JP4556115B2 - ナビゲーション装置及びルート設定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ナビゲーション装置及びルート設定方法に関し、例えば車載用のカーナビゲーション装置に適用して好適なものである。
従来、カーナビゲーション装置においては、ルートを探索する場合、出発地及び目的地、さらには出発地から目的地に到達するまでに通る経由地を複数箇所設定し、最適なルートを探索するようになされている。
またカーナビゲーション装置においては、実際にルート探索する際には距離優先や時間優先、有料道路を通るか否か等の検索条件を変えて複数のルート候補を選定し、当該複数のルート候補の中からいずれのルートに決定するかをドライバーが自由に選択し得るようになされている。
一方、近年のカーナビゲーション装置においては、当該カーナビゲーション装置のモニターに表示している情報と同一の情報を携帯端末に表示部に表示し、表示・操作系統を運転者と搭乗者の双方に少なくとも1つずつ提供し、それぞれ独自にルート探索するようになされたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004-28909公報
ところでかかる構成のカーナビゲーション装置においては、当該カーナビゲーション装置が提供するルートが必ずしもユーザ所望のルートとは一致せず、ユーザに不満が生じていたという問題があった。
また、カーナビゲーション装置のモニターや携帯端末の表示部で一旦決定したルートに従いルートガイドを開始した後に、目的地や経由地を変更して他のルートを探索させた場合には、以前決定したルートが新しく探索したルートに置き換えられてしまうため、その後に以前のルートに戻したい場合には再設定し直さなければならず、操作性が悪いという問題もあった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ユーザの希望に即した所望のルートを煩雑な操作なしに設定し得るナビゲーション装置及びルート設定方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、メインモニター及びサブモニターの少なくとも2台以上のナビゲーションモニターを有するナビゲーション装置であって、メインモニターを介して出発地及び目的地間をルート探索することにより決定した第1ルートを表示する第1ルート探索手段と、サブモニターを介して出発地及び目的地間をルート探索することにより第1ルートとは異なる第2ルートを決定し、当該第2ルートをメインモニターへ送信する第2ルート探索送信手段と、メインモニターに第1ルート及び第2ルートを重ねて表示し、入力手段を介して入力された指示に従って第1ルート及び第2ルートを組み合わせることにより第3ルートを再設定するルート再設定手段とを設けることにより、メインモニターでルート探索した第1ルートとサブモニターでルート探索した第2ルートとを自由に組み合わせたユーザ所望の第3ルートを再設定することができる。
また本発明においては、メインモニター及びサブモニターの少なくとも2台以上のナビゲーションモニターを用いてルート案内を行うルート設定方法であって、メインモニターを介して出発地及び目的地間をルート探索することにより決定した第1ルートを表示する第1ルート探索ステップと、サブモニターを介して出発地及び目的地間をルート探索することにより第1ルートとは異なる第2ルートを決定し、当該第2ルートをメインモニターへ送信する第2ルート探索送信ステップと、メインモニターに第1ルート及び第2ルートを重ねて表示し、入力手段を介して入力された指示に従って第1ルート及び第2ルートを組み合わせることにより第3ルートを再設定するルート再設定ステップとを設けることにより、メインモニターでルート探索した第1ルートとサブモニターでルート探索した第2ルートとを自由に組み合わせたユーザ所望の第3ルートを再設定することができる。
本発明によれば、メインモニターでルート探索した第1ルートとサブモニターでルート探索した第2ルートとを自由に組み合わせたユーザ所望の第3ルートを再設定することができるので、ユーザの希望に即した所望のルートを煩雑な操作なしに設定し得るナビゲーション装置及びルート設定方法を実現することができる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)カーナビゲーション装置の外観構成
図1において、1は全体として車内に設置されたカーナビゲーション装置を示し、前部座席側に設けられたドライバー用のメインモニター2と、後部座席側に設けられたパッセンジャー用のリアモニター3とによって構成され、当該メインモニター2とリアモニター3とが相互に無線通信し得るようになされている。
従ってリアモニター3は、メインモニター2が保持する地図データにアクセスし、当該メインモニター2が表示しているのと同じ地図データを取得することにより、メインモニター2と同じ地図画像を表示してルート探索を実行し得るようになされている。
(2)カーナビゲーション装置の回路構成
図2に示すようにカーナビゲーション装置1のメインモニター2は、CPU(Central Processing Unit)構成でなる制御部10が全体を統括制御すると共に、ハードディスク11に格納された基本プログラムやアプリケーションプログラムをドライブ部12により読み出して共有メモリ13上で実行することにより、通常のナビゲーション機能及び後述するルート再設定機能等を実現し、ルート探索結果等をモニター部14に表示するようになされている。
そしてメインモニター2の制御部10は、モニター部14に表示したルート探索結果(複数のルート候補)の中からドライバー所望のルートを選択し、これを第1ルートとして決定し、当該第1ルートに従って目的地までの経路を案内するようになされている。
またメインモニター2の制御部10は、ユーザインタフェース部(以下、これをUI部と呼ぶ)15から入力された命令を要求処理部16により認識し、当該命令に従って出発地、目的地及び経由地の設定や、経由地の追加及び変更に伴うルート再設定を行う。
さらにメインモニター2の制御部10は、通信処理部17及びアンテナ18を介して無線通信するリアモニター3に対して、いずれの範囲の地図データを送信したか等の内容をメモリ管理部19により把握するようになされている。
リアモニター3は、CPU構成でなる制御部30が全体を統括制御すると共に、ROM(図示せず)に格納された基本プログラムやアプリケーションプログラムを読み出して共有メモリ31上で起動することにより、通常のナビゲーション機能を実行するようになされている。
またリアモニター3の制御部30は、UI部32から入力された命令を要求処理部33により認識し、通信処理部34及びアンテナ35を介してメインモニター2にアクセスし、当該メインモニター2に対して地図データの取得要求を行う。
メインモニター2の制御部10は、リアモニター3からの取得要求に応じた地図データをドライブ部12を介してハードディスク11から読み出し、当該読み出した地図データを通信処理部17及びアンテナ18を介してリアモニター3へ送信する。
これによりリアモニター2の制御部30は、メインモニター2から地図データを受信し、当該地図データに基づいてモニター部36に地図を表示すると共に、メインモニター2とは独立して同じ出発地及び目的地でのルート探索処理を実行し得るようになされている。
その結果、リアモニター2の制御部30は、モニター部36を介して後部座席のパッセンジャーにより独自にルート探索された複数のルート候補の中から決定した当該パッセンジャー所望の第2ルートを認識し、当該第2ルートのルートデータを通信処理部34及びアンテナ35を介してメインモニター2へ送信するようになされている。
メインモニター2の制御部10は、リアモニター3からのルートデータをアンテナ18及び通信処理部17を介して取得し、当該ルートデータに基づく第2ルートをモニター部14の第1ルートと共に表示するようになされている。
これにより前部座席側のドライバーは、メインモニター2のモニター部14に表示された第2ルートを目視確認することにより、当該ドライバー自身で探索した第1ルートと、後部座席のパッセンジャーが探索した第2ルートとの相違を直接比較し得るようになされている。
(3)ルート再設定方法
図3に示すようにメインモニター2の制御部10は、モニター部14に同じ出発地及び目的地で探索された2通りの第1ルートR1及び第2ルートR2を表示すると共に、第1ルートR1と第2ルートR2とが交差する交差地点X1、第1ルートR1と第2ルートR2とが最も近接した近接地点C1を認識して設定する。
ここで制御部10は、交差地点X1ではその交差ポイントをルート分割点RB1として設定すると共に、近接地点C1では、第1ルートR1と第2ルートR2とが最も近づいている当該第1ルートR1上の点をルート分割点RB2、第1ルートR1と第2ルートR2とが最も近づいている当該第2ルートR2上の点をルート分割点RB3として設定する。
これにより制御部10は、第1ルートR1及び第2ルートR2をルート分割点RB1、RB2及びRB3の各点で分割し、第1ルートR1及び第2ルートR2を複数の部分ルートの集合物として生成し直すようになされている。
この場合、第1ルートR1は第1部分ルートR11、第2部分ルートR12及び第3部分ルートR13に分割され、第2ルートは第1部分ルートR21、第2部分ルートR22及び第3部分ルートR23に分割されることになる。
この状態でメインモニター2の制御部10では、ドライバーによって第1ルートR1及び第2ルートR2のうち所望の部分ルートとして例えば第1ルートR1の第1部分ルートR11、第2ルートR2の第2部分ルートR22及び第1ルートR1の第3部分ルートR13が指定されると、当該第1部分ルートR11、第2部分ルートR22及び第3部分ルートR13を繋ぎ合わせてルート再設定を行うようになされている。
ところで近接地点C1では、第1ルートR1と第2ルートR2とが交差していないため、単純に第1部分ルートR11と第2部分ルートR22とが選択されただけでは、第1ルートR1と第2ルートR2とを繋ぎ合わせて組み合わせることはできない。
そこで制御部10は、第1部分ルートR11の第2部分ルートR22寄りの端点を当該第2部分ルートR22と接続するための接続用経由地SK1として設定すると共に、第2部分ルートR22の第1部分ルート寄りの端点を当該第1部分ルートR11と接続するための接続用経由地SK2として設定するようになされている。なお制御部10は、第2部分ルートR22と第3部分ルートR13とが繋ぎ合わされるルート分割点RB1を内部処理用経由地NK1として設定するようになされている。
これにより制御部10は、接続用経由地SK1と接続用経由地SK2との間を既存のルート探索プログラムに従ってルート探索することにより、第1ルートR1の第1部分ルートR11と、第2ルートR2の第2部分ルートR22とを最短距離で結び付けると共に、
第2ルートR2の第2部分ルートR22と第1ルートR1の第3部分ルートR13とを内部処理用経由地NK1に基づいて結びつけるようになされている。
このようにしてメインモニター2の制御部10は、第1部分ルートR11、第2部分ルートR22及び第3部分ルートR13を繋ぎ合わせることにより第1ルートR1と第2ルートR2とを部分的に組み合わせた第3ルートR3を再設定し得るようになされている。
(4)ルート再設定処理手順
次に、メインモニター2の制御部10が上述のルート再設定方法を用いて第1ルートR1と第2ルートR2とを組み合わせることにより第3ルートR3を再設定するまでのルート再設定処理手順について図4のフローチャートを用いて具体的に説明する。
実際上、メインモニター2の制御部10はルーチンRT1の開始ステップから入ってステップSP1へ移り、メインモニター2のモニター部14を介して出発地及び目的地間のルート探索を行うことにより得られた複数のルート候補の中から所望のルートを第1ルートR1として決定し、次のステップSP2へ移る。
ステップSP2においてメインモニター2の制御部10は、モニター部14に表示した第1ルートR1に基づいてドライバーをルート案内し、次のステップSP3へ移る。
ステップSP3においてメインモニター2の制御部10は、リアモニター3で後部座席のパッセンジャーが同じ出発地及び目的地間でルート探索を行った結果得られた第2ルートR2のルートデータを当該リアモニター3から受信し、次のステップSP4へ移る。
ステップSP4においてメインモニター2の制御部10は、ドライバーによってルート探索されて現在ルート案内中の第1ルートR1と、後部座席のパッセンジャーによってルート探索された第2ルートR2とをモニター部14に重ねて表示し(図3)、次のステップSP5へ移る。
これによりメインモニター2のモニター部14を見ているドライバーにとっては、第1ルートR1と第2ルートR2とが重ねられて表示されるために、双方のルートの相違を明確に認識し得るようになされている。
ステップSP5においてメインモニター2の制御部10は、ドライバーによって現在ルート案内中の第1ルートR1と第2ルートR2との入れ換えが選択されたか否かを判定し、肯定結果が得られると次のステップSP6へ移る。
ステップSP6においてメインモニター2の制御部10は、現在ルート案内中の第1ルートR1を第2ルートR2に全て入れ換え、それ以降、当該第2ルートR2に従ってルート案内を行い、次のステップSP10へ移って処理を終了する。
これに対してステップSP5で否定結果が得られると、このことは第1ルートR1と第2ルートR2との全入換が選択されたわけではないことを表しており、このとき制御部10は次のステップSP7へ移る。
ステップSP7においてメインモニター2の制御部10は、第1ルートR1と第2ルートR2との交差地点X1及び近接地点C1におけるルート分割点RB1、RB2及びRB3を設定することにより、第1ルートR1を第1部分ルートR11、第2部分ルートR12及び第3部分ルートR13に分割し、第2ルートR2を第1部分ルートR21、第2部分ルートR22及び第3部分ルートR23に分割し、次のステップSP8へ移る。
ステップSP8においてメインモニター2の制御部10は、第1ルートR1及び第2ルートR2を構成する各部分ルートのうち、所望の部分ルートが選択されたか否かを判定し、否定結果が得られると所望の部分ルートが選択されるまで待ちうけ、所望の部分ルートが選択されると肯定結果を得て次のステップSP9へ移る。
ステップSP9においてメインモニター2の制御部10は、ドライバーにより選択された例えば第1ルートR1の第1部分ルートR11と、第2ルートR2の第2部分ルートR22とを接続用経由地SK1及びSK2に基づくルート探索結果を用いて結合すると共に、第2ルートR2の第2部分ルートR22と、第1ルートR1の第3部分ルートR13とをルート分割点RB1に相当する内部処理用経由地NK1で結合することにより、第1ルートR1と第2ルートR2とを部分的に組み合わせた第3ルートを再設定し、次のステップSP10へ移って処理を終了する。
これによりメインモニター2の制御部10は、ドライバーによって決定された第1ルートR1と、後部座席のパッセンジャーによって決定された第2ルートR2とを部分的に組み合わせ、当該第1ルートR1及び第2ルートR2よりもドライバーにとって優れた第3ルートR3を容易に再設定し得るようになされている。
(5)経由地追加時の再ルート探索方法
ところでメインモニター2の制御部10では、図5に示すように第3ルートR3上の現在位置が最初の経由地1の手前にある時点で、ドライバーによってモニター部14の画面上で経由地2が設定されると、従来であれば、現在位置から経由地2を通過した目的地までを結ぶ最適なルートをルート探索し、当該ルート探索した最適なルートに置き換えてしまうところ、本発明においては現在位置から目的地までのルート部分を残しつつ、当該目的地からUターンして経由地1から経由地2を介して目的地へ向かう1本の擬似ルートGR1を再設定する。
実際上、図6に示すようにメインモニター2の制御部10は、擬似ルートGR1に従ってルート案内を行うが、その際、経由地1から目的地までのルート部分については当初設定された第3ルートR3の一部分であるためにその部分を変更なく赤色表示し、経由地1から経由地2を介して目的地へ向かうルート部分が新たな経由地2を通過するべく再設定されたものであるためにその部分を例えば緑色表示するようになされている。
これによりドライバーは、モニター部14に表示された擬似ルートGR1の赤色表示及び緑色表示を目視確認することにより、当初設定していた赤色表示により現在位置から目的地までの道のりを認識し得ると共に、緑色表示により経由地1から経由地2を通過して目的地へ向かうまでの道のりをも認識し得るようになされている。
従ってドライバーとしては、経由地2を設定して緑色表示によるルート部分を認識した場合でも、これまでルート案内されていた第3ルートR3の赤色表示でなるルート部分が失われるわけではないため、経由地2を設定した後に当初の予定通り第3ルートR3に従って目的地まで向かう場合に、現在位置から目的地までのルート探索操作を再度実行せずに済む。
このようにメインモニター2の制御部10は、新たに経由地2がドライバーによって設定された場合でも、これまでルート案内していた第3ルートR3を残して表示することにより、旧ルート部分又は新ルート部分のいずれを選択することもでき、かつ煩雑なルート探索操作を必要としないためドライバーの操作性を格段に向上させ得るようになされている。
(6)動作及び効果
以上の構成において、メインモニター2の制御部10は、出発地及び目的地間をルート探索した結果、ドライバーによって選択された第1ルートR1に従ってルート案内を行い、同じ出発地及び目的地間をルート探索した結果、後部座席のパッセンジャーにより選択された第2ルートR2のルートデータをリアモニター3から受信し、当該メインモニター2のモニター部14に第1ルートR1及び第2ルートR2を重ねて表示し、ドライバーによって選択された第1ルートR1及び第2ルートR2における所望の部分ルートを組み合わせることにより第3ルートR3を再設定することができる。
これによりメインモニター2の制御部10は、ドライバーによって選択された第1ルートR1と、パッセンジャーによって選択された第2ルートR2との双方優れているルート部分を組み合わせることができるため、第1ルートR1又は第2ルートR2のいずれか一方だけではドライバーの要望を十分に満足できない場合であっても、第1ルートR1及び第2ルートR2を自由自在にカスタマイズしたドライバー所望の第3ルートR3を生成して提供することができる。
以上の構成によれば、ナビゲーション装置1のメインモニター2は、当該メインモニター2によって決定された第1ルートR1の部分ルートと、リアモニター3から受信した第2ルートR2の部分ルートとをドライバーの要求に応じて組み合わせることにより、既存の第1ルートR1及び第2ルートR2を組み合わせたドライバー所望の第3ルートを生成し、当該第3ルートに従ってドライバーをルート案内することができる。
(7)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、メインモニター2でルート探索した第1ルートR1及びリアモニター3でルート探索した第2ルートR2を組み合わせることにより第3ルートR3を再設定するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、リアモニター3を複数台用意し、メインモニター2でルート探索した第1ルートR1と、複数台のリアモニター3でルート探索した複数ルートとを組み合わせることにより第3ルートを再設定するようにしても良い。
また上述の実施の形態においては、擬似ルートGR1の赤色表示及び緑色表示により現在位置から経由位置1だけを通過して目的地まで向かう道のりと、現在位置から経由地1及び経由地2を介して目的地まで向かう道のりとを提示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに加えて、擬似ルートGR1を再設定する前の第3ルートR3のルートデータを保存しておき、必要に応じて当該擬似ルートGR1による表示と第3ルートR3による表示とを切り換えられるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、本発明のナビゲーション装置を車載用のカーナビゲーション装置に適用するようにした場合について述べたが、本発明は車載用に限らず、当該ナビゲーション装置を一般のノートブック型パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)及び携帯電話機にて搭載するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、本発明のナビゲーション装置としてのカーナビゲーション装置1を第1ルート探索手段及びルート再設定手段としての制御部10、第2ルート探索送信手段としての制御部30及び通信処理部34によって構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々の回路構成によりナビゲーション装置を構成するようにしても良い。
本発明のナビゲーション装置及びルート設定方法は、例えば複数台のモニターを用いてルート探索した結果に基づいてユーザ所望のルートを再設定する用途に適用することができる。
カーナビゲーション装置の全体構成を示す略線図である。 カーナビゲーション装置の回路構成を示す略線的ブロック図である。 ルート再設定方法の説明に供する略線図である。 ルート再設定処理手順を示すフローチャートである。 経由地を追加したときの再ルート探索方法を示す略線図である。 再ルート探索結果を示す略線図である。
符号の説明
1……カーナビゲーション装置、2……メインモニター、3……リアモニター、10、30……制御部、11……ハードディスク、12……ドライブ部、13、31……共有っメモリ、14、36……モニター部、15、32……UI部、16、33……要求処理部、17、34……通信処理部、18、35……アンテナ、19……メモリ管理部。

Claims (8)

  1. メインモニター及びサブモニターの少なくとも2台以上のナビゲーションモニターを有するナビゲーション装置であって、
    上記メインモニターを介して出発地及び目的地間をルート探索することにより決定した第1ルートを表示する第1ルート探索手段と、
    上記サブモニターを介して上記出発地及び目的地間をルート探索することにより上記第1ルートとは異なる第2ルートを決定し、当該第2ルートを上記メインモニターへ送信する第2ルート探索送信手段と、
    上記メインモニターに上記第1ルート及び上記第2ルートを重ねて表示し、入力手段を介して入力された指示に従って上記第1ルート及び上記第2ルートを組み合わせることにより第3ルートを再設定するルート再設定手段と
    を具えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. ルート再設定手段は、上記第1ルートと上記第2ルートとが交差する交差地点及び上記第1ルートと上記第2ルートとが近接する近接地点で上記第1ルート及び上記第2ルートを分割することにより部分ルートをそれぞれ生成し、上記指示に従って当該部分ルートを複数組み合わせることにより上記第3ルートを再設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 上記ルート再設定手段は、上記近接地点では上記第1ルートの端点と上記第2ルートの端点とを接続用経由地として設定し、当該2つの端点間をルート探索することにより当該近接地点における上記第1ルートの部分ルートと上記第2ルートの部分ルートとを接続する
    ことを特徴とする請求項2に記載のナビゲーション装置。
  4. 上記ルート再設定手段は、
    上記第1ルート又は上記第3ルートに従って案内中に、任意の経由地が指定された場合、上記出発地及び目的地に対して上記経由地を加えた3地点間でルート再設定を行い、当初の上記第1ルート又は上記第3ルートの表示を残したまま、上記経由地までのサブルートを表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  5. メインモニター及びサブモニターの少なくとも2台以上のナビゲーションモニターを用いてルート案内を行うルート設定方法であって、
    上記メインモニターを介して出発地及び目的地間をルート探索することにより決定した第1ルートを表示する第1ルート探索ステップと、
    上記サブモニターを介して上記出発地及び目的地間をルート探索することにより上記第1ルートとは異なる第2ルートを決定し、当該第2ルートを上記メインモニターへ送信する第2ルート探索送信ステップと、
    上記メインモニターに上記第1ルート及び上記第2ルートを重ねて表示し、入力手段を介して入力された指示に従って上記第1ルート及び上記第2ルートを組み合わせることにより第3ルートを再設定するルート再設定ステップと
    を具えることを特徴とするルート設定方法。
  6. 上記ルート再設定ステップでは、上記第1ルートと上記第2ルートとが交差する交差地点及び上記第1ルートと上記第2ルートとが近接する近接地点で上記第1ルート及び上記第2ルートを分割することにより部分ルートをそれぞれ生成し、上記指示に従って当該部分ルートを複数組み合わせることにより上記第3ルートを再設定する
    ことを特徴とする請求項5に記載のルート設定方法。
  7. 上記ルート再設定ステップでは、上記近接地点では上記第1ルートの端点と上記第2ルートの端点とを接続用経由地として設定し、当該2つの端点間をルート探索することにより当該近接地点における上記第1ルートの部分ルートと上記第2ルートの部分ルートとを接続する
    ことを特徴とする請求項6に記載のルート設定方法。
  8. 上記ルートガイド方法では、
    上記第1ルート又は上記第3ルートに従って案内中に、任意の経由地が指定された場合、上記出発地及び目的地に対して上記経由地を加えた3地点間でルート再設定を行い、当初の上記第1ルート又は上記第3ルートの表示を残したまま、上記経由地までのサブルートを表示するサブルート表示ステップ
    を具えることを特徴とする請求項5に記載のルート設定方法。
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