JP4549274B2 - ドライバー出力回路 - Google Patents

ドライバー出力回路 Download PDF

Info

Publication number
JP4549274B2
JP4549274B2 JP2005307034A JP2005307034A JP4549274B2 JP 4549274 B2 JP4549274 B2 JP 4549274B2 JP 2005307034 A JP2005307034 A JP 2005307034A JP 2005307034 A JP2005307034 A JP 2005307034A JP 4549274 B2 JP4549274 B2 JP 4549274B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
current
base
emitter
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005307034A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007116512A (ja
Inventor
正 佐々木
堅次 武渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New Japan Radio Co Ltd filed Critical New Japan Radio Co Ltd
Priority to JP2005307034A priority Critical patent/JP4549274B2/ja
Publication of JP2007116512A publication Critical patent/JP2007116512A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4549274B2 publication Critical patent/JP4549274B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Description

本発明は、ドライバー出力回路に係り、特に、フルスイング出力用のドライバー出力回路におけるドライブ能力向上、消費電力の低減等を図ったものに関する。
従来、この種の回路としては、例えば、図2に示されたような回路が公知となっている。
以下、同図を参照しつつこの従来回路について説明することとする。
このドライバー出力回路は、入力段に設けられたコンダクタンス・アンプ(図2においては「gm AMP」と表記)41と、このコンダクタンス・アンプ41の出力電流に応じて動作する第1のトランジスタQ1と、いわゆるトーテム・ポール接続されて出力段を構成する第2及び第3のトランジスタQ2,Q3とを主たる構成要素として構成されたものとなっており、フルスイング出力が可能となっている。なお、第1及び第2のトランジスタQ1,Q2はpnp型トランジスタであり、第3のトランジスタQ3はnpn型トランジスタとなっている。
なお、このようなフルスイング出力のドライバー出力回路としては、例えば、特許文献1等に記載されたものなどが公知となっている。
特開平3−235417号公報(第3−5頁、図3及び図4)
ところが、上記従来回路において、出力トランジスタである第2及び第3のトランジスタQ2,Q3のドライブ能力は、第2のトランジスタQ2の電流増幅率をhfe2、第3のトランジスタQ3の電流増幅率をhfe3とすると、第2のトランジスタQ2のドライブ能力AQ2は、AQ2=(I1−I10)× hfe2となり、また、第3のトランジスタQ3のドライブ能力AQ3は、AQ3=I10× hfe3となり、ドライブ能力に制限が生じたものとなっている。
すなわち、第2のトランジスタQ2のドライブ能力は、理想的には第2のトランジスタQ2のベース電流が第1のトランジスタQ1に流れるコレクタ電流I1と等しくなり、それが電流増幅されたものとなるべきところ、第1のトランジスタQ1のエミッタに接続された定電流源42の出力電流I10に対応する分だけ能力が低下したものとなっている。また、第3のトランジスタQ3のドライブ能力は、先の定電流源42からの電流I10だけで定まるものとなっており、このため、必ずしも十分なドライブ能力が確保されてはいないという問題があった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、ドライブ能力の向上を図った出力フルスイング形式のドライバー出力回路を提供するものである。
本発明の他の目的は、消費電流の低減を図った出力フルスイング形式のドライバー出力回路を提供することにある。
上記本発明の目的を達成するため、本発明に係るドライバー出力回路は、
入力信号の電圧に応じた電流を出力する電圧・電流変換回路と、コレクタがグランドに接続され、エミッタには第1の定電流源が接続される一方、前記電圧・電流変換回路によってベース電流が供給されるpnp型の第1のトランジスタとから入力段が構成される一方、2つのトランジスタがトーテム・ポール接続されて出力段が構成されてなるドライバー出力回路であって、
