JP4570735B2 - 回転体を回転させる液圧シリンダの制御装置 - Google Patents

回転体を回転させる液圧シリンダの制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転体を回転させる液圧シリンダの制御方法および制御装置に係り、特に回転体をほぼ一定のトルクで回転させるために有効な回転体を回転させる液圧シリンダの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来技術の概念図である。
この図4に示す従来技術では、回転体11を回転駆動するために液圧シリンダ1が設置されている。
【0003】
前記液圧シリンダ1の一端部は、固定部材5に固定されたブラケット6に、シリンダエンドピン7を介して取り付けられていて、液圧シリンダ1は揺動自在に支持されている。
【0004】
前記液圧シリンダ1の内部には、ピストン(この図4では省略)が往復動可能に嵌挿されている。このピストンには、ピストンロッド3が取り付けられている。
【0005】
前記ピストンロッド3の一端部は、クランク8にロッドエンドピン7を介して連接されている。前記クランク8は、回転体11に一体に設けられた回転軸10に取り付けられている。
【0006】
そして、従来技術では液圧供給源として定吐出量ポンプ(図示せず)から液圧シリンダ1に常時一定の液圧Pを供給し、ピストンロッド3を伸縮させ、クランク8を介して回転軸10に軸トルクを付与し、回転体11を回転させるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種液圧シリンダにより回転体を回転させる機構における液圧シリンダの制御において、従来技術のごとく、液圧シリンダへの液圧供給源として定吐出量ポンプを使用すると、図4から分かるように、液圧Pつまり吐出圧力は一定であるが、回転体11が図4において時計方向に0°から90°回転する過程で、液圧シリンダ1とクランク8のなす角度が直角になったとき、回転体11のトルクTが最大となる。また、回転体11が180°回転し、液圧シリンダ1が押しから引きに変わり、回転体11が270°を越えて回転し、液圧シリンダ1とクランク8のなす角度が再び直角になったとき、回転体11のトルクTが再び大きくなる。
【0008】
このように、液圧シリンダへの液圧供給源として、定吐出量ポンプを用いた場合には、回転体が一回転する間に、トルクTが大きく変動する。このため、従来技術では回転体を安定したトルクで回転させることができないという課題があった。
【0009】
本発明は、上記の事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、液圧シリンダの負荷に応じて、液圧シリンダへの供給液圧を自動的に調整し、回転体をほぼ一定のトルクで回転させ得る液圧シリンダの制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1の本発明は、ポンプ内傾斜角が変わり供給液圧が調整可能な圧力補償付可変容量型液圧ポンプ14と、この圧力補償付可変容量型液圧ポンプ14に、弁切換により所定の液圧を送出する3位置方向切換弁15を介し接続され、前記3位置方向切換弁15からの液圧によりピストンロッドが伸縮し、ピストンロッドの伸縮により回転体11を回転させる液圧シリンダ1と、この液圧シリンダ1の前記ピストンロッドの上下死点間の位置検出信号を出力するピストンロッド位置検出装置18と、このピストンロッド位置検出装置18からのピストンロッド3の位置検出信号が取り込まれ、かつ前記回転体11の回転角度θと前記液圧シリンダ1に供給する液圧Pとに関するデータが取り込まれ、前記回転体11を一定トルクTで360°連続回転させるべく前記圧力補償付可変容量型液圧ポンプ14へ供給液圧の信号を送り、かつ前記3位置方向切換弁15に弁切換の制御信号を送る制御器25と、を備えることを特徴とする。
【0011】
請求項2の本発明は、請求項1記載の回転体を回転させる液圧シリンダの制御装置において、前記ピストンロッド位置検出装置は、前記液圧シリンダ1の外側に固定されたセンサ取り付け板19と、ロッドクレビス4に取り付けられかつ前記センサ取り付け板19にガイドされてスライドするスライド板20と、互いに所定の間隔をおいて配置されかつ前記センサ取り付け板19に取り付けられた第1、第2のセンサ21、22と、前記スライド板20に設けられた検出体23とを備えてなることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は本発明の一実施例を示すもので、液圧シリンダの制御装置の説明図、図2は制御器の論理説明図、図3は本発明の概念図である。
【0014】
本発明における図1に示す実施例では、液圧シリンダ1の一端部が固定部材5に固定されたブラケット6に、シリンダエンドピン7を介して取り付けられていて、液圧シリンダ1は揺動可能に支持されている。
【0015】
前記液圧シリンダ1の内部には、ピストン2が往復動可能に嵌挿されている。このピストン2には、ピストンロッド3が設けられている。
【0016】
前記ピストンロッド3の一端部には、ロッドクレビス4が設けられており、このロッドクレビス4は図3に示すクランク8に、ロッドエンドピン9を介して連接されている。
【0017】
前記クランク8は、図3に示す回転軸10に一体に取り付けられている。この回転軸10は、図3に示す回転体11に一体に設けられている。
【0018】
前記液圧シリンダ1は、液圧回路に接続されている。この液圧回路は、図1に示すように、液タンク12と、ポンプ用の駆動源13と、この駆動源13に駆動連結され、内部パイロット圧あるいは外部パイロット圧によってポンプ内傾斜角が変わる圧力補償付可変容量型液圧ポンプ14と、3位置方向切換弁15と、液通路16、17とを備えている。そして、この液圧回路は3位置方向切換弁15が図1に示す中立位置からロ位置に切り換えられたとき、圧力補償付可変容量型液圧ポンプ14から液通路17を通じて液圧シリンダ1のピストンロッド側室に、液圧シリンダ1の負荷に応じて液圧を供給し、前記中立位置からイ位置に切り換えられたとき、前記圧力補償付可変容量型液圧ポンプ14から液通路16を通じて液圧シリンダ1のピストンヘッド側室に、液圧シリンダ1の負荷に応じて液圧を供給し得るように構成されている。
【0019】
前記液圧シリンダ1とピストンロッド3とにわたって、図1に示すように、上下死点信号出力装置として、ピストンロッド位置検出装置18が設けられている。このピストンロッド位置検出装置18は、液圧シリンダ1の外側に固定されたセンサ取り付け板19と、ロッドクレビス4に取り付けられかつ前記センサ取り付け板19にガイドされてスライドするスライド板20と、互いに所定の間隔をおいて配置されかつ前記センサ取り付け板19に取り付けられた第1、第2のセンサ21、22と、前記スライド板20に設けられた検出体23とを備えている。前記第1、第2のセンサ21、22と検出体23には、磁気や光を検出媒体とする近接センサ、またはリミットスイッチ等が用いられる。そして、このピストンロッド位置検出装置18はピストンロッド3が伸長方向に移動してその死点付近の設定位置に達したとき、これを第1のセンサ21と検出体23とにより検出し、その検出信号24を図2に示す制御器25に送り込み、またピストンロッド3が収縮方向に移動してその死点付近の設定位置に達したとき、これを第2のセンサ22と検出体23とにより検出し、その検出信号24も前記制御器25に送り込むように構成されている。
【0020】
前記制御器25は、図2に示すように、計算部門26と、データ部門27とを有している。前記データ部門27には、回転体11の回転角度θと、回転体11のトルクTを一定に調整すべく、設定した圧力範囲内で、液圧シリンダ1の負荷に応じて、液圧シリンダ1に供給する液圧Pに関するデータが格納されている。そして、この制御器25は計算部門26でピストンロッド位置検出装置18からピストンロッド3の位置の検出信号24を取り込み、データ部門27からは回転体11の回転角度θ−液圧シリンダ1に供給する液圧Pとに関するデータを取り込み、これらのデータから回転体11を一定のトルクTで回転させるべく、設定した圧力範囲内で、液圧シリンダ1の負荷に応じて、液圧シリンダ1への供給液圧を演算し、その演算値に基づいて、圧力補償付可変容量型液圧ポンプ14に供給液圧の出力電圧信号あるいは出力電流信号28を送り、さらにピストンロッド位位置検出装置18からの検出信号24に基づいて、3位置方向切換弁15に制御信号29を送るように構成されている。
【0021】
次に、前述のごとく構成した液圧シリンダの制御装置の作用に関連して、本発明方法の一例を説明する。
【0022】
まず、液圧シリンダの制御装置は初期状態では、液圧シリンダ1内のピストン2およびこれに設けられたピストンロッド3は図1に仮想線で示すように、ピストンロッド3の収縮方向の死点位置に、回転体11は図3に示す0°の位置に、3位置方向切換弁15は中立位置にそれぞれセットされているものとする。
【0023】
かかる初期状態から起動ボタン(図示せず)がON操作されると、圧力補償付可変容量型液圧ポンプ14が駆動され、3位置方向切換弁15がイ位置に切り換えられる。
【0024】
図2において、回転体11の回転角度θが0°および180°の位置では一定のトルクTで回転させるべく、圧力補償付可変容量型液圧ポンプ14内あるいは同ポンプ14外のパイロット圧は負荷が大きくなるため液圧Pが高くなり、パイロット圧によって同ポンプ14内の傾斜角が小さくなって液圧Pは一定圧まで上昇する。回転体11の回転角度θが0°が90°ではパイロット圧は小さくなり、回転角度θが180で再び最大となる。
【0025】
また、図2において、制御器25から圧力補償付可変容量型液圧ポンプ14に供給液圧の出力電圧信号あるいは出力電流信号28が送り込まれ、圧力補償付可変容量型液圧ポンプ14の供給液圧が回転体11を一定のトルクTで回転させるべく、設定した圧力範囲内で、液圧シリンダ1の負荷に応じた供給圧に調整される。したがって、圧力補償付可変容量型液圧ポンプ14から、回転体11を一定のトルクTで回転させるべく、液圧シリンダ1の負荷に応じて調整された液圧Pが吐出され、その液圧Pは3位置方向切換弁15→液通路16→液圧シリンダ1のピストンヘッド側室に供給され、ピストン2を介してピストンロッド3が伸長方向に移動する。その結果、ピストンロッド3によりクランク8が押進され、回転軸10を介して回転体11が一定のトルクTで回転駆動される。
【0026】
前記ピストンロッド3の伸長方向への移動と一緒に、ピストンロッド位置検出装置18のスライド板20が移動し、このスライド板20に設けられている検出体23が第1のセンサ21に接近する方向に移動する。
【0027】
そして、ピストンロッド3が伸長方向の死点付近の設定位置まで移動するに伴い、クランク8および回転軸10を介して回転体11が180°回転する。このとき、ピストンロッド位置検出装置18の第1のセンサ21と検出体23とにより、ピストンロッド3が伸長方向の死点付近の設定位置に達したことが検出され、その検出信号24が制御器25に送り込まれる。そこで、制御器25は前記検出信号24に基づいて3位置方向切換弁15に制御信号29を送り込む。これにより、3位置方向切換弁15は前述のイ位置からいったん中立位置に切り換えられ、ついでロ位置に切り換えられる。
【0028】
前述のごとく、3位置方向切換弁15がロ位置に切り換えられると、圧力補償付可変容量型液圧ポンプ14から、回転体11を一定のトルクTで回転させるべく、設定した圧力範囲内で、液圧シリンダ1の負荷に応じて調整された液圧Pが3位置方向切換弁15→液通路17→液圧シリンダ1のピストンロッド側室に供給され、ピストン2を介してピストンロッド3が収縮方向に移動する。このピストンロッド3によりクランク8が牽引され、回転軸10を介して回転体11が一定のトルクTで回転駆動される。
