 入浴用車椅子 Expired - Fee Related JP4570994B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005077012A JP4570994B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 入浴用車椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005077012A JP4570994B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 入浴用車椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006255165A JP2006255165A (ja) 2006-09-28
JP4570994B2 true JP4570994B2 (ja) 2010-10-27

Family

ID=37094997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005077012A Expired - Fee Related JP4570994B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 入浴用車椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4570994B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5004004B2 (ja) * 2007-04-03 2012-08-22 株式会社いうら 分離式入浴キャリー
JP5086061B2 (ja) * 2007-12-28 2012-11-28 オージー技研株式会社 入浴装置
JP5920915B2 (ja) * 2011-12-26 2016-05-18 オージー技研株式会社 入浴用移送装置
JP6230252B2 (ja) * 2013-04-01 2017-11-15 酒井医療株式会社 車椅子

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000014735A (ja) * 1998-07-01 2000-01-18 Tiger Iryoki Kk 分離式車椅子による入浴装置
JP2003339816A (ja) * 2002-05-23 2003-12-02 Maruzen Co Ltd 入浴装置
JP2004154241A (ja) * 2002-11-05 2004-06-03 Sakai Medical Co Ltd 入浴用車椅子および入浴用担架

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05123362A (ja) * 1991-10-25 1993-05-21 Sakai Iryo Kk 車椅子
JP3792810B2 (ja) * 1996-11-21 2006-07-05 株式会社日本メディックス 入浴用分離車椅子

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000014735A (ja) * 1998-07-01 2000-01-18 Tiger Iryoki Kk 分離式車椅子による入浴装置
JP2003339816A (ja) * 2002-05-23 2003-12-02 Maruzen Co Ltd 入浴装置
JP2004154241A (ja) * 2002-11-05 2004-06-03 Sakai Medical Co Ltd 入浴用車椅子および入浴用担架

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006255165A (ja) 2006-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4978371B2 (ja) 台車利用の搬送装置
JP4570994B2 (ja) 入浴用車椅子
JP5542601B2 (ja) 入浴用設備のロック解除装置
JP6711664B2 (ja) 移乗支援装置
JP4515187B2 (ja) 入浴用搬送装置
JP6552037B2 (ja) ストレッチャー等におけるボトム機構
JP2018000409A (ja) 車両構造
JP2017214045A (ja) 自転車用前側子供乗せ
JP2004154241A (ja) 入浴用車椅子および入浴用担架
JP5920915B2 (ja) 入浴用移送装置
JP3732787B2 (ja) 育児器具
JP2016067417A (ja) 入浴装置
JP6712030B2 (ja) 入浴装置
JPH0551330U (ja) ベッド装置
JP2006304960A (ja) 育児器具
JP6554281B2 (ja) 移送車及び入浴システム
JP2011063049A (ja) 乗物シート用レバー装置
JPH0740836A (ja) ロール搬送用台車
JP6731690B2 (ja) 車椅子のシート移動システム
JP3106014U (ja) 入浴用の分離式車イス
JP2006055413A (ja) 車椅子
JPH0743212Y2 (ja) リストコンソールボックスのロック・解除装置
JP2012192014A (ja) ベッド
JP5411040B2 (ja) 入浴介護補助装置及び入浴介護用のシートフレーム
JP4358972B2 (ja) シート装脱着装置、該シート装脱着装置を具備したバスシート及びバス並びにシート装脱着方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100423

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100803

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100811

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4570994

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees