JP4560220B2 - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシートに所定の処理を行なうシート処理装置及び該シート処理装置を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、画像形成後のシートを積載する積載トレイを装備した画像形成装置があり、前記積載トレイの位置は、初期状態からのモータの進み量や、エリアセンサを用いて確定しているが、前記積載トレイの移動は、DCモータ等のモータで一定の駆動トルクで行なわれており、前記積載トレイの位置によって駆動トルクを可変するような制御は行なわれていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術においては、積載トレイの積載状況がいかなる状況でも、積載トレイが保証する最大の積載量の時の駆動トルクで駆動する必要があり、積載トレイにシートがない場合には、必要以上の電力を消費することになる。
【0004】
そこで本発明の目的は、画像形成装置等から排出されたシートの積載状況に応じて積載トレイを駆動するモータの駆動トルクを制御し、装置の消費電力を抑えることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための、本発明の代表的な構成は、シートを積載する積載トレイと、前記積載トレイを移動させるためのステッピングモータと、前記ステッピングモータの制御を行なう制御手段とを有し、シートに所定の処理を行なうシート処理装置において、前記積載トレイに積載されているシートの量を判断する判断手段を有し、前記制御手段は、前記判断手段により判断されたシートの量が多くなるほど前記ステッピングモータの駆動電流を大きくし、前記積載トレイに積載されたシートの量が第1の量になったことにより前記ステッピングモータの駆動電流が第1の電流値に増加された状態で、前記積載トレイに積載されたシートの一部が取り除かれて前記第1の量よりも少ない第2の量になった場合には、前記ステッピングモータの駆動電流を前記第1の電流値よりも少ない第2の電流値にすることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
(画像形成装置の概略構成)
本発明の第1実施形態を複写機を例示して、説明する。図1に示すように、本発明の画像形成装置1000は、シート給送装置100、イメージリーダ200、画像形成部300、折り装置400、シート処理装置としてのフィニッシャ500を有する。
【0007】
シート給送装置100は、セットされたシートを先頭ページから順に1枚ずつ、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上を左から右へ向けて搬送し、その後排出トレイ112へ排出する。このときスキャナユニット104は、所定の位置に保持された状態にあり、このスキャナユニット104上をシートが通過することによりシートの画像の読み取りが行なわれる。
【0008】
シートの通過時、スキャナユニット104のランプ103の光がシートに照射され、そのシートからの反射光がミラー105、106、107、レンズ108を介してイメージセンサ109に導かれる。尚、シート給送装置100によりシートをプラテンガラス102上に搬送した後に停止させ、スキャナユニット104を左から右へ移動させることにより、シートの読み取りを行なうこともできる。
【0009】
イメージセンサ109により読み取ったシート画像は、画像処理が施されて露光制御部110へ搬送される。露光制御部110は画像信号に応じたレーザ光を出力する。このレーザ光は、感光体ドラム111上に照射され、感光体ドラム111上に静電潜像が形成される。感光体ドラム111上の静電潜像は現像器113により現像され、感光体ドラム111上の現像剤はカセット114、115、手差し給送部125、両面搬送パス124のいずれかから給送されたシートに対し、転写部116で転写される。
【0010】
現像剤が転写されたシートは、定着部117で現像剤の定着処理が施される。定着部117を通過したシートはフラッパ121により一旦パス122に導かれ、シートの後端がフラッパ121を抜けた後に逆側に搬送し、フラッパ121により排出ローラ118へ導く。これにより、現像剤が転写された面を下向きの状態(フェイスダウン)で排出ローラ118から排出させる。
【0011】
