JP4568540B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP4568540B2
JP4568540B2 JP2004174648A JP2004174648A JP4568540B2 JP 4568540 B2 JP4568540 B2 JP 4568540B2 JP 2004174648 A JP2004174648 A JP 2004174648A JP 2004174648 A JP2004174648 A JP 2004174648A JP 4568540 B2 JP4568540 B2 JP 4568540B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt layer
tire
belt
cord
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004174648A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005350001A (ja
Inventor
充幸 和氣
隆成 佐口
清二 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2004174648A priority Critical patent/JP4568540B2/ja
Publication of JP2005350001A publication Critical patent/JP2005350001A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4568540B2 publication Critical patent/JP4568540B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Description

本発明は、空気入りタイヤのベルト層に用いられるベルトコードの角度を調整することによって、ロードノイズを低減させることができる空気入りタイヤに関する。
従来、車両の走行中に発生するロードノイズを低減する手法として、例えば、ベルト層の張力を上げる手法(例えば、特許文献1)、空気入りタイヤの上下バネ定数を低減する手法(例えば、特許文献2)、トレッド部の剛性を低減する手法などが知られている。
特開平6−219106号公報 特開平6−183205号公報
ところで、ロードノイズとは、路面の凹凸等(以下、外乱)によって車両に装着されている空気入りタイヤが該空気入りタイヤの幅方向に振動し、該振動がサスペンションを伝播して車室に到達して騒音となるものであり、“固体伝播音”の一種である。
具体的には、外乱によって発生した空気入りタイヤの幅方向に対する振動は、空気入りタイヤが組み付けられているホイール〜車両のサスペンション〜車体〜車室へと伝播し、一般的な乗用車では、160Hz帯域のロードノイズを車室内において発生させる。
上述したベルト層の張力を上げる手法、及び、空気入りタイヤの上下バネ定数を低減する手法は、タイヤ幅方向に対するベルト層の縮みやベルト層の曲げを抑制するものではない。また、トレッド部の剛性を低減する手法では、車両を操縦する際の安定性(以下、操縦安定性)が低下する。
そこで、本発明は、上述した見地に鑑みてなされたものであり、操縦安定性が低下することを防止しつつ、160Hz帯域のロードノイズを低減する空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した知見に基づいて、発明者らは、空気入りタイヤの幅方向に対する振動と空気入りタイヤのベルト層との関係を分析した。この結果、上述した外乱によってベルト層が曲がること、及び、上述した外乱によってベルト部が縮むことに起因して、空気入りタイヤの幅方向に対する振動が発生していることが判明した。
そこで、本発明は、次のような特徴を有している。
本発明の第1の特徴は、カーカス層のタイヤ径方向外側に配置されるベルト層として、第1のベルト層、第2のベルト層及び第3のベルト層がタイヤ径方向内側から順に重ねて配置された空気入りタイヤにおいて、第3のベルト層が、タイヤ周面上において、タイヤ周方向に平行な直線に対して、55度以上90度以下の範囲内で傾いた第3のベルトコードを有し、第3のベルト層は、第2のベルト層におけるタイヤ幅方向の一端部のタイヤ径方向外側に配置される第1の部分と、第2のベルト層におけるタイヤ幅方向の他端部のタイヤ径方向外側に配置される第2の部分とによって構成され、第3のベルト層の所定サイズ当りの重量が、第1のベルト層又は第2のベルト層の所定サイズ当りの重量に比べて、20%以上300%以下の範囲内で大きいことを要旨とする。
かかる特徴によれば、第3のベルト層が、タイヤ周面上において、タイヤ周方向に平行な直線に対して、55度以上90度以下の範囲内で傾いた第3のベルトコードを有することにより、タイヤ幅方向に対するベルト層の剛性が増加する。従って、空気入りタイヤは、操縦安定性が低下することを防止しつつ、160Hz帯域のロードノイズを低減することができる。
