JP4564641B2 - 印刷システム、制御装置および印刷方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷システム、制御装置および印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリント動作開始可能なスタンバイモードにおいて、定着器の温度を下げた状態にしたり、CPUを省消費電力モードで動作させることにより、消費電力を少なくする節電モードを備えた複写機などの画像形成装置が知られている。
【0003】
このような節電モードを備えた画像形成装置では、操作パネルに節電キーを備えており、ユーザが節電キーを押すことにより、スタンバイモードから節電モードに移行する(キー節電)。また、タイマを備えている場合、スタンバイモードのままプリント動作や操作パネルによる操作が全く行われず、予め操作パネルにおいて設定された所定の節電モード移行時間が経過すると、自動的に節電モードに移行する(タイマ節電)。
【0004】
さらに、このような画像形成装置では、ネットワーク等を介してホストコンピュータに接続されたプリントコントローラが設けられている。プリントコントローラは、ホストコンピュータから受け取ったPDLデータなどの画像データを展開し、画像形成装置にプリント指令を出力して画像データを転送し、プリントを実行する。このとき、画像形成装置が節電モードに入っている場合、プリントコントローラは節電解除コマンドを発行して画像形成装置を節電モードからスタンバイモードに移行させた後、プリント動作を実行する(自動節電解除)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような自動節電解除が実行され、スタンバイモードとなった画像形成装置は、プリント完了後、ユーザが操作パネルのところまで行ってキー節電を行うか、あるいは所定時間経過後のタイマ節電が行われるまで、節電モードに移行せず、その間のスタンバイモードにおける消費電力が無駄となる。
【0006】
そこで、本発明は、節電モードで動作中であった印刷装置の、印刷動作完了後の消費電力を抑えることができる印刷システム、制御装置および印刷方法を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の印刷システムは、印刷動作を開始可能なスタンバイモードと、該スタンバイモードに比べて消費電力の少ない節電モードとを動作モードとして有する印刷装置と、該印刷装置に画像データを送信する制御装置とを備えた印刷システムであって、前記制御装置は、前記印刷装置の動作状態を判別するための状態問合せコマンドを送信する状態問合せコマンド送信手段と、前記状態問合せコマンド送信手段が送信した前記状態問合せコマンドに対する前記印刷装置の応答に基づいて、前記印刷装置の動作状態を判別する判別手段と、前記印刷装置が前記節電モードで動作していると前記判別手段が判別した場合に、前記画像データの送信に先立って、前記印刷装置の動作モードを前記節電モードから前記スタンバイモードへ移行させるための節電解除コマンドを送信する節電解除コマンド送信手段と、前記印刷装置が前記スタンバイモードで動作していると前記判別手段が判別した場合に、前記印刷装置に画像データを送信する画像データ送信手段と、前記画像データの送信に先立って前記印刷装置が前記節電モードで動作していると前記判別手段が判別し、前記節電解除コマンド送信手段が前記節電解除コマンドを送信した場合は、前記画像データ送信手段により送信された画像データに基づく印刷動作が完了したと前記判別手段が判別したことに応じて前記印刷装置の動作モードを前記スタンバイモードから前記節電モードへ移行させるための節電移行コマンドを送信し、前記画像データの送信に先立って前記印刷装置が前記節電モードで動作していないと前記判別手段が判別し、前記節電解除コマンド送信手段が前記節電解除コマンドを送信しなかった場合は、前記画像データ送信手段により送信された画像データに基づく印刷動作が完了したと前記判別手段が判別しても前記節電移行コマンドを送信しない節電移行コマンド送信手段とを有し、前記印刷装置は、前記制御装置から前記状態問合せコマンドを受信したことに応じて前記印刷装置の動作状態を示す情報を前記制御装置に送信する動作状態送信手段と、前記制御装置から前記節電解除コマンドを受信したことに応じて前記印刷装置の動作状態を前記節電モードから前記スタンバイモードへ移行させる第1移行手段と、前記制御装置から受信した前記画像データに基づいて印刷動作を実行する印刷手段と、前記制御手段から前記節電移行コマンドを受信したことに応じて前記印刷装置の動作状態を前記スタンバイモードから前記節電モードへ移行させる第2移行手段とを有することを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の制御装置は、印刷動作を開始可能なスタンバイモードと、該スタンバイモードに比べて消費電力の少ない節電モードとを動作モードとして有する印刷装置に画像データを送信する制御装置であって、前記印刷装置の動作状態を判別するための状態問合せコマンドを送信する状態問合せコマンド送信手段と、前記状態問合せコマンド送信手段が送信した前記状態問合せコマンドに対する応答に基づいて、前記印刷装置の動作状態を判別する判別手段と、前記印刷装置が前記節電モードで動作していると前記判別手段が判別した場合に、前記画像データの送信に先立って、前記印刷装置の動作モードを前記節電モードから前記スタンバイモードへ移行させるための節電解除コマンドを送信する節電解除コマンド送信手段と、前記印刷装置が前記スタンバイモードで動作していると前記判別手段が判別した場合に、前記印刷装置に画像データを送信する画像データ送信手段と、前記画像データの送信に先立って前記印刷装置が前記節電モードで動作していると前記判別手段が判別し、前記節電解除コマンド送信手段が前記節電解除コマンドを送信した場合は、前記印刷装置が前記画像データ送信手段により送信された画像データに基づく印刷動作を完了したと前記判別手段が判別したことに応じて前記印刷装置の動作モードを前記スタンバイモードから前記節電モードへ移行させるための節電移行コマンドを送信し、前記画像データの送信に先立って前記印刷装置が前記節電モードで動作していないと前記判別手段が判別し、前記節電解除コマンド送信手段が前記節電解除コマンドを送信しなかった場合は、前記印刷装置が前記画像データ送信手段により送信された画像データに基づく印刷動作を完了したと前記判別手段が判別しても前記節電移行コマンドを送信しない節電移行コマンド送信手段とを有することを特徴とする。
本発明の請求項5に記載の印刷方法は、印刷動作を開始可能なスタンバイモードと、該スタンバイモードに比べて消費電力の少ない節電モードとを動作モードとして有する印刷装置と、該印刷装置に画像データを送信する制御装置とを備えた印刷システムにおける印刷方法であって、前記印刷装置の動作状態を判別する判別工程と、前記印刷装置が前記節電モードで動作していると前記判別手段が判別した場合に、前記画像データの送信に先立って、前記印刷装置の動作モードを前記節電モードから前記スタンバイモードへ移行させるための節電解除コマンドを前記制御装置から前記印刷装置に送信する節電解除コマンド送信工程と、前記印刷装置が前記スタンバイモードで動作していると前記判別手段が判別した場合に、前記制御装置から前記印刷装置に画像データを送信する画像データ送信手段と、前記画像データの送信に先立って前記印刷装置が前記節電モードで動作していると前記判別工程が判別し、前記節電解除コマンド送信工程が前記節電解除コマンドを送信した場合は、前記画像データ送信工程により送信された画像データに基づく印刷動作が完了したと前記判別工程が判別したことに応じて前記印刷装置の動作モードを前記スタンバイモードから前記節電モードへ移行させるための節電移行コマンドを送信し、前記画像データの送信に先立って前記印刷装置が前記節電モードで動作していないと前記判別工程が判別し、前記節電解除コマンド送信工程が前記節電解除コマンドを送信しなかった場合は、前記画像データ送信工程により送信された画像データに基づく印刷動作が完了したと前記判別工程が判別しても前記節電移行コマンドを送信しない節電移行コマンド送信工程とを有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の印刷システム、制御装置および印刷方法の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0016】
[第1の実施形態]
図1は第1の実施の形態における画像プリンティングシステムの外観を示す斜視図である。図においては、複写機201およびプリントコントローラ202が示されている。複写機201は、ビデオインターフェース203に接続されたビデオケーブル204を介してコントローラ202に接続されている。複写機201はスキャナ部205およびプリンタ部206から構成されている。スキャナ部205は内蔵する1つのCPUによって制御される。プリンタ部206は内蔵する別のCPUによって制御される。
【0017】
2つのCPUは、例えばデュアルポートRAM(DPRAM)を用いて通信し、制御コマンドおよび制御データのやりとりを行う。スキャナ部205側のCPUがマスタとして動作し、プリンタ部206側のCPUはスレーブとして動作する。プリンタ部206は、スキャナ部205内のCPUの指示に従って、画像形成部のドラム等の回転スタート、給紙、プリント動作などを行う。
【0018】
スキャナ部205には、ユーザがコピー動作やモード設定等を操作するための操作部パネル207、透明ガラスからなる原稿台208、この原稿台208に置かれた原稿を押さえるための圧板209、原稿台ガラス下部にあって、この原稿台208に原稿が置かれているか否かを検出する原稿センサ(図示せず)、原稿台ガラス下部にあって、原稿台に置かれている原稿の画像を読み取る光電変換素子(例えば、CCD)およびモータから構成される画像読み取り機構(スキャナ)などが設けられている。
【0019】
コピー動作の場合、ユーザが原稿台208に原稿をセットし、操作部パネル207のコピーボタンを押すと、画像読み取り機構は、プリンタ部CPUとの通信により、印刷可能なタイミング、例えば電子写真系プリンタにおけるドラムの回転などに同期し、スキャナ部CPUによる制御で画像の読み取り動作を行いつつ、読み取った画像データをプリンタ−スキャナ間のビデオI/F(図示せず)を介してプリンタ部に出力する。
【0020】
図2はプリントコントローラ202の電気的な構成を示すブロック図である。
プリント動作の場合、ホストコンピュータ310はプリントデータ(ジョブ)の供給源となる。ホストコンピュータ310から送られるジョブは、通常、ポストスクリプトなどのページ記述言語(PDL)形式で記述されており、このジョブでは、給紙段やカラーモード等の印刷モードなども指定される。
【0021】
フルカラー複写機201がコンビニエンスストアなどに設置されている場合、ホストコンピュータ310も合わせて同所に設置され、ユーザはプリントしたい画像を電話回線やコンピュータネットワークを通じて自宅のコンピュータ等から予め送っておき、ホストコンピュータ310から予め定めておいたパスワード等を入力することにより、プリントすることが可能である。あるいは、携帯情報端末やデジタルカメラ等を同所に持って行き、ホストコンピュータに接続してプリントデータを送り、ホストコンピュータからプリントを行うことも可能である。
【0022】
プリントコントローラ202は、ホストコンピュータ310からケーブル31、外部インターフェース325を介して供給されたプリントデータを、HDDコントローラ323を介して内蔵ハードディスク(HD)324に一旦保持する。
内蔵HD324に保持されたプリントデータは、CPUバス33を介して内蔵RAM326のPDLバッファ326aに一時的に保持される。コントローラ202は、PDLバッファ326aに保持されているPDLデータをフレームメモリ326bに展開して画像データを生成する。このとき、PDLデータに応じて、フルカラーまたはグレイスケール用の画像データが生成される。
【0023】
フレームメモリ326bに展開された画像データは、ケーブル32を介して複写機201に送られるが、それに先立って、PDLデータに記述されている給紙段や印刷モード等の印刷時に必要とされる情報は、コマンドとして同じケーブル32を介して複写機201に送られる。本実施形態では、スキャナ部CPUがジョブ管理を行っているので、印刷情報や印刷開始指令等のコマンドはスキャナ部CPUに送られる。
【0024】
スキャナ部205は、コピーの時と同様、プリンタ部206に印刷開始指令を送り、印刷可能なタイミングを教えて貰い、そのタイミングに同期して、ケーブル32を介してプリンタ部206に、展開された画像データをページ毎に送信する。ここで、ケーブル31、32はパラレルケーブル、SCSIケーブル、シリアルケーブル、ネットワークケーブル等の汎用ケーブルまたはその組合せや専用ケーブルからなる。
【0025】
プリンタ部206は、送られてきたジョブの情報と画像データ信号を用いて指定のカラー動作モード等を設定し、印刷動作を行う。例えば、画像データ信号がフルカラーの場合、MCYKプリント、グレイスケールの場合、K(単色)プリント動作を行う。指定の給紙段、用紙カセット210あるいは手差し用紙口211から用紙を給紙し、搬送機構により内蔵されている図示しない画像形成部に搬送されてきた用紙上に、電子写真方式やインクジェット方式等の画像形成部で画像形成を行い、排出口212に排出する。
【0026】
このとき印刷される画像の解像度は、コントローラから送られてくる画像データ信号のまま、例えば400dpiとするか、あるいは複写機の機能によって補間処理を行い、例えば倍の800dpiとして印刷することも有効である。尚、複写機の印画能力によっては、例えば半分の200dpiとして印刷することも考えられる。
【0027】
また、プリンタ部206には、両面印刷機構(図示せず)が備えられており、両面印刷が指定されたジョブにおいては、スキャナ部CPUより、1面目(裏面)印刷時、機外ではなく、内蔵する両面トレイが排出先として指定される。この後、2面目(表面)印刷時、給紙元は両面トレイが指定され、2面目印刷後、機外に排出される。
【0028】
図3はプリンタ部206の排出口212に設けられたステイプルソータを示す図である。プリンタ部206の排出口212には、フィニッシャとしてステイプルソータ(STS)410を備えることが可能である。STS410は、一番上にノンソート動作時の出力用紙を排出するためのノンソートビン411と、複数部指定のジョブにおいては、ソートやグループ動作指定時の出力用紙を各部または各ページ毎に排出するためのソートビン412を備える。
【0029】
ノンソートビン411とソートビン412は一体化して上下に移動し、上下の位置によって排出されるビンが決定される。例えば、同図においては、ソートビン412の上から4番目(第4ビン)が排出口212と直結した状態であり、このときの出力用紙は第4ビンに排出されることになる。
【0030】
通常、複数ページ複数部指定時、ページ毎に部数分ずつ連続して印刷が行われる。すなわち、ソート動作の場合、第1ビンからページ1の1枚の用紙を排出する毎に1ビン下に移動し(改ビン)、指定部数枚の出力が終わったら、一旦その位置で停止し、ページ2の1枚目の用紙が排出されたら、折り返して今度は1ビン上に移動する。そして、以後同様に、各ページの1枚目で折り返し動作を行うことにより、各ビンに全ページが1枚ずつ排出されたソート出力を得ることができる。
【0031】
また、グループ動作の場合、第1ビンからスタートし、指定ページ数枚分排出する毎に下に改ビンを行うことにより、各ビンにそれぞれ同一ページが指定部数枚分出力されたグループ出力を得ることができる。このSTS410は20ビンのソートビンを持つので、ソート動作のときは20部まで、グループ動作のときは20ページまで指定することが可能である。尚、両面動作時にも、ソートおよびグループ動作を行うことは可能であり、この場合、2面目印刷時、すなわち機外排出されるときだけ、上記改ビン動作を行う。また、両面のグループ時、40ページまで指定可能である。
【0032】
さらに、このSTS410はステープル機能も備える。ステープルでは、コーナー(a)、ダブル(b)、シングル(c)の位置指定が可能であり、用紙のサイズや原稿の向きによって使い分けることができる。
【0033】
こうした両面やソート等のフィニッシング動作は、全てスキャナ部CPUからの動作指令によって行われる。そして、スキャナ部CPUは指定した動作に合わせて画像データをプリンタ部206に送る。
【0034】
尚、ホストコンピュータ310からの印刷指令コマンドには、これらのフィニッシング指定を含めることも可能であり、コントローラ202からコマンドとしてケーブル32を介してスキャナ部CPUに伝えることにより、コピー時と同様、プリンタ時にもフィニッシングを行うことができる。
【0035】
また、コントローラ202は、ケーブル32を介して複写機201から、例えば各給紙段における紙サイズやメディア、用紙有無あるいはエラーやジャム情報などのステータス情報を取得し、ホストコンピュータ310に通知することも可能である。さらに、このステータス情報に基づいて、複写機201に対し、所望の制御を行うことができる。
【0036】
コントローラ202は、1つのPDLデータの印刷完了前に、続けて複数のPDLデータがホストコンピュータ310から送られてきた場合、続けて内蔵HDD324にキューイングし、フレームバッファメモリ326bへの画像展開完了毎に順次、PDLバッファ326aに次のPDLデータを移して印刷していく。
【0037】
尚、フレームバッファメモリ326bに展開された画像データは、印刷が完了しないと破棄されないので、印刷の進行具合に合わせてフレームバッファ領域に空き領域があった場合、展開を開始する。また、ソートあるいはグループジョブが連続する場合、通常、前の印刷完了後にLCDパネルにメッセージを表示し、ユーザにソートビン412から用紙を取り除かせ、ソートビン412の紙無しステータス完了後に次のPDLデータの印刷を開始する。
【0038】
CPU321は、ROM322に格納された制御プログラムに基づいて動作し、コントローラ202の機能を制御する。内蔵ハードディスク324は、プリント済みのPDLデータやPDLデータを展開して生成した画像データを一時的に保存する領域や、フォントデータを格納する領域等を有し、HDDコントローラ323を介してCPUバス33に接続されている。RAM326はホストコンピュータ310より受信したPDLデータを一時的に保持するバッファであるPDLバッファ326aと、PDLデータを展開し、この展開した画像データを一時的に保持するためのフレームメモリ326bとを含み、かつ制御プログラムで必要とされるその他の作業領域も含む。
【0039】
ROM322は、例えばプログラマブルメモリ(EEPROM等)からなり、ホストコンピュータ310等から制御プログラムをインストールことも有効でり、例えばフロッピーディスクやCD−ROM等のメモリ媒体およびそのドライバ等により構成される。
【0040】
複写機201では、プリント動作を即開始可能な状態はスタンバイモードであり、このときスキャナ部CPUおよびプリンタ部CPUは通常動作モードとなっている。また、プリンタ部206では、画像形成したイメージをトナーで用紙に現像し、排出前にトナーを溶かして用紙上に定着させる定着器が設けられている。定着器はトナーを溶かすために高温状態となることが必要とされ、スタンバイモードにおいては、定着可能温度に調整されている。
【0041】
複写機201は、スタンバイモードに対して節電モード状態を有する。節電モード時、定着器の温度は定着可能温度と室温との間に設定されている。また、操作部パネル207のLCDバックライトも切断されている。すなわち、節電モードでは、消費電力がスタンバイモードに比べて低く抑えられるように制御される。複写機201は電源オン後、まずスタンバイモードとなるように定着器の温度を上げていく(ウォームアップ)。
【0042】
操作部パネル207には、節電キーが設けられている。スタンバイモード時、節電キーの押下を検知すると、スキャナ部CPUは、プリンタ部CPUに対し、節電モードへの移行を指示すると共に、操作部パネル207のLCDバックライトを切断し、節電モードへと移行する(キー節電)。節電モード時に節電キーの押下を検知すると、スキャナ部CPUはプリンタ部CPUに節電解除を指示し、LCDバックライトを点灯してウォームアップし、スタンバイモードへと移行する。
【0043】
スキャナ部CPUは、タイマ(図示せず)を内蔵しており、スタンバイモードにおいて時間を計測し、キー操作やプリント動作が全くされていないまま、予め設定された節電モード移行時間が経過した際、自動的に節電モードへと移行する(タイマ節電)。この節電モード移行時間は、スキャナ部CPUに接続されたバックアップRAMに記憶されており、工場出荷時の設定時間から、ユーザが操作部207で所望の時間を指定することが可能である。
【0044】
さらに、操作部パネル207では、消費電力率を設定することも可能である。
スタンバイモードにおける消費電力を100として、ユーザは所望のパーセントで、節電モードにおける消費電力率を設定することができる。節電モードにおける消費電力率が100に近い程、節電解除時のウォームアップ時間は短くなるが、その分、節電モード時の消費電力は多くなる。この消費電力率は、復帰時間の形で設定することも可能であり、プリンタ部CPUは節電モードにおける定着器の温度を、復帰時間内にスタンバイモード時の温度にもっていける程度に設定して制御する。
【0045】
スキャナ部CPUは、プリントコントローラ202からの状態問い合わせコマンドに対し、スタンバイモードにあるか節電モードにあるか、あるいはローカルプリント(コピー)実行中であるかリモートプリント実行中であるかといった状態を、コマンドに対する返答として通知することが可能である。これらの状態は以下のように分類される。
