JPH02267475A - 内燃機関駆動エアコン制御装置 - Google Patents
内燃機関駆動エアコン制御装置Info
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- JPH02267475A JPH02267475A JP8809289A JP8809289A JPH02267475A JP H02267475 A JPH02267475 A JP H02267475A JP 8809289 A JP8809289 A JP 8809289A JP 8809289 A JP8809289 A JP 8809289A JP H02267475 A JPH02267475 A JP H02267475A
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- Japan
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- engine
- compressor
- load
- air conditioner
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Links
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Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は内燃機関駆動エアコン制御装置に関し、特にエ
アコン用可変容量コンプレッサが搭載された内燃機関に
おける該コンプレッサの制御に関する。
アコン用可変容量コンプレッサが搭載された内燃機関に
おける該コンプレッサの制御に関する。
〈従来の技術〉
先ず、従来の内燃機関の回転速度制御装置としては、ア
イドル回転速度を制御する装置として、吸気系に介装さ
れたスロットル弁をバイパスするバイパス通路に、バイ
パス空気流量制御用の電磁弁を設け、この電磁弁を介し
て機関のアイドル回転速度を目標アイドル回転速度にフ
ィードバック制御するようにしたものが良く知られてい
る(実開昭57−58181号公報等参照)。
イドル回転速度を制御する装置として、吸気系に介装さ
れたスロットル弁をバイパスするバイパス通路に、バイ
パス空気流量制御用の電磁弁を設け、この電磁弁を介し
て機関のアイドル回転速度を目標アイドル回転速度にフ
ィードバック制御するようにしたものが良く知られてい
る(実開昭57−58181号公報等参照)。
即ち、減速する際に運転者がスロットル弁を全閉にした
ときや、パワステやパワーウィンド等の外部負荷が発生
したときに、前記電磁弁を開弁することによりバイパス
空気流量を増大させて、機関のアイドル回転速度を上昇
させ、機関出力を高めている。
ときや、パワステやパワーウィンド等の外部負荷が発生
したときに、前記電磁弁を開弁することによりバイパス
空気流量を増大させて、機関のアイドル回転速度を上昇
させ、機関出力を高めている。
また、エアコンが備えられた車両に搭載される内燃機関
では、機関にエアコン用のコンプレッサによる負荷が加
わったときには、前記バイパス空気流量を一定量だけス
テップ的に増量することにより機関出力を高めて、コン
プレッサ負荷によってアイドル回転速度の落ち込みが発
生することを防止するようにしている(特開昭58−1
49820号公報等参照)。
では、機関にエアコン用のコンプレッサによる負荷が加
わったときには、前記バイパス空気流量を一定量だけス
テップ的に増量することにより機関出力を高めて、コン
プレッサ負荷によってアイドル回転速度の落ち込みが発
生することを防止するようにしている(特開昭58−1
49820号公報等参照)。
ところで、近年では、省エネ要求の他、エアコンによる
車速低下、加速性悪化への影響を小さくするためにエア
コン用として可変容量コンプレッサ(容量制御コンプレ
ッサ)が広く使用される傾向がある。これは、所謂斜板
タイプのコンプレッサであって、斜板の背面に吸入側圧
力を導き、機関出力軸の回転数が高まり、コンプレッサ
の軸回転数が高くなると、吸入側圧力が低下して上記斜
板の傾きが小さくなりコンプレッサの容量を自動的に減
少させるものである。
車速低下、加速性悪化への影響を小さくするためにエア
コン用として可変容量コンプレッサ(容量制御コンプレ
ッサ)が広く使用される傾向がある。これは、所謂斜板
タイプのコンプレッサであって、斜板の背面に吸入側圧
力を導き、機関出力軸の回転数が高まり、コンプレッサ
の軸回転数が高くなると、吸入側圧力が低下して上記斜
板の傾きが小さくなりコンプレッサの容量を自動的に減
少させるものである。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、このような可変容量コンプレッサを搭載
した内燃機関においては、該コンプレッサの容量制御は
吸入側圧力にのみ依存している。
した内燃機関においては、該コンプレッサの容量制御は
吸入側圧力にのみ依存している。
このため、コンプレッサが運転され且つ機関がアイドル
運転されている時に外部負荷が発生した場合には、前述
したようにバイパス空気流量制御用の電磁弁を開弁じて
吸入空気流量を十分増大させるようにしても、バイパス
空気流量が増大するのに時間遅れが有り、アイドル回転
数が十分上昇しないうちに外部負荷が加わり、また吸入
側圧力が減少するのにも時間遅れが生じるため、コンプ
レッサの容量が変化する以前にコンプレッサの負荷も加
わって、内燃機関の回転数が急激に落ち込み、場合によ
ってはエンストしてしまうことがあるという問題がある
。
運転されている時に外部負荷が発生した場合には、前述
したようにバイパス空気流量制御用の電磁弁を開弁じて
吸入空気流量を十分増大させるようにしても、バイパス
空気流量が増大するのに時間遅れが有り、アイドル回転
数が十分上昇しないうちに外部負荷が加わり、また吸入
側圧力が減少するのにも時間遅れが生じるため、コンプ
レッサの容量が変化する以前にコンプレッサの負荷も加
わって、内燃機関の回転数が急激に落ち込み、場合によ
ってはエンストしてしまうことがあるという問題がある
。
尚、エンジンの減速時でかつニュートラル状態において
エアコン等補機類の作動を全く停止させるものがある(
特開昭61−241428号公報参照)が、近年使用者
のニーズは年々高まっており、エアコンの作動を停止さ
せることには問題がある。
エアコン等補機類の作動を全く停止させるものがある(
特開昭61−241428号公報参照)が、近年使用者
のニーズは年々高まっており、エアコンの作動を停止さ
せることには問題がある。
本発明は上記の実情に鑑みなされたものであり、スロッ
トル弁の状態と負荷の変化を検出してエアコン用可変容
量コンプレッサの容量を制御することにより、エンスト
することがない最低の回転数を維持することができる内
燃機関駆動エアコン制御装置を提供することを目的とす
る。
トル弁の状態と負荷の変化を検出してエアコン用可変容
量コンプレッサの容量を制御することにより、エンスト
することがない最低の回転数を維持することができる内
燃機関駆動エアコン制御装置を提供することを目的とす
る。
〈課題を解決するための手段〉
このため本発明では、第1図に示すように、吸入側圧力
に応じて容量が変化するエアコン用可変容量コンプレッ
サを搭載した内燃機関において、スロットル弁の開度を
検出するスロットル弁開度検出手段と、機関負荷を検出
する機関負荷検出手段と、スロットル弁開度が所定値以
下でかつ負荷の急激な変化が検出されたときに、前記可
変容量コンプレッサを容量減少方向に強制的に制御する
容量減少手段と、を設ける構成とした。
に応じて容量が変化するエアコン用可変容量コンプレッ
サを搭載した内燃機関において、スロットル弁の開度を
検出するスロットル弁開度検出手段と、機関負荷を検出
する機関負荷検出手段と、スロットル弁開度が所定値以
下でかつ負荷の急激な変化が検出されたときに、前記可
変容量コンプレッサを容量減少方向に強制的に制御する
容量減少手段と、を設ける構成とした。
〈作用〉
かかる内燃機関駆動エアコン制御装置によると、スロッ
トル弁の開度が所定値以下の場合は、パワステやパワー
ウィンド等の外部負荷が発生することにより負荷の急激
な変化が発生しても、エアコン用可変容量コンプレッサ
における容量が強制的に減少方向に制御されて、内燃機
