JP4731391B2 - アジャイル型ofdm−spのch設定自動変更方法と、ch設定自動変更機能付きアジャイル型ofdm−sp - Google Patents

アジャイル型ofdm−spのch設定自動変更方法と、ch設定自動変更機能付きアジャイル型ofdm−sp Download PDF

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Description

本願発明はアジャイル型OFDM-SPの自動リパッキング方法と、その方法に使用される自動リパッキング機能付きアジャイル型の直交周波数分割多重信号変換装置(OFDM-SP:Orthogonal Frequency Division Multiplexing-Signal Processor)に関し、テレビ放送が現行の地上アナログ放送から地上デジタル放送に切り替えられるときに実施される周波数配列の変更(チャンネル配列変更:リパッキング)時に、アジャイル型OFDM-SPのチャンネル(CH)設定が自動的に変更されるようにしたものである。
現在、日本国内の一部において地上デジタル放送が開始され、2011年からは地上アナログ放送が終了し、全面的に地上デジタル放送に切り替わることになっている。この場合、現行の地上デジタル放送の周波数配列が再度変更される。この周波数配列の変更をリパッキングと言う。地上デジタル放送の変調方式にはOFDM(直交周波数分割多重)が採用されている。アジャイル型のCATV機器、特にOFDM-SPは前記リパッキングによる周波数変更に伴って入出力周波数の設定を変更しなければならず、固定型の場合は機器の交換が必要になる。
アジャイル型OFDM-SPの入出力設定周波数の設定を変更する方法の一つとして、ネットワーク情報テーブル(NIT:Network Information Table)の各種情報等を読み取り、その情報に基づいてリパッキング後の周波数に変更する方法がある。この方法は変更作業に時間と手間がかかり面倒であった。また、OFDM-SPが山の上や遠隔地などに設置されている場合は、それら設置場所まで一々に出向いて行って周波数変更したり、機器を交換したりしなければならず手間がかかりコスト高になる。ちなみに、前記NITは周波数などの伝送路情報と編成チャンネルを関連づける情報を伝送するもので、1つの分配システムに含まれる全ての編成チャンネルID番号が記載されている。
本願発明はリパッキングによる周波数変更があると、設定CHをリパッキング後のCHに自動的に変更できる機能を備えたアジャイル型OFDM-SPを提供することにある。
本願発明のアジャイル型OFDM-SPのCH設定自動変更方法は、請求項1記載のように次の1〜4の構成を備えたものである。
1.リパッキング前のCHデータを二以上のOFDM-SPユニットを備えたアジャイル型OFDM-SPに記憶し、
2.前記記憶後にOFDM-SPユニットにより入力信号を受信して入力信号の有無をCH別に検知し、
3.前記検知により、いずれかのCHの入力信号が検知されないときは、検知されたCHデータをOFDM-SPユニットに記憶するか又は記憶せずに、検知したCHデータと先に記憶されているCHデータをOFDM-SPユニットにおいて比較し、
4.前記比較により、先に記憶されているCHデータ中のいずれかのCHデータが無く、新たなCHデータが検知されたときはCHがリパッキングされたと判断し、OFDM-SPユニットにおいてその入出力CHの設定をリパッキング後のCHデータに自動的に変更するようにした。
本願発明のアジャイル型OFDM-SPのCH設定自動変更方法は、請求項2記載のように次の1〜7の構成を備えたものである。
1.リパッキング前の多CHの入力信号を二以上のOFDM-SPユニットと制御部を備えたアジャイル型OFDM-SPの前記制御部に記憶し、
2.前記記憶後にOFDM-SPユニットにより入力信号を受信して入力信号の有無をCH別に検知し、
3.前記検知により、いずれかのCHの入力信号が検知されないときは、検知されたOFDM-SPユニットから制御ユニットに異常報知信号を送信し、
