JP4550571B2 - 遊技盤の格納器 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機の遊技盤を保管し、或は運搬する場合に使用する格納器に関する。
パチンコ機の本体に対して遊技盤を着脱自由に組付け使用する所謂分離式パチンコ機における場合、機種を変更したり、デザインを変更する場合、遊技盤を交換することによって実行されるが、この交換のために準備される遊技盤は単独に工場から遊技場に輸送される。このとき損傷を避けるため、また管理を容易にするため容器に格納して保管し、運搬されている。
従来、最も一般的な保管方法は、段ボール紙製の箱容器に単数枚乃至複数枚の遊技盤を緩衝材と共に収めて梱包しているが、この段ボール紙製の箱容器に格納する方法は、製品の安全な保管,管理ができる点で有利であるが、使用後箱容器の再使用は殆んど行われず廃棄処分されることが多く、極めて無駄に使用されている状態にある。中でも緩衝効果に優れる発泡スチロール製の緩衝材が利用される場合はその廃棄処分する際分別する必要がある等厄介なものとなり、処分の手間からも極めて不経済なものとなっている。
従来、この様なことから運搬時の梱包手段として内部側面又は底面に係合溝を形成したプラスチック製の包装容器が提案されている。この容器はその一対を、容器の開口部を衝き合せる如く抱き合せにして組み合わせ、上記係合溝に縁部を係合させて収めた遊技盤を格納するようにした遊技盤専用の包装容器であり、例えば特許文献1において提供されているものがその一例である。
特開2004−97641号公報。特許請求の範囲、明細書の段落0006〜0012、段落0025及び図面の図1〜図5。
上記特許文献1に開示の遊技盤運搬用包装容器は、運搬に使用したのち回収して再使用されるものとなっており、対にして使用される包装容器は開口方向を揃えて嵌め合せることにより略半分の部分が重り合って組み合わせることができることからコンパクトにすることができ、回収時の容積を縮小させて取り扱い易いものとなっている。
しかし、上記遊技盤運搬用包装容器は、これを構成するプラスチック製の包装容器の構造が複雑であること、そして大型であるため製造費が高く付くと共に、回収時に重ね合わせたとき、内部の構造が邪魔して充分な縮小が得られず嵩高になり、保管する上で無用な空間を占めることからこの空間によって運搬車両に効率的に積み込めない問題があった。
本発明は、上述の問題に鑑み、遊技盤を梱包する格納器を小型化して製造性を図ると共に、使用後の回収時には重ね合せにして多数個を小さな空間内に纏められるようにして効率的に回収し、保管乃至運搬に便ならしめた遊技盤の格納器を提供しようとするものである。
本発明は、上述の目的を達成するため開発されたものであり、その特徴とするところは一辺の長さが遊技盤の上下における一辺の長さに等しいか若しくは僅かに長い仮想の矩形の線に沿ってそれぞれ配置される4つの枠部分を有し、これら枠部分をそれぞれ定位置に固定すると共に、該各枠部分の上面と下面にそれぞれ前記仮想の矩形の線に沿って上下の嵌入溝を形成し、これにより格納枠体を形成する一方、該格納枠体の少なくとも一対の格納枠体を上下に間隔をおいて対向させ、向い合う前記上下の嵌入溝に遊技盤の上下の縁部をそれぞれ嵌合して起立した状態に支持し、拘束格納することを特徴とした遊技盤の格納器を提供するものである。
また本発明は、前記格納枠体は一辺の長さが少なくとも遊技盤の上下の辺の長さに等しいか若しくは長い長さを有し、且つ所要の肉厚を有する矩形の板体にしてその4辺に沿った上面と下面に遊技盤の上下の縁部を受ける上下の嵌入溝を設けてなることを特徴とした遊技盤の格納器を提供するものである。
