JPH10336252A - シリアルデータ転送制御装置およびシリアルデータ転送方法 - Google Patents

シリアルデータ転送制御装置およびシリアルデータ転送方法

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JPH10336252A
JPH10336252A JP9142703A JP14270397A JPH10336252A JP H10336252 A JPH10336252 A JP H10336252A JP 9142703 A JP9142703 A JP 9142703A JP 14270397 A JP14270397 A JP 14270397A JP H10336252 A JPH10336252 A JP H10336252A
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JP9142703A
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Inventor
Kuniyoshi Takano
邦良 高野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IEEE1394規格のシリアルインターフ
ェイスでは、アイソクロナス転送モードにより多数のノ
一ドへのデ一タ転送が可能であるが、受信ノ一ド中に受
信能力の低いものが存在する場合、データ発信源のノー
ドはその低い能力に合わせた低レートのデータ転送を強
いられ、システム全体のデータ転送速度やシステムバス
の利用効率が低下するという課題があった。 【解決手段】 受信データを保持するFIFO45と、
FIFOからのデータ読出用クロックとして転送先ノー
ドの受信能力に対応した周波数のクロックを生成する読
出クロック生成回路46を設け、アイソクロナスデータ
の受信期間(バス占有期間)に他ノードにデータをその
ノードの受信能力に合せた低いレートでアイソクロナス
転送し、その後FIFO45内に残留しているデータに
ついては、これをアシンクロナス転送モードで目的のノ
一ドヘ転送するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばIEEE1
394等のシリアルインターフェイスの技術に係り、機
器間でのシリアルデータの転送制御を行う装置と方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの周辺装置の接続に
使用されているSCSI(Small Computer System Inte
rface)等のパラレルインターフェイスに代わる次世代イ
ンターフェイスとしてSSA、Fiber Channel 、IEE
E1394等のシリアルインターフェイスが開発され注
目を浴びており、各社とも業界標準を目指し上記シリア
ルインターフェイスに対応した周辺機器の研究・開発を
行っている。
【0003】上記のシリアルインターフェイスはデータ
転送がシリアルで行われるため、パラレルインターフェ
イスに見られたようなデータ信号間でのクロストークや
信号の遅延のばらつきなど高速化を妨げる要因が少な
く、高速転送が可能であると言う利点を有する。また、
命令体系が従来のSCSIの命令セットを使用している
ため、既存のデバイスドライバの移植が容易である等の
メリットも有している。特に、IEEE1394インタ
ーフェイスはリアルタイム性を要求されるデータ転送を
意識したモードを備えておりマルチメディア用途に向く
インターフェイスと言える。
【0004】IEEE1394シリアルインターフェイ
スは2つのデータ転送モードを有しており、その一つは
同期型転送であるアシンクロナス(Asynchronous)転送
モード、もう一つは非同期型転送であるアイソクロナス
(Isochronous)転送モードである。
【0005】図8を参照して、このIEEE1394シ
リアルインターフェイスにおける2つの転送モードにつ
いて説明する。なお、図8では簡単のため各データ転送
の様子を分けて示してあるが、実際には同一のバスライ
ン上でデータのやり取りが行われる。
【0006】アシンクロナス(Asynchronous)転送モー
ドは、SCSIと同様に、2つの機器(以降、ノ一ドと
呼ぶ)間においてハンドシェイクによりデータ6の送受
信を行うモードである。このモードでは、各ノ一ドの保
有するID番号に基づいて各ノード間でのバス使用権の
獲得競争(アービトレーション)が行われ、バス使用権
を獲得したノードのみが目的のノードにデータを転送す
ることができる。したがって、優先順位の低いIDを有
するノ一ドは必要時にバス使用権を獲得できるとは限ら
ない。
【0007】アイソクロナス(Isochronous)転送モード
は、ハンドシェイクを交えることなくノード間でデータ
を転送するモードである。このモードでは、サイクルマ
スタと呼ばれる転送管理を行う機能を持った1つのノー
ドが一定周期毎にスタートパケット1、2をブロードキ
ャスト転送によりシリアルバスに出力する。送信側の各
ノードはそれぞれ、スタートパケット1から次のスター
トパケット2が発生するまでの期間内にて、予め自身に
割り当てられたチャネルにデータ3、4、5を載せて送
信を行う。一方、受信側ノードは転送データのヘッダ領
域に付加されたチャネル情報を解読して自ノード宛ての
データを取り込む。
【0008】そして上記2つの転送モードにおいて、ア
シンクロナス転送は、アイソクロナス転送のサイクルが
保証される範囲でバスを占有して、すなわち1つの転送
サイクル内にてアイソクロナス転送が終了した残りの期
間で行われる。
【0009】IEEE1394シリアルインターフェイ
スにおいて、各ノ一ドは、図9に示すようにツリー構造
で接続されており、特定のノ一ド間でバス接続したり、
アイソクロナス転送データをすべてのノ一ドに転送する
ために、ノ一ド(例えばノードA)からノード(例えば
ノードB)へ送られたバス上の信号7は他のノ一ド(例
えばノードC)へも(信号8として)伝達することが可
能な回路構成となっている。
【0010】図10にPhysicalレイヤと呼ばれるシリア
ルデータ転送制御システムの従来例を示す。
【0011】このシリアルデータ転送制御システムにお
いて、受信した2つの信号(DataRx)9、(StrbRx)10は
データ同期化回路11によりノードのローカルクロック
(Clk) 12で同期化される。同期化された信号(DataRx)
9、(StrbRx)10はデータ復調回路15またはバス制御
回路16に入力される。
【0012】データ復調回路15は、同期化されたデー
タストリーム(RxData)14とストローブ信号(RxStrb)1
3より純粋なデータ17を復元して、LINK/PHY
インターフェイス回路18に送る。LINK/PHYイ
ンターフェイス回路18は、データ復調回路15から送
られてきたデータストリーム17を、上位層のLINK
レイヤとのハンドシェイク信号19を介して、クロック
(SCIK)20に同期したデータ21としてLINKレイヤ
ヘ送る。一方、他のノ一ドヘ信号を転送するため、復元
されたデータ21はデータ変調回路22に入力される。
【0013】さらに、LINK/PHYインターフェイ
ス回路18は、LINKレイヤから送られてくるハンド
シェイク信号19に応じてバス制御回路16にバス所有
権獲得やデータ転送のためのバス要求信号23を出力
し、同時にリセットやバスのフェイズ(アイドルな
ど)、ノ一ドの Physical IDといったバス情報信号2
4の受信も行う。
【0014】バス制御回路16は、データ同期化回路1
1の出力信号(RxStrb)13、(RxData)14をシリアルバ
ス25上のハンドシェイク信号として監視し、バス情報
信号24としてLINK/PHYインターフェイス回路
18へ出力する。またLINK/PHYインターフェイ
ス回路18からのバス要求信号23に基づき、シリアル
バス25へのハンドシェイク出力信号(TxArbStrb) 2
6、(TxArbData) 27の生成を行う。さらにマルチプレ
クサ28に出力制御信号29を出力してデータ転送先の
ノードへのデータ出力をON・OFFする。
【0015】データ変調回路22は、LINKレイヤか
らのデータもしくはLINK/PHYインターフェイス
回路18からの転送データ21をデータ信号(TxPktDat
a) 30とストローブ信号(TxPktstrb) 31に変換して
マルチプレクサ28へ出力する。マルチプレクサ28は
バス制御回路16からの信号 ( TxArbStrb26およびTx
ArbData 27)かデータ変調回路22からの信号( TxP
ktStrb31および TxPktData30)のいずれかを選択し
バス25へ出力する。
【0016】次に、図10に示したシリアルデータ転送
制御システムにおいて、受信データを他ノ一ドヘ転送す
る回路の詳細を図11を用いて説明する。
【0017】IEEE1394シリアルバス25から受
信したバス信号(DataRx)9および(StrbRx)10はデータ
同期化回路11によりノ一ドのローカルクロック(Clk)
12で同期化される。シリアルバス25上を流れる信号
は DS Link方式で変調されている。
【0018】図12にこの DS Link方式の変調信号のパ
ターンを示す。 DS Link方式の変調信号は、サンプリン
グ時間ごとにデータの値を見て、値が変化しなければス
トローブ信号が変化する、といった形態をとる。したが
って、同時に2つの信号が変化することはない。
【0019】このような信号を復元するため、データ同
期化回路11の出力信号であるデータストリーム(RxDat
