JP4390600B2 - 無線タグ、送受信装置および管理装置 - Google Patents

無線タグ、送受信装置および管理装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線タグ、送受信装置および管理装置に関し、さらに詳しくは、電力を無駄に消費してしまうことを防止し、電池寿命を延ばすことが出来るようにした無線タグ、その無線タグと通信する送受信装置および管理装置に関する。
従来、送受信装置への上りデータを送信する送信回路と、送受信装置からの下りデータを受信する受信回路と、受信した下りデータに対応した処理を行うための処理回路と、特定の電波を受信する同調回路と、その同調回路で特定の電波を受信すると所定時間だけ電池から電力を送信回路,受信回路および処理回路へ供給するスイッチング回路とを具備した無線タグが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−6061号公報([0023])
上記従来の無線タグにおいて、一定時間(例えば1分間)毎に無線タグから識別情報を含む上りデータを送信させると共に下りデータを受信させようとすれば、一定時間(例えば1分間)毎に送受信装置から特定の電波を発射すればよい。すると、特定の電波を発射してから所定時間は無線タグの電池から送信回路および受信回路に電力が供給されるため、無線タグで上りデータの送信および下りデータの受信を行うことが出来る。
しかし、送信回路と受信回路とに一括して電池から電力を供給しているため、送信回路だけが動作すればよい時間にも受信回路で電力を消費し、受信回路だけが動作すればよい時間にも送信回路で電力を消費することになり、電力を無駄に消費してしまう問題点がある。
そこで、本発明の目的は、電力を無駄に消費してしまうことを防止し、電池寿命を延ばすことが出来るようにした無線タグ、その無線タグと通信する送受信装置および管理装置を提供することにある。
第1の観点では、本発明は、上りデータの無線送信を間欠的に繰り返す間欠発信手段と、前記無線送信を1回または所定回数行う毎に下りデータの無線受信を所定時間行う受信手段と、前記下りデータの内容に応じた処理を行う処理手段と、前記各手段へ電力を供給する電池とを具備したことを特徴とする無線タグを提供する。
上記第1の観点による無線タグでは、上りデータの無線送信を1回または所定回数行う毎に下りデータの無線受信を所定時間行うので、送信手段だけが動作すればよい時間には受信手段は電力を消費せず、受信手段だけが動作すればよい時間には送信回路は電力を消費しないことになり、電力を無駄に消費せず、電池寿命を延ばすことが出来る。
第2の観点では、本発明は、上記構成の無線タグにおいて、前記受信手段は、受信した下りデータの内容に応じて無線受信を行う時間を延長することを特徴とする無線タグを提供する。
上記第2の観点による無線タグでは、無線受信を行う時間を延長する必要があるか否かが判断可能になる最短時間まで所定時間を短く設定しても、所定時間より長い受信時間が必要な長い下りデータに対応できるようになる。
第3の観点では、本発明は、上記構成の無線タグにおいて、前記処理手段は、受信した下りデータが全体をn(≧2)個に分割した分割データであるときはn個の分割データを受信後に一つのデータに合成することを特徴とする無線タグを提供する。
上記第3の観点による無線タグでは、1個の分割データを受信可能な最短時間まで所定時間を短く設定しても、所定時間では受信できない長い下りデータに対応できるようになる。
第4の観点では、本発明は、上記構成の無線タグにおいて、前記受信手段で受信した下りデータの内容に応じて上りデータの無線送信を行う返信手段を具備したことを特徴とする無線タグを提供する。
上記第4の観点による無線タグでは、無線タグと通信を行う送受信装置や管理装置側で、下りデータが無線タグに受信されたことを確認できるようになる。
第5の観点では、本発明は、上記構成の無線タグにおいて、前記受信手段は、受信した下りデータの内容に応じて無線受信を行う時間を短縮することを特徴とする無線タグを提供する。
上記第5の観点による無線タグでは、所定時間を長く設定しておいても、所定時間より短い時間で受信を打ち切ることが可能になるので、電力を無駄に消費せず、電池寿命を延ばすことが出来る。
第6の観点では、本発明は、上記構成の無線タグにおいて、前記受信手段で受信した下りデータの内容に応じて報知動作を行う報知手段を具備したことを特徴とする無線タグを提供する。
上記第6の観点による無線タグでは、無線タグと通信を行う送受信装置や管理装置側から無線タグを所持する作業者へ合図を送ることが出来る。
第7の観点では、本発明は、上記構成の無線タグにおいて、前記上りデータに無線タグの識別情報を含むことを特徴とする無線タグを提供する。
上記第7の観点による無線タグでは、無線タグと通信を行う送受信装置や管理装置側において、どの無線タグからの上りデータかを判定可能になる。
第8の観点では、本発明は、上記構成の無線タグにおいて、前記下りデータに無線タグの識別情報を含むことを特徴とする無線タグを提供する。
上記第8の観点による無線タグでは、無線タグと通信を行う送受信装置や管理装置からの下りデータが自己宛か否かを無線タグで判定可能になる。
第9の観点では、本発明は、上記構成の無線タグにおいて、前記上りデータに対応する電波の周波数と前記下りデータに対応する電波の周波数とが異なることを特徴とする無線タグを提供する。
上記第9の観点による無線タグでは、複数の無線タグが近接して存在している場合に、他の無線タグから無線送信された上りデータを、送受信装置から無線送信された下りデータと間違えることを確実に防止できる。
第10の観点では、本発明は、無線タグから無線送信される上りデータを受信する受信手段と、前記上りデータを受信した直後に下りデータを無線送信する送信手段とを具備したことを特徴とする送受信装置を提供する。
上記第10の観点による送受信装置では、上記構成の無線タグと好適に通信を行うことが出来る。
第11の観点では、本発明は、無線タグから無線送信され且つ送信した無線タグの識別情報を含む上りデータを受信する受信手段と、前記上りデータを受信した直後に前記上りデータを送信した無線タグの識別情報を含む下りデータを無線送信する送信手段とを具備したことを特徴とする送受信装置を提供する。
上記第11の観点による送受信装置では、上記構成の無線タグと好適に通信を行うことが出来る。また、複数の無線タグが近接して存在している場合でも、個々の無線タグと好適に通信できる。
第12の観点では、本発明は、上記構成の送受信装置において、前記上りデータに対応する電波の周波数と前記下りデータに対応する電波の周波数とが異なることを特徴とする送受信装置を提供する。
上記第12の観点による送受信装置では、複数の無線タグが近接して存在している場合に、無線タグで、他の無線タグから無線送信された上りデータを、送受信装置から無線送信された下りデータと間違えることを防止できる。
第13の観点では、本発明は、情報処理装置と、前記情報処理装置にネットワークで接続された複数の送受信装置とを有する管理装置であって、前記情報処理装置は、前記ネットワークを介して前記送受信装置から送られてきた無線タグの識別情報および当該送受信装置の識別情報を対応させて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に識別情報を記憶している無線タグへ送るべきデータを対応する送受信装置へ前記ネットワークを介して送るデータ送付手段とを具備し、前記各送受信装置は、無線タグから無線送信され且つ当該無線タグの識別情報を含む上りデータを受信する受信手段と、受信した上りデータに含まれる無線タグの識別情報を前記情報処理装置へ前記ネットワークを介して送るデータ送付手段と、受信した上りデータに含まれる無線タグの識別情報および前記情報処理装置から前記ネットワークを介して送られてきたデータを前記無線タグの識別情報と対応させて記憶する記憶手段と、受信した上りデータに含まれる無線タグの識別情報が前記記憶手段に記憶した無線タグの識別情報の一つなら対応して記憶しているデータを下りデータとして無線送信する送信手段とを具備したことを特徴とする管理装置を提供する。
上記第13の観点による管理装置では、情報処理装置による管理下で、複数の送受信装置により、それら送受信装置の通信エリア毎に分担して、多数の無線タグを管理することが出来る。
第14の観点では、本発明は、上記構成の管理装置において、前記各送受信装置は、前記下りデータに対する返信に相当する上りデータを受信したら前記情報処理装置に前記ネットワークを介して報告することを特徴とする管理装置を提供する。
上記第14の観点による管理装置では、情報処理装置において、どの無線タグからの上りデータを受信したかを管理可能になる。
第15の観点では、本発明は、上記構成の管理装置において、前記各送受信装置は、一つのデータをn(≧2)個に分割した分割データを一つの下りデータとしてn回に分けて無線送信することを特徴とする管理装置を提供する。
上記第15の観点による管理装置では、無線タグにおいて1個の分割データを受信可能な最短時間まで所定時間を短く設定しても、所定時間では受信できない長い下りデータを無線タグに送信できるようになる。
第16の観点では、本発明は、上記構成の管理装置において、前記上りデータに対応する電波の周波数と前記下りデータに対応する電波の周波数とが異なることを特徴とする管理装置を提供する。
上記第16の観点による送受信装置では、複数の無線タグが近接して存在している場合に、無線タグで、他の無線タグから無線送信された上りデータを、送受信装置から無線送信された下りデータと間違えることを防止できる。
本発明の無線タグ,送受信装置および管理装置によれば、送信手段だけが動作すればよい時間には受信手段は電力を消費せず、受信手段だけが動作すればよい時間には送信回路は電力を消費しないことになり、電力を無駄に消費せず、電池寿命を延ばすことが出来る。
以下、図に示す実施例により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は、実施例1にかかる無線タグ1〜6および管理装置100を示すブロック図である。
管理装置100は、コンピュータの如き情報処理装置51と、情報処理装置51にネットワーク52で接続された複数の送受信装置31〜33とを有する。
図2は、無線タグ1の構成を示すブロック図である。
無線タグ1は、マイクロプロセッサの如き処理部1pと、処理部1pの制御下で上りデータを電波送信する送信部1sと、処理部1pの制御下で下りデータを電波受信する受信部1rと、処理部1pの制御下で無線タグ1の所持者に視覚的または聴覚的に報知する報知部1dと、各部に電力を供給するボタン電池1bとを具備している。
送信電波の周波数は例えば1GHzであり、受信電波の周波数は例えば1MHzである。
なお、無線タグ1を代表として説明するが、他の無線タグ2〜6も無線タグ1と同様の構成である。
図3は、送受信装置31の構成を示すブロック図である。
送受信装置31は、マイクロプロセッサの如き制御部31cと、制御部31cの制御下で上りデータを電波受信する受信部31rと、制御部31cの制御下で下りデータを電波送信する送信部31sと、制御部31cがネットワーク52を介して情報処理装置51と通信するための回線部31nとを具備している。送受信装置31への電力は、商用電源から供給される。
受信電波の周波数は例えば1GHzであり、送信電波の周波数は例えば1MHzである。
なお、送受信装置31を代表として説明するが、他の送受信装置32,33も送受信装置31と同様の構成である。
図4は、実施例1に係る無線タグ1の動作を示すフロー図である。この動作は、無線タグ1にボタン電池1bをセットすることにより起動される。
ステップS1では、前回の上りデータの送信開始から所定の送信周期T2(図7の(a)参照)以上が経過するまで待ってからステップS2へ進む(起動時は速やかにステップS2へ進む)。
ステップS2では、図7の(a)に示すように、送信部1sを動作状態(オン)にする。
ステップS3では、図7の(b)に示すように、上りデータとしてIDデータ(無線タグ1の識別のためのデータ)を送信部1sから電波送信する。
ステップS4では、図7の(a)に示すように、送信部1sを休止状態(オフ)にする。
ステップS5では、図7の(c)に示すように、受信部1rを動作状態(オン)にする。
ステップS6では、受信タイマで経時を開始する。
ステップS7では、受信部1rで自己宛の下りデータを受信していないならステップS8へ進み、自己宛の下りデータを受信したならステップS10へ進む。なお、自己宛の下りデータか否かは、下りデータの先頭にあるヘッダ部に自己の識別情報が含まれているか否かにより判定する。
ステップS8では、受信タイマが所定の受信時間T3(図7の(c)参照)に達していなければステップS7に戻り、受信時間T3に達したらステップS9へ進む。
ステップS9では、図7の(c)に示すように、受信部1rを休止状態(オフ)にする。そして、ステップS1に戻る。