また、第3のベルト層が第1の部分と第2の部分とによって構成されていることにより、第2のベルト層におけるタイヤ幅方向全体のタイヤ径方向外側に第3のベルト層を配置する場合に比べ、空気入りタイヤの重量の増加が抑制される。また、第3のベルト層の所定サイズ当りの重量が、該第3のベルト層よりもタイヤ径方向内側に配置されたベルト層(第1のベルト層又は第2のベルト層)の所定サイズ当りの重量に比べて、20%以上300%以下の範囲内で大きいことにより、タイヤ・ホイール・アッセンブリ(TWA)の慣性モーメントの向上を図ることができる。
すなわち、空気入りタイヤは、該空気入りタイヤの重量の増加を抑制しつつ、160Hz帯域のロードノイズを効果的に低減することができる。
本発明の第の特徴は、本発明の第1の特徴において、第1のベルト層に用いられる第1のベルトコード又は第2のベルト層に用いられる第2のベルトコードのうち、少なくとも一方がアラミド繊維によって構成されていることを要旨とする。
かかる特徴によれば、第3のベルト層よりもタイヤ径方向内側に配置されたベルト層(第1のベルト層又は第2のベルト層)に用いられるベルトコードがアラミド繊維によって構成されていることにより、タイヤ・ホイール・アッセンブリ(TWA)の慣性モーメントの向上を図ることができる。従って、空気入りタイヤは、160Hz帯域のロードノイズを効果的に低減することができる。
本発明によれば、操縦安定性が低下することを防止しつつ、160Hz帯域のロードノイズを低減する空気入りタイヤを提供することができる。
[第1実施形態]
(空気入りタイヤの構成)
次に、本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
図1は、第1実施形態に係る空気入りタイヤ10の一部分解斜視図である。図1に示すように、空気入りタイヤ10は、ホイール11のリム部11a(図1において不図示)に接触する一対のビード部23を有している。なお、ビード部23には、所定の有機繊維コードが用いられる。具体的には、ビード部23を構成するビードコア23cには、アラミド繊維(ケブラー)が用いられる。
また、空気入りタイヤ10では、カーカス層22のタイヤ径方向外側に、カーカス層22を補強する複数のベルト層である第1ベルト層31、第2ベルト層32、第3ベルト層33a及び第3ベルト層33bがタイヤ径方向内側から順に重ねて配置されている。なお、空気入りタイヤ10のサイズは、195/65R15である。
具体的には、第1ベルト層31は、カーカス層22のタイヤ径方向外側(複数のベルトのうち、最もタイヤ径方向内側)に配置されている。なお、第1実施形態では、第1ベルト層31のタイヤ周方向の幅は、155mmである。
第2ベルト層32は、第1ベルト層31のタイヤ径方向外側に配置されている。なお、第1実施形態では、第2ベルト層32のタイヤ周方向の幅は、165mmである。
第3ベルト層33a(第1の部分)は、第2ベルト層32におけるタイヤ幅方向の一端部のタイヤ径方向外側(複数のベルトのうち、最もタイヤ径方向外側)に配置されている。なお、第1実施形態では、第3ベルト層33aのタイヤ周方向の幅は、60mmである。
第3ベルト層33b(第2の部分)は、第2ベルト層32におけるタイヤ幅方向の他端部のタイヤ径方向外側(複数のベルトのうち、最もタイヤ径方向外側)に配置されている。なお、第1実施形態では、第3ベルト層33bのタイヤ周方向の幅は、60mmである。
なお、以下においては、第3ベルト層33aと第3ベルト層33bとを総称して第3ベルト層33と呼ぶものとする。
また、第3ベルト層33のタイヤ径方向外側には、第1ベルト層31、第2ベルト層32、第3ベルト層33を補強するキャップ層40が配置されている。さらに、キャップ層40のタイヤ径方向外側には、路面R(図1において不図示)と接地するトレッド部21が配置されている。
第1実施形態では、第3ベルト層33の“所定サイズ”当りの重量が、第1ベルト層31(又は第2ベルト層32)の“所定のサイズ”当りの重量に比べて、20%以上300%以下の範囲内で大きいものとする。
なお、“所定サイズ”当りの重量とは、第3ベルト層33と第1ベルト層31(又は第2ベルト層32)との重量を比較するために用いられる同一の幅(例えば、幅60mm)及び長さ(例えば、195/65R15の空気入りタイヤの外径相当の長さ)当りの重量のことである。
次に、図2を参照して、路面の凸凹等の外乱による空気入りタイヤ10の幅方向に対する振動によって、160Hz帯域のロードノイズが発生するメカニズムについて簡単に説明する。
図2は、空気入りタイヤ10と、空気入りタイヤ10が組み付けられるホイール11とから構成されるタイヤ・ホイール・アッセンブリのタイヤ幅方向断面、及びタイヤ・ホイール・アッセンブリが取り付けられる車両のサスペンション100の概略構成を示した模式図である。
図2に示すように、空気入りタイヤ10は、ホイール11のリム部11aによって固定されている。また、ホイール11のディスク部11bは、車両(不図示)の車軸ハブ103に取り付けられている。
