JP4566544B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド電気自動車(HEV)や電気自動車(EV)等に搭載され、筒状の蓄電セルを直列に複数接続した蓄電モジュールを収容し、蓄電モジュールの温度を検出する温度検出素子(サーミスタ)を備えた蓄電装置に関するものである。
従来、ハイブリッド電気自動車に搭載される蓄電装置の構造としては、略円筒形の複数のバッテリセルを直列に接続してバッテリモジュールとし、このバッテリモジュールをさらに複数配列してケース内に収容した構造のバッテリボックスが知られている。
この種のバッテリボックスには、ケース内に収容したバッテリモジュールの温度を検出するためのサーミスタを備えたものがある。
例えば、図4に示すように、バッテリ2を直列に接続してなるバッテリモジュール3の側面に、サーミスタ4やその配線5をテープ8などの接着部材で固定したものを、通常のバッテリモジュール(図示せず)とは別に用意しておき、サーミスタ4やその配線5が取り付けられたバッテリモジュール3と、通常のバッテリモジュールとをそれぞれケースに収容するバッテリボックスが提案されている。なお、同図に示すように、バッテリモジュール3に取り付けられたそれぞれのサーミスタ4の配線5はコネクタ7で連結されている。また、バッテリモジュール3の側面には絶縁被覆6が施されている。
また、複数本(4本)の円筒形のバッテリモジュールを組み付けておき、これらのバッテリモジュール間の隙間に、シリコンゴムを取付けたサーミスタを挿入する構造のバッテリボックスが提案されている(特許文献1参照)。また、バッテリモジュールのケース上壁にサーミスタ取付け孔を形成して、ネジ部とスプリングと温度検出部とで構成された温度検出ユニットを前記取付け孔に螺着する構造のバッテリボックスが提案されている(特許文献2参照)。
特開2000−285887号公報 特開平10−302847号公報
しかしながら、従来の技術において、ケース内にバッテリモジュール3を収容する前に、予めバッテリモジュール3にサーミスタ4を取付けるものについては、サーミスタ4が装着されたバッテリモジュール3と装着されていないバッテリモジュールとを別々に用意する必要があるため部品点数が増大してしまう。さらに、バッテリモジュール3には、サーミスタ4のみならずその配線5も取り付けられているため、バッテリモジュール3を外部ケースに組み込む組込作業や一旦組み込んだ後でバッテリモジュール3の位置を変更する組み換え作業を行いにくく、作業負担が大きいという問題がある。
また、上述のバッテリモジュール3の場合やバッテリモジュール間にシリコンゴムを取り付ける場合については、組立工程や配線保持の困難性から、バッテリモジュールにサーミスタを取付け可能な位置が制限されてしまう。このため、軸方向に長いバッテリモジュールの場合には、バッテリモジュールの温度検出が望まれる適所にサーミスタを取り付けることができないという問題がある。
また、前記取付け孔に温度検出ユニットを螺着するものについては、組立性の問題から、ケース壁面に隣接しないバッテリモジュールにはサーミスタを取付けることができない。従って、バッテリモジュールの配列が多列(3列以上)に渡るような場合には、ケース壁面に隣接しないバッテリモジュールの温度を検出することができず、各バッテリモジュールを温度状態に応じて制御することが非常に困難となるという問題がある。
また、従来のバッテリボックスにおいて、ケース内に収容したバッテリモジュールを冷却するために冷却風等の冷却媒体をケース内に流通させる場合には、バッテリモジュールに取り付けられたサーミスタが冷却媒体の影響を受けてしまい、バッテリモジュールの温度を正確に検出できない。このため、バッテリモジュールの温度の検出精度が悪化してしまうという問題がある。また、この問題は、バッテリに限らず、キャパシタ等の電気エネルギーを蓄電する蓄電モジュールであっても同様である。
従って本発明は、蓄電モジュールの温度を精度良く検出することができるとともに、各蓄電モジュールを温度状態に応じて制御する蓄電装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、電気エネルギーを蓄電する複数本の蓄電モジュール(例えば、実施の形態におけるバッテリモジュール12)と、各蓄電モジュールを所定間隔に保持する間隔保持部材(例えば、実施の形態におけるゴムグロメット14)と、複数本の蓄電モジュールを間隔保持部材により隙間をあけて配列したモジュール群の外側面に設けられる側面保持部(例えば、実施の形態におけるプレート33〜36)とを備えた蓄電装置において、前記間隔保持部材は外形が六角柱状に形成され前記蓄電モジュール周囲に装着されるゴム製の部材であり、前記側面保持部には、該側面保持部に当接する前記間隔保持部材に対向する位置に温度検出素子(例えば、実施の形態におけるサーミスタ21)の挿入孔(例えば、実施の形態におけるサーミスタ用挿入孔42)が形成され、該挿入孔から前記温度検出素子とその配線(例えば、実施の形態における配線22)が挿入されており、前記蓄電保持部材に形成した配線用溝(例えば、実施の形態における溝15,16)に前記配線が収容されるとともに、前記温度検出素子が前記蓄電モジュールと前記間隔保持部材の間に介装されていることを特徴とする。
この発明によれば、前記温度検出素子を前記蓄電モジュールと前記間隔保持部材の間に介装することにより、前記温度検出素子を位置決めされた状態で保持することができる。また、前記温度検出素子の外側が前記間隔保持部材で覆われるため、前記側面保持部から冷却媒体を供給してケース内に収容される蓄電モジュールを冷却する場合であっても、前記温度検出素子は前記冷却媒体の影響を受けることを防止できる。従って、前記温度検出素子は取り付けられた蓄電モジュールの温度を正確に検出することができるので、前記蓄電モジュールの温度検出の精度を向上することができる。
さらに、前記温度検出素子の配線が前記間隔保持部材に形成した配線用溝に収容されるので、前記配線が前記配線用溝から突出して、対向する間隔保持部材等の他の部材と干渉することを防止できる。また、前記配線は前記配線用溝に収容されることで位置決め保持されるため、軸方向に長い円筒形の蓄電モジュールであっても、温度検出が要求される適所に温度検出素子を取り付けることが可能となる。
加えて、前記側面保持部の内壁に当接しない蓄電モジュールの温度検出を行う場合には、まず、この当接しない蓄電モジュールとその間隔保持部材との間に温度検出素子を介装する。次いで、前記温度検出素子の配線を、該間隔保持部材から互いに隣り合う間隔保持部材を順次介して、前記側面保持部の内壁に当接する蓄電モジュールの間隔保持部材にそれぞれの配線用溝に収容させる。これにより、前記配線を前記側面保持部の挿入孔から前記温度検出素子まで配線を渡らせることができるため、前記側面保持部の内壁に当接しない蓄電モジュールにも温度検出素子を取り付けて温度検出を行うことができる。従って、ケース内に収容される各蓄電モジュールについて必要となる部位の温度検出を精度よく行うことができるとともに、検出された温度に応じた適切な制御を行うことが可能となる。
また、配線を前記配線用溝から容易に着脱することができるので、組立性を向上することができる。加えて、ケース内に蓄電モジュールを収容する際に前記温度検出素子やその配線を組み付ければよいので、予め蓄電モジュールに温度検出素子やその配線を取り付ける作業が不要となり、作業負担を低減することができ、利便性を高めることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のものであって、前記間隔保持部材は、互いに接続及び分離可能とされ、接続状態において、複数の前記蓄電モジュールの中心軸線の方向が互いに平行になるように、これらの蓄電モジュールを千鳥配列可能に保持すると共に前記側面保持部に形成された係合部に係合することを特徴とする。
この発明によれば、複数の間隔保持部材により蓄電モジュールを千鳥配列可能であり、蓄電モジュールの配置効率を向上させることができる。ここで、間隔保持部材の外周面上に当接面を設けることにより、複数の蓄電保持部材を接続する際に、互いの当接面を当接させるように配置することで、各間隔保持部材の所定の位置決めを容易に行うことができる。
請求項1に記載した発明によれば、前記温度検出素子は取り付けられた蓄電モジュールの温度を正確に検出することができるので、前記蓄電モジュールの温度検出の精度を向上することができる。ケース内に収容される各蓄電モジュールについて必要となる部位の温度検出を精度よく行うことができるとともに、検出された温度に応じた適切な制御を行うことが可能となる。さらに、作業負担を低減することができ、利便性を高めることができる。
請求項2に記載した発明によれば、複数の間隔保持部材により蓄電モジュールを千鳥配列可能であり、蓄電モジュールの配置効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態におけるバッテリボックスについて図面を用いて詳細に説明する。本実施の形態によるバッテリボックス10は、例えばハイブリッド車両等の車両に搭載されるものである。
このバッテリボックス10は、例えば円柱状の複数のバッテリ11,…,11を、各バッテリ11の中心軸線がバッテリボックス10の前後方向と直交する横方向に対して平行となるように配置してバッテリモジュール12を形成すると共に、この横方向に対する断面において複数(例えば、6個等)のバッテリ11,…,11の中心軸線が千鳥配列となるように保持する。このとき、バッテリモジュール12にはバッテリ保持部材であるゴムグロメット14が装着されているが、これについては詳細を後述する。
ケース30は、上述のように配列されるバッテリモジュール12を収容するものであり、解体可能な箱状をなすボックス形状とされ、端面プレート31、32および上側プレート33や下側プレート34、側面プレート35、36を備えて構成されている。
ケース30は、例えば剛性の高い材料(例えば、PA(ポリアセタール)にガラス繊維20%(重量)を混入した材料等)により形成されている。
ケース30の端面プレート31、32は、略直方体形状とされ、上述のように千鳥配列される各バッテリモジュール12の端面に当接するように互いに対向配置される。また、側面プレート35、36は、外形略長方形形状とされ、上述のように千鳥配列される各バッテリモジュール12の側面に当接するように互いに対向配置される。また、側面プレート35、36には、対向配置されるバッテリモジュール12のゴムグロメット14に係合可能な断面台形状の係合部38,39がそれぞれの内壁面に形成されている。
上側プレート33、下側プレート34は、外形略長方形形状とされ、上述のように千鳥配列される各バッテリモジュール12の上面または下面に当接するように互いに対向配置される。また、上側プレート33、下側プレート34には、対向配置されるバッテリモジュール12のゴムグロメット14に係合可能な断面V字状の係合部38がそれぞれの内壁面に形成されている。
また、上側プレート33には、バッテリモジュール12の長手方向に沿って略矩形状の開口部41が所定間隔で複数形成されている。また、下側プレート34には、前記開口部41に対向する部位に略矩形状の開口部43が複数形成されている。
各プレート31〜36は例えばボルト等の図示しない締結部材により着脱可能に形成されている。さらに、側面プレート35、36には、温度検出素子であるサーミスタ21やその配線22を挿入する挿入孔42が形成されている。これについては、図2、図3を用いて詳細を後述する。
一方、バッテリモジュール12には、所定間隔毎にバッテリ保持部材であるゴムグロメット14が装着される。ゴムグロメット14は、外表面(当接面)14aを正六角形状に形成されるとともに、内側部を円柱状にくり抜いた形状の筒状部材であり、その内部にバッテリモジュール12を挿入できるように形成されている。
また、ゴムグロメット14の各外周面14aには、軸心方向(この場合はバッテリモジュール12の長手方向)に沿って溝15が形成されるとともに、軸心方向に対して直交する方向に溝16が周回するように形成される。溝15、16はサーミスタ21の配線22を収容可能に形成されており、溝15は各外周面14aの周方向中央位置に形成され、溝16は各外周面14aの軸方向中央位置に形成される。これにより、隣り合うゴムグロメット14,14の互いの当接面(外周面)14a、14aを互いに当接させたときに、互いの溝15、16がそれぞれ対向するように位置させることができる。
図1に示した構成部材からなるバッテリボックス10の組立方法について説明する。まず、バッテリモジュール12を収容するケース30については、上側プレート33,下側プレート34、側面プレート35、36を組み付ける。そして、端面プレート31,32を取り付ける前に、各バッテリモジュール12を下側から順次組み込んでいく。
また、各バッテリモジュール12をケース30の内部に収納する際には、先ず、各バッテリモジュール12に所定数(例えば4つ)のゴムグロメット14を所定間隔で(例えば2つのバッテリ11毎)装着する。次に、隣接する複数のグロメット14,…,14が互いの当接面14a,…,14aを当接させるように、各バッテリモジュール12を下側から順に千鳥状に配列していく。
上述したように、プレート33〜36には、ゴムグロメット用係合部38、39がそれぞれ形成されている。よって、千鳥状に配列されるバッテリモジュール12のうち、周縁側に位置するバッテリモジュール12のゴムグロメット14,…,14を、プレート33〜36に形成されている係合部38や係合部39に係合させることで、各バッテリモジュール12を位置決めしつつ配列させることができる。
また、ゴムグロメット14は外形を正六角柱状に形成されているので、各バッテリモジュール12に装着されたゴムグロメット14を隙間無く配列することができるとともに、いわゆるハニカム構造となるので剛性を高めることができ、各バッテリモジュール12が受ける力を均等に分散させることができる。
本実施の形態においては、このバッテリモジュール12の組立工程の時に、温度検出素子であるサーミスタ21の取り付けを行う。サーミスタ21は温度測定に必要な個数(この場合は3つ)用意され、それぞれに配線22が接続されるとともに、各配線22がコネクタ24に連結されている。
そして、各サーミスタ21やその配線22を前記挿入孔42から挿入して、温度の検出が要求されるバッテリモジュール12にサーミスタ21を取り付ける。この取り付けは、バッテリモジュール12とゴムグロメット14との間にサーミスタ21を介装することで行われる。これにより、サーミスタ21はゴムグロメット14からの弾性力の作用(矢印P参照)によりバッテリモジュール12表面に押圧された状態で保持されるので、測温が要求される位置に精度よく位置決めをすることができる。
なお、ゴムグロメット14は、サーミスタ21により測温が要求される位置に配置することが好ましいが、必ずしも配置位置を限らず適宜変更してもよい。
さらに、図2に示すように、サーミスタ21の配線22をゴムグロメット14に形成された溝15、16に収容する。そして、サーミスタ21側の配線22を、前記サーミスタ用挿入孔42に対向する位置までゴムグロメット14の溝15、16に収容していく。
ここで、図3に示すように、サーミスタ21が取り付けられたバッテリモジュール12がケース30の側面プレート35、36から離れた位置にある場合には、隣り合うバッテリモジュール12のグロメット14の溝15、16を介して挿入孔42に対向する位置まで配線22を渡らせることができる。従って、側面プレート35、36に当接しないバッテリモジュール12にもサーミスタ21を取り付けて温度検出を行うことができる。
このように、サーミスタ21が装着されたバッテリモジュール12が離れた位置であっても、緊張状態を保持しつつ、他の部材と干渉せずに配線22を渡らせることができるので、取り付け性が向上する。
また、図3に示したように、挿入孔42は前記凸部39aの略中央部分に開口面が位置するように形成されている。これにより、ゴムグロメット14を係合部39に沿って平行移動させても、ゴムグロメット14の15を挿入孔42に対向させることができる。よって、挿入孔42から挿入した配線22を、対向するゴムグロメット14の15に収容させて保持できるため、配線22がケース30内で他の部材に干渉することを防止でき、レイアウト性を高めることができる。
さらに、係合部39の凸部39aに形成されているので、凹部39bに形成する場合に比べて配線22を15、16に収容させる距離を短くすることができ、組立性を向上することができる。
そして、全てのバッテリモジュール12をプレート33〜36間に配列した後に、これらのプレート33〜36に端面プレート31、32を取り付けて、バッテリボックス10を形成する。このとき、サーミスタ21はゴムグロメット14の圧縮力によって強固に固定される。
このようにバッテリボックス10を構成したので、サーミスタ21の配線22が前記ゴムグロメット14に形成した15,16に収容されるので、配線22が前記15,16から突出して、対向するゴムグロメット14等の他の部材と干渉することを防止できる。また、前記配線22は前記15,16に収容されることで位置決め保持されるため、軸方向に長い円筒形のバッテリモジュール12であっても、温度検出が要求される適所にサーミスタ21を取り付けることが可能となる。
従って、ケース30内に収容される各バッテリモジュール12について必要となる部位の温度検出を精度よく行うことができるとともに、検出された温度に応じた適切な制御を行うことが可能となる。
また、配線22を前記15,16から容易に着脱することができるので、組立性を向上することができる。加えて、ケース30内にバッテリモジュール12を収容する際にサーミスタ21やその配線22を組み付ければよいので、予めバッテリモジュール12にサーミスタ21やその配線22を取り付ける作業が不要となり、作業負担を低減することができ、利便性を高めることができる。
また、このように構成されたケース30内のバッテリモジュール12を冷却する場合について説明する。
車室内空気が冷却空気として、上側プレート33の開口部41を介して内部に流入し、内部に収容されたバッテリ11,…,11の間を通って後方へと流れる(矢印A参照)。そして、ケース30の内部を流れる冷却空気はバッテリ11,…,11と熱交換を行い、その結果、バッテリ11,…,11は冷却される。このとき、サーミスタ21の外側が前記ゴムグロメット14で覆われているため、サーミスタ21は前記冷却媒体の影響を受けることを防止できる。冷却空気は下側プレート34の開口部43を介して外部に排出される。
このように、バッテリモジュール12に対する冷却効果を損なうことなく、バッテリモジュール12の温度を正確に検出することができるので、前記バッテリモジュール12の温度検出の精度を向上することができる。
なお、本発明の内容は上述の実施の形態に限られるものではなく、例えばバッテリモジュールを一つのバッテリのみで構成する場合にも適用可能である。また、側面プレート35,36にサーミスタ21の挿入孔42を形成したが、上側プレート33や下側プレート34に挿入孔42を形成してもよい。また、実施の形態においては、蓄電装置の構成部材がバッテリである場合について説明したが、本発明の適用対象は電気エネルギーを蓄電するものであればよく、例えばキャパシタ等であってもよい。
本発明の第1の実施の形態におけるバッテリボックスの分解斜視図である。 ゴムグロメットを装着したバッテリモジュールの拡大斜視図である。 ケーシングのサーミスタ挿入孔の形成位置における、バッテリモジュールの断面図である。 従来におけるバッテリモジュールにサーミスタを取り付けた状態を示す斜視図である。
符号の説明
10 バッテリボックス(蓄電装置)
11 バッテリ
12 バッテリモジュール(蓄電モジュール)
14 ゴムグロメット(間隔保持部材)
15,16 溝(配線用溝)
21 サーミスタ(温度検出素子)
22 配線
33 上側プレート(ケース側面部)
34 下側プレート(ケース側面部)
35,36 側面プレート(ケース側面部)
42 サーミスタ用挿入孔

Claims (2)

  1. 電気エネルギーを蓄電する複数本の蓄電モジュールと、各蓄電モジュールを所定間隔に保持する間隔保持部材と、複数本の蓄電モジュールを間隔保持部材により隙間をあけて配列したモジュール群の外側面に設けられる側面保持部とを備えた蓄電装置において、
    前記間隔保持部材は外形が六角柱状に形成され前記蓄電モジュール周囲に装着されるゴム製の部材であり、
    前記側面保持部には、該側面保持部に当接する前記間隔保持部材に対向する位置に温度検出素子の挿入孔が形成され、
    該挿入孔から前記温度検出素子とその配線が挿入されており、前記間隔保持部材に形成した配線用溝に前記配線が収容されるとともに、前記温度検出素子が前記蓄電モジュールと前記間隔保持部材の間に介装されていることを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記間隔保持部材は、互いに接続及び分離可能とされ、接続状態において、複数の前記蓄電モジュールの中心軸線の方向が互いに平行になるように、これらのバッテリモジュールを千鳥配列可能に保持すると共に前記側面保持部に形成された係合部に係合することを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
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