JP4557861B2 - クリーニング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クリーニング装置に関し、に撮像装置に着脱自在なクリーニング装置に関する。
デジタルカメラは、被写体像を写し込む媒体として、従来の銀塩フィルムの代わりにCMOS等の撮像素子を用いている。このデジタルカメラでは、撮像素子で得られた画像データを記憶媒体に記録し、同一の撮像素子で全ての駒に係る撮影を行なっている。ところで、レンズ交換可能な一眼レフデジタルカメラの場合は、レンズを交換する際に塵埃等の異物がカメラ内部に侵入して不具合が発生する場合がある。異物がカメラ内部に侵入した場合に発生する不具合の程度は、銀塩カメラの場合よりもデジタルカメラの方が大きくなる。
すなわち、銀塩カメラにおいては、1駒の撮影を行なう毎に駒送りが実行されて撮像面が移動するので、異物が進入したとしても、その異物は、駒送りにより撮像面から排除される可能性が高い。すなわち、銀塩カメラでは、異物が侵入したとしても、その異物の像が撮影画面に写し込まれる駒数は少なくなることが期待できる。
一方、デジタルカメラの場合は、撮像面となる撮像素子は、所定の位置に固定的に配備され、1駒の撮影を行なう毎に移動されることはない。従って、デジタルカメラでは、異物が撮像素子の焦点面(撮像面)に至る光路、例えば撮像素子を保護するためのカバーガラスの所定領域に付着すると、その異物を強制的に除去しない限り、撮影した駒ごとに撮影画像に異物の像が映り込んでしまう。
そこで、撮像素子用のカバーガラス等に気流を吹き付けることにより、カメラ内部に侵入した異物を強制的に除去するカメラが実現されている(特許文献1参照)。この特許文献1に係る発明では、異物を除去する際には、レンズからの光学像をファインダの方向に分岐させるためのハーフミラーをアップさせ、シャッタを全開状態にしている。そして、クリーニング装置をカメラ本体に取り付け、伸縮自在なノズルを伸長してクリーニング部分に接近させている。
特開2004−326095号
しかしながら、撮像素子用のカバーガラス等に気流を吹き付けている最中に、ユーザが不用意にクリーニング装置を撮像装置から取り外す場合もある。このように、クリーニング中にクリーニング装置を取り外す場合には、特許文献1に係る発明では、伸長しているノズルの先端が撮影素子のカバーガラス、シャッタ等に接触し、ノズル、カバーガラス、シャッタ等に不具合が発生する可能性がある。
そこで、本発明は、クリーニング中にクリーニング装置が撮像装置から取り外されることによりクリーニング装置、撮像装置に不具合が発生するのを防止し得るクリーニング装置を提供することを目的とする
上記目的を達成するため、本発明は、撮像装置に着脱自在なクリーニング装置において、前記クリーニング装置が前記撮像装置に装着されている状態をロックするロック手段と、前記ロック手段によるロック状態を解除する解除手段と、クリーニング中における前記解除手段による解除動作を規制する規制手段とを有している。
本発明によれば、クリーニング中には、撮像装置へのクリーニング装置の装着状態がロック手段によりロックされているロック状態を、ユーザが解除手段により解除しようとしても、その解除動作を規制手段により規制することができる。
従って、クリーニング中にクリーニング装置が撮像装置から取り外されることによりクリーニング装置、撮像装置に不具合が発生するのを防止し得るクリーニング装置を提供することが可能となる。
[第1の実施の形態]
図1(a),(b)は、本発明の第1,第2の実施の形態に係るクリーニング装置の斜視図である。このクリーニング装置は、カメラの内部に侵入した塵埃等の異物を、撮像素子の撮影面に至る光路から除去するものであり、カメラ本体に着脱自在となっている。図1(a)は、クリーニング装置の正面側を示している。なお、ここで言う正面とは、クリーニング装置をカメラ本体に取り付けた際に被写体と対向する面をいう。
図1(a)に示すように、クリーニング装置10の正面には、表示部16、電源スイッチ17a、クリーニング始動スイッチ17b、気流調整スイッチ17c、及び吸気口19aが配置されている。また、クリーニング装置10の側面には、アンロックボタン17d、及び排気口19bが配置されている。
表示部16は、例えばLCDやLED、或いは発音素子等の組み合わせにより構成され、文字、画像、音声等によりカメラの動作状態やメッセージ等をユーザに報知するために利用される。表示部16の表示内容としては、例えば、クリーニング装置10から噴出する気流の強弱、アンロックボタン17dの操作可否状態、クリーニング所要時間、クリーニング経過時間等の情報がある。この他、後述するカメラ本体20のバッテリ残量、ブザー設定情報、エラー情報、複数桁の数字による各種の情報、カメラ本体20の着脱状態、日付・時刻、カメラ本体20のCPU13bとの接続状態等の情報も表示部16に表示される。
電源スイッチ17aは、クリーニング装置10に対するAC電源の供給をオン/オフするためのスイッチである。クリーニング始動スイッチ17bは、クリーニング装置10によるクリーニング動作を開始させるためのスイッチである。気流調整スイッチ17cは、クリーニング装置10が噴出する気流の強弱を調整するスイッチである。アンロックボタン17dは、カメラ本体20に対するクリーニング装置10の装着状態がロックされている場合に、このロック状態を解除するためのボタンである。
