JP4564303B2 - 衛星搭載中継器 - Google Patents
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Description
なお、従来の衛星搭載中継器は、送信局から衛星搭載中継器への上り回線(アップリンク)用の変調方式と、衛星搭載中継器から受信装置への下り回線(ダウンリンク)用の変調方式とを同一の方式とすることでシンプルな構成とし信頼性を高めている。また、従来の衛星搭載中継器は、ダウンリンク波を高出力化するため、ダウンリンク波の信号レベルが線形でない飽和領域の状態で動作している。そこで、一般に、衛星デジタル放送システムにおいては、受信装置において、できるだけ低いCN比(Carrier to Noise ratio)で受信可能な位相偏移変調(PSK:Phase Shift Keying)信号、直交振幅変調(QAM:Quadrature Amplitude Modulation)信号等の変調信号を用いている。
図13に示すように、衛星搭載中継器1Fは、送受分波器(ダイプレクサ)3によって、上り信号の周波数(アップリンク周波数)のみをフィルタリングすることで、図示していない送信局(アップリンク局)から送信されるデジタル放送信号(アップリンク波)を受信する。なお、このデジタル放送信号は、複数のチャンネルの信号が各周波数毎に多重化された広帯域信号である。
そして、衛星搭載中継器1Fは、受信したデジタル放送信号を、図示していない増幅手段によって増幅し、高周波(RF信号)のままで、送信局に対応する周波数変換・増幅器10(101,102)によって、衛星搭載中継器1Fから地球上の受信装置へのダウンリンク波の周波数(ダウンリンク周波数)に変換する(例えば、17GHzを12GHzに変換)とともに、電力の増幅を行う。なお、衛星搭載中継器1Fにおいて、周波数変換・増幅器10(101,102)の現用又は予備の切り替えは、図示していない運用サイトからの指示に基づいて、スイッチ(SW)4や、ハイブリッド又はスイッチ(H/SW)5を切り替えることで行っている。
塩見正、羽鳥光俊共著,「ウェーブサミット講座 ディジタル放送」,オーム社,平成13年2月25日,第1版,p.176−177 映像情報メディア学会編,「デジタル放送ハンドブック」,オーム社,平成15年6月20日,第1版,p.186−187
なお、復調手段及び変調手段は、送信局から送信される、少なくとも復調及び変調を制御するパラメータに基づいて、復調及び変調の動作を変えることができる。
そして、衛星搭載中継器は、復調手段によって、分波されたデジタル放送信号をベースバンド信号に復調する。また、衛星搭載中継器は、復調信号選択手段によって、復調手段で復調されたチャンネル単位でかつ送信局毎の復調信号(ベースバンド信号)において、受信レベル又は誤り率を判定し、1つの復調信号を選択する。
そして、衛星搭載中継器は、増幅手段によって、変調手段で変調されたチャンネル周波数帯域毎の変調信号を、ダウンリンク波として送信可能な所定の信号レベルに増幅し、出力合波手段によって、その増幅された変調信号を、送信用の第二のデジタル放送信号として合波する。
また、衛星搭載中継器は、変調手段によって、合成手段で生成された同一チャンネルのベースバンド信号を、第二の変調方式により変調する。
なお、復調手段及び変調手段は、送信局から送信される、少なくとも復調及び変調を制御するパラメータに基づいて、復調及び変調の動作を変えることができる。
そして、衛星搭載中継器は、波形等価手段によって、伝送特性推定手段で推定された伝送特性に基づいて、振幅、位相等の補正を行うことで、復調信号を整形する。
[衛星デジタル放送システムの概要]
まず、図1を参照して、本発明に係る衛星搭載中継器により実現される衛星デジタル放送システムの概要について説明する。図1は、衛星デジタル放送システムの全体構成を示す構成図である。
