JP4332078B2 - 再送信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル放送の再送信装置に係り、特に地上デジタルテレビジョン放送を周波数変換して再送信する再送信装置に関する。
近年、VHF帯域、UHF帯域の電波を用いて各家庭に番組映像を送信する従来の地上放送の他、衛星放送や有線放送(以下、CATVという)が普及しつつある。最近では、デジタル放送の規格化がさかんに行われ、通信衛星(CS:Communications Satellite)によるデジタル放送(以下、CSデジタル放送という)や、放送衛星(BS:Broadcasting Satellite)によるデジタル放送(以下、BSデジタル放送という)や、広帯域CSデジタル放送が商用化されている。また、地上デジタル放送も2003年12月1日以降、東京、名古屋及び大阪において本放送が開始された。地上デジタル放送は、変調方式にOFDM(Orthogonal frequency division multiplexing)方式を用いており、現行のアナログテレビジョン放送と同様に1RFチャンネルの帯域幅6MHzで伝送が可能である。この帯域幅は、現行のアナログテレビジョン放送の再送信を主にしているCATVでも同様であるため、OFDM方式の地上デジタル放送をそのまま、CATVの伝送路を通じて各家庭に送信することも可能である。
このような地上デジタル放送をCATVにて伝送する方法の一つにパススルー方式がある。日本ケーブルラボ仕様「地上デジタルテレビジョン放送パススルー運用仕様」JCL SPEC−006 1.0版(非特許文献1)によれば、パススルー方式には同一周波数パススルー運用方式と周波数変換パススルー運用方式がある。
同一周波数パススルー運用方式は、地上受信アンテナ出力の各地上デジタルテレビジョン放送信号を選択し、レベル調整をして、再送信される全てのチャンネルについて、放送信号(電波)周波数と同一周波数でCATV施設に伝送する方式である。
周波数変換パススルー運用方式は、地上受信アンテナ出力の各地上デジタルテレビジョン放送信号を選択し、レベル調整をして、CATV事業者の設定した周波数でCATV施設に伝送する方式である。図19に、周波数変換パススルー運用方式CATV施設のヘッドエンドの従来構成例を示す。図19において、1901はデジタル放送信号入力端子、1902は信号分配部、1903a〜1903dは周波数変換部、1904は周波数多重を行う合成部、1905はCATV信号の出力端子である。
デジタル放送信号入力端子1901からはデジタル放送の受信信号が入力される。この受信信号は、その受信点で受信可能な地上デジタル放送又はこのCATV設備で伝送しようとしているRFチャンネル(物理チャンネル)の数だけ、信号分配部1902で分配される。複数の地上デジタル放送のUHFチャンネルがそれぞれ周波数変換部1903a〜1903dによって、それぞれ異なった複数の周波数帯域に変換され、合成部1904によって周波数多重される。その周波数多重された信号がCATV信号の出力端子1905を介してCATV伝送路に送信される。
図19は、地上デジタル放送のUHF14チャンネルを31CATVチャンネルに、地上デジタル放送のUHF16チャンネルを32CATVチャンネルに、地上デジタル放送のUHF17チャンネルを33CATVチャンネルに、地上デジタル放送のUHF18チャンネルを34CATVチャンネルに周波数変換した例を示す。
前述したように、OFDM方式の地上デジタル放送の1RFチャンネル(物理チャンネル)の帯域幅は6MHzであり、現行のアナログテレビジョン放送の再送信を主にしているCATVでも同様であるため、OFDM方式の地上デジタル放送をそのままCATV施設のヘッドエンドにてRFチャンネル単位で周波数変換し、CATV伝送路を通じて各家庭に送信することが可能である。
図20は、図19のCATV施設のヘッドエンドからの伝送信号を受信するデジタルテレビジョン放送受信装置の従来例を示すブロック図である。
図20において、2001はデジタル放送信号の入力端子、2002は物理チャンネル選局用のチューナ部、2003はデジタル復調する復調部、2004はトランスポートストリーム(以下、TSという)から情報を分離するTS分離部、2005は映像・音声復号部、2006は映像信号出力端子、2007は音声信号出力端子、2008はデジタル放送受信装置の制御部、2009は選局制御部、2010は受信性能を評価するための性能指標を記憶する記憶部である。
入力端子2001から入力されたデジタル放送信号はチューナ部2002に送られる。チューナ部2002はデジタル放送信号から必要な物理チャンネルを選局し、中間周波数に変換する。復調部2003は、この信号を受け、デジタル復調や伝送路で生じたデータ誤りの訂正等を行ってTSを再生する。TS分離部2004で再生されたTSから、映像信号、音声信号のデータは分離される。分離された映像信号、音声信号のデータは映像・音声復号部2005によって映像信号、音声信号に復調され、映像信号出力端子2006に映像信号を、音声信号出力端子2007に音声信号を出力する。