【0046】
・ローカルスタンバイ状態:定着器が十分に高温になっており、ユーザが操作部207からの操作によりすぐにローカルプリント(コピー)を開始可能なスタンバイモード。
【0047】
・節電状態:節電モードすなわち低消費電力状態であり、プリント動作を行うためには一定時間を持って定着器の温度を上げるウォームアップを必要とする状態。
【0048】
・ローカルビジー状態:ローカルプリント実行中もしくはウォーミングアップ中など、リモートプリントを開始できない状態。
【0049】
・リモートスタンバイ状態:定着器が十分に高温になっており、かつコントローラから複写機の使用が予約され、即リモートプリント可能なスタンバイモードであり、ユーザは操作部パネル207からローカルプリントを行うことができない状態。
【0050】
・リモートビジー状態:リモートプリント実行中などコントローラからの指令による動作を行っている状態。
【0051】
また一方、スキャナ部CPUは、コントローラ202から節電解除コマンドを受け付けると、LCDを制御したり、プリンタ部CPUに指示して、複写機201を節電モードからスタンバイモードへと移行させる。これとは逆に節電移行コマンドを受け付けると、スタンバイモードから節電モードへと移行させる。プリント実行中である等、節電移行コマンド受信時にスタンバイモードでない、あるいは節電解除コマンド受信時に節電モードでない場合、これらのコマンドは無視される。
【0052】
図4および図5はコントローラ202におけるプリント動作指令処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムはプリントコントローラ202内のROM322に格納されており、プリントデータを受信したことによりCPU321によって実行される。プリントコントローラ202は、ホストコンピュータ310から印刷すべきPDLデータを受け取ると、画像展開を行う(ステップS1)。複写機201に対して状態問い合わせコマンドを発行する(ステップS2)。
【0053】
そして、節電中であるか否かを判別し(ステップS3)、節電中であると判別された場合、節電解除コマンドを発行し(ステップS4)、自動節電解除フラグをセットする(ステップS5)。この後、あるいはステップS3で節電中でないと判別された後、再び状態問い合わせコマンドを発行する(ステップS6)。
【0054】
そして、ローカルスタンバイであるか否かを判別し(ステップS7)、ローカルスタンバイでない場合、ステップS6の処理に戻り、ローカルスタンバイである場合、リモートコマンドを発行し(ステップS8)、プリントを実行する(ステップS9)。
【0055】
再び状態問い合わせコマンドを発行し(ステップS10)、リモートスタンバイ(プリント完了)であるか否かを判別し(ステップS11)、リモートスタンバイでない場合、ステップS10の処理に戻る。一方、リモートスタンバイ(プリント完了)である場合、次のプリントジョブが無いか否かを判別する(ステップS12)。
【0056】
次のプリントジョブがある場合、ステップS9の処理に戻る。一方、ステップS12で次のプリントジョブが無い場合、自動節電解除フラグがセットされているか否かを判別する(ステップS13)。自動節電解除フラグがセットされている場合、節電移行コマンドを発行し(ステップS14)、自動節電解除フラグをクリアする(ステップS15)。さらに、リモート解除コマンドを発行し(ステップS16)、処理を終了する。一方、ステップS13で自動解除フラグがセットされていない場合、そのままリモート解除コマンドを発行し(ステップS16)、処理を終了する。
【0057】
このように、本実施形態では、複写機201がローカルスタンバイ状態にあるか節電状態にあるかを、あるいはローカルプリント動作中やウォームアップ中などのローカルビジー状態であるか否かを調べる。ステップS7でローカルビジーであった場合、一定周期で状態問い合わせコマンドを発行し、ローカルビジーが解除されてローカルスタンバイに戻るのを監視する。
【0058】
一方、節電モードである場合、複写機201に対し、節電解除コマンドを発行するとともに、自動節電解除フラグを立てる。複写機201は節電解除コマンドを受け取ると、ウォームアップ中に移行してローカルビジー状態となる。ローカルビジー状態が解除されると、コントローラ202はリモートコマンドを発行し、複写機201をリモートスタンバイ状態へと移行させ、印刷開始指令コマンドを発行してプリント動作を行わせる。
【0059】
プリント動作が完了し、複写機201がリモートビジー状態からリモートスタンバイ状態に戻ると、コントローラ202はホストコンピュータ310から続く印刷指令がない場合、ステップS16でリモート解除コマンドを発行する。このとき、自動節電解除フラグがセットされていると、併せて節電移行コマンドを発行するとともに、自動節電解除フラグをリセットする。
【0060】
本実施形態の画像プリンティングシステムでは、プリント開始時に節電モードであった場合、プリント完了時に自動的に節電モードに戻すことにより、低消費電力を実現するとともに、節電状態でなかった場合、リモートスタンバイのままにしておくことによって、ユーザの望む状態が保持されるように動作する。尚、画像形成装置を複写機201でなく、単なるプリンタに置き換えても、全く同様の構成をとることができ、この際、本実施形態のスキャナ部CPUにおける処理はプリンタのメインCPUが担うことになる。
【0061】