タイヤ・ホイール・アッセンブリは、車両の走行中、路面Rの凹凸等の外乱によって、キャンバー方向Dcの振動を発生する。
具体的には、路面Rの凸凹等の外乱によって、タイヤ幅方向に対するベルト層の縮みやタイヤ幅方向に対するベルト層の曲がり(以下、タイヤ幅方向に対するベルト層の変形)が発生する。すなわち、タイヤ・ホイール・アッセンブリは、タイヤ幅方向に対するベルト層の変形の発生によって、キャンバー方向Dcの振動を発生する。
ここで、キャンバー方向Dcの振動とは、路面Rと垂直な垂直線Pに対するタイヤ・ホイール・アッセンブリの縦方向中心線(タイヤ赤道線CL)の傾き方向の振動である。このようなキャンバー方向Dcの振動は、サスペンション100を構成するダンパー101やロアアーム102を伝播し、160Hz帯域のロードノイズを車室内において発生させる。
なお、“160Hz帯域”とは、142〜179Hz(1/3オクターブバンド)の周波数をいい、空気入りタイヤ10が装着される車両や、タイヤ・ホイール・アッセンブリ(TWA)の重量、サイズなどによって変化することに留意されたい。例えば、サスペンション100を含めた“振動系”としては、160Hz帯域からシフトし、125Hz帯域や200Hz帯域がピーク周波数となる場合もあり得る。
図3は、図1に示した空気入りタイヤ10に配置されている第1ベルト層31、第2ベルト層32、第3ベルト層33a、第3ベルト層33b及びキャップ層40の一部平面展開図である。
上述したように、第1ベルト層31、第2ベルト層32、第3ベルト層33a及び第3ベルト層33bのタイヤ幅方向における幅は、155mm、165mm、60mm、60mmにそれぞれ設定されている。
具体的には、第1ベルト層31は、スチールコード(又は、アラミド繊維コード)をベルトコード31cとして有する。また、ベルトコード31cのコード径は0.50mmに設定され、ベルトコード31cの配置(打込)間隔は、36.0本/50mmに設定されている。さらに、ベルトコード31cは、タイヤ周面上において、タイヤ赤道線CLに平行な直線Sに対して所定の角度α(例えば、24度や26度)の傾きを有する。
第2ベルト層32は、スチールコード(又は、アラミド繊維コード)をベルトコード32cとして有する。また、ベルトコード32cのコード径は0.50mmに設定され、ベルトコード32cの配置(打込)間隔は、36.0本/50mmに設定されている。さらに、ベルトコード32cは、タイヤ周面上において、タイヤ赤道線CLに平行な直線Sに対して所定の角度β(例えば、24度や26度)の傾きを有する。
ここで、ベルトコード32cは、上述したベルトコード31cの傾きとは逆方向の傾きを有するものとする。すなわち、ベルトコード32cは、ベルトコード31cと交錯するように配置されている。
第3ベルト層33aは、上述したように、第2ベルト層32におけるタイヤ幅方向の一端部のタイヤ径方向外側に配置され、スチールコード(又は、アラミド繊維コード)をベルトコード33c−1として有する。また、ベルトコード33c−1のコード径は0.50mmに設定され、ベルトコード33c−1の配置(打込)間隔は、36.0本/50mmに設定されている。さらに、ベルトコード33c−1は、タイヤ周面上において、タイヤ赤道線CLに平行な直線Sに対して所定の角度γ(55度以上90度以下)の傾きを有する。
なお、第1実施形態では、ベルトコード33c−1を有する第3ベルト層33aの所定幅当りのコード方向に対する引張弾性率は、2000MPa以上200000MPa以下であるものとする。
また、第1実施形態では、ベルトコード33c−1は、上述したベルトコード32cの傾きと同方向の傾きを有するが、これに限定されるものではなく、ベルトコード32cの傾きと逆方向の傾きを有していてもよい。すなわち、ベルトコード33c−1は、ベルトコード32cと交錯するように配置されていてもよい。
第3ベルト層33bは、上述したように、第2ベルト層32におけるタイヤ幅方向の他端部のタイヤ径方向外側に配置され、スチールコード(又は、アラミド繊維コード)をベルトコード3c−2として有する。また、ベルトコード3c−2のコード径は0.50mmに設定され、ベルトコード3c−2の配置(打込)間隔は、36.0本/50mmに設定されている。さらに、ベルトコード3c−2は、タイヤ周面上において、タイヤ赤道線CLに平行な直線Sに対して所定の角度γ(55度以上90度以下)の傾きを有する。
なお、第1実施形態では、ベルトコード3c−2を有する第3ベルト層33bの所定幅当りのコード方向に対する引張弾性率は、2000MPa以上200000MPa以下であるものとする。
また、第1実施形態では、ベルトコード3c−2は、上述したベルトコード32cの傾きと同方向の傾きを有するが、これに限定されるものではなく、ベルトコード32cの傾きと逆方向の傾きを有していてもよい。すなわち、ベルトコード3c−2は、ベルトコード32cと交錯するように配置されていてもよい。
なお、第1実施形態では、上述した角度γ及び角度γは同じ角度であるものとして説明し、角度γ及び角度γを総称して角度γと呼ぶものとする。また、角度γ及び角度γは、55度以上90度以下の範囲内であれば異なる角度であってもよい。