4.異常報知信号を受けた制御ユニットはそのとき受信している入力信号のCHデータをCH別に検知し、
5.検知したCHデータを制御ユニットに記憶するか又は記憶せずに、制御ユニットに記憶されているCHデータと制御ユニットにおいて比較し、
6.前記比較により、先に記憶されたCHデータ中のいずれかのCHデータが検知されずに新たなCHデータが検知されたときは、入力信号のCHがリパッキングされたと判断して制御ユニットからOFDM-SPユニットにそのCHデータの設定をリパッキング後のCHデータに変更するよう制御信号を送出し、
7.OFDM-SPユニットは前記制御信号に基づいてCHデータの設定をリパッキング後のCHデータに自動的に変更するようにした。
本願発明のアジャイル型OFDM-SPのCH設定自動変更方法は、請求項3記載のように、請求項1又は請求項2記載のアジャイル型OFDM-SPのCH設定自動変更方法において、OFDM-SPユニット又は制御部へのリパッキング前のCHデータの記憶が、入力信号をOFDM-SPユニットで検知して自動的に行うか、又は検知せずに記憶させるようにした。
本願発明のアジャイル型OFDM-SPは、請求項4記載のように次の1、2の構成を備えたものである。
1.入力CH数のOFDM-SPユニットを備え、
2.夫々のOFDM-SPユニットは、入力信号をIF周波数に周波数変換する周波数変換機能と、入力信号の一部を分岐してその有無をCH別に検知する入力信号検知機能と、入力信号検知機能で検知されたCHデータをOFDM-SPユニットに記憶するか又は記憶せずに前記記憶されたCHデータと比較する比較機能と、前記比較によりリパッキング前のCHデータ中のいずれかのCHデータが検知されずに新たなCHデータが検知されたときはCHがリパッキングされたと判断する比較判断機能と、その判断に基づいてOFDM-SPユニットのCHデータの設定をリパッキング後のCHデータに自動的に変更する設定変更機能を備えた。
本願発明のアジャイル型OFDM-SPは、請求項5記載のように次の1〜7の構成を備えたものである。
1.入力CH数のOFDM-SPユニットと、多CHの入力信号を受信すると共にOFDM-SPユニットを制御する制御ユニットを備え、
2.夫々のOFDM-SPユニットは入力信号をIF周波数に周波数変換する周波数変換機能と、入力信号の一部を分岐してその有無をCH別に検知する入力信号検知機能と、制御ユニットと通信可能な通信部と、OFDM-SPユニットのCHデータの設定をリパッキング後のCHデータに変更する設定変更機能を備え、
4.前記通信部は前記入力信号検知機能により一部のCHの入力信号が検知されないと異常信号を制御ユニットの通信部に送信し、
5.制御ユニットはリパッキング前のCHデータを記憶するCHデータ記憶機能と、前記異常信号を受信すると入力信号をCH別に検知する入力信号検知機能と、検知されたCHデータと先に記憶されCHデータを比較してリパッキング前のCHデータ中のいずれかのCHデータが無く新たなCHデータが有るときはCHがリパッキングされたと判断する比較判断機能と、夫々のOFDM-SPユニットと通信可能な通信部を備え、
6.制御ユニットの前記通信部は前記比較判断機能によりCHがリパッキングされたと判断されるとOFDM-SPユニットにその設定をリパッキング後のCHデータに変更するよう指示する制御信号を伝送する制御信号伝送機能を有し、
7.OFDM-SPユニットの前記設定変更機能は制御ユニットからの制御信号を受信するとOFDM-SPユニットのCHデータの設定をリパッキング後のCHデータに自動的に変更するようにした。
本願発明のアジャイル型OFDM-SPは、請求項6記載のように、請求項4又は請求項5記載のCH設定自動変更機能付きアジャイル型OFDM-SPにおいて、リパッキング前のCHデータを記憶する入力信号記憶部は、OFDM-SPユニットに入力された多CHの入力信号を検知して検知したリパッキング前のCHデータを自動記憶するものであるか、入力信号を検知せずにリパッキング前のCHデータを入力して記憶するものである。
本件出願のアジャイル型OFDM-SPのCH設定自動変更方法も、CH設定自動変更機能付きアジャイル型OFDM-SPも次のような効果がある。