前記2つのトランジスタは、pnp型の第2のトランジスタと、npn型の第3のトランジスタとが用いられ、当該第2及び第3のトランジスタはコレクタ同士が接続される一方、第2のトランジスタのエミッタには電源電圧が印加され、第3のトランジスタのエミッタはグランドに接続されて設けられ、
前記第2のトランジスタのベースは、前記第1のトランジスタのエミッタに接続されると共に、当該第2のトランジスタのベース電流を補償する第1のベース電流補償回路の出力段に接続され、
前記第3のトランジスタのベースは、前記第1のベース電流補償回路の入力段にコレクタが接続されたnpn型の第4のトランジスタのエミッタに接続されると共に、当該第3のトランジスタのベース電流を補償する第2のベース電流補償回路の出力段に接続され、
前記第2のトランジスタのベースと第3のトランジスタのベースの間には、npn型の第5のトランジスタが、前記第2のトランジスタのベースにコレクタが、前記第3のトランジスタのベースにエミッタが、それぞれ接続されて設けられると共に、pnp型の第6のトランジスタが、前記第2のトランジスタのベースにエミッタが、前記第3のトランジスタのベースにコレクタが、それぞれ接続されて設けられ、
前記第4及び第5のトランジスタは、ベースが相互に接続されて、共に動作状態とし得る第1のバイアス電圧が印加され、
前記第6のトランジスタは、pnp型の第7のトランジスタとベースが相互に接続されて、共に動作状態とし得る第2のバイアス電圧が印加され、
前記第7のトランジスタは、エミッタが前記第2のトランジスタのべースに、コレクタが前記第2のベース電流補償回路の入力段に接続され、
前記第2のトランジスタのベースには、前記第1の定電流源の出力電流と同一電流を出力する第2の定電流源が、また、前記第3のトランジスタのベースとグランドとの間には、前記第1の定電流源の出力電流と同一電流を出力する第3の定電流源が、それぞれ接続されてなるものである。
かかる構成において、前記第2のベース電流補償回路の出力段から第3のトランジスタのベースへ供給される電流は、第6のトランジスタのエミッタ面積と第7のトランジスタのエミッタ面積の比と、前記第2のベース電流補償回路の入力電流対出力電流の比を、それぞれ任意に設定して決定されたものとするのが好適である。
また、前記第1のベース電流補償回路の出力段へ流入される第2のトランジスタのベース電流は、前記第4のトランジスタのエミッタ面積と第5のトランジスタのエミッタ面積の比と、第1のベース電流補償回路の入力電流対出力電流の比を、それぞれ任意に設定して決定されたものとするのが好適である。
本発明によれば、ベース電流補償回路を設け、出力段のトランジスタへ十分なベース電流が供給されるよう構成することにより、従来に比してさらなるドライブ能力の向上が図られたドライバー出力回路を提供することができる。
また、第2のベース電流補償回路の出力段から第3のトランジスタのベースへ供給される電流を、第6のトランジスタのエミッタ面積と第7のトランジスタのエミッタ面積の比と、前記第2のベース電流補償回路の入力電流対出力電流の比を、それぞれ任意に設定して決定した構成としたものにあっては、第7のトランジスタのエミッタ面積を可変して第2のベース電流補償回路の入力段に流れる電流を増幅させることができ、そのため、第2のベース電流補償回路から第3のトランジスタのベース電流の供給分を所望の大きさとして、その供給分だけ第1の定電流源の電流を減らすことによる低消費電流化が可能となる。
さらに、第1のベース電流補償回路の出力段へ流入される第2のトランジスタのベース電流を、第4のトランジスタのエミッタ面積と第5のトランジスタのエミッタ面積の比と、第1のベース電流補償回路の入力電流対出力電流の比を、それぞれ任意に設定して決定した構成としたものにあっては、第4のトランジスタのエミッタ面積を可変して第1のベース電流補償回路の出力段に流れる電流を増幅させ、第2のトランジスタのベース電流を供給することで、その第1のベース電流補償回路による第2のトランジスタのベース電流の供給分だけ第1のトランジスタに流れる電流を減らすことができるため、電圧・電流変換回路が第1のトランジスタへ供給するベース電流を減らすことによる低消費電流化が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態におけるドライバー出力回路の構成例について、図1を参照しつつ説明する。
このドライバー出力回路は、入力段を構成するコンダクタンス・アンプ(図1においては「gm AMP」と表記)11及び第1のトランジスタ(図1においては「Q1」と表記)1と、出力段を構成する第2及び第3のトランジスタ(図1においては、それぞれ「Q2」、「Q3」と表記)2,3と、第1及び第2のベース電流補償回路(図1においては、それぞれ「COMP1」、「COMP2」と表記)31,32とを主たる構成要素として構成されて、いわゆる出力フルスイング形式の回路となっているものである。