【0029】
この場合も、ピストンロッド3の収縮方向への移動に追従して、ピストンロッド位置検出装置18のスライド板20と、これに設けられている検出体23とが第2のセンサ22に接近する方向に移動する。
【0030】
しかして、ピストンロッド3が収縮方向の死点付近の設定位置まで移動すると、クランク8および回転軸10を介して回転体11が360°回転する。このとき、ピストンロッド位置検出装置18の第2のセンサ22と検出体23とにより、ピストンロッド3が収縮方向の死点付近の設定位置に達したことが検出され、その検出信号24が制御器25に送り込まれ、制御器25から前記検出信号24に基づいて3位置方向切換弁15に制御信号29が送り込まれ、3位置方向切換弁15は前述のロ位置からいったん中立位置に切り換えられたのち、再びイ位置に切り換えられる。
【0031】
以上が回転体11の1サイクルであるが、各部材に前述のごとき動作を繰り返して行わせることにより、回転体11を連続的に回転させることができる。
【0032】
そして、この実施例では図3からも分かるように、回転体11を一定のトルクTで回転させるべく、設定した圧力範囲内で、液圧シリンダ1の負荷に応じて調整した液圧Pを、液圧シリンダ1に供給し、この液圧シリンダ1により回転体11を回転させるようにしているので、回転体11をほぼ一定したトルクTで回転させることができる。
【0033】
なお、この実施例において、クランク8を省略し、ピストンロッド3の一端部を回転体11の偏心位置に連接ピンで直接連接してもよい。
【0034】
また、ピストンロッド位置検出装置18に代えて、クランク8の回転角度や、回転体11の回転角度を検出する装置を用いてもよい。
【0035】
さらに、本発明では回転軸に例えば連結板を取り付け、この連結板に複数本の液圧シリンダの各ピストンロッドを連結し、前記連結板を複数本の液圧シリンダにより回転させ、回転軸を回転させるようにしてもよい。
【0036】
次に、図5はトンネル掘削機のカッタ回転軸を複数本の液圧シリンダにより回転駆動する場合の一実施例を示すもので、トンネル掘削機を後方から見た図である。
【0037】
この図5に示す実施例では、カッタ回転軸30にクランク31を介して、回転体としての連結板32が取り付けられている。
【0038】
一方、掘削機外殻33の内部には5本の液圧シリンダ1−1〜1−5が所要の間隔をおいて設置されている。各液圧シリンダ1−1〜1−5のシリンダエンドは、掘削機外殻33に固定のシリンダブラケット34に、シリンダエンドピン35を介して揺動自在に取り付けられている。各液圧シリンダ1−1〜1−5のロッドエンドは、前記連結板32にロッドエンドピン36により連接されている。
【0039】
各液圧シリンダ1−1〜1−5には、上下死点信号出力装置として、ピストンロッド位置検出装置18が設けられている。各ピストンロッド位置検出装置18は、当該ピストンロッドの位置を検出し、ピストンロッドの位置の検出信号24を制御器25に送るようにしている。
【0040】
前記制御器25は、当該液圧シリンダ1−1〜1−5のピストンロッドの検出位置に基づき、圧力補償付可変容量型液圧ポンプ(図5中では省略)に供給液圧の出力電圧信号あるいは出力電流信号28を送り、3位置方向切換弁(これも図示省略)に制御信号29を送るように構成されている。
【0041】
したがって、この図5に示す実施例によれば、圧力補償付可変容量型液圧ポンプの供給液圧を自動的に調整し、5本の液圧シリンダ1−1〜1−5により連結板32およびクランク31を介して、カッタ回転軸30をほぼ一定のトルクTで連続的に回転させることができる。
【0042】
なお、この図5に示す実施例において、液圧シリンダの設置本数は5本に限らず、3本等であってもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、回転体11をほぼ一定のトルクTで回転させるべく、設定した圧力範囲内で、液圧シリンダ1の負荷に応じて、液圧シリンダ1への供給液圧を自動的に調整するようにしているので、回転体11をほぼ一定のトルクTで安定的に360°連続回転させ得る効果がある。
【0044】
また、本発明装置では液圧シリンダ1への液圧供給源として圧力補償付可変容量型液圧ポンプ14を設置し、回転体11をほぼ一定のトルクTで回転させるべく、設定した圧力範囲内で、液圧シリンダ1の負荷に応じて、液圧シリンダ1への供給液圧を自動的に調整可能に構成しているので、前記本発明方法を的確に実施し得る効果がある。
【0045】
さらに、本発明装置では上下死点信号出力装置を備えた液圧シリンダからの信号によって、圧力補償付可変容量型液圧ポンプの供給液圧を、自動的に調整可能に構成しているので、この発明においても、回転体をほぼ一定のトルクで回転させ得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明液圧シリンダの制御装置の一実施例を示す説明図である。
【図2】 図1に示す実施例における制御器の論理説明図である。
【図3】 本発明の概念図である。
【図4】 従来技術の概念図である。
【図5】 トンネル掘削機のカッタ回転軸を複数本の液圧シリンダにより回転駆動する場合の一実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 液圧シリンダ
2 ピストン
3 ピストンロッド
8 クランク
10 回転軸
11 回転体
14 圧力補償付可変容量型液圧ポンプ
15 3位置方向切換弁
16、17 液通路
18 ピストンロッド位置検出装置
21、22 第1、第2のセンサ
23 検出体
24 ピストンロッドの位置の検出信号
25 制御器
28 供給液圧の出力電圧信号あるいは出力電流信号
29 3位置方向切換弁の制御信号
P 液圧
T トルク
θ 回転体の回転角度
1−1〜1−5 液圧シリンダ
30 トンネル掘削機のカッタ回転軸
31 同クランク
32 同連結板
33 掘削機外殻

Claims (2)

  1. 液圧シリンダにより回転体を回転させる機構における液圧シリンダの制御装置において、
    ポンプ内傾斜角が変わり供給液圧が調整可能な圧力補償付可変容量型液圧ポンプ(14)と、
    この圧力補償付可変容量型液圧ポンプ(14)に、弁切換により所定の液圧を送出する3位置方向切換弁(15)を介し接続され、前記3位置方向切換弁(15)からの液圧によりピストンロッドが伸縮し、ピストンロッドの伸縮により回転体(11)を回転させる液圧シリンダ(1)と、
    この液圧シリンダ(1)の前記ピストンロッドの上下死点間の位置検出信号を出力するピストンロッド位置検出装置(18)と、
    このピストンロッド位置検出装置(18)からのピストンロッド(3)の位置検出信号が取り込まれ、かつ前記回転体(11)の回転角度θと前記液圧シリンダ(1)に供給する液圧Pとに関するデータが取り込まれ、前記回転体(11)を一定トルクTで360°連続回転させるべく前記圧力補償付可変容量型液圧ポンプ(14)へ供給液圧の信号を送り、かつ前記3位置方向切換弁(15)に弁切換の制御信号を送る制御器(25)と、
    を備えることを特徴とする回転体を回転させる液圧シリンダの制御装置。
  2. 請求項1記載の回転体を回転させる液圧シリンダの制御装置において、
    前記ピストンロッド位置検出装置は、前記液圧シリンダ(1)の外側に固定されたセンサ取り付け板(19)と、ロッドクレビス(4)に取り付けられかつ前記センサ取り付け板(19)にガイドされてスライドするスライド板(20)と、互いに所定の間隔をおいて配置されかつ前記センサ取り付け板(19)に取り付けられた第1、第2のセンサ(21、22)と、前記スライド板(20)に設けられた検出体(23)とを備えてなることを特徴とする回転体を回転させる液圧シリンダの制御装置。
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