JP4567393B2 - マイクロリアクターおよびマイクロリアクターシステム - Google Patents
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Description
また、前記基板と前記センサの接着部は前記第一の流路形成基板に形成された流路の下部のみである構成とした。
また、前記基板と前記センサの接着に用いられた接着剤にはシリコン系接着剤を用いる。
また、前記センサの配線と前記基板に形成された空間に存在する配線が電気伝導性接着剤で接続され、その主剤はシリコン系樹脂を用いる構成とした。
また、前記センサと接着されている前記第一の流路形成基板はやわらかいシリコン系樹脂を用いる構成とした。
また、前記センサと前記第一の流路形成基板の接着は接着剤を用いずに直接接合された構造となっている。
また、前記圧電振動子に水晶振動子をもちいた。
また、前記マイクロリアクターは、分析用サンプルの分離・抽出を行う分析以外の機能を持つ要素と、前記流路を通じて連結されている構成となっている。
(第1の実施の形態)
図1(a)に、本発明の第1の実施の形態の保護流路基板付きセンサの上面図を、また、図1(b)に下方側面図を、図1(c)に右側面図示す。121はATカットの水晶基板を用いたセンサ、122と123は電極、124は第一の流路形成基板、125は試料溶液が流れる反応流路であり、試料溶液との反応、及びその反応を測定する反応槽126で構成されている。また、センサ配線127、128が電極から伸びている。
次に、図3(a)に本発明の第1の実施の形態のセンサの基板実装時の上面図を、また、図3(b)にA−A’断面図を示す。130は第二の流路形成基板、131は基板、132はシリコン接着剤、133、134は基板の配線、135は導電性シリコン接着剤である。
(第2の実施の形態)
図7(a)に、本発明の第2の実施の形態の保護流路基板付きセンサの上面図を、また、図7(b)に下方側面図を、図7(c)に右側面図示す。521はATカットの水晶基板を用いたセンサ、522と523は電極、524は第一の流路形成基板、525は試料溶液が流れる反応流路であり、試料溶液との反応、及びその反応を測定する反応槽526で構成されている。また、センサ配線527、528が電極から伸びている。
(第3の実施の形態)
図4は、第1の実施の形態と同様の構成を用いてマイクロリアクター流路を作製した例を示している。この例では、サンプル導入路432から分析対象の溶液をマイクロリアクターに入れ、前処理要素431においてサンプルの分離、抽出処理を施し、反応槽226に導入される。
(第4の実施の形態)
図8は、第3の実施の形態と同様のマイクロリアクター流路を用いて、マイクロリアクターシステム606を作製した例を示している。この例では、マイクロリアクター流路603に送液を行うためのポンプ手段602がマイクロリアクター流路603とは外付けで接続され、バルブ等を有する送液制御手段601をもちいて送液を制御するシステムとなっている。
このようなマイクロリアクターシステムにおいて、本発明で構成されたセンサを搭載したマイクロリアクター流路は、容易に組み込むことができ、高感度な検出を行うこともできた。
12 電極
13 樹脂
14 配線
15 配線
25 流路
26 反応槽
30 流路基板
31 基板
121 センサ
122 電極
123 電極
124 第一の流路形成基板
125 反応流路
126 反応槽
127 配線
128 配線
129 取扱い可能部
130 第二の流路形成基板
131 基板
132 接着剤
133 配線
134 配線
135 導電性接着剤
221 センサ
222 電極
223 電極
224 第一の流路形成基板
225 反応流路
226 反応槽
227 配線
228 配線
230 第二の流路形成基板
231 基板
232 接着剤
233 配線
234 配線
427 廃液路
431 前処理要素
432 サンプル導入路
521 センサ
522 電極
523 電極
524 第一の流路形成基板
525 反応流路
526 反応槽
527 配線
528 配線
541 第一の流路形成基板の凹部
601 送液制御手段
602 ポンプ手段
603 マイクロリアクター流路
604 センサ回路手段
605 センサ
606 マイクロリアクターシステム
Claims (13)
- 基板上に、圧電振動子からなるセンサと、第一の流路形成基板と、第二の流路形成基板を有し、前記第一の流路形成基板内に反応槽部が設けられているマイクロリアクターにおいて、
前記センサは、前記圧電振動子が前記反応槽部に対向した状態で前記第一の流路形成基板に固定されており、
前記第一の流路形成基板は、前記第二の流路形成基板内部に設置されていることを特徴とするマイクロリアクター。 - 前記反応槽部内に前記センサの電極が有り、前記第一の流路形成基板の一部と前記センサの一部もしくは全部が接着されていることを特徴とする請求項1に記載のマイクロリアクター。
- 前記基板は前記センサが入る空間を有し、前記センサが該空間に入った状態で前記第一の流路基板の一部が前記基板の上面に設置されることを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項に記載のマイクロリアクター。
- 前記第二の流路形成基板は前記第一の流路形成基板が入る空間と前記流路に繋がる流路を有し、前記第一の流路基板に被せるように設置し、前記第一の流路形成基板を前記基板と前記第二の流路形成基板で挟み込んで固定し、前記センサが前記第二の流路形成基板に非接触であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のマイクロリアクター。
- 前記基板と前記センサの接着部は前記第一の流路形成基板に形成された流路の下部のみであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のマイクロリアクター。
- 前記基板と前記センサの接着に用いられた接着剤にはシリコン系接着剤が用いられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のマイクロリアクター。
- 前記センサの配線と前記基板に形成された空間に存在する配線が電気伝導性接着剤で接続されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のマイクロリアクター。
- 前記センサの配線と前記基板に形成された空間に存在する配線の接着に用いられている前記電気伝導性接着剤の主剤はシリコン系樹脂が用いられていることを特徴とする請求項7に記載のマイクロリアクター。
- 前記センサと接着されている前記第一の流路形成基板はシリコン系樹脂でできていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のマイクロリアクター。
- 前記センサと前記第一の流路形成基板の接着は接着剤を用いずに直接接合されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のマイクロリアクター。
- 前記圧電振動子は、水晶振動子である請求項1に記載のマイクロリアクター。
- 前記マイクロリアクターは、分析用サンプルの分離・抽出を行う分析以外の機能を持つ要素と、前記流路を通じて連結されていることを特徴とする請求項1に記載のマイクロリアクター。
- 請求項1から12のいずれかに記載のマイクロリアクターと、前記マイクロリアクターに接続されるポンプ手段と、前記マイクロリアクター内の送液を制御する送液制御手段と、前記マイクロリアクター内のセンサを駆動するセンサ回路手段とを備え、特定のバイオ分子を検出することを特徴とするマイクロリアクターシステム。
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