JP4564215B2 - フラッシュメモリ書き替え回路、icカード用lsi、icカード及びフラッシュメモリ書き替え方法 - Google Patents

フラッシュメモリ書き替え回路、icカード用lsi、icカード及びフラッシュメモリ書き替え方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICカードの情報書き替え方法に関し、特にフラッシュメモリICカードを対象として情報データを書き替える場合のフラッシュメモリ書き替え回路、ICカード用LSI、ICカード及びフラッシュメモリ書き替え方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7に一般的なICカード用LSI41の構成を示す。LSI14上のメモリとしてフラッシュメモリ14を図示したが、フラッシュメモリ14の代わりに図8に示すようにEEPROM等を使用しても良い。まず、図8のメモリとしてEEPROM17を使用している場合の書き替え方法を説明する。CPU11が、EEPROM17内の書き替える指定バイトのデータ及びアドレスをバス10を介して指定する。データを書き替える指定バイトはCPU11に直接指定されるので、指定バイト毎の書き替えが可能である。しかし、面積が大きくなるため、ICカードのように最大チップ面積が決まっているようなシステムには大容量化の要求に応えることができない。従って、16キロバイト程度までのICカードによく使用されている。一方、図7に示すフラッシュメモリ14を使用したICカード41では、128キロバイト程度までの要求に応えることができる。しかし、通常、フラッシュメモリ14はブロック単位での書き替えを行うため、指定バイト単位の書き替えを行う際は特別なフローで行わなければならない。
【0003】
フラッシュメモリ14の書き替え方法を、図7を参照しつつ、図9のフローチャート及び図10のデータフロー図を用いて説明する。
【0004】
(イ)図9のステップS301において、CPU11の命令により、フラッシュメモリ14内のデータを書き替える指定バイトbを含むページPを、バス10を介してフラッシュメモリ14からRAM12に保存する。ここでいう1ページとは、64バイトを1単位(ブロック)としたものである。通常フラッシュメモリはこのようにブロック(ページ)単位で書き替えを行う。
【0005】
(ロ)次に、ステップS302において、CPU11の命令により、RAM12に保存したページデータPに、バス10を介して書き替えを行う指定バイトのデータbを上書きする。この上書きされた新たなページデータPが新たにフラッシュメモリ14にセットされるデータとなる。
【0006】
(ハ)次に、ステップS303において、CPU11の命令により、RAM12に準備された新たなページデータPを、バス10を介してフラッシュメモリ14のページアドレスにセットする。
【0007】
(ニ)次に、ステップS304において、CPU11の命令により、フラッシュメモリ14のページデータPの書き替えが行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
EEPROMでは、直接書き替える指定バイトのデータ、アドレスを指定し、1ステップで書き替えが可能であったのに対し、フラッシュメモリのバイト書き替えは、上記のように複数のステップが必要となる。このため、プログラム開発者は数バイトの指定データ保存の場合においても書き替え箇所を含む1ページ分の全部のバイトのデータの取り扱い(1ページ書き替え)を意識してアプリケーションを作成しなければならなかった。
【0009】
上記のように、EEPROMは、1ステップでバイト単位の書き替えが可能であるが、容量が小さく、フラッシュメモリは大容量に対応できるが、バイト単位の書き替えに数ステップ要するという問題があった。
【0010】
上記の問題を鑑み、本発明は、1ステップでフラッシュメモリのバイト単位の書き替えを可能とするフラッシュメモリ書き替え回路、このフラッシュメモリ書き替え回路を有するICカード用LSI、ICカード、フラッシュメモリ書き替え方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
CPU、フラッシュメモリ、RAMのそれぞれと互いにバスを介して接続された回路であって、(イ)CPUからフラッシュメモリの書き替え命令を受け取り、書き替えるページにおいて書き替えるデータ量に対応する指定バイトのデータをRAMに保存する書き替えデータ制御回路と、(ロ)CPUへのウェイトの発生、解除を行うウェイト制御回路と、(ハ)フラッシュメモリ内の指定バイト以外のページのデータをフラッシュメモリからRAMに送り、RAMに新たなページデータを準備するページデータ制御回路と、(ニ)RAMに準備された新たなページデータをフラッシュメモリに書き込むデータセット制御回路とを少なくとも備え、CPUが、フラッシュメモリの書き替えるデータの量により、フラッシュメモリに対するページ単位の書き替えを、CPUの複数ステップの制御により行うのが効率的であるか、書き替えデータ制御回路、ページデータ制御回路及びデータセット制御回路を含む複数の回路の制御により行うのが効率的であるか、を判断し、複数の回路の制御により行うのが効率的であると判断した場合に、CPUが書き替えデータ制御回路にフラッシュメモリの書き替え命令を伝達するフラッシュメモリ書き替え回路であることを要旨とする。