なお、以下においては、ベルトコード33c−1及びベルトコード3c−2を総称してベルトコード33cと呼ぶものとする。
[比較評価]
次に、空気入りタイヤ10の特性に関する比較評価の結果について説明する。なお、図4〜図6及び表1に示す比較評価に関するデータは、以下に示す条件において測定されたものである。
・タイヤサイズ: 195/65R15
・ホイールサイズ: 6JJ×15
・ホイール種別: アルミホイール
・ホイールオフセット量: 45mm
・PCD: 114.3mm(4穴)
・設定内圧: 210kPa
・車両種別: FF車(排気量1,600cc)
・車両速度: 60Km/h
(1)ベルトコード33cの傾きの角度γと160Hz帯域のロードノイズ低減効果との関係
図4は、ベルトコード33cの傾きの角度γと160Hz帯域のロードノイズ低減効果との関係について示す図である。
なお、160Hz帯域のロードノイズ低減効果とは、従来のタイヤ(以下、従来例1に係るタイヤ)と比較した場合に、160Hz帯域のロードノイズが低減した値(単位:dB)である。
また、従来例1に係るタイヤは、タイヤ周面上において、タイヤ赤道線CLに対して所定の方向に24度傾いたスチールコードを有する第1のベルト層、及び、タイヤ周面上において、タイヤ赤道線CLに対して所定の方向とは反対方向に24度傾いたスチールコードを有する第2のベルト層(交錯ベルト層)を備えたものである。
図4に示すように、ベルトコード33cの傾きの角度γが55度以上である場合には、タイヤ幅方向に対するベルト層の変形が抑制される。これに伴って、キャンバー方向Dcの振動が抑制され、160Hz帯域のロードノイズ低減効果が得られる。
すなわち、ベルトコード33cが、タイヤ周面上において、タイヤ赤道線CLに平行な直線Sに対して50度以上90度以下の傾きを有する場合には、タイヤ幅方向に対するベルト層の剛性が増加するため、タイヤ幅方向に対するベルト層の変形が抑制される。従って、車両に伝播する振動が小さくなり、160Hz帯域のロードノイズ低減効果が得られる。
一方、ベルトコード33cの傾きの角度γが55度以下である場合にも、160Hz帯域のロードノイズ低減効果が得られるが、この効果は、第3ベルト層33を第2ベルト層32のタイヤ系半径方向外側に配置したことによって、タイヤ・ホイール・アッセンブリ(TWA)の慣性モーメントが上述した従来例1に係るタイヤよりも増加したことに起因するものである。
具体的には、「有限要素モデルによるロードノイズのサスペンション振動解析」(自動車技術会学術講演会前刷集No.65−00)に記載されているように、路面Rの凹凸等の外乱によって発生する振動を伝播する振動系、つまり、空気入りタイヤ10、ホイール11及びサスペンション100の等価質量が大きいほど振動のレベルが小さくなる。従って、車両に伝播する振動が小さくなり、160Hz帯域のロードノイズ低減効果が得られる。
(2)第1ベルト層31の“所定サイズ”当りの重量と第3ベルト層33の“所定サイズ”当りの重量との比率と、160Hz帯域のロードノイズ低減効果との関係
図5は、第1ベルト層31の“所定サイズ”当りの重量と第3ベルト層33の“所定サイズ”当りの重量との比率と、160Hz帯域のロードノイズ低減効果との関係を示す図である。
図5に示すように、第3ベルト層33の“所定サイズ”当りの重量が、第1ベルト層31の“所定サイズ”当りの重量よりも、20%以上300%以下の範囲内で大きい場合には、160Hz帯域のロードノイズ低減効果が得られる。
具体的には、第3ベルト層33は、TWAの慣性モーメントの回転軸から最も離れたベルト層であるため、該第3ベルト層33の“所定サイズ”当りの重量を大きくすることによって、タイヤ・ホイール・アッセンブリ(TWA)の慣性モーメントが増加する。従って、上述したように、車両に伝播する振動が小さくなり、160Hz帯域のロードノイズ低減効果が得られる。
(3)第3ベルト層33の“所定幅”当りのコード方向に対する引張弾性率と、160Hz帯域のロードノイズ低減効果との関係
図6は、第3ベルト層33の“所定幅”当りのコード方向に対する引張弾性率と、160Hz帯域のロードノイズ低減効果との関係を示す図である。
図6に示すように、引張弾性率が2000MPa以上である場合(すなわち、ベルトコード33cがレイヨン、ケブラー(アラミド繊維)又はスティールによって構成されている場合)には、160Hz帯域のロードノイズ低減効果が得られる。
すなわち、第3ベルト層33の“所定幅”当りのコード方向に対する引張弾性率が2000MPa以上200000MPa以下である場合には、タイヤ幅方向に対するベルト層の剛性が増加するため、タイヤ幅方向に対するベルト層の変形が抑制される。従って、車両に伝播する振動が小さくなり、160Hz帯域のロードノイズ低減効果が得られる。
なお、“所定幅”当りのコード方向に対する引張弾性率とは、所定幅を有する部分(例えば、長さが60mmのベルトコード33cを含む部分)を第3ベルト層33から切り出し、所定の加硫条件(例えば、温度=180℃)の下で、切り出された第3ベルト層33の部分をベルトコード33cの延長線方向(コード方向)に引っ張った際における該第3ベルト層33の部分の弾性率である。