なお、例えば、気流調整スイッチ17c、或いは新たに設けたスイッチにより、クリーニング時間の設定、ブザー設定等、クリーニング装置10の各種の設定を行なえるようにしてもよい。
吸気口19aは、カメラの外部の空気をカメラの内部に取り込むために設けられている。この吸気口19aには、外部の塵埃を取り込まないように、フィルタが取り付けられている。排気口19bは、後述するノズル12aから噴出された気流をカメラの外部に排気するために設けられている。この排気口19bにもフィルタが取り付けられ、清浄な空気を排気するようにしている。
図1(b)は、クリーニング装置10の背面側を示している。クリーニング装置10の背面には、マウント14が設けられている。このマウント14は、後述するカメラ側のマウント24を介してクリーニング装置10をカメラ本体20に取り付けるためのものである。マウント14には、カメラ本体20と電気信号を送受信するための信号端子15が装備されている。また、マウント14には、カメラ本体20に設けられた後述するロックピン26が進入して嵌合する嵌合穴14aが形成されている。
クリーニング装置10の背面中央には、空気を高速で噴出するためのノズル12aが収納されている。このノズル12aは、伸縮自在に構成されており、クリーニングを行なう際には伸長されて、その先端部は後述の撮像素子21aのカバーガラス21bに接近する。また、ノズル12aの先端部には、障害物センサ12bが設けられている。障害物センサ12bは、例えば近接センサにより構成されている。
この障害物センサ12bは、例えばノズル12aが伸長する際に、カメラ本体20に設けられたミラー22、シャッタ23等の構成部品に異常に接近したことを検知するために設けられている。この検知信号は、クリーニング装置10の後述のCPU13bに伝えられる。これにより、CPU13bは、ノズル12aが他の構成部品に衝突するのを未然に防止するための制御を行なうことが可能となる。
図2(a)は、クリーニング装置10がカメラ本体20に取り付けられて、駆動停止している状態を示す縦断面図である。図2(a)に示すように、クリーニング装置10が駆動停止している場合には、ノズル12aは、クリーニング装置10内に収納された状態となっている。ノズル12aの根元側には、ノズル12aの先端の方向に気流を送り込むためのファン18が設けられている。このファン18は、モータ11の回転軸に取り付けらており、モータ11の回転に伴って回転される。
回路基板13cには、モータ11とCPU13bが取り付けられている。モータ11は、CPU13bによって制御され、気流調整スイッチ17cにより、その回転数、すなわち気流の強弱を変更することができる。また、回路基板13cは、コネクタ13aを介して信号端子15に接続されている。
カメラ本体20には、交換レンズ装置、又はクリーニング装置10をカメラ本体20と機械的に結合するためのマウント24が設けられている。このマウント24には、カメラ本体20を交換レンズ装置、又はクリーニング装置10と電気的に接続するための信号端子25が取り付けられている。クリーニング装置10の信号端子15は、クリーニング装置10をカメラ本体20の正位置に装着した際、カメラ本体20の信号端子25と接触するような位置関係で配置されている。これにより、クリーニング装置10のCPU13bとカメラ側のCPU40との間で各種の信号を送受信することが可能となる。なお、上記の信号端子15,25を介して、カメラ本体20に搭載された後述のバッテリ44を充電することも可能である。
ミラー22は、レンズからの光学像を光学ファインダ50に導くために設けられている。なお、ミラー22は、クイックリターンミラー、ハーフミラーの何れの構成を採ってもよい。シャッタ23は、撮像素子21aに対する露光量を制御する。撮像素子21aは、CCD、CMOSセンサ等の光電変換素子により構成され、カバーガラス21bによる密閉構造で保護されている。
図2(b)は、クリーニング装置10がカメラ本体20に取り付けられて、駆動している状態を示す縦断面図である。クリーニング装置10が駆動している最中には、ミラー22が上部に退避され、シャッタ23が開口された状態となっている。また、ノズル12aは、撮像素子21aに向かって伸長されている。その最大伸長位置は、ノズル12aの先端が撮像素子21aのカバーガラス21bに接触しない位置となっている。
図3(a)は、交換レンズ装置、及びクリーニング装置10を装着していない状態におけるカメラ本体20の正面図である。カメラ本体の正面には、前述のマウント24が配備されている。このマウント24には、前述の信号端子25が取り付けられている。
また、マウント24は、ロックピン26を光軸方向に進退可能に支持している。このロックピン26は、その先端方向、すなわちクリーニング装置10が装着される方向に向かって付勢されている。このロックピン26は、クリーニング装置10の嵌合穴14aと嵌合してクリーニング装置10とカメラ本体20との相対的な回転を規制することにより、クリーニング装置10がカメラ本体20に装着されている状態をロックするものである。
ロックピン26は、マウント24の近傍に設置されたアンロックボタン27の操作により進退させることができる。例えば、ロックピン26の背面方向の端部は、アンロックボタン27の軸と所定の部材(図示省略)により連結されている。従って、背面方向にアンロックボタン27を押した場合は、ロックピン26は、上記の付勢力に抗して背面方向に移動する。この場合、上記の背面方向にアンロックボタン27を押し続けると、ロックピン26の正面側の先端は、最終的にはマウント24の面位置まで移動する。すなわち、ロックピン26の正面側の先端は、マウント24の面位置以上には背面方向へ移動しないように規制されている。
そして、ユーザがアンロックボタン27から手を放すと、ロックピン26は、上記の付勢力により自動的に正面方向に移動し、所定量だけ移動した時点、すなわちクリーニング装置10の嵌合穴14aに所定量だけ進入した時点で停止するように構成されている。
図3(b)は、クリーニング装置10を装着した状態におけるカメラ本体20の正面図である。カメラ本体20へクリーニング装置10を装着する場合は、まず、クリーニング装置10のマウント14とカメラ本体20のマウント24を対向させて、当該マウント14により上記ロックピン26を当該マウント24に埋没させる。そして、クリーニング装置10とカメラ本体20を相対的に回転させて、両者が正位置の位置関係となるようにする。クリーニング装置10とカメラ本体20とが正位置の位置関係となったときには、上記ロックピン26と嵌合穴14aとは対向した状態となるので、ロックピン26は、前述の付勢力により嵌合穴14aに自動的に進入する。これにより、クリーニング装置10とカメラ本体20を相対的に回転させることができなくなり、カメラ本体20に対するクリーニング装置10の装着状態がロックされる。
また、クリーニング装置10とカメラ本体20とが正位置の位置関係となっている場合は、図4(a),(b)に示したように、カメラ本体20のアンロックボタン27は、クリーニング装置10のアンロックボタン17dと正対する位置にくるようになっている。すなわち、カメラ側のアンロックボタン27は、クリーニング装置側のアンロックボタン17dに隠されて操作できない状態となる。従って、カメラ本体20に対するクリーニング装置10の装着状態がロックされているのを解除するためには、クリーニング装置側のアンロックボタン17dを操作する必要がある。
しかしながら、図4(a)に示したように、クリーニング動作を行っている最中には、アンロックボタン17dの軸の移動経路にロック解除規制部材19cが進入し、ロックを解除する方向へのアンロックボタン17dの動きが規制されている。従って、クリーニングの最中には、アンロックボタン17dを操作してロックピン26をクリーニング装置10の嵌合穴14aから後退させることはできない。
すなわち、クリーニングの最中には、アンロックボタン17dを操作してロックピン26によるロック状態を解除することができず、クリーニング装置10をカメラ本体20から取り外すことが不可能な状態となっている。
クリーニング動作が終了すると、前述のように、ノズル12aはカメラ本体20の内部から後退してクリーニン装置10に収納される。この際、図4(b)に示したように、ロック解除規制部材19cは、ノズル12aの収納動作と連動して、アンロックボタン17dの軸の移動経路から退避させられる。従って、クリーニング動作が終了した後には、アンロックボタン17dを図4(b)の右方向に操作することにより、カメラ本体20のアンロックボタン27を介して、ロックピン26を上記の嵌合穴14aから退避させることが可能となる。これにより、クリーニング装置10とカメラ本体20とを相対的に回転させて、クリーニング装置10をカメラ本体20から取り外すことが可能となる。なお、図4(a)に示した符号19dは、第2の実施の形態に係るデバイスであり、後で説明する。
次に、本カメラシステムの制御系の構成を,図5のブロック図に基づいて説明する。クリーニング装置10のCPU13bには、電源スイッチ17aからの電源オン信号、クリーニング始動スイッチ17bからのクリーニング始動信号、気流調整スイッチ17cからの気流の調整信号等が入力される。CPU13bは、これら入力信号に基づいて、ノズル制御部30、モータ制御部31、表示部32、電源供給回路33を適宜制御する。
また、CPU13bには、ロック解除規制部材19cの位置を検出する位置検出スイッチ36からの位置信号、ノズル12aの先端の障害物センサ12bから障害物の検知信号も入力される。CPU13aは、ロック解除規制部材19cの位置信号に基づいて、アンロックボタン17d,27の移動がロックされた状態となっているか否かを判別する。また、CPU13bは、障害物センサ12bから障害物の検知信号が入力された場合は、クリーニング動作を停止するように、ノズル制御部30、モータ制御部31に指令する。
ノズル制御部30は、CPU13bからの指令に基づいてノズル12aを伸縮させる。なお、ノズル制御部30は、ノズル12aを伸縮駆動する不図示のモータ等のアクチュエータを含んでいる。モータ制御部31は、CPU13bからの指令に基づいて、モータ11の駆動を制御することにより、ファン18を回転駆動し、気流をノズル12aから噴出させる。この場合、CPU13bは、モータ11の回転開始、回転停止、回転速度などのコマンドや情報をモータ制御部31に与える。表示部32は、CPU13bの制御の下に、電源スイッチ17a、クリーニング始動スイッチ17b、気流調整スイッチ17cなどの操作状況、電源供給回路33からの電源の供給状態、カメラ本体20電源状態等を表示する。