記憶部2010は、自動利得制御信号(以下、AGCという)などから判断される受信レベル、C/N(搬送波対雑音)やS/N(信号レベル対雑音)などの信号レベルと等価雑音(本当の雑音以外に、位相雑音や周波数スペクトルの乱れなどによる伝送路性能劣化原因を、雑音レベルによる性能劣化に換算したもの)との比率、データ誤り率などの性能指標を記憶する記憶部である。
選局制御部2009は、チューナ部2002に供給する選局周波数、復調部2003でのデータの誤り訂正や符号化された情報の復調、TS分離部2004でのTS分離などの制御を行うとともに、上記性能指標情報を各ブロックから抽出し、記憶部2010にその情報を出力する。
(社)電波産業会(以下、ARIBという)技術資料「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」ARIB TR−B14 1.6版(非特許文献2)の第2編「地上デジタルテレビジョン放送受信機機能仕様書」によれば、「地上デジタルテレビジョン放送受信機においては、受信地点における全受信可能チャンネルをサーチし、service_idに基づくサービスリスト(以下、受信可能周波数テーブルという)を作成する必要がある。なお、MFN(Multi-Frequency Network:多周波数ネットワーク。サービスエリアが重なる送信所に異なる周波数を割り当てるネットワーク)により、同一network_idで異なる物理チャンネルを受信可能な地域が想定されるが、その際には受信C/NまたはBER(Bit Error Rate:ビット誤り率。デジタル信号の誤りビット数と伝送したビット数の比)の良好なチャンネルを「受信可能周波数テーブル」に記憶すること。」とある。
また、「ただし、受信したNIT(Network Information Table:ネットワーク情報テーブル。周波数などの伝送情報を伝送するもの)には放送事業者の送信所から送出される周波数のみが記載されるため、パススルー伝送時の受信周波数とNIT記載の周波数が異なる場合がある。この場合でも受信機が正しく動作することが望まれ、例えば、「受信可能周波数テーブル」を優先するなどの方法で対処できると考えられる。」とある。
図20の一従来例であるデジタル放送受信装置は、一般的にこの機能を有している。
現在のところ、地上テレビジョン放送は、地上アナログテレビジョン放送と地上デジタルテレビジョン放送の同時放送(サイマル放送)が行われているが、2011年7月24日に地上アナログテレビジョン放送は終了する予定である。この時、最適なネットワーク構成を目的として、既設の送信所周波数を変更するいわゆる周波数リパッキングが行われる予定である。
現在は、CATV施設ではパススルー方式により地上デジタルテレビジョン放送を伝送するとともに地上アナログテレビジョン放送も配信している。特に、周波数変換パススルー運用方式を採用している放送事業者では、地上アナログテレビジョン放送停波後には地上デジタルテレビジョン放送の周波数配置を変更して、CATV施設として周波数配置を最適化する可能性がある。
特開2003−92743号公報(特許文献1)には、異常・故障が発生した場合に瞬時に予備系統に切り替え可能な再送信装置の例が記載されているが、CATV施設として周波数配置を最適化するための技術についての記載や示唆はない。
特開2003−92743号公報 日本ケーブルラボ仕様「地上デジタルテレビジョン放送パススルー運用仕様」JCL SPEC−006 1.0版 (社)電波産業会 技術資料「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」ARIB TR−B14 1.6版
地上デジタルテレビジョン放送などのデジタル放送をパススルー方式により配信しているCATV施設において、CATV施設として周波数配置を最適化するために、今まで配信していた周波数と異なる周波数で配信しなければならない場合がある。この場合、CATV施設専用のセット・トップ・ボックス(以下、STBという)などの受信機であれば、事前にSTBに周波数再配置情報を配信し、再送信側が周波数再配置する日時になったら自動的にSTBに選局物理周波数を変更させ、周波数再配置に自動追従させることも可能である。しかしながら、地上デジタルテレビジョン放送受信機など現状の市販の受信機でCATV施設のパススルー方式の再送信放送を受信している場合には、周波数再配置に対し自動的に追従することができない。一般的に、このような周波数再配置が行われる場合には、CATV事業者は加入者に対して周波数再配置に関する日時、対象チャンネルなどの情報を加入者に対して告知し、加入者に対し受信機のチャンネルスキャンによるチャンネル登録のやり直しを要求する。
しかしながら、上記従来技術では、地上デジタルテレビジョン放送受信機など現状の市販の受信機に対し、確実に周波数再配置後のチャンネル登録を行わせることができず、周波数再配置実施時点から、周波数再配置された物理チャンネルの放送の受信が不可能となるおそれがある。
本発明の課題点は、上記従来技術の状況に鑑み、再送信技術において、現状の市販の受信機に対しても確実に周波数再配置後のチャンネル登録を行わせることができるようにし、CATV施設としても周波数配置の最適化を図れるようにすることである。