(4)ベルトコード33cの傾きの角度γと、160Hz帯域のロードノイズ低減効果との関係
表1は、ベルトコード33cの傾きの角度γと、160Hz帯域のロードノイズ低減効果との関係を示す表である。
Figure 0004568540
表1に示すように、実施例1−1〜実施例1−3では、タイヤ周面上におけるベルトコード33cの傾きの角度γが大きいため、タイヤ幅方向に対するベルト層の剛性が増加する(すなわち、タイヤ幅方向に対してベルト層が変形し難くなる(値が小さいほど変形し難い)。また、第3ベルト層33が第2ベルト層32のタイヤ径方向外側に配置されているため、TWA慣性モーメントが向上する。従って、160Hz帯域のロードノイズ低減効果が得られる。
また、実施例1−1〜実施例1−3では、タイヤ幅方向に対するベルト層の剛性が増加するため、タイヤ幅方向に対するトレッド部21の変形が抑制される。従って、車両を操縦する際の安定性(操縦安定性)も向上する。
特に、実施例1−2では、ベルトコード31cがアラミド繊維によって構成されているため、タイヤ重量を従来例1よりも増やすことなく、160Hz帯域のロードノイズ低減効果が得られ、操縦安定性も向上する。
[作用・効果]
以上説明した第1実施形態に係る空気入りタイヤ10によれば、第3ベルト層33が、タイヤ周面上において、タイヤ周方向に平行な直線Sに対して、55度以上90度以下の範囲内で傾いたベルトコード33cを有することにより、タイヤ幅方向に対するベルト層の剛性が増加する。従って、空気入りタイヤ10は、操縦安定性が低下することを防止しつつ、160Hz帯域のロードノイズを低減することができる。
また、第3ベルト層33が第3ベルト層33aと第3ベルト層33bとによって構成されていることにより、第2ベルト層32におけるタイヤ幅方向全体のタイヤ径方向外側に第3ベルト層33を配置する場合に比べ、空気入りタイヤ10の重量の増加が抑制される。また、第3ベルト層33の所定サイズ当りの重量が、該第3ベルト層33よりもタイヤ径方向内側に配置されたベルト層(第1ベルト層31又は第2ベルト層32)の所定サイズ当りの重量に比べて、20%以上300%以下の範囲内で大きいことにより、タイヤ・ホイール・アッセンブリ(TWA)の慣性モーメントの向上を図ることができる。
すなわち、空気入りタイヤ10は、空気入りタイヤ10の重量の増加を抑制しつつ、160Hz帯域のロードノイズを効果的に低減することができる。
さらに、第3ベルト層33の所定幅当りのコード方向に対する引張弾性率が、2000MPa以上200000MPa以下であることにより、タイヤ幅方向に対するベルト層の剛性が増加する。従って、空気入りタイヤ10は、操縦安定性が低下することを防止しつつ、160Hz帯域のロードノイズを低減することができる。
また、第3ベルト層33よりもタイヤ径方向内側に配置されたベルト層(第1ベルト層31又は第2ベルト層32)に用いられるベルトコードがアラミド繊維によって構成されていることにより、タイヤ・ホイール・アッセンブリ(TWA)の慣性モーメントの向上を図ることができる。従って、空気入りタイヤ10は、160Hz帯域のロードノイズを効果的に低減することができる。
[第2実施形態]
(空気入りタイヤの構成)
本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下においては、上述した第1実施形態に係る空気入りタイヤ10との相違点を主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態に係る空気入りタイヤ10では、第1ベルト層31、第2ベルト層32及び第3ベルト層33がベルト層として配置されていたが、第2実施形態に係る空気入りタイヤ10では、第1ベルト層31及び第2ベルト層32のみがベルト層として配置されている。
図7は、第2実施形態に係る空気入りタイヤ10の一部分解斜視図である。図7に示すように、空気入りタイヤ10は、ホイール11のリム部11a(図7において不図示)に接触する一対のビード部23を有している。なお、ビード部23には、所定の有機繊維コードが用いられる。具体的には、ビード部23を構成するビードコア23cには、アラミド繊維(ケブラー)が用いられる。
また、空気入りタイヤ10では、カーカス層22のタイヤ径方向外側に、カーカス層22を補強する複数のベルト層である第1ベルト層31及び第2ベルト層32がタイヤ径方向内側から順に重ねて配置されている。
図8は、図7に示した空気入りタイヤ10に配置されている第1ベルト層31、第2ベルト層32及びキャップ層40の一部平面展開図である。
具体的には、第1ベルト層31は、スチールコード(又は、アラミド繊維コード)をベルトコード31cとして有する。また、ベルトコード31cのコード径は0.50mmに設定され、ベルトコード31cの配置(打込)間隔は、36.0本/50mmに設定されている。さらに、ベルトコード31cは、タイヤ周面上において、タイヤ赤道線CLに対して第1の角度α’の傾きを有する。