関に対するエアコンの負荷を低減して、もって外部負荷
に対処することができる。
トル弁の開度が所定値以下の場合は、パワステやパワー
ウィンド等の外部負荷が発生することにより負荷の急激
な変化が発生しても、エアコン用可変容量コンプレッサ
における容量が強制的に減少方向に制御されて、内燃機
関に対するエアコンの負荷を低減して、もって外部負荷
に対処することができる。
〈実施例〉
以下に、本発明の一実施例を図に基づいて説明する。
第4図において、内燃機関41には、エアクリーナ42
から吸気ダクト43.スロットル弁44及び吸気マニホ
ールド45を介して空気が吸入される。吸気マニホール
ド45の各ブランチ部には各気筒毎に燃料噴射弁46が
設けられている。燃料噴射弁46はソレノイドに通電さ
れて開弁じ、通電停止されて閉弁する電磁式燃料噴射弁
であって、後述するコントロールユニット48からの駆
動パルス信号により通電されて開弁し、図示しない燃料
タンクがら燃料ポンプにより圧送されてプレッシャレギ
ュレータにより所定の圧力に調整された燃料を噴射する
。
から吸気ダクト43.スロットル弁44及び吸気マニホ
ールド45を介して空気が吸入される。吸気マニホール
ド45の各ブランチ部には各気筒毎に燃料噴射弁46が
設けられている。燃料噴射弁46はソレノイドに通電さ
れて開弁じ、通電停止されて閉弁する電磁式燃料噴射弁
であって、後述するコントロールユニット48からの駆
動パルス信号により通電されて開弁し、図示しない燃料
タンクがら燃料ポンプにより圧送されてプレッシャレギ
ュレータにより所定の圧力に調整された燃料を噴射する
。
尚、この例は所謂マルチポイントインジエクシッンシス
テムであるが、スロットル弁上流などに全気筒共通に単
一の燃料噴射弁を設けるシングルポイントインジェクシ
ョンシステムであってもよい。
テムであるが、スロットル弁上流などに全気筒共通に単
一の燃料噴射弁を設けるシングルポイントインジェクシ
ョンシステムであってもよい。
機関41の燃焼室には点火栓47が設けられていて、こ
れにより火花点火して混合気を着火燃焼させる。
れにより火花点火して混合気を着火燃焼させる。
コントロールユニット48は、CPU、ROM。
RAM、A/D変換器1人出力インターフェイスを含ん
で構成されるマイクロコンピュータを備え、各種センサ
からの入力信号を受け、演算処理して燃料噴射弁46の
作動を制御する。
で構成されるマイクロコンピュータを備え、各種センサ
からの入力信号を受け、演算処理して燃料噴射弁46の
作動を制御する。
前記各種のセンサとしては、吸気ダクト42に例えば熱
線式のエアフローメータ49が設けられていて、吸入空
気流量Qを検出する。
線式のエアフローメータ49が設けられていて、吸入空
気流量Qを検出する。
また、クランク角センサ50が設けられていて、例えば
4気筒の場合、クランク角180°毎の基準信号とクラ
ンク角1〜2°毎の単位信号とを出力する。ここで、基
準信号の周期、あるいは所定時間内における単位信号の
発生数を計測することにより、機関回転数Nを算出可能
である。
4気筒の場合、クランク角180°毎の基準信号とクラ
ンク角1〜2°毎の単位信号とを出力する。ここで、基
準信号の周期、あるいは所定時間内における単位信号の
発生数を計測することにより、機関回転数Nを算出可能
である。
また、機関41のウォータージャケットに臨ませて水温
センサ51が設けられていて、機関冷却水温度Twを検
出する。
センサ51が設けられていて、機関冷却水温度Twを検
出する。
そして、コントロールユニット48はエアフローメータ
49からの吸入空気流fQ倍信号。ランク角センサ50
からの機関回転数N信号及び水温センサ51からの機関
冷却水温度Tw倍信号受け、Q、 N等の各種運転条件
を検出し、1回転当たりの吸入空気流量に対応する基本
燃料噴射ITp=に−Q/N(Kは定数)を演算してい
る。
49からの吸入空気流fQ倍信号。ランク角センサ50
からの機関回転数N信号及び水温センサ51からの機関
冷却水温度Tw倍信号受け、Q、 N等の各種運転条件
を検出し、1回転当たりの吸入空気流量に対応する基本
燃料噴射ITp=に−Q/N(Kは定数)を演算してい