1.リパッキング後のCH変更を自動的に検知して、アジャイル型OFDM-SPの入力CH設定をリパッキング前のCH設定からリパッキング後のCH設定に自動的に変更できるためCH設定変更作業の面倒が一切ない。
2.リパッキング後のCH設定がリアルタイムで変更されるためCH設定の変更に時間遅れが無い。このためCATVシステムでオン・エア波を伝送する場合でもリパッキング後に停波することなく信号伝送することができる。
3.既存のOFDM-SPユニットに検波回路、表面弾性波(SAW)フィルタ、一般的なCPU等を取り付けるだけで手軽に実用化できる。
(実施形態1)
本件出願のアジャイル型OFDM-SPのCH設定自動変更方法と、それに使用されるアジャイル型OFDM-SPの実施形態の一例を図1、図2を参照して以下に示す。この実施形態は図1のように4分岐器(4DIV)と4混合器(4MIX)の間に4つのOFDM-SPユニットが並列接続されたアジャイル型OFDM-SPを使用して多CHの入力信号中の4CH(CH13、CH14、CH15、CH16)を受信する場合である。4つのOFDM-SPユニットはCH13用、CH14用、CH15用、CH16用である。
図1の夫々のOFDM-SPユニットは入力端INの後に入力側ミキサー(MIX)、入力側局部発振器(OSC:517MHz〜811MHz)、帯域外減衰量を確保するためのSAWフィルタ(SAW)、分岐器、検波器(DET)、CPU、各OFDM-SPユニット間で通信する通信部、出力側局部発振器(OSC:517〜811MHz)、出力側ミキサー(MIX)を備えている。
地上デジタル放送のオン・エア波は470MHz〜770MHzの周波数帯にCH13〜CH62が配列されている。この実施形態のCH設定自動変更方法では図1の夫々のOFDM-SPユニットで入力信号を受信してリパッキング前のCHデータ(図2のCH配列)を夫々のOFDM-SPユニットに自動的に記憶しておく。その記憶は次のようにして行われる。
入力端INから入力された入力信号を入力側ミキサー(MIX)で入力側局部発振器(OSC)からのローカル信号と混合してIF周波数に周波数変換し、それをSAWフィルタ(SAW)で取り出し、そのた信号の一部を図1のOFDM-SPユニットの分岐器で分岐し、分岐信号の有無を検波器(DET)で検波する。CH13の場合、リパッキング前はCH13が入力されている限り電流が流れているため検波器(DET)出力は信号有(H)となる。この状態はリパッキングされるまで又は機器に異常が発生するまで保持される。このときの各OFDM-SPユニットへの入力チャンネルの有無(H、L)はOFDM-SPユニットの通信部間で通信が行われて夫々のOFDM-SPユニットにメモリされる。
前記状態において、夫々のOFDM-SPユニットで入力信号を常時受信して入力信号の有無をCH別に検知し、入力信号中のいずれかのCHが検知されないときは、検知したCHデータをOFDM-SPユニットに記憶するか又は記憶せずに、検知されたCHデータと先にOFDM-SPに記憶してあるCHデータを夫々のOFDM-SPユニットのCPUで比較する。この比較により、先に記憶されているリパッキング前のCHデータ中のいずれかのCHデータが無くなって新たなCHデータ(図3のCH配列)が検知されたときは、CH配列がリパッキングされたとOFDM-SPユニットのCPUにおいて判断し、OFDM-SPユニットのCHデータの設定がOFDM-SPユニットのCPUにおいて自動的にリパッキング後のCHデータに変更されるようにしてある。より詳細には次のようにしてCHデータの自動変更が行われるようにしてある。
図1の夫々のOFDM-SPユニットへの入力信号はフィルタなどで帯域制限されていないため、夫々のOFDM-SPユニットには全てのオン・エア波(CH13〜CH62)が入力されている。その状態で夫々のOFDM-SPユニットで入力信号を常時受信して入力信号の有無(H又はL)をCH別に検知する。この検知おいて、いずれかのCHが検知されない場合はOFDM-SPユニットのCPUは入力チャンネルに異常発生と判断し、そのOFDM-SPユニットにおいて異常原因、例えば、電波休止のために停波して入力信号無(L)になったのか、リパッキングのために入力信号無(L)になったのかを確認する。ちなみに、入力信号のCH配列がリパッキングされて例えばCH13がCH62に変更されるとCH13の電波が無くなるためCH13の検波器出力は信号無(L)になる。