また本発明は、前記4つの枠部分の上面と下面に各形成される上下の嵌入溝は格納枠体の中心に対して同一の位置に配置形成されることを特徴とした遊技盤の格納器を提供するものである。
また本発明は、前記4つの枠部分の上面と下面に各形成される上下の嵌入溝は下の嵌入溝が上の嵌入溝の内側に位置するよう形成されることを特徴とした遊技盤の格納器を提供するものである。
また本発明は、前記4つの枠部分はそれぞれ独立した棒状の枠体にして該各枠体の上面と下面にそれぞれ嵌入溝を形成すると共に、枠体相互を連結フレームにより一体に連結し、仮想の矩形の線に沿った定位置に固定してなることを特徴とした遊技盤の格納器を提供するものである。
また本発明は、前記連結フレームは十字形に形成して放射状に延びる4本の腕の各先端に枠体を固定することを特徴とした遊技盤の格納器を提供するものである。
また本発明は、前記格納枠体を構成する矩形の板体の上下面の何れか一面の中央部に嵌合凸部を設け、他面の中央部に上記嵌合凸部を受ける嵌合凹部を形成してなることを特徴とした遊技盤の格納器を提供するものである。
また本発明は、前記連結フレームの中心部上面には嵌合凸部を隆設し、また中心部下面には上記嵌合凸部を受ける嵌合凹部を形成してなることを特徴とした遊技盤の格納器を提供することにある。
上述本発明に係る格納器は、合成樹脂を材料に形成することとし、使用においては前述したように少なくとも上下において向い合せにする一対の格納枠体を用意し、この格納枠体間に遊技盤の複数個を前記上下の嵌入溝を利用して嵌め付け起立した状態に支持することにより格納することになる。
各格納枠体の上下の面に形成される前記上下の嵌入溝は、所要の深さにして遊技盤の上下の縁部を受け入れると共に、この遊技盤の板厚を受け入れられる溝幅を以て形成し、遊技盤の上下の縁部を確実に係合しガタ付きなく嵌め付け保持するものとする。
本発明の格納器において、上下の格納枠体間に保持され、起立した状態に支持される遊技盤は、同時に上下の格納枠体を連結する連結手段として組込まれるものとなり、実質的に格納器の一部を構成するものとなる。そして、格納状態においては上下の格納枠体と共同して略箱形の形態を呈することになる。
ここにおいて、上下の格納枠体間に収められる各遊技盤は、遊技部を形成する前面側を外に向け、各種制御装置類を組付ける背面側を内側に向けて起立させることになる。これにより、上記制御装置類を保護し、保管時或は運搬時に外部からの衝撃から保護するようにしている。
尚、4つの枠部分に形成される上下の嵌合溝にそれぞれ遊技盤を嵌め入れて介挿し、箱形に組んで格納形態を形成するが、本発明格納器によって4枚に満たない遊技盤を格納する場合には、抜けた部分に遊技盤と同一形状のダミー板を挿入し、抜けた部分を補強しながら安定した格納状態を作ることになる。
ところで、遊技盤の格納に当っては最低上下の一対をなす格納枠体の組合せを条件としこれにより使用を可能としているが、これの上方に別の格納枠体を用意し、同様に下の格納枠体との間に遊技盤を介挿するようにすると二段に組立てることが可能となる。そして更に、格納枠体を増せば3段に組立格納することが可能となるもので、この段設する数は組立の安定性、安全性並びに取扱の容易性等を考慮して決定することができ、使用者において選択することが可能になっている。
この様にして使用される本発明格納器は、使用後、上の格納枠体を外すことで遊技盤の取出しが可能となる。そして、格納状態を解除したのちは、格納枠体同士を積み重ねて回収し、再使用に供することになる。
この回収に際しては格納枠体の上面中央部に隆設する嵌合凸部を他の格納枠体の下面中央部に設ける嵌合凹部に嵌めて両者の横方向への移動を拘束し、多数の格納枠体を安定した状態で積み重ね、回収することができる。
