JP4549504B2 - 回転式有核錠剤製造機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は医薬品等に用いる有核錠剤を製造する回転式有核錠剤製造機、特にその核錠供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
医薬品等に用いる有核錠剤は、核錠とその周りの被覆部とから構成されている。通常、核錠と被覆部は、それぞれ異種の薬剤または製剤学的組成物が配合され、特別の目的がない限り、核錠は錠剤中心に埋め込まれる。核錠が錠剤の中心に位置していなければ、被覆部が欠損したり、亀裂が生じたりすることがあるだけでなく、所期の薬効の発現が妨げられたり、予想外の副作用が生じる恐れがある。このように、核錠のポジショニングは有核錠剤の品質に大きく影響する。
【0003】
一般に、有核錠剤を製造するには、回転式有核錠剤製造機が用いられる。この回転式有核錠剤製造機では、高速で回転する回転盤の外縁部に沿って円周上に所定間隔で配設した複数の臼穴の中に薬剤粉末を充填し、該薬剤粉末の上に核錠を供給し、該核錠の上からさらに薬剤粉末を充填した後、これらの薬剤粉末と核錠を下杵と上杵とで圧縮成形する。
【0004】
回転盤の臼穴内に核錠を供給するのに用いる核錠供給装置としては、高速化の観点から、転送盤方式が多用されている。この転送盤方式は、外縁部に沿って等間隔で複数の穴状または鉤状の核錠保持部を設けた転送盤を、前記回転盤の上方に一部重なるように配置して、転送盤の核錠保持部に核錠を1個づつ保持させて、転送盤と回転盤を連動して回転させ、核錠保持部と回転盤の臼穴が上下に重なり合った時点で、核錠保持部の核錠を回転盤の臼穴内に落とし込むようになっている。
【0005】
核錠を臼穴内に落とし込む具体的な機構には、従来、特開昭55−47859号公報に開示されているように、転送盤にべベルギヤを介して連動する回転式の突き落としピンによって核錠を臼穴内に突き落とす機構や、特公昭62−27918号公報に開示されているように、転送盤に連動して揺動するレバー式の押し込みピンによって核錠を臼穴内に押し込む機構がある。また、図8に示すように、転送盤51の複数の核錠保持部52と対応する複数の孔53を有するカバー54と、該カバー54のそれぞれの孔53の上縁にスプリング55を介して保持された押し込みピン56と、転送盤51に連動して揺動するレバー57とからなり、レバー57により押し込みピン56を押圧して核錠58を臼穴59内に押し込むようにしたものも実用化されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の核錠供給装置では、ギヤ、レバー、スプリング、枢支ピン等、部品点数が多く複雑な機構を有しているので、打錠時に飛散する薬剤粉末がこれらの機構部位に付着、堆積し、落とし込み機構に障害が発生し、核錠の落とし込み位置の精度、再現性が必ずしも高くなかった。
【0007】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、構造が簡単ながら、核錠の落とし込み位置の精度が高く、信頼性の高い回転式有核錠剤製造機、より具体的には、回転式有核錠剤製造機における核錠供給装置を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、
円周上に等間隔で配設した複数の臼穴を有する回転盤と、該回転盤の臼穴内に下方から嵌合された下杵と、臼穴の上方に配置された上杵とを有する打錠装置と、前記回転盤の臼穴内に充填された薬剤粉末の上に核錠を供給する核錠供給装置とからなる回転式有核錠剤製造機において、
前記核錠供給装置は、
前記回転盤の臼穴の中心円に外接する円周上に等間隔に配設した複数の核錠保持部を有し、前記回転盤と連動して回転する転送盤と、
前記転送盤の下方に配設され、前記核錠保持部に保持された核錠を下方から支持する支持盤と、
前記転送盤に放射状又は斜め放射状に取り付けられ、自由端部が前記転送盤の核錠保持部の上方に位置する複数の板ばねと、
該板ばねの自由端部に取り付けられた核錠挿入ピンと、
前記転送盤の核錠保持部が支持盤の縁から外れるとともに前記回転盤の臼穴が重なったときに、前記核錠挿入ピンの頭部に接触して押し下げる押し下げローラとからなり、
前記板ばねは、該板ばねに重ねて設けられた補助板ばねを有し、該補助板ばねは、前記核錠挿入ピンの外周に形成された溝に係合する長孔を有するものである。
【0009】