上記課題点を解決するために、本発明では、再送信装置を、デジタル放送を受信する受信部と、該受信部の出力信号を分配する分配部と、該分配部の出力信号から希望チャンネルを抽出して、再配置前の第1の物理チャンネルの周波数で伝送路に伝送する第1のチャンネル抽出再送信部と、上記分配部の出力信号から上記希望チャンネルを抽出して、再配置後の第2の物理チャンネルの周波数で上記伝送路に伝送する第2のチャンネル抽出再送信部と、上記再配置前の第1の物理チャンネルの周波数帯に、妨害信号を伝送路に出力する妨害信号発生部と、を備え、物理チャンネルの再配置を行う場合は、上記希望チャンネルを、上記第1の物理チャンネルと上記第2の物理チャンネルにおいて同時に再送信するサイマル期間を設け、該サイマル期間中に、上記妨害信号を上記第1の物理チャンネルの周波数帯に出力し、上記サイマル期間終了後には、上記第1の物理チャンネルにおける信号と上記妨害信号の伝送路に対する出力を停止する構成とする。
本発明によれば、地上デジタルテレビジョン放送受信機などのような市販の受信機によりCATV施設のパススルー方式の再送信放送を受信している場合にも、該受信機のチャンネルスキャンによるチャンネル登録のやり直しを行うだけで確実に、周波数再配置後のチャンネル登録が可能となる。このため、該受信機により、周波数再配置実施後も放送受信が可能となる。
以下、本発明の実施形態につき、図面を用いて説明する。実施形態では、地上デジタルテレビジョン放送を周波数変換パススルー運用方式にて再送信するCATV施設の実施例につき述べる。
図1は、本発明の実施例としてのCATVのヘッドエンドを示し、地上デジタル放送を周波数変換して再送信する再送信装置の構成ブロック図である。
図1において、101はアンテナ、102は分配部、103は、第1のチャンネル抽出再送信部としてのシグナル・プロセッサ部(以下、SP部という)であり、添字のa、b、c、…、Nは同一機能を表し、再送信する物理チャンネルの数はNであるとする。104は周波数変換部103の出力信号であり、添字のa、b、c、…、Nはそれぞれの同一添字のSP部103の出力を示す。105は合成部で、SP部103と同様、第1のチャンネル抽出再送信部を形成する。また、106は伝送路、107はデジタルテレビジョン放送受信装置である。
108は周波数再配置のために使用するサイマルチャンネル発生部、112はサイマルチャンネル発生部108の出力信号である。109は、第2のチャンネル抽出再送信部としての追加SP部、110は妨害信号発生部、111は合成部で、追加SP部109と同様、第2のチャンネル抽出再送信部を形成する。サイマルチャンネル発生部108は、追加SP部109、妨害信号発生部110、合成部111を備えて構成される。
まず、周波数再配置が行われる前の定常的動作につき説明する。
地上デジタル放送は、受信品質の良い場所に立てられたアンテナ101で受信され、分配部102に入力される。分配部102は、受信した全帯域の地上デジタルテレビジョン放送信号を増幅し、必要な数だけ分配し、SP部103へ出力する。SP部103は、全帯域の地上デジタルテレビジョン放送信号からそれぞれ別の物理チャンネルを選択・抽出・レベル調整し、設定されたCATV伝送用の周波数に変換し、合成部105へ出力する。合成部105は、それぞれのSP部103で選択され周波数変換された物理チャンネルを合成し、合成した伝送信号を伝送路106に出力する。各家庭にあるデジタルテレビジョン放送受信装置107は、伝送路106で伝送されている伝送信号から希望するチャンネルを受信し再生する。デジタル放送受信装置107の機能は、図20のデジタルテレビジョン放送受信装置と同じであるとする。
図2は、図1の実施例における周波数再配置の説明図である。(a)は周波数再配置の変更前、(b)はサイマル期間、(c)は周波数再配置の変更後を示す。
上記図1の実施例における周波数配置の例として、201は出力信号104aの周波数配置でUHF(以下、Uという)14ch、202は出力信号104bの周波数配置でU16ch、203は出力信号104cの周波数配置でU17ch、204は出力信号104Nの周波数配置でU18chとし、図2(a)に示す周波数再配置変更前の周波数配置を示す。それぞれは別のnetwork_idである。
ここでは、U18chのnetwork_id4のチャンネルをU15chに周波数再配置する。周波数再配置の場合、まず同時放送のサイマル期間を図2(b)に示すように設ける。205は周波数再配置後のU15ch信号、206は再配置前のU18ch信号である。信号205はSP部103NがU18chからU15chに周波数変換して出力した出力信号104Nである。信号206は、サイマルチャンネル発生部108の出力信号112である。該出力信号112は、追加SP部109により全帯域の地上デジタル放送信号からSP部103Nと同一の物理チャンネルを選択・抽出・レベル調整した信号であり、ここではU18chの周波数に変換して、妨害信号発生部110からの妨害信号と合成部111で合成した信号である。追加SP部109の出力信号のnetwork_idはSP部103Nの出力信号104Nと同じ「4」である。
サイマル期間終了後は、図2(c)に示すようにサイマルチャンネル発生部108の出力信号112を停止して再配置前の信号206を削除して周波数再配置が完了する。