上記嵌合凸部と嵌合凹部との嵌め合せによる格納枠体の積み重ねは安定性を図ると同時に、多数の格納枠体を取り纏める上で有利であり、回収後の格納保管、運搬時にその取扱いを飛躍的に向上させることになる。
上述の如く構成から本発明格納器は、遊技盤を格納する際、上下の格納枠体間に各遊技盤を挿入し、その上下の縁部を上下の面の各嵌入溝に嵌め入れることで、この格納枠体と遊技盤とが相互に共同して箱形に組立てられ自立するものとなるため、少なくとも4枚の遊技盤を一纏めにして格納することができると共に、上記格納枠体を増加することで2段,3段と段設し、更に多くの遊技盤を格納することができる。
しかも、上記格納において、各遊技盤は上下の縁部を格納枠体に形成する上下の嵌入溝に差し入れるだけで組立て格納できることから容易且つ迅速に格納梱包作業ができることになる。
また、この組立に併せて遊技盤の取出しに当っては上の格納枠体から外せば遊技盤の拘束を解くことができるため簡単に取り出すことができることになる。
また、本発明の格納器は個々の格納枠体が平面的な形状に形成されることから使用後の
回収に当って相互を積み重ねて回収することができ、嵩張ることなく回収し、保管できる利点がある。
次に、本発明に係る遊技盤の格納器について、その実施の最良の形態を図示する実施例1として示し、その他の実施の形態を実施例2、3に基づき説明し、その特徴とするところを詳述する。
添付する図面の図1は、本発明に係る格納器の格納枠体の斜め上方から見た斜視図であり、図2は同じく格納枠体の下面側を斜め上方から見た斜視図である。そして、図3は複数の格納枠体を用いて遊技盤を格納する状態を説明した使用状態を示す正面図であり、図4は使用後の回収状態を示す正面図である。
図中において符号1は格納枠体を示し、2は格納枠体の4辺に沿った縁部の上面に形成した上の嵌入溝であり、3は格納枠体1の下面側に形成した下の嵌入溝である。
ここに示す格納枠体1は、やゝ厚みを有した板状の正方形体からなっており、その一辺は格納する遊技盤4の上辺(又は下辺)の長さよりやゝ長い長さを有している。
この格納枠体1として正方形体の選択は、4枚の遊技盤4を起立した状態に保持する4つの枠部分を一体的に形成するためであって、上記格納枠体1の4辺は従って4つの枠部分1aを形成するものとなる。
上記上の嵌入溝2は格納する遊技盤4の下縁部を嵌め入れるためのもので、各辺の枠部分1aに沿って形成される1辺の溝は、遊技盤4の下縁部の全長を受け入れられる長さとし、その溝幅は遊技盤の板厚と遊技盤に組付けられる飾り部品5或は誘導レール等が下縁部に亘って設けられる場合はこれらの部品類を含む厚み分を嵌め込める幅をもって形成される。
上記嵌入溝2は遊技盤4の下縁部を受け入れたとき、任意に外れない深さに形成するが、好ましくは遊技盤の下縁部を差し入れたとき、起立した状態に自立する深さであることが望まれる。
尚、この実施例における4つの枠部分1aに形成される上の嵌入溝2は、各端部を連続させて格納枠体1の全周を囲む環状形に形成しているが、各辺毎に独立した溝として形成してもよい。
一方、格納枠体1の下面側に形成される下の嵌入溝3は、上述した上の嵌入溝と全く同じに形成してあり、各枠部分1aに沿って形成されたそれぞれの溝に遊技盤4の上縁部を嵌め入れ、これを固定できるようにしてある。
図中、6は格納枠体1の上面中央部に設けた嵌合凸部であり、7は上記嵌合凸部6に嵌め付けるため下面中央部に突設した嵌合凹部である。
この嵌合凸部6と嵌合凹部7とは格納枠体1を回収する際、互いに重ね合せに積み上げるとき位置ずれを防止するためのものであり、従って格納枠体を扁平な板体から構成した当該実施例においては、嵌合凸部6は上面から突出して設けられ、また嵌合凹部7は下面から窪んだ状態で設けられ、格納枠体同士を重ね合せにして上下の面を接面したとき、自動的に嵌り合うようにしてある。
そして、相互に嵌り合ったときガタ付きを防止するため、嵌合凸部6を台形状に形成し、これに対応させて嵌合凹部7を倒台形状の凹部に形成して一体的な嵌合が得られるようにしてある。
上述の様に構成された格納枠体1の最小2個の格納枠体をもって本発明の格納器は構成される。
この2個の格納枠体1による遊技盤4の格納について次に説明すると、先ず1つの格納枠体1を上面を上にして置き、4辺に沿って設けられる枠部分1aにそれぞれ設けられる上の嵌入溝2に対して1枚づつの遊技盤4の下縁部を差し入れ、これによって各辺から遊技盤4が起立した状態に支持する。
次に、4辺に沿って起立した上記遊技盤4の上方から別の格納枠体1を臨ませ、この下面に形成する下の嵌入溝3に各遊技盤4の上縁部を差し込み、これにより上下2枚の格納枠体1,1と4枚の遊技盤4‥‥とで6面体の箱体を構成する如く組立て、格納形態とするのである。
図3は、1組の格納形態を組立た後、上の格納枠体を利用して更に4枚の遊技盤を格納し、また更にその上に1枚の格納枠体を加えることで4枚の遊技盤を組入れ格納した状態を示したものである。
この様に1段の状態から1枚づつ格納枠体1を加えることで2段、3段に増設することが可能であり、これにより遊技盤の格納枚数を増すことができる。
尚、図3においては、格納枠体と遊技盤との組合せ関係を明らかにするため前後の2面に格納される遊技盤を省略している。この図面から明らかなように遊技盤4を格納する際には遊技盤の背面側を内側にして起立させ、4枚の遊技盤が組合ったとき、背面側に装備される遊技制御回路基板等を収納する回路ボックス8等の部品類が内部に閉じ込められるようにするとよく、外部からの衝撃や、不正行為から保護することができる。
上記格納において、4枚の遊技盤の組入れは本格納器において最も効率が良く、また安定した格納状態が得られることになるが、3枚であったり、2枚或は1枚である場合には遊技盤に相当するダミーの板を使って補充し、安定性を得るようにするとよい。
尚、上記構成に係る格納枠体1は合成樹脂を材料に成形し、所要の強度をもたせることが求められる。
次に、図4は遊技盤の保管のため、或は運搬のために格納したのち、使用終了において回収する場合の姿を示したもので、回収される格納枠体1は上下に積み重ねながら上下の面に形成した嵌合凹部6と嵌合凸部7とを嵌め合せにして複数の格納枠体を取り纏め回収することになる。
従って、この状態から明らかなように多くの格納枠体を小さな空間に纏められることから、保管する場合においても、また回収し運搬する場合においても場所をとらず取り扱いが極めて容易になる。
図5乃至図8は上述実施例1の1部を変更した第2の実施例である。この実施例は格納枠体1(本実施例において、前記実施例1と同一の部所については同一の符号を付してその説明を省略する。)の上下の面に形成する上下の嵌入溝2,3を枠体の中心部に対して内外に位相させ、遊技盤を格納したとき、起立する遊技盤の上縁部が内側に傾いて格納されるようにした例である。
肉厚の板状をなし、正方形状に形成される格納枠体1は、4つの枠部分1aを形成する各端面9を上面側に向って内方に傾斜する傾斜面に形成して扁平な台形状をなすようにしてあり、各枠部分1aの上面に形成される上の嵌入溝2をこの傾斜面の傾斜に合せて両内壁面を内側に傾けている。
一方、下面側に形成される下の嵌入溝3は上記上の嵌入溝2の内側に位置するようにして並行させると共に、上の嵌入溝2とは逆に両内壁面を外に向けて傾斜させ、開口方向が外向きになるようにしてある。
そして、この下の嵌入溝3を取り囲むように枠部分1aの下面には前記端面9を延長する如く突片10を延設している。
