JP4560991B2 - 蒸発燃料処理装置の故障診断装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料タンク内に発生する蒸散燃料が大気中に放出されるのを防止するための蒸発燃料処理装置の故障を診断する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平2000−282972号公報には、燃料タンク内を所定負圧まで減圧させたあと、大気と遮断された密閉状態として圧力上昇度合を検出する処理を複数回行い、検出した圧力上昇度合の平均値に基づいて故障判定を行うとともに、複数回の圧力変化の差が所定値より大きいときは故障診断を禁止することにより、故障診断精度を向上させた蒸発燃料処理装置の故障診断装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の故障診断装置のように複数回の検出を行う場合、それだけ時問もかかることから故障診断処理期間内に環境も変化する。例えば、燃料温度の上昇等で燃料蒸散量が増えた場合、それだけ燃料タンク内の圧力も上昇するので、この圧力上昇が燃料系の洩れ(リーク)によるものなのか、燃料の蒸発によるものなのか判断できなくなる。このため、従来の故障診断処理の途中で例えば燃料温度が診断可能な上限値(所定基準値)を超えた場合は、故障診断を中止せざるを得ない。このように、従来の故障診断装置では折角長い時間を費やして故障診断を行っても結果的に故障診断が途中で中止されて故障診断処理が無駄になることがしばしばあるため、故障診断機会をより増加することが望まれている。
本発明は、故障診断を正確且つ確実に行える故障診断機会を多く持てる蒸発燃料処理装置の故障診断装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明にかかる、燃料タンク内を所定負圧まで減圧させたあと大気と遮断された密閉状態での圧力上昇度合を監視して故障判定を行う蒸発燃料処理装置の故障診断装置は、減圧とその後の密閉とを複数回行い、圧力上昇度合が第1所定基準値以上であった回数が所定回数以上であった場合に故障と判定する第1故障診断手段による故障診断実行中に、状況検出手段で検出する燃料タンク内での蒸発燃料発生度合に相関するパラメータ値が所定値を超えた場合に、減圧後の密閉状態での圧力上昇度合が第1所定基準値より大きい第2所定基準値以上であった場合に故障と判定する第2故障診断手段による故障診断へ切り替えるものである。このため、第1故障診断手段で故障診断ができない状況となっても、第2故障診断手段により故障診断をできるので故障診断を継続でき、効率良く診断機会を増やせる。
【0005】
以下、本発明の好ましい態様を列記すると、パラメータ値を燃料タンク内の燃料温度とする場合、状況検出手段には燃料温度を検出するセンサ等の検出手段が用いられる。燃料温度は燃料タンク内での蒸発燃料発生度合に対する相関性が極めて高いため、パラメータ値として利用すると診断精度が向上する。
パラメータ値をエンジン始動後の経過時間とする場合、状況検出手段としてはタイマー等の安価な構成で計測することができるので、特別なセンサが不要となりコストを抑制できる。
【0006】
第1所定基準値を小孔対応の所定基準とし、第2所定基準値を小孔対応の所定基準よりも大きな大孔対応の所定基準とした場合、第1故障診断手段中に小孔対応の所定基準での検出ができない状況となっても、大孔対応の所定基準を使用することで故障診断を継続でき、効率良く診断機会を増やせる。
パラメータ値が所定値よりも高い第2の所定値以上になると故障診断を禁止する。このようなロジックとすると、誤診断を確実に防止することできる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。本形態にかかる蒸発燃料処理装置であるエバポパージシステムは、図1に示すように、自動車等の車両に装備される燃料タンク1内に発生する蒸散燃料(べーパ)が大気中に放出されるのを防止するためのものである。このシステムは、燃料タンク1からの蒸散燃料を、ベーパ通路2につながるキャニスタ3内にベーパ通路2を通して搬送し、このキャニスタ3内に吸着された蒸散燃料を所定条件下でパージ通路4を介して内燃機関5の吸気通路6へ放出(パージ)するように構成されている。
【0008】
パージ通路4には、この通路を開閉する開閉手段としてパージソレノイドバルブ7が介装されている。キャニスタ3には大気導入部12を開閉するベントソレノイドバルブ8が取り付けられている。パージソレノイドバルブ7及びベントソレノイドバルブ8は、故障診断時に使用されるものである。これらのパージソレノイドバルブ7及びベントソレノイドバルブ8は、制御手段としてのエンジンコントロールユニット(以下「ECU」と記す)11と接続されていて、ECU11からの制御信号に基づいて開閉制御されるようになっている。
【0009】
図2に示すように、パージソレノイドバルブ7は、オンされると開状態となってパージ通路4を開放し、オフされると閉状態となってパージ通路4を閉鎖する。ベントソレノイドバルブ8は、オフでは大気導入部12を開放し、オンされると大気導入部12を閉鎖する。このエバポパージシステムにおいては、通常パージソレノイドバルブ7はオンされ、ベントソレノイドバルブ8はオフされている。そして、故障判定するための判定条件が設立すると、パージソレノイドバルブ7をオフしてパージ通路4を閉鎖し、ベントソレノイドバルブ8をオンして大気導入部12を閉鎖すると、燃料タンク1内は大気圧程度に増圧する。この状態でパージソレノイドバルブ7をオンしてパージ通路4を開放すると、燃料タンク1と吸気通路6とが、ベーパ通路2、パージ通路4を介して連通し、吸気通路6内の負圧作用によりタンク内圧が減圧される。
【0010】
このため、パージソレノイドバルブ7、ベントソレノイドバルブ8は、燃料タンク1から吸気通路6までの経路内を所定内圧状態とする手段として機能するようになっている。
【0011】
燃料タンク1には、燃料残量検出手段としての燃料レベルセンサ9が取り付けられており、タンク内の燃料残量を検出できるようになっている。燃料タンク1には、状況検出手段として圧力検出手段となる圧力センサ10が取り付けられており、タンク内圧力を検出できるようになっている。そして、これらの燃料レベルセンサ9、圧力センサ10からの検出情報はECU11へ送られるようになっている。
【0012】
このように構成されるエバポパージシステムには、エバポパージシステムの故障により蒸散燃料が大気中に放出するのを防止すべく、エバポパージシステムのリーク故障を検知する故障診断装置が備えられている。この故障診断装置は、パージソレノイドバルブ7及びベントソレノイドバルブ8を制御することで、燃料タンク1内を図2に示すように所定負圧まで減圧させたあと大気と遮断された密閉状態での圧力上昇度合(ΔP)を監視して故障判定を行うものである。
【0013】
故障診断装置は、パージソレノイドバルブ7及びベントソレノイドバルブ8を制御して減圧とその後の密閉とを複数回行い、圧力センサ10の出力に基づいて演算される燃料タンク1内の圧力上昇度合ΔP(所定負圧からの圧力上昇量)と第1所定基準値とから故障と判定する第1故障診断手段13と、圧力上昇度合ΔPが第1所定基準値より大きい第2所定基準値以上であった場合に故障と判定する第2故障診断手段14と、燃料タンク1内での蒸発燃料発生度合に相関するパラメータ値を検出する状況検出手段としての燃料温度センサ20と、第1故障診断手段13による故障診断実行中にパラメータ値が所定値を超えた場合に第2故障診断手段14による故障診断へ切り替える切替手段15とを有する。本形態において、第1故障診断手段13、第2故障診断手段14、切替手段15は、ECU11が備えている。燃料温度センサ20からの検出情報は、ECU11へ送られるようになっている。
【0014】
本形態において、パラメータ値は、燃料タンク1内での蒸発燃料発生度合に対する相関性が極めて高いため燃料温度とし、パラメータ値と比較する所定値は、図2に示すように燃料温度の所定基準温度T1としている。第1所定基準値は、小径(0.5mm)孔用のリークの判定に用いるリーク判定値Lであって、第2所定基準値は、大径(1.0mm)孔用のリークの判定に用いるリーク判定値Mである。これらリーク判定値L、M及び所定基準温度T1は、ECU11の図示しないメモリに予め記憶されている。
【0015】
次に、第1故障診断手段13、第2故障診断手段14、切替手段15による動作を、図3、図4、図5に示すフローチャートを基に説明する。
図3において、ステップR1において、エンジン回転数Ne、エンジン負荷Peを図示しない回転センサ及びスロットル開度センサ等の検出手段より読み込むほか、水温、吸気温、空燃比学習値、燃料残量等の各種運転状態を読込み、ステップR2において、エンジン回転数Ne、エンジン負荷Peのほか各種運転状態検出値を用いて判定条件が成立しているか否かを判断する。判定条件とは、故障診断可能な条件か否かということである。例えば、判定条件がエンジン冷態時であるとすると、この状態になければ故障診断は実行しない。ステップR2での判断時に判定条件が成立していると、ステップR3に進んで、小径(0.5mm)孔用のリークの判定に用いるリーク判定値Lを選択し、ステップR4で図4に示す第1故障診断手段13によって第1故障診断、すなわち、小径(0.5mm)孔用のリークの判定を開始する。
【0016】
第1故障診断が開始されると、ステップR5で燃料温度Tの検出が行われ、検出された燃料温度Tと所定設定温度T1とがステップR6で比較判断される。ここで燃料温度Tが所定設定温度T1を超えていなければステップR7に進んで、第1故障診断が完了している否かが判定される。そして完了した場合は処理を終了し、完了していない場合には第1故障診断を継続しながらステップR5,R6を繰り返す。第1故障診断中にステップR6において燃料温度Tが所定設定温度T1を超えると、リーク判定値Lでの判定ができないものとしてステップR8に進む。ステップR8では、第1故障診断手段13による第1故障診断を中止し、ステップR9に進んで大径(1.0mm)孔用のリークの判定に用いるリーク判定値Mを選択し、ステップR10に進んで第2故障診断手段14による第2故障診断を実行する。なお、図示は省略したが、第2故障診断の実行中に燃料温度Tが、所定設定温度T1より高い第2所定設定温度T2よりも高くなると、第2故障診断の精度も低下するので、その場合は第2故障診断も中止される。