[第2の実施形態]
第2の実施形態の画像プリンティングシステムでは、複写機側で自動的に節電解除および節電に移行することも可能である。第2の実施形態における画像プリンティングシステムの構成および外観は、前記第1の実施形態と同じである。
【0062】
図6および図7は第2の実施形態における複写機側で自動的に節電解除に移行する場合のスキャナ部で動作するコマンド受信タスク処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムはスキャナ部205内のROM(図示せず)に格納されており、スキャナ部CPU(図示せず)によって実行される。
【0063】
本実施形態の複写機201では、ローカルとリモートの2つの状態とは独立にスタンバイ、ビジー、節電の3つの状態が存在する。ローカルは、複写機201がコントローラ202からの使用を予約されていない状態であり、ユーザは操作部パネル207からローカルコピーの操作を行うことが可能である。
【0064】
リモートは、プリントやスキャン等、コントローラ202からジョブを実行するための予約状態にあることを示し、操作部パネル207には「リモート中」が表示され、ユーザからのキー操作を受け付けない状態となる。スタンバイは、定着器のウォームアップ等、印刷を行うための準備が完了している状態であり、ローカルコピーまたはリモートプリントを即開始可能な状態である。ビジーは、ローカルコピーまたはリモートプリントを実行中であるか、もしくはウォームアップ中であり、複写機が作業中であることを示す。
【0065】
節電は、定着器の温度を下げるなど、通常のスタンバイ状態に比べて消費電力を少なくしている状態であり、解除されると、ウォームアップ(ビジー状態]を経てスタンバイ状態に戻る。ローカル&スタンバイ状態であるとき、節電キーの押下が検知されると、タイマによる一定時間経過後、スタンバイ状態から節電状態へと移行する。
【0066】
コマンド受信タスクは、コマンドの受信を待ち(ステップS31)、コマンドを受信すると、コマンドを判別する(ステップS32)。コントローラ202は、ホストコンピュータ310からのプリントジョブを受け取ると、複写機201に対して、ステータスコマンドを発行する。
【0067】
コマンド受信タスクは、ステータスコマンドを受け取ると、その返信として、リモートかローカルかの状態、およびスタンバイ・ビジー・節電のいずれかの状態を返す(ステップS33)。この後、ステップS31の処理に戻る。尚、ステータスコマンドで返される情報としては、他にエラー情報などもあるが、本発明と直接関係しないので、省略する。
【0068】
そして、コントローラ202は、ローカルかつビジーでないことを確認すると、複写機201の使用権を確保するため、リモートコマンドを発行する。コマンド受信タスクは、リモートコマンドを受け取ると(ステップS31、S32)、ローカルかつビジーでないことを確認し(ステップS34、S35)、複写機201をリモート状態に移行させる(ステップS36)。ここで、ステップS34でローカルでなかったり、ステップS35でローカルビジーであったりすると、複写機201はローカルで作業中であるとして、コントローラ202に不承認(Nack)を返し(ステップS40)、処理を終了する。
【0069】
そして、リモート状態に移行した後、節電状態にあるか否かをチェックする(ステップS37)。節電でない場合、すなわち既にスタンバイである場合、そのままリモート&スタンバイ状態として、ステップS31のコマンドの受信処理に戻る。
【0070】
一方、ステップS37で節電状態であった場合、複写機201に対し、節電解除を行う(ステップS38)。これにより、複写機201はウォームアップを始めて一時的にビジー状態となり、ウォームアップが完了すると、スタンバイ状態に戻る。節電解除を行うと共に、コマンド受信タスクは内蔵する節電解除フラグをセットする(ステップS39)。すなわち、このフラグは、リモートコマンドを受け取ったときに節電状態であったときだけセットされ、スタンバイ状態であったときにはクリアされている。
【0071】
そして、コントローラ202は、ステータスコマンドにより、リモート状態になったことを確認し、プリントコマンドを送る。このコマンドには、前記第1の実施形態で示したカラーモード、ページ数、フィニッシング等の印刷に係わる全ての情報が含まれている。コマンド受信タスクは、プリントコマンドを受け取ると、リモート状態であるか否かを確認し(ステップS41)、ここで、ローカルであった場合、Nackを返し(ステップS42)、コマンド受信待ちに戻る。
【0072】
リモート状態で正しくプリントコマンドが送られてきた場合、次にスタンバイ状態になっているか否かを確認する(ステップS43)。ウォームアップ中や前のプリントジョブ実行中などのビジーである場合には、スタンバイ状態に戻るのを待つ。スタンバイ状態になった場合、プリントタスクにプリントの実行を指示し(ステップS44)、ステップS31のコマンドの受信処理に戻る。これにより、複写機201はプリントを開始し、ビジー状態となる。プリントが完了すると、ビジー状態からスタンバイ状態へと復帰する。
【0073】
コントローラ202は、印刷したいジョブがなくなった場合、プリント完了、すなわちスタンバイ状態に戻るのを待ってリモート解除コマンドを発行する。コマンド受信タスクは、リモート解除コマンドを受け取ると(ステップS31、S32)、複写機がリモート&スタンバイ状態になっているか否かを確認する(ステップS45)。ここで、リモートでなかったり、リモートであってもプリント中でビジーであった場合、Nackを返し(ステップS46)、ステップS31のコマンド受信処理に戻る。