電源供給回路33は、AC電源コネクタ35を介してAC電源34から供給されたAC電力を、各種の電圧レベルの直流電力に変換して、クリーニング装置10の各デバイスに供給している。また、電源供給回路33は、CPU13bの制御の下にカメラ本体20のバッテリ44を充電すべく、信号端子15,25を介してカメラ本体20にも直流電力を供給している。また、CPU13bは、信号端子15,25を介して、カメラ側のCPU40から、ミラーアップ状況、シャッタ幕開け(開口)状況、バッテリ44の残容量等の情報を受け取っている。
カメラ側のCPU40は、ミラー制御部41、シャッタ制御部42、電源供給回路43を適宜制御している。すなわち、カメラ側のCPU40は、クリーニング装置10側のCPU13bから電源オン信号を受信すると、電源供給回路43に電源オンを指令して、カメラ本体20の各デバイスへの電力供給を開始させる。また、CPU40は、クリーニングモードのモード信号をCPU13aから受信すると、ミラー制御部41、シャッタ制御部42に対して、それぞれミラーアップ、シャッタ開口を指令する。
なお、クリーニング装置10のCPU13b、及びカメラ本体20のCPU40は、後述する図6、図7のフローチャート、図10,図11のフローチャートに係るクリーニング処理を行なうためのプログラムを内蔵している。このプログラムは、本実施の形態では、例えば、内蔵のROM等の記憶媒体に記憶することを想定しているが、他の媒体等から取得してもよい。
次に、クリーニング装置10によるクリーニング処理を、図6、図7のフローチャートに基づいて説明する。
クリーニング装置10のCPU13bは、クリーニング装置10の電源スイッチ17aにより電源がオンされると、クリーニング装置10にカメラ本体20が装着されているか否かを判別する(ステップS101)。カメラ本体20が装着されてなければ、CPU13bは、ステップS101に戻ることにより、カメラ本体20が装着されるのを待つ。
カメラ本体20が装着された場合は、CPU13bは、スタンバイ状態に入る(ステップS102)。このスタンバイ状態において、例えば、気流調整スイッチ17cを用いて、ノズル12aから噴出する気流の強弱の調整や、クリーニング時間の設定などを行なうことができる。
次に、CPU13bは、クリーニング始動スイッチ17bがオンされると(ステップS103)、カメラ本体20の電源がオン状態であるか否かを判別する(ステップS104)。その結果、カメラ本体20の電源がオフ状態であれば、CPU13bは、カメラ本体20のCPU40に対してカメラ本体20の電源をオンするように指令して(ステップS114)、ステップS105に進む。一方、カメラ本体20の電源がオン状態であれば、CPU103bは、ステップS114をスキップしてステップS105に進む。
ステップ105では、CPU103bは、カメラ本体20のCPU40から送信されてきた情報を調べ、バッテリ44の残容量が充分であるか否かを判別する。その結果、バッテリ44の残容量が不充分であれば、CPU13bは、クリーニング装置10の電源供給回路33からカメラ本体20の電源供給回路43に電力を供給してバッテリ44を充電するように、電源供給回路33に指令して(ステップS115)、ステップS106に進む。一方、バッテリ44の残容量が充分であれば、CPU13bは、ステップS115をスキップしてステップS106に進む。
ステップ106では、CPU103bは、カメラ本体20のCPU40にクリーニングモードを開始するように指令する。この際、CPU13bは、クリーニング装置10の表示部16に、クリーニングモード中である旨を表示する。なお、カメラ本体20のCPU40は、クリーニングモードの開始指令を受けて、ミラー制御部41、シャッタ制御部42に対して、それぞれミラー22を上部にアップし、シャッタ23を開口するように指令する(ステップS107)。そして、カメラ本体20のCPU40は、ミラー22を上部にアップし、シャッタ23を開口した旨をクリーニング装置10のCPU13aに通知する。
この通知を受けると、CPU13bは、クリーニング装置10に収納されているノズル12aを伸長して、撮像素子21aのカバーガラス21bに接近させる動作を開始するように、ノズル制御部30に指令する(ステップS108)。このノズル12aの伸長動作に連動して、ロック解除規制部材19cがアンロックボタン17dの軸の移動経路に進入される。
次に、CPU13bは、位置検出スイッチ36からのロック解除規制部材19cの位置信号に基づいて、アンロックボタン17d,27の移動動作がロック解除規制部材19cによりロックされているか否かを確認する(ステップS109)。その結果、アンロックボタン17d,27の移動動作がロックされていない場合は、CPU13bは、ステップS113に進み、クリーニング前処理を中止する。この場合のクリーニング前処理の中止は、表示部16によりブザーで警告音を発すると共に、ノズル12aの伸張動作を停止させることにより行なう。この伸張動作の停止処理により、ノズル12aは、撮像素子21aのカバーガラス21bの近傍に達する前に移動停止されることとなる。
一方、アンロックボタン17d,27の移動動作がロックされている場合には、CPU13bは、障害物センサ12bからの障害物の検知信号の有無を判別する(ステップS110)。ここでいう障害物とは、主としてミラー22やシャッタ23等のノズル伸長を妨害する物である。
すなわち、ステップS110の処理は、ミラー22を上部にアップさせ、シャッタ23を開口させた旨の通知を、ステップS107にてカメラ本体20側から受けたとしても、実際にミラー22が上部にアップされ、シャッタ23が開口されているとは限らないことを考慮したものである。換言すれば、ミラー22が上部にアップされておらず、シャッタ23が開口されていない状態でノズル12aを伸張させていくと、そのノズル12aがミラー22、シャッタ23に衝突して不具合が発生する可能性がある。このような不具合を確実に防止するために、ステップS110の障害物検知の有無の判別処置を行なっている。
障害物センサ12bから障害物の検知信号が入力された場合は、CPU13bは、その旨を表示部16に表示する等の所定のエラー処理を行なって(ステップS116)、ステップS113に進み、クリーニング前処理を停止する。この場合のクリーニング前処理の中止は、ノズル12aの伸張動作を停止させることにより行なう。
障害物センサ12bから障害物の検知信号が入力されなかった場合は、CPU13bは、ノズル12aが最大に伸長された後、モータ制御部31によりモータ11を起動させてファン18を回転させ、気流をノズル12aから噴出させる(ステップS111)。そして、CPU13bは、ステップS102のスタンバイ状態時に気流調整スイッチ17cにより設定された気流噴出時間、すなわちクリーニング時間が経過するのを待って(ステップS112)、クリーニング終了処理を行なう(ステップS113)。この場合のクリーニング終了処理は、モータ制御部31に対して、モータ11の回転駆動を停止するように指令することにより行なう。
CPU13bは、ステップS113の処理を行なった後、ノズル制御部30により、ノズル12aを縮ませてカメラ本体20からクリーニン装置10に退避、収納させる(ステップS117)。この収納動作に連動して、ロック解除規制部材19cは、アンロックボタン17dの移動経路から退避する。
次に、CPU13bは、位置検出スイッチ36からのロック解除規制部材19cの位置信号に基づいて、ロック解除規制部材19cがアンロックボタン17dの移動経路から退避されたか否かを判別する(ステップS118)。その結果、ロック解除規制部材19cが退避されていない場合は、CPU13bは、ステップS117に戻り、ノズル12aの上記退避動作を継続する。
一方、ロック解除規制部材19cがアンロックボタン17dの移動経路から退避された場合は、CPU13bは、カメラ本体20のCPU40にクリーニングモードの終了を指令する(ステップS119)。このクリーニングモードの終了指令を受けて、カメラ本体20のCPU40は、ミラー制御部41、シャッタ制御部42に対して、それぞれミラー22をダウンし、シャッタ23を閉口するように指令する(ステップS120)。
そして、カメラ本体20のCPU40は、ミラー22をダウンし、シャッタ23を閉口した旨をクリーニング装置10のCPU13aに通知する。この通知を受けると、CPU13bは、本クリーニング処理を終了する。
以上説明したように、第1の実施の形態では、クリーニング中は、ロック解除規制部材19cによりアンロックボタン17d,27の移動を規制している。従って、クリーニング中にアンロックボタン17d,27に外力が加えられたとしても、ロックピン26によるクリーニング装置10とカメラ本体20との回転のロック状態が解除されることはない。
換言すれば、クリーニング中にクリーニング装置が撮像装置から取り外されることによって、ノズル12aがミラー22、カバーガラス21b、シャッタ23等に接触し、これら部材に不具合が発生することを未然に防止することができる。
なお、カバーガラスより撮影レンズに近い方向に光学部材(例えばローパスフィルタ)が存在する場合は、クリーニング装置は、この光学部材に付着した塵埃等の異物をクリーニングするようにしてもよい。また、クリーニング装置は、気流を噴射することなく、気流を吸入するものであってもよい。このように気流を吸入する場合は、カメラ本体に異物が残留するのを防止し、クリーニング装置に異物を収集することが可能となる。
さらに、空気だけでなく洗浄効果があり、光学部材の機能を損なわない他の気体、揮発性のある液体等の流体をノズルから噴出することも可能である。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、図4(a)に示したように、ロック解除規制部材19cの代わりに、検知部材19dを設けている。この第2の実施の形態に係る検知部材19dも、第1の実施の形態に係るロック解除規制部材19cと同様に、ノズル12aの伸長動作に連動してアンロックボタン17dの移動経路に進入するものである。
この検知部材19dとしては、第2の実施の形態では、発光素子と受光素子を有する反射型フォトセンサを用いている。また、第2の実施の形態では、図5に示した位置検出スイッチ36の代わりに近接スイッチ(図示省略)を設けている。この近接スイッチとしては、上記の反射型のフォトセンサの検出信号に基づいてオン/オフする光電型の近接スイッチを用いている。以上説明した近接スイッチ、検知部材19d以外の第2の実施の形態の構成要素は、第1の実施の形態の構成要素と全く同様である。
反射型フォトセンサ(検知部材19d)にアンロックボタン17dの軸が接近すると、反射型フォトセンサの発光素子から発光された光が上記軸により反射される。その反射光は、反射型フォトセンサの受光素子により受光されて光電変換される。その光電変換された電気信号は、検知信号として光電型の近接スイッチの半導体ゲート(図示省略)に入力される。半導体ゲートは、検知信号の入力によりオープンされ、スイッチオン状態となる。
第2の実施の形態におけるクリーニング処理は、図6、図7のフローチャートに示した第1の実施の形態とほぼ同様なので、その相違点だけを説明する。
すなわち、第2の実施の形態では、CPU13bは、ステップS109において、近接スイッチがオン状態であるか否かを判別する。その結果、近接スイッチがオン状態であれば、検知部材19dに接近する方向にアンロックボタン17d,27が移動されたことを意味する。
そこで、この場合には、CPU13bは、ステップS113に進み、クリーニング前処理を中止する。この場合のクリーニング前処理の中止は、表示部16によりブザーで警告音を発すると共に、ノズル12aの伸張動作を停止させることにより行なう。この伸張動作の停止処理により、ノズル12aは、撮像素子21aのカバーガラス21bの近傍に達する前に移動停止されることとなる。
一方、近接スイッチがオフ状態であれば、検知部材19dに接近する方向にアンロックボタン17d,27が移動されていないことを意味するので、CPU13bは、ステップS110に進む。なお、これ以外の動作は、図6、図7のフローチャートに示した第1の実施の形態と全く同様である。
第2の実施の形態の趣旨は、クリーニング中におけるアンロックボタン17d,27の移動を検知し、その検知に基づいてノズル12aを縮めてクリーニング装置10に収納することにある。従って、上記の近接スイッチ(半導体ゲート)、検知部材19d(反射型フォトセンサ)の代わりに、他の型の近接スイッチを用いることも可能である。また、近接スイッチの代わりに、アンロックボタン17d,27の移動を検知する何らかのセンサ、スイッチ等の部材を用いることも可能である。
なお、本明細書、及び特許請求の範囲において、「クリーニング中」とは、気流の噴射等の実際のクリーニング動作を行なっている最中だけでなく、そのクリーニング動作を行なうためのノズル12aの伸長動作等の前処理(前動作)を行なっている最中も含むものである。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態に係るクリーニング装置について、第1の実施の形態との相違点を主にして説明する。図8(a),(b)は、本発明の第3の実施の形態に係るクリーニング装置の斜視図である。
図8(a)と図1(a)を比較すると、第3の実施の形態に係るクリーニング装置では、第1の実施の形態における吸気口19aと排気口19bが取り除かれている。また、第3の実施の形態では、第1の実施の形態に係る気流調整スイッチ17cの代わりに、時間設定スイッチ17eが設けられている。この時間設定スイッチ17eは、後述する粘着部材1aをカバーガラス21bに接触する時間、又は接触と離間を繰り返す時間を設定するためのスイッチである。
図8(b)と図1(b)を比較すると、第3の実施の形態に係るクリーニング装置では、第1の実施の形態におけるノズル12aの代わりに、粘着部材1aが設けられている。この粘着部材1aは、撮像素子21aのカバーガラス21b等のクリーニング対象物に接触させて、クリーニング対象物に付着した塵埃等の異物を取り除くために設けられたものである。なお、図8(b)に示した符号1cは、障害物センサであり、第1の実施の形態に係る障害物センサ12bと同様の機能を有するものである。
第3の実施の形態に係る粘着部材1aは、図9(a),(b)に示したように、台座1bにより保持されて、クリーニング部材1の先端部に取り付けられている。なお、この台座1bと粘着部材1aとの間に例えば板バネ等の弾性部材を介在させたり、台座1bそれ自体を弾性部材で支持したりすることが望ましい。これにより、粘着部材1aをクリーニング対象物に接触させる際にクリーニング対象物に印加される衝撃力を吸収することができ、クリーニング対象物に不具合が発生するのを防止することができる。
図9(a),(b)に示したように、クリーニング部材1は、伸縮自在に構成されている。このクリーニング部材1の伸縮駆動は、モータ11により行なわれる。すなわち、第3の実施の形態では、モータ11には第1の実施の形態に係るファン18が取り付けられておらず、モータ11は、クリーニング部材1を伸縮するためのアクチュエータとして利用されている。
クリーニング動作を停止している状態では、図9(a)に示したように、モータ11は、クリーニング部材1を縮めて、クリーニング部材1が粘着部材1aを含めてクリーニング装置10に収納された状態にしている。一方、クリーニングを行なう場合には、図9(b)に示したように、モータ11は、クリーニング部材1を伸長して、粘着部材1aをクリーニング対象物であるカバーカラス21bに接触させている。
また、第3の実施の形態では、図5に示したノズル制御部30が取り除かれている。第3の実施の形態における他の構成要素は、第1の実施の形態と同様なので、それらの説明は省略する。
次に、第3の実施の形態におけるクリーニング処理を、図10、図11のフローチャートに基づいて説明する。第3の実施の形態に係る図10、図11のステップS101〜S107までの処理は、第1の実施の形態に係る図6、図7のステップS101〜S107までの処理とほぼ同様である。
すなわち、第3の実施の形態では、ステップS102のスタンバイ時に、時間設定スイッチ17eにより、粘着部材1aをカバーガラス21bに接触する時間、又は接触と離間を繰り返す時間を設定することができる。この点を除いては、第3の実施の形態に係る図10、図11のステップS101〜S107までの処理は、第1の実施の形態に係る図6、図7のステップS101〜S107までの処理と全く同様である。従って、以後、図10、図11のステップS122以降の処理だけを説明する。
ミラー22を上部にアップし、シャッタ23を開口した旨の通知を、CPU13bがカメラ本体20側から受け取ったとする。すると、CPU13bは、モータ11を制御して、クリーニング装置10に収納されているクリーニング部材1を伸長して、粘着部材1aをカバーガラス21bに接触させる動作を開始させる(ステップS122)。このクリーニング部材1の伸長動作に連動して、ロック解除規制部材19cがアンロックボタン17dの軸の移動経路に進入する。
次に、CPU13bは、位置検出スイッチ36からのロック解除規制部材19cの位置信号に基づいて、アンロックボタン17d,27の移動動作がロック解除規制部材19cによりロックされているか否かを確認する(ステップS109)。その結果、アンロックボタン17d,27の移動動作がロックされていない場合は、CPU13bは、ステップS113に進み、クリーニング前処理を中止する。この場合のクリーニング前処理の中止は、表示部16によりブザーで警告音を発すると共に、クリーニング部材1の伸張動作を停止させることにより行なう。この伸張動作の停止処理により、粘着部材1aは、カバーガラス21bに接触する前に移動停止されることとなる。
一方、アンロックボタン17d,27の移動動作がロックされている場合には、CPU13bは、障害物センサ12bからの障害物の検知信号の有無を判別する(ステップS110)。ここでいう障害物とは、主としてミラー22やシャッタ23等のクリーニング部材1の伸長を妨害する物である。
すなわち、ステップS110の処理は、ミラー22を上部にアップし、シャッタ23を開口した旨の通知を、ステップS107にてカメラ本体20側から受けたとしても、実際にミラー22が上部にアップされ、シャッタ23が開口されているとは限らないことを考慮したものである。換言すれば、ミラー22が上部にアップされておらず、シャッタ23が開口されていない状態でクリーニング部材1を伸張させていくと、そのクリーニング部材1、特に粘着部材1aがミラー22、シャッタ23に衝突して不具合が発生する可能性がある。このような不具合を確実に防止するために、ステップS110の障害物検知の有無の判別処理を行なっている。
障害物センサ12bから障害物の検知信号が入力された場合は、CPU13bは、その旨を表示部16に表示する等の所定のエラー処理を行なって(ステップS116)、ステップS113に進み、クリーニング前処理を停止する。この場合のクリーニング前処理の中止は、クリーニング部材1の伸張動作を停止させることにより行なう。
障害物センサ12bから障害物の検知信号が入力されなかった場合は、CPU13bは、モータ11をさらに駆動制御して、クリーニング部材1の先端部の粘着部材1aをカバーガラス21bに押し付ける(ステップS123)。
この場合、粘着部材1aがカバーガラス21bに接触する直前にモータ11の回転速度を減速し、粘着部材1aがカバーガラス21bに高速で衝突しないようにするのが望ましい。これにより、カバーガラス21bにキズが付き、このキズの像が撮影画像に写り込む等の不具合が発生するのを防止することができるからである。また、粘着部材1aとカバーガラス21bとの接触、離間を繰り返すようにモータ11を駆動制御することも可能である。この場合は、カバーガラス21b上の異物を粘着部材1aにより効率よく確実に除去することが可能となる。
次に、CPU13bは、ステップS102のスタンバイ状態時に時間設定スイッチ17eにより設定された時間が経過するのを待って(ステップS112)、クリーニング終了処理を行なう(ステップS113)。このクリーニング終了処理は、モータ11の回転駆動を停止することにより行なう。
CPU13bは、ステップS113の処理を行なった後、モータ11を伸長時とは逆方向に回転させてクリーニング部材1を縮ませる(ステップS124)。この場合、CPU13bは、クリーニング部材1がカメラ本体20側から完全に退避してクリーニン装置10に収納されるようにする。この収納動作に連動して、ロック解除規制部材19cは、アンロックボタン17dの移動経路から退避する。
次に、CPU13bは、位置検出スイッチ36からのロック解除規制部材19cの位置信号に基づいて、ロック解除規制部材19cがアンロックボタン17dの移動経路から退避されたか否かを判別する(ステップS118)。その結果、ロック解除規制部材19cが退避されていない場合は、CPU13bは、ステップS124に戻り、クリーニング部材1の上記退避(格納)動作を継続する。
一方、ロック解除規制部材19cがアンロックボタン17dの移動経路から退避された場合は、CPU13bは、カメラ本体20のCPU40にクリーニングモードの終了を指令する(ステップS119)。このクリーニングモードの終了指令を受けて、カメラ本体20のCPU40は、ミラー制御部41、シャッタ制御部42に対して、それぞれミラー22をダウンし、シャッタ23を閉口するように指令する(ステップS120)。
そして、カメラ本体20のCPU40は、ミラー22をダウンし、シャッタ23を閉口した旨をクリーニング装置10のCPU13aに通知する。この通知を受けると、CPU13bは、本クリーニング処理を終了する。
なお、本発明は、上記の第1〜第3の実施の形態に限定されることなく、これら実施の形態を適宜組み合わせてもよい。また、第3の実施の形態に係る粘着部材1aの代わりに、塵埃等の異物が帯電している静電気の極性とは逆の極性の静電気を発生する静電気発生部材を設けることも可能である。
この場合は、他の電子部品に悪影響を及ぼさない範囲の静電吸引力で、異物を除去するようにすればよい。このように、静電吸引力を用いて異物を除去する場合は、静電気発生部材をクリーニング対象物に接触させる必要はなく、クリーニング対象物にキズが付く心配をしなくても済む。
(a)は本発明の第1,第2の実施の形態に係るクリーニング装置を正面側から見た斜視図である。(b)は上記クリーニング装置を背面側から見た斜視図である。 (a)は上記クリーニング装置をカメラ本体に装着し、クリーニング動作が停止している状態を示す縦断面図である。(b)は上記クリーニング装置をカメラ本体に装着し、クリーニング動作が実行されている状態を示す縦断面図である。 (a)はクリーニング装置を装着していない場合の第1〜第2の実施の形態に係るカメラ本体の正面図である。(b)はクリーニング装置を装着している場合の第1〜第2の実施の形態に係るカメラ本体の正面図である。 (a)は第1〜第3の実施の形態に係るアンロックボタンを示す縦断面図である。(b)第1〜第3の実施の形態に係るアンロックボタンのロック解除動作を規制するロック解除規制部材を示す縦断面図である。 第1の実施の形態に係るクリーニング装置、及びカメラ本体の制御系の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係るクリーニング装置のクリーニング処理を示すフローチャートである。 図6の続きのフローチャートである。 (a)は本発明の第3の実施の形態に係るクリーニング装置を正面側から見た斜視図である。(b)は図8(a)のクリーニング装置を背面側から見た斜視図である。 (a)は図8(a)、(b)のクリーニング装置をカメラ本体に装着し、クリーニング動作が停止している状態を示す縦断面図である。(b)は図8(a),(b)のクリーニング装置をカメラ本体に装着し、クリーニング動作が実行されている状態を示す縦断面図である。 第3の実施の形態に係るクリーニング装置のクリーニング処理を示すフローチャートである。 図10の続きのフローチャートである。
符号の説明
1…クリーニング部材、1a…粘着部材、10…クリーニング装置、11…モータ、12a…ノズル、13b…CPU、14,24…マウント、17d,27…アンロックボタン、18…ファン、20…カメラ本体、21a…撮像素子、21b…カバーガラス

Claims (5)

  1. 撮像装置に着脱自在なクリーニング装置において、
    前記クリーニング装置が前記撮像装置に装着されている状態をロックするロック手段と、
    前記ロック手段によるロック状態を解除する解除手段と、
    クリーニング中における前記解除手段による解除動作を規制する規制手段と、
    を有することを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記クリーニング装置は、伸縮自在なクリーニング部材を有し、前記規制手段は、該クリーニング部材がクリーニング対象の部材に向かって伸長していく動作に連動して、前記解除手段の移動経路に進入することを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 伸縮自在なクリーニング部材を有し、撮像装置に着脱自在なクリーニング装置において、
    前記クリーニング装置が前記撮像装置に装着されている状態をロックするロック手段と、
    前記ロック手段によるロック状態を解除する解除手段と、
    前記解除手段による解除動作を検知する検知手段と、
    クリーニング中に前記解除手段による解除動作が前記検知手段により検知された場合に、クリーニング対象の部材の方向に伸長されている前記クリーニング部材を縮める制御手段と、
    を有することを特徴とするクリーニング装置。
  4. 前記クリーニング部材は、流体を噴出又は吸入するためのノズルを有することを特徴とする請求項2又は3に記載のクリーニング装置。
  5. 前記クリーニング部材は、クリーニング対象の部材との対向面に粘着部材を有することを特徴とする請求項2又は3に記載のクリーニング装置。
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