JP2022126033A - ガス圧力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶湯の表面に加わる圧力を高い精度で制御できるガス圧力制御装置を提供すること。【解決手段】本発明のガス圧力制御装置1は、窒素ガスを生成するガス生成部10と、ガス生成部10で生成される窒素ガスの圧力を調整して低圧鋳造装置50に向けて供給する圧力制御部20と、を備える。圧力制御部20は、タンク17から供給される窒素ガスの流量を制御して低圧鋳造装置50に向けて流すサーボバルブ23と、低圧鋳造装置に供給される窒素ガスの測定圧力Pmに基づいて、サーボバルブ23の開度を調整する圧力コントローラ29と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、溶湯を保持する保持炉の内部空間と鋳造金型のキャビティとの間に差圧を発生させて保持炉内の溶湯をキャビティに供給するのに好適なガス圧力制御装置に関する。
保持炉と鋳造金型のキャビティとの間の差圧を利用して鋳造を行う装置、例えば低圧鋳造装置においては、溶湯を保持炉に供給し、所定のショット数だけ鋳造を繰り返した後に、新たに保持炉に溶湯を供給して次の鋳造に備える。
低圧鋳造装置においては溶湯の供給がバッチ式であることから、鋳造のショット数が増えると、保持炉における溶湯の湯面が落ち込む。したがって、1ショット目においては溶湯をキャビティに充填できる圧力を有していても、ショット数が増えると圧力が低下する。したがって、例えば特許文献1に開示されるように、湯面が落ち込む量に対応して、溶湯に作用させる圧力を増やした補正圧力で後続の鋳造を行う必要がある。補正される圧力の精度は、鋳造品の品質に影響を与える。
溶湯の表面を加圧するガス圧力を制御するのに、特許文献2はサーボ弁を用いることを開示する。特許文献2は、このガス加圧制御サーボ弁により、鋳造金型のキャビティへの溶湯充填の各段階に合わせたガス圧力の昇圧を可能となることを述べている。
特開2020-163399号公報 特開2018-51566号公報
そこで本発明は、溶湯の表面に加わる圧力を高い精度で制御できるガス圧力制御装置を提供することを目的とする。
本発明のガス圧力制御装置は、窒素ガスを生成するガス生成部と、ガス生成部で生成される窒素ガスの圧力を調整して低圧鋳造装置に向けて供給する圧力制御部と、を備える。
ガス生成部は、取り込んだ空気から窒素ガスを分離して抽出する分離機と、分離機で抽出される窒素ガスを貯蔵するタンクと、を備える。
圧力制御部は、タンクから供給される窒素ガスの流量を制御して低圧鋳造装置に向けて流すサーボバルブと、低圧鋳造装置に供給される窒素ガスの測定圧力に基づいて、サーボバルブの開度を調整する圧力コントローラと、を備える。
圧力コントローラは、好ましくは、測定圧力と低圧鋳造装置における窒素ガスの目標圧力を比較し、測定圧力と目標圧力の差分に対応して、サーボバルブの開度を調整する。
圧力コントローラは、好ましくは、低圧鋳造装置に対して窒素ガスの供給を開始してから完了するまでの経過時間と、経過時間に対応する目標圧力と、が対応付けられた鋳造圧力パターンデータを保持し、測定圧力と鋳造圧力パターンデータを比較する。
圧力コントローラは、好ましくは、低圧鋳造装置に用いられる複数種類の金型のそれぞれに対応する鋳造圧力パターンデータを保持し、複数種類の金型が特定されると、当該金型に対応する鋳造圧力パターンデータを抽出し、測定圧力と比較する。
圧力制御部は、好ましくは、サーボバルブに供給される窒素ガスの圧力を下げてサーボバルブに向けて流す減圧器を備える。
ガス生成部と圧力制御部は、好ましくは、共通する筐体に収容される。
また、圧力制御部は、好ましくは、タンクから供給される窒素ガスの流量を制御して低圧鋳造装置以外の利用対象に向けて流す流路をさらに備える。
本発明によれば、溶湯の表面に加わる圧力を高い精度で制御できるガス圧力制御装置を提供できる。
実施形態に係るガス圧力制御装置の構成を示すブロック図である。 図3の低圧鋳造装置におけるガス圧力の制御例を示し、(a)は鋳造の開始から終了までの経過時間と供給されるガスの圧力を示す表であり、(b)は経過時間とガス圧力の関係を示すグラフである。 図1のガス圧力制御装置で圧力が制御されたガスが供給される低圧鋳造装置の一例を示す概略断面図である。 図3の要部拡大図である。 図2の鋳造装置における溶湯の上昇の過程を示す図である。 図5に続いて、図2の鋳造装置における溶湯の上昇の過程を示す図である。 第1実施形態に係るガス圧力制御装置の構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
実施形態に係るガス圧力制御装置1は、供給源から供給される空気(以下、エアと称することがある)から分離される窒素ガスの圧力を制御し、供給先の一例として低圧鋳造装置50に供給する。本実施形態に係るガス圧力制御装置1は、サーボバルブ23をフィードバック制御することにより、窒素ガスの圧力を高精度で制御できる。
以下、ガス圧力制御装置1の構成、低圧鋳造装置50の構成を説明した後に、ガス圧力が制御された窒素ガスによる低圧鋳造装置50の鋳造の動作について説明する。
[ガス圧力制御装置1:図1]
ガス圧力制御装置1は、図1に示すように、エアから窒素ガスを分離して生成するガス生成部10と、ガス生成部10で生成された窒素ガスの圧力を制御する圧力制御部20と、を備える。
ガス生成部10は、供給源からのエアを受け入れる接続口11と、接続口11から供給されるエアから不純物を除去する不純物除去機13と、不純物除去機13で不純物が除去されたエアから窒素ガスを分離する分離機15と、分離機15で分離された窒素ガスを貯蔵するタンク17と、を備える。なお、接続口11と不純物除去機13の間、不純物除去機13と分離機15の間などは、配管で接続されているが、図1などにおいて配管類は矢印で示されている。
エアの供給源は、ガス圧力制御装置1および低圧鋳造装置50が設けられる工場内に設置される圧縮機を伴うエア供給源が好適に用いられる。このエア供給源は、例えば0.2~0.9MPaの範囲に圧縮されたエアを供給する。
不純物除去機13は、エアから水分、油分および塵の類を除去する。不純物除去機13として、例えばレマン・ドライフィルタが適用される。このレマン・ドライフィルタは、例えば圧縮された上から水分、油分を分離する第1のエレメントと、第1のエレメントで水分、油分が分離されたエアからさらに水分、油分に加えて固形粒子を除去するフィルタを備える第2のエレメントと、を備える。
分離機15としては、一例として分離膜方式、PSA(Pressure Swing Adsorption:圧力変動吸着)方式および深冷式の分離機を採用できる。
分離膜方式は、例えばポリイミド性の中空糸の束からなる分離膜を備える。この分離膜に圧縮されたエアを供給すると、中空糸の内部を通過する過程で、窒素ガスとその他のガスに分離される。
また、PSA方式のガス分離機には、空気から酸素を取り出す酸素PSAと窒素を取り出す窒素PSAとがあり、本実施形態においては窒素PSAが採用される。窒素PSAは、活性炭の一種からなる吸着剤(Molecular Sieving Carbon)の酸素と窒素の吸着速度の違いを利用する。つまり、吸着剤が充填された吸着槽に加圧された空気を送り込み、酸素を優先的に吸着剤に吸着させることにより、エアより高純度の窒素を分離して吸着槽から取り出す。
深冷式の分離機15は、空気を冷却し、窒素(沸点=-195.8℃)、酸素(沸点=-183℃)、アルゴン(沸点=-185.7℃)を液化し、その沸点の違いから高純度のガスを抽出する。
分離機15で酸素などから分離された窒素はタンク17に貯蔵され、サーボバルブ23の開閉動作に従って、低圧鋳造装置50に供給される。タンク17の内部に貯蔵される窒素ガスに含まれる酸素量を計測する酸素濃度計19がタンク17に設けられており、酸素濃度計19の計測結果は分離機15に送られる。
ここで、酸素濃度計19は以下の第1の目的および第2の目的のために設けられる。
第1の目的:分離機15を交換の目安
分離した窒素ガスに含まれる酸素の濃度が所定数値以上に増えたとすれば、分離機15の寿命が推測されるので、その場合には分離機15を交換する。
第2の目的:分離機15へのエアの供給量の調整
分離膜方式とPSA方式による分離機15は、エアの供給量によって酸素濃度に変化が生じる。つまり、エアの供給量が多いと酸素濃度が高いが、これは分離吸着しきれない酸素分子が無理矢理に分離機15を通過したことによる。一方、供給量が少ないと、酸素濃度は下がるが、この場合は窒素ガスの通過量も少なくなる。したがって、酸素濃度を計測することにより、酸素濃度が抑えられ、かつ必要な量の窒素ガスをタンク17に供給することができる。
[圧力制御部20:図1]
次に、圧力制御部20は、図1に示すように、タンク17から供給される窒素ガスを所望する圧力に下げる減圧器21と、減圧器21で減圧される窒素ガスの流量を調整して下流に向けて流すサーボバルブ23と、を備える。圧力制御部20は、サーボバルブ23から流れる窒素ガスの圧力を検出する圧力計25と、圧力計25を通過する窒素ガスを低圧鋳造装置50に向けて排出する排出口27と、を備える。また、圧力制御部20は、サーボバルブ23の開度を調整してサーボバルブ23から下流に向けて流れる窒素ガスの圧力を制御する圧力コントローラ29と、圧力コントローラ29で制御する窒素ガスの圧力を設定する設定器31と、を備える。
減圧器21は、タンク17に貯蔵されている窒素ガスを一例として0.1~0.3MPaに調整してサーボバルブ23に向けて流す。この圧力は、低圧鋳造装置50に必要とされる窒素ガスの圧力を調整するのに適する値である。減圧器21はこの圧力の調整ができる限りその具体的な手段は問われない。
サーボバルブ23は、後述する低圧鋳造装置50の溶湯を蓄える加圧室70の内部の窒素ガスの圧力の変化に応じて窒素ガスの圧力を調整して下流に向けて流す。
サーボバルブ23は、窒素ガスの流量を調整することによりこの圧力の調整を高い精度でかつ多段階で制御できる。つまり、加圧室70の内部における窒素ガスの圧力は、溶湯の上昇、溶湯の湯面の高さの変化、加圧室70、ストーク80の内部の温度などにより微妙に変化する。一方で、品質の高い鋳造品を低圧鋳造装置50で得るためには、この圧力の変化を補正して、必要とされる理想的な圧力の変化に一致するかまたは近似する溶湯の流速を実現することが望まれる。そこで、ガス圧力制御装置1は、サーボバルブ23を用いることで、低圧鋳造装置50に供給される窒素ガスの圧力を調整することで、溶湯の流速を制御する。この溶湯の制御は、鋳造品の形状、寸法に応じて金型の内部において実行される。
圧力計25は、サーボバルブ23の下流に設けられ、サーボバルブ23から流れる窒素ガスの圧力を測定する。測定される圧力Pmは、圧力コントローラ29に提供される。
圧力コントローラ29は、圧力計25で測定される窒素ガスの測定圧力Pmに基づいて、サーボバルブ23の開度を調整する。この調整は、測定圧力Pmと、圧力コントローラ29が有する低圧鋳造装置50で鋳造される鋳造品について設定される鋳造圧力パターンとを比較することによるフィードバック制御により行われる。そのために、圧力コントローラ29は鋳造圧力パターンデータを保持する。鋳造圧力パターンデータ(以下、単に鋳造圧力パターンと称する)は、当該鋳造品について、鋳造の開始から終了までの経過時間Tcと設定される窒素ガスの目標圧力Ptとが対応付けられたデータである。
鋳造圧力パターンは、異なる寸法、形状の鋳造品の種類に応じて設定される。鋳造品と金型とは一義的に対応する。したがって、圧力コントローラ29は鋳造圧力パターンと複数種類の金型とを関連付けて記憶する。
なお、圧力コントローラ29は、より上位の制御装置40によりその動作が制御されることもある。上位の制御装置40は、低圧鋳造装置50の動作をも制御することもある。また、サーボバルブ23の開度の調整を外部の圧力計、例えば低圧鋳造装置50に設置された圧力計に基づいて行うこともできる。排出口27と低圧鋳造装置50を繋ぐ配管が長い場合には、応答遅れを回避するために必要な措置である。
図2に基いて鋳造圧力パターンの一例を説明する。
この例は、鋳造の開始から終了までが、図2(a),(b)に示すように、鋳造の開始時点の第0段階から鋳造の完了時点の第10段階までの11段階に区分される。そして、この11段階のそれぞれについて、鋳造の開始からの経過時間と窒素ガスの圧力が対応付けられている。例えば、第1段階において、鋳造の開始からの経過時間が1sec.の時点で窒素ガスの目標圧力Ptが9kPaであることが対応付けられており、また、第5段階において、鋳造の開始からの経過時間が5sec.の時点で窒素ガスの目標圧力Ptが18kPaであることが対応付けられている。また、第7段階において、鋳造の開始からの経過時間が5sec.の時点で窒素ガスの目標圧力Ptが80kPaであることが対応付けられており、第9段階において、鋳造の開始からの経過時間が9sec.の時点で窒素ガスの目標圧力Ptが0kPaであることが対応付けられている。
なお、図2(a)の鋳造圧力パターンには、後述する低圧鋳造装置50のストーク80および金型90のキャビティ95における領域A~領域Fが含まれており、溶湯Mが領域A~領域Fを通過する経過を理解することができる。領域A~領域Fについては、図4に示されている。
ここで、鋳造圧力パターンは、溶湯Mが通る流路の通過断面積の変化に応じて調整される。通過断面積は、以下説明するように、領域A~領域Fで変動する。ここでいう溶湯Mが通る流路には、ストーク80、湯道98、湯口97およびキャビティ95が含まれる。
第1段階(領域A)は、ストーク80の内部が溶湯Mの通る流路であり、その通過断面積はAで一定である。また、この間の経過時間Tcと窒素ガスの目標圧力Ptとの関係は、図2(a),(b)において、以下の式(1)で特定される。
Pt=A×Tc…式(1)
0≦Pt≦9(kPa) , 0<Tc≦1(sec.)
第2段階(領域B)は、固定金型91の内部の最も下端にある溶湯Mの湯道98(図4参照)であって、領域Aの上限位置と連なる。その通過断面積はAであるが、その下限位置から上限位置に向けて減少する。また、この間の経過時間Tcと目標圧力Ptとの関係は、図2(a),(b)において、以下の式(2)で特定される。
Pt=B×Tc…式(2)
9<Pt≦11(kPa) , 1<Tc≦2(sec.)
図2(b)に示すように、第1段階から第2段階への圧力は経過時間に対して比例し直線状に上昇するが、これはあくまで一例である。例えば、当該区間の圧力が曲線状に上昇してもよいし、当該区間の圧力が階段状に段階的に上昇してもよい。
第3段階(領域C)は、固定金型91の内部にある溶湯Mの湯口97(図4参照)であって、領域Bの上限位置と連なる。その通過断面積はAで一定である。また、この間の経過時間Tcと目標圧力Ptとの関係は、図2(a),(b)において、以下の式(3)で特定される。
Pt=C×Tc…式(3)
11<Pt≦12(kPa) , 2<Tc≦3(sec.)
第4段階(領域D)は、固定金型91の内部にあるキャビティ95のうちの下部キャビティ95Lであって、領域Cの上限位置と連なる。その通過断面積はAであるが、その下限位置から上限位置に向けて増加する。また、この間の経過時間Tcと目標圧力Ptとの関係は、図2(a),(b)において、以下の式(4)で特定される。
Pt=D×Tc…式(4)
12<Pt≦16(kPa) , 3<Tc≦4(sec.)
第5段階(領域E)は、固定金型91の内部にあるキャビティ95のうちの中央キャビティ95Mであって、領域Dの上限位置と連なる。その通過断面積はAであるが、その下限位置から上限位置に向けて増加する。また、この間の経過時間Tcと目標圧力Ptとの関係は、図2(a),(b)において、以下の式(5)で特定される。
Pt=E×Tc…式(5)
16<Pt≦18(kPa) , 4<Tc≦5(sec.)
第6段階(領域F)は、固定金型91の内部と可動金型93の両方に渡るキャビティ95のうちの上部キャビティ95Uであって、領域Eの上限位置と連なる。その通過断面積はAであるが、その下限位置から上限位置に向けて増加する。また、この間の経過時間Tcと目標圧力Ptとの関係は、図2(a),(b)において、以下の式(6)で特定される。なお、本実施形態において、第6段階で固定金型91と可動金型93の間に形成されるキャビティ95に溶湯Mは充填される。
Pt=F×Tc…式(6)
18<Pt≦21(kPa) , 5<Tc≦6(sec.)
第7段階および第8段階は、溶湯Mの充填後も窒素ガスによる高い圧力、一例として80MPaによる加圧を継続することで、溶湯Mの凝固収縮に対する押し湯効果を生じさせる第1の保圧工程である。これと同時に、図4に破線で示すように、センターピン96を下降させて、湯口97を閉鎖する。この間の経過時間Tcと目標圧力Ptとの関係は、図2(a),(b)において、以下の式(7)および式(8)で特定される。
第7段階
Pt=G×Tc…式(7)
21<Pt≦80(kPa) , 6<Tc≦6.1(sec.)
第8段階
Pt=G…式(8)
Pt=80(kPa) , 6.1<Tc≦9(sec.)
第9段階および第10段階においては、センターピン96の下降が完了した後に、目標圧力Ptをゼロと下げる。これにより、ストーク80内の溶湯Mの湯面を下げるとともに、金型90に組み込まれた図示を省略する加圧機構を用いて、キャビティ95内の溶湯Mを加圧する第2の保圧工程が行われる。第2の保圧工程は、ガスの圧力だけによる第1の保圧工程で不足するのを補完する。この間の経過時間Tcと目標圧力Ptとの関係は、図2(a),(b)において、以下の式(9)および式(10)で特定される。
第9段階
Pt=0(kPa)…式(9)
Tc=9(sec.)
第10段階
Pt=0(kPa)…式(10)
9<Tc≦10(sec.)
本実施形態における溶湯Mの通過断面積が変化するところ、つまり、領域Aから領域Bに移行し、領域Bから領域Cに移行し、領域Cから領域Dに移行し、領域Dから領域Eに移行し、領域Eから領域Fに移行する際に、窒素ガスの目標圧力Ptを変更する。
このように、溶湯Mの流路の通過断面積が変化するところで窒素ガスの目標圧力Ptを変更するのは、以下の第1の目的~第4の目的による。
第1の目的:通過断面積に応じて溶湯の流速を適切に制御し、例えば、空気巻込み等の溶湯の乱れに起因する鋳造不良を防止する。
第2の目的:金型90のキャビティ95内に残った空気が抵抗となって溶湯Mの流動性が悪くなるのに対応する。例えば、溶湯Mの流動進行に伴い、残った空気は徐々に圧縮され溶湯流動を阻害する。特に、金型90の分割面を溶湯Mが通過後は、空気が抜ける箇所が減るために必要性が増す。また、例えば、金型90について真空吸引を追加することにより空気抵抗を下げることが可能になる。
第3の目的:溶湯Mの温度低下に伴う溶湯Mの粘性を上げ、流動抵抗の増大に対抗するため。
第4の目的:溶湯Mの充填進行による上昇に伴い溶湯Mの重みが負荷されるのに対抗するため。これは、竪型鋳造の場合に該当する。
次に、圧力コントローラ29によるサーボバルブ23のフィードバック制御について説明する。
このフィードバック制御は、圧力計25で得られる窒素ガスの測定圧力Pmを鋳造圧力パターンと比較し、測定圧力Pmが鋳造圧力パターンの目標圧力Ptに一致するように、サーボバルブ23の開度を調整する。
例えば、第1段階の間、つまり経過時間Tcが0<Tc≦1においては、測定圧力Pmと式(1)による目標圧力Ptとが比較される。この比較は圧力コントローラ29により行われる。そして、測定圧力Pmが目標圧力Ptよりも大きければ、圧力コントローラ29はその差分に応じた量だけサーボバルブ23を閉じる。また、測定圧力Pmが目標圧力Ptよりも小さければ、圧力コントローラ29はその差分に応じた量だけサーボバルブ23を開く。さらに、測定圧力Pmが目標圧力Ptと一致していれば、圧力コントローラ29はサーボバルブ23の開度を維持する。
測定圧力Pmと目標圧力Ptの比較は、目標圧力Ptにしきい値を設定して行うこともできる。例えば、第1段階の目標圧力Pt=9kPaに対してしきい値を±0.2kPaを加えて、測定圧力Pmと比較される目標圧力Ptを、8.8kPa~9.2kPaの範囲とすることができる。この場合、測定圧力Pmが8.8kPa~9.2kPaの範囲であれば、圧力コントローラ29は測定圧力Pmが目標圧力Ptと一致するとみなす。また、測定圧力Pmが8.8kPa未満であれば、圧力コントローラ29は測定圧力Pmが目標圧力Ptより小さいために、サーボバルブ23を開く。さらに、測定圧力Pmが9.2kPaを超えれば、圧力コントローラ29は測定圧力Pmが目標圧力Ptより大きいために、サーボバルブ23を閉じる。
第2段階以降についても、同様にして測定圧力Pmと目標圧力Ptの比較を行って、サーボバルブ23の開度を調整することができる。
[低圧鋳造装置50:図3,図4]
次に、低圧鋳造装置50の一例について、図3および図4を参照して説明する。
低圧鋳造装置50は、図3に示すように、溶湯Mを保持する保持炉60と、この保持炉60と第1連通路81を介して連通されて保持炉60から供給された溶湯Mを保持する加圧室70と、この加圧室70と第2連通路83を介して連通されたストーク80とを有する。
ストーク80は、その上端が固定金型91および可動金型93からなる金型90のキャビティ95に連通する固定金型91の開口に接続されており、溶湯Mをキャビティ95に供給する。なお、保持炉60、第1連通路81および第2連通路83には、各々溶湯Mを500℃~700℃程度の溶融状態を維持するのに必要な温度まで加熱する図示を省略するヒータが設けられる。
保持炉60には、図3に示すように、溶湯Mの加圧室70への供給を制御するストッパ61が設けられている。ストッパ61は、鋳造工程の始めの状態において、加圧室70の内部に常に一定量の溶湯Mが収容されるように、保持炉60の第1連通路81への入口を開閉する。
加圧室70の上端開口部は、図3に示すように、蓋体75によって閉塞され、加圧室70内の溶湯Mの上面空間は密閉空間となる。この密閉空間にガス導入口71を介してガス圧力制御装置1が接続されている。ガス圧力制御装置1は、ガス導入口71を介して、窒素ガスを加圧室70の内部内に供給する。また、蓋体75には溶湯Mの液面に向けて湯面検知棒73が設置されている。湯面検知棒73は、保持炉60から加圧室70に溶湯Mが送られる際、加圧室70内の溶湯Mの湯面レベルが所定レベルに達したか否かを検知する。
[低圧鋳造装置50の鋳造動作:図2,図5,図6]
次に、図2、図5および図6を参照して低圧鋳造装置50の鋳造動作を説明する。
図5(a)は鋳造の開始時点を示しており、これは図2(a),(b)の第0段階の状態を示している。
鋳造が開始されてから経過時間が1sec.に達する時点で目標圧力Ptが9kPaになるように、サーボバルブ23の開度が調整される。次に、経過時間が2sec.に達する時点で目標圧力Ptが11kPaになるように、サーボバルブ23の開度が制御される。次に、経過時間が3sec.に達する時点で目標圧力Ptが12kPaになるように、サーボバルブ23の開度が制御される。この時点では図5(b)および図4に示すように、溶湯Mの表面は領域Dの下限に達する。
次に、経過時間が4sec.に達する時点で目標圧力Ptが16kPaになるように、さらに経過時間が5sec.に達する時点で目標圧力Ptが18kPaになるように、サーボバルブ23の開度が制御される。この時点では図6(a)および図4に示すように、溶湯Mの表面は領域Fの下限に達する。さらに、経過時間が6sec.に達する時点で目標圧力Ptが21kPaになるように、サーボバルブ23の開度が制御され、この時点では図6(b)および図4に示すように、溶湯Mの表面は領域Fの上限、つまりキャビティ95が溶湯Mで埋まりその上限に達する。
溶湯Mの表面が領域Fの上限に達してから経過時間6.1sec.になるまでに、目標圧力Ptが80kPaになるようにサーボバルブ23の開度が調整され、80kPaの状態は経過時間が9sec.になるまで継続される。この工程は、前述した押し湯の効果を溶湯Mに与えるために行われる。
経過時間が9sec.になり、押し湯の工程を終えると、目標圧力Ptがゼロになるようにサーボバルブ23が閉められ、窒素ガスの供給を止める。
[効 果]
次に、本実施形態に係るガス圧力制御装置1の効果を説明する。
ガス圧力制御装置1において、低圧鋳造装置50における溶湯Mの充填、鋳造の際の窒素ガスの圧力の制御が、サーボバルブ23によるフィードバック制御で行うことができる。したがって、ガス圧力制御装置1によれば、多段階に及ぶ窒素ガスの圧力の制御を高精度で行うことができる。この高精度の制御を通じて、低圧鋳造装置50で得られる鋳造品の安定した品質が得られる。
また、ガス圧力制御装置1によれば、金型90に供給される溶湯Mの流路の通過断面積の変化に応じて目標圧力Ptを変化させる。これにより、鋳造品に適合した窒素ガスの圧力の制御を高精度で行うことができる。
また、ガス圧力制御装置1は、窒素ガスを生成するガス生成部10と、生成された窒素ガスの圧力を制御する圧力制御部20とを備えることにより、低圧鋳造装置50に接続して使用できる。そして、ガス圧力制御装置1は、工場内で供給されるエアを窒素ガスの生成源として用いれば、例えば窒素ガスボンベのような他の構成を加えることなく窒素ガスの圧力制御ができる。つまり、ガス圧力制御装置1は完結型の装置構成をしており、また、ガス生成部10と圧力制御部20を単一の共通する筐体に組み込んで収容すれば、使用する位置まで移動して接続することにより、迅速にその使用を開始できる。
以上、本実施形態を説明したが、以上以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
その一例について、図7に示されるガス圧力制御装置2を説明する。
ガス圧力制御装置2は、ガス圧力制御装置1の減圧器21とサーボバルブ23の間に分配器22を備えることで、低圧鋳造装置50の他の装置類への窒素ガスの利用を図る。