【0074】
一方、ステップS45でリモート&スタンバイである場合、次にリモート状態に移行した際、節電解除がなされたか否かを調べるため、節電解除フラグをチェックする(ステップS47)。節電解除フラグがセットされている場合、複写機201を節電状態に移行させる指令を出すとともに節電解除フラグをクリアする(ステップS48、S49)。そして、リモート状態からローカル状態へと戻り(ステップS50)、ステップS31のコマンド受信処理に戻る。一方、ステップS47で節電解除フラグがセットされていない場合、そのままローカル状態に戻る(ステップS50)。
【0075】
第2の実施形態のように、複写機側の処理としても、節電自動解除し、かつ節電自動解除してプリントを行った場合だけ、自動的に節電状態に移行するようにすることが可能である。これにより、ユーザがわざわざ節電キーを押しに行くこなく、タイマ節電されるまでの消費電力を節約することができるようになる。
【0076】
尚、画像形成装置を複写機201でなく、単なるプリンタに置き換えても、同様の構成をとることができ、この際、本実施形態のスキャナ部CPUにおける処理はプリンタのメインCPUが担うことになる。
【0077】
また、以上が本発明の実施の形態の説明であるが、本発明は、これら実施の形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施の形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
【0078】
また、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記録媒体を、装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0079】
上記実施形態では、図4、図5、図6、図7のフローチャートに示すプログラムコードは記憶媒体であるROMに格納されている。プログラムコードを供給する記憶媒体としては、ROMに限らず、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD、磁気テープ、不揮発性のメモリカードなどを用いることができる。
【0080】
【発明の効果】
本発明によれば、画像データの送信に先立って節電モードで動作している印刷装置に節電解除コマンドを送信した場合は、印刷装置が印刷動作を完了したことに応じて印刷装置の動作モードを節電モードへ移行させ、画像データの送信に先立って節電モードで動作していない印刷装置に節電解除コマンドを送信しなかった場合は、印刷装置が印刷動作を完了しても印刷装置の動作モードを節電モードへ移行させないので、画像データを送信する際の印刷装置の動作状態に応じて、印刷動作完了後の印刷装置の動作モードを適切に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における画像プリンティングシステムの外観を示す斜視図である。
【図2】プリントコントローラ202の電気的な構成を示すブロック図である。
【図3】プリンタ部206の排出口212に設けられたステイプルソータを示す図である。
【図4】コントローラ202におけるプリント動作指令処理手順を示すフローチャートである。
【図5】図4につづくコントローラ202におけるプリント動作指令処理手順を示すフローチャートである。
【図6】第2の実施形態における複写機側で自動的に節電解除に移行する場合のスキャナ部で動作するコマンド受信タスク処理手順を示すフローチャートである。
【図7】図6につづく第2の実施形態における複写機側で自動的に節電解除に移行する場合のスキャナ部で動作するコマンド受信タスク処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
201 複写機
202 プリントコントローラ
205 スキャナ部
206 プリンタ部
310 ホストコンピュータ
321 CPU
322 ROM
326 RAM
Claims (6)
- 印刷動作を開始可能なスタンバイモードと、該スタンバイモードに比べて消費電力の少ない節電モードとを動作モードとして有する印刷装置と、該印刷装置に画像データを送信する制御装置とを備えた印刷システムであって、
前記制御装置は、
前記印刷装置の動作状態を判別するための状態問合せコマンドを送信する状態問合せコマンド送信手段と、
前記状態問合せコマンド送信手段が送信した前記状態問合せコマンドに対する前記印刷装置の応答に基づいて、前記印刷装置の動作状態を判別する判別手段と、
前記印刷装置が前記節電モードで動作していると前記判別手段が判別した場合に、前記画像データの送信に先立って、前記印刷装置の動作モードを前記節電モードから前記スタンバイモードへ移行させるための節電解除コマンドを送信する節電解除コマンド送信手段と、
前記印刷装置が前記スタンバイモードで動作していると前記判別手段が判別した場合に、前記印刷装置に画像データを送信する画像データ送信手段と、
前記画像データの送信に先立って前記印刷装置が前記節電モードで動作していると前記判別手段が判別し、前記節電解除コマンド送信手段が前記節電解除コマンドを送信した場合は、前記画像データ送信手段により送信された画像データに基づく印刷動作が完了したと前記判別手段が判別したことに応じて前記印刷装置の動作モードを前記スタンバイモードから前記節電モードへ移行させるための節電移行コマンドを送信し、前記画像データの送信に先立って前記印刷装置が前記節電モードで動作していないと前記判別手段が判別し、前記節電解除コマンド送信手段が前記節電解除コマンドを送信しなかった場合は、前記画像データ送信手段により送信された画像データに基づく印刷動作が完了したと前記判別手段が判別しても前記節電移行コマンドを送信しない節電移行コマンド送信手段とを有し、
前記印刷装置は、
前記制御装置から前記状態問合せコマンドを受信したことに応じて前記印刷装置の動作状態を示す情報を前記制御装置に送信する動作状態送信手段と、
前記制御装置から前記節電解除コマンドを受信したことに応じて前記印刷装置の動作状態を前記節電モードから前記スタンバイモードへ移行させる第1移行手段と、
前記制御装置から受信した前記画像データに基づいて印刷動作を実行する印刷手段と、
前記制御手段から前記節電移行コマンドを受信したことに応じて前記印刷装置の動作状態を前記スタンバイモードから前記節電モードへ移行させる第2移行手段とを有することを特徴とする印刷システム。 - 前記印刷システムは、前記制御装置に印刷データを送信するホスト装置を更に備え、
前記制御装置は前記印刷データに基づいて前記画像データを生成する生成手段を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。 - 印刷動作を開始可能なスタンバイモードと、該スタンバイモードに比べて消費電力の少ない節電モードとを動作モードとして有する印刷装置に画像データを送信する制御装置であって、
前記印刷装置の動作状態を判別するための状態問合せコマンドを送信する状態問合せコマンド送信手段と、
前記状態問合せコマンド送信手段が送信した前記状態問合せコマンドに対する応答に基づいて、前記印刷装置の動作状態を判別する判別手段と、
前記印刷装置が前記節電モードで動作していると前記判別手段が判別した場合に、前記画像データの送信に先立って、前記印刷装置の動作モードを前記節電モードから前記スタンバイモードへ移行させるための節電解除コマンドを送信する節電解除コマンド送信手段と、
前記印刷装置が前記スタンバイモードで動作していると前記判別手段が判別した場合に、前記印刷装置に画像データを送信する画像データ送信手段と、
前記画像データの送信に先立って前記印刷装置が前記節電モードで動作していると前記判別手段が判別し、前記節電解除コマンド送信手段が前記節電解除コマンドを送信した場合は、前記印刷装置が前記画像データ送信手段により送信された画像データに基づく印刷動作を完了したと前記判別手段が判別したことに応じて前記印刷装置の動作モードを前記スタンバイモードから前記節電モードへ移行させるための節電移行コマンドを送信し、前記画像データの送信に先立って前記印刷装置が前記節電モードで動作していないと前記判別手段が判別し、前記節電解除コマンド送信手段が前記節電解除コマンドを送信しなかった場合は、前記印刷装置が前記画像データ送信手段により送信された画像データに基づく印刷動作を完了したと前記判別手段が判別しても前記節電移行コマンドを送信しない節電移行コマンド送信手段とを有することを特徴とする制御装置。 - 前記制御装置は、印刷データを送信するホスト装置から前記印刷データを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した印刷データに基づいて前記画像データを生成する生成手段とを有することを特徴とする請求項3に記載の制御装置。 - 印刷動作を開始可能なスタンバイモードと、該スタンバイモードに比べて消費電力の少ない節電モードとを動作モードとして有する印刷装置と、該印刷装置に画像データを送信する制御装置とを備えた印刷システムにおける印刷方法であって、
前記印刷装置の動作状態を判別する判別工程と、
前記印刷装置が前記節電モードで動作していると前記判別手段が判別した場合に、前記画像データの送信に先立って、前記印刷装置の動作モードを前記節電モードから前記スタンバイモードへ移行させるための節電解除コマンドを前記制御装置から前記印刷装置に送信する節電解除コマンド送信工程と、
前記印刷装置が前記スタンバイモードで動作していると前記判別手段が判別した場合に、前記制御装置から前記印刷装置に画像データを送信する画像データ送信手段と、
前記画像データの送信に先立って前記印刷装置が前記節電モードで動作していると前記判別工程が判別し、前記節電解除コマンド送信工程が前記節電解除コマンドを送信した場合は、前記画像データ送信工程により送信された画像データに基づく印刷動作が完了したと前記判別工程が判別したことに応じて前記印刷装置の動作モードを前記スタンバイモードから前記節電モードへ移行させるための節電移行コマンドを送信し、前記画像データの送信に先立って前記印刷装置が前記節電モードで動作していないと前記判別工程が判別し、前記節電解除コマンド送信工程が前記節電解除コマンドを送信しなかった場合は、前記画像データ送信工程により送信された画像データに基づく印刷動作が完了したと前記判別工程が判別しても前記節電移行コマンドを送信しない節電移行コマンド送信工程とを有することを特徴とする印刷方法。 - 印刷データを送信するホスト装置から前記制御装置に前記印刷データを送信する印刷データ送信工程と、
前記印刷データ送信工程が送信した印刷データに基づいて前記画像データを生成する生成工程とを有することを特徴とする請求項5に記載の印刷方法。
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