【0012】
第1の特徴に係るフラッシュメモリ書き替え回路によると、CPUは書き替え命令をフラッシュメモリ書き替え回路に与えるだけで、バイト単位の書き替えを行うことができる。アプリケーションプログラム開発者は、1ステップでフラッシュメモリのバイト単位の書き替えを行うことが可能となり、開発手順を短縮することができる。
【0013】
又、第1の特徴に係るフラッシュメモリ書き替え回路は、(ホ)書き込み後のフラッシュメモリとRAMのページデータを比較するベリファイ回路と、(へ)ベリファイ回路によりベリファイエラーとなったデータとそのアドレスをRAMに保存するデータ保存制御回路と、(ト)ベリファイエラー発生時にCPUへエラーフラグを通知するエラーフラグ発生回路とを更に備えていてもよい。
【0014】
ここで「ベリファイエラー」とは、RAMに準備した書き替える新たなページデータとページデータを書き替えた後のフラッシュメモリ内のデータが一致しないことをいう。
【0015】
このフラッシュメモリ書き替え回路によると、ベリファイエラーが発生したときに、ベリファイエラーとなったデータとそのアドレスをRAMに保存し、エラーが発生したことをCPUに通知することができる。
【0016】
又、第1の特徴に係るフラッシュメモリ書き替え回路における(チ)データ保存制御回路は、フラッシュメモリ内のECC回路による2ビットエラーとなったデータとそのアドレスをRAMに保存し、(リ)エラーフラグ発生回路は、2ビットエラー発生時にCPUへエラーフラグを通知してもよい。
【0017】
ここで「ECC回路」とは、エラー検査・訂正機構(Error Check and Correct)回路のことである。ECC回路は、メモリエラーの検出を行い、エラーが発生した場所を特定し、これを正しい値に訂正する。しかし、ECC回路は、1ビットエラーの場合は自動的に訂正できるが、2ビットエラーの場合は訂正ができない。本発明では2ビットエラーの場合は、エラーフラグを発生させ、書き込みを中止する。
【0018】
このフラッシュメモリ書き替え回路によると、ECC回路を有するフラッシュメモリからの2ビットエラーを受け取り、書き込みを中止することができる。
【0019】
本発明の第2の特徴は、(イ)CPUと、(ロ)フラッシュメモリと、(ハ)RAMと、(ニ)CPUからフラッシュメモリの書き替え命令を受け取り、書き替えるページにおいて書き替えるデータ量に対応する指定バイトのデータをRAMに保存する書き替えデータ制御回路と、フラッシュメモリ内の指定バイト以外のページのデータをRAMに送り、RAMに新たなページデータを準備するページデータ制御回路と、RAMに準備された新たなページデータをフラッシュメモリに書き込むデータセット制御回路を有し、バイト単位のフラッシュメモリの書き替えを行うフラッシュメモリ書き替え回路とを少なくとも備え、CPUが、フラッシュメモリの書き替えるデータの量により、フラッシュメモリに対するページ単位の書き替えを、CPUの複数ステップの制御により行うのが効率的であるか、書き替えデータ制御回路、ページデータ制御回路及びデータセット制御回路を含む複数の回路の制御により行うのが効率的であるか、を判断し、複数の回路の制御により行うのが効率的であると判断した場合に、CPUが書き替えデータ制御回路にフラッシュメモリの書き替え命令を伝達するICカード用LSIであることを要旨とする。
【0020】
第2の特徴に係るICカード用LSIによると、アプリケーションプログラム開発者は、1ステップでフラッシュメモリのバイト単位の書き替えを行うことが可能となり、開発手順を短縮することができる。
【0021】
又、第2の特徴に係るICカード用LSIのフラッシュメモリはECC回路を有し、フラッシュメモリ書き替え回路は、ECC回路から2ビットエラーの信号を受け取ってもよい。
【0022】
このICカード用LSIによると、ECC回路を有するフラッシュメモリからの2ビットエラーを受け取り、書き込みを中止することができる。
【0023】
本発明の第3の特徴は、(イ)カード基板と、(ロ)CPU、フラッシュメモリ、RAM、前記CPUから前記フラッシュメモリの書き替え命令を受け取り、書き替えるページにおいて書き替えるデータ量に対応する指定バイトのデータを前記RAMに保存する書き替えデータ制御回路、前記フラッシュメモリ内の前記指定バイト以外の前記ページのデータを前記RAMに送り、前記RAMに新たなページデータを準備するページデータ制御回路、前記RAMに準備された新たなページデータを前記フラッシュメモリに書き込むデータセット制御回路を有するフラッシュメモリ書き替え回路とを備え、前記カード基板に搭載されたLSIと、(ハ)該カード基板に搭載された外部端子と、(ニ)該外部端子と前記LSIチップ上のパッドとを接続する前記カード基板上に設けられた基板配線と、(ホ)前記LSIチップ、前記カード基板、前記基板配線及び前記外部端子の一部を被覆するカバーフィルムとを少なくとも備え、CPUが、フラッシュメモリの書き替えるデータの量により、フラッシュメモリに対するページ単位の書き替えを、CPUの複数ステップの制御により行うのが効率的であるか、書き替えデータ制御回路、ページデータ制御回路及びデータセット制御回路を含む複数の回路の制御により行うのが効率的であるか、を判断し、複数の回路の制御により行うのが効率的であると判断した場合に、CPUが書き替えデータ制御回路にフラッシュメモリの書き替え命令を伝達するICカードであることを要旨とする。