図1のデジタルテレビジョン放送受信装置107は、図2(b)のサイマル期間中に、CATV事業者からの告知によりチャンネルスキャンを行う。一般的には、受信機内に登録されているチャンネル情報を全て再設定し、新たにチャンネルリストを作成する初期スキャンを行う。これにより、デジタルテレビジョン放送受信装置107は、性能指標を基に、信号206ではなく信号205を選択し、チャンネルリストに登録する。性能指標とは、C/N(搬送波対雑音)やS/N(信号レベル対雑音)などの信号レベルと等価雑音(本当の雑音以外に、位相雑音や周波数スペクトルの乱れなどによる伝送路性能劣化原因を、雑音レベルによる性能劣化に換算したもの)との比率、データ誤り率などのうち、少なくとも一つ以上のものを用いる。
妨害信号発生部110からの妨害信号のレベルは、伝送路上の基準点の標準デジタルテレビジョン受信機による値で決定する。例えば、信号レベルと等価雑音との比率の場合、標準デジタルテレビジョン受信機の信号206での値が伝送に必要とされる値(以下、所要C/Nという)以上、信号205での値以下となるように妨害信号発生部110からの妨害信号のレベルを調整する。該妨害信号レベルは、信号205から得られる値と所要C/Nとの間の中央値程度(一般的にはdB中央値)とすることが考えられる。
また、例えばデータ誤り率を用いる場合、一般的にはビタビ訂正後のBER(Bit Error Rate:ビット誤り率)を用い、国内の地上デジタルテレビジョン放送の方式では2×10−4以下であればよいとされているため、標準デジタルテレビジョン受信機の信号206での値がこれ以下、信号205での値以上となるように妨害信号発生部110からの妨害信号のレベルを調整する。信号205から得られる値と2×10−4の中央桁とすることが考えられる。または、単に2×10−4の1桁から2桁下の間(2×10−5台と2×10−6台の間)に調整してもよい。
図1の実施例では、サイマルチャンネル発生部108において、妨害信号発生部110の出力である妨害信号レベルと追加SP部109の出力信号レベルの調整を容易に行うことができる。
なお、図1、図2の説明では、1つの物理チャンネルしか周波数再配置していないが、複数の物理チャンネルに周波数再配置する場合は、再配置するだけの数のサイマルチャンネル発生部を設けるか、1つのサイマルチャンネル発生部のみで1つの物理チャンネルを周波数再配置した後続けて必要な数だけ周波数再配置するか、または、上記2つの方法の折衷案、すなわち、何台かのサイマルチャンネル発生部を用いその数の物理チャンネルを周波数再配置した後、続けて必要な数だけ周波数再配置を行うことなどにより対応可能である。
図3に、図1のサイマルチャンネル発生部108内の妨害信号発生部110からの妨害信号の例を示す。図3において、301、302、303、304は搬送波信号である。その他、図2の場合と同一の符号は、図2の場合と同一の機能を示す。
図3(a)は、妨害搬送波信号301を再配置前の信号206に妨害として加えたものである。このとき、地上デジタルテレビジョン放送が部分受信階層を使用している場合は、その部分受信階層を避けて加えなければ固定受信階層に妨害を与えることはできない。なお、部分受信階層以外の階層には、現在の運用規定では同様に周波数インターリーブがかかるため、妨害搬送波信号301を部分受信階層以外のどこに入れてもよい。
図3(b)は、上記図3(a)に加え、部分受信階層にも妨害搬送波信号302を多重したものである。これにより、部分受信階層のみを受信する受信機に対しても本発明の技術が有効となる。
図3(c)は、再配置前の信号206の周波数帯(ここではU18ch)にアナログテレビジョン信号が伝送された場合の映像搬送波の位置に妨害搬送波信号303を、音声搬送波の位置に妨害搬送波信号304を多重したものである。これにより、デジタルテレビジョン放送受信装置107にアナログテレビジョン信号が同一チャンネル混信していると判断させ、再配置前の信号206をチャンネルスキャンで選択させないようにするものである。
図3の妨害信号発生部110からの妨害搬送波信号では、少なくとも一つ以上の妨害搬送波信号を多重するだけである。このため、妨害信号発生部110を簡単な構成とすることができる。
図4に、図1のサイマルチャンネル発生部108内の妨害信号発生部110からの妨害信号の例を示す。図4において、401、402、403、404は被変調波信号である。その他、図2の場合と同一の符号は、図2の場合と同一の機能を示す。
図4(a)は、妨害被変調波信号401を、再配置前の信号206に妨害として加える。このとき、地上デジタルテレビジョン放送が部分受信階層を使用している場合はその部分受信階層を避けて加えなければ固定受信階層に妨害を与えることはできない。部分受信階層にまたがって多重する場合は、部分受信階層の周波数帯域より十分広い必要がある。なお、部分受信階層以外の階層には、現在の運用規定では同様に周波数インターリーブがかかるため妨害搬送波信号401を部分受信階層以外のどこに入れてもよい。
