JP4555902B2 - バスシステム及びバスにつなぐためのバスインターフェース - Google Patents

バスシステム及びバスにつなぐためのバスインターフェース Download PDF

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Description

本発明は、メッセージを伝送するためのバスにより結合された第1局及び第2局を有し、該バスが、上記第1局が第2局に対してメッセージを所定の順序で周期的に伝送するプロトコルに従って動作するように設計されているようなバスシステムに関する。
また、本発明はバス用の接続部と、割り込み可能なプロセッサから複数の系列のメッセージプロパティを入力するための入力端と、割込信号を上記プロセッサに伝送するための割込出力端とを有するようなバスインターフェースにも関する。
上記のようなバスシステムはUSB仕様書に開示されている。USB仕様は、コンパック・コンピュータ・コーポレーション、ヒューレット・パッカード・カンパニ、インテル・コーポレーション、ルーセント・テクノロジ・インク、マイクロソフト・コーポレーション、NECコーポレーション及びコーニンクレッカ・フィリップス・エレクトロニクス・エヌ・ヴイを含む会社群により公表された規格である。以下に述べるものは、本発明の完全な理解に関連するUSBの種々の特徴である。USBに関する他の背景情報は、ここに参照により組み込まれるUSB仕様、リビジョン2.0から得ることができる。
USBは、パーソナルコンピュータと、例えばウエブカム、プリンタ、スキャナ、マイクロフォン及びキーボード等の多様な周辺機器との間でのデータ交換をサポートするように設計された標準バスである。このように、USBは、RS−232C、シリアルポート、パラレルポート及びPS/2インターフェース等の既存のインターフェースを置換するものである。例えばUSBオンザゴー(USB OTG)におけるような、USBの更なる開発は、他の装置がパーソナルコンピュータを置換するようなバスシステムを目標としている。斯様な装置は、例えば、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、パーソナル・デジタル・アシスト又はセルラ電話(携帯電話)等であり得る。
USBシステムのようなバスシステムにおいては、バスを介して電子バス局が相互に接続される。通常、バス局はデータを処理又は発生させると共にデータの流れを制御するためにプロセッサ又は計算システムを有している。USB局は、ホスト(例えば、パーソナルコンピュータ)として、及び装置(周辺機器)として定義される。通常は、如何なるUSBシステムにおいても、1つのみのホストしか存在しない。斯かるホストにおけるUSBインターフェースは、ホストコントローラとも呼ばれる。斯かるホストコントローラはハードウェア、ファームウェア又はソフトウェアの組み合わせで実施化することができる。USB装置は、追加の取付け点(attachment points)又は機能を提供し、かくして当該システムに能力を提供するようなハブと定義される。斯かる装置はホストに対して分岐スター技術(tiered-star technology)を介して接続される。ハブは、USB装置の取り付け又は取り外しを示す。ホストは、新たに取り付けられたUSB装置がハブであるか又は機能であるかを判断し、該USB装置に固有のUSBアドレスを割り当てる。全てのUSB装置は固有のUSBアドレスによりアクセスされる。各装置は、更に、当該ホストが通信することができる1以上のエンドポイントをサポートする。残りの説明は、機能として定義されるUSB装置に限定する。
USBはポーリングされるバスである。ホストコントローラは全てのデータ伝送を開始する。殆どのバス取引処理(トランザクション)は3つのパケットまでの伝送を含む。各トランザクションは、ホストコントローラが予定に基づいて、当該トランザクションのタイプ及び方向、USB装置アドレス並びにエンドポイントの番号を記述したUSBパケットを送信した場合に開始する。このパケットは、“トークンパケット”と呼ばれる。アドレス指定されたUSB装置は適切なアドレスフィールドを復号することにより自身を選択する。所与のトランザクションにおいて、データはホストから装置へ又は装置からホストへの何れかで伝送される。データ伝送の方向は上記トークンパケット内で指定される。この場合、当該トランザクションの発信元は、データパケットを送信するか、又は該送信元が伝送すべきデータを有していないことを示す。宛先は、通常は、当該伝送が成功したかを示すハンドシェークパケットで応答する。
USBアーキテクチャは以下の3つの基本的タイプのデータ伝送を含む。(1)等時性伝送:即ち、ホストと装置間の周期的な連続した通信で、典型的には時間関連情報のために使用され、事前交渉された待ち時間(レイテンシ)で事前交渉された量のUSB帯域幅を占有する;(2)割込伝送:低頻度の待ち時間が制約された通信で、典型的には人の知覚可能なエコー又は帰還応答特性を伴う文字又は座標のような非同期データのために使用される;(3)バルク伝送:非周期的な、大パケットのバースト通信で、典型的には如何なる利用可能な帯域幅も使用することができると共に帯域幅が利用可能になるまで遅延することが可能なデータのために使用される。
通常、両タイプのバス局、即ちホスト及び装置、はデータを処理若しくは発生し、又はデータの流れを制御し、又はこれら両者を行うプロセッサ又は計算システムを有する。上述したUSBシステムの直裁な実施化は、一方においてはプロセッサとホストのバスインターフェースとの間での、他方においてはホストのバスインターフェースと装置との間での通信における重大な通信タイミング問題につながり得る。これは、特に等時性伝送の場合に当てはまる。リアルタイムデータを含むような、これらの伝送においては、ホストがUSB装置に対してトークンパケットを周期的に送信し、各トークンパケットにはホストからUSB装置への又はその逆の何れかのデータパケットの伝送が続く。斯かるデータのリアルタイム的性質のために、当該ホストのプロセッサと該ホストのバスインターフェースとの間の通信は、該ホストのバスインターフェースとUSB装置との間の通信と同調していなければならず、さもなければ、データが失われる。
米国特許第6,145,045号は、この問題に対する部分的解決策を開示している。もっとも、該特許は非等時性伝送の間でのUSB装置内の通信タイミングの問題に焦点を当てている。該特許は、バスインターフェース、プロセッサ、第1バッファ及び第2バッファを有するようなバス局を開示している。第1(マイクロ)フレームの間において、上記プロセッサは第1バッファと通信し(例えばデータを読み取り又は書き込む)、その間に上記バスは第2バッファ及び第1局と通信して、データを第2バッファから第2局へ送信するか又は第2局から入力されたデータを第2バッファに書き込む。上記第1(マイクロ)フレームに続く第2(マイクロ)フレームの間において、上記プロセッサは第2バッファと通信し(例えば、データを読み取り又は書き込み)、その間に上記バスは第1バッファ及び第1局と通信して、データを第1バッファから第2局へ送信するか又は第2局から入力されたデータを第1バッファに書き込む。通常、上記バスインターフェースは上記プロセッサに割込をかけて、該プロセッサに同プロセッサが新たな情報を上記バッファの一方に書き込む又は上記バッファの一方から情報を読み取るべきことを通知する。
USBシステムにとっては一般的に、そして、USB OTGシステムにとっては特に、バス局、例えばホスト、におけるバスインターフェースは好ましくは多様なプロセッサ及び計算システムと共動することができなければならない。しかしながら、それ以外では好適な多様なプロセッサは比較的長い割込応答時間を有し、その結果、斯かるプロセッサがバス局、例えばホスト、においてプロセッサとして使用されたとすると、データの喪失又は破壊につながりかねない。
本発明の目的は、とりわけ、第1局及び第2局を有するバスシステムにおける第1局
内でプロセッサとバスインターフェースとの間の通信タイミングの柔軟性を増加させることにある。
この目的のため、本発明は冒頭の段落に記載したようなバスシステムであって、
− 上記第1局が、割り込み可能なプロセッサと、バッファを備えるメモリエレメントと、バスインターフェースとを有し、
− 上記割り込み可能なプロセッサが複数の系列のメッセージプロパティを発生するように動作させることができ、
− 上記プロセッサが、更に、上記複数の系列のメッセージプロパティのうちから第1系列のメッセージプロパティを上記バッファに対して送出すると共に、上記バスインターフェースから割込信号が入力されると上記複数の系列のメッセージプロパティのうちから第2系列のメッセージプロパティを送出するように動作させることができ、
− 上記バッファが、上記プロセッサにより、記憶容量が前記第1系列のメッセージプロパティ及び前記第2系列のメッセージプロパティを記憶するのに整合されるように調整され得るような記憶容量を有し、
− 上記バッファインターフェースが、上記バッファから前記第1系列のメッセージプロパティを取り出し、該メッセージプロパティから前記メッセージプロパティの第1系列を発生し、前記メッセージプロパティの前記第1系列を前記第2局へ伝送し、前記割込信号を前記プロセッサに伝送するように動作させることができる、
ことを特徴とするバスシステムを提供する。
動作時において、上記第1局内のプロセッサは、情報を第2局に対してリアルタイム的に供給する必要がある。この目的のために、上記プロセッサは前記メッセージプロパティを前記バスインターフェースに供給する必要がある。該バスインターフェースは前記メッセージプロパティからメッセージを発生し、該メッセージを第2局に送信する。
従来のやり方においては、上記バスインターフェースは第1メッセージプロパティを上記バスインターフェースか、又は該バスインターフェースに関連するバッファに伝送するであろう。この場合、上記バスインターフェースは、もし必要なら、上記バッファから上記第1メッセージプロパティを取り出し、該第1メッセージプロパティから第1メッセージを発生し、該第1メッセージを第2局に送信する。上記バスインターフェースが第2メッセージプロパティを必要とするまでに、該バスインターフェースは割込信号を上記プロセッサに送信する。この後、上記プロセッサは上記第2メッセージプロパティを上記バッファ又は上記バスインターフェースに送信することにより応答するであろう。最後に、上記バスインターフェースは、もし必要なら、上記バッファから上記第2メッセージプロパティを取り出し、該第2メッセージプロパティから第2メッセージを発生し、該第2メッセージを上記第2局に送信する。
上記割込信号の上記プロセッサへの上記送信と、上記第2メッセージプロパティの上記送信との間に長い待ち時間(レイテンシ)が存在する場合、言い換えると、上記プロセッサが長い割込応答時間を有するであろう場合、上記待ち時間は、結果として、上記第2メッセージプロパティを上記バスインターフェースに余りにも遅く到達させ、結果としてデータの喪失又は破壊を伴う。斯様なプロセッサは、それ以外では、当該バスシステム内で使用するのに非常に適し得る。このように、従来のやり方は、割込応答時間に対する厳しい要件により、プロセッサの選択を制限してしまう。
上記バスインターフェースから割込信号を受信した際に、上記プロセッサが単一のメッセージに対するメッセージプロパティの代わりに前もって一連のメッセージプロパティを送出するのを可能にすることにより、該プロセッサは応答するための充分な時間を持つことになり、長い割込応答時間の欠点が回避される。該プロセッサに自身の必要性に応じて上記バッファの記憶容量を調節させることにより、上記バスインターフェースは非常に多様なプロセッサと共動することができ、該バッファの記憶容量が不必要に大きく選定されることがないことが保証される。結果として、可能な場合はメッセージプロパティの短い系列、又は前記メッセージの1つに対するメッセージプロパティのみを記憶するための小さな記憶容量のバッファ、そして、必要な場合は長い系列のメッセージプロパティを記憶するための大きな記憶容量を持つバッファとなる。これは、上記バスシステムの第1局内における上記プロセッサとバスインターフェースとの間での通信タイミングの柔軟性を増加させる。
一例として、上記プロセッサは第2局に到達するデータの品質に関して情報、例えば検出されたエラーの数を有する情報を利用可能にすることができる。該品質が或るレベルより低下すると、当該プロセッサは上記バッファの記憶容量を増加するように決定することができる。更に、小さな記憶容量のバッファのみが必要とされる場合は、前記メモリエレメント内で一層多くの空間を他の目的のための他のバッファに割り当てることができる。
本発明によるバスシステムの一実施例は、
− 前記メモリエレメントが、前記第1系列のメッセージプロパティを記憶するための第1バッファと、前記第2系列のメッセージプロパティを記憶するための第2バッファを有し、
− 前記バスインターフェースを、前記第1バッファから前記第1系列のメッセージプロパティを取り出し、その間に前記プロセッサが前記第2バッファに対して前記第2系列のメッセージプロパティを送出するように動作させることができる、
ことを特徴とする。
この実施例の動作においては、上記バスインターフェースを介しての上記第2局と上記プロセッサとの間の通信には直接的な連鎖は存在しない。上記第1系列のメッセージプロパティは、上記第1バッファに対して上記プロセッサと第1バッファとの間のリンクのタイミングに従って送信される。その後、上記第2系列のメッセージプロパティは第2バッファに対して上記プロセッサと第2バッファとの間のリンクのタイミングに従って送信される。同時に、上記バッファは第2局に対してメッセージを周期的に送信するが、これらメッセージは上記第1バッファに記憶された第1系列のメッセージプロパティから発生される。上記プロセッサと上記第2バッファとの間の上記リンクのタイミングに対する唯一の制限は、上記第2系列のメッセージプロパティの伝送が、上記バスインターフェースが第2系列のメッセージプロパティのうちからメッセージプロパティを取り出す必要がある時点までに完了されているべきであるということである。
本発明によるバスシステムの他の実施例は、上記メッセージプロパティがタイミング情報及び、もし当てはまるなら、ペイロードを含むことを特徴とする。このようにして、上記プロセッサの介入無しで上記メッセージの正しいタイミングを決定する該バスインターフェースの能力は向上される。更に、上記メッセージプロパティへ上記ペイロード(リアルタイムデータを有し得る)を含めることは、上記プロセッサと上記バスインターフェースとの間の通信を単純化させる。何故なら、斯かるペイロードを供給するために、これら2つの間の追加の通信リンクは必要とされないからである。更に、正しいリアルタイムデータを正しいメッセージに割り当てるために、当該バスインターフェースによる如何なる追加の処理も必要とされない。
本発明によるバスシステムの他の実施例は、
− 前記バスインターフェースを、第2局からデータ項目を伴うメッセージを周期的に受信するように動作させることができ、
− 更に、上記バスインターフェースを、上記の受信されたメッセージから上記データ項目を抽出し、上記受信されたメッセージからタイミング情報を抽出し、該タイミング情報を前記バッファに記憶された前記第1系列のメッセージプロパティからの前記メッセージプロパティのタイミング情報と比較し、上記の抽出されたタイミング情報が前記バッファに記憶された前記第1系列のメッセージプロパティからの前記メッセージプロパティのタイミング情報と一致する場合に上記の抽出されたデータ項目を上記ペイロードに追加するように動作させることができ、
− 前記プロセッサを、前記バスインターフェースから他の割込信号が受信されると、前記バッファに記憶された前記第1系列のメッセージプロパティからの前記メッセージプロパティから上記ペイロードを取り出すように動作させることができる、
ことを特徴とする。
この実施例は、上記プロセッサが上記第2局からリアルタイムデータを必要とする状況において、上記プロセッサと上記バスインターフェースとの間の通信を単純化する。この状況において、上記プロセッサは好ましくは一連のメッセージプロパティを実際のペイロード無しで送出する。しかしながら、上記バッファ内には上記一連のメッセージプロパティが、上記メッセージプロパティがペイロードを有するかのように記憶される。このようにして、上記メッセージプロパティにペイロードを追加するために空間が確保される。該ペイロードは上記バスインターフェースにより追加される。該バスインターフェースは、上記の受信されたメッセージからタイミング情報を抽出し、該抽出されたタイミング情報を上記メッセージプロパティ内のタイミング情報と比較する。上記バスインターフェースが一致を見付けたら、該バスインターフェースは上記の抽出されたデータ項目をペイロードとして上記メッセージプロパティに追加する。次いで、前記プロセッサは該メッセージプロパティのペイロードを取り出す。該プロセッサは、上記ペイロードを、好ましくは上記バスインターフェースから他の割込信号が受信された後に取り出す。このように、前記第2局から上記プロセッサへのリアルタイムデータの伝送を容易化するために、何の追加の構成も必要とされない。
第2段落に記載したようなバスインターフェースは、本発明によれば、
− 該バスインターフェースが、コントローラと、バッファを備えるメモリエレメントとを有し、
− 該バッファは、前記プロセッサにより調整可能である一方、該プロセッサが前記割込出力端を介して割込信号を受信した後に該プロセッサから受信される前記複数の系列のメッセージプロパティのうちから第1系列のメッセージプロパティを記憶すると共に、上記プロセッサから受信された前記複数の系列のメッセージプロパティのうちから第2系列のメッセージプロパティを記憶するように整合されるような記憶容量を有し、
− 前記コントローラは、上記バッファから上記第1系列のメッセージプロパティを取り出し、上記メッセージの上記第1系列から第1系列のメッセージプロパティを発生し、該第1系列のメッセージプロパティを前記バス用の接続部に送出し、前記割込信号を前記プロセッサに送出する、
ことを特徴とする。
また、本発明によるバスインターフェースの一実施例は、
− 該バスインターフェースが、他のバッファを有し、
− 該他のバッファを、前記プロセッサから記憶容量制御項目を受信するように動作させることができ、
− 前記コントローラを、上記他のバッファから上記記憶容量制御項目を受信するように動作させると共に、該記憶容量制御項目内に含まれる情報に基づいて、該記憶容量を調整するように動作させることができる、
ことを特徴とする。
この実施例は、上記プロセッサと上記バスインターフェースとの間の通信を単純化させる。上記プロセッサは、上記バスインターフェースに該プロセッサが要する記憶容量を通知する。上記バスインターフェースは、該記憶容量の実際の調整を処理する。斯様な調整は、例えば上記プロセッサが上記第2局に到達するリアルタイムデータの品質が或るレベルより低下したことを検出したような場合のように、動作中であっても実行することができる。
本発明の上記及び他の態様は、以下に説明する実施例から明らかとなり、斯かる実施例を参照して解説されるであろう。
図1は、USB仕様、リビジョン2.0で指定された等時性トランザクションフォーマットを示す説明図である。USB内では、全ての通信はホストにより開始される。全てのUSB装置は、固有のUSBアドレスによりアクセスされる。各装置は、更に、当該ホストが通信することができる1以上のエンドポイントもサポートする。
USBは、USBホストとUSB装置との間で機能的データ及び制御の交換をサポートする。USBデータの伝送は、ホストのソフトウェアとUSB装置上の特定のエンドポイントとの間で生じる。USBアーキテクチャは、以下の3つの基本タイプの伝送を含む:
− 等時性伝送:予め交渉された待ち時間で予め交渉された量のUSB帯域幅を占めるような等時性の又はストリーミングのリアルタイムデータ;
− 割込伝送:人が知覚可能なエコー又は帰還応答特性を持つ文字又は座標のような、非同期な対話的データ;及び
− バルク伝送:比較的大きくバースト的な量で発生又は消費され、広い動的許容範囲及び伝送制約条件を有する非同期ブロック伝送。
進行中のトランザクションがない場合、USBシステムはアイドルモード101である。データ伝送を含む等時性バストランザクションは、2つの段階、即ち準備(セットアップ)段階102及びデータ段階103を含む。データ伝送を含む等時性バストランザクションは、2つの異なるパケットの伝送、例えばトークンパケット104、105及びデータパケット106、107を含む。等時性トランザクションは、ハンドシェークパケットが伝送されるような状態フェーズ又は再試行能力はサポートしない。
等時性トランザクションは、IN伝送(入力伝送)又はOUT伝送(出力伝送)からなることができる。入力伝送の場合、USBホストはINトークン104を送信することにより当該トランザクションを開始する。INトークン104を受信すると、USB装置はデータパケット106内でデータを返送する。例えばバスエラーにより、INトークン104が当該USB装置により受信されない、又は壊れて受信された場合、該USB装置はデータパケット106を返送しないであろう。この状況が線108により示されている。入力伝送の完了後、当該USBシステムはアイドルモード101に戻る。
出力伝送の場合、USBホストはOUTトークン105を送信することによりトランザクションを開始する。該USBホストは次いでデータパケット107においてデータを送信する。該出力伝送の完了後、当該USBシステムはアイドルモード101に戻る。
図2は、本発明によるバスシステムを示すブロック図である。該バスシステム201は、USBホストとして作用する第1局202、並びにUSB装置として作用する第2局203及び204を有している。局202、203、204はバス接続部205により結合される。第1局202は更に詳細に示されている。該第1局は割り込み可能なプロセッサ206及びバスインターフェース207を有している。該バスインターフェースは、第1バッファ及び第2バッファを備えるメモリエレメント208と、コントローラ209とを有している。メモリエレメント208が当該バスインターフェースの一部である必要はない。他の構成においては、メモリエレメント208は、第1局202内ではあるが、上記バスインターフェースの外部に配置することもできる。プロセッサ206及びコントローラ209の両者は、メモリエレメント208内の第1及び第2バッファにアクセスする。上記コントローラはバス接続部205に結合される。更に、コントローラ209はプロセッサ206に対する割込接続部210を有している。
USBホスト202とUSB装置203及び204との間の等時性通信は、上記第1バッファ及び第2バッファにおけるデータの二重バッファ処理によりサポートされる。等時性通信内では、データはUSBホスト202からUSB装置203、204へ又はその逆へ周期的に((マイクロ)フレーム毎に)送信される。これが、等時性データがUSBホスト202からUSB装置203、204へ伝送されるような下記の例により示される。
第1期間のN個の(マイクロ)フレームの間において、プロセッサ206により第1系列のN個のメッセージのメッセージプロパティが第1バッファに書き込まれる。これらのメッセージプロパティは、USBフレーム番号及び上記メッセージのペイロードを含む。上記第1期間の直後に続く第2期間のN個の(マイクロ)フレームの間において、コントローラ209は第1バッファから上記メッセージプロパティを取り出し、第1系列のN個の等時性メッセージを送信する。同じ期間の間において、プロセッサ206は、コントローラ209により割込出力端210を介して送出される割込信号により起動されて、第2系列のN個のメッセージに関するメッセージプロパティを第2バッファに書き込む。上記第2期間の直後に続く第3期間のN個の(マイクロ)フレームの間において、コントローラ209は第2バッファから上記メッセージプロパティを取り出し、第2系列のN個の等時性メッセージを送信する。同じ期間の間において、プロセッサ206は、コントローラ209により割込出力端210を介して送出される割込信号により起動されて、第3系列のN個のメッセージに関するメッセージプロパティを第1バッファに書き込む。更なる期間においては、この様な処理が継続し、その都度、コントローラ209は前の期間においてプロセッサ206により書き込まれたN個のメッセージプロパティの系列を一方のバッファから取り出す一方、プロセッサ206は割込出力端210を介してコントローラ209により送出される割込信号により起動されてN個のメッセージプロパティの新たな系列を他方のバッファに書き込む。
各期間の持続時間Nはプロセッサ206により調整することができる。この目的のため、プロセッサ206は持続時間Nを含む制御項目を第3データバッファに書き込む。このデータバッファは上記メモリエレメント208の一部とするか、又はコントローラ209内のレジスタとすることができる。該第3バッファ内に記憶された持続時間Nに依存して、コントローラ209は第1バッファ及び第2バッファの記憶容量を、各々が正確にN個のメッセージプロパティを記憶することができるように調整する。当該メモリエレメントにおける如何なる残りのメモリ空間も、他の目的に使用することができる。
例えば、上記制御項目に書き込まれたNなる値が4であるとすると、プロセッサ206はフレーム番号及びペイロードを含む4つのメッセージプロパティの系列を、第1バッファ又は第2バッファの何れかに書き込まなければならない。プロセッサ206は、割込出力端210を介してコントローラ209により送出される割込信号に応答し、4つのメッセージプロパティの上記系列を書き込むために4ミリ秒を有する。同じ期間内に、上記コントローラは、プロセッサ206により他方のバッファに書き込まれたメッセージプロパティの前の系列から4つの等時性メッセージを発生し送信する。
このようにして、コントローラ209は多様なプロセッサ206と共動することができることが明らかであろう。比較的長い割込応答時間を持つプロセッサにとっては、上記Nなる値は比較的大きいであろう。短い割込応答時間のプロセッサにとっては、上記Nなる値は比較的小さいであろう。Nの最小値は1に等しい。
図3Aは、データ伝送に関するトランザクションを示すメッセージ図である。該メッセージ図は、図2のシステムの動作を、出力伝送からなる等時性トランザクションに関して示している。上から下に進むにつれて、時間tが増加する。プロセッサ206とメモリエレメント208内の第1バッファとの間での情報交換は、第1ライン301と第2ライン302との間の矢印により示されている。プロセッサ206とメモリエレメント208内の第2バッファとの間の情報交換は、第1ライン301と第3ライン303との間の矢印により示されている。プロセッサ206とバスインターフェース207との間の情報交換は、第1ライン301と第4ライン304との間の矢印により示されている。メモリエレメント208の第1バッファとバスインターフェース207との間の情報交換は、第2ライン302と第4ライン304との間の矢印により示されている。メモリエレメント208の第2バッファとバスインターフェース207との間の情報交換は、第3ライン303と第4ライン304との間の矢印により示されている。バスインターフェース207と第2局203、204との間の情報交換は、第4ライン304と第5ライン305との間の矢印により示されている。
第1期間306において、プロセッサ206は第1系列のメッセージプロパティを第1書込動作309において第1バッファに書き込む。この第1系列のメッセージプロパティは、2つの等時性USB伝送に関するプロパティを含んでいる。バスインターフェース207は、次いで、割込信号310をプロセッサ206に送信する。
第2期間において、バスインターフェース207は、第1バッファに記憶された前記第1系列のメッセージプロパティから第1等時性USB伝送のプロパティ311を取り出す。次いで、第1USB(マイクロ)フレームにおいて、バスインターフェース207はOUTトークン312を第2局203、204に送信する。該OUTトークンにはデータパケット313が後続する。次いで、バスインターフェース207は前記第1バッファに記憶された第1系列のメッセージプロパティから第2等時性USB伝送のプロパティ314を取り出す。第2USB(マイクロ)フレームにおいて、バスインターフェース207は、今度は、第2OUTトークン315を第2局203、204に送信する。これには、第2データパケット316が後続する。そうしている間に、割込信号310に応答して、プロセッサ206は第2書込動作317において第2系列のメッセージプロパティを第2バッファに書き込む。この第2系列のメッセージプロパティは、2つの等時性USB伝送に関するプロパティを有している。上記第2データパケット316を送信した後、バスインターフェース207は第2割込信号318をプロセッサ206に送信する。
第3期間308において、バスインターフェース207は、第2バッファに記憶された上記第2系列のメッセージプロパティから第3等時性USB伝送のプロパティ319を取り出す。次いで、第3USB(マイクロ)フレームにおいて、バスインターフェース207は第3OUTトークン320を第2局203、204に送信する。該OUTトークンには第3データパケット321が後続する。次いで、バスインターフェース207は第2バッファに記憶された前記第2系列のメッセージプロパティから第4等時性USB伝送のプロパティ322を取り出す。第4USB(マイクロ)フレームにおいて、バスインターフェース207は、今度は、第4OUTトークン323を第2局203、204へ送信する。これには、第4データパケット324が後続する。そうしている間に、上記第2割込信号318に応答して、プロセッサ206は第3書込動作326において第1バッファに第3系列のメッセージプロパティを書き込む。この第3系列のメッセージプロパティは、2つの等時性USB伝送に関するプロパティを有している。上記第4データパケット324を送信した後、バスインターフェース207は第3割込信号328をプロセッサ206に送信する。
第1バッファ及び第2バッファに書き込まれる上記メッセージプロパティは、USB(マイクロ)フレーム番号の形のタイミング情報及びペイロードを含み、当該フレームにあるべきリアルタイムデータの部分は斯かる(マイクロ)フレーム番号により示される。このように、バスインターフェース207は、リアルタイムデータを供給するために、当該伝送をプロセッサ206側での更なる動作を要すること無しに処理することができる。このようにして、プロセッサ206とバスインターフェース207との間の通信は単純化される。何故なら、リアルタイムデータを供給するために、上記2つの間には何の追加通信リンクも必要とされないからである。更に、正しいリアルタイムデータを正しい等時性USB伝送に割り当てるために、上記バスインターフェースによる追加の処理も必要とされない。
図3Aに示され且つ上述された通信は当該バスシステムの機能を明瞭化するために設計された解説例に過ぎず、当該バスシステムの機能は図示の通信にも又はこれらが示された順序にも限定されるものではないことは明らかであろう。
図3Bは、データ伝送に関するトランザクションを示すメッセージ図である。該メッセージ図は、図2のシステムの動作を、入力伝送からなる等時性トランザクションに関して示している。上から下へと時間tは増加する。プロセッサ206とメモリエレメント208内の第1バッファとの間の情報交換が、第1ライン301と第2ライン302との間の矢印により示されている。プロセッサ206とメモリエレメント208内の第2バッファとの間の情報交換が、第1ライン301と第3ライン303との間の矢印により示されている。プロセッサ206とバスインターフェース207との間の情報交換が、第1ライン301と第4ライン304との間の矢印により示されている。メモリエレメント208の第1バッファとバスインターフェース207との間の情報交換が、第2ライン302と第4ライン304との間の矢印により示されている。メモリエレメント208の第2バッファとバスインターフェース207との間の情報交換が、第3ライン303と第4ライン304との間の矢印により示されている。バスインターフェース207と第2局203、204との間の情報交換が、第4ライン304と第5ライン305との間の矢印により示されている。
第1期間329において、プロセッサ206は第1書込動作332において第1系列のメッセージプロパティを上記第1バッファに書き込む。この第1系列のメッセージプロパティは、2つの等時性USB伝送に関するプロパティを有している。次いで、バスインターフェース207は割込信号333をプロセッサ206に送信する。
第2期間において、バスインターフェース207は上記第1バッファに記憶された第1系列のメッセージプロパティから第1等時性USB伝送のプロパティ334を取り出す。次いで、第1USB(マイクロ)フレームにおいて、バスインターフェース207はINトークン335を第2局203、204に送信する。アドレス指定されたUSB装置は、上記INトークン335に対してデータパケット336を送信することにより応答する。バスインターフェース207の第1書込動作337において、上記データパケット336内のデータは、第1バッファに記憶された前記第1系列のメッセージプロパティからの第1メッセージプロパティにペイロードとして追加される。次いで、バスインターフェース207は第1バッファに記憶された前記第1系列のメッセージプロパティからの第2等時性USB伝送のプロパティ338を取り出す。次いで、第2USB(マイクロ)フレームにおいて、バスインターフェース207はINトークン339を第2局203、204に送信する。アドレス指定されたUSB装置は、上記INトークン339に対してデータパケット340を送信することにより応答する。バスインターフェース207の第2書込動作341において、上記データパケット340内のデータは、第1バッファに記憶された前記第1系列のメッセージプロパティからの第2メッセージプロパティにペイロードとして追加される。ここで、バスインターフェース207は第2割込信号343をプロセッサ206に対して送信する。そうこうする間に、前記割込信号333に応答して、プロセッサ206は第2書込動作342において第2系列のメッセージプロパティを第2バッファに書き込む。この第2系列のメッセージプロパティは、2つの等時性USB伝送に関するプロパティを有している。
第3期間において、バスインターフェース207は第2バッファに記憶された前記第2系列のメッセージプロパティから第3等時性USB伝送のプロパティ344を取り出す。次いで、第3USB(マイクロ)フレームにおいて、バスインターフェース207はINトークン345を第2局203、204に送信する。アドレス指定されたUSB装置は、上記INトークン345に対してデータパケット346を送信することにより応答する。バスインターフェース207の第3書込動作347において、上記データパケット346内のデータは、第2バッファに記憶された前記第2系列のメッセージプロパティからの第1メッセージプロパティにペイロードとして追加される。次いで、バスインターフェース207は第2バッファに記憶された前記第2系列のメッセージプロパティからの第4等時性USB伝送のプロパティ348を取り出す。次いで、第2USB(マイクロ)フレームにおいて、バスインターフェース207はINトークン349を第2局203、204に送信する。アドレス指定されたUSB装置は、上記INトークン349に対してデータパケット350を送信することにより応答する。バスインターフェース207の第4書込動作351において、上記データパケット350内のデータは、第2バッファに記憶された前記第2系列のメッセージプロパティからの第2メッセージプロパティにペイロードとして追加される。この際、バスインターフェース207は第3割込信号354をプロセッサ206に対して送信する。そうこうする間に、前記割込信号343に応答して、プロセッサ206は第1バッファに記憶された第1系列のメッセージプロパティを第1読取動作352において読み取る。これらのメッセージプロパティは、ここでは、上記のアドレス指定されたUSB装置によりデータパケット336及び340で送信されたデータをペイロードとして含んでいる。次いで、プロセッサ206は第3書込動作353において第3系列のメッセージプロパティを第1バッファに書き込む。この第3系列のメッセージプロパティは2つの等時性USB伝送に関するプロパティを有している。
図3Bに示され且つ上述された通信は当該バスシステムの機能を明瞭化するために設計された解説例に過ぎず、当該バスシステムの機能は図示の通信にも又はこれらが示された順序にも限定されるものではないことは明らかであろう。
図4は、本発明によるバスインターフェースを示すブロック図である。該図に示されるブロック図は、バスインターフェース集積回路のブロック図である。該バスインターフェース集積回路401は二重の役割を有している。該集積回路は、USB装置として動作するバス局及びUSBホストとして動作するバス局の両者の一部であり得る。これは、USBオンザゴー(OTG)装置において特に有効である。斯様なUSB OTG装置は例えばデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、パーソナルデジタルアシスト又はオシロスコープであり得、斯かる装置は特定のモードではUSBを介して例えば大容量記憶装置(例えば、ハードディスクドライブ、光学レコーダ若しくは固体レコーダ)、プリンタ又は携帯電話(セルラフォン)に接続される。この動作モードにおいて、上記USB OTG装置はUSBホストとして動作しなければならない。他の動作モードにおいては、該USB OTG装置はUSBを介して例えばパーソナルコンピュータに接続される。この動作モードにおいては、該USB OTG装置はUSB装置として動作しなければならない。該USB OTG装置のバスインターフェース集積回路が動作するモードは、当該USB OTG装置内のプロセッサによりソフトウェア的に決定され、且つ、制御することができる。
当該USB OTG装置が携帯型である場合、上記バスインターフェース集積回路が例えば低バストラフィック又は全くバストラフィックが無い期間において特定の機能ブロックを停止するか又は低クロック速度で動作するような低電力消費モードを含むことが有利である。斯様な低電力消費モードは、当該USB OTG装置のプロセッサにより制御されて、バスインターフェース集積回路の特定の若しくは全ての機能ブロックを動作状態戻すか又はクロック速度を増加させるような、所謂、遠隔ウェークアップフィーチャを含めることにより向上させることができる。斯かる遠隔ウェークアップフィーチャは、例えば、当該プロセッサがバストラフィックの増加を予測した場合に起動することができる。
バスインターフェース集積回路401は、プロセッサへの接続部402と、該バスインターフェース集積回路401がUSBホストとして動作する場合にUSBに接続するための接続部403と、該バスインターフェース集積回路401がUSB装置として動作する場合にUSBに接続するための接続部404とを有している。実際の構成においては、接続部403及び404は同一のI/O端子を共用することができる一方、内部マルチプレクサが当該バス信号の内部経路を処理することができることに注意されたい。斯様な構成は、接続部403が同時に使用されることがないことが保証される場合に有利である。
バスインターフェース集積回路401は、更に、ホスト/装置マルチプレクサ405、タイミングブロック406、ホストインターフェース407、装置インターフェース408、ホストコントローラ409、装置コントローラ410、ホストメモリエレメント411、装置メモリエレメント412、ホスト送受信器413及び装置送受信器414を有している。
ホスト/装置マルチプレクサ405は接続部402を介して当該プロセッサと接続される。該マルチプレクサは、好ましくは上記プロセッサの制御の下で、当該バスインターフェース集積回路401の上記プロセッサとの通信の内部経路を決定する。バスインターフェース集積回路401がUSBホストとして動作する場合、該ホスト/装置マルチプレクサ405はホストコントローラ409を、ホストインターフェース407を介して上記プロセッサにリンクする。当該バスインターフェース集積回路401がUSB装置として動作する場合は、該ホスト/装置マルチプレクサ405は装置コントローラ410を装置インターフェース408経由で上記プロセッサにリンクする。ホストコントローラ409はホスト送受信器413を介してバス接続部403にアクセスする。装置コントローラ410は、装置送受信器414を介してバス接続部404にアクセスする。
ホストメモリエレメント411は、ホストコントローラ409により、及びホスト/装置マルチプレクサ405を介して上記プロセッサによりアクセスすることができる。該メモリエレメントは、例えば、上記プロセッサにより送出されるリクエストプロパティを記憶するため、及びホストコントローラ409とUSBホストとの間の通信の結果を記憶するために使用することができる。
装置メモリエレメント412は、装置コントローラ410により、及びホスト/装置マルチプレクサ405を介して上記プロセッサによりアクセスすることができる。該メモリエレメントは、例えば上記プロセッサにより発生され、USB装置に送信されるべきデータをバッファするために使用することができる。
当該バスインターフェース集積回路と多様なプロセッサとの間の共動をサポートするために、ホストメモリエレメント411及び装置メモリエレメント412は、好ましくは、当該プロセッサにダイレクトメモリアクセス(DMA)モード及び並列入出力モードの両方でアクセスすることができるものとする。
上記プロセッサとバスインターフェース集積回路401内の上記メモリエレメントとの間での幾つかの方法の通信をサポートすることが有利である。この結果、プロセッサの広い選択が可能となる。例えば、一層複雑な計算システムはDMA動作をサポートするものであろう。当該バスインターフェースがDMAもサポートすれば、当該プロセッサの通信オーバーヘッドは更に低減される。一方、余り複雑でないバス局では、当該プロセッサはDMAコントローラのサポート無しで全ての通信を処理する。このような状況では、当該バスインターフェースは該バスインターフェースと上記プロセッサとの間のデータ交換を並列入出力モードでサポートする必要がある。
上述した実施例はバスインターフェース集積回路に関するものであるが、当業者にとっては、当該説明図内の別個のブロック又はブロック群を別の集積回路及び個別部品内で実施化することができることは自明であろう。このように、当該ブロック図により説明したバスインターフェースに関する代替実施例は、上記種々のブロックの機能を果たす複数の集積回路及び個別部品を有することができる。
当該バスシステムの要件に応じて、上記バスインターフェースを集積回路として実現することが有利である。集積回路への機能の集積は、部品点数の低減及び面積の最小化を可能にし、かくして、当該バスインターフェースを有するバス局の物理的寸法を減少させる結果となる。更に、当該バスインターフェースを集積回路として実現することは、電力消費の低減にも繋がるであろう。
当該バスシステムの要件に応じて、上記バスインターフェースを複数の集積回路及び個別電子部品により可能な限り標準の構築ブロックを使用して実現することが有利である。このことは、当該バスインターフェースの価格を低下させる。
図5は、バスシステムの第1局内のコントローラとプロセッサとの間の通信を示すブロック図である。該ブロック図は、コントローラ209と、プロセッサ206と、第1バッファ501及び第2バッファ502と、これら第1バッファ501及び第2バッファ502の記憶容量を決定する制御項目を記録する第3バッファ503とを示している。プロセッサ206がメッセージプロパティの系列の第1バッファ501及び第2バッファ502への書込を開始する前に、該プロセッサは値N、即ち各系列が含むであろうメッセージプロパティの数、を第3バッファ503に書き込む。コントローラ209は、この値Nを上記第3バッファから取り出し、第1バッファ501及び第2バッファ502の記憶容量をそれに従って調整する。
第1バッファ501において、504は或る系列の最初のメッセージプロパティの位置を符号的に示し、505は同じ系列の2番目のメッセージプロパティの位置を示し、506は同じ系列の最後のN番目のメッセージプロパティの位置を示している。507は、同じ系列の残りのメッセージプロパティの位置を符号的に示している。
第2バッファ502において、508は第2系列の最初のメッセージプロパティの位置を符号的に示し、509は同じ系列の2番目のメッセージプロパティの位置を示し、510は同じ系列の最後のN番目のメッセージプロパティの位置を示している。511は、同じ系列の残りのメッセージプロパティの位置を符号的に示している。
上記メッセージプロパティは2つの部分、即ち伝送記述子又はヘッダ512及びペイロード又はデータ513、に分割されている。出力伝送の場合、ペイロード513は、USBホストからアドレス指定されたUSB装置へ送信されるべきデータパケットに含まれるべきデータである。入力伝送においては、ペイロード513は初期には空の空間であって、後にアドレス指定されたUSB装置により送信されるデータパケットに含まれるデータにより満たされる。上記伝送記述子もコントローラ209によりトランザクションの結果を記憶するために使用される。これらの理由により、プロセッサ206及びコントローラ209の両者は、第1バッファ501及び第2バッファ502に対して読取アクセス及び書込アクセスを有する必要がある。
次の表は、上記伝送記述子のフォーマットを示している。示されたフォーマットは、バイト0、バイト1、…、バイト7として示す8バイトからなっている。各バイトは、0、1、…、7と番号が振られた8ビットからなっている。
Figure 0004555902
次の表は、上記表におけるパラメータの意味を明瞭にする。
Figure 0004555902
図1は、USB仕様、リビジョン2.0で指定される等時性トランザクションフォーマットを示す説明図である。 図2は、本発明によるバスシステムを示すブロック図である。 図3Aは、データ伝送に関するトランザクションを示すメッセージ図である。 図3Bは、データ伝送に関するトランザクションを示すメッセージ図である。 図4は、本発明によるバスインターフェースを示すブロック図である。 図5は、当該バスシステムの第1局内でのコントローラとプロセッサとの間の通信を示すブロック図である。

Claims (12)

  1. メッセージを伝送するバスにより結合された第1局及び第2局を有し、前記バスは前記第1局が前記第2局に対してメッセージを所定の順序で周期的に送信するようなプロトコルに従って動作するように設計されているようなバスシステムにおいて、
    − 前記第1局は、割り込み可能なプロセッサと、バッファを有するメモリエレメントと、バスインターフェースとを有し、
    − 前記割り込み可能なプロセッサは、複数の系列のメッセージプロパティを発生するように動作させることができ、前記メッセージプロパティはヘッダ情報及びペイロードを含み、
    − 前記プロセッサは、更に、前記複数の系列のメッセージプロパティから第1系列のメッセージプロパティを前記バッファに送出すると共に、前記バスインターフェースから割込信号を入力すると、前記複数の系列のメッセージプロパティから第2系列のメッセージプロパティを送出するように動作させることができ、