ここで、ステップS1〜S9の動作は、送信周期T2で上りデータを繰り返し発信し、1回の発信毎に受信時間T3だけ下りデータを受信可能にする基本動作を表している。なお、発信回数をカウントして、数回の発信毎に受信時間T3だけ下りデータを受信可能にしてもよい。
ステップS10では、自己宛の下りデータを受信完了するまで受信を続ける。
ステップS11では、受信部1rを休止状態(オフ)にする。
ここで、ステップS10,S11の動作は、所定の受信時間T3より短い時間で自己宛の下りデータを受信完了すれば受信時間を短縮し(図7の(c)参照)、所定の受信時間T3より長い時間で自己宛の下りデータを受信完了すれば受信時間を延長する(図8の(c)参照)動作を表している。
ステップS12では、図7または図8の(a)に示すように、送信部1sを動作状態(オン)にする。
ステップS13では、図7または図8の(b)に示すように、上りデータとして返信データ(下りデータを受信したことを確認するためのデータ)を送信部1sから電波送信する。
ステップS14では、図7または図8の(a)に示すように、送信部1sを休止状態(オフ)にする。
ステップS19では、受信した下りデータの内容を判定し、報知指令以外ならステップS20ヘ進み、報知指令ならステップS21ヘ進む。
ステップS20では、報知以外の処理を行う。そして、ステップS1に戻る。
ステップS21では、報知部1dにより報知を行う。例えばLEDを点灯したり、ブザーを鳴らしたり、LCDにメッセージを表示したりする。そして、ステップS1に戻る。
図5は、実施例1に係る送受信装置31の動作を示すフロー図である。この動作は、送受信装置31の電源をオンすることにより起動される。
ステップR1では、ネットワーク52を介しての情報処理装置51との通信を回線部31nで確立する。
ステップR2では、無線タグへ送信するべきデータが情報処理装置51からネットワーク52を介して送られてきたら、無線タグの識別情報と対応させて該データを記憶する。
ステップR3では、受信部31rで上りデータを受信したか判定し、受信したらステップR4へ進み、受信していなければステップR8へ進む。
ステップR4では、受信した上りデータを送信してきた無線タグへ送るべきデータを記憶しているかチェックし、記憶しているならステップR5へ進み、記憶していなければステップR6へ進む。
ステップR5では、記憶していたデータを下りデータとして送信部31sから無線送信する。送信済みのデータは削除する。
ステップR6では、受信した上りデータに含まれる識別情報を情報処理装置51へ送る。
ステップR7では、受信した上りデータに含まれる識別情報と受信時刻を記憶する(その識別情報を既に記憶しているなら受信時刻を更新する)。
ステップR8では、記憶している受信時刻のうちで、現在から一定時間(例えば5分間)以上前の受信時刻があるか探索し、あればステップR9へ進み、なければステップR11へ進む。
ステップR9では、現在から一定時間以上前の受信時刻の識別情報を削除する。
ステップR10では、削除した識別情報を情報処理装置51へ送る。
ステップR11では、受信部31rで返信データを受信したか判定し、受信したらステップR12へ進み、受信していなければステップR2に戻る。
ステップR12では、返信データを受信したこと及びその送信元の無線タグの識別情報を情報処理装置51へ送る。そして、ステップR2に戻る。
図6は、実施例1に係る情報処理装置51の動作を示すフロー図である。この動作は、情報処理装置51の電源をオンすることにより起動される。
ステップP1では、送受信装置31〜33からネットワーク52を介して無線タグ1〜6の識別情報を受け取ったならステップP2へ進み、受け取っていないならステップP3へ進む。
ステップP2では、無線タグ1〜6の識別情報とそれを送ってきた送受信装置31〜33の識別情報を対応させて記憶する。
ステップP3では、送受信装置31〜33からネットワーク52を介して削除した無線タグ1〜6の識別情報を受け取ったならステップP4へ進み、受け取っていないならステップP5へ進む。
ステップP4では、削除した無線タグ1〜6の識別情報を送ってきた送受信装置31〜33の識別情報に対応して当該無線タグ1〜6の識別情報を削除する。
ここで、ステップP1〜P4により、情報処理装置51は、無線タグ1〜6を所持している作業者の存否や存在場所(通信エリアE1〜E3)を管理することが出来る。
ステップP5では、識別情報を記憶している無線タグのいずれかへ送るべきデータがあるならステップP6へ進み、ないならステップP7へ進む。