る。
また、スロットル弁44にボテンシジメータ式のスロッ
トルセンサ52が設けられていて、スロットル弁開度T
VOを検出する。そして、スロットルセンサ52内には
、またスロットル弁44の全開位置でONとなるアイド
ルスイッチ56が設けられている。
トルセンサ52が設けられていて、スロットル弁開度T
VOを検出する。そして、スロットルセンサ52内には
、またスロットル弁44の全開位置でONとなるアイド
ルスイッチ56が設けられている。
さらに機関41により駆動される斜板タイプのコンプレ
ッサ1を有するエアコン53が設けられており、該エア
コン53の作動を制御するエアコンスイッチ54からの
信号が前記コントロールユニット48に入力されると共
に、パワステやパワーウィンド等の外部負荷スイッチ5
5からの信号も入力されるようになっている。
ッサ1を有するエアコン53が設けられており、該エア
コン53の作動を制御するエアコンスイッチ54からの
信号が前記コントロールユニット48に入力されると共
に、パワステやパワーウィンド等の外部負荷スイッチ5
5からの信号も入力されるようになっている。
即ち、スロットルセンサ52.エアコンスイッチ54や
外部負荷スイッチ55等が機関に対する負荷を検出する
機関負荷検出手段として用いられる。
外部負荷スイッチ55等が機関に対する負荷を検出する
機関負荷検出手段として用いられる。
二こで、アイドルスイッチ56がスロットル弁開度検出
手段として用いられる。
手段として用いられる。
次に、斜板タイプのコンプレッサ1について第2図及び
第3図を用いて具体的に説明する。
第3図を用いて具体的に説明する。
1は斜′板タイプの可変容量コンプレッサであつて、ケ
ーシング2内には、ベルト3によってプーリ4を介して
回転する回転軸5を設けてあり、この回転軸5には、こ
れと一体回転するロータリードライブプレート6を斜状
にピボット支持してあって、ロータリードライブプレー
ト6のジャーナル7には、斜板(ノンロータリーワッブ
ル)8を装着しである。尚、9はベアリングを示す。
ーシング2内には、ベルト3によってプーリ4を介して
回転する回転軸5を設けてあり、この回転軸5には、こ
れと一体回転するロータリードライブプレート6を斜状
にピボット支持してあって、ロータリードライブプレー
ト6のジャーナル7には、斜板(ノンロータリーワッブ
ル)8を装着しである。尚、9はベアリングを示す。
そして、上記斜板8は、シリンダブロック10内のピス
トン11にロッド12を介して連係してあり、上記ロー
タリードライブプレート6が回転することで上記ピスト
ン11を往復運動させて、吸入側室13aから吐出側室
13bへ冷媒を送り出し、コンデンサ14.オリフィス
チューブ15.エバポレータ16゜アキュームレータ1
7へと順次冷媒を圧送するようになっている。
トン11にロッド12を介して連係してあり、上記ロー
タリードライブプレート6が回転することで上記ピスト
ン11を往復運動させて、吸入側室13aから吐出側室
13bへ冷媒を送り出し、コンデンサ14.オリフィス
チューブ15.エバポレータ16゜アキュームレータ1
7へと順次冷媒を圧送するようになっている。
ここで、上記斜板8の傾き角θ(ピストン11のストロ
ークS)を変化させる構成について説明する。上記吸入
側室13aと吐出側室13bの間には連通路18を設け
てあって、この連通路18内には、上記吸入側室13a
と吐出側室13bとの差圧が一定以上になると作動して
上記吸入側室13aと吐出側室13bとを連通させるベ
ローズ式のコントロールバルブ19が介装しである。
ークS)を変化させる構成について説明する。上記吸入
側室13aと吐出側室13bの間には連通路18を設け
てあって、この連通路18内には、上記吸入側室13a
と吐出側室13bとの差圧が一定以上になると作動して
上記吸入側室13aと吐出側室13bとを連通させるベ
ローズ式のコントロールバルブ19が介装しである。
車室内温度が高いときや、低速走行しているときのよう
に最大冷力を必要とする時には、コンプレッサ1の吸入
圧力が高くなる。従って、第2図に示すように、コント
ロールバルブ19のベローズは収縮しバルブの作動によ
り、弁体21が弁座22に着座する。よって、前記連通
路18を通って吐出圧Pdがクランクケース20内に作
用を及ぼすことは無く、クランクケース20内の圧力も
吸入空気圧力と同等になる。ところで、シリンダブロッ
ク10内における内圧力は、ピストン11による圧縮動
作によりクランクケース20内の圧力と比べ常に同等以
上となるため、斜板8ば倒される方向に作用を受け最大
傾き角θ1llaxとなり、もってピストン11も最大
ストローク5IIlax となる。
に最大冷力を必要とする時には、コンプレッサ1の吸入
圧力が高くなる。従って、第2図に示すように、コント
ロールバルブ19のベローズは収縮しバルブの作動によ
り、弁体21が弁座22に着座する。よって、前記連通
路18を通って吐出圧Pdがクランクケース20内に作
用を及ぼすことは無く、クランクケース20内の圧力も
吸入空気圧力と同等になる。ところで、シリンダブロッ
ク10内における内圧力は、ピストン11による圧縮動
作によりクランクケース20内の圧力と比べ常に同等以
上となるため、斜板8ば倒される方向に作用を受け最大
傾き角θ1llaxとなり、もってピストン11も最大
ストローク5IIlax となる。
また、エバポレータ16の吸込空気温度が低い場合や、
高速で走行している場合には、コンプレッサ1の吸入圧
力が低下する。この場合は、第3図に示すように、コン
トロールバルブ19のベローズは膨張して、弁体21が
弁座22から離間する。よって、前記連通路18を通っ
て吐出圧Pdがクランクケース20内に作用し、クラン
クケース20内の圧力が高くなり、斜板8を起こす方向
に力を受ける。
高速で走行している場合には、コンプレッサ1の吸入圧
力が低下する。この場合は、第3図に示すように、コン
トロールバルブ19のベローズは膨張して、弁体21が
弁座22から離間する。よって、前記連通路18を通っ
て吐出圧Pdがクランクケース20内に作用し、クラン
クケース20内の圧力が高くなり、斜板8を起こす方向
に力を受ける。
従って、傾き角θが小さくなり、ピストンのストローク
Sも小さくなって、コンプレッサ1の容量を減少させる
ものである。
Sも小さくなって、コンプレッサ1の容量を減少させる
ものである。
更に、本発明に係る構成として、前記コントロールバル
ブ19には弁体21を強制的に動かすことが可能な電磁
弁25が端部に設けられており、該コン)0−)LtR
ルフ19カ後述スるコントロールユニット48からのデ
ユーティ制御信号に基づいて行われる電磁弁25への通
電による開弁力と、図示しないリターンスプリングによ
る閉弁力との釣合いで作動し、通電電流に応じた開度に
制御される。
ブ19には弁体21を強制的に動かすことが可能な電磁
弁25が端部に設けられており、該コン)0−)LtR
ルフ19カ後述スるコントロールユニット48からのデ
ユーティ制御信号に基づいて行われる電磁弁25への通
電による開弁力と、図示しないリターンスプリングによ
る閉弁力との釣合いで作動し、通電電流に応じた開度に
制御される。
ここにおいて、コントロールユニット48に内蔵された
マイクロコンピュータのCPUは第5図〜第8図にフロ
ーチャートとして示すROM上のプログラムに従って、
演算処理を行い、前記コンプレッサ1を容量減少方向に
強制的に制御するように、即ちピストン11のストロー
クを小さく (デストローク)するように制御する。
マイクロコンピュータのCPUは第5図〜第8図にフロ
ーチャートとして示すROM上のプログラムに従って、
演算処理を行い、前記コンプレッサ1を容量減少方向に
強制的に制御するように、即ちピストン11のストロー
クを小さく (デストローク)するように制御する。
まず、デストローク制御を行うための条件について説明
する。
する。
第5図に示すものは車両が急激な減速をした場合にデス
トローク制御を行うか否かを判定するルーチンであり、
所定時間Δを毎に実行されるものである。まず、ステッ
プ(図ではSと記す。以下同様H1でスロットルセンサ
52によってスロットル弁開度TVOを検出する。
トローク制御を行うか否かを判定するルーチンであり、
所定時間Δを毎に実行されるものである。まず、ステッ
プ(図ではSと記す。以下同様H1でスロットルセンサ