【0024】
ここで「外部端子」とは、VDD端子やRST端子等の外部装置(リーダ、ライター等)とデータのやりとりを行う端子のことである。
【0025】
第3の特徴に係るICカードによると、CPUは書き替え命令をフラッシュメモリ書き替え回路に与えるだけで、バイト単位の書き替えを行うことができる。
アプリケーションプログラム開発者は、1ステップでフラッシュメモリのバイト単位の書き替えを行うことが可能となり、開発手順を短縮することができる。
【0026】
又、第3の特徴に係るICカードは、LSIチップ上のフラッシュメモリはECC回路を有し、LSIチップはECC回路から2ビットエラーの信号を受け取る手段を有してもよい。
このICカードによると、ECC回路を有するフラッシュメモリからの2ビットエラーを受け取り、書き込みを中止することができる。
【0027】
本発明の第4の特徴は、CPU、フラッシュメモリ、RAMのそれぞれがバスを介して互いに接続されたフラッシュメモリ書き替え回路において、(イ)CPUからフラッシュメモリの書き替え命令を受け取るステップと、(ロ)書き替えを行うページにおいて書き替えるデータ量に対応する指定バイトのデータをRAMに保存するステップと、(ハ)CPUへウェイトを発生させるステップと、(ニ)フラッシュメモリから指定バイト以外のページのデータをRAMに送り、RAMに新たなページデータを準備するステップと、(ホ)RAMに準備された新たなページデータをフラッシュメモリのページアドレスにセットするステップと、(へ)フラッシュメモリのデータの書き替えを行うステップと、(ト)CPUへのウェイトを解除するステップと、(ト)CPUが、前記フラッシュメモリの書き替えるデータの量により、フラッシュメモリに対するページ単位の書き替えを、CPUの複数ステップの制御により行うのが効率的であるか、書き替え命令を受け取るステップ、指定バイトのデータをRAMに保存するステップ、RAMに新たなページデータを準備するステップ、新たなページデータをフラッシュメモリのページアドレスにセットするステップ、及びフラッシュメモリのデータの書き替えを行うステップを含む一連のステップにより行うのが効率的であるか、を判断するステップとを少なくとも含み、CPUが、フラッシュメモリに対するページ単位の書き替えを一連のステップにより行うのが効率的であると判断した場合に、書き替え命令を受け取るステップが実行されるフラッシュメモリ書き替え方法であることを要旨とする。
【0028】
第4の特徴に係るフラッシュメモリ書き替え方法によると、CPUは書き替え命令をフラッシュメモリ書き替え回路に与えるだけで、バイト単位の書き替えを行うことができる。アプリケーションプログラム開発者は、1ステップでフラッシュメモリのバイト単位の書き替えを行うことが可能となり、開発手順を短縮することができる。
【0029】
又、第4の特徴に係るフラッシュメモリ書き替え方法は、(チ)書き替え後のフラッシュメモリとRAMのページデータを比較するステップを更に含んでもよい。
【0030】
このフラッシュメモリ書き替え方法によると、書き替え後のフラッシュメモリと新たに準備されたRAM上のデータを比較し、データの整合性を確認することができる。
【0031】
更に、第4の特徴に係るフラッシュメモリ書き替え方法は、書き替え後のフラッシュメモリとRAMのページデータが異なっていた場合、(リ)異なったデータ及びそのアドレスをRAMに保存するステップと、(ヌ)CPUへエラーフラグを発生させるステップと、(ル)CPUのウェイトを解除するステップとを更に含んでもよい。
【0032】
このフラッシュメモリ書き替え方法によると、ベリファイエラーが発生したとき、ベリファイエラーとなったデータとそのアドレスをRAMに保存し、エラーが発生したことをCPUに通知することができる。
【0033】
更に、第4の特徴に係るフラッシュメモリ書き替え方法は、フラッシュメモリ内のデータを読み込むときに、フラッシュメモリ内のECC回路により2ビットエラーが発生した場合、(ヲ)エラーとなったデータ及びそのアドレスをRAMに保存するステップと、(ワ)CPUへエラーフラグを発生させるステップと、(カ)CPUのウェイトを解除するステップとを更に含んでもよい。
【0034】
このフラッシュメモリ書き替え方法によると、ECC回路を有するフラッシュメモリからの2ビットエラーを受け取り、書き込みを中止することができる。
【0043】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して、本発明の第1及び第2の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分は同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
【0044】
(第1の実施の形態)
図1(a)は、第1の実施の形態に係るICカードの構成を示す模式的な平面図で、図1(b)に示す上部カバーフィルム92及びスペーサ91を除去した状態に対応する。ICカード100は、カード基板90と、カード基板90に搭載されたICカード用LSI40、VDD端子61、RST端子62、CLK端子63、I/O端子64、GND端子65とを有する。更に、カード基板90上には基板配線71〜75が形成されている。ICカード用LSI40は、半導体チップ上にCPU11、RAM12、ROM13、フラッシュメモリ14、コプロセッサ15、RANDOM16、フラッシュメモリ書き替え回路1を集積化し、更に半導体チップの周辺部には端子61、62、…、65とデータのやりとりをするボンディングパッドであるVDD端子パッド21、RST端子パッド22、CLK端子パッド23、I/O端子パッド24、GND端子パッド25を配置している。図1(b)に示すように、カード基板90の一面側には、スペーサ91が接着されている。スペーサ91は、ICカード用LSI40の入るくり抜き部を有し、ICカード用LSI40は、このスペーサ91のくり抜き部の内部においてカード基板90に接着されている。そして、ICカード100は、ICカード用LSI40を搭載したカード基板90にスペーサ91を挟んで、その両面側をそれぞれ上部カバーフィルム92と下部カバーフィルム93により覆われている。図1(b)はICカードの一例であり、他の構造でも構わないことは勿論である。
【0045】
CPU11は、フラッシュメモリ書き替え回路1に書き込み命令を与える等の制御処理を行う。RAM12は、データ処理用のメモリである。ROM13は、管理規定のプログラムが焼き付けられている。フラッシュメモリ14は、電気的にブロック単位で消去・再書き込み可能な読み出し専用の不揮発性メモリのことであり、EEPROMに比べ容量が大きい。コプロセッサ15は、補助機能を分担するプロセッサである。浮動小数点演算を専門に処理する浮動小数点装置(FPU)がその代表である。RANDOM16は、CPU、RAM、ROM等以外の制御ロジックである。
【0046】
VDD端子パッド21は、電源を供給するボンディングパッドであり、基板配線71、ボンディングワイヤ81を介してVDD端子61と接続されている。RST端子パッド22は、LSI上の各回路ブロック1、11、12、…、16を初期状態にするリセット信号を受け取るボンディングパッドであり、基板配線72、ボンディングワイヤ82を介してRST端子62と接続されている。CLK端子パッド23は、LSI上の各回路ブロック1、11、12、…、16を動作させるための同期用の周期信号を受け取るボンディングパッドであり、基板配線73、ボンディングワイヤ83を介してCLK端子63と接続されている。I/O端子パッド24は、データ入出力信号を受け取るボンディングパッドであり、基板配線74、ボンディングワイヤ84を介してI/O端子64と接続されている。GND端子パッド25は、信号用(保安用)接地用ボンディングパッドであり、基板配線75、ボンディングワイヤ85を介してGND端子65と接続されている。
【0047】
フラッシュメモリ書き替え回路1は、図2に示すように、書き替えデータ制御回路31、ウェイト制御回路32、ページデータ制御回路33、データセット制御回路34、ベリファイ回路35、データセット終了判別回路36、エラーフラグ発生回路37、データ保存制御回路38から構成されている。
【0048】
書き替えデータ制御回路31は、バス10を介して、CPU11からフラッシュメモリ14の書き替え命令を受け取り、書き替える指定バイトのデータをRAM12に保存する。又、ウェイト制御回路32へCPU11にウェイトを発生させるように指示し、ページデータ制御回路33へバイトデータをRAM12に保存したことを通知する。ウェイト制御回路32は、CPU11へのウェイトの発生、解除を行う。ページデータ制御回路33は、バス10を介して、フラッシュメモリ14内の書き替えるページの指定バイト以外のバイトのデータをRAM12に送り、保存する。データセット制御回路34は、RAM12に準備した新たなページデータを、バス10を介してフラッシュメモリ14に書き込む。データセット終了判別回路36は、フラッシュメモリ14を監視し、1ページ分の新たなデータがセットされ、書き替えが終了したときにベリファイ回路35へ通知を行う。ベリファイ回路35は、バス10を介して、フラッシュメモリ14とRAM12の値を比較する。値が異なっていた場合、データ保存制御回路38へ通知し、値が同じである場合は、ウェイト制御回路32へ通知する。データ保存制御回路38は、エラーが発生したことをエラーフラグ発生回路37へ通知し、エラーとなったデータとそのアドレスをバス10を介してRAM12に保存する。エラーフラグ発生回路37は、CPU11へエラーフラグを通知し、ウェイト制御回路32へCPU11のウェイトを解除するよう通知する。
【0049】
図3、図4を用いて、フラッシュメモリ書き替え方法について説明する。
【0050】
(イ)まず、フラッシュメモリの書き替えるデータの量により、ページ単位の書き替えが効率的であるかバイト単位の書き替えが効率的であるか、CPU11が判断する。ここでいうページ単位とは、一定数のバイトを一つの固まりとして扱うブロック単位をいい、例えば、64バイトを1ページとして扱う。ページ単位の書き替えを選択した場合は、従来通りの方法で、CPU11が制御を行い、フラッシュメモリの書き替えを行う。バイト単位の書き替えを選択した場合、ステップS101において、CPU11からフラッシュメモリ書き替え回路1の書き替えデータ制御回路31へ書き替え命令が伝達される。
【0051】
(ロ)次に、ステップS102において、CPU11から書き替え命令を受け取った書き替えデータ制御回路31は、書き替えを行うページPの書き替える指定バイトbのデータを、バス10を介してRAM12に保存する。図4では、斜線で示されているバイトbが書き替えを行う指定バイトであり、フラッシュメモリ書き替え回路1により、バス10を介してRAM12にセットされる。
【0052】
(ハ)次に、書き替えデータ制御回路31は、ウェイト制御回路31にCPU11へのウェイトを発生させるよう通知を行う。ステップS103において、ウェイト制御回路31は、CPU11へウェイトを発生させる。これにより、CPU11は、ウェイト解除命令が与えられるまで、動作を停止する。図4では、フラッシュメモリ書き替え回路1からCPU11へウェイトを発生させるステップ(S103)が図示されている。
【0053】
(ニ)次に、ステップS104において、ページデータ制御回路33が、フラッシュメモリ14内のデータを書き替えるバイトのあるページPを、バス10を介してRAM12に送り、保存する。このとき保存するページPのデータにデータを書き替える指定バイトbのデータは含まれない。即ち、図4で、ページデータの点描されている部分のバイト…、bk−2、bk−1、bk+1、bk+2、…のデータのみをRAM12にセットする。この結果、バイトbはステップS102で保存されたデータに置き換えられた新たなページデータPがRAM12に準備される。
【0054】
(ホ)次に、ステップS105において、データセット制御回路34は、RAM12に準備された新たなページデータPをフラッシュメモリのページアドレスにセットする。そして、ステップS106において、フラッシュメモリ14が新たなページデータPにデータ書き替えが行われる。
【0055】
(へ)データセット終了判別回路36は、フラッシュメモリ14を監視し、新たなデータがセットされたときにベリファイ回路35へ通知を行う。ステップS106において、フラッシュメモリ14が新たなページデータPへのデータの書き替えが行われたので、データセット終了判別回路36は、ベリファイ回路25へ通知を行う。ステップS107において、ベリファイ回路25は、フラッシュメモリ14とRAM12のデータを比較する。
【0056】
(ト)ステップS108において、フラッシュメモリ14とRAM12の値が異なる場合、ベリファイエラーが発生する。この場合は、ステップS110に進み、ベリファイ回路35は、データ保存制御回路38へ通知を行う。ステップS110において、データ保存制御回路38は、エラーとなったデータ及びそのアドレスを、バス10を介してRAM12に保存する。そして、エラーフラグ発生回路37へ通知を行う。ステップS111において、エラーフラグ発生回路37はCPU11へエラーフラグを発生させる。又、ウェイト制御回路32へウェイトを解除するよう通知する。そして、ステップS112において、ウェイト制御回路32はCPU11のウェイトを解除する。
【0057】
(チ)又、ステップS108において、フラッシュメモリ14とRAM12の値が同じである場合、ベリファイエラーは発生せず、ベリファイ回路35はウェイト制御回路32へ通知する。そして、ステップS109において、ウェイト制御回路32はCPU11のウェイトを解除する。
【0058】
第1の実施の形態に係るフラッシュメモリ書き替え回路を用いて、フラッシュメモリの書き替えを行うと、CPUは書き替え命令をフラッシュメモリ書き替え回路に与えるだけで、書き替えを行うことができる。このように、従来のEEPROMの書き替えと同様に、CPUが書き替え命令を与えるという1ステップでフラッシュメモリの書き替えを実施できることとなる。アプリケーションプログラム開発者は、1ステップでフラッシュメモリのバイト単位の書き替えを行うことが可能となり、開発手順を短縮することができる。又、第1の実施の形態に係るフラッシュメモリ書き替え回路によると、ベリファイエラーが発生したときに、ベリファイエラーとなったデータとそのアドレスをRAMに保存し、エラーが発生したことをCPUに通知することができる。
【0059】
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態に係るICカードは、第1の実施の形態に係るICカードのフラッシュメモリ内にECC回路が内蔵されたものである。
【0060】
第2の実施の形態に係るフラッシュメモリ書き替え回路のブロック図を図5に示す。図5に示すフラッシュメモリ書き替え回路1は、書き替えデータ制御回路31、ウェイト制御回路32、ページデータ制御回路33、データセット制御回路34、ベリファイ回路35、データセット終了判別回路36、エラーフラグ発生回路37、データ保存制御回路38からなる。これらは、第1の実施の形態で説明したものと同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0061】
第2の実施の形態に係るICカードにおけるフラッシュメモリ14は、ECC回路50を内蔵している。ECC回路50は、メモリエラーの検出を行う。1ビットエラーの場合は、エラーが発生した場所を特定し、これを正しい値に訂正することが可能であるが、2ビットエラーの場合は訂正することができないので、2ビットエラーを示す信号を発生する。第2の実施の形態におけるフラッシュメモリ書き替え回路1は、エラーフラグ発生回路37が、この2ビットエラー信号を受け取る。
【0062】
第2の実施の形態に係るフラッシュメモリ書き替え方法について図6を用いて説明する。
【0063】
(イ)ステップS201〜S203までは第1の実施の形態における図3のステップS101〜S103と同様であるので、説明を省略する。
【0064】
(ロ)ステップS204において、ページデータ制御回路33がフラッシュメモリ14内のデータを読み込むときに、フラッシュメモリ14内のECC回路50がデータエラーの有無を確認する。1ビットエラーの場合は、ECC回路50が自動的に正しい値に訂正する。しかし、2ビットエラーが発生している場合は、ECC回路50により訂正ができないので、ステップS211に進む。ステップS211では、ECC回路50からデータ保存制御回路38が2ビットエラー信号を受け取り、エラーとなったデータ及びそのアドレスをRAM12に保存する。又、エラーとなったことをエラーフラグ発生回路37に通知する。ステップS212において、エラーフラグ発生回路37はCPU11へエラーフラグを発生させる。又、ウェイト制御回路32へウェイトを解除するように通知する。そして、ステップS213において、ウェイト制御回路32はCPU11のウェイトを解除する。
【0065】
(ハ)又、ステップS204において、2ビットエラーが発生しなかった場合は、ステップS205に進み、ページデータ制御回路33が、フラッシュメモリ14内のデータを書き替えるバイトを含むページをRAM12に送り、保存する。
【0066】
(ニ)次のステップS206〜S210までは、第1の実施の形態における図3のステップS105〜109と同様であるので、説明を省略する。
【0067】
第2の実施の形態に係るICカードでは、ECC回路を内蔵したフラッシュメモリを使用した際の2ビットエラーが発生した際、そのエラーデータ及びアドレスを保存し、CPU11へエラーを通知する。このため、2ビットエラーが発生した場合は書き込みを中止することができる。
【0068】
(その他の実施の形態)
本発明は上記の第1及び第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。
この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
【0069】
例えば、本発明の第1及び第2の実施の形態に係るフラッシュメモリ書き替え回路は、複数の回路を含んでいるが、二つ以上の回路の機能を一つにまとめた回路を用いても構わないし、逆に、一つの回路の機能を二つ以上の回路に分割した回路を用いても構わない。
【0070】
又、本発明の第1及び第2の実施の形態に係るフラッシュメモリ書き替え方法において、1ページは64バイトとして説明したが、フラッシュメモリの性質により1ページに含まれるバイト数は64バイトに限らず、様々な値をとる。
【0071】
又、本発明の第1及び第2の実施の形態に係るフラッシュメモリ書き替え方法は、図3又は図6に示した順番で行うよう説明をしたが、CPUへウェイトを発生させるタイミングやエラー発生時にエラーデータを保存するタイミング等は、書き替えの流れに支障を期たさなければこの順番でなくても構わない。
【0072】
又、本発明の第1及び第2の実施の形態に係るフラッシュメモリ書き替え方法では、書き替えるバイトが1バイトであるときについて説明したが、一度に書き替えるバイトは、同ページ内であれば、例えば3バイトでも10バイトでも構わない。この際、書き替えるバイト数は、書き替えデータ制御回路により認識している。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
【0073】
【発明の効果】
本発明によると、1ステップでフラッシュメモリのバイト単位の書き替えを可能とするフラッシュメモリ書き替え回路、このフラッシュメモリ書き替え回路を有するICカード用LSI、ICカード、フラッシュメモリ書き替え方法を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の第1の実施の形態に係るICカードの構成を示すブロック図である。(b)は、(a)で説明したICカードの断面図の一例である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るフラッシュメモリ書き替え回路のブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るフラッシュメモリ書き替え方法を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るフラッシュメモリ書き替え方法を示すデータフロー図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るフラッシュメモリ書き替え回路のブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るフラッシュメモリ書き替え方法を示すフローチャートである。
【図7】従来のICカードの構成を示すブロック図である。
【図8】従来のEEPROM書き替え方法を示すデータフロー図である。
【図9】従来のフラッシュメモリ書き替え方法を示すフローチャートである。
【図10】従来のフラッシュメモリ書き替え方法を示すデータフロー図である。
【符号の説明】
1 フラッシュメモリ書き替え回路
10 バス
11 CPU
12 RAM
13 ROM
14 フラッシュメモリ
15 コプロセッサ
16 RANDOM
17 EEPROM
21 VDD端子パッド
22 RST端子パッド
23 CLK端子パッド
24 I/O端子パッド
25 GND端子パッド
31 書き替えデータ制御装置
32 ウェイト制御回路
33 ページデータ制御回路
34 データセット制御回路
35 ベリファイ回路
36 データセット終了判別回路
37 エラーフラグ発生回路
38 データ保存制御回路
40 ICカード用LSI
41 従来型ICカード用LSI
50 ECC回路
61 VDD端子
62 RST端子
63 CLK端子
64 I/O端子
65 GND端子
71、72、…、75 基板配線
81、82、…、85 ボンディングワイヤ
90 カード基板
91 スペーサ
92 上部カバーフィルム
93 下部カバーフィルム
100 ICカード

Claims (10)

  1. CPU、フラッシュメモリ、RAMのそれぞれと互いにバスを介して接続された回路であって、
    前記CPUから前記フラッシュメモリの書き替え命令を受け取り、書き替えるページにおいて書き替えるデータ量に対応する指定バイトのデータを前記RAMに保存する書き替えデータ制御回路と、
    前記CPUへのウェイトの発生、解除を行うウェイト制御回路と、
    前記フラッシュメモリ内の前記指定バイト以外の前記ページのデータを前記フラッシュメモリから前記RAMに送り、前記RAMに新たなページデータを準備するページデータ制御回路と、
    前記RAMに準備された新たなページデータを前記フラッシュメモリに書き込むデータセット制御回路と、
    前記書き込み後のフラッシュメモリと前記RAMのページデータを比較するベリファイ回路と、
    該ベリファイ回路によりベリファイエラーとなったデータとそのアドレスを前記RAMに保存するデータ保存制御回路と、
    前記ベリファイエラー発生時に前記CPUへエラーフラグを通知するエラーフラグ発生回路とを備え、
    前記CPUが、前記フラッシュメモリの書き替えるデータの量により、前記フラッシュメモリに対するページ単位の書き替えを、前記CPUの複数ステップの制御により行うのが効率的であるか、前記書き替えデータ制御回路、前記ページデータ制御回路及び前記データセット制御回路を含む複数の回路の制御により行うのが効率的であるか、を判断し、前記複数の回路の制御により行うのが効率的であると判断した場合に、前記CPUが前記書き替えデータ制御回路に前記フラッシュメモリの書き替え命令を伝達する
    ことを特徴とするフラッシュメモリ書き替え回路。
  2. CPU、フラッシュメモリ、RAMのそれぞれと互いにバスを介して接続された回路であって、
    前記CPUから前記フラッシュメモリの書き替え命令を受け取り、書き替えるページにおいて書き替えるデータ量に対応する指定バイトのデータを前記RAMに保存する書き替えデータ制御回路と、
    前記CPUへのウェイトの発生、解除を行うウェイト制御回路と、
    前記フラッシュメモリ内の前記指定バイト以外の前記ページのデータを前記フラッシュメモリから前記RAMに送り、前記RAMに新たなページデータを準備するページデータ制御回路と、
    前記RAMに準備された新たなページデータを前記フラッシュメモリに書き込むデータセット制御回路と、
    前記フラッシュメモリ内のECC回路による2ビットエラーとなったデータとそのアドレスを前記RAMに保存するデータ保存制御回路と、
    2ビットエラー発生時に前記CPUへエラーフラグを通知するエラーフラグ発生回路とを備え、
    前記CPUが、前記フラッシュメモリの書き替えるデータの量により、前記フラッシュメモリに対するページ単位の書き替えを、前記CPUの複数ステップの制御により行うのが効率的であるか、前記書き替えデータ制御回路、前記ページデータ制御回路及び前記データセット制御回路を含む複数の回路の制御により行うのが効率的であるか、を判断し、前記複数の回路の制御により行うのが効率的であると判断した場合に、前記CPUが前記書き替えデータ制御回路に前記フラッシュメモリの書き替え命令を伝達する
    ことを特徴とするフラッシュメモリ書き替え回路。
  3. フラッシュメモリと、
    CPUと、
    RAMと、
    前記CPUから前記フラッシュメモリの書き替え命令を受け取り、書き替えるページにおいて書き替えるデータ量に対応する指定バイトのデータを前記RAMに保存する書き替えデータ制御回路と、
    前記フラッシュメモリ内の前記指定バイト以外の前記ページのデータを前記RAMに送り、前記RAMに新たなページデータを準備するページデータ制御回路と、
    前記RAMに準備された新たなページデータを前記フラッシュメモリに書き込むデータセット制御回路を有し、バイト単位のフラッシュメモリの書き替えを行うフラッシュメモリ書き替え回路
    とを少なくとも備え