a)14とストローブ信号(RxStrb)13をExclusive OR
32に入力し、データ復元用のクロック(RxClk) 33を
生成する。データ復調回路15は、このクロック(RxCl
k) 33によりフリップフロップ34にデータ(RxData)
14をラッチする。
【0020】フリップフロップ34にラッチされたデー
タ(Data0) 35、(Data1) 36は上位レイヤまたはパラ
レル・シリアル変換を行うためのマルチプレクサ37へ
送られる。マルチプレクサ37はパラレルデータ(Data
0) 35、(Data1) 36をシリアルデータ38に変換
し、次のマルチプレクサ39に入力する。マルチプレク
サ37のデータ切換えは、切換信号生成回路40にて、
データ復元用のクロック(RxClk) 33に基づいて生成さ
れたビット毎の切換出力信号41に従って行われる。マ
ルチプレクサ39は上位レイヤからのデータ42とシリ
アルデータ38のいずれかを選択してデータ変調回路2
2に出力する。
【0021】データ変調回路22は、 DS Link方式の符
号化を行うため、Exclusive OR43とフリップフロッ
プ44によりデータ信号(TxPktData) 30およびストロ
ーブ信号(TxPktStrb) 31を生成し、マルチプレクサ2
8へ出力する。マルチプレクサ28はバス制御回路16
からの信号( TxArbStrb26および TxArbData27)か
データ変調回路22からのデータ信号( TxPktStrb31
および TxPktData30)のいずれかを選択し、シリアル
バス25へ出力する。なお、マルチプレクサ28はバス
制御回路16によって出力のON・OFFが制御され
る。
【0022】このような回路により受信データを他のノ
ードへ転送する際、受信データのビットレート(100
Mbps、200Mbpsなどのバス上のデータ周波
数)がデータの送り先である他ノ一ドのサポートしてい
るビットレートよりも大きい場合が存在する。この場
合、受信側ノ一ドはローカルクロックでデータを正確に
取り込めないため、送信側ノ一ドはマルチプレクサ28
をOFFしてデータ転送を行わないようにしている。
【0023】したがって、アイソクロナス転送モードで
複数のノ一ドにデータ転送を行う場合、データを送るべ
きノ一ドの中に受信能力の低いものが存在した場合、デ
ータ発信源となるノードは、受信能力の低いノ一ドの受
信能力に合せてデータ転送レートを落とさざるを得な
い。これはデータの中継ノ一ドの中に能力の低いものが
存在した場合にも同様である。このため、データ転送に
余分な時間が費やされることになり、システム全体とし
ての効率低下を招くことはもちろん、データ転送レート
の低下による各ノード毎のバス占有時間の増加によって
バスの使用効率が劣化すると言う問題が生じていた。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記したようにアイソ
クロナス転送モードはブロードキャスト転送であるため
多数のノ一ドに対するデ一タ転送が可能であるが、受信
するノ一ドの中に受信能力の低いノ一ドが存在すると、
データ発信源のノードはその低い能力に合わせた低レー
トによるデータ転送を強いられる。このためにシステム
全体のデータ転送速度が低下すると言う問題が生じてい
た。
【0025】本発明はこのような課題を解決するための
もの、受信能力の低いノ一ドが存在しても、システム全
体としてのデータ転送速度やシリアルバスの利用効率の
低下を最小限に抑制することのできるデータ転送制御装
置及びデータ転送制御方法の提供を目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のデータ転送制御装置は、請求項1に記載さ
れるように、機器間のシリアルデータ転送を制御するデ
ータ転送制御装置において、第1の機器より非同期型転
送されてきたデータを受信する手段と、前記受信したデ
ータを、転送先の第2の機器の能力に対応し且つ該受信
データのビットレートと異なる所定のレートで前記第2
の機器に転送する手段とを具備してなるものである。
【0027】ここで、受信データのビットレートと異な
る所定のレートとは、このデータ転送制御装置を搭載し
た機器から見てデータ転送先となる機器の受信能力に対
応して決定されるレートであり、その転送先の機器の受
信能力が自機器の受信能力より低い場合、その転送先の
機器の受信能力に合せて低いレートが設定される。
【0028】このように転送先の機器の受信能力に合せ
た低いレートでデータをその機器に転送することで、デ
ータの発信源である機器はターゲットとなる機器の受信
能力に縛られないビットレートでデータ転送を行うこと
が可能となり、最も受信能力の低い機器に合わせてレー
トを決定する従来方式に比べてシステムの効率化を図る