ステップP6では、データを送るべき無線タグの識別情報に対応する送受信装置へ該データを送る。
ここで、ステップP5,P6により、情報処理装置51は、例えば無線タグ1〜6で報知動作を行わせるデータを発行して、作業者を呼び出すことが出来る。また、返信データが無線タグ1〜6から返されなかったら、下りデータを再送信するように送受信装置31〜33に指示することが出来る。
ステップP7では、返信データを受け取った報告を送受信装置31〜33からネットワーク52を介して受け取ったならステップP8へ進み、受け取っていないならステップP9へ進む。
ステップP8では、返信データに対応するデータを削除する。
ステップP9では、送受信装置へ送ったデータであって送ってから一定時間(例えば5分間)経過しても返信データを受け取った報告を受けていないデータを探索し、あればステップP10へ進み、ないならステップP1に戻る。
ステップP10では、該当するデータを対応する送受信装置へ再送する。なお、再送回数が一定回数(例えば10回)に達したら何らかのエラー処理を行う。そして、ステップP1に戻る。
実施例1の無線タグ1〜6および管理装置100によれば、上りデータの無線送信を1回(または所定回数)行う毎に下りデータの無線受信を所定時間行うので、送信部1sだけが動作すればよい時間には受信部1rは電力を消費せず、受信部1rだけが動作すればよい時間には送信部1sは電力を消費しないことになり、電力を無駄に消費せず、電池1bの寿命を延ばすことが出来る。
また、下りデータが長い場合には、無線タグ1〜6の受信時間を延長して受信することが出来る。
図10は、実施例2に係る無線タグ1の動作を示すフロー図である。この動作は、無線タグ1にボタン電池1bをセットすることにより起動される。
ステップS1では、前回の上りデータの送信開始から所定の送信周期T2(図7の(a)参照)以上が経過するまで待ってからステップS2へ進む(起動時は速やかにステップS2へ進む)。
ステップS2では、図7の(a)に示すように、送信部1sを動作状態(オン)にする。
ステップS3では、図7の(b)に示すように、上りデータとしてIDデータ(無線タグ1の識別のためのデータ)を送信部1sから電波送信する。
ステップS4では、図7の(a)に示すように、送信部1sを休止状態(オフ)にする。
ステップS5では、図7の(c)に示すように、受信部1rを動作状態(オン)にする。
ステップS6では、受信タイマで経時を開始する。
ステップS7では、受信部1rで自己宛の下りデータを受信していないならステップS8へ進み、自己宛の下りデータを受信したならステップS10へ進む。なお、自己宛の下りデータか否かは、下りデータの先頭にあるヘッダ部に自己の識別情報が含まれているか否かにより判定する。
ステップS8では、受信タイマが所定の受信時間T3(図7の(c)参照)に達していなければステップS7に戻り、受信時間T3に達したらステップS9へ進む。
ステップS9では、図7の(c)に示すように、受信部1rを休止状態(オフ)にする。そして、ステップS1に戻る。
ここで、ステップS1〜S9の動作は、送信周期T2で上りデータを繰り返し発信し、1回の発信毎に受信時間T3だけ下りデータを受信可能にする基本動作を表している。なお、発信回数をカウントして、数回の発信毎に受信時間T3だけ下りデータを受信可能にしてもよい。
ステップS10では、自己宛の下りデータを受信完了するまで受信を続ける。
ステップS11では、受信部1rを休止状態(オフ)にする。
ここで、ステップS10,S11の動作は、所定の受信時間T3より短い時間で自己宛の下りデータを受信完了すれば受信時間を短縮する(図7または図11の(c)参照)動作を表している。
ステップS12では、図7または図11の(a)に示すように、送信部1sを動作状態(オン)にする。
ステップS13では、図7または図11の(b)に示すように、上りデータとして返信データ(下りデータを受信したことを確認するためのデータ)を送信部1sから電波送信する。
ステップS14では、図7または図11の(a)に示すように、送信部1sを休止状態(オフ)にする。
ステップS15では、受信した下りデータが分割データならステップS16へ進み、分割データでないならステップS19へ進む。なお、分割データか否かは、下りデータの先頭にあるヘッダ部に分割情報が含まれているか否かにより判定する。
ステップS16では、受信した分割データが最後の分割データでないならステップS17へ進み、最後の分割データならステップS18へ進む。なお、分割データの最後か否かは、下りデータの先頭にあるヘッダ部に含まれている分割情報により判定する。
ステップS17では、分割データを記憶する。そして、ステップS1に戻る。
ステップS18では、これまでに記憶していた分割データから今受信した最後の分割データまでをまとめて一つのデータにする。
ステップS19では、分割データでない下りデータまたは複数の分割データを一つにまとめたデータの内容を判定し、報知指令以外ならステップS20ヘ進み、報知指令ならステップS21ヘ進む。
ステップS20では、報知以外の処理を行う。そして、ステップS1に戻る。
ステップS21では、報知部1dにより報知を行う。例えばLEDを点灯したり、ブザーを鳴らしたり、LCDにメッセージを表示したりする。そして、ステップS1に戻る。
図10は、実施例2に係る送受信装置31の動作を示すフロー図である。この動作は、送受信装置31の電源をオンすることにより起動される。
ステップR2’以外は、実施例1における図5の処理と同じであり、説明を省略する。
ステップR2’では、情報処理装置51から無線タグへ送るべきデータを得て記憶する。このとき、無線タグ1〜6の受信時間T3内では下りデータを送信しきれない長いデータの場合には、無線タグ1〜6の受信時間T3内で送信可能なn(≧2)個の分割データにデータを分割して記憶する。
なお、ステップR5では、記憶していたデータを下りデータとして送信部31sから無線送信するが、データを分割して記憶しているなら1回に1つの分割データを下りデータとして無線送信する。
情報処理装置51の動作は、実施例1と同じである。
実施例2の無線タグ1〜6および管理装置100によれば、上りデータの無線送信を1回(または所定回数)行う毎に下りデータの無線受信を所定時間行うので、送信部1sだけが動作すればよい時間には受信部1rは電力を消費せず、受信部1rだけが動作すればよい時間には送信部1sは電力を消費しないことになり、電力を無駄に消費せず、電池1bの寿命を延ばすことが出来る。
また、下りデータが長い場合には、下りデータを分割して送信することが出来る。
本発明の無線タグ、送受信装置および管理装置は、作業者の出欠を管理したりするのに利用できる。
実施例1に係る無線タグおよび管理装置を示すブロック図である。 無線タグの構成を示すブロック図である。 送受信装置の構成を示すブロック図である。 実施例1に係る無線タグの動作を示すフロー図である。 実施例1に係る送受信装置の動作を示すフロー図である。 実施例1に係る情報処理装置の動作を示すフロー図である。 実施例1または実施例2に係る無線タグの動作を示すタイムチャートである。 実施例1に係る無線タグの動作を示すタイムチャートである。 実施例2に係る無線タグの動作を示すフロー図である。 実施例2に係る送受信装置の動作を示すフロー図である。 実施例2に係る無線タグの動作を示すタイムチャートである。
符号の説明
1〜6 無線タグ
1p 処理部
1s 送信部
1r 受信部
1d 報知部
31〜33 送受信装置
31c 制御部
31s 送信部
31r 受信部
31n 回線部
51 情報処理装置
52 ネットワーク
100 管理装置
E1,E2,E3 通信エリア

Claims (16)

  1. 上りデータの無線送信を間欠的に繰り返す間欠発信手段と、前記無線送信を1回または所定回数行う毎に下りデータの無線受信を所定時間行う受信手段と、前記下りデータの内容に応じた処理を行う処理手段と、前記各手段へ電力を供給する電池とを具備すると共に、前記間欠発信手段と前記受信手段とは一方が動作状態である間は他方が電力を消費しない休止状態であることを特徴とする無線タグ。