    前記CPUが、前記フラッシュメモリの書き替えるデータの量により、前記フラッシュメモリに対するページ単位の書き替えを、前記CPUの複数ステップの制御により行うのが効率的であるか、前記書き替えデータ制御回路、前記ページデータ制御回路及び前記データセット制御回路を含む複数の回路の制御により行うのが効率的であるか、を判断し、前記複数の回路の制御により行うのが効率的であると判断した場合に、前記CPUが前記書き替えデータ制御回路に前記フラッシュメモリの書き替え命令を伝達する
    ことを特徴とするICカード用LSI。
  4. 前記フラッシュメモリはECC回路を有し、
    前記フラッシュメモリ書き替え回路は、該ECC回路から2ビットエラーの信号を受け取る
    ことを特徴とする請求項3に記載のICカード用LSI。
  5. カード基板と、
    CPU、フラッシュメモリ、RAM、前記CPUから前記フラッシュメモリの書き替え命令を受け取り、書き替えるページにおいて書き替えるデータ量に対応する指定バイトのデータを前記RAMに保存する書き替えデータ制御回路、前記フラッシュメモリ内の前記指定バイト以外の前記ページのデータを前記RAMに送り、前記RAMに新たなページデータを準備するページデータ制御回路、前記RAMに準備された新たなページデータを前記フラッシュメモリに書き込むデータセット制御回路を有するフラッシュメモリ書き替え回路とを備え、前記カード基板に搭載されたLSIと、
    該カード基板に搭載された外部端子と、該外部端子と前記LSIチップ上のパッドとを接続する前記カード基板上に設けられた基板配線と、
    前記LSIチップ、前記カード基板、前記基板配線及び前記外部端子の一部を被覆するカバーフィルムとを少なくとも備え、
    前記CPUが、前記フラッシュメモリの書き替えるデータの量により、前記フラッシュメモリに対するページ単位の書き替えを、前記CPUの複数ステップの制御により行うのが効率的であるか、前記書き替えデータ制御回路、前記ページデータ制御回路及び前記データセット制御回路を含む複数の回路の制御により行うのが効率的であるか、を判断し、前記複数の回路の制御により行うのが効率的であると判断した場合に、前記CPUが前記書き替えデータ制御回路に前記フラッシュメモリの書き替え命令を伝達する
    ことを特徴とするICカード。
  6. 前記LSIチップ上のフラッシュメモリはECC回路を有し、
    前記LSIチップは、該ECC回路から2ビットエラーの信号を受け取る手段を有することを特徴とする請求項5に記載のICカード。
  7. CPU、フラッシュメモリ、RAMのそれぞれがバスを介して互いに接続されたフラッシュメモリ書き替え回路において、
    前記CPUから前記フラッシュメモリの書き替え命令を受け取るステップと、
    前記書き替えを行うページにおいて書き替えるデータ量に対応する指定バイトのデータを前記RAMに保存するステップと、
    前記CPUへウェイトを発生させるステップと、
    前記フラッシュメモリから前記指定バイト以外の前記ページのデータを前記RAMに送り、前記RAMに新たなページデータを準備するステップと、
    前記RAMに準備された新たなページデータを前記フラッシュメモリのページアドレスにセットするステップと、
    前記フラッシュメモリのデータの書き替えを行うステップと、
    前記CPUへのウェイトを解除するステップと、
    前記CPUが、前記フラッシュメモリの書き替えるデータの量により、前記フラッシュメモリに対するページ単位の書き替えを、前記CPUの複数ステップの制御により行うのが効率的であるか、前記書き替え命令を受け取るステップ、前記指定バイトのデータを前記RAMに保存するステップ、前記RAMに新たなページデータを準備するステップ、前記新たなページデータを前記フラッシュメモリのページアドレスにセットするステップ、及び前記フラッシュメモリのデータの書き替えを行うステップを含む一連のステップにより行うのが効率的であるか、を判断するステップとを少なくとも含み、
    前記CPUが、前記フラッシュメモリに対するページ単位の書き替えを前記一連のステップにより行うのが効率的であると判断した場合に、前記書き替え命令を受け取るステップが実行される
    ことを特徴とするフラッシュメモリ書き替え方法。
  8. 前記書き替え後のフラッシュメモリと前記RAMのページデータを比較するステップを更に含むことを特徴とする請求項7に記載のフラッシュメモリ書き替え方法。
  9. 前記書き替え後のフラッシュメモリと前記RAMのページデータが異なっていた場合、
    該異なったデータ及びそのアドレスを前記RAMに保存するステップと、
    前記CPUへエラーフラグを発生させるステップと、
    前記CPUのウェイトを解除するステップ
    とを更に含むことを特徴とする請求項8に記載のフラッシュメモリ書き替え方法。
  10. フラッシュメモリ内のデータを読み込むときに、フラッシュメモリ内のECC回路により2ビットエラーが発生した場合、
    エラーとなったデータ及びそのアドレスを前記RAMに保存するステップと、
    前記CPUへエラーフラグを発生させるステップと、
    前記CPUのウェイトを解除するステップ
    とを更に含むことを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載のフラッシュメモリ書き替え方法。
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