第2ベルト層32は、スチールコード(又は、アラミド繊維コード)をベルトコード32cとして有する。また、ベルトコード32cのコード径は0.50mmに設定され、ベルトコード32cの配置(打込)間隔は、36.0本/50mmに設定されている。さらに、ベルトコード32cは、タイヤ周面上において、タイヤ赤道線CLに対して第2の角度β’の傾きを有する。
ここで、ベルトコード32cは、上述したベルトコード31cの傾きとは逆方向の傾きを有するものとする。すなわち、ベルトコード32cは、ベルトコード31cと交錯するように配置されている。
第2実施形態では、上述したベルトコード32cの第2の角度β’は、8度以上55度以下の範囲内でベルトコード31cの第1の角度α’よりも大きいものとする。
また、第2実施形態では、第2ベルト層32の“所定サイズ”当りの重量が、第1ベルト層31の“所定のサイズ”当りの重量に比べて、20%以上300%以下の範囲内で大きいものとする。
[比較評価]
次に、空気入りタイヤ10の特性に関する比較評価の結果について説明する。なお、図9及び表2に示す比較評価に関するデータは、以下に示す条件において測定されたものである。
・タイヤサイズ: 195/65R15
・ホイールサイズ: 6JJ×15
・ホイール種別: アルミホイール
・ホイールオフセット量: 45mm
・PCD: 114.3mm(4穴)
・設定内圧: 210kPa
・車両種別: FF車(排気量1,600cc)
・車両速度: 60Km/h
(1)ベルトコード31cの第1の角度α’とベルトコード32cの第2の角度β’との角度差と、タイヤ幅方向に対するベルト層の変形し易さとの関係
図9は、第1の角度α’と第2の角度β’との角度差(第2の角度β’の方が第1の角度α’よりも大きい)と、タイヤ幅方向に対するベルト層の変形し易さとの関係を示す図である。
図9に示すように、第1の角度α’と第2の角度β’との角度差が8度以上である場合には、タイヤ幅方向に対するベルト層の剛性が増加するため、タイヤ幅方向に対するベルト層の変形し難くなる。従って、第1の角度α’と第2の角度β’との角度差が8度以上である場合には、車両に伝播する振動が小さくなり、160Hz帯域のロードノイズ低減効果が得られる。
一方、第1の角度α’と第2の角度β’との角度差が55度を超えると、タイヤ幅方向に対するベルト層の剛性は増加するものの、タイヤ周方向に対するベルト層の剛性が低下し、ベルトコードが切れる等の問題が発生するため、第1の角度α’と第2の角度β’との角度差が55度を超えることは好ましくない。
(2)ベルトコード31cの第1の角度α’とベルトコード32cの第2の角度β’との角度差と、160Hz帯域のロードノイズ低減効果との関係
表2は、ベルトコード31cの第1の角度α’とベルトコード32cの第2の角度β’との角度差と、160Hz帯域のロードノイズ低減効果との関係を示す図である。
Figure 0004568540
表2に示すように、実施例2−1〜実施例2−4では、第1の角度α’と第2の角度β’との角度差(第2の角度β’の方が第1の角度α’よりも大きい)が8度以上55度以下であるため、タイヤ幅方向に対するベルト層の剛性が増加する(すなわち、タイヤ幅方向に対すてベルト層が変形し難くなる(値が小さいほど変形し難い)。従って、車両に伝播する振動が小さくなり、160Hz帯域のロードノイズ低減効果が得られる。
また、上述した実施形態1と異なり、第3ベルト層33が配置されていないため、タイヤ重量が増加することがない。従って、燃費が悪化するなどの環境面に対する悪影響もない。
さらに、実施例2−2〜実施例2−4では、実施例2−1よりもタイヤ幅方向に対するベルト層の剛性が増加するため、タイヤ幅方向に対するトレッド部21の変形が抑制される。従って、車両の操縦する際の安定性(操縦安定性)も向上する。
[作用・効果]
以上説明した第2実施形態に係る空気入りタイヤ10によれば、ベルトコード32cの傾きの角度β‘が、8度以上55度以下の範囲内でベルトコード31cの傾きの角度α’よりも大きいことにより、タイヤ幅方向に対するベルト層の剛性が増加する。従って、空気入りタイヤ10は、操縦安定性が低下することを防止しつつ、160Hz帯域のロードノイズを低減することができる。
また、第2ベルト層32の所定サイズ当りの重量が、該第2ベルト層32よりもタイヤ径方向内側に配置された第1ベルト層31の所定サイズ当りの重量に比べて、20%以上300%以下の範囲内で大きいことにより、タイヤ・ホイール・アッセンブリ(TWA)の慣性モーメントの向上を図ることができる。従って、空気入りタイヤ10は、160Hz帯域のロードノイズを効果的に低減することができる。
さらに、第2ベルト層32よりもタイヤ径方向内側に配置された第1ベルト層31に用いられるベルトコード31cがアラミド繊維によって構成されていることにより、タイヤ・ホイール・アッセンブリ(TWA)の慣性モーメントの向上を図ることができ、160Hz帯域のロードノイズを効果的に低減することができる。