まず、具体的な回路接続について説明すれば、電圧・電流変換回路として公知・周知の回路構成を有するコンダクタンス・アンプ11は、その入力段が入力端子28に接続される一方、その出力段は第1のトランジスタ1のベースに接続されている。本発明の実施の形態において、第1のトランジスタ1は、pnp型トランジスタが用いられており、そのコレクタはグランドに接続される一方、エミッタには、図示されない電源に接続されて定電流I10を出力する第1の定電流源21に接続されている。さらに、第1のトランジスタ1のエミッタは、第2のトランジスタ2のベース、後述する第5のトランジスタ(図1においては「Q5」と表記)5のコレクタ、及び、同じく後述する第6及び第7のトランジスタ(図1においては、それぞれ「Q6」、「Q7」と表記)6,7のエミッタにそれぞれ接続されると共に、後述する第1のベース電流補償回路31の出力段(図1においては「OUT」と表記)に接続されたものとなっている。
また、第2のトランジスタ2のベースには、図示されない電源に接続されて定電流I8を出力する第2の定電流源22が接続されている。
一方、pnp型の第2のトランジスタ2のエミッタには、図示されない電源により電源電圧Vccが印加されるようになっている一方、そのコレクタは、npn型の第3のトランジスタ3のコレクタと共に出力端子29に接続されている。そして、第3のトランジスタ3のエミッタはグランドに接続されたものとなっている。
npn型の第4のトランジスタ(図1においては「Q4」と表記)4は、そのコレクタが第1のベース電流補償回路31の入力段(図1においては「IN」と表記)に接続されたものとなっている。そして、この第4のトランジスタ4は、そのベースが第5のトランジスタ5のベースと共に、第1の定電圧源25による所定の正電圧V1が印加されるようになっている一方、エミッタは、第5のトランジスタ5のエミッタと共に第3のトランジスタ3のベースに接続されている。
また、pnp型の第6及び第7のトランジスタ6,7は、ベースが相互に接続されて、第2の定電圧源26による所定の正電圧V2が印加されるようになっている一方、第6のトランジスタ6のコレクタは、第3のトランジスタ3のベースに接続されている。また、第7のトランジスタ7のコレクタは、第2のベース電流補償回路32の入力段(図1においては「IN」と表記)に接続されたものとなっている。そして、第2のベース電流補償回路32の出力段(図1においては「OUT」と表記)は第3のトランジスタ3のベースに接続されている。さらに、第3のトランジスタ3のベースとグランドとの間には、定電流I9を出力する第3の定電流源23が接続されている。
次に、上記構成におけるドライバー出力回路の動作について説明する。
最初に、前提として、第1乃至第3の定電流源21〜23の各出力電流I10、I9、I8は、同一電流値であるとする。また、所定電圧V1は、第3〜第5のトランジスタ3〜5が動作するに足りる任意に設定された電圧であり、所定電圧V2は、第2のトランジスタ2,第6及び第7のトランジスタ6,7が動作するに足りる任意に設定された電圧であるとする。
かかる前提の下、まず、出力端子29から外部へ電流を流出させる場合、第1のトランジスタ1は、第2のトランジスタ2のベース電流と第1の定電流源21の出力電流I10を流す作用をする。また、第5のトランジスタ5には、第4のトランジスタ4とのエミッタ面積比で定まる大きさの第2の定電流源22の出力電流I8の一部の電流が流入し、その電流を第3の定電流源23の出力電流I9として第3の定電流源23へ供給するよう作用する。
また、第4のトランジスタ4は、第2のトランジスタ2のベース電流を第1のベース電流補償回路31の出力段に流入させるよう作用する。
さらに、第7のトランジスタ7は、第3のトランジスタ3が動作して出力端子29から電流が流入する場合に、第2のベース電流補償回路32が第3のトランジスタ3のベース電流となる電流を出力するよう第2のベース電流補償回路32の入力段へ電流供給を行うよう作用する。
また、第6のトランジスタ6には、第7のトランジスタ4とのエミッタ面積比で定まる大きさの第2の定電流源22の出力電流I8の一部の電流が流入し、その電流を第3の定電流源23の出力電流I9として第3の定電流源23へ供給するよう作用する。
そして、入力端子28に論理値Lowに相当する信号が入力された場合、第2のトランジスタ2が動作して出力端子29に電流を流し、その際、第2のトランジスタ2のベース・エミッタ間電圧VBEが増加する一方、第6及び第7のトランジスタ6,7のベース・エミッタ間電圧VBEは減少する。
また、定電流I8とI9は等しいため、第4及び第5のトランジスタ4,5のベース・エミッタ間電圧VBEが増加する一方、第3のトランジスタ3のベース・エミッタ間電圧VBEは減少する。
