JP4561930B2 - 低圧鋳造装置、不活性ガスの充満方法および鋳造品製造方法 - Google Patents

低圧鋳造装置、不活性ガスの充満方法および鋳造品製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、低圧鋳造装置、不活性ガスの充満方法および鋳造品製造方法に関する。
従来、鋳造機の構成を複雑にすることなく、鋳型とストークと保持炉内の空気を効率的に非酸化ガスに置換し得る低圧鋳造機として、次のように構成されたものが提案されている。すなわち、この低圧鋳造機は、略気密状に密閉された保持炉と、この保持炉へ非酸化性ガスを供給するガス体供給手段と、前記保持炉と鋳型とを連通するストークと、このストークの保持炉側への開口部を保持炉内の溶湯に浸漬される鋳造位置と、前記開口部の少なくとも一部を保持炉内の溶湯面よりも上側に開口させた置換位置とに切り換える位置切り換え手段とを備え、前記ストークを置換位置へ移動させた状態で、保持炉内へ非酸化ガスを供給して、保持炉とストークと鋳型内の空気を非酸化性ガスで置換可能に構成されている。(特開2000−42715号公報参照)
しかし、このように構成された従来の低圧鋳造機では、保持炉とストークと鋳型内の空気を非酸化性ガスで置換させるたび毎に保持炉を昇降させる必要があるため、鋳造のサイクルタイムが長くて生産性や効率が悪く、しかも、構造が複雑になり、その上、保持炉の蓋とストークとの間の密閉性が十分に確保できないなどの問題があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、加圧室内における溶湯の上方に形成される空間と、鋳型の注湯口から垂設されたストークまたは鋳型の注湯口に接続する誘導孔とを簡単に連通させて、ストーク内または誘導孔内に不活性ガスを充満させることが可能な低圧鋳造装置および不活性ガスの充満方法ならびに該低圧鋳造装置を用いた鋳造品の製造方法を提供することにある。
上記の問題を解消するために本発明における低圧鋳造装置は、溶湯を不活性ガスにより加圧して鋳型の注湯口から垂設されたストークまたは鋳型の注湯口に一端が接続する誘導孔を介して溶湯を鋳型に充填するようにした鋳造装置であって:溶湯を保持する溶湯保持室と;この溶湯保持室に連通孔を介し連通可能にして配設され、前記ストークの下端が入り込みまたは前記誘導孔の他端が接続し、かつ不活性ガスによって溶湯の上面を加圧する加圧室と;前記連通孔を開閉する開閉弁と;加圧室における溶湯の上方に形成される空間とストーク内または誘導孔内とが連通していることを検知する検知手段と;加圧室の上部に不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段と;を備えたことを特徴とする。
このように構成された低圧鋳造装置では、開閉弁が開かれ連通孔を通じて溶湯保持室内の溶湯が加圧室内に供給されたのち、開閉弁にて連通孔が閉じられて溶湯の供給が止められる。次いで、不活性ガス供給手段により不活性ガスが加圧室に供給されて溶湯が加圧され、これにより、加圧室の溶湯がストークまたは誘導孔を介して鋳型の製品キャビティ内に充填される。鋳型の製品キャビティ内に充填された溶湯が凝固したのち、開閉弁にて連通孔が開かれて、加圧室内の溶湯が溶湯保持室内に戻され、加圧室における溶湯の上方の空間とストークまたは誘導孔とが連通される。これに伴い、加圧室内の不活性ガスがストーク内または誘導孔内に流入することとなる。また、検知手段にて、加圧室における溶湯の上方の空間とストークまたは誘導孔とが連通したことが確認される。この結果、その後、ストーク内または誘導孔内の溶湯が空気に晒されるのを防ぐことが可能になる。
上記の説明から明らかなように本発明は、加圧室内の溶湯の上面を不活性ガスにより加圧して溶湯を鋳型に充填し、充填された溶湯が凝固したのち開閉弁にて連通孔を開いて加圧室内の溶湯を溶湯保持室に戻す時に、加圧室内における溶湯の上方に形成される空間とストーク内または誘導孔内とが連通していることを検知する検知手段を設けたから、加圧室の溶湯の上方空間と、ストークまたは誘導孔とを連通させて加圧室内の不活性ガスをストーク内または誘導孔内に確実に流入させることが可能になる。よって、ストーク内または誘導孔内の溶湯の表面が空気に晒されることがなく、ストーク内または誘導孔内の溶湯に酸化膜が生成されるのを適確に防止することができるなどの優れた実用的効果を奏する。
この出願は、日本国で2007年4月16日に出願された特願2007−106639号および2007年6月14日に出願された特願2007−157055号に基づいており、その内容は本出願の内容として、その一部を形成する。また、本発明は以下の詳細な説明により更に完全に理解できるであろう。しかしながら、詳細な説明および特定の実施例は、本発明の望ましい実施の形態であり、説明の目的のためにのみ記載されているものである。この詳細な説明から、種々の変更、改変が、当業者にとって明らかだからである。出願人は、記載された実施の形態のいずれをも公衆に献上する意図はなく、開示された改変、代替案のうち、請求の範囲内に文言上含まれないかもしれないものも、均等論下での発明の一部とする。本明細書あるいは請求の範囲の記載において、名詞及び同様な指示語の使用は、特に指示されない限り、または文脈によって明瞭に否定されない限り、単数および複数の両方を含むものと解釈すべきである。本明細書中で提供されたいずれの例示または例示的な用語(例えば、「等」)の使用も、単に本発明を説明し易くするという意図であるに過ぎず、特に請求の範囲に記載しない限り本発明の範囲に制限を加えるものではない。
本発明を適用した低圧鋳造装置の第1〜4実施例について図1〜図7に基づき詳細に説明する。第1実施例として、検知手段としてレベルセンサー9を備える低圧鋳造装置100について説明する。図1に示すように、低圧鋳造装置100は、溶湯を保持する溶湯保持室1と、この溶湯保持室1に連通可能にして配設され不活性ガスによって溶湯を加圧する加圧室2と、前記溶湯保持室1と前記加圧室2とを補助室3を介して連通させる連通孔4を開閉する開閉弁5と、前記加圧室2の上端開口部を気密状に閉鎖する蓋部材6と、鋳型7の注湯口から垂設されこの蓋部材6を上下に貫通して前記加圧室2内に入り込むストーク8と、前記蓋部材6にこれを上下に貫通して垂設され、前記加圧室2内における溶湯の上面レベルを検知するレベルセンサー9と、前記蓋部材6に設けられた不活性ガス供給孔10に接続されて前記加圧室2の上部に不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段30と、で構成してある。
低圧鋳造装置100では、連通孔4の一部を弁座として用い、開閉弁5の弁体で連通孔を4を開閉する構造としているが、弁座と弁体とを有する開閉弁を連通孔4に配設して連通孔4を開閉してもよい。
そして、前記不活性ガス供給手段30においては、不活性ガスを貯蔵したタンク32が開閉弁34および導管36を介して前記不活性ガス供給孔10に接続してある。また、前記加圧室2の上部には、溶湯の上方の空間の圧力を大気圧とほぼ同じにするために不活性ガスを排出させる排ガス孔40が設けてあり、この排ガス孔40には電磁開閉弁42が取り付けてある。また、前記溶湯保持室1の上端開口部を閉鎖する蓋部材11には、溶湯保持室1内の溶湯の上限レベルおよび下限レベルをそれぞれ検知するレベルセンサー12・13が、また、前記蓋部材6には前記加圧室2内の溶湯の上限レベルおよび中限レベルをそれぞれ検知するレベルセンサー14・15がそれぞれ取り付けてある。なお、中限レベルを検知するレベルセンサー15は、前記ストーク8の下端から数mmないし数十mm高い溶湯の上面レベルを検知するようになっている。
このように構成した低圧鋳造装置100では、不活性ガス供給手段30により不活性ガス供給孔10から加圧室2における溶湯の上方に不活性ガスが供給されるとともに、排ガス孔40から不活性ガスが逃がされて加圧室2内の溶湯の上方の空間が過剰圧力になるのを防止されながら、まず、開閉弁5が作動されて連通孔4が開かれ、溶湯保持室1内の溶湯が加圧室2内に供給される。レベルセンサー14が加圧室2内の溶湯の上限レベルを検知した時、開閉弁5が作動されて連通孔4が閉じられる。次いで、より圧力の高い不活性ガスが不活性ガス供給孔10から供給されて加圧室2内の溶湯が加圧され、加圧室2の溶湯がストーク8を介して鋳型7の製品キャビティ内に充填される(図2−A参照)。鋳型7の製品キャビティ内の溶湯が凝固したのち、開閉弁5が作動されて連通孔4が開かれ、加圧室2内の溶湯が溶湯保持室1内に戻される(図2−B参照)。
なお、加圧室2内の不活性ガスの圧力は、他の周知の方法で制御することができる。例えば、排ガス孔40に接続する電磁開閉弁42にコントロール弁を用いて不活性ガスを逃がす圧力を変えて制御してもよいし、不活性ガス供給手段30の開閉弁34にコントロール弁を用いて供給される不活性ガスの圧力を変えて制御してもよい。
そして、レベルセンサー15が加圧室2内の溶湯の高さを検知した時に、不活性ガス供給孔10から供給される不活性ガスの圧力が低くなるように制御される。よって、さらに溶湯の上面が下がり溶湯の上方の空間とストーク8内とが連通したときに、不活性ガスは溶湯をストーク8内に巻き込むことなく、静かにストーク8内に流入する。レベルセンサー9が加圧室2内の溶湯の上方に形成される空間とストーク8内とが連通可能となる溶湯の上面(液面)レベルを検知した後に、開閉弁5が作動されて連通孔4が閉じられる(図2−C参照)。なお、「連通する」とは、溶湯に封止されることなく、気体(不活性ガス)の流路が形成される状態をいう。
次いで、排ガス孔40からの不活性ガスの排出により加圧室2における溶湯の上方の空間の圧力が大気圧とほぼ同じになったのち、溶湯が凝固してなる鋳物が鋳型7から取り出される。
低圧鋳造装置100では、レベルセンサー9にて溶湯の上方の空間とストーク8内とが連通したことを確認する。よって、ストーク8内に不活性ガスが流入したことを確めた後に、開閉弁5にて連通孔4を閉じ、加圧室2内の溶湯を溶湯保持室1に戻すことを止めることができる。すなわち、加圧室2内の溶湯の上方空間とストーク8とを連通させて加圧室2内の不活性ガスをストーク8内に確実に流入させることが可能になる。よって、ストーク8内の溶湯の表面が空気に晒されることがなく、ストーク8内の溶湯に酸化膜が生成されるのを適確に防止することができる。また、溶湯を過剰に溶湯保持室1に戻すことを防止でき、鋳造のサイクルタイムを短くし生産性や効率を高めることができる。さらに、溶湯保持室1あるいは加圧室2とストーク8とが相対的に変位することがないので、密封性が確保できる。
なお、本低圧鋳造装置100では、鋳型7の上鋳型を下鋳型から分離したのち、製品キャビティ内から溶湯が凝固して成る鋳物を取り出し、続いて、鋳型7の上鋳型を下鋳型に重ねて製品キャビティを画成することにより、この製品キャビティ内に、加圧室内2の不活性ガスをストーク8を介して流入させ充満させることもできる。
またなお、図3−Aおよび図3−Bに示すように、前記ストーク8の下端部を、斜めに開口あるいは断続的に開口した形状にしてもよい。このような形状とすると、溶湯保持室1から供給された加圧室2内の溶湯にストーク8の下端を浸漬させた状態で、その下端開口の一部が加圧室2の溶湯面よりも上側に開口する。よって、不活性ガスによる加圧によって溶湯をより円滑にストーク8内に流入させることができる。
またなお、上述の実施例では、加圧室2内の溶湯をストーク8を介して鋳型7の製品キャビティ内に充填するようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、図4に示す第2実施例としての低圧鋳造装置101のように、加圧室22内の溶湯を鋳型7の注湯口に誘導する誘導孔21を加圧室22に接続させた構造にしてもよい。この場合、上述のレベルセンサー9とおなじ機能を有するレベルセンサー29は、前記加圧室22内における溶湯の上方に形成される空間と誘導孔21内とが連通可能となる前記加圧室22内の溶湯の上面レベルを検知するようになっている。
さらになお、溶湯の上面を検知するものとして、上述の実施例では接触式のレベルセンサーを使用しているが、これに限定されるものではなく、例えば、超音波式などの非接触式のものでもよい。
なお、不活性ガス供給手段30として、タンク32、開閉弁34および導管36の構成を例示したが、不活性ガス供給手段30はこれに限られず、空気中の窒素を分離してコンプレッサで加圧する装置など、周知の構成でよい。
次に、図5を参照して、第3実施例としての低圧鋳造装置110について説明する。図5に示すように、低圧鋳造装置110は、図1に示す低圧鋳造装置100のレベルセンサー9に代わり、前記蓋部材6に支持され、前記加圧室2内の圧力の所定値を検知する圧力センサー19を備える。
そして、加圧室2内のレベルセンサーとしては、加圧室2内の溶湯の上限レベルを検知するレベルセンサー14が取り付けてある。また、低圧鋳造装置100において説明した、加圧室2内の不活性ガスの圧力を制御するコントロール弁としての電磁開閉弁42または開閉弁34等は圧力制御手段として作用する。この圧力制御手段は圧力センサー19からの圧力値に基づき、あるいは、他の圧力センサーからの圧力値に基づき、加圧室2内の圧力を制御する。典型的には、圧力値信号を受信し、圧力制御手段を作動する制御装置(不図示)を備える。
このように構成した低圧鋳造装置110では、不活性ガス供給手段30により不活性ガス供給孔10から加圧室2における溶湯の上方に不活性ガスが供給されるとともに、排ガス孔40から不活性ガスが逃がされて加圧室2内の溶湯の上方の空間が過剰圧力になるのを防止されながら、まず、開閉弁5が作動されて連通孔4が開かれ、溶湯保持室1内の溶湯が加圧室2内に供給される。レベルセンサー14が加圧室2内の溶湯の上限レベルを検知した時、開閉弁5が作動されて連通孔4が閉じられる。次いで、より圧力の高い不活性ガスが不活性ガス供給孔10から供給されて加圧室2内の溶湯が加圧され、加圧室2の溶湯がストーク8を介して鋳型7の製品キャビティ内に充填される(図6−A参照)。鋳型7の製品キャビティ内の溶湯が凝固したのち開閉弁5が作動されて連通孔4が開かれ、かつ不活性ガス供給手段30からの不活性ガスの圧力が制御されて加圧室2内の溶湯が溶湯保持室1内に戻される(図6−B参照)。加圧室2内の溶湯レベルが下降し、溶湯の上方に形成される空間とストーク8とが連通したのを圧力センサー19が検知し、更に所定量溶湯レベルを降下させたのち、開閉弁5が作動されて連通孔4が閉じられる(図6−C参照)。すなわち、圧力センサー19は、加圧室2内の溶湯を溶湯保持室1に戻して加圧室2内の溶湯レベルを下降させる時に、加圧室2内における溶湯の上方に形成される空間とストーク8内とが連通するときの圧力を圧力の所定値として検知する。なお、圧力センサー19は、他の圧力を検知してもよく、例えば、溶湯の上方に形成される空間とストーク8内とが連通する少し前の圧力を検知し、検知後に不活性ガス供給孔10から供給される不活性ガスの圧力が低くなるように制御してもよい。すると、さらに溶湯の上面が下がり溶湯の上方の空間とストーク8内とが連通したときに、不活性ガスは溶湯をストーク8内に巻き込むことなく、静かにストーク8内に流入する。
溶湯レベルが溶湯の上方に形成される空間とストーク8とが連通したレベルから低下する過程で、加圧室2内の不活性ガスはストーク8内に流入する。次いで、排ガス孔からの不活性ガスの排出により加圧室2における溶湯の上方の空間の圧力が大気圧とほぼ同じになったのち、溶湯が凝固してなる鋳物が鋳型7から取り出される。
なお、低圧鋳造装置110でも、鋳型7の上鋳型を下鋳型から分離したのち、製品キャビティ内から溶湯が凝固して成る鋳物を取り出し、続いて、鋳型7の上鋳型を下鋳型に重ねて製品キャビティを画成することにより、この製品キャビティ内に、加圧室内2の不活性ガスをストーク8を介して流入させ充満させることもできる。
またなお、上述の実施例では、加圧室2内の溶湯をストーク8を介して鋳型7の製品キャビティ内に充填するようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、図7の第4実施例としての低圧鋳造装置111に示すように、加圧室22内の溶湯を鋳型7の注湯口に誘導する誘導孔21を加圧室22に接続させた構造にしてもよい。この場合、上述の圧力センサー19とおなじ機能を有する圧力センサー39は、前記加圧室22内における溶湯の上方に形成される空間と誘導孔21内とが連通可能となる前記加圧室22内の圧力の所定値を検知するようになっている。
またなお、圧力センサー19、39は、加圧室2内を加圧して鋳型7の製品キャビティ内に溶湯を充填する時に加圧室2内の圧力を制御するために設けられる圧力センサーと兼用してもよい。
なお、これまでの実施例では、検知手段として、レベルセンサー9、29および圧力センサー19、39を用いたが、検知手段は、加圧室における溶湯の上方に形成される空間とストーク内または誘導孔内とが連通していることを検知する周知の手段でよく、例えば、加圧室2、22内の重量によって検知しても、離間した2点間の電気抵抗によりその間が連通しているか否かを検知してもよい。
本発明を適用した第1実施例の低圧鋳造装置の縦断面図である。 図1に示す低圧鋳造装置の作動説明図である。 ストークの下端の他の実施例を示す縦断面図である。 本発明を適用した第2実施例の低圧鋳造装置の縦断面図である。 本発明を適用した第3実施例の低圧鋳造装置の縦断面図である。 図5に示す低圧鋳造装置の作動説明図である。 本発明を適用した第4実施例の低圧鋳造装置の縦断面図である。

Claims (7)

  1. 溶湯を不活性ガスにより加圧して鋳型の注湯口から垂設されたストークまたは鋳型の注湯口に一端が接続する誘導孔を介して溶湯を鋳型に充填するようにした鋳造装置であって:
    溶湯を保持する溶湯保持室と;
    この溶湯保持室に連通孔を介し連通可能にして配設され、前記ストークの下端が入り込みまたは前記誘導孔の他端が接続し、かつ不活性ガスによって溶湯の上面を加圧する加圧室と;
    前記連通孔を開閉する開閉弁と;
    前記加圧室における溶湯の上方に形成される空間と前記ストーク内または前記誘導孔内とが連通していることを検知する検知手段と;
    前記加圧室の上部に不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段とを備え
    前記検知手段は、前記加圧室内における溶湯の上方に形成される空間と前記ストーク内または前記誘導孔内とが連通可能となる前記加圧室内の圧力の所定値を検知する圧力センサーである;
    低圧鋳造装置。
  2. 請求項1に記載の低圧鋳造装置において、
    前記注湯口には、前記ストークが垂設され;
    前記溶湯保持室から供給された前記加圧室内の溶湯に前記ストークの下端を浸漬させた状態で、その下端開口の一部が前記加圧室の溶湯面よりも上側に開口するように、前記ストークの下端部を形成したことを特徴とする低圧鋳造装置。
  3. 溶湯を不活性ガスにより加圧して鋳型の注湯口から垂設されたストークまたは鋳型の注湯口に一端が接続する誘導孔を介して溶湯を鋳型に充填するようにした鋳造装置であって、
    溶湯を保持する溶湯保持室と、この溶湯保持室に連通孔を介し連通可能にして配設され、前記ストークの下端が入り込みまたは前記誘導孔の他端が接続し、かつ不活性ガスによって溶湯の上面を加圧する加圧室と、前記連通孔を開閉する開閉弁と、前記加圧室における溶湯の上方に形成される空間と前記ストーク内または前記誘導孔内とが連通していることを検知する検知手段と、前記加圧室の上部に不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段とを備え、前記検知手段は、前記加圧室内における溶湯の上方に形成される空間と前記ストーク内または前記誘導孔内とが連通可能となる前記加圧室内における溶湯の上面レベルを検知するレベルセンサーである低圧鋳造装置における前記ストーク内または誘導孔内に不活性ガスを充満させる方法であって、
    前記加圧室内の溶湯の上面を不活性ガスにより加圧して溶湯をストークまたは誘導孔を介して前記鋳型に充填し、充填された溶湯が凝固したのち前記連通孔を開いて、前記レベルセンサーが加圧室内の溶湯の前記上面レベルを検知するまで前記加圧室内の溶湯を前記溶湯保持室に戻して、加圧室内における溶湯の上方に形成される空間と、前記ストーク内または前記誘導孔内とを連通させて、前記加圧室の不活性ガスを前記ストーク内または誘導孔内に流入させることを特徴とする低圧鋳造装置における不活性ガスの充満方法。
  4. 溶湯を不活性ガスにより加圧して鋳型の注湯口から垂設されたストークまたは鋳型の注湯口に一端が接続する誘導孔を介して溶湯を鋳型に充填するようにした鋳造装置であって、
    溶湯を保持する溶湯保持室と、この溶湯保持室に連通孔を介し連通可能にして配設され、前記ストークの下端が入り込みまたは前記誘導孔の他端が接続し、かつ不活性ガスによって溶湯の上面を加圧する加圧室と、前記連通孔を開閉する開閉弁と、前記加圧室における溶湯の上方に形成される空間と前記ストーク内または前記誘導孔内とが連通していることを検知する検知手段と、前記加圧室の上部に不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段とを備え、前記検知手段は、前記加圧室内における溶湯の上方に形成される空間と前記ストーク内または前記誘導孔内とが連通可能となる前記加圧室内における溶湯の上面レベルを検知するレベルセンサーである低圧鋳造装置における前記鋳型の製品キャビティ内に不活性ガスを充満させる方法であって、
    前記加圧室内の溶湯の上面を不活性ガスにより加圧して溶湯をストークまたは誘導孔を介して前記鋳型に充填し、充填された溶湯が凝固したのち前記連通孔を開いて、前記レベルセンサーが加圧室内の溶湯の前記上面レベルを検知するまで前記加圧室内の溶湯を前記溶湯保持室に戻して、加圧室内における溶湯の上方に形成される空間と、前記ストーク内または前記誘導孔内とを連通させ、かつ、前記鋳型の製品キャビティを画成したのち、前記加圧室に不活性ガスを供給して製品キャビティ内に不活性ガスを充満させることを特徴とする低圧鋳造装置における不活性ガスの充満方法。
  5. 請求項1に記載の低圧鋳造装置における前記ストーク内または誘導孔内に不活性ガスを充満させる方法であって、
    前記加圧室内の溶湯の上面を不活性ガスにより加圧して溶湯をストークまたは誘導孔を介して前記鋳型に充填し、充填された溶湯が凝固したのち前記連通孔を開くとともに前記不活性ガスの圧力を制御して、加圧室内の圧力が前記所定値になったのを前記圧力センサーが検知するまで前記加圧室内の溶湯を前記溶湯保持室に戻して前記加圧室内の溶湯レベルを下降させ、加圧室内における溶湯の上方に形成される空間と、前記ストーク内または前記誘導孔内とを連通させて、前記加圧室の不活性ガスを前記ストーク内または誘導孔内に流入させることを特徴とする低圧鋳造装置における不活性ガスの充満方法。
  6. 請求項1に記載の低圧鋳造装置における前記鋳型の製品キャビティ内に不活性ガスを充満させる方法であって、
    前記加圧室内の溶湯の上面を不活性ガスにより加圧して溶湯をストークまたは誘導孔を介して前記鋳型に充填し、充填された溶湯が凝固したのち前記連通孔を開くとともに前記不活性ガスの圧力を制御して、加圧室内の圧力が前記所定値になったのを前記圧力センサーが検知するまで前記加圧室内の溶湯を前記溶湯保持室に戻して前記加圧室内の溶湯レベルを下降させ、加圧室内における溶湯の上方に形成される空間と、前記ストーク内または前記誘導孔内とを連通させ、かつ、前記鋳型の製品キャビティを画成したのち、前記加圧室に不活性ガスを供給して製品キャビティ内に不活性ガスを充満させることを特徴とする低圧鋳造装置における不活性ガスの充満方法。
  7. 請求項1に記載の低圧鋳造装置を用いる鋳造品製造方法であって:
    前記不活性ガス供給手段から前記加圧室に不活性ガスを供給する工程と;
    前記開閉弁にて連通孔を開き、溶湯保持室に保持される溶湯を前記加圧室に供給する工程と;
    その後に前記開閉弁にて連通孔を閉じ、前記不活性ガス供給手段から前記加圧室に不活性ガスを供給して溶湯を加圧し、前記加圧室から前記鋳型に溶湯を充填する工程と;
    前記鋳型に充填された溶湯を冷却する工程と;
    前記鋳型に充填された溶湯が冷却されて凝固した後に、前記開閉弁を開き、前記加圧室から前記溶湯保持室に溶湯を戻す工程と;
    前記加圧室から前記溶湯保持室に溶湯を戻し、前記加圧室内の溶湯の上方に形成される空間と前記ストーク内または前記誘導孔内とが連通可能になった後に、前記開閉弁にて連通孔を閉じる工程とを備える;
    鋳造品製造方法。
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