本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤ10の一部分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るタイヤ・ホイール・アッセンブリ及び車両のサスペンションの概略構成を示した模式図である。 本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤ10のベルト層の一部平面展開図である。 本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤ10の性能比較について説明するための図である(その1)。 本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤ10の性能比較について説明するための図である(その2)。 本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤ10の性能比較について説明するための図である(その3)。 本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤ10の一部分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤ10のベルト層の一部平面展開図である。 本発明の第2実施形態に係る空気入りタイヤ10の性能比較について説明するための図である。
符号の説明
10…空気入りタイヤ、11…ホイール、11a…リム部、11b…ディスク部、21…トレッド部、22…カーカス層、23…ビード部、23c…ビードコア、31…第1ベルト層、31c…ベルトコード、32…第2ベルト層、32c…ベルトコード、33…第3ベルト層、33c…ベルトコード、40…キャップ層、100…サスペンション、101…ダンパー、102…ロアアーム、103…車軸ハブ、CL…タイヤ赤道線、P…垂直線、R…路面

Claims (2)

  1. カーカス層のタイヤ径方向外側に配置されるベルト層として、第1のベルト層、第2のベルト層及び第3のベルト層がタイヤ径方向内側から順に重ねて配置された空気入りタイヤであって、
    前記第3のベルト層は、タイヤ周面上において、タイヤ周方向に平行な直線に対して、55度以上90度以下の範囲内で傾いた第3のベルトコードを有し、
    前記第3のベルト層は、前記第2のベルト層におけるタイヤ幅方向の一端部のタイヤ径方向外側に配置される第1の部分と、前記第2のベルト層におけるタイヤ幅方向の他端部のタイヤ径方向外側に配置される第2の部分とによって構成され、
    前記第3のベルト層の所定サイズ当りの重量が、前記第1のベルト層又は前記第2のベルト層の前記所定サイズ当りの重量に比べて、20%以上300%以下の範囲内で大きいことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記第1のベルト層に用いられる第1のベルトコード又は前記第2のベルト層に用いられる第2のベルトコードのうち、少なくとも一方がアラミド繊維によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
JP2004174648A 2004-06-11 2004-06-11 空気入りタイヤ Expired - Fee Related JP4568540B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004174648A JP4568540B2 (ja) 2004-06-11 2004-06-11 空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004174648A JP4568540B2 (ja) 2004-06-11 2004-06-11 空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005350001A JP2005350001A (ja) 2005-12-22
JP4568540B2 true JP4568540B2 (ja) 2010-10-27

Family

ID=35584819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004174648A Expired - Fee Related JP4568540B2 (ja) 2004-06-11 2004-06-11 空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4568540B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105682942A (zh) * 2013-10-29 2016-06-15 株式会社普利司通 轮胎

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2887809A1 (fr) * 2005-06-30 2007-01-05 Michelin Soc Tech Pneumatique pour vehicules lourds