ことができる。また、ビットレート低下によるバス占有
時間の増大も防ぐことができるため、バスの効率的な使
用が可能となる。
【0029】また、本発明のデータ転送制御装置は、請
求項2に記載されるように、機器間のシリアルデータ転
送を制御するデータ転送制御装置において、第1の機器
より非同期型転送されてきたデータを受信する手段と、
前記受信したデータを非同期型転送と同期型転送とに分
割して、転送先の第2の機器の能力に対応し且つ該受信
データのビットレートと異なる所定のレートで前記第2
の機器に転送する手段とを具備してなるものである。
【0030】さらに、本発明のデータ転送制御装置は、
請求項3に記載されるように、機器間のシリアルデータ
転送を制御するデータ転送制御装置において、第1の機
器より非同期型転送されてきたデータを受信する手段
と、前記受信したデータを、転送先の第2の機器の能力
に対応し且つ該受信データのビットレートより低い所定
のレートで前記第2の機器に非同期型転送すると共に残
留データを前記所定レートで前記第2の機器に同期型転
送する手段とを具備してなるものである。
【0031】非同期型転送では、機器毎の1サイクル内
のバス占有時間が限られているため、受信データのビッ
トレートより低いレートでデータを他の機器に転送する
場合、バス占有時間内に全受信データを転送しきれず、
レートの差に応じた量の残留データが発生する。本発明
では、このような残留データを目的の機器に同期型転送
することによって、全てのデータを転送することが可能
となる。
【0032】また、本発明のデータ転送制御装置は、請
求項4に記載されるように、機器間のシリアルデータ転
送を制御するデータ転送制御装置において、第1の機器
より非同期型転送されてきたデータを受信する手段と、
前記受信したデータを二分するための手段と、前記二分
された個々のデータを各々一時的に保存する2つの記憶
手段と、前記2つの記憶手段のうち一方の記憶手段に保
存されたデータを転送先の第2の機器の能力に対応し且
つ前記受信データのビットレートより低い所定のレート
で前記第2の機器に非同期型転送すると共に、他方の記
憶手段に保存されたデータを前記所定レートで前記第2
の機器に同期型転送する手段とを具備してなるものであ
る。
【0033】本発明によれば、請求項1乃至3の発明に
よる効果が同様に得られると共に、非同期型転送するデ
ータと同期型転送するデータとを別々の記憶手段に保存
することによって、記憶手段が一つの場合に比べ、残留
データの同期型転送において記憶手段からデータを取り
出す際のアドレス管理が容易になる。
【0034】さらに、本発明のデータ転送制御装置は、
請求項5に記載されるように、機器間のシリアルデータ
転送を制御するデータ転送制御装置において、第1の機
器より非同期型転送されてきたデータを受信する手段
と、前記受信したデータを二分するための手段と、前記
二分された一方のデータを一時的に記憶するための第1
の記憶手段と、前記非同期型転送における各チャネル毎
に設けられた複数の第2の記憶手段と、前記二分された
他方のデータを前記受信データのチャネルに対応する前
記第2の記憶手段に入力するための手段と、前記第1の
記憶手段に保存されたデータを転送先の第2の機器の能
力に対応し且つ前記受信データのビットレートより低い
所定のレートで前記第2の機器に非同期型転送すると共
に、前記第2の記憶手段に保存されたデータを前記所定
レートで前記第2の機器に同期型転送する手段とを具備
することを特徴とする。
【0035】本発明は、請求項1乃至3の発明による効
果が同様に得られると共に、非同期型転送の各チャネル
毎に別々の記憶手段に残留データを保存することによっ
て、各チャネル毎の残留データを同期型転送する場合の
記憶手段のアドレス管理が容易になる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の形
態について図面に基づいて説明する。
【0037】図1は本発明の第1の実施形態であるシリ
アルデータ転送制御システムにおいて、特に受信データ
を他のノードへ転送する回路の構成を示した図である。
なお、同図において図11に示した従来の回路の同じも
のには同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0038】本実施形態のシリアルデータ転送制御シス
テムは、図11に示した従来の回路構成に、データ復号
回路15にて復号した受信データを一時的に保持するた
めのFIFO45と、FIFO45からのデータ読出用
のクロックとしてデータ転送先のノ一ドの受信能力に対
応した周波数のクロックを生成する読出クロック生成回
路46と、FIFO45から読み出すデータのアドレス
を制御するアドレス制御回路47とを主に付加して構成
されたものである。
【0039】IEEE1394シリアルバス25から受
信したバス信号(DataRx)9および(StrbRx)10は、その
ビットレートに対応したノ一ドのローカルクロック(Cl
k) 12によって同期化され、同期化された信号はその
ビットレートのままアドレス制御回路47による書き込
み位置の制御の下でFIFO45に書き込まれる。FI
FO45に書き込まれたデータは、読出クロック生成回
路46によって生成された読出クロック48を用いて、
アドレス制御回路47による読み出し位置の制御の下で
読み出され、FIFO45から読み出されたデータ38
はマルチプレクサ39を介してデータ変調回路22に出
力される。
【0040】ここで、読出クロック生成回路46は、デ
ータ転送先のノ一ドの受信能力に応じた周波数の読出ク
ロック48を生成する。これにより、データ転送先のノ
一ドの受信能力が自ノードよりも低い場合は、そのデー
タ転送先のノードの受信能力に合せてデータのビットレ
ートを落として送信が行われることになる。
【0041】但し、このようなレート変更により、アイ
ソクロナス転送時のバス占有時間内に、FIFO45内
のデータを全て他のノードへアイソクロナス転送しきる
ことはできなくなり、FIFO45内には未送信のデー
タが残留することになる。そこで、本実施形態では、受
信したデータをアイソクロナス転送とアシンクロナス転
送とに分けて他ノ一ドヘ転送するようにしている。すな
わち、図2に示すように、アイソクロナス転送データの
受信期間(バス占有期間)に他ノードにデータをアイソ
クロナスモードで転送し、その後FIFO45内に残留
しているデータについては、これをアシンクロナスモー
ドで目的のノ一ドヘ転送する。
【0042】アシンクロナス転送は、図1に示すよう
に、上位レイヤで生成したヘッダ部のデータ42をマル
チプレクサ39で選択し、このヘッダ部をFIFO45
の出力データ38に付加してデータ変調回路22に送る
ことによって行われる。
【0043】図3に受信アイソクロナスデータのフォー
マットと該データを送信する際の各転送モードへの割り
当て領域を示す。各ノ一ドは、チャネルを監視してシリ
アルバス25から(自身に割り当てられたチャネルの)
データを取り込むため、ヘッダ情報はアイソクロナス転
送内で送る必要がある。このため、ヘッダ+(データの
1部)をアイソクロナスモードで転送し、残りのデータ
+データのCRC(Cyclic Redundancy Check) をアシ
ンクロナスモードで転送するようにしている。図4にヘ
ッダ情報を加えたアシンクロナスモードの転送データフ
ォーマットを示す。同図に示すように、データ部には数
ブロック分の残留データを設定して転送することになる
ので、ヘッダ情報のうちのデータ長情報はノ一ドでその
値を算出して設定する必要がある。このデータ長は、ア
ドレス制御回路47の書き込みポインタと読み出しポイ
ンタのアドレス値情報49から算出することが可能であ
る。
【0044】また、通常のアシンクロナス転送では、送
信するデータ部の最後の quadletにデータ誤りチェック
用のCRCを付加するが、本実施形態では複数の残留デ
ータをまとめて送信することがあるので、このアシンク
ロナス転送におけるデータ部最後のCRCは使用しな
い。誤りチェックは、アイソクロナスモードで転送した
データと合わせて受信ノ一ド側で個々のブロックに対し
て行うようにする。また、複数の残留データをまとめて
送信する場合は個々のブロック毎にチャネルやデータ数
などに関する情報を付加するようにすれば、受信ノ一ド
での処理を容易化できる。
【0045】図5にアシンクロナスモードによる転送パ
ケットのデータ部の構成を示す。ここで、各ブロックの
データ長情報以外は受信したデータを基に作成される。
データ長はアシンクロナス転送のヘッダ部と同様にアド
レス制御回路47の書き込みポインタと読み出しポイン
タのアドレス値情報49から算出する。また、チャネル
ナンバを示す channelビットや、音と映像などをアイソ
クロナスモードで転送するときに同期をとるために使用
するSy(Synchronization Code)ビットは受信ノ一ドヘ
先に送られていたアイソクロナスデータとの照合を行う
上で重要な手がかりとなる。なお、アシンクロナス転送
におけるヘッダ部とデータ部の出力の切換えはマルチプ
レクサ39で行う。
【0046】このように、本実施形態のシリアルデータ
転送制御システムでは、アイソクロナスモードで転送さ
れてきた受信データのビットレートを転送先ノ一ドの受
信能力に対応したレートに変更し、アイソクロナス転送
とアシンクロナス転送とに分割して送ることができるの
で、データ発信源であるノ一ドはターゲットとなるノー
ドの受信能力に制約を受けることなく本来の転送レート
でデータをアイソクロナスモードで送信することがで
き、システム全体としてデータ転送速度を向上させるこ
とが可能となる。特に、ツリー構造を有するシリアルイ
ンターフェイスにおいては、クリティカルパス上に能力
の高い機器を配置し、それに接続される枝として能力の
低い機器を配置することでその効果は更に大きくなる。
また、個々のアイソクロナス転送チャネルに使用される
バス占有時間も短くなるため、シリアルバスの利用効率
も高めることができる。
【0047】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0048】図6はこの実施形態のシリアルデータ転送
制御システムの構成を示す図である。本実施形態のシリ
アルデータ転送制御システムは、図11に示した従来の
データ転送制御システムに、2つのFIFO51、52
と、各FIFO51、52の入力を切り換える第1のマ
ルチプレクサ50と、各FIFO51、52の出力を切
り換える第2のマルチプレクサ53と、切換信号生成回
路57と、受信データ量判定回路54と、転送データ量
設定回路55とを主に付加して構成されたものである。
【0049】第1の実施形態では、一つのFIFO45
内ヘ続けてデータを書き込んで行くため、残留データを
アシンクロナス転送する際にそのデータをFIFO45
より取り出すための複雑なアドレス管理が要求される。
そこで第2の実施形態では、アイソクロナス転送するデ
ータとアシンクロナス転送するデータとを別々のFIF
O51、52に書き込むことによってアドレス管理の容
易化を実現している。以下、このシリアルデータ転送制
御システムの主な動作を説明する。
【0050】データ同期化回路11で同期化されたデー
タ(RxData)14は、第1のマルチプレクサ50によって
FIFO51またはFIFO52のいずれかへ入力され
る。FIFO51、52は各々、データラッチ用のクロ
ック(RxClk) 33に従ってデータをラッチする。また、
第2のマルチプレクサ53は読出クロック生成回路46
により生成される読出クロック48に従ってFIFO5
1、52から読み出されるデータを選択して転送データ
38として出力する。
【0051】受信データ量判定回路54は、転送データ
38のヘッダ情報から受信したブロック毎のデータ量を
抽出する。転送データ量設定回路55はアイソクロナス
モードで転送するデータ量を上位レイヤより送られてき
た書き込み信号56に従って設定する。切換信号生成回
路57は、受信データのビットレートに対応したクロッ
ク(Clk) 12を用いて入力データ数をカウントしつつ、
受信データ量判定回路54および転送データ設定回路5
5の出力データ値を基にアイソクロナス転送するデータ
とアシンクロナス転送するデータの入力先のFIFOを
切り換えるように第1のマルチプレクサ50を切替制御
する。
【0052】データ転送の方法は第1の実施形態と同様
であり、転送するデータのビットレートを転送先のノ一
ドの受信能力に合せて変更し、アイソクロナスモードと
アシンクロナスモードとに分けてデータ転送を行う。
【0053】このように本実施形態では、アイソクロナ
ス転送するデータとアシンクロナス転送するデータを各
々2つのFIFO51、52に分けて記憶することで、
アシンクロナス転送の際には対応するFIFO52の先
頭位置からデータを読み出せばよく、したがって、第1
の実施形態に比べ、残留データをアイソクロナス転送す
る場合のアドレス管理が容易になる。
【0054】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。
【0055】図7はこの実施形態のシリアルデータ転送
制御システムの構成を示す図である。 アイソクロナス
モードでは1サイクル内に複数のチャネルが存在する。
また転送データは各チャネル毎にターゲットとなるノ一
ドが異なる。したがって、複数のチャネルデータを、第
1の実施形態のように1つのFIFOに記憶した場合或
いは第2の実施形態のように1つのアシンクロナス転送
用のFIFOに記憶した場合、アシンクロナスモードで
データを転送する際に各受信ノ一ドに対するデータの区
分けが困難となる。また、同一のノ一ドに送る場合で
も、送信側でチャネル毎にまとめて転送を行う際にFI
FOのアドレス管理が複雑になり実用的でない。
【0056】このような課題を解決するため、本実施形
態のデータ転送制御システムは、チャネル毎のアシンク
ロナス転送用のFIFO52−1,…,52−Nと、受
信データのチャネルを判定するチャネル判定回路61
と、チャネル毎のアシンクロナス転送用のFIFO52
−1,…,52−Nへのデータ入力を切り換えるマルチ
プレクサ60を有して構成されたものである。
【0057】すなわち、本実施形態では、データ同期化
回路11で同期化されたデータ(RxData)14を、マルチ
プレクサ50によってアイソクロナス転送用のFIFO
側かアシンクロナス転送用のFIFO側のいずれかに出
力する。アシンクロナス用のFIFO側に出力されたデ
ータ59は、マルチプレクサ60によってチャネル毎
に、該チャネルに対応するいずれかのFIFO52−
1,…,52−Nに入力される。このときチャネル判定
回路61は、転送データ38のヘッダ情報から受信中の
データのチャネルを判断してマルチプレクサ60の切換
えを行う。
【0058】このように本実施形態では、チャネル毎に
アシンクロナス転送用のFIFO52−1,…,52−
Nを設けたことで、アシンクロナスモードで残留データ
をターゲットのノードへ転送する際、そのノードに割り
当てられているチャネルに対応するアシンクロナス転送
用FIFOの先頭位置からデータを読み出して、これを
マルチプレクサ53で選択すればよく、各チャネル毎の
残留データをアシンクロナスモードで転送する場合のア
ドレス管理がより一層容易になる。
【0059】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明によれば、
非同期型モードで受信したデータを受信能力の低い他の
機器ヘ転送する際に、その機器の受信能力に合せた低い
レートでその機器にデータを非同期型転送し、残りのデ
ータを同期型転送することにより、データの発信源であ
る機器はターゲットとなる機器の受信能力に縛られない
ビットレートでデータ転送を行うことが可能となり、最
も受信能力の低い機器に合わせてレートを決定する従来
方式に比べてシステムの効率化を図ることができる。ま
た、ビットレート低下によるバス占有時間の増大も防ぐ
ことができるため、バスの効率的な使用が可能となる。
【0060】また、本発明によれば、非同期型転送する
データと同期型転送するデータとを別々の記憶手段に一
時蓄積することによって、残留データを同期型転送する
場合の記憶手段のアドレス管理が容易になる。
【0061】さらに、本発明によれば、非同期型転送の
各チャネル毎に別々の記憶手段に残留データを一時蓄積
することによって、各チャネル毎の残留データを同期型
転送する場合の記憶手段のアドレス管理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるシリアルデータ
転送制御システムの構成を示す図
【図2】図1のシリアルデータ転送制御システムにおけ
る各モードによるデータ転送のタイミングを示す図
【図3】IEEE1394規格におけるアイソクロナス
転送パケットの構成を示す図
【図4】IEEE1394規格におけるアシンクロナス
転送パケットの構成を示す図
【図5】図4のアシンクロナス転送パケットにおけるデ
ータ部の構成を示す図
【図6】本発明の第2の実施形態であるシリアルデータ
転送制御システムの構成を示す図
【図7】本発明の第3の実施形態であるシリアルデータ
転送制御システムの構成を示す図
【図8】IEEE1394シリアルインターフェイスに
おけるアイソクロナス転送モードとアシンクロナス転送
モードについて説明するためのタイミング図
【図9】IEEE1394規格における各機器の接続形
態を示す図
【図10】従来のシリアルデータ転送制御システムの構
成を示す図
【図11】図10に示した従来のシリアルデータ転送制
御システムにおけて受信データを他のノードへ転送する
回路の構成を示す図
【図12】IEEE1394規格における符号化方式の
例を示す図
【符号の説明】
45……FIFO 46……読出クロック生成回路 47……アドレス制御回路 48……読出クロック 50……第1のマルチプレクサ 51……アイソクロナス転送用FIFO 52……アシンクロナス転送用FIFO 53……第2のマルチプレクサ 54……受信データ量判定回路 55……転送データ量設定回路 57……切換信号生成回路 52−1、52−N……チャネル毎のアシンクロナス転
送用FIFO 60……マルチプレクサ 61……チャネル判定回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器間のシリアルデータ転送を制御する
    装置において、 第1の機器より非同期型転送されてきたデータを受信す
    る手段と、 前記受信したデータを、転送先の第2の機器の能力に対
    応し且つ該受信データのビットレートと異なる所定のレ
    ートで前記第2の機器に転送する手段とを具備すること
    を特徴とするシリアルデータ転送制御装置。
  2. 【請求項2】 機器間のシリアルデータ転送を制御する
    装置において、 第1の機器より非同期型転送されてきたデータを受信す
    る手段と、 前記受信したデータを非同期型転送と同期型転送とに分
    割して、転送先の第2の機器の能力に対応し且つ該受信
    データのビットレートと異なる所定のレートで前記第2
    の機器に転送する手段とを具備することを特徴とするシ
    リアルデータ転送制御装置。