図4(b)は、図4(a)に加え、部分受信階層にも妨害被変調波信号402を多重したものである。これにより、部分受信階層のみを受信する受信機に対しても本発明の技術が有効となる。なお、妨害被変調波信号402の周波数帯域は部分受信階層の周波数帯域より狭いことが望ましい。
図4(c)は、再配置前の信号206の周波数帯(ここではU18ch)にアナログテレビジョン信号が伝送された場合の映像搬送波の位置に妨害被変調波信号403を、音声搬送波の位置に妨害被変調波信号404を多重したものである。これにより、デジタルテレビジョン放送受信装置107にアナログテレビジョン信号が同一チャンネル混信していると判断させ、より一層、再配置前の信号206をチャンネルスキャンで選択させないようにするものである。
図4の妨害信号発生部110からの妨害被変調波信号では、地上デジタルテレビジョン放送信号がマルチキャリアのOFDM方式であるが、このマルチキャリアとの位置関係により妨害の程度が異なることはない。
図5に、図1のサイマルチャンネル発生部108内の妨害信号発生部110からの妨害信号の例を示す。501は雑音信号である。図2の場合と同一の符号は、図2の場合と同一の機能を示す。
図5(a)は、図1のサイマルチャンネル発生部108内の追加SP部109の出力信号のみが出力された場合を示し、図5(b)は、図1のサイマルチャンネル発生部108内の妨害信号発生部110の出力信号である雑音信号のみが出力された場合を示し、図5(c)は、サイマルチャンネル発生部108の出力信号を示す。
図5の妨害信号発生部110からの雑音信号では、純粋にサイマルチャンネル発生部108の出力信号のC/Nが求められ、所要C/Nと比較し易いため、妨害量を把握し易い。
図6はサイマルチャンネル発生部108の他の構成である。601は、分配部102からの受信した全帯域の地上デジタルテレビジョン放送信号の入力端子、602は合成部105への出力端子、603は歪み成分発生部である。その他、図1の場合と同一の符号は、図1の場合と同一機能の部分を示す。サイマルチャンネル発生部108は、追加SP部109と歪み成分発生部603で構成される。
図7は、図6のサイマルチャンネル発生部108内の歪み成分発生部603の歪み発生の例を示す。図2と同一記号は同一機能を示し、701は周波数通過特性、702はサイマルチャンネル発生部108の出力信号である。
図7(a)は、図1及び図6のサイマルチャンネル発生部108内の追加SP部109の出力信号のみが出力された場合を示している。図7(b)は、歪み成分発生部603の周波数通過特性であり、周波数特性が乱れている。これを通過した追加SP部109の出力信号は、図7(c)のように乱れた周波数特性になる。
図6のサイマルチャンネル発生部108では、簡単な構成で再配置前の信号206をチャンネルスキャンで選択させないようにすることができる。なお、図7(b)の周波数通過特性は、701とは異なる特性でもよく、周波数帯域内が平坦でないものとされる。
図8は、サイマルチャンネル発生部108の他の構成を示す。801は中間周波数(以下、IFという)変換部、802は歪み成分発生部、803はアップコンバータ部である。その他、図1、図6の場合と同一の符号は、それぞれの場合と同一機能の部分を示す。
図8のサイマルチャンネル発生部108は、入力端子601からの全帯域の地上デジタルテレビジョン放送信号から、IF変換部801で再配置される物理チャンネルをIF信号に変換し、歪み成分発生部802により歪みを発生して、アップコンバータ部803で再配置前の設定されたCATV伝送用の周波数に変換し、出力端子602から合成部105へ出力する。
図9は、図8のサイマルチャンネル発生部108内の歪み成分発生部802の周波数通過特性の例を示す。901は周波数通過特性である。周波数通過特性901はIF帯での特性であり、周波数特性が乱れている。これを通過した歪み成分発生部802の出力信号は乱れた周波数特性になり、アップコンバータ部803の出力信号も乱れたものになる。
図8のサイマルチャンネル発生部108では、1つのIF帯の歪み成分発生部802のみで全伝送帯域の物理チャンネルの歪み発生に対応することができる。なお、図9の周波数通過特性は、901とは異なる特性でもよく、周波数帯域内が平坦でないものとされる。
図10は、図8の歪み成分発生部802の他の例を示す。1001はIF変換部801からの入力端子、1002は処理部、1003は遅延部、1004は加算部、1005は位相調整部、1006はアップコンバータ部803への出力端子である。その他、図8の場合と同の一符号は、図8の場合と同一機能の部分を示す。
入力端子1001からのIF信号は、処理部1002でチャンネルの抽出・レベル調整され、遅延部1003で遅延されるとともに加算部1004に入力される。加算部1004ではIF信号と遅延部1003からの出力信号を加算し、位相調整部1005に出力する。位相調整部1005では位相を調整し、出力端子1006に出力する。
図11は、出力端子1002からの出力信号の周波数通過特性を示す。1101は周波数通過特性である。周波数通過特性1101はノッチ特性を示し、ノッチの数は遅延部1003の遅延量、その減衰している周波数位置は位相調整部1005により変化する。この位置や遅延量を調整することで波形歪みの量を調整する。