図7は上記格納枠体1によって遊技盤4を格納した状態を示しており、格納枠体1の上下の面に形成される上下の嵌入溝2,3が内外に位相して形成されることから、各枠部分1a間に起立した状態に格納される遊技盤は上縁部を内側に傾けて起立し、安定した状態で格納されることになる。
尚、この図7においても遊技盤4の格納状態を明らかにするため、前後に格納される2枚の遊技盤を省略している。
図8は格納枠体1を回収するときの収納状態を示したものである。この回収時には格納枠体相互を積み重ねと同時に、下面側の縁部に設けた突片10を下になる格納枠体の端面9に添わせ、囲み込んで左右方向のずれを防止しながら接面状に重ね多数個の格納枠体を安定的に収納することができることになっている。
次に、図9乃至図12は本発明の第3の実施例を示すものである。この実施例は前記実施例1,2と異って格納枠体1を4つの枠部分1aとこの枠部分を連結するフレーム11によって構成した場合である。
ここにおける枠部分1aは個々に独立しており、各枠部分1aは前記実施例における正方形状をなす板の4辺に沿って設けられると同様に矩形をなす仮想線上に沿って配置されるものとなっている。
フレーム11は各枠部分1aを矩形の仮想線上に位置するように相互を連結するものであり、ここでは十字形に形成してそれぞれの腕11aの先端に棒状をなす枠部分1aを固定し、向い合う2つの枠部分同士が並行するようにしてある。
上記枠部分1aは各上面に上の嵌入溝2を設け、また下面に下の嵌入溝3を設けるようにして実質的に断面形がH形をなす棒状に形成してある。
尚、図示しないが前記矩形の仮想線はその一辺を遊技盤4の上下の縁部の長さより長く形成するものとし、各枠部分1aの上下の嵌入溝2,3に遊技盤の上下の縁部を受けたとき、遊技盤の側縁部が衝合しないようにしてある。たゞ、図示されるように各枠部分1aは上記仮想線の一辺より短く形成してあり、遊技盤の上下の縁部の中央部分を支持して格納に備えられるようにしてある。
図11は格納枠体による遊技盤の格納状態を示したものである。上下に対向させた2つの格納枠体の各枠部分1aに形成する上下の嵌入溝2,3に遊技盤の上下の縁部を嵌め入れ、4枚の遊技盤を起立させ、四方を囲むように構成して格納状態を作ることになる。
図中、符号12は上記格納において上下の格納枠体の結合を強化するためフレーム11の中心部間に渡した補助支柱である。
この補助支柱12はフレーム11の連結中心部13の上面に突設する連結凸部14に下端の凹部(図示せず)を嵌め付け、下面に形成する連結凹部15に上端部を突き入れて上下の格納枠体間に介挿され、結合を強化することになる。
尚、本実施例においても4つの枠部分に4枚の遊技盤を起立させることになるが、図面には左右において対向する2枚を表わし、前後の2枚は省略している。
図12は上記構成された格納枠体1の回収時における収納状態を示したもので、フレームの連結中心部13の上下に形成した連結凸部14と連結凹部15を嵌め合せて上下の格納枠体を重ね合せ収納することになる。
このとき、上下に積み重なる格納枠体の各枠部分1aが順序よく重なり合う関係が保てるように、上記連結凸部14を矩形の柱状に、そして連結凹部15を矩形の凹部として形成し、連結の向きが揃えられるようにしてある。
以上、本発明を各実施例に基き説明したが、遊技盤4を格納する際は上下に格納枠体を向い合せにしてそれぞれの上下の嵌入溝2,3に遊技盤の上下の縁部を嵌め込むだけで格納することができるため極めて容易に格納できる利点がある。しかも、上方の格納枠体の上に格納枠体を加えることによって遊技盤を積み重ね複数段に格納することができるため多数個の遊技盤の格納に適するものとなっている。
また各実施例において明らかな様に、格納枠体は略扁平な枠体として形成されることから重ね合せに収納することが可能であると共に、各格納枠体の内部は元より相互の間に無用な空間を作ることなく収納できることから保管,運搬時に場所をとらず有利である。
勿論、上記格納枠体は欠く実施例において説明したように上下の面に上下の嵌入溝を形成するだけの扁平な枠体となっていることから、合成樹脂を材料としての成形性に優れ、量産にも優れることから廉価に提供できる利点もある。
本発明に係る格納器の第1の実施例における格納枠体の上方から見た状態の斜視図。 第1の実施例における格納枠体の下方から見た状態の斜視図。 第1の実施例の格納器による遊技盤の格納状態を説明する正面図。 第1の実施例の格納器の回収状態を説明する正面図。 第2の実施例における格納枠体の上方から見た状態の斜視図。 第2の実施例における格納枠体の下方から見た状態の斜視図。 第2の実施例の格納器による遊技盤の格納状態を説明する正面図。 第2の実施例の格納器の回収状態を説明する正面図。 第3の実施例における格納枠体の上方から見た状態の斜視図。 第3の実施例における格納枠体の下方から見た状態の斜視図。 第3の実施例の格納器による遊技盤の格納状態を説明する中央縦断正面図。 第3の実施例の格納器の回収状態を説明する中央縦断正面図である。
符号の説明
1 格納器を構成する格納枠体
1a 格納枠体によって定位置に設定される枠部分
2 上の嵌入溝
3 下の嵌入溝
4 遊技盤
6 嵌合凸部
7 嵌合凹部
11 枠部分を連結するフレーム
14 嵌合凸部
15 嵌合凹部

Claims (8)

  1. 一辺の長さが遊技盤の上下の一辺の長さに等しいか若しくは長い仮想の矩形の線に沿って配置される4つの枠部分を有し、これら枠部分をそれぞれ定位置に固定すると共に、該各枠部分の上面と下面にそれぞれ前記仮想の矩形の線に沿う上下の嵌入溝を形成し格納枠体を形成する一方、該格納枠体の少なくとも一対の格納枠体を上下に間隔をおいて対向させ、向い合う前記上下の嵌入溝に遊技盤の上下の縁部をそれぞれ嵌合して起立した状態に支持し、拘束格納することを特徴とした遊技盤の格納器。
  2. 請求項1の記載において、格納枠体は一辺の長さが少なくとも遊技盤の上下の辺の長さに等しいか若しくは長い長さを有し、且つ所要の肉厚を有する矩形の板体にしてその4辺に沿った上面と下面に遊技盤の上下の縁部を受ける上下の嵌入溝を設けてなることを特徴とした遊技盤の格納器。
  3. 請求項1又は2の記載において、4つの枠部分の上面と下面に各形成される上下の嵌入溝は格納枠体の中心に対して同一の位置に配置形成されることを特徴とした遊技盤の格納器。
  4. 請求項1又は2の記載において、4つの枠部分の上面と下面に各形成される上下の嵌入溝は下の嵌入溝が上の嵌入溝の内側に位置するよう形成されることを特徴とした遊技盤の格納器。
  5. 請求項1の記載において、4つの枠部分はそれぞれ独立した棒状の枠体にして該各枠体の上面と下面にそれぞれ嵌入溝を形成すると共に、枠体相互を連結フレームにより一体に連結し、仮想の矩形の線に沿った定位置に固定してなることを特徴とした遊技盤の格納器。
  6. 請求項5の記載において、連結フレームは十字形に形成して放射状に延びる4本の腕の各先端に枠体を固定することを特徴とした遊技盤の格納器。
  7. 請求項2の記載において、格納枠体を構成する矩形の板体の上下面の何れか一面の中央部に嵌合凸部を、他面の中央部に上記嵌合凸部を受ける嵌合凹部を形成してなることを特徴とした遊技盤の格納器。
  8. 請求項5叉は6の記載において、連結フレームの中心部上面には嵌合凸部を隆設し、また中心部下面には上記嵌合凸部を受ける嵌合凹部を形成してなることを特徴とした遊技盤の格納器。

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