衛星デジタル放送システム100は、送信局Sd(Sd1,Sd2)から送信されるデジタル放送信号であるアップリンク波を、放送衛星Bs内の衛星搭載中継器1で復調し、他の変調方式に変調し直し、ダウンリンク波として、受信装置Rvに配信するものである。なお、図1では、送信局Sdを2局としているが、さらに他の複数の送信局が存在していてもよい。
なお、放送局Tsから配信される番組データは、各チャンネル毎に複数のMPEG−TS等のビットストリームデータであって、光ファイバ等の通信ケーブルを介して送信局Sdに配信される。
なお、以下で説明する第一の実施の形態においては、従来のように降雨減衰状況に基づいて、運用者が複数の送信局Sdからの送信を切り替えて、サイトダイバーシティ運用を行う場合において、本発明に係る衛星搭載中継器1を適用する例について説明を行う。
また、第三の実施の形態においては、同一チャンネルのデジタル放送信号を、複数の送信局Sd毎に周波数帯域を変えて送信し、本発明に係る衛星搭載中継器1において、1つのチャンネルのデジタル放送信号を選択して配信する例について説明する。
さらに、第五の実施の形態においては、複数の送信局Sd毎に、チャンネル内の個別の放送番組信号をデジタル放送信号として送信し、本発明に係る衛星搭載中継器1において、その放送番組信号を多重化して配信する例について説明する。
(衛星搭載中継器1Aの構成)
まず、図2を参照(適宜図1参照)して、衛星搭載中継器1(1A)の構成について説明する。図2は、本発明の第一の実施の形態に係る衛星搭載中継器の構成を示すブロック図である。図2に示すように、衛星搭載中継器1Aは、送信局Sdから送信される第一の変調方式で変調されたデジタル放送信号(アップリンク波)を復調し、第二の変調方式に変調し直して、受信装置Rvに配信するものである。ここでは、衛星搭載中継器1Aは、送受分波器3と、受信部としての周波数変換・増幅器10及び入力分波器11と、変調方式変換部としての復調部20、番組編集装置21A及び復調部22と、送信部としての利得制御器30、電力増幅器31及び出力合波器32とを備えている。
そして、判定部203は、ベースバンド信号が正当な信号である場合にのみ、番組編集装置21Aにベースバンド信号を出力する。
そこで、例えば、アップリンク波としてOFDM信号を使用する場合、時間軸と周波数軸毎のOFDMキャリアに予め既知の固有信号を多重化しておくことで、復調部20でOFDMキャリアを高速フーリエ変換(FFT)した後の既知の固有信号に基づいて、伝送特性推定部42が、伝送特性(周波数特性、時間軸特性等)を推定することができる。
また、伝送特性推定部42は、アップリンク波としてCDM信号を使用する場合、既知の固有信号を、多重コード毎に挿入、あるいはその挿入位置を変えることで、伝送特性を推定することができる。
このように等化部40を構成することで、チャンネル周波数帯域毎のチャンネル信号は整形され、位相雑音等が除去された信号となる。
図2に戻って、衛星搭載中継器1Aの構成の説明を続ける。
この場合、アップリンク波における変調方式には、マルチパス(遅延波)に対して復調可能なOFDM変調方式、CDM変調方式等の第一の変調方式を用い、ダウンリンク波における変調方式は、受信装置Rvにおいて低いCN比で受信可能なPSK変調、QAM変調等の第二の変調方式を用いることが可能になる。
次に、図4を参照(適宜図1及び図2参照)して、衛星搭載中継器1Aの動作について説明する。図4は、本発明の第一の実施の形態に係る衛星搭載中継器の動作を示すフローチャートである。
まず、衛星搭載中継器1Aは、送受分波器3によって、送信局Sdから送信されるデジタル放送信号(アップリンク波)を受信する(ステップS1)。そして、衛星搭載中継器1Aは、受信したデジタル放送信号を、周波数変換・増幅器10によって、電力の増幅を行うとともに、周波数をダウンコンバートし(ステップS2)、入力分波器11によって、チャンネル周波数帯域毎にデジタル放送信号を分波する(ステップS3)。