ここで、第2のトランジスタ2により出力端子29から外部へ電流を流す際、第2の定電流源22による定電流I9は、第4のトランジスタ4に流れる電流をI4、第5のトランジスタ5に流れる電流をI5とすると、I9=I4+I5となる。第4及び第5のトランジスタ4,5のベース・エミッタ間電圧VBEは等しいため、第4のトランジスタ4のエミッタ面積をN4、第5のトランジスタ5のエミッタ面積をN5とすると、第4のトランジスタ4に流れる電流I4は、I4=(N4/N5)×I5となる。
そして、第4のトランジスタ4に流れる電流I4の内、第1のベース電流補償回路31の出力段OUTへ流れ込む電流をI4’とし、第1のトランジスタ1に流れる電流をI1、第2のトランジスタ2の電流増幅率をhfe2とすると、第2のトランジスタ2のベース電流IB2は、IB2=(I1−I10)+I4’となり、第2のトランジスタ2のドライブ能力は、{(I1−I10)+I4’}×hfe2となる。
すなわち、第1のベース電流補償回路31を備えない従来回路(図2参照)においては、本発明の実施の形態における第2のトランジスタ2に相当する出力トランジスタのドライブ能力は(I1−I10)×hfe2であったのに対して、本発明の実施の形態におけるドライバー出力回路では、上述のように従来回路に比してI4’×hfe2分だけドライブ能力の向上がなされるものとなっている。
一方、入力端子28に論理値Highに相当する信号が入力された場合、第2のトランジスタ2に代わり第3のトランジスタ3が動作し、出力端子29から電流が流入することとなる。この場合、第3のトランジスタ3のベース・エミッタ間電圧VBEは増加する一方、第4及び第5のトランジスタ4,5のベース・エミッタ間電圧VBEは減少することとなる。
また、定電流I8とI9は等しいため、第6及び第7のトランジスタ6,7のベース・エミッタ間電圧VBEが増加する一方、第2のトランジスタ2のベース・エミッタ間電圧VBEは減少する。
そして、出力端子29から第3のトランジスタ3へ電流が流入する際、定電流I9は、第6のトランジスタ6に流れる電流をI6、第7のトランジスタ7に流れる電流をI7とすると、I9=I6+I7となる。
第6及び第7のトランジスタ6,7のベース・エミッタ間電圧VBEは等しいため、第6のトランジスタ6のエミッタ面積をN6、第7のトランジスタ7のエミッタ面積をN7とすると、第7のトランジスタ7に流れる電流I7は、I7=(N7/N6)×I6となる。
そして、第7のトランジスタ7に流れる電流I7の内、第2のベース電流補償回路32の出力段OUTから出力される電流をI7’とし、第3のトランジスタ3の電流増幅率をhfe3とすると、第3のトランジスタ3のドライブ能力は、(I10+I7’)×hfe3となる。
すなわち、第2のベース電流補償回路32を備えない従来回路(図2参照)においては、本発明の実施の形態における第3のトランジスタ3に相当する出力トランジスタのドライブ能力はI10×hfe3でしかなかったものが、本発明の実施の形態におけるドライバー出力回路では、上述のように従来回路に比してI7’×hfe3分だけドライブ能力の向上がなされるものとなっている。
このように、本発明の実施の形態においては、第4のトランジスタ4は、第1のベース電流補償回路31の出力段OUTに第2のトランジスタ2のベース電流を流入せしめるよう作用し、しかも、第4のトランジスタ4のコレクタ電流I4は、第4のトランジスタ4のエミッタ面積N4と第5のトランジスタ5のエミッタ面積N5との比によって定まるため、第4及び第5のトランジスタ4,5のそれぞれのエミッタ面積を適宜に選択し、その比を変えることで、第1のベース電流補償回路31の出力段OUTに流入する第2のトランジスタ2のベース電流の大きさを所望の大きさとすることが可能である。そして、このように第2のトランジスタ2のベース電流を調整することができるので、その大きさを適宜な大きさに設定することによって第1のトランジスタ1のエミッタへ流れ込む電流を小さくし、ひいては、コンダクタンス・アンプ11により供給される第1のトランジスタ1のベース電流を減らすことができ、低消費電流化が実現されることとなる。
また、第7のトランジスタ7は、そのコレクタ電流を第2のベース電流補償回路32の入力段INに流入せしめるよう作用し、その電流値は、第7のトランジスタ7のエミッタ面積N7と第6のトランジスタ6のエミッタ面積N6との比によって定まるため、第7及び第6のトランジスタ7,6のそれぞれのエミッタ面積を適宜に選択し、その比を変えることで、第2のベース電流補償回路32の入力段INに流入する電流とその出力段OUTに出力される電流I7’との比を変えることができる。したがって、第2のベース電流補償回路32により第3のトランジスタ3のベース電流として供給される電流の大きさを変えることができ、それによって、第1の定電流源21の出力電流I10を減らして低消費電流化が実現されることとなる。
本発明の実施の形態におけるドライバー出力回路の回路構成例を示す回路図である。 従来回路の構成例を示す回路図である。
符号の説明
1…第1のトランジスタ
2…第2のトランジスタ
3…第3のトランジスタ
11…コンダクタンス・アンプ
31…第1のベース電流補償回路
32…第2のベース電流補償回路

