JP4373827B2 - 不正防止用ネオカウンター - Google Patents

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Description

本発明は、印面の上下動に連動して押印数を積算する捺印器のカウンターに関するものである。
従来、押印する度に押印回数が積算されるように構成された捺印器として、例えば特許文献1に示されるカウンター連動式捺印器が公知である。この捺印器は、本体枠1内に内枠2が上下動自在に設けられ、内枠2の上面に突設された押し軸が本体枠1側に固定されたスプリングカバー4を通してその上端に握り部30が設けられており、スプリングカバー4内に装着されたスプリングにて押し軸が上昇する方向に付勢されている。また内枠2内にはカウンター7が設けられ、カウンター7の下方に印面10が固定されている。そしてカウンター 7の回転軸8はリンク9を介して本体枠1側に連結されている。
この構成の捺印器は握り部30を押圧して押し軸を押し下げることにより内枠2と共に印面10が下降して押印が可能になる。また握り部30の押圧を解除することによりスプリングの付勢により内枠2が元の位置に上昇する。この上昇の際に内枠2と本体枠1との間に設けられたリンク機構を介してカウンター7が連動し、押印数が積算される構成になっている。
しかしながら、前記従来のカウンター7は、内枠2の上昇時にカウンター7が連動して押印数を積算する構成であるので、当然ながら握り部30の押圧を解除しないで印面10を押し下げたままの状態を保持すれば内枠2は上昇しないので押印数が積算されないことになる。従ってこのように内枠2が下降した状態を保持しつつ押印すれば、カウンター7を作動させずに何回でも押印することが可能になる。これにより実際の押印数とカウント数との間に誤差が生じるなどの問題がある。
特開2003−211804号公報
解決しようとする問題点は、印面を押し下げた状態を保持しつつ押印すればカウンターを作動させずに何回でも押印ができるので、実際の押印回数とカウント数との間に誤差が生じる点である。
本発明の不正防止用ネオカウンターに係る請求項1は、印面の上下動に連動して押印数を積算する捺印器のカウンターにおいて、偏芯カムを介して印面を下降し、押印終了と同時に偏芯カムの作動により印面を自動的に上昇させる印面の自動上昇手段を、偏芯カムをカム軸中心に回動自在かつ懸垂状態にて押し軸の上端に対向配置し、懸垂した偏芯カムの最大半径位置にて押し軸を弾性体の付勢に抗して押し下げ、印面が下降して押印すると同時に偏芯カムに側圧を加えて回動させることにより偏芯カムによる押圧力が解除され、押し軸が弾性体の付勢により自動的に上昇するように構成し、印面の自動上昇に連動して押印数をカウントすることを特徴とするものである。
本発明の不正防止用ネオカウンターは、押印の際の印面を押し下げる押圧力を解除しなくても印面が自動的に上昇するので確実に押印数がカウントされ、実際の押印回数とカウント数とが一致する。
印面を押し下げたまま繰り返し押印する不正押印により実際の押印数とカウンターによるカウント数とに差が生じることを防止するという目的を、押印のための押圧を解除しなくても押印直後に偏芯カムを介して印面が自動的に上昇する自動上昇手段を施すことにより実現した。
図1から図4は本発明の実施例に係り、図1(a)は印面の自動上昇手段及び捺印器の構成を示す正面図、(b)(c)は本体枠の側面図、(d)は裏面図、図2(a)は偏芯カムを示す正面図、(b)は同断面にした側面図、図3(a)は本体カバーとその内部機構との関係を示す正面図、(b)は本体カバーの作動機構を示す図、図4(a)は捺印器全体の外形を示す正面図、(b)は同側面図、図(c)は同上面図である。
図1に示すように本発明の不正防止用ネオカウンターは、本体枠1の内側に内枠2が設けられ、その上面に突設された押し軸3が本体枠1側に固定された筒状のスプリングカバー4内を通して上方に突出し、突出端に短軸5が嵌着されている。そしてスプリングカバー4内には短軸5を押し上げる方向に付勢する弾性体としてスプリング6が装着されている。また内枠2の内部には押印数を積算するカウンター7が設けられ、カウンター7の軸8にはリンク9aの一端が固定され、このリンク9aに回動自在に連結されたリンク9bの他端が本体枠1側に回動自在に固定されている。なおカウンター7の下方には印面10が固定され、印面10の上昇高さは12mmに設定されている。