  2. 請求項1に記載の無線タグにおいて、前記受信手段は、受信した下りデータの内容に応じて無線受信を行う時間を延長することを特徴とする無線タグ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の無線タグにおいて、前記処理手段は、受信した下りデータが全体をn(≧2)個に分割した分割データであるときはn個の分割データを受信後に一つのデータに合成することを特徴とする無線タグ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線タグにおいて、前記受信手段で受信した下りデータの内容に応じて上りデータの無線送信を行う返信手段を具備したことを特徴とする無線タグ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の無線タグにおいて、前記受信手段は、受信した下りデータの内容に応じて無線受信を行う時間を短縮することを特徴とする無線タグ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の無線タグにおいて、前記受信手段で受信した下りデータの内容に応じて報知動作を行う報知手段を具備したことを特徴とする無線タグ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の無線タグにおいて、前記上りデータに無線タグの識別情報を含むことを特徴とする無線タグ。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の無線タグにおいて、前記下りデータに無線タグの識別情報を含むことを特徴とする無線タグ。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の無線タグにおいて、前記上りデータに対応する電波の周波数と前記下りデータに対応する電波の周波数とが異なることを特徴とする無線タグ。
  10. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の無線タグから無線送信される上りデータを受信する受信手段と、前記上りデータを受信した直後に下りデータを無線送信する送信手段とを具備したことを特徴とする送受信装置。
  11. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の無線タグから無線送信され且つ送信した無線タグの識別情報を含む上りデータを受信する受信手段と、前記上りデータを受信した直後に前記上りデータを送信した無線タグの識別情報を含む下りデータを無線送信する送信手段とを具備したことを特徴とする送受信装置。
  12. 請求項10または請求項11に記載の送受信装置において、前記上りデータに対応する電波の周波数と前記下りデータに対応する電波の周波数とが異なることを特徴とする送受信装置。
  13. 情報処理装置と、前記情報処理装置にネットワークで接続された複数の送受信装置とを有する管理装置であって、
    前記情報処理装置は、前記ネットワークを介して前記送受信装置から送られてきた無線タグの識別情報および当該送受信装置の識別情報を対応させて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に識別情報を記憶している無線タグへ送るべきデータを対応する送受信装置へ前記ネットワークを介して送るデータ送付手段とを具備し、
    前記各送受信装置は、請求項1から請求項8のいずれかに記載の無線タグから無線送信され且つ当該無線タグの識別情報を含む上りデータを受信する受信手段と、受信した上りデータに含まれる無線タグの識別情報を前記情報処理装置へ前記ネットワークを介して送るデータ送付手段と、受信した上りデータに含まれる無線タグの識別情報および前記情報処理装置から前記ネットワークを介して送られてきたデータを前記無線タグの識別情報と対応させて記憶する記憶手段と、受信した上りデータに含まれる無線タグの識別情報が前記記憶手段に記憶した無線タグの識別情報の一つなら対応して記憶しているデータを下りデータとして無線送信する送信手段とを具備したことを特徴とする管理装置。
  14. 請求項13に記載の管理装置において、前記各送受信装置は、前記下りデータに対する返信に相当する上りデータを受信したら前記情報処理装置に前記ネットワークを介して報告することを特徴とする管理装置。
  15. 請求項13または請求項14に記載の管理装置において、前記各送受信装置は、一つのデータをn(≧2)個に分割した分割データを一つの下りデータとしてn回に分けて無線送信することを特徴とする管理装置。
  16. 請求項13から請求項15のいずれかに記載の管理装置において、前記上りデータに対応する電波の周波数と前記下りデータに対応する電波の周波数とが異なることを特徴とする管理装置。
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