52によってスロットル弁開度TVOを検出する。
ステップ12においては、前回のスロットル弁開度TV
O0LDと今回のスロットル弁開度TVONtwとによ
り、スロットル弁開度の変化率ΔTVO(= (TVO
,ltw TVOoto ) /Δt )を求める。
O0LDと今回のスロットル弁開度TVONtwとによ
り、スロットル弁開度の変化率ΔTVO(= (TVO
,ltw TVOoto ) /Δt )を求める。
ステップ13においては、アイドルスイッチ56がON
となっているか否かを判断する。アイドルスイッチ56
がONとなっていれば、ステップ14に進み、ステップ
12において求めたスロットル弁開度の変化率ΔTVO
が所定変化率Vより大きいか否かを判断する。そして、
大きい場合は内燃機関に供給される吸入空気流量が急激
に減少する、所謂急激な減速であるとして、ステップ1
5に進み、デストローク制御を行うルーチンであるとこ
ろの後述するサブルーチンDSを実行する。
となっているか否かを判断する。アイドルスイッチ56
がONとなっていれば、ステップ14に進み、ステップ
12において求めたスロットル弁開度の変化率ΔTVO
が所定変化率Vより大きいか否かを判断する。そして、
大きい場合は内燃機関に供給される吸入空気流量が急激
に減少する、所謂急激な減速であるとして、ステップ1
5に進み、デストローク制御を行うルーチンであるとこ
ろの後述するサブルーチンDSを実行する。
第6図に示すものは、アイドル運転時に外部負荷が掛か
る場合にデストローク制御を行うか否かを判定するルー
チンである。
る場合にデストローク制御を行うか否かを判定するルー
チンである。
ステップ21ではアイドルスイッチ56がONとなって
いるか否かを判断する。
いるか否かを判断する。
アイドルスイッチ56がONとなっていれば、ステップ
22に進み、パワステやパワーウィンド等の外部負荷ス
イッチ55がONとなっているかを判断する。アイドル
スイッチ56及び外部負荷スイッチ55ともONとなっ
ている場合は、内燃機関がアイドル運転状態で外部負荷
が入力された状態であるので、ステップ23に進み、後
述するサブルーチンDSを実行する。
22に進み、パワステやパワーウィンド等の外部負荷ス
イッチ55がONとなっているかを判断する。アイドル
スイッチ56及び外部負荷スイッチ55ともONとなっ
ている場合は、内燃機関がアイドル運転状態で外部負荷
が入力された状態であるので、ステップ23に進み、後
述するサブルーチンDSを実行する。
第7図に示すものは、アクセルを瞬間的に踏み込んだ後
の吸入空気の応答遅れによるリーン失火が発生した場合
に、デストローク制御を行うか否かを判定するルーチン
であり、所定時間Δを毎に実行されるものである。
の吸入空気の応答遅れによるリーン失火が発生した場合
に、デストローク制御を行うか否かを判定するルーチン
であり、所定時間Δを毎に実行されるものである。
まず、ステップ31ではクランク角センサ50によって
機関回転数Nが検出される。
機関回転数Nが検出される。
ステップ32においては、アイドルスイッチ56がON
となっているか否かを判断する。アイドルスイッチ56
がONとなっていれば、ステップ33に進み、機関回転
数Nが所定の機関回転数N、以下が否かを判断し、所定
の機関回転数N、以下であるときは、機関の出力が不足
しているとして、ステップ34に進み、後述するサブル
ーチンDSを実行する。
となっているか否かを判断する。アイドルスイッチ56
がONとなっていれば、ステップ33に進み、機関回転
数Nが所定の機関回転数N、以下が否かを判断し、所定
の機関回転数N、以下であるときは、機関の出力が不足
しているとして、ステップ34に進み、後述するサブル
ーチンDSを実行する。
次に、前述した何れかの条件が成立した場合に実行され
るコンプレッサlのデストローク制御を行うサブルーチ
ンDSにについて、第8図に示すフローチャートを参照
しつつ説明する。
るコンプレッサlのデストローク制御を行うサブルーチ
ンDSにについて、第8図に示すフローチャートを参照
しつつ説明する。
ステップ61では、コントロールユニット48カラ電磁
弁25にデユーティ制御信号が出力される。
弁25にデユーティ制御信号が出力される。
ステップ62では、該電磁弁25が通電されてデストロ
ーク制御が開始される。
ーク制御が開始される。
ステップ63ではクランク角センサ50によって機関回
転数Nが検出され、ステップ64で回転数Nが所定回転
数N6以上となっているか否かを判断して、所定回転数
N、以上の場合はステップ65に進み前記状態が所定時
間1.以上継続しているか否かを判断する。
転数Nが検出され、ステップ64で回転数Nが所定回転
数N6以上となっているか否かを判断して、所定回転数
N、以上の場合はステップ65に進み前記状態が所定時
間1.以上継続しているか否かを判断する。
継続している場合は、機関回転数が所定値以上の状態が
所定時間以上継続しているものとして、安定的な運転状
態であると判断して、ステップ66に進み前記ステップ
61で行ったデストローク制御を解除するデストローク
制御解除信号が出力され、ステップ67で電磁弁25の
通電が停止されてデストローク制御が終了される。
所定時間以上継続しているものとして、安定的な運転状
態であると判断して、ステップ66に進み前記ステップ
61で行ったデストローク制御を解除するデストローク
制御解除信号が出力され、ステップ67で電磁弁25の
通電が停止されてデストローク制御が終了される。
一方、ステップ64及びステップ65でNOと判断され
た場合は、ステップ68に進み、コンプレッサの負荷や
外部負荷等により、アイドル回転数が十分上昇しないで
、また吸入側圧力が減少する以前に内燃機関の回転数が
急激に落ち込み、場合によってはエンストしてしまう可
能性があるので、コンプレッサ1のデストローク制御を
継続する。
た場合は、ステップ68に進み、コンプレッサの負荷や
外部負荷等により、アイドル回転数が十分上昇しないで
、また吸入側圧力が減少する以前に内燃機関の回転数が
急激に落ち込み、場合によってはエンストしてしまう可
能性があるので、コンプレッサ1のデストローク制御を
継続する。
かかる構成とすれば、スロットル弁開度の変化率ΔTV
O1外部負荷スイッチ55のON状態、機関回転数N等
の何れかにより内燃機関の出力が低下していることが判
断されると、コントロールユニット48から電磁弁25
にデユーティ制御信号が出力されてコンプレッサ1がデ
ストローク制御され、もってエアコン用可変容量コンプ
レッサ1が容量減少方向に強制的に制御される。
O1外部負荷スイッチ55のON状態、機関回転数N等
の何れかにより内燃機関の出力が低下していることが判
断されると、コントロールユニット48から電磁弁25
にデユーティ制御信号が出力されてコンプレッサ1がデ
ストローク制御され、もってエアコン用可変容量コンプ
レッサ1が容量減少方向に強制的に制御される。
従って、少な(ともコンプレッサの負荷を低減させるこ
とが可能となり、回転数が急激に落ち込んで、最悪の場
合エンストしてしまうまで落ち込むことを防止すること
が可能となる。
とが可能となり、回転数が急激に落ち込んで、最悪の場
合エンストしてしまうまで落ち込むことを防止すること
が可能となる。
〈発明の効果〉
以上説明したように本発明によれば、スロットル弁の開
度が所定値以下の場合は、外部負荷が発生することによ
り負荷の急激な変化が発生しても、エアコン用可変容量
コンプレッサにおける容量が強制的に減少方向に制御さ
れて、外部負荷に対処することができ、もってエンスト
することがない最低の回転数を維持することができると
いう効果がある。
度が所定値以下の場合は、外部負荷が発生することによ
り負荷の急激な変化が発生しても、エアコン用可変容量
コンプレッサにおける容量が強制的に減少方向に制御さ
れて、外部負荷に対処することができ、もってエンスト
することがない最低の回転数を維持することができると
いう効果がある。
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明に係る一実施例を示す斜板タイプのエアコン用可変容
量コンプレッサの一例を示す断面図、第3図は同上の部
分断面図、第4図は同上実施例におけるシステム図、第
5図〜第8図は同上の制御内容を示すフローチャートで
ある。 1・・・可変容量コンプレッサ 8・・・斜板 1
9・・・コントロールバルブ 25・・・11fll
弁41・・・内F機関44・・・スロットル弁 48
・・・コントロールユニット 49・・・エアフロー
メータ 50・・・クランク角センサ 52・・・
スロットルセンサ 54・・・エアコンスイッチ
55・・・外部負荷スイッチ56・・・アイドルスイッ
チ 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人 弁理士 笹 島 冨二雄 Lん 第 ■ 第3図 図 第5図 第7図 第8図
明に係る一実施例を示す斜板タイプのエアコン用可変容
量コンプレッサの一例を示す断面図、第3図は同上の部
分断面図、第4図は同上実施例におけるシステム図、第
5図〜第8図は同上の制御内容を示すフローチャートで
ある。 1・・・可変容量コンプレッサ 8・・・斜板 1
9・・・コントロールバルブ 25・・・11fll
弁41・・・内F機関44・・・スロットル弁 48
・・・コントロールユニット 49・・・エアフロー
メータ 50・・・クランク角センサ 52・・・
スロットルセンサ 54・・・エアコンスイッチ
55・・・外部負荷スイッチ56・・・アイドルスイッ
チ 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人 弁理士 笹 島 冨二雄 Lん 第 ■ 第3図 図 第5図 第7図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 吸入側圧力に応じて容量が変化するエアコン用可変容量
コンプレッサを搭載した内燃機関において、 スロットル弁の開度を検出するスロットル弁開度検出手
段と、機関負荷を検出する機関負荷検出手段と、スロッ
トル弁開度が所定値以下でかつ負荷の急激な変化が検出
されたときに、前記可変容量コンプレッサを容量減少方
向に強制的に制御する容量減少手段と、を設けたことを
特徴とする内燃機関駆動エアコン制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8809289A JPH02267475A (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | 内燃機関駆動エアコン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8809289A JPH02267475A (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | 内燃機関駆動エアコン制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02267475A true JPH02267475A (ja) | 1990-11-01 |
Family
ID=13933227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8809289A Pending JPH02267475A (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | 内燃機関駆動エアコン制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02267475A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100343599C (zh) * | 2004-03-30 | 2007-10-17 | 爱信精机株式会社 | 内燃机驱动热泵式空调装置 |
-
1989
- 1989-04-10 JP JP8809289A patent/JPH02267475A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100343599C (zh) * | 2004-03-30 | 2007-10-17 | 爱信精机株式会社 | 内燃机驱动热泵式空调装置 |
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