前記異常原因確認のためにはIF周波数を例えばCATVのIF周波数である44MHz等(以下同じ)に固定させる必要があるため、OFDM-SPユニットのシンセサイザ(PLL)でOSCのローカル周波数を6MHzステップで517MHz・523MHz・・・811MHzの順次自動変更しながら受信中の入力信号(CH13〜CH62)の有無をCH別に確認する。入力チャンネルがCH13(473MHz)のときは入力側局部発振機OSCの発振周波数517MHzでIF周波数になり、そのIF周波数がSAWフィルタ(SAW)で取り出される。SAWフィルタ(SAW)で取り出された信号の一部は図1の分岐器で分岐され、分岐信号の有無が検波器(DET)で検波される。入力信号有のCHについては検知器(DET)の出力がH、入力信号無しのCHについてはその出力はLになる。このとき検知したCHデータを夫々のOFDM-SPユニットのCPUに記憶する。
前記異常発生の原因がリパッキング(CH13からCH62に変更)にある場合は、CH13、CH14、CH15、CH16(図2のCH配列)であったリパッキング前のCHデータがCH14、CH15、CH16、CH62(図3のCH配列)となるため、前記リパッキング前のCHデータと、前記検知後のCHデータをOFDM-SPユニットのCPUで比較することにより、リパッキングが行われたことが確認される。出力LのOFDM-SPユニットは自動的にその設定CHをCH13からCH62に変更する。
前記異常発生(CH13の出力L)がリパッキングによるためではなく、単にCH13の電波が休止などによる停波が原因である場合は、異常発生後に確認した新たなCHデータはCH14、CH15、CH16のままとなるため、その場合はOFDM-SPユニットの設定変更は行われずリパッキング前のCHのまま待機して、CH13の電波が復旧したら現用動作が行われるようにする。
SAWフィルタ(SAW)で取り出された信号は出力側局部発振器(OSC)から発振される局部発振信号(ローカル信号)と混合されて入力時の周波数(470MHz〜770MHz)に変換されて出力端(OUT)から出力される。
OFDM-SPユニットへのリパッキング前のCHデータの記憶は、前記のようにOFDM-SPユニットで入力信号を検知することなく、予め分っているCHデータ(CH配列)を人為的にOFDM-SPユニットへ記憶させることもできる。
前記CH変更は受信チャンネル数が増減してもOFDM-SPユニットの数を増減することにより、前記と同様に行うことができる。
(実施形態2)
この実施形態のアジャイル型OFDM-SPのCH設定自動変更方法及びCH設定自動変更機能付きアジャイル型OFDM-SPの他の実施形態を図2〜図4に基づいて説明する。この実施形態はで図4のアジャイル型OFDM-SPを使用してCH13、CH14、CH15、CH16の4チャンネルのオン・エア波を受信する場合である。図3のアジャイル型OFDM-SPは5分岐器(DIV)と4混合器(MIX)の間に4台のOFDM-SPユニットが並列接続され、5分岐器(DIV)に制御部が1台接続されている。4台のOFDM-SPユニットはCH13用、CH14用、CH15用、CH16用である。
夫々のOFDM-SPユニットは入力端INの後に入力側ミキサー(MIX)、入力側局部発振器(OSC:517MHz〜811MHz)、SAWフィルタ(SAW)、分岐器、検波器(DET)、CPU、制御ユニットと通信する通信部、出力側局部発振器(OSC:517〜811MHz)、出力側ミキサー(MIX)を備えている。前記SAWフィルタ(SAW)は帯域外減衰量を確保する為に挿入される。
前記制御ユニットは入力端INの後にミキサー(MIX)、局部発振器(OSC:局部発振周波数:)、SAWフィルタ(SAW)、検波器(DET)、CPU、OFDM-SPユニットと通信する通信部を備えている。