JP6331606B2 (ja) * 2014-04-04 2018-05-30 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000085313A (ja) * 1998-09-17 2000-03-28 Bridgestone Corp 重荷重用空気入りラジアルタイヤ
JP2001213116A (ja) * 2000-02-07 2001-08-07 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1483053A (en) * 1973-09-22 1977-08-17 Dunlop Ltd Pneumatic tyres
JPH02136304A (ja) * 1988-11-17 1990-05-24 Sumitomo Rubber Ind Ltd ラジアルタイヤ
JP3450892B2 (ja) * 1994-03-15 2003-09-29 株式会社ブリヂストン 空気入りラジアルタイヤ
JP3648009B2 (ja) * 1997-01-24 2005-05-18 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤの装着方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000085313A (ja) * 1998-09-17 2000-03-28 Bridgestone Corp 重荷重用空気入りラジアルタイヤ
JP2001213116A (ja) * 2000-02-07 2001-08-07 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105682942A (zh) * 2013-10-29 2016-06-15 株式会社普利司通 轮胎
US10189312B2 (en) 2013-10-29 2019-01-29 Bridgestone Corporation Tire

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005350001A (ja) 2005-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4829895B2 (ja) 自動二輪車用ラジアルタイヤ
JP6658035B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5993863B2 (ja) 乗用車用空気入りラジアルタイヤ
JP5156736B2 (ja) 空気入りタイヤ
WO2006070533A1 (ja) 空気入りタイヤ
JPH08207516A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2790982B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JPH0672104A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JPS63121503A (ja) 乗用車用ラジアルタイヤ
JP2001354013A (ja) 空気入りタイヤ
JP4568540B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4721770B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4651036B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4177656B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP4593769B2 (ja) タイヤ・リムホイール組立体
JP2916077B2 (ja) ニューマチック型ソリッドタイヤ
JP3377459B2 (ja) 自動二輪車用バイアスタイヤ
JP3774050B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2001213117A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2001191765A (ja) 空気入りタイヤ
JP3755051B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JPH0592708A (ja) 空気入りタイヤ
JP6660251B2 (ja) ランフラットラジアルタイヤ
JP3426287B2 (ja) タイヤ騒音の少ない空気入りタイヤ
JPH02144201A (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100803

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4568540

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees