JP4559066B2 - 着脱式ワッペン及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、刺繍等が施された布地からなるワッペンであって、衣服等への着脱を容易に行うことを可能とした着脱式ワッペン及びその製造方法に関するものである。
従来、氏名や名称、所属、シンボルマーク等の表示を刺繍により表現した布製のワッペンは、衣服等の所定の箇所に直接縫付けるか、或いはワッペンの裏面に熱可塑性合成樹脂接着剤層を設け、家庭用アイロン等により加熱融着される(例えば、特許文献1及び2参照。)。しかし、ワッペンを衣服等に縫付けた場合には、別の箇所への付け替えを行う際に手間が掛かる。一方、加熱融着を行った場合には、一旦、衣服等から剥がしてしまうと別の箇所への貼着は不可能となる。
これに対処する方法としては、ワッペンの裏側に接着層を介して係着具を貼着した着脱式ワッペンが考えられる。しかし、布地に刺繍が施されたワッペンは、刺繍糸が布地の裏面に貫通しており、係着具を貼着するための接着剤がワッペンの表面に滲み出て、ワッペンの表面に染みが生じるという問題がある。
特開2001−71693号公報 特開2002−105876号公報
本発明は、これらに鑑み、衣服等への着脱を容易に行うことを可能とした着脱式ワッペン及びその製造方法を提供しようとする。
本発明の発明者は、上記の問題を解決するために鋭意検討し、従来の布製からなるワッペンの裏面或いは上部に、衣服等の被係着物への係着を容易に行うことができる係着具や係着部を設けた着脱式ワッペン及びその製造方法を見出した。
即ち、本発明の他の要旨とするところは、表面に表示内容が表示された表示基布と、フィルムと、化学繊維を含む布地からなる不透明シートと、板状体とを含んで成り、前記板状体の一部に、被係着物に係着するための線状物を通す貫通孔を備える突出部が形成され、前記表示基布の裏面と前記フィルムの表面とが熱可塑性樹脂を含む接着層を介して接着され、前記フィルムの裏面と前記不透明シートの表面とが接着され、前記不透明シートの裏面と前記板状体の表面とが接着され、前記表示基布前記フィルム及び前記不透明シートを接着後、該表示基布の外形に沿って該表示基布、該フィルム、及び該不透明シートがヒートカットされることにより、ヒートカット部が一旦溶けた後、固化している着脱式ワッペンである。
また、表面に表示内容が表示された表示基布と、該表示基布の裏面に縫い付けられ、被係着物と係着する係着部と、フィルムと、化学繊維を含む布地からなる不透明シートと、板状体とを含んで成り、前記表示基布の裏面と前記フィルムの表面とが熱可塑性樹脂を含む接着層を介して接着され、前記フィルムの裏面と前記不透明シートの表面とが接着され、前記不透明シートの裏面と前記板状体の表面とが接着され、前記表示基布前記フィルム及び前記不透明シートを接着後、該表示基布の外形に沿って該表示基布、該フィルム、及び該不透明シートがヒートカットされることにより、ヒートカット部が一旦溶けた後、固化している着脱式ワッペンである。
更に、表面に表示内容が表示された表示基布と、フィルムと、化学繊維を含む布地からなる不透明シートと、板状体と、該板状体の裏面に設けられ、被係着物と係着する係着具とを含んでなり、前記表示基布の裏面と前記フィルムの表面とが熱可塑性樹脂を含む接着層を介して接着され、前記フィルムの裏面と前記不透明シートの表面とが接着され、前記不透明シートの裏面と前記板状体の表面とが接着され、前記表示基布前記フィルム及び前記不透明シートを接着後、該表示基布の外形に沿って該表示基布、該フィルム、及び該不透明シートがヒートカットされることにより、ヒートカット部が一旦溶けた後、固化している着脱式ワッペンである。
また、かかる着脱式ワッペンにおいて、前記板状体の裏面には、被係着物と係着する係着具が更に設けられ得る。
また、かかる着脱式ワッペンにおいて、前記表示基布の表面には、表示内容が刺繍により表示され得る。
また、本発明の他の要旨とするところは、かかる着脱式ワッペンにおいて、表面に表示内容が表示された表示基布の裏面に、熱可塑性樹脂を含む接着剤が塗布されたフィルムの表面を面接させ、該フィルムを加熱融着させる工程と、該フィルムの裏面に化学繊維を含む布地からなる不透明シートの表面を相対させて該不透明シートを貼着する工程と、前記表示基布の外形に沿って該表示基布、該フィルム、及び該不透明シートをヒートカットすることによりヒートカット部を一旦溶かした後、固化させる工程と、該不透明シートの裏面に板状体を接着剤を介して貼着する工程とを含む。
本発明の着脱式ワッペンは、表示基布の裏側に接着される板状体に係着具や貫通孔を備える突出部を設ける、或いは表示基布の裏面に係着部を縫い付けることによって、衣服等の被係着物の所定の箇所に容易に係着を行うことができ、従来のワッペンのように縫い付け又はアイロン等による加熱融着をする必要がない。よって、別の箇所へのワッペンの付け替えが容易に行えると共に、衣服等を洗濯する際にはワッペンを取り外すことによって、表示基布が傷むことを防止できる。特に、表示基布に刺繍が施されている場合には、洗濯による刺繍糸のほつれ等を防止することができ、ワッペンの製品寿命を向上させる効果がある。
また、本発明の着脱式ワッペンは、フィルムの裏面に接着剤によって板状体が接着されているが、表示基布の裏面と板状体の表面の間にフィルムを介在させることによって、板状体を接着するための接着剤が表示基布の表面に滲み出る恐れがなく、刺繍面に接着剤による染みの発生を防止することが出来る。更に、板状体を接着することによって、布製の表示基布が反りを生じることもない。
また、フィルムの裏面と板状体との間に不透明シートを介在させることによって、表示基布を貫通した刺繍糸を裏側からは見えないように隠すことができ、その結果、商品価値が高まることとなる。更に、不透明シートに化学繊維を含む布地を適用することにより、ヒートカットの際に切断部の仕上がりが滑らかとなり、改めて切断面の処理を行う必要がなく、製造効率の向上に繋がる。更にまた、厚手の不透明シートを適用することによって、表示基布の裏面に生じた刺繍糸による凹凸を緩和することができ、不透明シートの裏面と板状体の表面の接着面積をより多く確保することが可能となる。
一方、本発明に係る表示基布と板状体を両面接着テープで接着することにより、着脱式ワッペンの製造を非常に簡単に行うことができ、製造効率の向上を図ることが出来る。また、接着剤を使用することがないため、表示基布の表面に接着剤が滲み出るという問題もなく、接着剤による染みの発生を防止出来る。
更に、本発明の着脱式ワッペンにおいて、突出部或いは係着部と、係着具を併用することによって、衣服や鞄等の被係着物に応じて係着方法を適宜選択することが出来る。
また、本発明の着脱式ワッペンにおいて、表示基布の表面に刺繍によって氏名等の表示内容を表現することにより、従来のプラスチック等からなるネームプレート等にはない、刺繍製品独特の美しさや味わいを兼ね備えたワッペンとなる。
以下、本発明の態様を図面に基づいて説明するが、本発明の態様は以下に示したものに限定されない。なお、本明細書において、各図にわたって記される同じ符号は、同一又は同様の部材やものを示す。
図1に本発明の着脱式ワッペンの一例を示す。着脱式ワッペン2の表示基布4の表面には、氏名や名称、所属、シンボルマーク等の表示内容が刺繍により表示されている(同図(a))。なお、図1(b)には、着脱式ワッペン2の背面図を示す。
図2には、図1(a)に示した着脱式ワッペン2のT−T’部における断面図を示す。表示基布4の裏面には、フィルム12が熱可塑性樹脂を含む接着層10を介して加熱融着される。接着層10に使用する接着剤は熱可塑性樹脂を含むため、加熱することによって接着剤が溶解し、表示基布4の裏面にフィルム12を融着することが可能となる。具体的には、本発明で使用したフィルム12の表面には、あらかじめホットメルト接着剤が塗布されており、フィルム12の裏面からアイロン等により加熱することによって、フィルム12を表示基布4の裏面に融着することができる。なお、ホットメルト接着剤の種類としては、EVA(エチレン・ビニルアセテート)系、ポリエステル系等が挙げられるが、特に限定されるものではない。また、フィルム12の材質もナイロン、ポリエステル等、種々の材質のものを適用可能である。更に、本発明で使用したフィルム12の厚さは100ミクロンであるが、厚さに関しても特に限定されるものではない。
また、フィルム12の裏面には、接着剤14を介して板状体6が接着されている。接着剤14としては、板状体6の材質に応じて、フィルム12と板状体6を接着可能なもの、例えば、エポキシ樹脂系、アクリル系、ポリウレタン系、シリコン系、ゴム系等の接着剤を適宜選択して使用する。なお、板状体6の材質としては、プラスチック、アクリル、塩化ビニール、ウレタン等の合成樹脂、アルミ、ステンレス、銅、スズ、形状記憶合金等の金属、形状記憶生地、破水生地、不織布、プリント生地、シルク印刷生地、木、合板、セラミックス等、あらゆるものが適用でき、特に限定されるものではない。
このように、板状体6は表示基布4に直接貼着するのではなく、フィルム12を介して貼着される。表示基布4には、上記のように刺繍が施されているため刺繍糸9が貫通しており、表示基布4の裏面に接着剤14を直接塗布して板状体6を貼着した場合には、接着剤14が表示基布4の表面に滲み出て、刺繍面に染みができる恐れがある。特に、表示基布4の表面が濡れた場合には、接着剤14による染みが顕著となる。つまり、フィルム12には、接着剤14が表示基布4の表面に滲み出ることを防止する効果がある。
更に、板状体6の裏面には、衣服等の被係着物に容易に係着可能とする係着具8が設けられている。係着具8には公知のあらゆる係着具が適用可能であり、図1(b)に示したような安全ピン付きクリップ(係着具8)に限定されるものではなく、例えば、安全ピン又はクリップのみからなる係着具、面ファスナ等であってもよい。
以上の各構成要素からなる着脱式ワッペン2は、被係着物への縫い付けや貼着をする必要が無く、容易に着脱を行うことができる。また、板状体6はフィルム12に接着剤14で貼着されているため、接着剤14が表示基布4の表面に滲み出る恐れがなく、刺繍面に接着剤14による染みができることを防止できる。
以上、着脱式ワッペン2の態様及びその製造方法について詳述したが、本発明の態様は上記のものに限定されず、例えば図3に示すように、フィルム12の裏面と板状体6の間に不透明シート18を介在させた着脱式ワッペン2aのような態様であってもよい。
不透明シート18は、フィルム12の裏面に接着層16を介して接着され、不透明シート18の裏面には接着剤14によって板状体6が貼着される。不透明シート18は、表示基布4の裏面に貫通した刺繍糸9を隠す場合に効果的である。つまり、フィルム12が不透明のものであれば問題はないが通常は透明であり、板状体6に透明のプラスチック板を適用した場合に、不透明シート18を介在させることによって、着脱式ワッペン2の裏側から表示基布4を貫通した刺繍糸9が見えなくなり、その結果として着脱式ワッペン2の商品価値が高まる。なお、接着層16に使用される接着剤は、不透明シート18の素材に応じて、フィルム12と不透明シート18を接着可能な接着剤が適宜選択され、使用される。
ここで、不透明シート18には通常、不織布等が用いられるが、特に化学繊維を含む布地を適用した場合には、表示基布4の裏面にフィルム12及び不透明シート18を接着後、表示基布4の外形に沿ってヒートカットを行った際に、布地の切断部が熱によって一旦溶かされ、その後固化することによって切断面は滑らかな仕上がりとなり、別途切断面の処理を行う必要がないため製造効率が高まる。
また、不透明シート18に厚手の不織布を適用した場合には、表示基布4の裏面に生じた刺繍糸9による凹凸を緩和することができ、不透明シート18の裏面に板状体6を接着する際、接着面積をより多く確保することが可能となる。
以上、本発明の着脱式ワッペン2a及びその製造方法について詳述したが、本発明の態様は上記のものに限定されない。
例えば、本発明の着脱式ワッペン2、2aに係る係着具8は、板状体6の裏面に貼着された状態で設けられているが、図4(a)(b)に示す板状体6a、6bのように、板状体6a、6bの少なくとも一部(同図中では上部)に、貫通孔20を備える突出部22が形成された態様であってもよい。この貫通孔20には、紐やベルト等の線状物24が通されることとなり、板状体6a、6bを備える着脱式ワッペン2b、2cを衣服、鞄等の被係着物へ係着する際には、線状物24を被係着物へ引っ掛ける、或いは線状物24を通すことによって簡単に行うことが出来るとともに、被係着物から着脱式ワッペン2b、2cを外す際も、表示基布4を傷つけることなく簡単に外すことが出来る。また、同図(c)に示す板状体6cのように、板状体6cの両側に貫通孔20を備える突出部22が形成され、ゴムバンド等の線状物24を通した態様であってもよい。この時、板状体6cが可撓性を有する材質から成る場合には、着脱式ワッペン2dを腕章として使用することも可能である。
更に別の態様として、図5に示すように、表示基布4の裏面に、被係着物と係着するための係着部26が直接縫い付けられ、その後にフィルム12や不透明シート18を介して板状体6が接着された着脱式ワッペン2dのような態様であってもよい。係着部26としては幅広の紐が好適に使用され得るが、特に限定されるものではない。この係着部26を表示基布4に縫い付ける方法としては、表示基布4の表面に刺繍によって表示内容を表示する際に、表示基布4を貫通する刺繍用の糸で係着部26を同時に縫い付ける方法が、非常に効率的である。また、刺繍とは別の工程で係着部26を縫い付けてもよいが、この工程で使用される糸が表示基布4の表面に貫通する恐れもあるため、前述の方法を適用することが表示基布4の表面の仕上がりを非常に綺麗にする点でも好ましい。
以上、本発明の着脱式ワッペンについて、表示基布4と板状体6の間にフィルム12、或いはフィルム12と不透明シート18とを介在させた上で板状体6、6a等を接着した態様について詳述したが、本発明の態様はこれらに限定されない。
例えば、表示基布4と板状体6、6a等が両面接着テープによって接着された着脱式ワッペンであってもよい。両面接着テープを適用することにより、着脱式ワッペン2等における接着剤14が表示基布4の表面に滲み出るという問題がなく、着脱式ワッペンの製造も非常に簡単に行うことができ、製造効率の向上を図ることが出来る。
また、本発明の他の態様として、図4及び図5に示す着脱式ワッペン2b等における板状体6a等の裏面には、上述した安全ピン付きクリップ等の係着具8が更に設けられてもよい。つまり、突出部22や係着部26と、係着具8とを併用することによって、衣服や鞄等の被係着物に応じて係着方法を適宜選択することができ、被係着物に応じた最適な方法で着脱式ワッペンを係着することが可能となる。
以上、本発明の着脱式ワッペン及びその製造方法について詳述したが、本発明はその主旨を逸脱しない範囲で、当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものであり、例えば、表示基布4の表面に氏名や名称、所属、シンボルマーク等を表示する手段は刺繍に限定されるものではない。
また、表示基布4は、織布や不織布の裏面に紙等からなるシートがあらかじめ貼着された布地であってもよく、これらの態様はいずれも本発明の範囲に属するものである。
本発明の着脱式ワッペンの一例であり、(a)は正面図、(b)は背面図である。 図1(a)に示した着脱式ワッペンのT−T’部断面図である。 本発明の着脱式ワッペンの他の態様を示す断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の着脱式ワッペンの他の態様を示す背面図である。 本発明の着脱式ワッペンの更に他の態様を示す正面図である。
2、2a〜2d:着脱式ワッペン
4:表示基布
6、6a〜6c:板状体
8:係着具
10:熱可塑性樹脂を含む接着層
12:フィルム
14:接着剤
16:接着層
18:不透明シート
20:貫通孔
22:突出部
24:線状物
26:係着部

Claims (6)

  1. 表面に表示内容が表示された表示基布と、
    フィルムと、
    化学繊維を含む布地からなる不透明シートと、
    板状体と
    を含んで成り、
    前記板状体の一部に、被係着物に係着するための線状物を通す貫通孔を備える突出部が形成され、
    前記表示基布の裏面と前記フィルムの表面とが熱可塑性樹脂を含む接着層を介して接着され、
    前記フィルムの裏面と前記不透明シートの表面とが接着され、
    前記不透明シートの裏面と前記板状体の表面とが接着され、
    前記表示基布前記フィルム、及び前記不透明シートを接着後、該表示基布の外形に沿って該表示基布、該フィルム、及び該不透明シートがヒートカットされることにより、ヒートカット部が一旦溶けた後、固化している
    ことを特徴とする着脱式ワッペン。
  2. 表面に表示内容が表示された表示基布と、
    該表示基布の裏面に縫い付けられ、被係着物と係着する係着部と、
    フィルムと、
    化学繊維を含む布地からなる不透明シートと、
    板状体と
    を含んで成り、
    前記表示基布の裏面と前記フィルムの表面とが熱可塑性樹脂を含む接着層を介して接着され、
    前記フィルムの裏面と前記不透明シートの表面とが接着され、
    前記不透明シートの裏面と前記板状体の表面とが接着され、
    前記表示基布前記フィルム、及び前記不透明シートを接着後、該表示基布の外形に沿って該表示基布、該フィルム、及び該不透明シートがヒートカットされることにより、ヒートカット部が一旦溶けた後、固化している
    ことを特徴とする着脱式ワッペン。
  3. 表面に表示内容が表示された表示基布と、
    フィルムと、
    化学繊維を含む布地からなる不透明シートと、
    板状体と、
    該板状体の裏面に設けられ、被係着物と係着する係着具と
    を含んでなり、
    前記表示基布の裏面と前記フィルムの表面とが熱可塑性樹脂を含む接着層を介して接着され、
    前記フィルムの裏面と前記不透明シートの表面とが接着され、
    前記不透明シートの裏面と前記板状体の表面とが接着され、
    前記表示基布前記フィルム、及び前記不透明シートを接着後、該表示基布の外形に沿って該表示基布、該フィルム、及び該不透明シートがヒートカットされることにより、ヒートカット部が一旦溶けた後、固化している
    ことを特徴とする着脱式ワッペン。
  4. 前記板状体の裏面に、被係着物と係着する係着具が設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の着脱式ワッペン。
  5. 前記表示基布の表面に、表示内容が刺繍により表示されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の着脱式ワッペン。
  6. 表面に表示内容が表示された表示基布の裏面に、熱可塑性樹脂を含む接着剤が塗布されたフィルムの表面を面接させ、該フィルムを加熱融着させる工程と、
    該フィルムの裏面に化学繊維を含む布地からなる不透明シートの表面を相対させて該不透明シートを貼着する工程と、
    前記表示基布の外形に沿って該表示基布、該フィルム、及び該不透明シートをヒートカットすることによりヒートカット部を一旦溶かした後、固化させる工程と、
    該不透明シートの裏面に板状体を接着剤を介して貼着する工程と
    を含むことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の着脱式ワッペンの製造方法。
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