なお、ステップS4からステップS8までの動作においては、チャンネル周波数帯域毎のチャンネル信号が並列に処理される。
(衛星搭載中継器1Bの構成)
次に、図5を参照(適宜図1参照)して、衛星搭載中継器1Bの構成について説明する。図5は、本発明の第二の実施の形態に係る衛星搭載中継器の構成を示すブロック図である。図5に示すように、衛星搭載中継器1Bは、複数の異なる地点の送信局Sdから送信される同一のデジタル放送信号(アップリンク波)を切り替えて中継するものである。なお、複数の異なる地点の送信局Sdは、同一チャンネルの同一の放送番組であるデジタル放送信号を、OFDM変調信号、CDM変調信号等のマルチパス(複数波)であっても復調可能な信号によって送信するものとする。
なお、復調部20B及び番組編集装置21B以外の構成については、衛星搭載中継器1A(図2参照)と同一のものであるので、同一の符号を付し、説明を省略する。
なお、各誤り訂正復号部51で誤りを訂正されたチャンネル信号の復調信号は、記憶部52に記憶される。また、各誤り訂正復号部51は、誤り訂正を行う際に検出した復調信号の受信レベル又は誤り率を、受信レベル判定部53に通知する。
なお、受信レベル判定部53は、送信局Sdから降雨減衰等の情報を直接受信レベルとして通知されることで、チャンネル信号の切り替えの判定を行うこととしてもよい。
なお、記憶部52、記憶部55を設けることで、例えば、チャンネル信号の切り替えのタイミングを、パケット単位で切り替える等の操作が可能になり、チャンネル切り替えに伴う不連続が発生しない。
なお、ここでは、2局の送信局Sdからデジタル放送信号(アップリンク波)を送信することとしたが、3局以上の送信局Sdからデジタル放送信号を送信することとしてもよい。この場合、誤り訂正復号部51、記憶部52は、送信局Sdの数に合わせて増加する。
次に、図7を参照(適宜図5及び図6参照)して、衛星搭載中継器1Bの動作について説明する。図7は、本発明の第二の実施の形態に係る衛星搭載中継器の動作を示すフローチャートである。
さらに、衛星搭載中継器1Bは、番組編集装置21Bの誤り訂正復号部51によって、ベースバンド信号の誤りを訂正し、記憶部52に記憶する(ステップS15)。
ここで、衛星搭載中継器1Bは、受信レベル判定部53で切り替えが必要であると判定した場合(ステップS16でYes)は、チャンネル信号の切り替えを行う(ステップS17)。すなわち、衛星搭載中継器1Bは、切り替え部54によって、現在読み出している記憶部52(例えば521)とは異なる記憶部52(例えば522)から信号を読み出し、記憶部55に記憶する。
さらに、衛星搭載中継器1Bは、利得制御器30によって、変調されたチャンネル信号の電圧を所定レベルとなるように制御し(ステップS20)、電力増幅器31によって、そのチャンネル信号の電力を、受信装置Rvで受信可能な電力に増幅する(ステップS21)。
以上の動作によって、衛星搭載中継器1Bは、複数の送信局Sd毎から送信されたデジタル放送信号から、降雨減衰の劣化の少ない信号を選択して、中継することができる。
(衛星搭載中継器1Cの構成)
次に、図8を参照(適宜図1参照)して、衛星搭載中継器1Cの構成について説明する。図8は、本発明の第三の実施の形態に係る衛星搭載中継器の構成を示すブロック図である。図8に示すように、衛星搭載中継器1Cは、複数の異なる地点の送信局Sdから送信される同一のデジタル放送信号(アップリンク波)を切り替えて中継するものである。なお、複数の異なる地点の送信局Sdは、チャンネルの周波数帯域を分割し、同一チャンネルの同一の放送番組であるデジタル放送信号を、送信局Sd毎に異なる周波数帯域で送信するものとする。