  3. 【請求項3】 機器間のシリアルデータ転送を制御する
    装置において、 第1の機器より非同期型転送されてきたデータを受信す
    る手段と、 前記受信したデータを、転送先の第2の機器の能力に対
    応し且つ該受信データのビットレートより低い所定のレ
    ートで前記第2の機器に非同期型転送すると共に残留デ
    ータを前記所定レートで前記第2の機器に同期型転送す
    る手段とを具備することを特徴とするシリアルデータ転
    送制御装置。
  4. 【請求項4】 機器間のシリアルデータ転送を制御する
    装置において、 第1の機器より非同期型転送されてきたデータを受信す
    る手段と、 前記受信したデータを二分するための手段と、 前記二分された個々のデータを各々一時的に保存する2
    つの記憶手段と、 前記2つの記憶手段のうち一方の記憶手段に保存された
    データを転送先の第2の機器の能力に対応し且つ前記受
    信データのビットレートより低い所定のレートで前記第
    2の機器に非同期型転送すると共に、他方の記憶手段に
    保存されたデータを前記所定レートで前記第2の機器に
    同期型転送する手段とを具備することを特徴とするシリ
    アルデータ転送制御装置。
  5. 【請求項5】 機器間のシリアルデータ転送を制御する
    装置において、 第1の機器より非同期型転送されてきたデータを受信す
    る手段と、 前記受信したデータを二分するための手段と、 前記二分された一方のデータを一時的に記憶するための
    第1の記憶手段と、 前記非同期型転送における各チャネル毎に設けられた複
    数の第2の記憶手段と、 前記二分された他方のデータを前記受信データのチャネ
    ルに対応する前記第2の記憶手段に入力するための手段
    と、 前記第1の記憶手段に保存されたデータを転送先の第2
    の機器の能力に対応し且つ前記受信データのビットレー
    トより低い所定のレートで前記第2の機器に非同期型転
    送すると共に、前記第2の記憶手段に保存されたデータ
    を前記所定レートで前記第2の機器に同期型転送する手
    段とを具備することを特徴とするシリアルデータ転送制
    御装置。
  6. 【請求項6】 機器間でシリアルデータを転送する方法
    において、 第1の機器より非同期型転送されてきた受信データを、
    転送先の第2の機器の能力に対応し且つ該受信データの
    ビットレートと異なる所定のレートで前記第2の機器に
    転送することを特徴とするシリアルデータ転送方法。
  7. 【請求項7】 機器間でシリアルデータを転送する方法
    において、 第1の機器より非同期型転送されてきた受信データを、
    非同期型転送と同期型転送とに分割して、転送先の第2
    の機器の能力に対応し且つ該受信データのビットレート
    と異なる所定のレートで前記第2の機器に転送すること
    を特徴とするシリアルデータ転送方法。
  8. 【請求項8】 機器間でシリアルデータを転送する方法
    において、 第1の機器より非同期型転送されてきた受信データを、
    転送先の第2の機器の能力に対応し且つ該受信データの
    ビットレートより低い所定のレートで、前記第2の機器
    に非同期型転送した後、残留データを前記所定レートで
    同期型転送することを特徴とするシリアルデータ転送方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100311707B1 (ko) * 1998-02-24 2001-11-02 미다라이 후지오 데이타 통신 시스템, 데이타 통신 방법, 데이타 통신 장치 및 디지탈 인터페이스
JP2005527877A (ja) * 2001-09-28 2005-09-15 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ バスシステム及びバスにつなぐためのバスインターフェース
US7853736B2 (en) 2006-09-28 2010-12-14 Fujitsu Semiconductor Limited Extending existing request commands of IEEE 1394 by adding extended request command having highest priority
US8285902B2 (en) 2008-12-24 2012-10-09 Fujitsu Semiconductor Limited Data transfer apparatus and data transfer method

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