図10の歪み成分発生部802では、遅延部1003の遅延量や位相調整部1005の調整により、簡単に波形歪みを調整することができる。
図12は、サイマルチャンネル発生部108の他の構成である。1201はIF変換部、1202は位相雑音発生部、1203は処理部である。図1、図6、図8の場合と同一の符号は、それぞれの場合と同一機能の部分を示す。
図12のサイマルチャンネル発生部108は、入力端子601からの全帯域の地上デジタルテレビジョン放送信号から、IF変換部1201で再配置される物理チャンネルをIF信号に変換する際に、位相雑音発生部1202により局部発信機の位相雑音特性を劣化させるなどして位相雑音性能を劣化させ、処理部1203でチャンネル抽出・レベル調整行い、アップコンバータ部803で再配置前の設定されたCATV伝送用の周波数に変換し、出力端子602から合成部105へ出力する。
図12のサイマルチャンネル発生部108は、SPの構成を利用しIF変換時に位相雑音を劣化させるという簡単な手法で歪みの発生が可能となる。
図13は、サイマルチャンネル発生部108の他の構成である。1301はアップコンバータ部、1302は位相雑音発生部である。図1、図6、図8の場合と同一の符号は、それぞれの場合と同一機能の部分を示す。
図13のサイマルチャンネル発生部108は、入力端子601からの全帯域の地上デジタルテレビジョン放送信号から、IF変換部801で再配置される物理チャンネルをIF信号に変換し、処理部1203でチャンネル抽出・レベル調整を行い、アップコンバータ部1301で再配置前の設定されたCATV伝送用の周波数に変換する際に、位相雑音発生部1302により局部発信機の位相雑音特性を劣化させるなどして位相雑音性能を劣化させる。その後、出力端子602から合成部105へ出力する。
図13のサイマルチャンネル発生部108は、SPの構成を利用し、アップコンバート時に位相雑音を劣化させるという簡単な手法で歪み発生が可能となる。
図14は、本発明の他の実施例としてのCATVのヘッドエンドを示し、地上デジタル放送を周波数変換して再送信する再送信装置の構成例を示す。
図14において、1401は合成部、1402は追加SP部、1403は追加SP部1402の出力信号、1404は妨害信号発生部、1405は妨害信号発生部の出力信号である妨害信号である。その他、図1の場合と同一の符号は、図1の場合と同一機能の部分を示す。
図15は、図14の実施例の場合の周波数再配置の説明図である。図2の場合と同一の符号は、図2の場合と同一機能の部分を示す。図15(a)は周波数再配置変更前、図15(b)はサイマル期間、図15(c)は周波数再配置変更後である。図15(a)の周波数再配置変更前の定常的な動作は、図2の場合と同様である。図2と同様に、U18chのnetwork_id4のチャンネルをU15chに周波数再配置する。周波数再配置の場合、まず、同時放送のサイマル期間を図2(b)に示したように設ける。205は周波数再配置後のU15ch信号、206は再配置前のU18ch信号である。
図15において、図2の場合と異なる点は、信号205は追加SP部1402の出力信号1403であり、信号206はSP部103Nが図15(a)と同様U18chの出力信号104Nである点である。追加SP部1402の出力信号1403のnetwork_idはSP部103Nの出力信号104Nと同じ「4」である。
サイマル期間終了後は、図15(c)に示すように、SP部103Nの出力信号104Nを停止して再配置前の信号206を削除し周波数再配置が完了する。妨害信号発生部1404の出力信号1405は、図1の妨害信号発生部110の出力信号と同様であり、合成部1401で合成することで、図3、図4、図5の例をそのまま用いることができる。
上記図14、図15の実施例では、通常使用するSP部の追加と妨害信号発生部の追加のみであり、安価で簡単な構成とすることができる。
なお、図14、図15の実施例説明では、1つの物理チャンネルしか周波数再配置していないが、複数の物理チャンネルに周波数再配置する場合は、再配置するだけの数の追加SP部と妨害信号発生部を設けるか、1つの追加SP部のみで1つの物理チャンネルを周波数再配置した後余った再配置前のSP部を利用し、続けて必要な数だけ周波数再配置するか、上記2つの方法の折衷案、すなわち、何台かの追加SP部と妨害信号発生部を用い、その数の物理チャンネルを周波数再配置した後、余った再配置前のSP部を利用し、続けて必要な数だけ周波数再配置を行うことで対応可能である。
図16は、本発明の他の実施例であるCATVのヘッドエンドを示し、地上デジタル放送を周波数変換して再送信する再送信装置の構成を示す。1601は歪み成分発生部、1602は歪み成分発生部1601の出力信号である。図1、図14の場合と同一の符号は、それぞれの場合と同一機能の部分を示す。
図16において、図14と異なる点は、再配置前信号206であるSP部103Nの出力信号104Nに対して歪み成分発生部1601で出力信号1602に歪みを与える点である。
サイマル期間終了後は、図15(c)に示すようにSP部103Nの出力信号104Nを停止して再配置前の信号206を削除して周波数再配置が完了する。歪み成分発生部1601の機能は、図6の歪み成分発生部603の機能と同様である。