なお、入力分波器11B及び番組編集装置21B以外の構成については、衛星搭載中継器1A(図2参照)と同一のものであり、番組編集装置21Bについては、衛星搭載中継器1B(図5参照)と同一のものであるので、同一の符号を付し、説明を省略する。
なお、衛星搭載中継器1Cの動作については、衛星搭載中継器1Bにおいて、復調部20Bで送信局Sd毎の信号を復調しているのに対して、衛星搭載中継器1Cでは、入力分波器11Bからの出力がすでに送信局Sd毎の信号になっていることが異なっているのみであるため、説明を省略する。
(衛星搭載中継器1Dの構成)
次に、図9を参照(適宜図1参照)して、衛星搭載中継器1Dの構成について説明する。図9は、本発明の第四の実施の形態に係る衛星搭載中継器の構成を示すブロック図である。図9に示すように、衛星搭載中継器1Dは、2つの送信局Sd(Sd1,Sd2)から送信される、異なる偏波の特性を有するデジタル放送信号(アップリンク波)を切り替えて中継するものである。ここで、異なる偏波とは、互いに直交した偏波であって、例えば、円偏波の場合は、右旋円偏波及び左旋円偏波、直線偏波の場合は、水平偏波、垂直偏波をいう。
なお、偏波分離器7、周波数変換・増幅器10及び入力分波器11以外の構成については、衛星搭載中継器1C(図8参照)と同一のものであるので、同一の符号を付し、説明を省略する。
なお、ここでは、図8に示した送受分波器3に代えて偏波分離器7を備えることとしたため、出力合波器32から出力されるデジタル放送信号は、送信用のアンテナAT2を介して受信装置Rvに配信される。
なお、衛星搭載中継器1Dの動作については、偏波分離器7によって、受信したデジタル放送信号を、偏波特性により各送信局Sdから送信された信号として分離した後は、図7で説明した衛星搭載中継器1Bの動作と同一であるので、説明を省略する。
(衛星搭載中継器1Eの構成)
次に、図10を参照(適宜図1参照)して、衛星搭載中継器1Eの構成について説明する。図10は、本発明の第五の実施の形態に係る衛星搭載中継器の構成を示すブロック図である。図10に示すように、衛星搭載中継器1Eは、複数の送信局Sdから送信される、異なる放送番組のデジタル放送信号を、合成して中継するものである。なお、複数の異なる地点の送信局Sd1,Sd2(他の複数の送信局を含むこととしてもよい)は、同一のチャンネル周波数帯において、異なる放送番組信号(例えば、MPEG−TS)であるデジタル放送信号(TS1,TS2)を、送信局Sd毎に異なるのチャンネル帯域で送信するものとする。なお、放送番組信号は、1つのデジタル放送信号(TS1等)だけでなく、複数のTS(トランスポートストリーム)を含んだ信号であってもよい。この場合、送信局Sdは、チャンネル内で分割された周波数帯域毎にTSを送信するものとする。
ここで、図11を参照して、番組編集装置21Cの構成について説明する。図11は、番組編成装置の一例を示すブロック図である。ここでは、番組編集装置21Cは、チャンネル周波数帯域毎に信号合成部60を備え、各信号合成部60は、誤り訂正復号部61と、記憶部62と、合成部63と、記憶部64と、誤り訂正付加部65とを備えている。
なお、衛星搭載中継器1Eの動作については、図7で説明した衛星搭載中継器1Bの動作において、ステップS15からステップS17までの切り替え動作が、合成部63における放送番組信号の合成動作に変わるだけであるため、説明を省略する。
一般に衛星搭載中継器には、図12に示したコマンド/テレメトリ制御部が備えられている。このコマンド/テレメトリ制御部70は、図示していない管制局(あるいは送信局)から送信されるコマンド(指示命令)を処理するとともに、衛星搭載中継器の動作状態を示す情報(テレメトリ情報)を管制局に配信するものである。図12に示すように、一般にコマンド/テレメトリ制御部70は、コマンド復調部71と、コマンド制御部72と、テレメトリ作成部73と、テレメトリ変調部74とを備えている。