【0017】
図4に示すように、第1故障診断では、ステップV1で燃料タンク1のタンク内力の上昇量を計測し(図2参照)、ステップV2で計測結果から圧力上昇度合ΔPを算出する。ステップV3では、圧力上昇度合ΔPとリーク判定値Lとを比較し、圧力上昇度合ΔPがリーク判定値Lを超えていなければ、燃料系にリーク(洩れ)がないものと判断して第1故障診断を終了する。ステップV3で圧力上昇度合ΔPがリーク判定値Lを超えると、燃料系にリーク(洩れ)があるおそれがあるとしてステップV4において、リークあり状態をカウントし、カウント回数がステップV5で予めECU11のメモリに記憶した所定回数カウントになったか否かが判断される。ここで所定回数に至っていない場合には、信頼性を高めるためにステッフV1からステップV5までの各ステップを繰り返し、圧力上昇度合ΔPがリーク判定値Lを超えたカウント数が所定回数、例えば2回を超えると、リークありとしてステップV6に進み、図示しない警告灯を点灯して故障であることを警告して終える。
【0018】
図5に示すように、第2故障診断では、ステップW1で燃料タンク内力の上昇量を計測し、ステップW2で計測結果から圧力上昇度合ΔPを算出する。ステップW3では、圧力上昇度合ΔPとリーク判定値Mとを比較し、圧力上昇度合ΔPがリーク判定値Mを超えていなければ、燃料系にリーク(洩れ)がないものと判断して第2故障診断を終了する。ステップW3で圧力上昇度合ΔPがリーク判定値Mを超えると、燃料系に(洩れ)があるものとして、ステップW4に進んで図4同様リークあり状態をカウントし、ステップW5にてECU11のメモリの所定回数カウントと比較し、所定回数を超えたときにステップW6にて警告灯を点灯して故障であることを警告して終える。
【0019】
このように、パラメータ値である燃料温度Tが所定設定温度T1を超える場合にリーク判定値Lでの判定ができないものとして第1故障診断手段13による第1故障診断を中止し、大径(1.0mm)孔用のリークの判定に用いるリーク判定値Mを選択して第2故障診断手段14による第2故障診断を実行するので、故障診断を継続でき、効率良く診断機会を増やすことができる。
リーク判定値Lを用いる場合には、電気的ノイズや精度誤差などを考慮して、燃料タンク1内の圧力上昇度合ΔPを複数回検出して診断するので、診断精度を高めることができる。
【0020】
上記実施の形態ではパラメータ値として燃料温度Tを用いたが、エンジン始動時からの経過時間tをパラメータ値としても良い。この場合には、ECU11のメモリに、所定基準時間t1を予め設定しておくとともに、図示しない計測用のタイマーを接続しておく。
【0021】
経過時間tを用いた故障診断の例を図6に示すフローチャートを基にして説明する。ステップS1において、エンジン回転数Ne、エンジン負荷Peを図示しない回転センサ及びスロットル開度センサ等の検出手段より読み込むほか、水温、吸気温、空燃比学習値、燃料残量等の各種運転状態を読込み、ステップS2において、エンジン回転数Ne、エンジン負荷Peのほか各種運転状態検出値を用いて判定条件が成立しているか否かを判断する。ステップS2での判断時に判定条件が成立していると、ステップS3に進んで、小径(0.5mm)孔用のリークの判定に用いるリーク判定値Lを選択し、ステップS4で図4に示す第1故障診断手段13によって第1故障診断を開始する。
【0022】
第1故障診断が開始されると、ステップS5で経過時間tの検出が行われ、検出された経過時間tと所定基準時間t1とがステップS6で比較判断される。ここで経過時間tが所定基準時間t1を超えていなければ、ステップS7に進んで第1故障診断が完了している否かが判定される。そして完了した場合は処理を終了し、完了していない場合には第1故障診断を継続しながらでステップS5、S6を繰り返す。第1故障診断中にステップS6において経過時間tが所定基準時間t1を超えると、リーク判定値Lでの判定ができないものとしてステップS8に進む。ステップS8では、第1故障診断手段13による第1故障診断を中止し、ステップS9に進んで大径(1.0mm)孔用のリークの判定に用いるリーク判定値Mを選択し、ステップS10に進んで第2故障診断手段14による第2故障診断を実行する。
【0023】
このように、パラメータ値である経過時間tが所定基準時間t1を超える場合にリーク判定値Lでの判定ができないものとして第1故障診断手段13による第1故障診断を中止し、大径(1.0mm)孔用のリークの判定に用いるリーク判定値Mを選択して第2故障診断手段14による第2故障診断を実行するので、故障診断を継続でき、効率良く診断機会を増やすことができる。なお、図示は省略したが、第2故障診断の実行中に経過時間tが、所定基準時間t1より長い第2所定基準時間t2よりも長くなると、第2故障診断の精度も低下するので、その場合は第2故障診断も中止される。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、減圧とその後の密閉とを複数回行い圧力上昇度合が所定基準値以上であった回数が所定回数以上であった場合に故障と判定するので、1回の圧力変化のみで故障判定を行うものに比べて故障判定精度を向上することができる。第1故障診断手段の実行中に燃料タンク内での蒸発燃料発生度合に相関するパラメータ値が所定値を超えた場合は、第2故障診断手段に切り替えて故障診断を続行させるので、パラメータ値の変動で診断が中止される頻度を減少することができ、故障診断の機会を増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる蒸発燃料処理装置及び故障診断装置の概略構成図である。
【図2】故障診断装置における故障診断を説明するためのタイムチャートである。
【図3】故障診断装置における故障診断を説明するためのフローチャートである。
【図4】第1故障診断の一形態を示すフローチャートである。
【図5】第2故障診断の一形態を示すフローチャートである。
【図6】パラメータ値の異なる故障診断を説明するための別なフローチャートである。
【符号の説明】
1 燃料タンク
13 第1故障診断手段
14 第2故障診断手段
15 切替手段
20 状況検出手段
ΔP 圧力上昇度合
L 第1所定基準値
M 第2所定基準値
t、T パラメータ値
t1、T1 所定値
Claims (3)
- 燃料タンク内を所定負圧まで減圧させたあと大気と遮断された密閉状態での圧力上昇度合を監視して故障判定を行う蒸発燃料処理装置の故障診断装置において、
上記減圧とその後の密閉とを複数回行い上記圧力上昇度合が第1所定基準値以上であった回数が所定回数以上であった場合に故障と判定する第1故障診断手段と、
上記減圧とその後の密閉状態での圧力上昇度合が第1所定基準値より大きい第2所定基準値以上であった場合に故障と判定する第2故障診断手段と、
上記燃料タンク内の燃料温度を検出する状況検出手段と、
第1故障診断手段による故障診断実行中に上記燃料温度が所定値を超えた場合に第2故障診断手段による故障診断へ切り替える切替手段とを有すること特徴とする蒸発燃料処理装置の故障診断装置。 - 燃料タンク内を所定負圧まで減圧させたあと大気と遮断された密閉状態での圧力上昇度合を監視して故障判定を行う蒸発燃料処理装置の故障診断装置において、
上記減圧とその後の密閉とを複数回行い上記圧力上昇度合が第1所定基準値以上であった回数が所定回数以上であった場合に故障と判定する第1故障診断手段と、
上記減圧とその後の密閉状態での圧力上昇度合が第1所定基準値より大きい第2所定基準値以上であった場合に故障と判定する第2故障診断手段と、
エンジン始動時からの経過時間を検出する状況検出手段と、
第1故障診断手段による故障診断実行中に上記経過時間が所定値を超えた場合に第2故障診断手段による故障診断へ切り替える切替手段とを有すること特徴とする蒸発燃料処理装置の故障診断装置。 - 上記第1所定基準値は小孔対応の所定基準であり、上記第2所定基準値は、上記小孔対応の所定基準よりも大きな大孔対応の所定基準であることを特徴とする請求項1または2記載の蒸発燃料処理装置の故障診断装置。
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JP2001144983A JP4560991B2 (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 蒸発燃料処理装置の故障診断装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2002339813A JP2002339813A (ja) | 2002-11-27 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06323206A (ja) * | 1991-12-27 | 1994-11-22 | Honda Motor Co Ltd | 内燃エンジンの蒸発燃料処理装置 |
JP2001050116A (ja) * | 1999-08-06 | 2001-02-23 | Mitsubishi Motors Corp | エバポパージシステムの故障診断装置 |
-
2001
- 2001-05-15 JP JP2001144983A patent/JP4560991B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH06323206A (ja) * | 1991-12-27 | 1994-11-22 | Honda Motor Co Ltd | 内燃エンジンの蒸発燃料処理装置 |
JP2001050116A (ja) * | 1999-08-06 | 2001-02-23 | Mitsubishi Motors Corp | エバポパージシステムの故障診断装置 |
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