Claims (3)

  1. 入力信号の電圧に応じた電流を出力する電圧・電流変換回路と、コレクタがグランドに接続され、エミッタには第1の定電流源が接続される一方、前記電圧・電流変換回路によってベース電流が供給されるpnp型の第1のトランジスタとから入力段が構成される一方、2つのトランジスタがトーテム・ポール接続されて出力段が構成されてなるドライバー出力回路であって、
    前記2つのトランジスタは、pnp型の第2のトランジスタと、npn型の第3のトランジスタとが用いられ、当該第2及び第3のトランジスタはコレクタ同士が接続される一方、第2のトランジスタのエミッタには電源電圧が印加され、第3のトランジスタのエミッタはグランドに接続されて設けられ、
    前記第2のトランジスタのベースは、前記第1のトランジスタのエミッタに接続されると共に、当該第2のトランジスタのベース電流を補償する第1のベース電流補償回路の出力段に接続され、
    前記第3のトランジスタのベースは、前記第1のベース電流補償回路の入力段にコレクタが接続されたnpn型の第4のトランジスタのエミッタに接続されると共に、当該第3のトランジスタのベース電流を補償する第2のベース電流補償回路の出力段に接続され、
    前記第2のトランジスタのベースと第3のトランジスタのベースの間には、npn型の第5のトランジスタが、前記第2のトランジスタのベースにコレクタが、前記第3のトランジスタのベースにエミッタが、それぞれ接続されて設けられると共に、pnp型の第6のトランジスタが、前記第2のトランジスタのベースにエミッタが、前記第3のトランジスタのベースにコレクタが、それぞれ接続されて設けられ、
    前記第4及び第5のトランジスタは、ベースが相互に接続されて、共に動作状態とし得る第1のバイアス電圧が印加され、
    前記第6のトランジスタは、pnp型の第7のトランジスタとベースが相互に接続されて、共に動作状態とし得る第2のバイアス電圧が印加され、
    前記第7のトランジスタは、エミッタが前記第2のトランジスタのべースに、コレクタが前記第2のベース電流補償回路の入力段に接続され、
    前記第2のトランジスタのベースには、前記第1の定電流源の出力電流と同一電流を出力する第2の定電流源が、また、前記第3のトランジスタのベースとグランドとの間には、前記第1の定電流源の出力電流と同一電流を出力する第3の定電流源が、それぞれ接続されてなることを特徴とするドライバー出力回路。
  2. 前記第2のベース電流補償回路の出力段から第3のトランジスタのベースへ供給される電流は、第6のトランジスタのエミッタ面積と第7のトランジスタのエミッタ面積の比と、前記第2のベース電流補償回路の入力電流対出力電流の比を、それぞれ任意に設定して決定されたものであることを特徴とする請求項1記載のドライバー出力回路。
  3. 前記第1のベース電流補償回路の出力段へ流入される第2のトランジスタのベース電流は、前記第4のトランジスタのエミッタ面積と第5のトランジスタのエミッタ面積の比と、第1のベース電流補償回路の入力電流対出力電流の比を、それぞれ任意に設定して決定されたものであることを特徴とする請求項1記載のドライバー出力回路。
JP2005307034A 2005-10-21 2005-10-21 ドライバー出力回路 Expired - Fee Related JP4549274B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005307034A JP4549274B2 (ja) 2005-10-21 2005-10-21 ドライバー出力回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005307034A JP4549274B2 (ja) 2005-10-21 2005-10-21 ドライバー出力回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007116512A JP2007116512A (ja) 2007-05-10
JP4549274B2 true JP4549274B2 (ja) 2010-09-22