尚、手差し給送部125からOHPシート等の固いシートに画像形成を行なう時には、パス122に導くことなく、現像剤が転写された面を上向きの状態(フェイスアップ)で排出ローラ118からシートを排出させる。また、シートの両面に画像形成をする場合には、シートを定着部117からまっすぐ排出ローラ118へ導き、シートの後端がフラッパ121を抜けた直後に逆側に搬送し、フラッパ121により両面搬送パス124へ導く。
【0012】
排出ローラ118から排出されたシートは折り装置400へ搬送される。折り装置400は、シートをZ形折りたたむ処理を行なうA3サイズやB4サイズのシートで且つ折り処理の指定がなされている時には、折り装置400で折り処理を行ない、それ以外のシートは折り処理をされないままフィニッシャ500へ搬送される。フィニッシャ500では、製本処理、綴じ処理、穴あけ等の処理を行なう。また、フィニッシャ500上には、インサータ900が設けられており、表紙、合紙等をフィニッシャ500本体に給送する。
【0013】
(各制御部の構成)
図2に示すように、画像形成装置1000の制御部は以下の構成となっている。まず、画像形成回路部150は、CPU153を有し、ROM151に格納されているプラグラム及び操作部1の設定に従って、シート給送装置制御部101、イメージリーダ制御部201、画像信号制御部202、画像形成制御部301、折り装置制御部401、フィニッシャ制御部501、外部I/F209、を司る。それぞれシート給送装置制御部101はシート給送装置100を、イメージリーダ制御部201はイメージリーダ200を、画像形成制御部301は画像形成部300を、処理部制御部401は折り装置400を、フィニッシャ制御部501はフィニッシャ500を制御する。
【0014】
RAM152は、制御データを一時的に保持する領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられる。外部I/F209は、コンピュータ210からのインターフェイスであり、プリントデータを画像に展開して画像信号制御部202へ出力する。イメージリーダ制御部201から画像信号制御部202へはイメージセンサ109で読み取られた画像が出力され、画像信号制御部202から画像形成制御部301へ出力された画像は露光制御部110へ入力される。
【0015】
(フィニッシャ500の構成)
図3に示すように、フィニッシャ500は、画像形成部300から折り装置400を介して排出されたシートを内部に導くための入口ローラ対502を有する。入口ローラ対502の搬送方向下流には、シートをフィニッシャパス552または第1製本パス553に導くための切換フラッパ551が設けられている。
【0016】
フィニッシャパス552に導かれたシートは、搬送ローラ対503を介してバッファローラ505に向けて搬送される。搬送ローラ対503とバッファローラ505は正逆転可能に構成されている。
【0017】
入口ローラ対502と搬送ローラ対503との間には、入口センサ531が設けられ、また入口センサ531のシート搬送方向上流近傍では、第2製本パス554がフィニッシャパス552から分岐Aにおいて分岐している。分岐Aは、入口ローラ対502から搬送ローラ対503にシートが搬送されるが、搬送ローラ対503が逆転して、シートを搬送ローラ対503から入口センサ531側に搬送する際は、第2製本パス554側にのみ搬送されるワンウェイ機構を有する分岐である。
【0018】
また、搬送ローラ対503とバッファローラ505との間にはパンチユニット550が設けられており、必要に応じて動作し、搬送されてきたしーとの後端付近に穴あけを行なう。
【0019】
バッファローラ505は、その外周に搬送ローラ対503を介して搬送されてきたシートを、所定枚数積載して巻きつけ可能なローラであり、バッファローラ505の外周には、その回転中にシートが各押下コロ512、513、514により巻きつけられる。
【0020】
押下コロ513、514の間には、切換フラッパ510が配置され、押下コロ514の下流には切換フラッパ511が配置されている。切換フラッパ510はバッファローラ505に巻きつけられたシートをバッファローラ505から剥離してノンソートパス521またはソートパス522に導くためのフラッパであり、切換フラッパ511はバッファローラ505に巻きつけられたシートをソートパス522またはバッファパス523に導くためのフラッパである。
【0021】
ノンソートパス521に導かれたシートは、排出ローラ対509を介してサンプルトレイ701に排出される。また、ノンソートパス521の途中にはジャム検知等のための排出センサ533が設けられている。
【0022】
ソートパス522に導かれたシートは、搬送ローラ対506、排出ローラ対507を介して処理トレイ630上に積載される。処理トレイ630上に積載されたシートの束は、必要に応じて整合処理、ステープル処理がなされた後に、排出ローラ対680により鉛直方向に移動可能に構成されている積載手段としてのスタックトレイ700上に排出される。尚、処理トレイ630上に束状に積載されたシートを綴じるステープル処理には、ステープラ601が用いられる。
【0023】
(スタックトレイ700の構成)
図4に示すように、スタックトレイ700はベースプレート702に保持されている。駆動手段としてのスタックモータM70は取付枠板704を介してベースプレート702に固定されている。
【0024】
フィニッシャ500の両端部には、1対のフレーム750a、750bが鉛直方向に設けられていると共に、フレーム750a、750bに対して鉛直方向のガイドレール部を兼ねるラックギア部材751a、751bが取り付けられており、一対のガイドコロ706a、706bを対応する各ガイドレール部内に勘挿させることで、スタックトレイ700を上下に昇降可能に保持する。
【0025】
スタックモータM70の回転出力は、タイミングベルト711を介して駆動軸713のプーリ712に伝達される。駆動軸713には、バネ716で付勢されて軸方向に摺動のみ可能にしたラチェットホイール715が設けられており、ラチェットホイール715は軸上の駆動ギア714に一方向に係合する。
【0026】
また、駆動ギア714に対しては、従動軸717上の両端部に配したアイドルギア718a、718bの一方がかみ合わされ、且つアイドルギア718a、718bはそれぞれに昇降ギア719a、719bを介してラックギア部材751a、751bにかみ合わされる。即ち、前記スタックトレイ700はこれらのギアトレインからなる駆動系を介してスタックモータM70の回転方向に応じ、鉛直方向に自在に昇降する。
【0027】
(各センサの配置及び役割)
図5に示すように、処理トレイ630からスタックトレイ700に排出されたシートを検知するための検知手段として、シートの位置を検知する位置検知センサとシートの有無を検知するシート検知センサとを有する。位置検知センサとしてのスタッカセンサSE701、シート面検知センサSE702、シート位置検知センサSE704、SE705、下限検知センサSE706が設けられる。また、シート検知センサSE703がスタックトレイ700に設けられる。
【0028】
スタッカセンサSE701は処理トレイ630のシート排出口630aからシートが最適に積載される位置を超えたことを検知するように設けられ、シート面検知センサSE702はシートが最適に積載される位置を検知するように設けられ、シート検知センサSE703はスタックトレイ700上のシートの有無を検知するように設けられる。
【0029】
スタックトレイ700は後述のように、シートをシート面検知センサSE702に検知される位置に排出するように制御される。このとき、位置検知センサSE704はシート面検知センサSE702からのシート積載量が所定枚数以上(例えば1001枚)に達したことを検知するように設けられ、位置検知センサSE705はシート面検知センサSE702からのシート積載量が所定枚数(例えば2000枚)以上に達したことを検知するように処理トレイ630のシート排出口630aより鉛直下方に設けられる。下限検知センサSE706は、スタックトレイ700の下限センサであり、スタックトレイ700を下方に移動させる際の下限位置停止制御に用いる。
【0030】
スタッカセンサSE701、シート面検知センサSE702、位置検知センサSE704、位置検知センサSE705はマイクロスイッチであり、シートまたはトレイによってスイッチが押され、シート面またはトレイの位置を確定する。
【0031】
(フィニッシャ500の制御)
図6に示すように、CPU回路5100は、CPU5110、ROM5120、RAM5130を有する。通信IC5140を介して画像形成装置1000の画像形成回路部150と通信してデータの交換を行ない、ROM5120に格納されている各種プログラムに従って制御を行なう。
【0032】
入口モータM1は、入口ローラ対502及び搬送ローラ対503の駆動源となる。また、バッファモータM2は、バッファローラ505の駆動源となる。また、排出モータM3は、搬送ローラ対506、排出ローラ対507、509の駆動源となる。また、束排出モータM4は、排出ローラ対680を駆動する。また、スタックモータM70は、スタックトレイ700を駆動する。
【0033】
入口モータM1、バッファモータM2、排出モータM3、スタックモータM70はステッピングモータであり、励磁パルスレートを制御することによって、各々のモータが駆動するローラ対を等速で回転させたり、独自の速度で回転させたりすることができ、必要に応じた駆動トルクを得ることができる。また、入口モータM1、バッファモータM2の駆動回路は正逆転可能に構成されている。
【0034】
ドライバ回路5201は、CPU回路5100からの信号を受けて入口モータM1、バッファモータM2、排出モータM3、束排出モータM4を駆動する。スイッチ回路5202は、CPU回路5100からの制御信号5203により制御され、ドライバ回路5201に対し電源を供給する。
【0035】
ドライバ回路5204は、CPU回路5100からの信号を受けて、スタックモータM70を駆動する。スイッチ回路5205は、CPU回路5100からの制御信号5206によって制御され、ドライバ回路5204に電源の供給を行なう。
【0036】
ドライバ回路5201とドライバ回路5204とにドライバ回路を分割することにより、スタンバイ時に入口モータM1、バッファモータM2、排出モータM3、束排出モータM4とスタックモータM70との電源の遮断を別々に行なうことができる。このため、状況に応じた省電力制御が可能である。また、スタックモータM70は、後述のようにスタックトレイ700の位置から積載枚数を判断し、その積載枚数に見合った駆動トルクに設定することから、無駄な電力の消費を抑えることができる。
【0037】
ソレノイドSL1は切換フラッパ510の切換えを行ない、ソレノイドSL2は切換フラッパ511の切換えを行ない、ソレノイドSL10は切換フラッパ511の切換えを行う。ドライバ回路5207は、ソレノイドSL1、SL2、SL10を駆動し、CPU回路5100からの信号を受けてソレノイドSL1、SL2、SL10を駆動する。
【0038】
スイッチ回路5208は、CPU回路5100からの制御信号5209によって制御され、スタッカセンサSE701、シート面検知センサSE702、位置検知センサSE704、位置検知センサSE705、下限検知センサSE706に電源を供給する。スイッチ回路5208を設けることで、スタンバイ時には必要に応じて、スタッカセンサSE701、シート面検知センサSE702、位置検知センサSE704、位置検知センサSE705、下限検知センサSE706の電源の遮断を行なうことができる。
【0039】
(スタックトレイ700の動作)
図7に示すように、CPU回路5100は、スタックトレイ700上のシートの量の想定値に基づいて、スタックモータM70への駆動電流を供給し、スタックモータM70の駆動トルクを制御する。具体的には、スタックトレイ700上のシートがない場合、スタックトレイ700がどの位置にあっても、パターンaのような最小限の駆動電流(例えば1A)をスタックモータM70に供給する。また、スタックトレイ700上に積載されていると想定されるシートの量が1000枚以下の場合にはパターンbのような駆動電流(例えば2A)を供給し、スタックトレイ700上に積載されていると想定されるシートの量が1001枚以上2000枚以下の場合にはパターンcのように最大の駆動電流(例えば3A)をスタックモータM70に供給する。
【0040】
図8及び図9に示すように、CPU回路5100は、スタックモータM70の駆動制御をし、スタックトレイ700に対し、常に最適な位置でシート排出口630aから排出されるシートを積載するように制御する。
【0041】
シート処理の開始直後、CPU回路5100は、シート面検知センサSE702がシート又はスタックトレイ700を検知した状態(ON状態)か否かを判別し、ON状態で、スタッカセンサSE701がON状態ならばスタックトレイ700を下降させ、シート面検知センサSE702が一旦検知しない状態(OFF状態)になるまで移動させる(図9のS907)。シート面検知センサSE702がOFF状態になったらスタックトレイ700を上昇させ、シート面検知センサSE702が再びON状態になったらスタックトレイ700を停止させる。
【0042】
また、シート面検知センサSE702がOFF状態で、スタッカセンサSE701がON状態ならば、スタックトレイ700上のシートの有無を検知(図9のS904)シた後、最適なパターンでスタックトレイ700を、シート面検知センサSE702が一旦検知しない状態(OFF状態)になるまで移動させる(図9のS907、S908)。
【0043】
シート面検知センサSE702がOFF状態になったらスタックトレイ700を上昇させ、シート面検知センサSE702が再びON状態になったらスタックトレイ700を停止させる。
【0044】
このように処理することで処理トレイ630から排出されるシートの束を常に最適な位置でスタックトレイ700に積載することができる。
【0045】
次に、スタックトレイ700上のシートの積載量に応じたスタックトレイ700の制御について、場合分けをしつつ説明する。ここで図8において、シート面検知センサSE702と位置検知センサSE704との間をエリア1とし、位置検知センサSE704と位置検知センサSE705との間をエリア2とする。
【0046】
図8(a)に示すように、スタックトレイ700上にシートが積載していない場合、CPU回路5100は、パターンa(図7参照)の最小限の駆動電流をスタックモータM70に供給しスタックトレイ700を移動させる(図9のS908、S912)。
【0047】
図8(b)に示すように、シート面検知センサSE702がON状態で、位置検知センサSE704がOFF状態の場合には、CPU回路5100は、スタックトレイ700の位置がエリア1にあると判断し、パターンb(図7参照)の駆動電流を設定する。
【0048】
図8(c)に示すように、シート面検知センサSE702がON状態で、位置検知センサSE704がON状態の場合には、CPU回路5100は、スタックトレイ700の位置がエリア2にあると判断し、パターンc(図7参照)の駆動電流を設定する。
【0049】
図8(d)に示すように、シート面検知センサSE702がON状態で、位置検知センサSE704がON状態で、位置検知センサSE705がON状態の場合には、CPU回路5100は、スタックトレイ700が積載可能な最大のシート枚数(ここでは2000枚)に達したと判断し、シート処理を停止する。
【0050】
図8(e)に示すように、最大のシート枚数が積載されていたスタックトレイ700から使用者によりシートが取り除かれ、位置検知センサSE704がOFF状態になった場合には、CPU回路5100は、スタックトレイ700の位置はエリア2であるがシートの量は1000枚以下であると判断し、パターンb(図7参照)の駆動電流をスタックモータM70に供給しスタックトレイ700を移動させる(図9のS911)。
【0051】
図8(f)に示すように、シート処理開始時において、シート面検知センサSE702がON状態で、鉛直方向最上位に設けられたスタッカセンサSE701がON状態の場合、CPU回路5100は、スタックトレイ700がどのエリアにいても、スタックトレイ700上のシートの量を想定することができないため、最大のシートの積載枚数を想定し、パターンc(図7参照)の駆動電流をスタックモータM70に供給しスタックトレイ700を移動させる(図9のS907)。
【0052】
以上のように、シート又はスタックトレイ700の検知を行なう検知手段を有し、CPU回路5100は、前記検知手段の検知信号からスタックトレイ700上のシートの量を想定し、この想定値に基づいてスタックモータM70の駆動トルクを制御する。また、CPU回路5100は、スタックトレイ700上のシートの量が少ない場合にはスタックモータM70の駆動トルクを小さくし、スタックトレイ700上のシートの量が多い場合にはスタックモータM70の駆動トルクを大きくする。このため、画像形成装置等から排出されたシートの積載状況に応じてスタックトレイ700を駆動するスタックモータM70の駆動トルクを制御し、装置の消費電力を抑えることである。
【0053】
更に、前記検知手段は、スタックトレイ700に配設されスタックトレイ700上のシートの有無を検知するシート検知センサSE703を有し、CPU回路5100は、シート検知センサSE703がシートを検知しない場合には、スタックモータM70を最小の駆動トルクで駆動する。更に、前記検知手段は、スタックトレイ700の移動方向に沿って複数の位置検知センサを有し、CPU回路5100は、前記複数の位置検知センサの検知信号からスタックトレイ700上のシートの量を想定し、段階的にスタックモータM70の駆動トルクを制御する。このように、シートの積載枚数を想定し、前記シートの量に応じてスタックモータM70の駆動トルクを設定するので、装置の消費電力を抑えることができる。
【0054】
また、CPU回路5100は、最も高い位置に配設されたスタッカセンサSE701がシートを検知した場合、スタックモータM70を最大の駆動トルクで駆動するため、スタックトレイ700上のシートの量が想定できない場合でもトレイが落下することがない。
【0055】
(他の実施形態)
前述した実施形態においては、CPU回路5100がスタックモータM70のトルクを段階的に制御する基準として、スタックトレイ700上のシートの量を1000枚毎に検知し、スタックトレイ700の最大のシートの量を2000枚としたが、これに限るものではなく、装置の性能や強度等によって設定することができる。
【0056】
また前述した実施形態においては、スタックモータM70に供給する駆動電流を段階的に1A、2A、3Aと3段階に変えることにしたが、これに限るものではなく、スタックトレイ700の駆動トルクが確保できる最小値であればよい。また、検知センサを増加させることで、3段階よりも多くの段階を作ることができる。
【0057】
また前述した実施形態においては、画像形成装置として複写機を例示して説明したが、これに限るものではなく、ファクシミリ装置、プリンタ等としてもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明においては、シートを積載する積載トレイと、前記積載トレイを移動させるためのステッピングモータと、前記ステッピングモータの制御を行なう制御手段とを有し、シートに所定の処理を行なうシート処理装置において、前記積載トレイに積載されているシートの量を判断する判断手段を有し、前記制御手段は、前記判断手段により判断されたシートの量が多くなるほど前記ステッピングモータの駆動電流を大きくし、前記積載トレイに積載されたシートの量が第1の量になったことにより前記ステッピングモータの駆動電流が第1の電流値に増加された状態で、前記積載トレイに積載されたシートの一部が取り除かれて前記第1の量よりも少ない第2の量になった場合には、前記ステッピングモータの駆動電流を前記第1の電流値よりも少ない第2の電流値にすることを特徴とする。このため、画像形成装置等から排出されたシートの積載状況に応じて積載トレイを駆動する駆動手段の駆動トルクを制御し、装置の消費電力を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の概略図である。
【図2】画像形成装置のブロック図である。
【図3】折り装置及びフィニッシャの説明図である。
【図4】スタックトレイの説明図である。
【図5】各センサの配置の説明図である。
【図6】排出モータ駆動部のブロック図である。
【図7】スタックモータへの駆動電流のパターンを示す図表である。
【図8】スタックトレイの位置のパターンを示す図である。
【図9】スタックトレイの位置制御のフローチャートである。
【符号の説明】
A …分岐
M70 …スタックモータ
M1 …入口モータ
M2 …バッファモータ
M3 …排出モータ
M4 …束排出モータ
SE701 …スタッカセンサ
SE702 …シート面検知センサ
SE703 …シート検知センサ
SE704 …シート位置検知センサ
SE705 …シート位置検知センサ
SE706 …下限検知センサ
SL10 …ソレノイド
SL1 …ソレノイド
SL2 …ソレノイド
1 …操作部
100 …シート給送装置
101 …シート給送装置制御部
102 …プラテンガラス
103 …ランプ
104 …スキャナユニット
105 …ミラー
106 …ミラー
107 …ミラー
108 …レンズ
109 …イメージセンサ
110 …露光制御部
111 …感光体ドラム
112 …度排出トレイ
113 …現像器
114 …カセット
115 …カセット
116 …転写部
117 …定着部
118 …排出ローラ
121 …フラッパ
122 …パス
124 …両面搬送パス
125 …手差し給送部
150 …画像形成回路部
151 …ROM
152 …RAM
153 …CPU
200 …イメージリーダ
201 …イメージリーダ制御部
202 …画像信号制御部
209 …外部I/F
210 …コンピュータ
300 …画像形成部
301 …画像形成制御部
400 …折り装置
401 …処理部制御部
500 …フィニッシャ
501 …フィニッシャ制御部
502 …入口ローラ対
503 …搬送ローラ対
505 …バッファローラ
506 …搬送ローラ対
507 …排出ローラ対
509 …排出ローラ対
510 …切換フラッパ
511 …切換フラッパ
512 …押下コロ
513 …押下コロ
514 …押下コロ
521 …ノンソートパス
522 …ソートパス
523 …バッファパス
531 …入口センサ
533 …排出センサ
550 …パンチユニット
551 …切換フラッパ
552 …フィニッシャパス
553 …第1製本パス
554 …第2製本パス
601 …ステープラ
630 …処理トレイ
630a …シート排出口
680 …排出ローラ対
700 …スタックトレイ
701 …サンプルトレイ
702 …ベースプレート
704 …取付枠板
706a …ガイドコロ
706b …ガイドコロ
711 …タイミングベルト
712 …プーリ
713 …駆動軸
714 …駆動ギア
715 …ラチェットホイール
716 …バネ
717 …従動軸
718a …アイドルギア
718b …アイドルギア
719a …昇降ギア
719b …昇降ギア
750a …フレーム
750b …フレーム
751a …ラックギア部材
751b …ラックギア部材
900 …インサータ
1000 …画像形成装置
5100 …CPU回路
5110 …CPU
5120 …ROM
5130 …RAM
5140 …通信IC
5201 …ドライバ回路
5202 …スイッチ回路
5203 …制御信号
5204 …ドライバ回路
5205 …スイッチ回路
5206 …制御信号
5207 …ドライバ回路
5208 …スイッチ回路
5209 …制御信号

Claims (6)

  1. シートを積載する積載トレイと、
    前記積載トレイを移動させるためのステッピングモータと、
    前記ステッピングモータの制御を行なう制御手段と
    を有し、シートに所定の処理を行なうシート処理装置において、
    前記積載トレイに積載されているシートの量を判断する判断手段を有し、
    前記制御手段は、前記判断手段により判断されたシートの量が多くなるほど前記ステッピングモータの駆動電流を大きくし、前記積載トレイに積載されたシートの量が第1の量になったことにより前記ステッピングモータの駆動電流が第1の電流値に増加された状態で、前記積載トレイに積載されたシートの一部が取り除かれて前記第1の量よりも少ない第2の量になった場合には、前記ステッピングモータの駆動電流を前記第1の電流値よりも少ない第2の電流値にすることを特徴とするシート処理装置。
  2. 請求項1記載のシート処理装置において、
    前記判断手段は、前記積載トレイ上のシートの有無を検知するシート検知センサを有し、
    前記制御手段は、前記シート検知センサがシートを検知しない場合の前記ステッピングモータの駆動電流を、前記シート検知センサがシートを検知している場合の駆動電流よりも小さくすることを特徴とするシート処理装置。
  3. 請求項1記載のシート処理装置において、
    前記判断手段は、前記積載トレイの移動方向における前記積載トレイの位置を検知するための位置検知手段を有し、前記位置検知手段により検知された前記積載トレイの位置に基づいて前記積載トレイ上のシートの量を判断することを特徴とするシート処理装置。
  4. 請求項記載のシート処理装置において、
    記位置検知手段は、前記積載トレイの移動方向における異なる位置を検知するための複数の位置検知センサを有し、
    前記判断手段は、前記複数の位置検知センサの検知結果に基づいて前記積載トレイに積載されたシートの量を判断することを特徴とするシート処理装置。
  5. 請求項4記載のシート処理装置において、
    前記制御手段は、前記複数の位置検知センサの出力に基づいてシートの量を判断できない場合の前記ステッピングモータの駆動電流を、前記複数の位置検知センサの出力に基づいて前記シートの量を判断できる場合の駆動電流の最大値とすることを特徴とするシート処理装置。
  6. シート上に画像を形成する画像形成部と、請求項1乃至の何れかに記載のシート処理装置を有し、前記画像形成部により画像形成されたシートに前記シート処理装置で所定の処理を行なうことを特徴とする画像形成装置。
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