    − 前記バッファは、前記第1系列のメッセージプロパティ及び前記第2系列のメッセージプロパティを記憶するのに適合するように前記プロセッサにより調整することができるような記憶容量を有し、
    − 前記バスインターフェースは、前記バッファから前記第1系列のメッセージプロパティを取り出し、前記メッセージプロパティから第1系列のメッセージを発生し、前記第1系列のメッセージを前記第2局に送信し、前記割込信号を前記プロセッサに送信するように動作させることができる、
    ことを特徴とするバスシステム。
  2. 請求項1に記載のバスシステムにおいて、
    − 前記メモリエレメントは、前記第1系列のメッセージプロパティを記憶する第1バッファと、前記第2系列のメッセージプロパティを記憶する第2バッファとを有し、
    − 前記バスインターフェースは、前記第1バッファから前記第1系列のメッセージプロパティを取り出すように動作させることができ、その間に前記プロセッサは前記第2系列のメッセージプロパティを前記第2バッファに送出する、
    ことを特徴とするバスシステム。
  3. 請求項1に記載のバスシステムにおいて、前記メッセージプロパティの前記ヘッダ情報はタイミング情報としてフレーム番号を有していることを特徴とするバスシステム。
  4. 請求項に記載のバスシステムにおいて、
    − 前記バスインターフェースは、前記第2局からデータ項目を伴うメッセージを周期的に受信するように動作させることができ、
    − 前記バスインターフェースは、前記受信されたメッセージから前記データ項目を抽出し、前記受信されたメッセージからタイミング情報を抽出し、該抽出したタイミング情報を前記バッファに記憶された前記第1系列のメッセージプロパティに含まれる前記メッセージプロパティの前記タイミング情報と比較し、前記抽出されたタイミング情報が前記バッファに記憶された前記第1系列のメッセージプロパティに含まれる前記メッセージプロパティの前記タイミング情報と合致する場合に、前記抽出されたデータ項目を前記第1系列のメッセージプロパティに含まれる前記メッセージプロパティの前記ペイロードに追加するように更に動作させることができ、
    − 前記プロセッサは、前記バスインターフェースから他の割込信号が受信されると、前記バッファに記憶された前記第1系列のメッセージプロパティに含まれる前記メッセージプロパティから前記ペイロードを取り出すように動作させることができる、
    ことを特徴とするバスシステム。
  5. 請求項1に記載のバスシステムにおいて、該バスシステムがUSBシステムであることを特徴とするバスシステム。
  6. バスに対する接続部と、割り込み可能なプロセッサから複数の系列のメッセージプロパティを入力する入力端と、割込信号を前記プロセッサに送出する割込出力端とを有するバスインターフェースにおいて、
    前記メッセージプロパティはヘッダ情報及びペイロードを含み、
    − 前記バスインターフェースは、コントローラと、バッファを有するメモリエレメントとを有し、
    − 前記バッファは、前記プロセッサにより調整することが可能であり、且つ、前記プロセッサから入力された前記複数の系列のメッセージプロパティから第1系列のメッセージプロパティを記憶すると共に、前記プロセッサが前記割込出力端を介して割込信号を入力した後前記プロセッサから入力された前記複数の系列のメッセージプロパティから第2系列のメッセージプロパティを記憶するように整合されるような記憶容量を有し、
    − 前記コントローラは、前記バッファから前記第1系列のメッセージプロパティを取り出し、前記第1系列のメッセージプロパティから第1系列のメッセージを発生し、該第1系列のメッセージを前記バスに対する前記接続部に送出し、前記割込信号を前記プロセッサに送出するように動作させることができる、
    ことを特徴とするバスインターフェース。
  7. 請求項に記載のバスインターフェースにおいて、
    − 前記メモリエレメントは、前記第1系列のメッセージプロパティを記憶する第1バッファと、前記第2系列のメッセージプロパティを記憶する第2バッファとを有し、
    − 前記コントローラは、前記第1バッファから前記第1系列のメッセージプロパティを取り出すように動作させることができ、その間に前記第2バッファは前記プロセッサから前記第2系列のメッセージプロパティを入力する、
    ことを特徴とするバスインターフェース。
  8. 請求項に記載のバスインターフェースにおいて、
    − 前記バスインターフェースは、他のバッファを有し、
    − 前記他のバッファは、前記プロセッサから記憶容量制御項目を入力するように動作させることができ、
    − 前記コントローラは、前記記憶容量制御項目を前記他のバッファから取り出すように動作させることができると共に、該記憶容量制御項目内に含まれる情報に基づいて、前記記憶容量を調整するように動作させることができる、
    ことを特徴とするバスインターフェース。
  9. 請求項に記載のバスインターフェースにおいて、前記メッセージプロパティの前記ヘッダ情報は前記メッセージに関するタイミング情報としてフレーム番号を有していることを特徴とするバスインターフェース。
  10. 請求項に記載のバスインターフェースにおいて、
    − 前記コントローラは、第2局からデータ項目を伴うメッセージを周期的に受信するように動作させることができ、
    − 前記コントローラは、前記受信されたメッセージから前記データ項目を抽出し、前記受信されたメッセージからタイミング情報を抽出し、該抽出したタイミング情報を前記バッファに記憶された前記第1系列のメッセージプロパティに含まれる前記メッセージプロパティの前記タイミング情報と比較し、前記抽出されたタイミング情報が前記バッファに記憶された前記第1系列のメッセージプロパティに含まれる前記メッセージプロパティの前記タイミング情報と合致する場合に、前記抽出されたデータ項目を前記第1系列のメッセージプロパティに含まれる前記メッセージプロパティの前記ペイロードに追加するように更に動作させることができ、
    − 前記割込出力端を介して前記プロセッサに他の割込信号を送出して、該プロパティに対して前記抽出されたデータ項目の前記ペイロードへの前記追加を通知する、
    ことを特徴とするバスインターフェース。
  11. 請求項に記載のバスインターフェースにおいて、該バスインターフェースがUSBインターフェースとして動作することができることを特徴とするバスインターフェース。
  12. 請求項に記載のバスインターフェースにおいて、前記記憶容量は、第2局に到達するデータの品質に応じて調整することができる、ことを特徴とするバスシステム。
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