図16の実施例では、通常使用するSP部の追加と歪み成分発生部の追加のみであり、安価で簡単な構成とすることができる。なお、図16の実施例でも、1つの物理チャンネルしか周波数再配置していないが、複数の物理チャンネルに周波数再配置する場合は、再配置するだけの数の追加SP部と歪み成分発生部を設けるか、1つの追加SP部のみで1つの物理チャンネルを周波数再配置した後、余った再配置前のSP部を利用し、続けて必要な数だけ周波数再配置するか、上記2つの方法の折衷案、すなわち、何台かの追加SP部と歪み成分発生部を用いその数の物理チャンネルを周波数再配置した後、余った再配置前のSP部を利用し、続けて必要な数だけ周波数再配置を行うことで対応することができる。
図17は、本発明の他の実施例であるCATVのヘッドエンドを示し、地上デジタル放送を周波数変換して再送信する再送信装置の構成を示す。
図17において、1701は信号減衰部、1702は信号減衰部1701の出力信号である。その他、図16の場合と同一の符号は、それぞれの場合と同一機能を示す。図17の実施例構成において、図16の場合と異なる点は、再配置前信号206であるSP部103Nの出力信号104Nに対して信号減衰部1701でレベルを減衰させ、出力信号1702とする点である。
図18は、図17の実施例の場合の周波数再配置説明図である。1801は減衰した周波数再配置前の信号である。その他、図2の場合と同一の符号は、図2の場合と同一の機能を示す。再配置前信号1801の信号レベルを再配置後の信号205より相対的に小さくすれば、デジタルテレビジョン放送受信装置107は自動利得制御信号(以下、AGCという)などから判断される受信レベルにより、チャンネルスキャン時に確実に再配置後の信号205を選択することができる。
信号減衰部1701の減衰量、すなわち出力信号1702の出力レベルは、伝送路上の基準点の標準デジタルテレビジョン受信機による値で決定される。例えば、自動利得制御信号(以下、AGCという)などから判断される受信レベルを、標準デジタルテレビジョン受信機の信号206での値が伝送に必要とされる値(以下、最小入力レベルという)以上、信号205での値以下となるように信号減衰部1701の減衰量を調節し、出力信号1702の出力レベルとする。信号205から得られる値と最小入力レベルとの間の中央値程度(一般的にはdB中央値)とすることが考えられる。図17の実施例では、信号レベルを減衰するのみという安価で簡単な構成とすることができる。
なお、図17の実施例でも、1つの物理チャンネルしか周波数再配置していないが、複数の物理チャンネルに周波数再配置する場合は、再配置するだけの数の追加SP部と信号減衰部を設けるか、1つの追加SP部のみで1つの物理チャンネルを周波数再配置した後余った再配置前のSP部を利用し、続けて必要な数だけ周波数再配置するか、上記2つの方法の折衷案、すなわち、何台かの追加SP部と信号減衰部を用いその数の物理チャンネルを周波数再配置した後余った再配置前のSP部を利用し、続けて必要な数だけ周波数再配置を行うことで対応することができる。また、図17の実施例では、説明上、信号減衰部を別ブロックとしたが、SP部がレベル調整機能を持つ場合はこれを利用すればよい。
また、CATVのヘッドエンドの全てのSP部が、サイマルチャンネル発生部108の機能を持っていれば、図2の例、図15の例のどちらでも行うことが可能である。
上記各実施例によれば、地上デジタルテレビジョン放送などのデジタル放送をパススルー方式により配信しているCATV施設において、CATV施設として周波数配置を最適化するために、これまで配信していた周波数と異なる周波数で配信する場合に、地上デジタルテレビジョン放送受信機などのような市販の受信機でも、CATV事業者の加入者への告知により、加入者が該受信機のチャンネルスキャンによるチャンネル登録のやり直しを行うだけで確実に該受信機に周波数再配置後のチャンネル登録を行わせることができ、この結果、周波数再配置実施後も実施前と同様に放送受信が可能となる。
本発明は、CATV事業者のCATV施設だけでなく、例えばマンションなどの共聴システムなどへの適用も可能である。
本発明の実施例1の説明図で、CATVのヘッドエンドを示す図である。 周波数再配置の説明図である。 本発明の実施例2の説明図で、妨害信号の例を示す図である。 本発明の実施例3の説明図で、妨害信号の他の例を示す図である。 本発明の実施例4の説明図で、妨害信号の他の例を示す図である。 本発明の実施例5の説明図で、サイマルチャンネル発生部の構成図である。 歪み発生の例を示す図である。 本発明の実施例6の説明図で、サイマルチャンネル発生部の構成図である。 周波数通過特性の例を示す図である。 本発明の実施例7の説明図で、歪み成分発生部の構成図である。 周波数通過特性を示す図である。 本発明の実施例8の説明図で、サイマルチャンネル発生部の構成図である。 本発明の実施例9の説明図で、サイマルチャンネル発生部の構成図である。 本発明の実施例10の説明図で、CATVのヘッドエンドを示す図である。 周波数再配置の説明図である。 本発明の実施例11の説明図で、CATVのヘッドエンドを示す図である。 本発明の実施例12の説明図で、CATVのヘッドエンドを示す図である。 周波数再配置の説明図である。 従来例としてのCATVのヘッドエンドを示す図である。 従来例としてのデジタル放送受信装置を示す図である。
符号の説明
101…アンテナ、
102…分配部、
103…シグナル・プロセッサ部、
105…合成部、
106…伝送路、
107…デジタルテレビジョン放送受信装置、
108…サイマルチャンネル発生部、
109…追加シグナル・プロセッサ部、
110…妨害信号発生部、
111…合成部、
601…受信した全帯域の地上デジタルテレビジョン放送信号の入力端子、
602…合成部への出力端子、
603…歪み成分発生部、
801…中間周波数変換部、
802…歪み成分発生部、
803…アップコンバータ部、
1001…中間周波数変換部からの入力端子、
1002…処理部、
1003…遅延部、
1004…加算部、
1005…位相調整部、
1006…アップコンバータ部への出力端子、
1201…中間周波数変換部、
1202…位相雑音発生部、
1203…処理部、
1301…アップコンバータ部、
1302…位相雑音発生部、
1401…合成部、
1402…追加シグナル・プロセッサ部、
1404…妨害信号発生部、
1601…歪み成分発生部、
1701…信号減衰部、
1901…デジタル放送信号入力端子、
1902…信号分配部、
1903…周波数変換部、
1904…合成部、
1905…CATV信号の出力端子、
2001…デジタル放送信号の入力端子、
2002…物理チャンネル選局用チューナ部、
2003…復調部、
2004…トランスポートストリーム分離部、
2005…映像・音声復号部、
2006…映像信号出力端子、
2007…音声信号出力端子、
2008…デジタル放送受信装置の制御部、
2009…選局制御部、
2010…記憶部。

Claims (3)

  1. デジタル放送を受信して物理チャンネルを再配置し伝送路に再送信する再送信装置であって、
    デジタル放送を受信する受信部と、
    上記受信部の出力信号を分配する分配部と、
    上記分配部の出力信号から希望チャンネルを抽出し、再配置前の第1の物理チャンネルの周波数で上記伝送路に伝送する第1のチャンネル抽出再送信部と、
    上記分配部の出力信号から上記希望チャンネルを抽出し、再配置後の第2の物理チャンネルの周波数で上記伝送路に伝送する第2のチャンネル抽出再送信部と、
    上記再配置前の第1の物理チャンネルの周波数帯に伝送路に対し妨害信号を出力する妨害信号発生部と、
    を備え、
    物理チャンネルの再配置を行う場合、上記希望チャンネルを、上記第1の物理チャンネルと上記第2の物理チャンネルにおいて同時に再送信するサイマル期間を設け、上記サイマル期間中に、上記妨害信号を上記第1の物理チャンネルの周波数帯に出力し、上記サイマル期間終了後には、上記第1の物理チャンネルにおける信号と上記妨害信号の伝送路に対する出力を停止することを特徴とする再送信装置。
  2. デジタル放送を受信して物理チャンネルを再配置し伝送路に再送信する再送信装置であって、
    デジタル放送を受信する受信部と、
    上記受信部の出力信号を分配する分配部と、
    上記分配部の出力信号から希望チャンネルを抽出して、再配置前の第1の物理チャンネルの周波数で上記伝送路に伝送する第1のチャンネル抽出再送信部と、
    上記分配部の出力信号から上記希望チャンネルを抽出して、再配置後の第2の物理チャンネルの周波数で上記伝送路に伝送する第2のチャンネル抽出再送信部と、
    上記再配置前の第1の物理チャンネルにおいて上記希望チャンネルの信号に伝送路妨害を加えて伝送路に出力する伝送路妨害加算部と、
    を備え、
    物理チャンネルの再配置を行う場合は、上記希望チャンネルの信号を、上記第1の物理チャンネルと上記第2の物理チャンネルにおいて同時に再送信するサイマル期間を設け、上記サイマル期間中に、上記妨害信号を上記第1の物理チャンネルの周波数帯に出力し、上記サイマル期間終了後には、上記伝送路妨害加算部の伝送路に対する出力を停止することを特徴とする再送信装置。
  3. デジタル放送を受信して物理チャンネルを再配置し伝送路に再送信する再送信装置において、
    受信したデジタル放送を分配する第1の手段と、
    上記分配部の出力信号から希望チャンネルを抽出し、再配置前の第1の物理チャンネルの周波数で上記伝送路に伝送するとともに、再配置後の第2の物理チャンネルの周波数で該伝送路に伝送する第2の手段と、
    上記再配置前の第1の物理チャンネルの周波数帯において伝送路に対し妨害信号を出力する第3の手段と、
    を備え、
    物理チャンネルの再配置を行う場合、上記希望チャンネルを、上記第1の物理チャンネルと上記第2の物理チャンネルにおいて同時に再送信するサイマル期間を設け、上記サイマル期間中に、上記妨害信号を上記第1の物理チャンネルの周波数帯に出力し、上記サイマル期間終了後には、上記第1の物理チャンネルにおける信号と上記妨害信号の伝送路に対する出力を停止することを特徴とする再送信装置。
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