ガス圧力制御装置2は、分配器22から分岐した流路にさらに分配器22Aを設け、分配器22Aによりさらに下流に向け二つに流路を分岐させる。そして、それぞれの流路に減圧器21A,21Bを設け、さらに減圧器21A,21Bのそれぞれの下流に流量制御弁23A,23Bを設ける。流量制御弁23A,23Bの下流には、接続口27A,27Bを設け、それぞれから他の利用対象に向けて窒素ガスを供給できるようにする。他の用途の一例としては、低圧鋳造装置50のストーク80の内部の溶湯Mを降下させるための窒素ガスの利用、溶湯Mの脱ガス処理および酸化防止処理としての利用などが掲げられる。
図7に示すガス圧力制御装置2は、分配器22Aから下流に設けられるものがガス圧力制御装置1のサーボバルブ23およびそれ以降の構成とは異なるが、本発明においては、複数のサーボバルブ23およびそれ以降の構成を備えることもできる。
1 ガス圧力制御装置
10 ガス生成部
11 接続口
13 不純物除去機
15 分離機
17 タンク
19 酸素濃度計
20 圧力制御部
21 減圧器
22 分配器
23 サーボバルブ
25 圧力計
27 排出口
29 圧力コントローラ
31 設定器
40 制御装置
50 低圧鋳造装置
60 保持炉
61 ストッパ
70 加圧室
71 ガス導入口
73 湯面検知棒
75 蓋体
80 ストーク
90 金型
91 固定金型
93 可動金型
95 キャビティ
96 センターピン
97 湯口
98 湯道
M 溶湯

Claims (7)

  1. 窒素ガスを生成するガス生成部と、
    前記ガス生成部で生成される前記窒素ガスの圧力を調整して低圧鋳造装置に向けて供給する圧力制御部と、を備え、
    前記ガス生成部は、
    取り込んだ空気から前記窒素ガスを分離して抽出する分離機と、
    前記分離機で抽出される前記窒素ガスを貯蔵するタンクと、を備え、
    前記圧力制御部は、
    前記タンクから供給される前記窒素ガスの流量を制御して前記低圧鋳造装置に向けて流すサーボバルブと、
    前記低圧鋳造装置に供給される前記窒素ガスの測定圧力に基づいて、前記サーボバルブの開度を調整する圧力コントローラと、
    を備えることを特徴とするガス圧力制御装置。
  2. 前記圧力コントローラは、
    前記測定圧力と前記低圧鋳造装置における前記窒素ガスの目標圧力を比較し、
    前記測定圧力と前記目標圧力の差分に対応して、前記サーボバルブの開度を調整する、
    請求項1に記載のガス圧力制御装置。
  3. 前記圧力コントローラは、
    前記低圧鋳造装置に対して前記窒素ガスの供給を開始してから完了するまでの経過時間と、前記経過時間に対応する前記目標圧力と、が対応付けられた鋳造圧力パターンデータを保持し、
    前記測定圧力と前記鋳造圧力パターンデータを比較する、
    請求項2に記載のガス圧力制御装置。
  4. 前記圧力コントローラは、
    前記低圧鋳造装置に用いられる複数種類の金型のそれぞれに対応する前記鋳造圧力パターンデータを保持し、
    複数種類の前記金型が特定されると、当該金型に対応する前記鋳造圧力パターンデータを抽出し、前記測定圧力と比較する、
    請求項3に記載のガス圧力制御装置。
  5. 前記圧力制御部は、
    前記サーボバルブに供給される前記窒素ガスの圧力を下げて前記サーボバルブに向けて流す減圧器を備える、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のガス圧力制御装置。
  6. 前記ガス生成部と前記圧力制御部は、共通する筐体に収容される、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のガス圧力制御装置。
  7. 前記圧力制御部は、
    前記タンクから供給される前記窒素ガスの流量を制御して前記低圧鋳造装置以外の利用対象に向けて流す流路をさらに備える、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のガス圧力制御装置。
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