前記本発明の構成によると、板ばねの自由端部に核錠挿入ピンが取り付けられているので、ギヤ、レバー、スプリング、枢支ピン等の可動部品が少なく、構造が簡単で、製造も容易である。このため、打錠時に飛散する薬剤粉末が板ばねや核錠挿入ピンに付着・堆積しても、落とし込み機構自体には障害が発生する恐れが少なく、核錠の落とし込み位置の精度、再現性が高くなる。
また、板ばねは、該板ばねに重ねて設けられた補助板ばねを有し、該補助板ばねの自由端部は板ばねの自由端部から離間しているとともに、核錠挿入ピンの外周に形成された溝に係合する長孔を有するので、板ばねの退避時のばたつきが押えられるとともに、板ばねに取り付けられた核錠挿入ピンが万一外れた場合でも核錠挿入ピンの飛び出し事故を防止できる。
【0010】
前記転送盤の上方に配設され、前記核錠保持部に対応する孔を有するカバーをさらに有することが好ましい。このようにすることで、核錠保持部に保持された核錠の転送時に核錠が上方に飛び出すのが防止される。
【0011】
前記押し下げローラが接触する核錠挿入ピンの頭部は、曲面を有することが好ましい。これにより、ローラと核錠挿入ピンとの接触面積が少なくなり、打錠時に飛散する薬剤粉末の付着・堆積が少なくなる一方、押し下げローラが核錠挿入ピンの頭部に乗り上がる動作が円滑になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
【0014】
図1は、本発明にかかる有核錠剤製造機1を示す。この有核錠剤製造機1は、打錠装置2と核錠供給装置3とからなっている。
【0015】
打錠装置2は、外周縁に沿って円周上に等間隔で配設した複数の臼穴4を有する回転盤5からなっている。この回転盤5は、矢印A方向に回転駆動するようになっている。回転盤5の各臼穴4には、図2に示すように、下杵6が上下に摺動可能に下方から嵌合され、また、各臼穴4の上方には、上杵7が昇降可能に設けられている。回転盤5の周囲には、核錠供給装置3の上流側に薬剤粉末第1層充填工程を行う第1薬剤粉末充填装置8が配置され、核錠供給装置3の下流側に第1層打錠工程を行う上杵圧縮ロール9と、薬剤粉末第2層充填工程を行う第2薬剤粉末充填装置10が配置されるとともに、第2層打錠工程を行う上杵圧縮ロール(不図示)と、錠剤排出工程を行う錠剤排出装置(不図示)が配置されている。
【0016】
核錠供給装置3は、臼穴4内への核錠供給工程を行うもので、図3に示すように、上部フレーム11および下部フレーム(不図示)と、これらのフレームの間に軸受け12を介して回転自在に支持されて前記回転盤5と同期して回転駆動される回転軸13と、該回転軸13に固着された転送盤14とからなっている。転送盤14の外周縁には、図4に示すように、核錠保持部として、円周上に等間隔で複数の鉤状の切欠き部15が形成されている。転送盤14の下方には、切欠き部15に保持される核錠Cを下方から支持する欠円状の支持盤16が設けられている。この支持盤16の外周の一部には、切欠き部15に保持された核錠Cが遠心力で飛び出すのを防止するL字形の垂直断面を有する曲枠部17が形成されている。曲枠部17は後述する核錠供給位置Xまで延設されている。また、核錠供給位置Xの上流側には、転送盤14の切欠き部15に1個ずつ核錠Cを搬入する核錠搬入部18(図1参照)が支持盤16より延設されている。
【0017】
転送盤14の上には、前記切欠き部15に保持された核錠Cが上方に飛び出すのを防止するための環状のカバー19が取り付けられている。このカバー19の外周縁には、前記切欠き部15の中心円と同径の円周上に前記切欠き部15と同一の間隔で複数の孔20が形成されている。
【0018】
転送盤14には、前記切欠き部15の中心円よりも内側の円周上に等間隔で前記切欠き部15の数と同数の段部21が形成されている。各段部21は、平面形状が矩形で、隣接する段部21の対向する縁は通常平行になっている。隣接する段部21の間には、ピン22が突設され、このピン22には、板ばね23と補助板ばね24の固定端にそれぞれ形成された孔25,26が係合され、これにより板ばね23と補助板ばね24は放射状又は斜め放射状に取り付けられている。板ばね23は、固定端の孔25の近傍で屈曲され、自由端が上向きに傾斜するようになっている。板ばね23の自由端には、挿入ピン27が挿入される孔28が形成されている。挿入ピン27は、図6(A)に示すように、円錐状の頭部29と、円柱状の軸部30と、前記頭部29の近傍で前記軸部30の周囲に形成されたフランジ部31とからなっている。挿入ピン27の頭部29の先端は曲面、好ましくは半球面で形成されている。挿入ピン27のフランジ部31には板ばね23がろう付け等により接着又は圧着されている。補助板ばね24の自由端には、挿入ピン27の頭部29より大径の挿入孔32aと、ほぼ軸部30と同径の係合孔32bとが連続して長孔33が形成されている。この補助板ばね24は、挿入孔32aを介して挿入ピン27の頭部29に挿入して長手方向にずらすことにより、係合孔32bが頭部29とフランジ部31の間の溝31aに係合している。