Family

ID=38098281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005307034A Expired - Fee Related JP4549274B2 (ja) 2005-10-21 2005-10-21 ドライバー出力回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4549274B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4966054B2 (ja) * 2007-03-06 2012-07-04 新日本無線株式会社 差動増幅回路
JP5172504B2 (ja) * 2008-07-04 2013-03-27 新日本無線株式会社 演算増幅器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6135004A (ja) * 1984-07-05 1986-02-19 ナシヨナル・セミコンダクタ−・コ−ポレ−シヨン Ab級出力回路
JPH04310006A (ja) * 1991-04-08 1992-11-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 演算増幅回路
JP2003069346A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Fujitsu Ltd オペアンプ
JP2005124120A (ja) * 2003-09-26 2005-05-12 Nec Electronics Corp 駆動回路、処理回路および差動ab級増幅回路

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6135004A (ja) * 1984-07-05 1986-02-19 ナシヨナル・セミコンダクタ−・コ−ポレ−シヨン Ab級出力回路
JPH04310006A (ja) * 1991-04-08 1992-11-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 演算増幅回路
JP2003069346A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Fujitsu Ltd オペアンプ
JP2005124120A (ja) * 2003-09-26 2005-05-12 Nec Electronics Corp 駆動回路、処理回路および差動ab級増幅回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007116512A (ja) 2007-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5522818B2 (ja) 増幅回路
US5786731A (en) Class AB complementary transistor output stage having large output swing and large output drive
JP4549274B2 (ja) ドライバー出力回路
JP4838685B2 (ja) 差動増幅回路
JP2014154930A (ja) 増幅回路
JP4966054B2 (ja) 差動増幅回路
US6903609B2 (en) Operational amplifier
JP2004032619A (ja) 演算増幅回路
JPH11205045A (ja) 電流供給回路およびバイアス電圧回路
JP5014910B2 (ja) 出力回路
JP3664224B2 (ja) パワードライブ回路
JP3253573B2 (ja) Btl増幅回路
JP2006522570A (ja) 低シャットダウン電流を有する切替自在な増幅回路
JP3338334B2 (ja) 増幅回路
JP3733188B2 (ja) パワーアンプ
JP2006203435A (ja) 出力回路
US7091789B2 (en) Output circuit
JP4654609B2 (ja) 負荷駆動回路
JP3423200B2 (ja) 増幅器
JP2007142816A (ja) Ab級出力回路
JP2004023555A (ja) 出力回路
JP4753968B2 (ja) 半導体集積回路
JP5762231B2 (ja) 演算増幅器
JP3143153B2 (ja) 増幅回路
JP2007300583A (ja) 直流結合増幅回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100629

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4549274

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees