JP4556469B2 - 内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置 - Google Patents

内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置 Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関により駆動されるコンプレッサにより冷媒を外機熱交換器、室内熱交換器及び膨張弁に循環させて空気調節を行う内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置に関する。
この種の内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置には、部分負荷の際のエネルギ効率を高めるために、1台の内燃機関に複数の固定容量型のコンプレッサをクラッチを介して接続し、室内機の負荷の大小に応じて内燃機関に接続されて駆動されるコンプレッサの数を増減させるようにしたものがある。この種の空調装置では室外機から室内機に供給する冷媒の量を室内機の負荷に応じて連続的に制御するために、通常はコンプレッサから吐出される余剰の冷媒を制御弁を介してコンプレッサの吸入側に戻すバイパス制御を行っているが、この方法ではコンプレッサが消費する動力は冷媒のバイパス量とは無関係であるので、バイパス量が増大すればエネルギ効率が低下するという問題がある。
これに対し、特許文献1に示すように、固定容量型コンプレッサと可変容量型コンプレッサをクラッチを介してガスエンジン(内燃機関)により駆動し、室内機の負荷が小さい範囲内では可変容量型コンプレッサのみを使用してその吐出量の制御とエンジン回転速度の制御により室外機から室内機に供給する冷媒の量を制御し、室内機の負荷が大きい範囲内では可変容量型コンプレッサと固定容量型コンプレッサの両方を使用して可変容量型コンプレッサの吐出量の制御とエンジン回転速度の制御により室外機から室内機に供給する冷媒の量を制御する技術がある。
次にこの特許文献1による技術の一例の作動を図9により説明する。なおこの例では、可変容量型コンプレッサ1の最小押しのけ容積は最大押しのけ容積の50%であり、固定容量型コンプレッサ2の押しのけ容積はコンプレッサ1の最大押しのけ容積と同じであり、またエンジンは、1000r/min と2000r/min の範囲で作動され、この1000r/min という比較的低回転速度で高トルクのときに燃料消費率が最低になるものとする。室外機に対し要求される要求負荷は、図9の要求負荷の線図の実線に示すように、室内機が必要とする冷媒の必要循環量に対し比例して増大し、その値は可変容量型コンプレッサ1の押しのけ容積が最大(=固定容量型コンプレッサ2の押しのけ容積)で2000r/min で駆動された場合の押しのけ容量を100%として表示した。
この技術では、冷媒の必要循環量が室内機が必要とする最大量の0〜1/8の範囲では、押しのけ容積を50%(最低値)としたコンプレッサ1だけが、回転速度を1000r/min としたエンジンにより駆動される。この範囲では、コンプレッサ1から吐出される冷媒の量は、図9の要求負荷の線図の破線に示すように25%の一定値であり、室外機に対し要求される要求負荷よりも多くなる。そこでこの範囲では、前述したバイパス制御によりコンプレッサから吐出される余剰の冷媒を吸入側に戻して要求負荷と合致させており、エネルギ効率が低下する。
必要循環量が1/8〜2/8の範囲では、コンプレッサ1だけが回転速度を1000r/min としたエンジンにより駆動されるが、コンプレッサ1の押しのけ容積は50%から100%に連続的に増大するように制御される。これによりコンプレッサ1から吐出される冷媒の量は、図9の要求負荷の線図の実線に示すように増大し、要求負荷と合致したものとなる。必要循環量が2/8〜3/8の範囲では、押しのけ容積が100%に維持されたコンプレッサ1だけがエンジンにより駆動され、このエンジンは回転速度が1000r/min から2000r/min に増大するように制御される。これによりコンプレッサ1から吐出される冷媒の量は、図9の要求負荷の線図の実線に示すように増大し、要求負荷と合致したものとなる。
必要循環量が3/8〜4/8の範囲では、コンプレッサ1に加えて固定容量のコンプレッサ2が回転速度を1000r/min に戻したエンジンにより駆動され、コンプレッサ1は押しのけ容積が一旦50%に戻されてから100%に連続的に増大するように制御される。これによりコンプレッサ1から吐出される冷媒の量は、図9の要求負荷の線図の実線に示すように増大し、要求負荷と合致したものとなる。
必要循環量が4/8〜8/8の範囲では、押しのけ容積が100%に維持されたコンプレッサ1とコンプレッサ2の両方がエンジンにより駆動され、このエンジンは回転速度が1000r/min から2000r/min に増大するように制御される。これによりコンプレッサ1から吐出される冷媒の量は、図9の要求負荷の線図の実線に示すように増大し、要求負荷と合致したものとなる。
上述のように、特許文献1の技術によれば、冷媒の必要循環量が使用頻度の少ない最大値の0〜1/8の範囲を除き、バイパス制御によることなく、室外機から室内機に供給する冷媒の量を制御できるので、バイパス制御によるエネルギ効率低下の問題は実質的に解消される。
特開2003−148815号公報(段落〔0007〕、段落〔0010〕、図1〜図3)。
内燃機関では比較的低回転速度で高トルクのときに燃料消費率が最低になるので、内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置ではエネルギ効率を向上させるためには、この低回転速度高トルク状態で内燃機関を運転することが好ましい。しかしながら特許文献1の技術では、前述のように冷媒の必要循環量が2/8〜3/8となる部分負荷運転範囲において、エンジンの回転速度が1000r/min から2000r/min に増大するのでエネルギ効率が低下し、ひいては内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置のエネルギ効率が全体的に低下するという問題がある。また特許文献1の技術では、固定容量型コンプレッサと可変容量型コンプレッサとを併用しているので、低負荷運転時(上述した例では必要循環量が3/8以下の範囲)に稼働されるのは可変容量型コンプレッサに限られ、このため可変容量型コンプレッサが先に耐久の限界に達して空調装置の寿命が全体として短くなるという問題がある。本発明はこのような問題を解決することを目的とする。
このために、請求項1の発明による内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置は、複数のコンプレッサと、所定の回転速度範囲内で作動して各コンプレッサをそれぞれクラッチを介して駆動する内燃機関と、コンプレッサの吐出ポート及び吸入ポートに接続される冷媒循環路に設けられた外機熱交換器及び室内熱交換器と、冷媒循環路に設けられて外機熱交換器及び室内熱交換器に対する吐出ポートからの冷媒の供給順序を切り換える切換弁と、外機熱交換器と室内熱交換器の間に設けられた膨張弁よりなる内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置において、複数のコンプレッサはピストンストロークを変化させることができこれにより最小押しのけ容積が最大押しのけ容積に比して実質的に無視できる程度に押しのけ容積の変化範囲を広くした往復ピストン式可変容量型コンプレッサとし、各コンプレッサに対する要求負荷が小さい範囲内では内燃機関をエネルギ効率の良い低回転速度高トルク状態で作動させ、可変容量型コンプレッサの少なくとも一部をクラッチにより内燃機関に連結するとともに連結された可変容量型コンプレッサの押しのけ容積を連続的に変化させ要求負荷の変動に対応させ、各コンプレッサに対する要求負荷が大きい範囲内では可変容量型コンプレッサの全部をクラッチにより内燃機関に連結するとともに、可変容量型コンプレッサの押しのけ容積を最大値またはその付近として内燃機関の回転速度を変化させることにより要求負荷の変動に対応させるように、内燃機関、クラッチ及びコンプレッサの作動を制御する制御装置を備えたことを特徴とするものである。
また請求項2の発明による内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置は、複数のコンプレッサと、所定の回転速度範囲内で作動して各コンプレッサをそれぞれクラッチを介して駆動する内燃機関と、コンプレッサの吐出ポート及び吸入ポートに接続される冷媒循環路に設けられた外機熱交換器及び室内熱交換器と、冷媒循環路に設けられて外機熱交換器及び室内熱交換器に対する吐出ポートからの冷媒の供給順序を切り換える切換弁と、外機熱交換器と室内熱交換器の間に設けられた膨張弁よりなる内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置において、複数のコンプレッサの一部はピストンストロークを変化させることができこれにより最小押しのけ容積が最大押しのけ容積に比して実質的に無視できる程度に押しのけ容積の変化範囲くした往復ピストン式可変容量型コンプレッサとし、残るコンプレッサは固定容量型コンプレッサとし、各コンプレッサに対する要求負荷が小さい範囲内の前半では内燃機関をエネルギ効率の良い低回転速度高トルク状態で作動させ可変容量型コンプレッサをクラッチにより内燃機関に連結するとともにその押しのけ容積を連続的に変化させることにより要求負荷の変動に対応させ、要求負荷が小さい範囲内の後半では内燃機関をエネルギ効率の良い低回転速度高トルク状態で作動させ、可変容量型コンプレッサ及び固定容量型コンプレッサをクラッチにより内燃機関に連結させるとともに可変容量型コンプレッサの押しのけ容積を連続的に変化させることにより要求負荷の変動に対応させ、各コンプレッサに対する要求負荷が大きい範囲内では可変容量型及び固定型コンプレッサをクラッチにより内燃機関に連結するとともに可変容量型コンプレッサの押しのけ容積を最大値またはその付近として内燃機関の回転速度を変化させることにより要求負荷の変動に対応させるように、内燃機関、クラッチ及びコンプレッサの作動を制御する制御装置を備えたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置によれば、内燃機関により駆動される複数のコンプレッサはピストンストロークを変化させることができこれにより最小押しのけ容積が最大押しのけ容積に比して実質的に無視できる程度に押しのけ容積の変化範囲を広くした往復ピストン式可変容量型コンプレッサとし、各コンプレッサに対する要求負荷が小さい範囲内では内燃機関をエネルギ効率の良い低回転速度高トルク状態で作動させ、可変容量型コンプレッサの少なくとも一部をクラッチにより内燃機関に連結するとともに連結された可変容量型コンプレッサの押しのけ容積を連続的に変化させ要求負荷の変動に対応させ、各コンプレッサに対する要求負荷が大きい範囲内では可変容量型コンプレッサの全部をクラッチにより内燃機関に連結するとともに、可変容量型コンプレッサの押しのけ容積を最大値またはその付近として内燃機関の回転速度を変化させることにより要求負荷の変動に対応させるように、内燃機関、クラッチ及びコンプレッサの作動を制御装置により制御しているので、室内機が必要とする冷媒の必要循環量の変化範囲のうちの部分負荷を含む広い範囲において、内燃機関はエネルギ効率の良い低回転速度高トルク状態で作動される。このような請求項1の発明によれば、複数のコンプレッサは何れも可変容量型コンプレッサあるので、低負荷運転時に稼働されるコンプレッサを任意に選択することができ、これにより各コンプレッサの運転時間及び起動・停止回数を平準化して内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の寿命を全体として長くすることができる。また請求項1発明によれば、内燃機関により駆動される複数のコンプレッサはピストンストロークを変化させることができこれにより最小押しのけ容積が最大押しのけ容積に比して実質的に無視できる程度に押しのけ容積の変化範囲を広くした往復ピストン式可変容量型コンプレッサであるので、コンプレッサに対する要求負荷が大幅に低下して室内機が必要とする冷媒の必要循環量が大幅に低下した場合でも、内燃機関をエネルギ効率の良い低回転速度高トルク状態で作動させた状態で冷媒の必要循環量の大幅な低下に対応することができ、部分負荷運転時におけるエネルギ効率を全体として向上させることができる。
また請求項2に記載の内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置によれば、内燃機関により駆動される複数のコンプレッサの一部はピストンストロークを変化させることができこれにより最小押しのけ容積が最大押しのけ容積に比して実質的に無視できる程度に押しのけ容積の変化範囲くした往復ピストン式可変容量型コンプレッサとし、残るコンプレッサは固定容量型コンプレッサとし、各コンプレッサに対する要求負荷が小さい範囲内の前半では内燃機関をエネルギ効率の良い低回転速度高トルク状態で作動させ可変容量型コンプレッサをクラッチにより内燃機関に連結するとともにその押しのけ容積を連続的に変化させることにより要求負荷の変動に対応させ、要求負荷が小さい範囲内の後半では内燃機関をエネルギ効率の良い低回転速度高トルク状態で作動させ、可変容量型コンプレッサ及び固定容量型コンプレッサをクラッチにより内燃機関に連結させるとともに可変容量型コンプレッサの押しのけ容積を連続的に変化させることにより要求負荷の変動に対応させ、各コンプレッサに対する要求負荷が大きい範囲内では可変容量型及び固定型コンプレッサをクラッチにより内燃機関に連結するとともに可変容量型コンプレッサの押しのけ容積を最大値またはその付近として内燃機関の回転速度を変化させることにより要求負荷の変動に対応させるように、内燃機関、クラッチ及びコンプレッサの作動を制御装置により制御しているので、室内機が必要とする冷媒の必要循環量の変化範囲のうちの部分負荷を含む広い範囲において、内燃機関はエネルギ効率の良い低回転速度高トルク状態で作動される。このような請求項2の発明によれば、請求項1におけるコンプレッサの運転時間及び起動・停止回数を平準化して内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の寿命を全体として長くすることができるという効果を除き、コンプレッサに対する要求負荷が大幅に低下して室内機が必要とする冷媒の必要循環量が大幅に低下した場合でも、内燃機関をエネルギ効率の良い低回転速度高トルク状態で作動させた状態で冷媒の必要循環量の大幅な低下に対応することができ、部分負荷運転時におけるエネルギ効率を全体として向上させることができる、という効果を得ることができる。
先ず図1及び図2により本発明による内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の第1参考形態の説明をする。図1に示すように、この第1参考形態の内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置は、1台の室外機10と各室に設けられて個別に運転・停止ができる複数の室内機20と室外機10の作動を制御する制御装置40よりなるものである。
この第1参考形態の室外機10は、所定の範囲内で押しのけ容積を連続的に変化させることができる2台の同一な可変容量型のコンプレッサ11,12と、所定の回転速度範囲内で作動して各コンプレッサ11,12をそれぞれクラッチ19a,19bを介して駆動する水冷式のガスエンジン(内燃機関)19と、コンプレッサ11,12の吐出ポート11a,11b及び吸入ポート11b,12bに接続される冷媒循環路30aに設けられた外機熱交換器14及び四方弁(切換弁)13を備えており、各室内に延びる冷媒循環路30の管路30b,30cの先端部には複数の室内機20が並列に設けられている。2台のコンプレッサ11,12は、それぞれの吐出ポート11aと12a同士及び吸入ポート11bと12b同士が互いに接続され、四方弁13は外機熱交換器14及び室内熱交換器21に対する吐出ポート11aと12aからの冷媒の供給順序を切り換えて、暖房と冷房を切り換えるようになっている。
コンプレッサ11,12の吐出ポート11a,12aを四方弁13の入口ポートに接続する冷媒循環路30の管路30aの途中にはオイルセパレータ15が設けられ、コンプレッサ11,12の吸入ポート11b,12bを四方弁13の出口ポートに接続する冷媒循環路30の管路30dにはアキュムレータ16と二重管熱交換器33が設けられている。四方弁13の残る2つの切換ポートは冷媒循環路30の管路30b,30cを介して各室内機20に接続され、外機熱交換器14はその一方の管路30bの途中に設けられている。この参考形態の外機熱交換器14は互いに並列接続された2個であり、それぞれファン14aを備えている。なお二重管熱交換器33は、ガスエンジン19の冷却水と冷媒との間で熱交換を行うものである。
管路30aのオイルセパレータ15と四方弁13の間となる部分は、制御弁18が設けられたバイパス管路30fを介してアキュムレータ16に連通されている。また、オイルセパレータ15の底部は、キャピラリ31及びフィルタドライヤ32を介して、コンプレッサ11,12の吸入ポート11b,12bに連通され、分離されたオイルから異物及び水分を除去してコンプレッサ11,12に戻すようになっている。
この参考形態の2台のコンプレッサ11,12は、それぞれインボリュート曲線形状のスクロールラップを有する固定スクロールと旋回スクロールからなるスクロール式コンプレッサであり、両スクロールの間に形成されて作動に応じて次第に容積が減少する圧縮室に連通されるバイパスポート11c,12cを備えたものである。この参考形態では、両バイパスポート11c,12cは互いに接続され、リデュース弁(電子膨張弁)17が設けられた管路30eを介してアキュムレータ16に連通されている。このリデュース弁17は制御装置40により多数の段階的に開度が制御されるものであり、この開度を制御することにより各コンプレッサ11,12の押しのけ容積が最大値である100%から50%の間で変化してコンプレッサ11,12に対する要求負荷の変化に対応するようになっている。このようなリデュース弁17を用いた押しのけ容積の減少による要求負荷の制御は、制御弁18によるバイパス制御に比して、エネルギ効率の低下は僅かである。
各室内に配置される複数の室内機20は、冷媒循環路30の管路30b,30cの先端部に並列に設けられ、それぞれ室内熱交換器21と、この室内熱交換器21の外機熱交換器14側に直列に設けられた電子膨張弁(膨張弁)22と、この電子膨張弁22と並列に直列接続されたキャピラリ23と逆止弁24により構成されている。各室内熱交換器21にはシロッコファン21aが設けられている。
次にこの第1参考形態の内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の全体的作動の概要の説明をする。先ず冷房運転時の作動を説明する。クラッチ19a(及び19b)を介してコンプレッサ11(及び12)がガスエンジン19により回転駆動されれば、コンプレッサ11(及び12)により圧縮された高温高圧の気相冷媒は、破線矢印に示すように、四方弁13から管路30bを通って外機熱交換器14に入り、ファン14aから送り込まれる外気により冷却されて液化される。この液化された高圧の冷媒は管路30bから電子膨張弁22を通り、減圧されて室内熱交換器21に入って気化され、室内熱交換器21から気化潜熱を奪ってこれを冷却する。シロッコファン21aから室内に送り込まれる空気は、室内熱交換器21を通過する際に冷却され、これにより室内は冷房される。気化した冷媒は管路30cから四方弁13、二重管熱交換器33を設けた管路30dを通ってアキュムレータ16に入り、アキュムレータ16で気液が分離されて、コンプレッサ11(及び12)に吸入され、再び圧縮されて上述した冷房サイクルを繰り返して室内を冷房する。
次に暖房運転時には、コンプレッサ11(及び12)により圧縮された高温高圧の気相冷媒は、実線矢印に示すように、四方弁13から管路30cを通って室内熱交換器21に入る。シロッコファン21aから室内に送り込まれる空気は、室内熱交換器21を通過する際に高温高圧の気相冷媒により加熱され、これにより室内は暖房されるとともに、気相冷媒は冷却されて液化される。この液化された高圧の冷媒は電子膨張弁22を通り、減圧されて管路30bから外機熱交換器14に入り、ファン14aから送り込まれる外気から気化潜熱を奪って気化される。電子膨張弁22と並列に設けたキャピラリ23と逆止弁24は、暖房の場合の電子膨張弁22による膨張の程度を冷房の場合よりも少なくするものである。気化した冷媒は管路30bから四方弁13、二重管熱交換器33を設けた管路30dを通ってアキュムレータ16に入り、アキュムレータ16で気液が分離されて、コンプレッサ11(及び12)に吸入され、再び圧縮されて上述した暖房サイクルを繰り返して室内を暖房する。
この冷房及び暖房に際して、内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の作動を制御する制御装置40は、各室内機20が必要とする冷媒の循環量を、各室内機20の設定温度、各室内熱交換器21の容量及び吸入温度、暖房・冷房温度の別などに応じて演算して、その積算値を冷媒の必要循環量とし、2台のコンプレッサ11,12に対する要求負荷がこの必要循環量と合致するように、室外機10を制御するものである。すなわち制御装置40は、演算された冷媒の積算値が小さい範囲内ではガスエンジン19をエネルギ効率の良い低回転速度(例えば1000r/min )高トルク状態で作動させるとともにクラッチ19a,19bによりガスエンジン19に連結されるコンプレッサ11,12の選択及び各コンプレッサ11,12の押しのけ容積を連続的に変化させることにより要求負荷の変動に対応させ、コンプレッサ11,12に対する要求負荷が大きい範囲内では各コンプレッサ11,12の押しのけ容積を最大値としてガスエンジン19の回転速度を変化させることにより要求負荷の変動に対応させるように、ガスエンジン19、クラッチ19a,19b、コンプレッサ11,12、リデュース弁17及び制御弁18などの作動を制御するものである。
次にこの第1参考形態の内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の作動を、図2により具体的に説明する。室外機10のコンプレッサ11,12に対し要求される要求負荷は、図2の要求負荷の線図の実線に示すように、各室内機20が必要とする冷媒の循環量の積算値(前述)である冷媒の必要循環量に対し比例して増大する。なおその値は、可変容量型コンプレッサ11,12の押しのけ容積が最大で2000r/min で駆動された場合の押しのけ容量を100%として表示した。
冷媒の必要循環量が室内機10が必要とする最大量の0〜1/8の範囲では、制御装置40は、クラッチ19aだけを係合してコンプレッサ11だけが駆動され、リデュース弁17を全開としてコンプレッサ11の押しのけ容積が50%(最低値)の一定値となり、ガスエンジン19のスロットル開度を制御してその回転速度がエネルギ効率の良い低回転速度1000r/min の一定値となるように制御する。この範囲では、コンプレッサ11から吐出される冷媒の量は、図2の要求負荷の線図の破線に示すように25%の一定値であり、室外機20に対し要求される要求負荷よりも多くなる。この範囲では、制御装置40は、コンプレッサ11の吐出ポート11a側をアキュムレータ16を介して吸入ポート11b側に連通するバイパス管路30fに設けた制御弁18の開度を制御することにより、コンプレッサ11から吐出される余剰の冷媒を吸入側に戻すバイパス制御を行って、要求負荷を必要循環量と一致させている。従ってこの範囲では、エネルギ効率が低下する。なおこの範囲では、要求負荷を必要循環量と一致させるための制御は、ガスエンジン19の運転性能が許す範囲においてはバイパス制御の代わりに回転速度を1000r/min より低下させることにより行い、回転速度の低下が許容範囲を超えた範囲においてバイパス制御を行うようにしてもよい。
必要循環量が1/8〜2/8の範囲では、制御装置40は、引き続きクラッチ19aだけを係合してコンプレッサ11だけが駆動され、リデュース弁17の開度を全開から閉じる方向に制御することによりコンプレッサ11は押しのけ容積が50%から100%に連続的に増大し、ガスエンジン19のスロットル開度を制御することによりその回転速度が1000r/min の一定値となるように制御する。この範囲では、このように制御することにより、コンプレッサ11から吐出される冷媒の量は、図2の要求負荷の線図の実線に示すように増大し、要求負荷と合致したものとなる。
必要循環量が2/8〜4/8の範囲では、制御装置40は、クラッチ19aに加えてクラッチ19bを係合して両コンプレッサ11,12が駆動され、リデュース弁17の開度を一旦全開に戻してから閉じる方向に制御することにより両コンプレッサ11,12は押しのけ容積が50%から100%に連続的に増大し、ガスエンジン19のスロットル開度を制御することによりその回転速度が1000r/min の一定値となるように制御する。この範囲では、このように制御することにより、コンプレッサ11,12から吐出される冷媒の量は、図2の要求負荷の線図の実線に示すように増大し、要求負荷と合致したものとなる。
また必要循環量が4/8〜8/8の範囲では、制御装置40は、引き続き両クラッチ19a,19bを係合して両コンプレッサ11,12が駆動され、リデュース弁17を全閉のままとして両コンプレッサ11,12は押しのけ容積が100%に維持され、ガスエンジン19のスロットル開度を制御することによりその回転速度が1000r/min から2000r/min に増大するように制御する。この範囲では、このように制御することにより、コンプレッサ11,12から吐出される冷媒の量は、図2の要求負荷の線図の実線に示すように増大し、要求負荷と合致したものとなる。
上述のように、第1参考形態の内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置によれば、冷媒の必要循環量が最大値の0〜1/8という使用頻度の少ない範囲を除き、要求負荷を必要循環量と一致させるためのバイパス制御を行う必要なしに、室外機10から室内機20に供給する冷媒の量を制御でき、室外機10が必要とする冷媒の必要循環量が0〜4/8という部分負荷運転の広い範囲でガスエンジン19はエネルギ効率の良い低回転速度高トルク状態で作動される。これにより、内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の特に部分負荷運転時におけるエネルギ効率を向上させることができる。また2台のコンプレッサ11,12は何れも可変容量型コンプレッサであるので、冷媒の必要循環量が0〜4/8という低負荷運転時に稼働されるコンプレッサを任意に選択することができ、これにより各コンプレッサ11,12の運転時間及び起動・停止回数を平準化して内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の寿命を長くすることができる。
次に図2〜図4により本発明の第2参考形態の説明をする。図3に示すように、この第2参考形態の内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置は、第1参考形態と同様、1台の室外機10と各室に設けられて個別に運転・停止ができる複数の室内機20と室外機10の作動を制御する制御装置40よりなるものである。この第2参考形態の各コンプレッサ11,12は、第1参考形態と同様、バイパスポート11c,12cを備えたスクロール式コンプレッサであるが、それぞれのバイパスポート11cと12cは連結されず、リデュース弁(電子膨張弁)17aが設けられた管路30e1と、リデュース弁17bが設けられた管路30e2を介して、別々にアキュムレータ16に連通されている。各リデュース弁17aと17bの開度は制御装置40により別々に制御され、従って各コンプレッサ11と12の各押しのけ容積は、互いに独立して最大値である100%から50%の間で変化してコンプレッサ11,12に対する要求負荷の変化に対応するようになっている。この第2参考形態の構成は、上述した相違点以外は第1参考形態と同一であるので、これ以上の詳細な説明は省略する。
この第2参考形態は、図2と図4に示す2つの態様で作動される。先ず図2に示す作動態様の説明をする。この場合は、必要循環量が0〜2/8の範囲では、制御装置40は、クラッチ19aだけを係合してコンプレッサ11だけが駆動され、リデュース弁17aを第1参考形態のリデュース弁17と同様に制御することによりコンプレッサ11が第1参考形態と同様に作動し、また内燃機関19も第1参考形態と同様に作動するように制御する。また必要循環量が2/8〜8/8の範囲では、制御装置40は、両クラッチ19a,19bを係合して両コンプレッサ11,12が駆動され、両リデュース弁17a,17bを第1参考形態のリデュース弁17と同様に制御することによりコンプレッサ11,12が第1参考形態と同様に作動し、また内燃機関19も第1参考形態と同様に作動するように制御する。
これにより、図2に示す作動態様では、コンプレッサ11,12及びガスエンジン19は第1参考形態の場合と実質的に同様に作動するので、第1参考形態と同様、内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の特に部分負荷運転時におけるエネルギ効率を向上させることができ、また各コンプレッサ11,12の運転時間及び起動・停止回数を平準化して内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の寿命を長くすることができる。なおこの第2参考形態では多数の段階的に開度が制御されるリデュース弁17a,17bを2個使用しているので、この2個のタイミングをずらして作動させることにより、コンプレッサ11,12から吐出される冷媒の量を、第1参考形態よりも小きざみで要求負荷に合致させることができる。
次にこの第2参考形態の、図4に示す作動態様の説明をする。必要循環量が0〜2/8の範囲の作動は、図2に示す作動態様の場合と同じである。必要循環量が2/8〜3/8の範囲では、制御装置40は、クラッチ19aに加えてクラッチ19bを係合して両コンプレッサ11,12が駆動され、リデュース弁17aは開度を一旦全開に戻してから閉じる方向に制御することによりコンプレッサ11は押しのけ容積が50%から100%に連続的に増大し、リデュース弁17bは全開のままとしてコンプレッサ12は押しのけ容積が50%の一定値に維持され、ガスエンジン19の回転速度が1000r/min の一定値となるように制御する。この範囲では、このように制御することにより、コンプレッサ11,12から吐出される冷媒の量は、図4の要求負荷の線図の実線に示すように増大し、要求負荷と合致したものとなる。
必要循環量が3/8〜4/8の範囲では、制御装置40は、引き続き両クラッチ19a,19bを係合して両コンプレッサ11,12が駆動され、リデュース弁17aは開度を全閉に維持するように制御することによりコンプレッサ11は押しのけ容積が100%に維持され、リデュース弁17bは全開から閉じる方向に制御することによりコンプレッサ12は押しのけ容積が50%から100%に連続的に増大し、ガスエンジン19の回転速度が1000r/min の一定値となるように制御する。この範囲では、このように制御することにより、コンプレッサ11,12から吐出される冷媒の量は、図4の要求負荷の線図の実線に示すように増大し、要求負荷と合致したものとなる。
また必要循環量が4/8〜8/8の範囲では、制御装置40は、引き続き両クラッチ19a,19bを係合して両コンプレッサ11,12が駆動され、両リデュース弁17a,17bを全閉として両コンプレッサ11,12は押しのけ容積が100%に維持され、ガスエンジン19の回転速度が1000r/min から2000r/min に増大するように制御する。この状態の作動は、図2の場合と同じである。
このように第2参考形態は、図4に示す作動態様では、第1参考形態の場合と同様、冷媒の必要循環量が最大値の0〜1/8という使用頻度の少ない範囲を除き、要求負荷を必要循環量と一致させるためのバイパス制御を行う必要なしに、室外機10から室内機20に供給する冷媒の量を制御でき、室外機10が必要とする冷媒の必要循環量が0〜4/8という部分負荷運転の広い範囲でガスエンジン19はエネルギ効率の良い低回転速度高トルク状態で作動される。これにより、内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の特に部分負荷運転時におけるエネルギ効率を向上させることができる。また2台のコンプレッサ11,12は何れも可変容量型コンプレッサであるので、冷媒の必要循環量が0〜4/8という低負荷運転時に稼働されるコンプレッサを任意に選択することができ、これにより各コンプレッサ11,12の運転時間及び起動・停止回数を平準化して内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の寿命を長くすることができる。
上述した第1及び第2参考形態では、コンプレッサ11,12はスクロール式コンプレッサ11,12とし、そのバイパスポート11c,12cをリデュース弁17を設けた管路30eにより吸入ポート11b,12b側に連通し、制御装置40によりリデュース弁17を制御してコンプレッサ11,12の押しのけ容積を連続的に変化させるようにしており、コンプレッサ11,12として簡略なスクロール式コンプレッサを使用したので内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の製造コストを低下させることができる。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、ロータに対するカムリングの偏心量を変化させることにより押しのけ容積を可変としたベーンポンプや、ピストンストロークを変化させることにより押しのけ容積を可変とした往復ピストン式コンプレッサを使用することもできる。後者によれば、最圧縮時のシリンダ内容積を減少させて押しのけ容積の変化範囲を広げることが容易であるので、余剰の冷媒を吸入側に戻すバイパス制御を行わなくても、室内機20が必要とする冷媒の必要循環量の調整範囲を減少側に広げることができる。
また上述した第1及び第2参考形態では、使用するスクロール式コンプレッサ11,12は押しのけ容積の変化範囲が50〜100%である例につき説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、仕様によっては押しのけ容積の変化範囲が30〜100%など、押しのけ容積の変化範囲が異なるものを使用してもよい。従って使用するスクロール式コンプレッサの押しのけ容積の変化範囲は任意である。
次に図5及び図6により本発明の第実施形態の説明をする。図5に示すように、この第実施形態の内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置も、前述した各参考形態と同様、1台の室外機10と各室に設けられて個別に運転・停止ができる複数の室内機20と室外機10の作動を制御する制御装置40よりなるものであり、室外機10の2台のコンプレッサ11A,12Aは可変容量型コンプレッサであるが、スクロール式コンプレッサではなく、ピストンストロークを変化させることにより押しのけ容積を可変とした往復ピストン式コンプレッサとした点が相違している。この第実施形態ではこのような往復ピストン式コンプレッサ11A,12Aを使用しているので、管路30e(30e1,30e2)及びこれに設けるリデュース弁17(17a,17b)、並びにバイパス管路30f及びこれに設ける制御弁18は不要である。往復ピストン式コンプレッサ11A,12Aは、例えば傾斜角が可変な回転する斜板により回転軸線と平行に配置した複数の往復ピストンを駆動する回転斜板式アキシァルピストンコンプレッサであり、最圧縮時のシリンダ内容積を減少させることにより、最小押しのけ容積が最大押しのけ容積に比して実質的に無視できる程度に押しのけ容積の変化範囲を広げることが容易である。この第実施形態の構成は、上述した相違点以外は第1参考形態と同一であるので、これ以上の詳細な説明は省略する。
次にこの第実施形態の作動を図6により説明する。なおこの第実施形態では、コンプレッサ11A,12Aの押しのけ容積の変化範囲は0%〜100%であり、ガスエンジン19の燃料消費率が最低でエネルギ効率が良い低回転速度は1500r/min であり、室外機10のコンプレッサ11A,12Aに対し要求される要求負荷は、可変容量型コンプレッサ11A,12Aの押しのけ容積が最大で2000r/min で駆動された場合の押しのけ容量を100%として表示した。
必要循環量が0〜3/8の範囲では、制御装置40は、クラッチ19aだけを係合してコンプレッサ11Aだけが駆動され、コンプレッサ11Aは押しのけ容積が0%から100%に連続的に増大し、ガスエンジン19のスロットル開度を制御してその回転速度が1500r/min の一定値となるように制御する。この範囲では、このように制御することにより、コンプレッサ11,12から吐出される冷媒の量は、図6の要求負荷の線図の実線に示すように増大し、要求負荷と合致したものとなる。
必要循環量が3/8〜6/8の範囲では、制御装置40は、クラッチ19aに加えてクラッチ19bを係合して両コンプレッサ11A,12Aが駆動され、コンプレッサ11Aは押しのけ容積が100%に維持され、コンプレッサ12Aは押しのけ容積が0%から100%に連続的に増大し、ガスエンジン19の回転速度が1500r/min の一定値となるように制御する。この範囲では、このように制御することにより、コンプレッサ11,12から吐出される冷媒の量は、図6の要求負荷の線図の実線に示すように増大し、要求負荷と合致したものとなる。
また必要循環量が6/8〜8/8の範囲では、制御装置40は、引き続き両クラッチ19a,19bを係合して両コンプレッサ11A,12Aが駆動され、両コンプレッサ11A,12Aは押しのけ容積が100%に維持され、ガスエンジン19の回転速度が1500r/min から2000r/min に増大するように制御する。この範囲では、このように制御することにより、コンプレッサ11,12から吐出される冷媒の量は、図6の要求負荷の線図の実線に示すように増大し、要求負荷と合致したものとなる。
この第実施形態によれば、冷媒の必要循環量の変化範囲の全域において、要求負荷を必要循環量と一致させるためのバイパス制御を行う必要なしに、室外機10から室内機20に供給する冷媒の量を制御でき、室外機10が必要とする冷媒の必要循環量が0〜6/8という部分負荷運転の広い範囲でガスエンジン19はエネルギ効率の良い低回転速度高トルク状態で作動される。これにより、内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の特に部分負荷運転時におけるエネルギ効率を向上させることができる。また管路30e(30e1,30e2)及びこれに設けるリデュース弁17(17a,17b)、並びにバイパス管路30f及びこれに設ける制御弁18が不要であるので、冷媒循環路30の構成及び制御を簡略化することができる。さらに、2台のコンプレッサ11,12は何れも可変容量型コンプレッサであるので、冷媒の必要循環量が0〜6/8という低負荷運転時に稼働されるコンプレッサを任意に選択することができ、これにより各コンプレッサ11,12の運転時間及び起動・停止回数を平準化して内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の寿命を長くすることができる。また、一方または両方のコンプレッサ11A,12Aを停止したいときにはそのコンプレッサ11A,12Aの押しのけ容積を0%にすればよく、ガスエンジン19との間の動力伝達をあえて遮断する必要はないので、クラッチ19a,19bを省略することも可能である。
上述した参考形態及び実施形態では、2台のコンプレッサ11,12は同一の可変容量型コンプレッサであるとして説明したが、2台のコンプレッサ11,12は何れも可変容量型コンプレッサであれば足り、容量が同一である必要はない。また、コンプレッサは3台以上として、それぞれクラッチを介してガスエンジンなどの内燃機関により駆動するようにしてもよい。
次に図7及び図8により本発明の第実施形態の説明をする。図7に示すように、この第実施形態の内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置も、上述した第1実施形態と同様、1台の室外機10と各室に設けられて個別に運転・停止ができる複数の室内機20と室外機10の作動を制御する制御装置40よりなるものであり、室外機10の2台のコンプレッサの一方は往復ピストン式の可変容量型コンプレッサ11Aであるが、他方は固定容量型コンプレッサ12Bである点が第実施形態と異なっているだけである。固定容量型コンプレッサ12Bの構造は任意である。この第実施形態の構成は、上述した相違点以外は第実施形態と同一であるので、これ以上の詳細な説明は省略する。
次にこの第実施形態の作動を図8により説明する。なおこの第実施形態では、コンプレッサ11Aの押しのけ容積の変化範囲は0%〜100%であり、ガスエンジン19の燃料消費率が最低でエネルギ効率が良い低回転速度は1000r/min であり、室外機10のコンプレッサ11A,12Aに対し要求される要求負荷は、可変容量型コンプレッサ11A,12Aの押しのけ容積が最大で2000r/min で駆動された場合の押しのけ容量を100%として表示した。
必要循環量が0〜2/8の範囲では、制御装置40は、クラッチ19aだけを係合して可変容量型コンプレッサ11Aだけが駆動され、コンプレッサ11Aは押しのけ容積が0%から100%に連続的に増大し、ガスエンジン19のスロットル開度を制御してその回転速度が1000r/min の一定値となるように制御する。この範囲では、このように制御することにより、コンプレッサ11,12から吐出される冷媒の量は、図8の要求負荷の線図の実線に示すように増大し、要求負荷と合致したものとなる。
必要循環量が2/8〜4/8の範囲では、制御装置40は、クラッチ19aに加えてクラッチ19bを係合して可変容量型及び固定容量型の両コンプレッサ11A,12Bが駆動され、可変容量型コンプレッサ11Aは押しのけ容積を一旦0%に戻してから100%に連続的に増大し、ガスエンジン19の回転速度が1000r/min の一定値となるように制御する。この範囲では、このように制御することにより、コンプレッサ11,12から吐出される冷媒の量は、図8の要求負荷の線図の実線に示すように増大し、要求負荷と合致したものとなる。
また必要循環量が4/8〜8/8の範囲では、制御装置40は、引き続き両クラッチ19a,19bを係合して両コンプレッサ11A,12Aが駆動され、可変容量型コンプレッサ12Aは押しのけ容積が100%に維持され、ガスエンジン19の回転速度が1000r/min から2000r/min に増大するように制御する。この範囲では、このように制御することにより、コンプレッサ11,12から吐出される冷媒の量は、図8の要求負荷の線図の実線に示すように増大し、要求負荷と合致したものとなる。
この第実施形態では、ガスエンジン19がエネルギ効率の良い低回転速度高トルク状態で作動される冷媒の必要循環量の変化範囲が0〜4/8である点を除き、第実施形態と同様、冷媒の必要循環量の変化範囲の全域において、バイパス制御を行う必要なしに、室外機10から室内機20に供給する冷媒の量を制御でき、これにより、内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の特に部分負荷運転時におけるエネルギ効率を向上させることができ、また管路30e(30e1,30e2)及びバイパス管路30f並びにこれらに設けるリデュース弁17(17a,17b)及び制御弁18を不要として、冷媒循環路30の構成及び制御を簡略化することができる。
なおこの第実施形態では、固定容量型コンプレッサ12Bの押しのけ容積が可変容量型コンプレッサ11Aの最大押しのけ容積と同じであるとして説明したが、必ずしも同一とする必要はなく、前者の容積を後者の容積より小さい値として実施することも可能である。また可変容量型コンプレッサ11A及び固定容量型コンプレッサ12Bはそれぞれ2台以上として、それぞれクラッチを介してガスエンジンなどの内燃機関により駆動するようにして実施することも可能である。
上述した第及び第実施形態では、可変容量型コンプレッサ11A,12Aは回転斜板式アキシァルピストンコンプレッサとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、最小押しのけ容積が最大押しのけ容積に比して実質的に無視できる程度に押しのけ容積の変化範囲が広いものであれば、その他の形式の可変容量型コンプレッサを使用することも可能である。
本発明による内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の第1参考形態の全体構成を示す説明図である。 第1参考形態及び第2参考形態の作動の説明図である。 本発明による内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の第2参考形態の全体構成を示す説明図である。 第2参考形態の作動の説明図である。 本発明による内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の第実施形態の全体構成を示す説明図である。 実施形態の作動の説明図である。 本発明による内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の第実施形態の全体構成を示す説明図である。 実施形態の作動の説明図である。 従来技術による内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置の一例の作動の説明図である。
1A,12A…コンプレッサ(可変容量型コンプレッサ)、12B…コンプレッサ(固定容量型コンプレッサ)、11a,12a…吐出ポート、11b,12b…吸入ポート、11c,12c…バイパスポート、13…切換弁(四方弁)、14…外機熱交換器、17…電子膨張弁(リデュース弁)、18…制御弁、19…内燃機関(ガスエンジン)、19a,19b…クラッチ、21…室内熱交換器、22…膨張弁(電子膨張弁)、30…冷媒循環路、30e…管路、30f…バイパス管路、40…制御装置。

Claims (2)

  1. 複数のコンプレッサと、所定の回転速度範囲内で作動して前記各コンプレッサをそれぞれクラッチを介して駆動する内燃機関と、前記コンプレッサの吐出ポート及び吸入ポートに接続される冷媒循環路に設けられた外機熱交換器及び室内熱交換器と、前記冷媒循環路に設けられて前記外機熱交換器及び室内熱交換器に対する前記吐出ポートからの冷媒の供給順序を切り換える切換弁と、前記外機熱交換器と室内熱交換器の間に設けられた膨張弁よりなる内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置において、
    前記複数のコンプレッサはピストンストロークを変化させることができこれにより最小押しのけ容積が最大押しのけ容積に比して実質的に無視できる程度に押しのけ容積の変化範囲を広くした往復ピストン式可変容量型コンプレッサとし、
    前記各コンプレッサに対する要求負荷が小さい範囲内では前記内燃機関をエネルギ効率の良い低回転速度高トルク状態で作動させ、前記可変容量型コンプレッサの少なくとも一部を前記クラッチにより前記内燃機関に連結するとともに連結された前記可変容量型コンプレッサの押しのけ容積を連続的に変化させ要求負荷の変動に対応させ、前記各コンプレッサに対する要求負荷が大きい範囲内では前記可変容量型コンプレッサの全部を前記クラッチにより前記内燃機関に連結するとともに、前記各可変容量型コンプレッサの押しのけ容積を最大値またはその付近として前記内燃機関の回転速度を変化させることにより要求負荷の変動に対応させるように、前記内燃機関、クラッチ及びコンプレッサの作動を制御する制御装置を備えた
    ことを特徴とする内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置。
  2. 複数のコンプレッサと、所定の回転速度範囲内で作動して前記各コンプレッサをそれぞれクラッチを介して駆動する内燃機関と、前記コンプレッサの吐出ポート及び吸入ポートに接続される冷媒循環路に設けられた外機熱交換器及び室内熱交換器と、前記冷媒循環路に設けられて前記外機熱交換器及び室内熱交換器に対する前記吐出ポートからの冷媒の供給順序を切り換える切換弁と、前記外機熱交換器と室内熱交換器の間に設けられた膨張弁よりなる内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置において、
    前記複数のコンプレッサの一部はピストンストロークを変化させることができこれにより最小押しのけ容積が最大押しのけ容積に比して実質的に無視できる程度に押しのけ容積の変化範囲くした往復ピストン式可変容量型コンプレッサとし、前記複数のコンプレッサの残部は固定容量型コンプレッサとし、
    前記各コンプレッサに対する要求負荷が小さい範囲内の前半では前記内燃機関をエネルギ効率の良い低回転速度高トルク状態で作動させ前記可変容量型コンプレッサを前記クラッチにより前記内燃機関に連結するとともにその押しのけ容積を連続的に変化させることにより要求負荷の変動に対応させ、前記要求負荷が小さい範囲内の後半では前記内燃機関をエネルギ効率の良い低回転速度高トルク状態で作動させ、前記可変容量型コンプレッサ及び前記固定容量型コンプレッサを前記クラッチにより前記内燃機関に連結させるとともに前記可変容量型コンプレッサの押しのけ容積を連続的に変化させることにより要求負荷の変動に対応させ、前記各コンプレッサに対する要求負荷が大きい範囲内では前記可変容量型及び固定型コンプレッサを前記クラッチにより前記内燃機関に連結するとともに前記可変容量型コンプレッサの押しのけ容積を最大値またはその付近として前記内燃機関の回転速度を変化させることにより要求負荷の変動に対応させるように、前記内燃機関、クラッチ及びコンプレッサの作動を制御する制御装置を備えた
    ことを特徴とする内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置。
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