この実施形態のCH設定自動変更方法では図1の夫々のOFDM-SPユニットで入力信号を受信してリパッキング前のCHデータ(図2のCH配列)を制御ユニットに自動的に記憶しておく。その記憶は次のようにして行われる。
入力端INから入力された入力信号を入力側ミキサー(MIX)で入力側局部発振器(OSC)
からのローカル信号と混合してCATVのIF周波数に周波数変換し、それをSAWフィルタ(SAW)で取り出し、そのた信号の一部を図4のOFDM-SPユニットの分岐器で分岐し、分岐信号の有無を検波器(DET)で検波する。CH13の場合、リパッキング前はCH13が入力されている限り電流が流れているため検波器(DET)出力は信号有(H)となる。この状態はリパッキングされるまで又は機器に異常が発生するまで保持される。このときの各OFDM-SPユニットへの入力チャンネルの有無(H、L)はOFDM-SPユニットの通信部から制御ユニットの通信部に伝送されて制御ユニットのCPUにメモリされる。
前記状態において、夫々のOFDM-SPユニットで入力信号を常時受信して入力信号の有無をCH別に検知する。図4の夫々のOFDM-SPユニットへの入力信号はフィルタなどで帯域制限されていないため、夫々のOFDM-SPユニットには全てのON-AIR(CH13〜CH62)が入力されている。その入力信号を夫々のOFDM-SPユニットで常時受信して入力信号の有無(H又はL)をCH別に検知する。
入力端INから入力された入力信号は入力側ミキサー(MIX)で入力側局部発振器(OSC)からのローカル信号と混合されてCATVのIF周波数に周波数変換され、それがSAWフィルタ(SAW)で取り出され、その信号の一部が図1のOFDM-SPユニットの分岐器で分岐され、分岐信号の有無が検波器(DET)で検波される。この検知おいていずれかのCHが検知されない場合は、OFDM-SPユニットはそのCPUにおいて入力チャンネルに異常が発生した判断する。ちなみに、入力信号のCH配列がリパッキングされて、例えばCH13がCH62に変更されるとCH13の電波が無くなるためCH13の検波器出力は信号無(L)になる。このときOFDM-SPユニットは入力チャンネルに異常があると判断して制御ユニットに異常信号を伝送する。伝送したOFDM-SPユニットはその後出力を断にして待機する。
前記異常信号を受信した制御ユニットは最初にどのOFDM-SPユニットの出力がLになったのか(異常信号が出力されたのか)を記憶する。OFDM-SPユニットIからアラーム出力が出た場合は、制御ユニットはOFDM-SPユニットIから出力があった事をCPUに記憶する。この場合、制御ユニットは入力チャンネルに異常があると判断し、異常原因がOFDM-SPユニットがCH13の電波休止などのために停波してLになったのか、リパッキングのためにLになったのかを確認する。
前記異常原因確認のためにはIF周波数を44MHz等に固定させる必要があるため、OFDM-SPユニットのシンセサイザ(PLL)でOSCのローカル周波数を6MHzステップで517MHz・523MHz・・・811MHzの順次自動変更しながら受信中の入力信号(CH13〜CH62)の有無をCH別に確認する。入力チャンネルがCH13(473MHz)のときは入力側局部発振機OSCの発振周波数517MHzでIF周波数が44MHzになり、そのIF周波数がSAWフィルタ(SAW)で取り出される。SAWフィルタ(SAW)で取り出された信号の一部は図1の分岐器で分岐され、分岐信号の有無が検波器(DET)で検波される。入力信号有のCHについては検知器DETの出力がH、入力信号無しのCHについてはその出力はLになる。このとき検知したCHデータを制御ユニットのCPUに記憶する。
前記異常発生の原因がリパッキング(CH13からCH62に変更)にある場合は、CH13、CH14、CH15、CH16(図2のCH配列)であったリパッキング前のCHデータがCH14、CH15、CH16、CH62(図3のCH配列)となるため、前記リパッキング前のCHデータと、前記検知時のCHデータをOFDM-SPユニットのCPUで比較することにより、リパッキングが行われたことが確認される。この確認に基づいて制御ユニットの通信部から前記開放信号を送信したOFDM-SPユニットの通信部に、OFDM-SPユニットの入力CHの設定をCH13からCH62に変更するよう変更指示信号を伝送する。
変更指示信号を受信したOFDM-SPユニットは租のCPUにより自動的にその設定CHをCH13からCH62に変更してリパッキングに整合させる。このとき、制御ユニットはチャンネル情報をCH14、CH15、CH16、CH62にメモリし直す。
前記異常発生(CH13の出力L)であっても新たにCH14、CH15、CH16のチャンネル情報だけが得られCH62が得られない場合は、リパッキングは行われず、単にCH13の電波が休止などで停波していると判断することができる。この場合は、制御ユニットはOFDM-SPユニットに対してその状態のまま待機するように指示する待機情報を送信し、SPユニットはその待機情報に従って待機して、CH13の電波が復旧したら自動的に動作するようにしておく。
前記SAWフィルタ(SAW)で取り出された信号は出力側局部発振器(OSC)から発振される局部発振信号(ローカル信号)と混合されて入力時の周波数(470MHz〜770MHz)に変換されて出力端(OUT)から出力される。
前記した、制御ユニットへのリパッキング前のCHデータの記憶は、OFDM-SPユニットで入力信号を検知して記憶するのではなく、予め分っているCHデータ(CH配列)を人為的に制御ユニットへ記憶させておくこともできる。
前記CH変更は受信チャンネル数が増減してもOFDM-SPユニットの数を増減することにより、前記と同様に行うことができる。
本願発明のアジャイル型OFDM-SPのCH設定自動変更方法と、CH設定自動変更機能付きアジャイル型OFDM-SPの一例を示す説明図。 リパッキング前のCH配列の一例を示す説明図。 リパッキング後のCH配列の一例を示す説明図。 本願発明のアジャイル型OFDM-SPのCH設定自動変更方法と、CH設定自動変更機能付きアジャイル型OFDM-SPの他例を示す説明図。
符号の説明
5DIV 5分岐器
4MIX 4混合器
IN 入力端
MIX 入力側ミキサー、出力側ミキサー
OSC 入力側局部発振器、出力側局部発振器
SAW SAWフィルタ
DET 検波器

Claims (6)

  1. 次の1〜4の構成を備えたことを特徴とするアジャイル型OFDM-SPのチャンネル(CH)設定自動変更方法。
    1.リパッキング前のCHデータを二以上のOFDM-SPユニットを備えたアジャイル型OFDM-SPに記憶し、
    2.前記記憶後にOFDM-SPユニットにより入力信号を受信して入力信号の有無をCH別に検知し、
    3.前記検知により、いずれかのCHの入力信号が検知されないときは、検知されたCHデータをOFDM-SPユニットに記憶するか又は記憶せずに、検知したCHデータと先に記憶されているCHデータをOFDM-SPユニットにおいて比較し、
    4.前記比較により、先に記憶されているCHデータ中のいずれかのCHデータが無く、新たなCHデータが検知されたときはCHがリパッキングされたと判断し、OFDM-SPユニットにおいてその入出力CHの設定をリパッキング後のCHデータに自動的に変更するようにした。
  2. 次の1〜7の構成を備えたことを特徴とするアジャイル型OFDM-SPのCH設定自動変更方法。
    1.リパッキング前の多CHの入力信号を二以上のOFDM-SPユニットと制御部を備えたアジャイル型OFDM-SPの前記制御部に記憶し、
    2.前記記憶後にOFDM-SPユニットにより入力信号を受信して入力信号の有無をCH別に検知し、
    3.前記検知により、いずれかのCHの入力信号が検知されないときは、検知されたOFDM-SPユニットから制御ユニットに異常報知信号を送信し、
    4.異常報知信号を受けた制御ユニットはそのとき受信している入力信号のCHデータをCH別に検知し、
    5.検知したCHデータを制御ユニットに記憶するか又は記憶せずに、制御ユニットに記憶されているCHデータと制御ユニットにおいて比較し、
    6.前記比較により、先に記憶されたCHデータ中のいずれかのCHデータが検知されずに新たなCHデータが検知されたときは、入力信号のCHがリパッキングされたと判断して制御ユニットからOFDM-SPユニットにそのCHデータの設定をリパッキング後のCHデータに変更するよう制御信号を送出し、
    7.OFDM-SPユニットは前記制御信号に基づいてCHデータの設定をリパッキング後のCHデータに自動的に変更するようにした。
  3. 請求項1又は請求項2記載のアジャイル型OFDM-SPのCH設定自動変更方法において、OFDM-SPユニット又は制御部へのリパッキング前のCHデータの記憶が、入力信号をOFDM-SPユニットで検知して自動的に行うか、又は検知せずに記憶させることを特徴とするアジャイル型OFDM-SPのCH設定自動変更方法。
  4. 次の1、2の構成を備えたことを特徴とするCH設定自動変更機能付きアジャイル型OFDM-SP。
    1.入力CH数のOFDM-SPユニットを備え、
    2.夫々のOFDM-SPユニットは、入力信号をIF周波数に周波数変換する周波数変換機能と、入力信号の一部を分岐してその有無をCH別に検知する入力信号検知機能と、入力信号検知機能で検知されたCHデータをOFDM-SPユニットに記憶するか又は記憶せずに前記記憶されたCHデータと比較する比較機能と、前記比較によりリパッキング前のCHデータ中のいずれかのCHデータが検知されずに新たなCHデータが検知されたときはCHがリパッキングされたと判断する比較判断機能と、その判断に基づいてOFDM-SPユニットのCHデータの設定をリパッキング後のCHデータに自動的に変更する設定変更機能を備えた。
  5. 次の1〜7の構成を備えたことを特徴とするCH設定自動変更機能付きアジャイル型OFDM-SP。
    1.入力CH数のOFDM-SPユニットと、多CHの入力信号を受信すると共にOFDM-SPユニットを制御する制御ユニットを備え、
    2.夫々のOFDM-SPユニットは入力信号をIF周波数に周波数変換する周波数変換機能と、入力信号の一部を分岐してその有無をCH別に検知する入力信号検知機能と、制御ユニットと通信可能な通信部と、OFDM-SPユニットのCHデータの設定をリパッキング後のCHデータに変更する設定変更機能を備え、
    4.前記通信部は前記入力信号検知機能により一部のCHの入力信号が検知されないと異常信号を制御ユニットの通信部に送信し、
    5.制御ユニットはリパッキング前のCHデータを記憶するCHデータ記憶機能と、前記異常信号を受信すると入力信号をCH別に検知する入力信号検知機能と、検知されたCHデータと先に記憶されCHデータを比較してリパッキング前のCHデータ中のいずれかのCHデータが無く新たなCHデータが有るときはCHがリパッキングされたと判断する比較判断機能と、夫々のOFDM-SPユニットと通信可能な通信部を備え、
    6.制御ユニットの前記通信部は前記比較判断機能によりCHがリパッキングされたと判断されるとOFDM-SPユニットにその設定をリパッキング後のCHデータに変更するよう指示する制御信号を伝送する制御信号伝送機能を有し、
    7.OFDM-SPユニットの前記設定変更機能は制御ユニットからの制御信号を受信するとOFDM-SPユニットのCHデータの設定をリパッキング後のCHデータに自動的に変更するようにした。
  6. 請求項4又は請求項5記載のCH設定自動変更機能付きアジャイル型OFDM-SPにおいて、リパッキング前のCHデータを記憶する入力信号記憶部は、OFDM-SPユニットに入力された多CHの入力信号を検知して検知したリパッキング前のCHデータを自動記憶するものであるか、入力信号を検知せずにリパッキング前のCHデータを入力して記憶するものであることを特徴とするCH設定自動変更機能付きアジャイル型OFDM-SP。

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