【0019】
前記板ばね23と補助板ばね24は、その固定端が板ばね固定リング34によって押圧固定されている。板ばね固定リング34の外側には板ばね規制リング35が前記カバー19とともに転送盤14に取り付けられている。板ばね規制リング35の下面には、板ばね23と補助板ばね24が収容される凹部36が形成されている。この凹部36の板ばね23と補助板ばね24が対向する面は、好ましくは板ばね23と補助板ばね24の傾斜と平行に形成されている。
【0020】
上部フレーム11の下面には、図3に示すように、アーム37が昇降可能に取り付けられている。アーム37の先端には、ローラ軸38が取り付けられ、該ローラ軸38の先端には前記挿入ピン27を押し下げる押し下げローラ39が回転可能に取り付けられている。また上部フレーム11の上面には、前記アーム37を昇降させて押し下げローラ39の高さを調整するローラ高さ調整つまみ40が設けられている。
【0021】
次に、前記構成からなる有核錠剤製造機1の動作について説明する。
【0022】
打錠装置2では、回転盤5が矢印A方向に回転する。一方、核錠供給装置3では、転送盤14が矢印B方向に回転し、核錠搬入部18より転送盤14の切欠き部15に核錠Cが1個ずつづ導入される。切欠き部15に導入された核錠Cは支持盤16により支持されるとともに、カバー19と曲枠部17によって上方および外方への飛び出しが防止されながら核錠供給位置Xまで転送される。
【0023】
回転盤5の臼穴4が第1薬剤粉末充填装置8に到達すると、ここで薬剤粉末第1層充填工程が行われる。第1薬剤充填工程では、図5に示すように、薬剤粉末第1層P1が臼穴4内に充填され(A)、下杵6が上昇されて薬剤粉末第1層P1が臼穴4の縁ですり切られることにより重量が調整される(B)。次に、薬剤粉末第1層P1が充填された臼穴4が核錠供給位置Xに到達すると、核錠供給工程が行われる。この核錠供給工程では、転送盤14により転送される核錠Cは、図7に示すように、回転盤5と転送盤14の軸心を結ぶ線に対して角度α1のa位置において、転送盤5と回転盤14の軸心を結ぶ線に対して角度α2の位置に接近してきた回転盤14の臼穴4内に入り始める。さらに核錠Cが転送されて、回転盤5と転送盤14の軸心を結ぶ線に対して角度βのb位置に来ると、押し下げローラ39が核錠挿入ピン27を押圧する。これにより、図6(B)に示すように、挿入ピン27は板ばね23,24の付勢力に抗して押し下げられ、転送盤14の切欠き部15に保持された核錠Cを前記臼穴4内に充填された薬剤粉末第1層P1の上に落とし込まれる(図5−C)。
【0024】
この核錠供給装置3は、板ばね23,24の自由端部に核錠挿入ピン27が取り付けられているので、ギヤ、レバー、スプリング、枢支ピン等の可動部品が少なく、構造が簡単で、製造も容易である。このため、打錠時に飛散する薬剤粉末が板ばね23,24や核錠挿入ピン27に付着・堆積しても、落とし込み機構自体には障害が発生する恐れが少なく、核錠Cの落とし込み位置の精度、再現性が高くなる。このため、長期にわたって、核錠Cを正確に臼穴4内にセンタリングすることができる。また、押し下げローラ39が接触する核錠挿入ピン27の頭部29は、曲面を有しているので、押し下げローラ39と挿入ピン27との接触面積が少なくなり、打錠時に飛散する薬剤粉末の付着・堆積が少なくなる一方、押し下げローラ39が核錠挿入ピン27の頭部29に乗り上がる動作が円滑になる。
【0025】
核錠供給位置Xを通過した核錠挿入ピン27は、板ばね23,24の付勢力により上方に退避し、板ばね規制リング35の凹部36に当たってそれ以上の上昇が規制される。このとき、補助ばね24が板ばね23に対して相対的に長手方向にずれるので、板ばね24の退避時のばたつきが押えられる。
【0026】
次に、核錠Cが供給された臼穴4が上杵圧縮ロール9に到達すると、ここで仮圧縮工程が行われる。この仮圧縮工程では、上杵7が駆動されて臼穴4内まで下降し、これにより臼穴4内の核錠Cと薬剤粉末第1層P1が上杵7と下杵6とで圧縮される(図5−D)。その後、上杵7は上昇し(図5−E)、下杵6が下降する。
【0027】
核錠Cと薬剤粉末第1層P1の仮圧縮工程の後、臼穴4が第2薬剤粉末充填装置10に到達すると、ここで薬剤粉末第2層充填工程が行われる。この工程では、薬剤粉末第2層P2が臼穴4内に充填され(図5−F)、下杵6が上昇されて薬剤粉末が臼穴4の縁ですり切られることにより重量が調整される(図5−G)。
【0028】
次に、薬剤粉末第2層P2が充填された臼穴4が図示しない上杵圧縮ロールに到達すると、ここで第2圧縮工程が行われる。この第2圧縮工程では、前記仮圧縮工程と同様に、上杵7が駆動されて臼穴4内まで下降し、これにより臼穴4内の第2層P2が、既に仮圧縮されている核錠Cと薬剤粉末第1層P1と一緒に上杵7と下杵6とで圧縮成形される(図5−H)。その後、上杵7が上昇し、下杵6も上昇して、成形された錠剤Tが臼穴4の上方にまで押し上げられる(図5−I)。
【0029】
臼穴4が図示しない錠剤排出装置に到達すると、押し上げられた錠剤Tは図示しないガイドに沿って排出される(図5−J)。
【0030】
前記実施形態の有核錠剤製造機1では、従来数時間に1回の間隔で行っていたクリーニングが1月に1回の間隔ですむようになった。また、核錠Cの偏心した不良品が減少し、歩留まりが従来より約4.5パーセントアップすることが確認されている。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、板ばねの自由端部に核錠挿入ピンが取り付けられているので、ギヤ、レバー、スプリング、枢支ピン等の可動部品が少なく、構造が簡単で、製造も容易である。このため、打錠時に飛散する薬剤粉末が板ばねや核錠挿入ピンに付着・堆積しても、落とし込み機構自体には障害が発生する恐れが少なく、核錠の落とし込み位置の精度、再現性が高くなる。この結果、核錠の偏心した不良品が減少し、歩留まりが向上する一方、クリーニング間隔が延長され、ほぼメンテナンスフリーで長期間、高精度で運転することができ、生産効率が向上するという効果を有している。
また、板ばねは、該板ばねに重ねて設けられた補助板ばねを有し、該補助板ばねの自由端部は板ばねの自由端部から離間しているとともに、核錠挿入ピンの外周に形成された溝に係合する長孔を有するので、板ばねの退避時のばたつきが押えられるとともに、板ばねに取り付けられた核錠挿入ピンが万一外れた場合でも核錠挿入ピンの飛び出し事故を防止できるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による回転式有核錠剤製造機の平面図。
【図2】 図1のI−I線断面図。
【図3】 図1のII−II線断面図。
【図4】 図1の回転式有核錠剤製造機の核錠供給装置の分解斜視図。
【図5】 図1の回転式有核錠剤製造機による製造工程を示す図。
【図6】 (A)は核錠供給直前、(B)は核錠供給直後の板ばね、核錠挿入ピンおよび押し下げローラの動作を示す断面図。
【図7】 核錠と臼穴の位置関係を説明するための平面図。
【図8】 従来の回転式有核錠剤製造機の核錠供給装置を示す断面図。
【符号の説明】
1 有核錠剤製造機
2 打錠装置
3 核錠供給装置
4 臼穴
5 回転盤
6 下杵
7 上杵
14 転送盤
15 切欠き部(核錠保持部)
16 支持盤
19 カバー
23 板ばね
24 補助板ばね
27 核錠挿入ピン
33 長孔
39 押し下げローラ
Claims (3)
- 円周上に等間隔で配設した複数の臼穴を有する回転盤と、該回転盤の臼穴内に下方から嵌合された下杵と、臼穴の上方に配置された上杵とを有する打錠装置と、前記回転盤の臼穴内に充填された薬剤粉末の上に核錠を供給する核錠供給装置とからなる回転式有核錠剤製造機において、
前記核錠供給装置は、
前記回転盤の臼穴の中心円に外接する円周上に等間隔に配設した複数の核錠保持部を有し、前記回転盤と連動して回転する転送盤と、
前記転送盤の下方に配設され、前記核錠保持部に保持された核錠を下方から支持する支持盤と、
前記転送盤に放射状又は斜め放射状に取り付けられ、自由端部が前記転送盤の核錠保持部の上方に位置する複数の板ばねと、
該板ばねの自由端部に取り付けられた核錠挿入ピンと、
前記転送盤の核錠保持部が支持盤の縁から外れるとともに前記回転盤の臼穴が重なったときに、前記核錠挿入ピンの頭部に接触して押し下げる押し下げローラとからなり、
前記板ばねは、該板ばねに重ねて設けられた補助板ばねを有し、該補助板ばねは、前記核錠挿入ピンの外周に形成された溝に係合する長孔を有することを特徴とする回転式有核錠剤製造機。 - 前記転送盤の上方に配設され、前記核錠保持部に対応する孔を有するカバーをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の回転式有核錠剤製造機。
- 前記押し下げローラが接触する核錠挿入ピンの頭部は、曲面を有することを特徴とする請求項1または2に記載の回転式有核錠剤製造機。
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