JP4554996B2 - 車両の電子制御システムの故障検知方法 - Google Patents
車両の電子制御システムの故障検知方法 Download PDFInfo
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Description
F1: 出力抑制フラグ
IM: 制御電流
DIM1: 制御電流しきい値1
DIM2: 制御電流しきい値2
RVT3: トルク差動増幅故障確定時間
DVT31: トルク差動増幅故障診断時間1
DVT32: トルク差動増幅故障診断時間2
DVT33: トルク差動増幅故障診断時間3
VT3S: トルクVT3算出値
VT1: トルクVT1・A/D変換値
VT2: トルクVT2・A/D変換値
Vref : レファレンス電圧値
K: 差動増幅ゲイン
DVT3: 実VT3-算出値偏差
VT3: 実VT3・A/D変換値
CVT3: トルク差動増幅故障診断カウンタ
ステップS2: 制御電流IMがDIM1より小さいか否かが判定され、YESのときステップS3に移行し、NOのときステップS4に移行する。
ステップS3: トルク差動増幅故障確定時間RVT3にDVT31がセットされ、次のステップS8に移行する。
ステップS4: 制御電流IMがDIM2より小さいか否かが判定され、YESのときステップS5に移行し、NOのときステップS6に移行する。
ステップS5: トルク差動増幅故障確定時間RVT3にDVT32がセットされ、次のステップS8に移行する。
ステップS6: トルク差動増幅故障確定時間RVT3にDVT33がセットされ、次のステップS7に移行する。
ステップS7: 出力抑制フラグF1に1がセットされ、出力抑制処理が実行され得る状態となり、その後、ステップS8に移行する。
ステップS8: トルクVT3算出値VT3Sに、K*(VT1−VT2)+Vrefの計算式で算出された値がセットされる。
ステップS9: 実VT3-算出値偏差DVT3に、|VT3−VT3S|の計算式で算出された値がセットされる。
ステップS10: 実VT3-算出値偏差DVT3が所定値(VT)よりも小さいか否かが判定され、YESのときにはステップS11に移行し、NOのときにはステップS12に移行する。
ステップS11: 実VT3-算出値偏差DVT3が所定値(VT)よりも小さいので、トルク差動増幅故障診断カウンタCTV3に0がセットされ、エンドに到る。
ステップS12: 実VT3-算出値偏差DVT3が所定値(VT)以上であるので、トルク差動増幅故障診断カウンタCTV3に(CTV3+1)がセットされ、カウント動作が継続され、次の判断ステップS13に移行する。
ステップS13: トルク差動増幅故障診断カウンタCTV3の値が前述のトルク差動増幅故障確定時間RVT3の値よりも小さいか否かが判定され、YESのときにはエンドに到り、NOのときにはステップS14に移行する。
ステップS14: 故障確定処理を行い、その後エンドに到る。
ステップS21: 出力デューティー値DUTYが0以上であるか否か、すなわち出力デューティー値DUTYが正であるか負であるかが判定され、YESのときにはステップS22に移行し、NOであるときにはステップS23に移行する。
ステップS22: 出力デューティー値DUTYが正であるので、左出力が禁止され、ステップS24に移行する。
ステップS23: 出力デューティー値DUTYが負であるので、右出力が禁止され、ステップS25に移行する。
ステップS24: 右出力が許可され、次のステップS26に移行する。
ステップS25: 左出力が許可され、次のステップS26に移行する。
ステップS26: トルク差動増幅故障診断カウンタCVT3が0より大きいか否かが判定され、YESのときにはステップ27に移行し、NOのときにはステップS30に移行する。
ステップS27: 出力制御フラグF1が0であるか否かが判定され、YESのときにはステップS30に移行し、NOのときにはステップS28に移行する。
ステップS28: 出力デューティー値の絶対値|DUTY|がDUTYLIMよりも小さいか否かが判定され、YESのときにはステップS30に移行し、NOのときにはステップS29に移行する。
ステップS29: 出力デューティー値DUTYにDUTYLIMをセットする。
ステップS30: PWMレジスタに、出力デューティー値DUTYの値(DUTYLIM)をセットする。
F1: 出力抑制フラグ
YR1: ヨーレート信号のA/D変換値
YR2: 推定ヨーレート値
DYR1: ヨーレートしきい値1
DYR2: ヨーレートしきい値2
DYR11: ヨーレートセンサ比較診断故障確定時間データ1
DYR12: ヨーレートセンサ比較診断故障確定時間データ2
DYR13: ヨーレートセンサ比較診断故障確定時間データ3
YRDEV: ヨーレートセンサ1-2偏差
DYR: ヨーレートセンサ比較診断しきい値
RYRC: ヨーレートセンサ比較診断故障確定時間
CYRC: ヨーレートセンサ比較診断故障確定カウンタ
ステップS42: ヨーレート信号のA/D変換値YR1がDYR1より小さいか否かが判定され、YESのときステップS43に移行し、NOのときステップS44に移行する。
ステップS43: ヨーレートセンサ比較診断故障確定時間RYRCにDYR11がセットされ、次のステップS48に移行する。
ステップS44: ヨーレート信号のA/D変換値YR1がDYR2より小さいか否かが判定され、YESのときステップS45に移行し、NOのときステップS46に移行する。
ステップS45: ヨーレートセンサ比較診断故障確定時間RYRCにDYR12がセットされ、次のステップS48に移行する。
ステップS46: ヨーレートセンサ比較診断故障確定時間RYRCにDYR13がセットされ、次のステップS47に移行する。
ステップS47: 出力抑制フラグF1に1がセットされ、出力抑制処理が実行され得る状態となり、その後、ステップS48に移行する。
ステップS48: ヨーレートセンサ1-2偏差YRDEVに|YR1−YR2|の計算式で算出された値がセットされる。
ステップS49: ヨーレートセンサ1-2偏差YRDEVがヨーレートセンサ比較診断しきい値DYRよりも小さいか否かが判定され、YESのときにはステップS50に移行し、NOのときにはステップS51に移行する。
ステップS50: ヨーレートセンサ1-2偏差YRDEVがヨーレートセンサ比較診断しきい値DYRよりも小さいので、ヨーレートセンサ比較診断故障確定カウンタCYRCに0がセットされ、エンドに到る。
ステップS51: ヨーレートセンサ1-2偏差YRDEVがヨーレートセンサ比較診断しきい値DYR以上であるので、ヨーレートセンサ比較診断故障確定カウンタCYRCに(CYRC+1)がセットされ、カウント動作が継続され、次の判断ステップS52に移行する。
ステップS52: ヨーレートセンサ比較診断故障確定カウンタCYRCの値が前述のヨーレートセンサ比較診断故障確定時間RYRCの値よりも小さいか否かが判定され、YESのときにはエンドに到り、NOのときにはステップS53に移行する。
ステップS53: 故障確定処理を行い、その後エンドに到る。
ステップS61: 出力デューティー値DUTYが0以上であるか否か、すなわち出力デューティー値DUTYが正であるか負であるかが判定され、YESのときにはステップS62に移行し、NOであるときにはステップS63に移行する。
ステップS62: 出力デューティー値DUTYが正であるので、左出力が禁止され、ステップS64に移行する。
ステップS63: 出力デューティー値DUTYが負であるので、右出力が禁止され、ステップS65に移行する。
ステップS64: 右出力が許可され、次のステップS66に移行する。
ステップS65: 左出力が許可され、次のステップS66に移行する。
ステップS66: ヨーレートセンサ比較診断故障確定カウンタCYRCが0より大きいか否かが判定され、YESのときにはステップ67に移行し、NOのときにはステップS70に移行する。
ステップS67: 出力制御フラグF1が0であるか否かが判定され、YESのときにはステップS70に移行し、NOのときにはステップS68に移行する。
ステップS68: 出力デューティー値の絶対値|DUTY|がDUTYLIMよりも小さいか否かが判定され、YESのときにはステップS70に移行し、NOのときにはステップS69に移行する。
ステップS69: 出力デューティー値DUTYにDUTYLIMをセットする。
ステップS70: PWMレジスタに、出力デューティー値DUTYの値(DUTYLIM)をセットする。
11 ステアリングホイール(ハンドル)
12 ステアリングシャフト
15 ラック・ピニオン機構
17 前輪
19 モータ
20 操舵トルクセンサ
22 制御装置
24 ヨーレートセンサ
Claims (2)
- ヨーレートセンサ信号を出力するヨーレートセンサを備え、前記ヨーレートセンサ信号を利用して車両の動作状態を制御する車両の電子制御システムの故障検知方法において、
前記ヨーレートセンサ信号と、前記ヨーレートセンサとは異なる検知手段から推定される推定ヨーレート信号と、の偏差が閾値を超えた場合に、前記ヨーレートセンサが故障である可能性のある状態であると判定するステップと、
前記ヨーレートセンサが故障である可能性のある状態が所定時間以上継続するときに前記ヨーレートセンサが故障であると判定するステップと、
前記ヨーレートセンサ信号の大きさに応じて前記所定時間を可変とし、前記ヨーレートセンサ信号が大きくなるほど前記所定時間を短くするステップと、
を含むことを特徴とする車両の電子制御システムの故障検知方法。 - 前記ヨーレートセンサが故障である可能性のある状態であるとき前記電子制御システムの出力デューティ値に制限を加え、前記出力デューティ値がデューティリミッタより大きいときは、前記出力デューティ値を前記デューテイリミッタに設定して前記制限を加えることを特徴とする請求項1記載の車両の電子制御システムの故障検知方法。
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JP2004171529A JP4554996B2 (ja) | 2004-06-09 | 2004-06-09 | 車両の電子制御システムの故障検知方法 |
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Publications (2)
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JP2005349908A JP2005349908A (ja) | 2005-12-22 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004171529A Expired - Fee Related JP4554996B2 (ja) | 2004-06-09 | 2004-06-09 | 車両の電子制御システムの故障検知方法 |
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KR102149204B1 (ko) * | 2018-12-17 | 2020-08-28 | 남양넥스모 주식회사 | Sbw 시스템의 고장 대응방법 |
CN111190062B (zh) * | 2019-12-30 | 2022-02-11 | 清华大学深圳国际研究生院 | 一种基于神经网络的车辆电控系统安全性分析方法和装置 |
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2004
- 2004-06-09 JP JP2004171529A patent/JP4554996B2/ja not_active Expired - Fee Related
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