JP4570884B2 - 無線タグ - Google Patents

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本発明は、無線タグに関し、さらに詳しくは、IDデータを繰り返し無線送信する方式の無線タグにおいて無駄な電波の送信と電池の消耗を抑制できるようにした無線タグに関する。
一般に、無線タグは、電源スイッチを持たず、電池を入れると直ちにIDデータを繰り返し無線送信する動作を開始する。このため、工場出荷時に電池を入れると、実使用までに無駄に電波を出し電池を消耗してしまう。
他方、外部から電波を受信するまでは無線送信を行わず、外部から電波を受信した時のみ無線送信を行うようにした無線タグが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−6061号公報
電池を入れると直ちにIDデータを繰り返し無線送信する動作を開始する無線タグでは、工場出荷時に電池を入れると実使用までに無駄に電波を出し電池を消耗してしまう問題点がある。
一方、外部から電波を受信した時のみ無線送信を行うようにした無線タグは、IDデータを繰り返し無線送信する方式とは運用形態が異なる。
そこで、本発明の目的は、IDデータを繰り返し無線送信する方式の無線タグにおいて無駄な電波の送信と電池の消耗を抑制できるようにした無線タグを提供することにある。
第1の観点では、本発明は、IDデータを繰り返し無線送信するIDデータ無線送信手段と、操作スイッチと、前記操作スイッチが操作されたとき操作データを無線送信する操作データ無線送信手段と、前記操作スイッチが開始操作をされるまでは無線送信を停止し開始操作をされた後は無線送信を許可する無線送信開始制御手段と、前記各手段に給電する電池とを具備したことを特徴とする無線タグを提供する。
上記第1の観点による無線タグでは、操作スイッチおよび操作データ無線送信手段を設けることで、無線タグを利用してユーザが意思表示できるようになる。そして、その操作スイッチで開始操作がされるまでは無線送信を停止するため、工場出荷時に電池を入れても実使用までに無駄に電波を出し電池を消耗してしまうことがなくなる。特に、使い捨ての場合は、ユーザが無線タグを開けて電池交換できる構造としなくて済むため、構造を単純化でき、コストを低減できる。
第2の観点では、本発明は、上記構成の無線タグにおいて、前記操作スイッチは押しボタンスイッチであり、前記開始操作は前記押しボタンスイッチを規定時間(例えば5秒間)以上押し続ける操作であることを特徴とする無線タグを提供する。
上記第2の観点による無線タグでは、押しボタンスイッチに短時間だけ触れた時にIDデータを繰り返し無線送信する動作が開始されるのを防止することが出来る。
第3の観点では、本発明は、上記構成の無線タグにおいて、前記操作スイッチは押しボタンスイッチであり、前記開始操作は前記押しボタンスイッチを規定パターン(例えば短く3回押した後に2秒以上押し続ける)で押したり放したりする操作であることを特徴とする無線タグを提供する。
上記第3の観点による無線タグでは、押しボタンスイッチに偶発的に触れた時にIDデータを繰り返し無線送信する動作が開始されるのを防止することが出来る。
第4の観点では、本発明は、上記構成の無線タグにおいて、開始操作を受け付けたことを報知するための報知手段を具備したことを特徴とする無線タグを提供する。
上記第4の観点による無線タグでは、例えば発光ダイオードのような報知手段によって、開始操作が受け付けられたことをユーザが知ることが出来る。
第5の観点では、本発明は、上記構成の無線タグにおいて、前記操作スイッチが停止操作をされるまでは無線送信を許可し停止操作をされた後は無線送信を停止する無線送信停止制御手段を具備したことを特徴とする無線タグを提供する。
上記第5の観点による無線タグでは、操作スイッチで停止操作がされると無線送信を停止するため、一時的に実使用を止めたいときに徒に電波を出し続け電池を消耗してしまうことがなくなる。
第6の観点では、本発明は、上記構成の無線タグにおいて、前記操作スイッチは押しボタンスイッチであり、前記停止操作は前記押しボタンスイッチを規定時間以上押し続ける操作であることを特徴とする無線タグを提供する。
上記第6の観点による無線タグでは、押しボタンスイッチに短時間だけ触れた時にIDデータを繰り返し無線送信する動作が停止されるのを防止することが出来る。
第7の観点では、本発明は、上記構成の無線タグにおいて、前記操作スイッチは押しボタンスイッチであり、前記停止操作は前記押しボタンスイッチを規定パターンで押したり放したりする操作であることを特徴とする無線タグを提供する。
上記第7の観点による無線タグでは、押しボタンスイッチに偶発的に触れた時にIDデータを繰り返し無線送信する動作が停止されるのを防止することが出来る。
第8の観点では、本発明は、上記構成の無線タグにおいて、停止操作を受け付けたことを報知するための報知手段を具備したことを特徴とする無線タグを提供する。
上記第8の観点による無線タグでは、例えば発光ダイオードのような報知手段によって、停止操作が受け付けられたことをユーザが知ることが出来る。
本発明の無線タグによれば、IDデータを繰り返し無線送信する方式の無線タグにおいて無駄な電波の送信と電池の消耗を抑制できるようになる。
以下、図に示す実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は、実施例1にかかる無線タグ1を示す平面図である。
この無線タグ1は、プラスチック製の扁平なケース30内に、ボタン電池14と、回路基板31とを収容したものである。回路基板31には、操作スイッチ2やLED12が搭載されている。操作スイッチ2の押しボタンは、ケース30外に露出している。また、LED12の点灯は、ケース30を透して視認できる。
図2は、無線タグ1の構成を示すブロック図である。
無線タグ1の処理回路15は、操作スイッチ2およびLED12に加えて、IDデータや操作データ等のデータやプログラムを記憶しているメモリ16と、所定インターバル毎(例えば5秒間毎)に自動的にIDデータを無線送信すると共に操作スイッチ2が操作された時に操作データを直ちに無線送信する制御を行うマイコン17と、IDデータや操作データを無線送信する電波を発信するための送信回路18およびアンテナ19とを具備している。
図3は、マイコン17が実行する無線タグ処理を示すフロー図である。
この無線タグ処理は、ボタン電池14が入れられると起動される。
ステップR1では、無線送信を一切行わず、操作スイッチ2の監視だけを行い、操作スイッチ2が規定時間以上押される操作(又は、規定パターンで押したり放したりされる操作)がされるとステップR2へ進む。
ステップR2では、LED12を短時間点灯し、操作を受け付けたことを報知する。
ステップR3では、連続した操作スイッチ2の操作による誤動作を回避するため所定時間待ち、ステップR4へ進む。
ステップR4では、操作スイッチ2が押されたかチェックし、押されたらステップR5へ進み、押されていなければステップR9へ進む。
ステップR5では、LED12を短時間点灯し、操作を受け付けたことを報知する。
ステップR6では、操作スイッチ2が規定時間以上押される操作(又は、規定パターンで押したり放したりされる操作)がされたかチェックし、その操作がされたのならステップR7へ進み、そうでないならステップR8へ進む。
ステップR7では、連続した操作スイッチ2の操作による誤動作を回避するため所定時間待ち、ステップR1に戻る。
ステップR8では、操作データを無線送信する。そして、ステップR9へ進む。
ステップR9では、IDデータの無線送信を過去所定時間内に行っていたならステップR4に戻り、IDデータの無線送信を所定時間以上行っていないならステップR10へ進む。
ステップR10では、IDデータを無線送信する。そして、ステップR4に戻る。
以上の無線タグ1によれば、次の効果が得られる。
(1)工場出荷時に無線タグ1にボタン電池14を入れておいても、操作スイッチ2が規定時間以上押される操作(又は、規定パターンで押したり放したりされる操作)がされるまでは、無線送信を一切行わないので、無駄な電波の送信と電池の消耗を抑制できる。
(2)操作スイッチ2を押すことで、所望時に操作データを無線送信できる。
(3)操作スイッチ2の操作を受け付けたことをLED12の点灯で確認できる。
(4)実使用時に操作スイッチ2を規定時間以上押す操作(又は、規定パターンで押したり放したりする操作)を行えば、無線送信を一切行わなくなるので、実使用中でも無駄な電波の送信と電池の消耗を抑制できる。
図4は、無線タグ1を用いた作業者支援システム100を示す構成図である。なお、複数の無線タグ1を区別するために参照符号を1a,1b,…のようにする。
この作業者支援システム100は、各作業者Wa〜Weにそれぞれ携帯され操作スイッチ2a〜2eをそれぞれが有する無線タグ1a〜1eと、作業工程や生産ラインにより区画された作業場Pごとに設置され無線タグ1a〜1eから受信したデータおよび情報処理装置7からの指令に基づいて表示装置5を制御すると共に情報処理装置7からの指令に基づいて感度を変更しうる無線受信機3と、作業場P内だけを受信エリア3Aとするように設置された漏洩アンテナ3Bと、各作業者Wa〜Weの出欠状態の表示および呼出合図の表示を行うための表示灯La〜Leを有する表示装置5と、無線受信機3と情報処理装置7とを結ぶネットワーク6と、無線受信機3で受信したデータにより作業者の入退場管理等を行う情報処理装置7と、情報処理装置7が参照するデータベース8とを具備している。
なお、無線タグ1a〜1eがIDデータa〜eを発信するインターバルは少しずつ異なっており、どの無線タグも他と衝突せずにIDデータを発信する機会が所定期間(例えば1分間)内に少なくとも1回ある。
図5は、無線受信機3の動作を示すフロー図である。
ステップP1では、無線受信機3が内蔵するIDデータのリストをクリアし、所定時間経過(例えば1分間経過)でタイムアップするタイマをスタートする。
ステップP2では、情報処理装置7からネットワーク6を介して感度変更指令を受けたかチェックし、受けたならステップP3へ進み、受けていないならステップP4へ進む。
ステップP3では、感度変更指令に従って感度を変更する。そして、ステップS4へ進む。
ステップP4では、情報処理装置7からネットワーク6を介してリセット指令を受けたかチェックし、受けたならステップP5へ進み、受けていないならステップP6へ進む。
ステップP5では、表示装置5の点滅している表示灯を消灯する。そして、ステップS6へ進む。
ステップP6では、無線タグ1a〜1eのいずれかから操作データを受信したかチェックし、受信したならステップP7へ進み、受信してないならステップP11へ進む。
ステップP7では、受信した操作データおよび受信時刻を情報処理装置7にネットワーク6を介して報告する。なお、情報処理装置7が複数の作業場を管理しているなら、無線受信機3が担当している作業場データも情報処理装置7に報告する。
ステップP8では、受信した操作データが上位作業者Waの無線タグ1aからのものか否かをチェックし、上位作業者Waの無線タグ1aからの操作データでないならステップP9へ進み、上位作業者Waの無線タグ1aからの操作データならステップP10へ進む。
ステップP9では、受信した操作データに対応する表示装置5の表示灯を点滅にする。そして、ステップP11へ進む。
ステップP10では、表示装置5の点滅している表示灯を消灯する。そして、ステップS11へ進む。
ステップP11では、無線タグ1a〜1eのいずれかからIDデータを受信したかチェックし、受信したならステップP13へ進み、受信してないならステップP15へ進む。
ステップP13では、受信したIDデータおよび受信時刻をリストに登録する。そして、ステップP15へ進む。
ステップP15では、タイマがタイムアップしたかチェックし、タイムアップしたならステップP16へ進み、タイムアップ前ならステップP2へと戻る。
ステップP16では、リストに登録したIDデータおよび受信時刻を情報処理装置7にネットワーク6を介して報告する。なお、情報処理装置7が複数の作業場を管理しているなら、無線受信機3が担当している作業場データも情報処理装置7に報告する。
ステップP17では、リストに登録したIDデータに対応する表示装置5の表示灯のみを点灯にする。そして、ステップP1へと戻る。
図6は、情報処理装置7の動作を示すフロー図である。
ステップQ1では、管理者が感度変更を指示したか否かチェックし、感度変更が指示されたならステップQ2へ進み、感度変更が指示されてないならステップQ3へ進む。
ステップQ2では、無線受信機3へネットワーク6を介して感度変更指令を送る。そして、ステップQ3へ進む。
ステップQ3では、管理者がリセットを指示したか否かチェックし、リセットが指示されたならステップQ4へ進み、リセットが指示されてないならステップQ5へ進む。
ステップQ4では、無線受信機3へネットワーク6を介してリセット指令を送る。そして、ステップQ5へ進む。
ステップQ5では、無線受信機3からネットワーク6を介して報告を受けたかチェックし、受けたならステップQ6へ進み、受けてないならステップQ1へと戻る。
ステップQ6では、報告内容によりデータベース8を更新する。すなわち、報告に含まれていた各IDデータについてデータベース8で最後の記録が「退場時刻」になっているもの又は「入場時刻」の記録が1回もないものは該IDデータに対応する作業者の「入場時刻」に受信時刻を追加する(データベース8で最後の記録が「入場時刻」又は「操作時刻」になっているものは追加しない)。また、データベース8で最後の記録が「入場時刻」又は「操作時刻」になっているものであって報告に含まれていなかった各IDデータについては現在時刻を該IDデータに対応する作業者の「退場時刻」として追加する(データベース8で最後の記録が「退場時刻」になっているものは追加しない)。さらに、報告に含まれていた操作データの受信時刻は、作業者の「操作時刻」として追加する。そして、ステップQ1へと戻る。
図7は、上位作業者Waの無線タグ1aに関するデータベース8の内容を示す概念図である。
「入場時刻」は、上位作業者Waが作業場P(受信エリア3B)に入った時刻である。
「退場時刻」は、上位作業者Waが作業場P(受信エリア3B)から出た時刻である。
「操作時刻」は、上位作業者Waが作業場P(受信エリア3B)内で無線タグ1aの操作スイッチ2aを操作した時刻である。
図8は、上位作業者Waに指揮される作業者Wbの無線タグ1bに関するデータベース8の内容を示す概念図である。
「入場時刻」は、作業者Wbが作業場P(受信エリア3B)に入った時刻である。
「退場時刻」は、作業者Wbが作業場P(受信エリア3B)から出た時刻である。
「操作時刻」は、作業者Wbが作業場P(受信エリア3B)内で無線タグ1bの操作スイッチ2bを操作した時刻である。
上記作業者支援システム100には、次の利点がある。
(1)無線タグ1a〜1eを携帯した作業者Wa〜Weが作業場Pへ居ると対応する表示灯La〜Leが点灯し、作業場Pに居ないと対応する表示灯La〜Leが消灯するので、作業者の入退場状態を容易に確認できる。
(2)作業者Wa〜Weの入退場時刻が情報処理装置7で蓄積され、正確な入退場管理を行える。
(3)作業者Wb〜Weが無線タグ1b〜1eの操作スイッチ2b〜2eを操作すれば、対応する表示灯Lb〜Leが点滅するので、要求を迅速に通知することが出来る(例えば、上位作業者2aを呼ぶ、部品の追加を要求する等)。
(4)作業者Waが無線タグ1aの操作スイッチ2aを操作すれば、表示灯Lb〜Leの点滅をリセットできる。
(5)情報処理装置7からリセット指令を送ることで、表示灯Lb〜Leの点滅をリセットできる。
(6)情報処理装置7から感度変更指令を送ることで、無線受信機3の受信感度を調整でき、作業状況や作業者Wa〜Weの配置などに応じて受信エリア3Bを設定できる。
(7)漏洩アンテナ3Aの引き回しを変えることで、無線受信機3の受信感度を調整でき、作業状況や作業者Wa〜Weの配置などに応じて受信エリア3Bを設定できる。
なお、表示装置5の表示灯La〜Leの状態を点灯/消灯/点滅としたが、緑/黄/赤のように色を変化させてもよい。また、文字列や図形を表示する表示装置を用いてもよい。また、音声出力装置を加えて、操作データが発信されたことを音響により報知するようにしてもよい。
本発明の無線タグは、電池を組み込んでクローズした状態で工場から出荷する製品として好適である。
実施例1に係る無線タグを示す平面図である。 実施例1に係る無線タグを示すブロック図である。 実施例1に係る無線タグ処理を示すフロー図である。 作業者支援システムを示す構成図である。 無線受信機の動作を示すフロー図である。 情報処理装置の動作を示すフロー図である。 ある作業者のデータベースの内容を示す概念図である。 別の作業者のデータベースの内容を示す概念図である。
符号の説明
1,1a〜1e 無線タグ
2,2a〜2e 操作スイッチ
12 LED
14 ボタン電池
17 マイコン

Claims (5)

  1. IDデータを繰り返し無線送信する状態のときにIDデータを繰り返し無線送信するIDデータ無線送信手段(R10)と、電源スイッチの機能を持たない操作スイッチ(2)と、IDデータを繰り返し無線送信する状態で前記操作スイッチが停止操作でない操作されたとき操作データを無線送信する操作データ無線送信手段(R8)と、IDデータの無線送信を繰り返さない状態で前記操作スイッチ(2)が開始操作をされるとIDデータを繰り返し無線送信する状態にする開始制御手段(R1)と、IDデータの無線送信を繰り返さない状態で前記操作スイッチ(2)が開始操作をされると前記開始操作を受け付けたことを報知するためにLEDを短時間点灯する第1の報知手段(R2)と、IDデータを繰り返し無線送信する状態で前記操作スイッチ(2)が操作されると前記操作を受け付けたことを報知するためにLEDを短時間点灯する第2の報知手段(R5)と、IDデータを繰り返し無線送信する状態で前記操作スイッチ(2)が停止操作をされるとIDデータの無線送信を繰り返さない状態にする停止制御手段(R6)と、前記各手段に給電する電池(14)とを具備したことを特徴とする無線タグ(1)
  2. 請求項1に記載の無線タグにおいて、前記操作スイッチは押しボタンスイッチであり、前記開始操作は前記押しボタンスイッチを規定時間以上押し続ける操作であることを特徴とする無線タグ。
  3. 請求項1に記載の無線タグにおいて、前記操作スイッチは押しボタンスイッチであり、前記開始操作は前記押しボタンスイッチを規定パターンで押したり放したりする操作であることを特徴とする無線タグ。
  4. 請求項2または請求項3に記載の無線タグにおいて、前記停止操作は前記押しボタンスイッチを規定時間以上押し続ける操作であることを特徴とする無線タグ。
  5. 請求項2または請求項3に記載の無線タグにおいて、前記停止操作は前記押しボタンスイッチを規定パターンで押したり放したりする操作であることを特徴とする無線タグ。
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