そして、このコマンド復調部71で復調されたコマンドは、コマンド制御部72に出力される。
テレメトリ作成部73は、衛星搭載中継器内の各部の状態をステータス信号として収集し、テレメトリ情報を作成するものである。このテレメトリ作成部73で作成されたテレメトリ情報は、テレメトリ変調部74に出力される。
そこで、本発明においては、衛星搭載中継器1A(図2)、衛星搭載中継器1B(図5)、衛星搭載中継器1C(図8)、衛星搭載中継器1D(図9)、衛星搭載中継器1E(図10)のそれぞれにおいて、例えば、復調部20(20B)、変調部22で行う変調方式のパラメータをコマンドとして、管制局から送信し、復調部20(20B)、変調部22が、変調方式のパラメータ(例えば、OFDM変調方式におけるガードインターバル長、キャリア変調方式等)を変更する制御を行うことで伝送特性を調整することも可能である。
これによって、管制局において、衛星搭載中継器の伝送特性を把握することができ、さらに、その伝送特性に基づいて、種々のパラメータの調整が可能になる。
3 送受分波器
7 偏波分離器(偏波分離手段)
10 周波数変換・増幅器
11 入力分波器(入力分波手段)
20 復調部(復調手段)
201 復調処理部
202 スクランブル解除部(スクランブル解除手段)
203 判定部(判定手段)
21 番組編集装置
22 変調部(変調手段)
30 利得制御器
31 電力増幅器(増幅手段)
32 出力合波器(出力合波手段)
41 誤り訂正復号部
42 伝送特性推定部(伝送特性推定手段)
43 波形等化部(波形等化手段)
44 誤り訂正付加部
51 誤り訂正復号部
52 記憶部
53 受信レベル判定部(復調信号選択手段)
54 切り替え部
55 記憶部
56 誤り訂正付加部
61 誤り訂正復号部
62 記憶部
63 合成部(合成手段)
64 記憶部
65 誤り訂正付加部
Claims (9)
- 放送衛星を介して、送信局から送信されたデジタル放送信号を中継する、前記放送衛星に搭載された衛星搭載中継器であって、
前記送信局から受信した、第一の変調方式により変調された前記デジタル放送信号を、予め定めたチャンネル周波数帯域毎に分波する入力分波手段と、
この入力分波手段で分波されたデジタル放送信号をベースバンド信号に復調する復調手段と、
この復調手段で復調されたベースバンド信号を、第二の変調方式により変調する変調手段と、
この変調手段で変調された前記チャンネル周波数帯域毎の変調信号を、所定の信号レベルに増幅する増幅手段と、
この増幅手段によって増幅された変調信号を、送信用の第二のデジタル放送信号として合波する出力合波手段と、を備え、
前記送信局から送信される、少なくとも復調及び変調を制御するパラメータに基づいて、前記復調手段及び前記変調手段が、復調及び変調の動作を変えることを特徴とする衛星搭載中継器。 - 放送衛星を介して、複数の異なる地点の送信局から送信されたデジタル放送信号を選択して中継する、前記放送衛星に搭載された衛星搭載中継器であって、
前記複数の送信局から受信した、第一の変調方式により変調された前記デジタル放送信号を、予め定めたチャンネル周波数帯域毎に分波する入力分波手段と、
この入力分波手段で分波されたデジタル放送信号をベースバンド信号に復調する復調手段と、
この復調手段によって復調された、前記送信局毎に異なる変調信号において、受信レベル又は誤り率を判定し、1つの復調信号を選択する復調信号選択手段と、
この選択された復調信号を、第二の変調方式により変調する変調手段と、
この変調手段で変調された前記チャンネル周波数帯域毎の変調信号を、所定の信号レベルに増幅する増幅手段と、
この増幅手段によって増幅された変調信号を、送信用の第二のデジタル放送信号として合波する出力合波手段と、
を備えていることを特徴とする衛星搭載中継器。 - 前記送信局から送信されるデジタル放送信号は、前記チャンネル周波数帯域を分割した、前記送信局毎に異なる分割帯域の信号であって、
前記復調信号選択手段は、前記分割帯域毎に受信レベル又は誤り率を判定し、1つの復調信号を選択することを特徴とする請求項2に記載の衛星搭載中継器。 - 放送衛星を介して、2つの異なる地点の送信局から送信された偏波の異なるデジタル放送信号を選択して中継する、前記放送衛星に搭載された衛星搭載中継器であって、
前記2つの送信局から受信したデジタル放送信号の偏波を検出し、2つの受信信号に分離する偏波分離手段と、
この偏波分離手段で分離された受信信号を、予め定めたチャンネル周波数帯域毎に分波する入力分波手段と、
この入力分波手段で分波された受信信号をベースバンド信号に復調する復調手段と、
この復調手段によって復調された復調信号において、受信レベル又は誤り率を判定し、1つの復調信号を選択する復調信号選択手段と、
この選択された復調信号を、第二の変調方式により変調する変調手段と、
この変調手段で変調された前記チャンネル周波数帯域毎の変調信号を、所定の信号レベルに増幅する増幅手段と、
この増幅手段によって増幅された変調信号を、送信用の第二のデジタル放送信号として合波する出力合波手段と、
を備えていることを特徴とする衛星搭載中継器。 - 放送衛星を介して、複数の送信局から送信された個別の放送番組信号を多重化して中継する、前記放送衛星に搭載された衛星搭載中継器であって、
前記送信局から受信した、第一の変調方式により変調された前記放送番組信号毎のデジタル放送信号を、予め定めたチャンネル周波数帯域毎に分波する入力分波手段と、
この入力分波手段で分波されたデジタル放送信号を、前記放送番組信号毎のベースバンド信号に復調する復調手段と、
この復調手段で復調された複数のベースバンド信号を合成することで、1つのチャンネル周波数帯域に対応するベースバンド信号を生成する合成手段と、
この合成手段で合成されたベースバンド信号を、第二の変調方式により変調する変調手段と、
この変調手段で変調された前記チャンネル周波数帯域毎の変調信号を、所定の信号レベルに増幅する増幅手段と、
この増幅手段によって増幅された変調信号を、送信用の第二のデジタル放送信号として合波する出力合波手段と、を備え、
前記送信局から送信される、少なくとも復調及び変調を制御するパラメータに基づいて、前記復調手段及び前記変調手段が、復調及び変調の動作を変えることを特徴とする衛星搭載中継器。 - 前記デジタル放送信号は、予め既知の固有信号が挿入された信号であって、
前記固有信号に基づいて、前記復調信号の伝送特性を推定する伝送特性推定手段と、
この伝送特性推定手段で推定された伝送特性に基づいて、前記復調信号を整形する波形等価手段と、
を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の衛星搭載中継器。 - 前記伝送特性推定手段は、前記伝送特性推定手段で推定された伝送特性を、対応する送信局に通知することを特徴とする請求項6に記載の衛星搭載中継器。
- 前記送信局から送信される、少なくとも復調及び変調を制御するパラメータに基づいて、前記復調手段及び前記変調手段が、復調及び変調の動作を変えることを特徴とする請求項2又は請求項4に記載の衛星搭載中継器。
- 前記デジタル放送信号は、放送用のビットストリームデータにスクランブル情報を演算により付加した後に変調された信号であって、
前記復調信号に対して、前記演算の逆演算を行うことで、スクランブルを解除するスクランブル解除手段と、
このスクランブル解除手段によってスクランブルが解除された信号の予め定めた情報と、既知の情報とを照合することで、前記復調信号の正当性を判定する判定手段と、
を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の衛星搭載中継器。
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