一方、押し軸3の上方には円盤状の偏芯カム11が図2(a)(b)に示すように後述の本体カバー12の天板12aの裏面側に懸垂状態かつ軸11aを中心に回動自在に配設され、偏芯カム軸11aから下方に向かう垂線方向の半径が最大半径R1となっている。なお最大半径位置における偏芯カム11の下面と押し軸3の上端に嵌着された短軸5の上端面との間には間隔sが保たれ、常時は間隔sを介して偏芯カム11の懸垂状態がフリーな状態が保たれるように設定されている。また押し軸3の側方における本体枠1上面には、偏芯カム11の接触子13が固定されており、この接触子13には偏芯カム11が下降した際に接触し、偏芯カム11を側方から押圧して回動させる斜面からなる接触面14が設けられている。
また接触子13の接触面14と偏芯カム11との位置関係は、偏芯カム11の回動中心が0点からA点に至るまで、即ち、印面が12mm押し下げられて押印部15に至るまでは偏芯カム11が接触面14に接触しないように設定されている。従って偏芯カム11は懸垂状態の最大半径R1の位置を保ちつつ回動せずに押し軸3を押し下げ、印面10が12mm下降して押印部15に達した時に接触を開始する。更に偏芯カム11をB点及びC点まで押し下げて押印を確実にするに従って偏芯カム11は接触子13の接触面14である傾斜面にて側方に押圧されて回動する。これにより偏芯カム11は最大半径R1の位置から矢印19で示す方向に回動して半径がR2,R3と小さくなり、偏芯カム11による押圧力が開放されて押し軸3はスプリング6の付勢により自動的に12mm上昇して印面10が元の位置に戻る。
また、図2に示す機構は図3及び図4に示すように、印面10側を除く全面が本体カバー12にて覆われている。本体カバー12は図3(a)(b)に示すように本体枠1の上面に固定されたスプリングカバー16内に装着されたスプリング17にて常時は上方に押し上げられる方向に付勢されている。従って押印時に本体カバー12を手で握って下方に押圧し偏芯カム11を介して押し軸3を押し下げ、印面10を下降して押印した後に押圧力を開放すると、前述のスプリング17の付勢にて自動的に元の位置まで上昇する。
また、図2に示す機構が、図4に示すように本体カバー12にて覆われているので、押印時に印面10を下降させたままの状態を保持することが不可能となる。これにより確実に押印数がカウントされ、実際の押印回数とカウンター7によるカウント数とが一致することになり、押印数をカウントしない不正押印が防止される。
なお、図3及び図4における符号18はカウント数の表示窓を示す。
(a)は印面の自動上昇手段及び捺印器の構成を示す正面図、(b)(c)は本体枠の側面図、(d)は裏面図である。 (a)は偏芯カムを示す正面図、(b)は同断面にした側面図である。 (a)は本体カバーとその内部機構との関係を示す正面図、(b)は本体カバーの作動機構を示す図である。 (a)は捺印器全体の外形を示す正面図、(b)は同側面図、図(c)は同上面図である。 従来のカウンターの説明図である。
符号の説明
1 本体枠
2 内枠
3 押し軸
4,16 スプリングカバー
5 短軸
6,17 スプリング
7 カウンター
8 カウンター軸
9 リンク
10 印面
11 偏芯カム
12 本体カバー
13 接触子
14 接触面
15 押印部
18 表示窓
19 回転方向

Claims (1)

  1. 印面の上下動に連動して押印数を積算する捺印器のカウンターにおいて、偏芯カムを介して印面を下降し、押印終了と同時に偏芯カムの作動により印面を自動的に上昇させる印面の自動上昇手段を、偏芯カムをカム軸中心に回動自在かつ懸垂状態にて押し軸の上端に対向配置し、懸垂した偏芯カムの最大半径位置にて押し軸を弾性体の付勢に抗して押し下げ、印面が下降して押印すると同時に偏芯カムに側圧を加えて回動させることにより偏芯カムによる押圧力が解除され、押し軸が弾性体の付勢により自動的に上昇するように構成し、印面の自動上昇に連動して押印数をカウントすることを特徴とする不正防止用ネオカウンター。
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