JP4548470B2 - 画像形成装置、画像形成制御方法及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は画像形成装置、画像形成制御方法及びプログラムに係り、特に、2色以上のトナーを用いて形成したトナー像を記録媒体に転写し、前記記録媒体にフラッシュ光を照射してトナー像を定着させる画像形成装置、当該画像形成装置に適用可能な画像形成制御方法、及び、前記画像形成装置に内蔵又は前記画像形成装置と接続されたコンピュータによって前記画像形成制御方法を実現するための画像形成制御プログラムに関する。
記録媒体に転写されたトナー像のフラッシュ定着に関し、特許文献1には、C,M,Y3色のカラートナー像を記録媒体に転写し、記録媒体にフラッシュ光を照射して前記カラートナー像を定着させた後に、前記記録媒体にK(黒)色のトナー像を転写し、K色トナー定着用のフラッシュ定着ユニットによって記録媒体にフラッシュ光を照射し、K色のトナー像を定着させる技術が開示されている。
特開2006−091552号公報
一般に、2色以上のトナーを用いて形成したトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させる際に、前記トナー像のうち光吸収率がより高いトナーから成るトナー層が形成されている領域における画質低下の発生を防止することを、装置の大型化や構成の複雑化を招くことなく実現することは困難であった。
上記に基づき請求項1記載の発明に係る画像形成装置は、2色以上のトナーを用いてトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、前記画像形成手段によって形成されるトナー像中の前記第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域のうち、前記トナー像上で前記領域が第1方向及び該第1方向に交差する第2方向に所定長さ以上連続している部分における前記トナー層の表面のみ、前記第1の色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーが付着されるように、前記画像形成手段による前記トナー像の形成を制御する制御手段と、を含んで構成されている。
請求項2記載の発明は、2色以上のトナーを用いてトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、前記画像形成手段によって形成されるトナー像のうち第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域における前記トナー層の表面に、前記第1の色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーが付着され、かつ前記領域内の各箇所における前記第1の色の濃度に応じて、前記各箇所における前記トナー層の表面への前記第2の色のトナーの付着密度が変化するように、前記画像形成手段による前記トナー像の形成を制御する制御手段と、を含んで構成されている。
請求項3記載の発明は、少なくともC,M,Y,Kを含む各色毎の画像データに基づき、前記各色のトナーを用いて前記各色のトナー像を形成すると共に、形成した前記各色のトナー像を重ね合わせることでカラーのトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、前記画像形成手段によって形成されるトナー像のうち第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域における前記トナー層の表面に、前記第1の色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーが付着されるように、前記画像形成手段による前記トナー像の形成を制御する制御手段と、を含み、前記制御手段は、前記第1の色としてのK色の画像データに基づき、前記画像形成手段によって形成されるカラーのトナー像のうち、当該トナー像上で第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域が第1方向及び該第1方向に交差する第2方向に所定長さ以上連続している部分を判定し、判定した前記部分内の各箇所におけるK色の濃度を判定するK色像判定手段と、前記K色像判定手段による判定結果に基づいて、前記K色像判定手段によって判定された前記部分内の各箇所における前記トナー層の表面に、前記各箇所におけるK色の濃度に応じた付着密度で前記第2の色のトナーを付着させるための付着用画像データを生成し、生成した付着用画像データを前記第2の色の画像データと合成することで、前記画像形成手段による前記第2の色のトナー像の形成に用いられる前記第2の色の画像データを生成する生成手段と、を含んで構成されている。
請求項4記載の発明は、請求項1記載〜請求項3の何れかに記載の発明において、前記画像形成手段がトナー像の形成に用いるトナーにはK色のトナーが含まれており、前記第1の色のトナーはK色のトナーであることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の発明において、前記画像形成手段は、少なくともC,M,Y,Kを含む各色のトナーを用いてカラーのトナー像を形成可能とされ、前記第2の色のトナーは少なくともY色のトナーを含むことを特徴としている。
請求項6記載の発明に係る画像形成制御方法は、2色以上のトナーを用いてトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、を含む画像形成装置に対し、前記画像形成手段によって形成されるトナー像中の前記第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域のうち、前記トナー像上で前記領域が第1方向及び該第1方向に交差する第2方向に所定長さ以上連続している部分における前記トナー層の表面のみ、前記第1の色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーが付着されるように、前記画像形成手段による前記トナー像の形成を制御する。
請求項7記載の発明に係る画像形成制御方法は、2色以上のトナーを用いてトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、を含む画像形成装置に対し、前記画像形成手段によって形成されるトナー像のうち第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域における前記トナー層の表面に、前記第1の色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーが付着され、かつ前記領域内の各箇所における前記第1の色の濃度に応じて、前記各箇所における前記トナー層の表面への前記第2の色のトナーの付着密度が変化するように、前記画像形成手段による前記トナー像の形成を制御する。
請求項8記載の発明に係る画像形成制御方法は、少なくともC,M,Y,Kを含む各色毎の画像データに基づき、前記各色のトナーを用いて前記各色のトナー像を形成すると共に、形成した前記各色のトナー像を重ね合わせることでカラーのトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、を含む画像形成装置に対し、K色の画像データに基づき、前記画像形成手段によって形成されるカラーのトナー像のうち、当該トナー像上でK色のトナーから成るトナー層が形成される領域が第1方向及び該第1方向に交差する第2方向に所定長さ以上連続している部分を判定し、判定した前記部分内の各箇所におけるK色の濃度を判定し、前記部分内の各箇所におけるK色の濃度を判定した結果に基づいて、前記部分内の各箇所における前記トナー層の表面に、前記各箇所におけるK色の濃度に応じた付着密度でK色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーを付着させるための付着用画像データを生成し、生成した付着用画像データを前記第2の色の画像データと合成することで、前記画像形成手段による前記第2の色のトナー像の形成に用いられる前記第2の色の画像データを生成する。
請求項9記載の発明に係る画像形成制御プログラムは、2色以上のトナーを用いてトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、を含む画像形成装置に内蔵されるか、又は前記画像形成装置と接続されたコンピュータを、前記画像形成手段によって形成されるトナー像中の前記第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域のうち、前記トナー像上で前記領域が第1方向及び該第1方向に交差する第2方向に所定長さ以上連続している部分における前記トナー層の表面のみ、前記第1の色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーが付着されるように、前記画像形成手段による前記トナー像の形成を制御する制御手段として機能させる。
請求項10記載の発明に係る画像形成制御プログラムは、2色以上のトナーを用いてトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、を含む画像形成装置に内蔵されるか、又は前記画像形成装置と接続されたコンピュータを、前記画像形成手段によって形成されるトナー像のうち第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域における前記トナー層の表面に、前記第1の色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーが付着され、かつ前記領域内の各箇所における前記第1の色の濃度に応じて、前記各箇所における前記トナー層の表面への前記第2の色のトナーの付着密度が変化するように、前記画像形成手段による前記トナー像の形成を制御する制御手段として機能させる。
請求項11記載の発明に係る画像形成制御プログラムは、少なくともC,M,Y,Kを含む各色毎の画像データに基づき、前記各色のトナーを用いて前記各色のトナー像を形成すると共に、形成した前記各色のトナー像を重ね合わせることでカラーのトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、を含む画像形成装置に内蔵されるか、又は前記画像形成装置と接続されたコンピュータを、前記画像形成手段によって形成されるトナー像のうち第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域における前記トナー層の表面に、前記第1の色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーが付着されるように、前記画像形成手段による前記トナー像の形成を制御する制御手段として機能させる画像形成制御プログラムであって、前記制御手段は、前記第1の色としてのK色の画像データに基づき、前記画像形成手段によって形成されるカラーのトナー像のうち、当該トナー像上で第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域が第1方向及び該第1方向に交差する第2方向に所定長さ以上連続している部分を判定し、判定した前記部分内の各箇所におけるK色の濃度を判定するK色像判定手段と、前記K色像判定手段による判定結果に基づいて、前記K色像判定手段によって判定された前記部分内の各箇所における前記トナー層の表面に、前記各箇所におけるK色の濃度に応じた付着密度で前記第2の色のトナーを付着させるための付着用画像データを生成し、生成した付着用画像データを前記第2の色の画像データと合成することで、前記画像形成手段による前記第2の色のトナー像の形成に用いられる前記第2の色の画像データを生成する生成手段と、を含んで構成されている。
請求項1,6,9記載の発明は、第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域に対する第2の色のトナーを付着させる範囲の位置のずれが、新たな画質低下として顕著に視認されることを防止できる、という効果を有する。
請求項2,7,10記載の発明は、第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域における前記トナー層の表面への第2の色のトナーの付着が、前記領域の濃度や色の変化として顕著に視認されることを防止できる、という効果を有する。
請求項3,8,11記載の発明は、K色のトナーから成るトナー層が形成される領域に対する第2の色のトナーを付着させる範囲の位置のずれが、新たな画質低下として顕著に視認されたり、前記領域における前記トナー層の表面への第2の色のトナーの付着が、前記領域の濃度や色の変化として顕著に視認されることを防止しつつ、前記領域における画質低下の発生を防止することを、画像形成手段の構成を変更することなく実現できる、という効果を有する。
請求項4記載の発明は、画像形成に用いる2色以上のトナーにK色のトナーが含まれている場合に、形成されたトナー像のうちK色のトナーから成るトナー層が形成されている領域、すなわち画質低下が最も生じ易い領域における画質低下の発生を防止できる、という効果を有する。
請求項5記載の発明は、少なくともC,M,Y,Kを含む各色のトナーを用いてカラーのトナー像を形成可能な構成である場合に、光吸収率がより高い第1の色のトナーから成るトナー層が形成されている領域における画質低下の発生をより確実に防止できる、という効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。図1には本実施形態に係るカラー画像形成装置10が示されている。カラー画像形成装置10は、連続用紙から成る記録媒体12にカラー画像を形成する装置であり、本発明に係る画像形成装置に対応している。カラー画像形成装置10の機体内へ挿入された記録媒体12は、機体内を横切るように形成された搬送路を一定速度で搬送される。記録媒体12の搬送路の下方側には、記録媒体12の搬送方向上流側より、K(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)各色のトナー像を形成する画像形成部14K,14C,14M,14Yが前記搬送路に沿って略等間隔で順に配置されている。なお、画像形成部14K,14C,14M,14Yは本発明に係る画像形成手段(より詳しくは請求項3〜請求項5に記載の画像形成手段)に対応している。
画像形成部14K,14C,14M,14Yは形成するトナー像の色以外は同一の構成であり、軸線が記録媒体12の搬送方向と直交するように配置された感光体ドラム16を備え、感光体ドラム16の周囲には、感光体ドラム16を帯電させるための帯電器18、形成すべき画像に応じて変調した露光光を帯電された感光体ドラム16に照射して静電潜像を形成する露光装置20、感光体ドラム16上の静電潜像形成部位に所定色のトナーを供給して静電潜像を現像することで感光体ドラム16上に所定色のトナー像を形成させる現像器22、記録媒体12の搬送路を挟んで感光体ドラム16と対向配置された転写器24、感光体ドラム16を除電する除電器26、感光体ドラム16上の残留トナーを除去するための清掃器28が各々配置されて構成されている。
なお、露光装置20は、CPUやメモリ、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶部を含んで構成された画像処理部40と接続されており、形成すべき画像を表す画像データが画像処理部40から供給され、供給された画像データに基づいて露光光源を点消灯させることで、露光光源から射出される露光光を形成すべき画像に応じて変調している。なお、露光光源としてはLEDが好適であり、記録媒体12の幅方向に沿って多数個のLEDを配列し、当該多数個のLEDの点消灯を同時に制御することで、画像1ライン分の露光(静電潜像の形成)を同時に行うことができるが、露光光源としてLD(レーザダイオード)を用い、LDから射出されるレーザ光を順次変調させると共に、記録媒体12の幅方向に走査させることで画像の露光を行う構成を用いてもよい。
画像形成部14K,14C,14M,14Yは、帯電器18、露光装置20及び現像器22により感光体ドラム16の周面上に互いに異なる色のトナー像を形成した後に、形成したトナー像を転写器24によって記録媒体12に転写する。各画像形成部14K,14C,14M,14Yにおける帯電・露光(静電潜像形成)・現像(トナー像形成)・転写の一連のプロセスは、各画像形成部14K,14C,14M,14Yで形成したトナー像が記録媒体12上で互いに重なり合うように実行タイミングが制御される。これにより、記録媒体12上にフルカラーのトナー像が形成されることになる。
また、画像形成部14Yよりも記録媒体12の搬送方向下流側には定着部30が配置されている。定着部30は、記録媒体12の搬送路の上側に配設されたフラッシュ定着ユニット32を備えている。フラッシュ定着ユニット32には、記録媒体12に転写されたトナー像を定着させる(トナーを溶融させる)エネルギーを供給するためのフラッシュ光を発する4本のフラッシュランプ34が設けられている。なお、フラッシュ定着ユニット32のフラッシュランプ34の数は4本に限られるものではなく、適宜増減可能である。また、フラッシュ定着ユニット32の数も1個に限られるものではなく、フラッシュ定着ユニットを複数設けてもよい。各フラッシュランプ34は、長手方向が記録媒体12の幅方向(記録媒体12の搬送方向に直交する方向)に沿うように向けられ、記録媒体12の搬送方向に沿って一定間隔で配置されている。フラッシュランプ34は図示しない制御部によって点灯が制御され、一定の時間間隔で間欠発光される。
また、記録媒体12の搬送路側から見てフラッシュランプ34の背面側には、4本のフラッシュランプ34の背面側を包囲すると共に前面側(搬送路側)に開口が形成された形状とされ、フラッシュランプ34から背面側へ射出されたフラッシュ光を搬送路側へ反射する反射板36が設けられている。反射板36は、4本のフラッシュランプ34が発光されたときに、記録媒体12に照射されるフラッシュ光が照射範囲の略全面に亘って略均一な光量(=エネルギー)になるように形状等が調整されている。また、反射板36には、反射板36の開口を閉止するようにカバーガラス38が取り付けられており、このカバーガラス38によってフラッシュ定着ユニット32内部への塵埃等の侵入が阻止される。なお、フラッシュ定着ユニット32は本発明に係るフラッシュ定着手段に対応している。
次に本実施形態の作用を説明する。従来のカラー画像形成装置によってカラートナー像が形成・転写された記録媒体12にフラッシュ光を照射した場合の、図4(A)はK色のトナーから成るトナー層が形成された領域、図4(B)はK色以外のトナー(C,M,Yの何れかの色のトナー)から成るトナー層が形成された領域における、トナー層の状態を各々示す。
一般にK色トナーは光吸収率が90%以上と非常に高い。このため、K色のトナーから成るトナー層が形成された領域にフラッシュ光が照射された場合、図4(A)に示すように、トナー層の表面で反射されるフラッシュ光はごく僅か(数%程度)であり、照射されたフラッシュ光の大部分はトナー層の表面(最上層)で吸収されて熱エネルギーに変換され、この熱エネルギーが下層側のトナーへ伝導していくことで各トナーが溶融しトナー像の定着が成される。従って、K色のトナーから成るトナー層はフラッシュ光の照射時に表面温度が大幅に上昇し、この表面温度の大幅な上昇に伴ってトナーの昇華や発煙が生ずるという問題がある。また、下層側のトナーへは熱伝導によって低速で熱エネルギーが伝わるため、フラッシュ光が照射された直後は上層側のトナーと下層側のトナーとの温度差が大きく、ボイドが生ずる可能性もある。
一方、K色以外のトナーはK色トナーよりも光吸収率が低いので、K色以外のトナーから成るトナー層が形成された領域にフラッシュ光が照射された場合には、図4(B)に示すように、照射されたフラッシュ光はトナー層内を透過していき、トナー層内の各層のトナーに少しずつ吸収されて熱エネルギーに変換されていく。そして、記録媒体の上面に到達したフラッシュ光は、その一部が記録媒体を透過し、残りが記録媒体の上面で反射して再度トナー層内を透過していく。このように、K色以外のトナーから成るトナー層では、トナー層内を透過するフラッシュ光が徐々にトナーに吸収されて熱エネルギーに変換されていくためにトナー層全体が発熱する。従って、K色以外のトナーから成るトナー層は、K色トナーから成るトナー層と比較してトナーの昇華や発煙、ボイドは発生し難いものの、逆にトナーの溶融が不十分で定着不良になり易いという問題がある。
この問題に対しては、K色以外の各色のトナーに添加する赤外線吸収剤等を改良することで改善されてきてはいるものの、完全な解決には至っていない。また、カラー画像では各色のトナー層が多層に積層されるために、各色のトナー層を定着させるためにフラッシュ光の照射光量を増大させる必要があるが、フラッシュ定着においてフラッシュ光の照射光量を記録媒体の各部分(画像の各部分)毎に相違させることは困難であり、特にカラー・モノクロ混在画像をフラッシュ定着によって定着させる場合、フラッシュ光の照射光量をカラー画像部分を定着させるのに十分な値とせざるを得ないことから、フラッシュ光の照射に伴ってモノクロ画像部分のK色トナーに過剰なエネルギーが加わり、トナーの昇華や発煙、ボイドが顕著に発生するという問題があった。
このため、本実施形態では、画像処理部40の不揮発性の記憶部に画像形成制御プログラムが予めインストールされており(このプログラムは本発明に係る画像形成制御プログラムに対応している)、画像処理部40は、記録媒体12に記録すべき画像を表す画像信号が入力されると、CPUによって画像形成制御プログラムが実行されることで、画像形成制御処理を行う。以下、この画像形成制御処理について、図2の機能ブロックを参照して説明する。なお、以下で説明する画像形成制御処理を行う画像処理部40は、本発明に係る制御手段(より詳しくは請求項〜請求項に記載の制御手段)に対応している。
画像形成制御処理は、入力された画像信号から、画像形成部14K,14C,14M,14Yの各々へ出力する画像データを生成する処理であり、まず色変換・補正・色分解部50では、入力画像信号に対して色変換・補正処理を行うと共に、C,M,Y,K各色の画像データに分解する色分解処理を行う。なお、入力画像信号がR,G,Bの画像データである場合、上記の色変換・補正処理としては、例えば入力されたR,G,Bの画像データをL*a*b*色空間のデータL,a,bへ変換する第1の変換と、第1の変換を経たデータL,a,bを、明度レンジが画像形成装置10の色再現域(L*a*b*色空間上での画像形成装置10が再現可能な色の範囲)の明度レンジに合致したデータL",a",b"へ変換する第2の変換と、第2の変換を経たデータL",a",b"をC,M,Yの画像データに変換する第3の変換と、を統合した変換条件をセットしたDLUT(多次元ルックアップテーブル)により、入力されたR,G,Bの画像データをC,M,Yの画像データへ変換する(1回の変換処理で上記第1〜第3の変換を統合した変換を行う)処理を適用することができる。
また、上記の色分解処理としては、例えば色変換・補正処理によって得られたC,M,Yの画像データを1次元のLUT(ルックアップテーブル)によってC,M,Y,Kの画像データへ変換するUCR(Under Color Removal:下色除去)処理を適用することができるが、上記の変換における変換条件として、画像データの階調特性を画像形成装置10のトナーの特性等に応じて補正するTRC(トーンリプロダクション)処理も統合した変換条件を用いることで、UCR処理とTRC処理を同時に行うようにしてもよい。
色変換・補正・色分解部50における各処理によって得られたC,M,Y,K各色の画像データ(図2では"c,m,y,k"と表記)はスクリーン処理部52に各々入力される。スクリーン処理部52では、入力されたC,M,Y,K各色の画像データに対して各々スクリーン処理を行うことで、C,M,Y,K各色毎の二値画像データ(図2では"C,M,Y,K"と表記)を生成・出力する。従来の画像形成装置では、上記のスクリーン処理によって得られたC,M,Y,K各色毎の二値画像データが画像形成部14K,14C,14M,14Yへそのまま出力され、各画像形成部における画像形成にそのまま用いられるが、本実施形態では、フラッシュ光の照射に伴ってK色トナーに過剰なエネルギーが加わることを防止するため、K画像判定部54、被覆画像生成部56及びY画像合成部58が設けられている。
すなわち、本実施形態では、色変換・補正・色分解部50から出力されるK色の画像データ("k")がK画像判定部54にも入力される。K画像判定部54では、入力されたK色の画像データに基づき、まず、色変換・補正・色分解部50から出力された画像データが表す画像のうち、K色のトナーから成るトナー層が形成される領域(K画像領域)を抽出する。次に、抽出したK画像領域から、Y色トナー付着対象のK画像領域として、画像上のx方向(例えば記録媒体12の幅方向に対応する方向)に沿ってK画像領域が所定長さ(例えば画像上で1mm程度の長さ)以上連続しており、かつ画像上のy方向(例えばx方向に直交する方向)に沿ってK画像領域が所定長さ(例えば画像上で1mm程度の長さ)以上連続している領域を抽出する。
これにより、例えば入力画像信号が表す入力画像が図3(A)に示す画像であり、この画像に対し、色変換・補正・色分解部50によって色変換・補正処理及び色分解処理が行われることで、図3(B)に示すC,M,Y,K各色の画像を表す画像データが得られ、このうちK色の画像データに対し、上記のようにx方向及びy方向に所定長さ以上連続している領域を抽出した場合、図3(C)に示すK'画像を図3(B)に示すK画像と比較しても明らかなように、細線(図3(B)に示すK画像において文字列「あぃうぇお」を囲んでいる矩形状の細線)や細い文字(図3(B)に示すK画像における文字列「あぃうぇお」のうち文字「ぃ」及び「ぇ」)が除去された領域がY色トナー付着対象のK画像領域として抽出されることになる。K画像判定部54はY色トナー付着対象のK画像領域を抽出した結果をK'画像データ(Y色トナー付着対象のK画像領域内の各画素はK濃度>0とされ、その他の画素はK濃度=0とされた画像データ)として被覆画像生成部56へ出力する。なお、K画像判定部54は請求項に記載のK色像判定手段に対応している。
被覆画像生成部56は、K画像判定部54から入力されたK'画像データにおける各画素のK濃度を、次の表1に従って各画素のK濃度に応じた被覆Y濃度へ変換する。
上記の表1では、K濃度に対する被覆Y濃度の強度として「強」「標準」「弱」の3段階が設けられており、被覆画像生成部56は、K'画像データにおける各画素のK濃度を、予め設定された強度に対応する被覆Y濃度へ変換する。また、表1より明らかなように、被覆Y濃度の3段階の強度の何れにおいても、K濃度が40%以下であれば被覆Y濃度は0%とされており、Y色トナー付着対象のK画像領域内の各画素のうちK濃度が40%以下の画素は、Y色トナーの付着対象から除外されることになる。そして被覆画像生成部56は、各画素のK濃度を被覆Y濃度に変換したK'画像データに対してスクリーン処理を行うことで、Y色の二値画像データ(図2では"Y'"と表記)を生成する。これにより、例えば図3の例では、図3(C)に示すK'画像から図3(D)に示すスクリーン処理済みの被覆画像Y'が得られることになる。なお、上記のスクリーン処理によって得られる被覆画像Y'では、被覆Y濃度が高くなるに従ってY色のトナーが付着される画素の数(Y色のトナーが付着される領域の面積)が増大されるので、被覆Y濃度は請求項に記載の第2の色のトナーの付着密度に対応している。
また、被覆画像生成部56によって生成されたY色の二値画像データ(スクリーン処理済みの被覆画像Y'を表す画像データ)はY画像合成部58へ出力される。Y画像合成部58にはスクリーン処理部52から出力されたY色の二値画像データも入力され、Y画像合成部58は、スクリーン処理部52から入力されたY色の二値画像データに被覆画像生成部56から入力されたY色の二値画像データを合成することで、Y色の新たな二値画像データ(図2では"Y""と表記)を生成する。これにより、例えば図3の例では、図3(D)に示すスクリーン処理済みの被覆画像Y'が図3(B)に示すY画像と合成されることで、図3(E)に示す被覆出力画像Y"を表す二値画像データが得られる。そして当該二値画像データは画像形成部14Yへ出力される。なお、上述した被覆画像生成部56及びY画像合成部58は請求項に記載の生成手段に対応している。
画像処理部40で上述した画像形成制御処理が行われることで、記録媒体12に転写されたカラートナー像のうち、K色のトナーから成るトナー層(Kトナー層)が形成されており、このKトナー層がx方向及びy方向に各々所定長さ以上連続しており、かつkトナー層が表すK濃度が所定値以上(例えば表1の例では50%以上)の部分には、例として図4(C)に示すように、Kトナー層の表面にK濃度に応じた付着密度でY色のトナーが付着され、Kトナー層の表面の一部がY色のトナーで被覆される。
そして、表面にY色のトナーが付着されたKトナー層にフラッシュ光が照射されると、図4(D)に示すように、Kトナー層が露出している箇所に照射されたフラッシュ光は、その大部分がKトナー層の表面(最上層)で吸収されて熱エネルギーに変換される一方、Y色のトナーによって被覆されている箇所に照射されたフラッシュ光は、Y色のトナーから成るトナー層を透過するが、その一部がY色のトナーによって吸収されて熱エネルギーに変換されることで減衰された後にKトナー層に到達し、Kトナー層の表面で吸収される。これにより、Kトナー層の全面が露出している場合(図4(A)に示す状態)と比較して、後述する実験結果からも明らかなようにKトナー層の表面温度の上昇が抑制されると共に、フラッシュ光が照射された直後のタイミングにおけるKトナー層内の上層側のトナーと下層側のトナーとの温度差も小さくなるので、トナーの昇華や発煙、ボイド等の発生を低減することができ、記録媒体12に定着される画像の画質を向上させることができる。
また、上記のようにKトナー層の表面の一部をY色のトナーで被覆することで、Kトナー層におけるトナーの昇華や発煙、ボイド等の発生を低減できることに伴い、記録媒体12に転写した画像がカラー・モノクロ混在画像である場合にも、フラッシュ光の照射光量を、画像中のカラー画像部分(各色のトナー層が多層に積層された部分)を定着させるのに十分な値とすることができ、画像中のカラー画像部分のトナーを確実に溶融・定着させることができる。
また本実施形態では、画像中のKトナー層が形成される領域のうちK濃度が所定値以上の部分のみを対象として、その表面にY色のトナーを付着させている(表面をY色のトナーで被覆している)ので、後述する実験結果からも明らかなように、Y色のトナーの付着が画質の低下として明瞭に視認されることを防止することができる。更に本実施形態では、画像中のKトナー層が形成される領域のうち、Kトナー層がx方向及びy方向に各々所定長さ以上連続している部分のみを対象として、その表面にY色のトナーを付着させている(表面をY色のトナーで被覆している)ので、画像形成部14K,14Yによる画像形成位置にずれが生じた場合にも、この画像形成位置のずれが、画像中のK色の細線やK色の細い文字と僅かにずれて形成されたY色領域として明瞭に視認されることも回避することができる。
なお、上記では請求項に記載の付着用画像データ及び第2の色の画像データとしてスクリーン処理済みの二値画像データを各々適用し、両者を合成することで第2の色のトナー像の形成に用いられる第2の色の画像データを生成する態様を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上記の付着用画像データ及び第2の色の画像データとして多値の画像データを適用してもよい。これは、例えば図5に示すように、被覆画像生成部56を、Y色トナー付着対象のK画像領域内の各画素のうちK濃度が所定値以上の画素の被覆Y濃度を多値で表す多値画像データY'(スクリーン処理前の画像データ)を生成・出力するように構成すると共に、Y画像合成部58を、被覆画像生成部56から出力された多値画像データY'を色変換・補正・色分解部50から出力されたY色の多値画像データと合成するように構成することで実現できる。この場合、スクリーン処理部52による1回のスクリーン処理で、画像形成部14Yへ出力するためのY色の二値画像データが得られるので、処理を簡素化することができるという利点を有する。図5に示す方式においても、トナーの昇華や発煙、ボイド等の発生を低減できる、という効果に関しては図2に示す方式とほぼ同等である。
また、上記では被覆Y濃度の強度として「強」「標準」「弱」の3段階が設けられた態様を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、より多数の段階を設けてもよいし、被覆Y濃度の強度の段階数を2又は1(或るK濃度に対応する被覆Y濃度を固定とする)としてもよい。
また、上記ではKトナー層が形成される領域(K画像領域)から、K画像領域がx方向及びy方向に所定長さ以上連続しており、かつK濃度が所定値以上の領域を、Y色のトナーを付着させる領域として抽出する態様を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、Kトナー層が形成されかつ他の色のトナー層が形成されない領域(モノクロ画像部分のうちのK色領域)のみを対象とし、当該領域からK画像領域がx方向及びy方向に所定長さ以上連続しており、かつK濃度が所定値以上の領域を、Y色のトナーを付着させる領域として抽出するようにしてもよい。
更に、上記では本発明に係る第2の色としてYを適用した態様を説明したが、これに限定されるものではなく、C,M各色のトナーもK色のトナーよりは光吸収率が低いので、本発明に係る第2の色としてC又はMを適用してもよいし、C,M,Y各色の中から複数色を組み合わせて適用するようにしてもよい。但し、C,M,Y各色のトナーの中ではY色のトナーの光吸収率が最小であるので、本発明に係る第2の色として少なくともYを用いることが望ましい。またC,M,Y,K以外の色のトナーも用いて画像を形成する場合には、各色のトナーのうち少なくとも光吸収率が最も低いトナーの色を第2の色として用いることが望ましい。
また、上記では本発明に係る第1の色としてKを適用した態様を説明したが、これに限定されるものでもなく、例えばフラッシュ光の照射に伴ってCトナー層やMトナー層でもトナーの昇華や発煙、ボイド等が発生する等の場合、第1の色としてK以外にCやMを適用し、Cトナー層やMトナー層の表面にY色のトナー(或いはC色のトナーやM色のトナーよりも光吸収率の低い色のトナー)を付着させるようにしてもよい。
また、上記では本発明に係る画像形成制御プログラムが画像処理部40の不揮発性の記憶部に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、本発明に係る画像形成制御プログラム、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。
次に本発明の効果を確認するために本願発明者等が実施した実験の結果を説明する。
本願発明者等が実施した第1の実験では、Kトナー層の表面にY色のトナーを付着させることによるKトナー層の表面温度の変化を確認するために、実施形態で説明した画像形成装置10を用い、フラッシュ定着ユニット32の4本のフラッシュランプ34を、記録媒体12の搬送方向下流側より順にL1,L2,L3,L4としたときに、4本のフラッシュランプ34をL2→L3→L1,L4の順に1m秒間隔で発光させ、このフラッシュ光を、K濃度=100%のKトナー層のみを形成した記録媒体(Kトナー層の表面の全面が露出している記録媒体)と、K濃度=100%のKトナー層を形成すると共にその表面を被覆Y濃度=20%のY色のトナーで被覆した記録媒体(Kトナー層の表面の一部がY色のトナーによって被覆されている記録媒体)に各々照射し、Kトナー層の表面温度T1及びKトナー層と記録媒体との間の界面温度T2の変化をシミュレーションによって求めた。
Kトナー層の表面の全面が露出している記録媒体における温度変化を図6(A)に、Kトナー層の表面の一部がY色のトナーによって被覆されている記録媒体における温度変化を図6(B)に各々示す。図6(B)を図6(A)と比較しても明らかなように、Kトナー層の表面の一部をY色のトナーによって被覆することで、Kトナー層の表面温度T1はピーク値が約560℃から約450℃に低下しており、トナーの昇華や発煙を大幅に低減できることが確認された。また、Kトナー層の表面温度T1と界面温度T2との温度差(T1−T2)もピーク値が約190℃から約150℃に低下しており、Kトナー層の表面の一部をY色のトナーによって被覆することでボイドも低減できることが確認された。
本願発明者等が実施した第2の実験では、Kトナー層の表面の一部をY色のトナーによって被覆することによる効果と副作用について調査し、Kトナーの濃度に対して最適な被覆Y濃度を求めた。なお、効果についてはトナーの昇華や発煙、ボイドの原因となるKトナー層温度で評価し、副作用については、Y色のトナーによって被覆することによるK画像領域の色変化を測色及び被験者による主観評価によって調べた。
図6(C)には、K濃度=100%のKトナー層の表面をY色のトナーで被覆した場合の、被覆Y濃度の変化に対するKトナー層の表面温度T1及び表面温度T1と界面温度T2との温度差(T1−T2)のピーク値の変化を示す。図6(C)から明らかなように、被覆Y濃度が高くなるに従ってKトナー層の表面温度T1のピーク値及び温度差(T1−T2)のピーク値は何れも低下しており、被覆Y濃度を上げるに従ってトナーの昇華や発煙、ボイドを低減する効果も増大することが確認された。
この結果に基づき、被覆Y濃度の上限値を確認するために、K濃度が各値のKトナー層を形成した基準サンプル画像を各々作成し、作成した各基準サンプル画像を測色計によって各々測色すると共に、基準サンプル画像と同様に形成したK濃度が各値のKトナー層を被覆Y濃度が各値のY色トナーで被覆したサンプル画像を各々作成し、作成した各基準サンプル画像を測色計によって各々測色し、基準サンプル画像との色差ΔE*を求めることで、被覆Y濃度の変化に対する色差ΔE*の変化を、Kトナー層のK濃度が各値の場合について各々求めた。結果を図7(A)に示す。また、基準サンプル画像に対するサンプル画像(Y色トナーで被覆した画像)の色変化を、6人の被験者により、色変化が「気にならない(10)」〜「やや気になる(5)」〜「気になる(0)」の11段階の主観評価点で評価させ、その平均を取った結果を図7(B)に示す。
図7(A),(B)に示す結果から、K濃度が高い場合は被覆Y濃度が高くても主観評価点が「気にならない(10)」、或いはそれに近い結果となり、実際の色差ΔE*も変化が小さいのに対し、K濃度が低くなってくると被覆Y濃度が比較的低くても、実際の色差ΔE*以上に主観評価点が「気になる(0)」に近づいていくことが判明した。前出の表1に示した被覆Y濃度の設定値は、上記の実験結果に基づき、被覆Y濃度の強度が「標準」の場合についてはOKレベルを色差ΔE*≦2.0かつ主観評価点≧7とし、被覆Y濃度の強度が「弱」の場合についてはOKレベルを色差ΔE*≦1.0かつ主観評価点≧8、被覆Y濃度の強度が「強」の場合についてはOKレベルを色差ΔE*≦3.0かつ主観評価点≧6としたものである。
これにより、上記の被覆Y濃度の設定値を用いることで、トナーの昇華や発煙、ボイドが低減されると共に、Kトナー層の表面をY色のトナーで被覆することによるK画像の色変化も気にならない程度に抑制されるように被覆Y濃度を設定することが可能となる。また、フラッシュ光の照射光量や画像中のK画像領域における平均的なK濃度等の各種条件に応じて被覆Y濃度の強度を調整することで、各種条件に拘わらず、トナーの昇華や発煙、ボイドの低減とK画像の色変化の抑制を両立させることが可能となる。
本実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 画像処理部によって行われる画像形成制御処理を説明するために、画像処理部を機能ブロック毎に分けて示す機能ブロック図である。 画像形成制御処理による出力画像データの生成を説明するためのイメージ図である。 本実施形態の作用を説明するためのイメージ図である。 他の画像形成制御処理を説明するための機能ブロック図である。 本願発明者等が実施した実験の結果を示す線図である。 本願発明者等が実施した実験の結果を示す線図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 記録媒体
14 画像形成部
32 フラッシュ定着ユニット
34 フラッシュランプ
40 画像処理部
50 色変換・補正・色分解部
52 スクリーン処理部
54 K画像判定部
56 被覆画像生成部
58 Y画像合成部

Claims (11)

  1. 2色以上のトナーを用いてトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、
    前記画像形成手段によって形成されるトナー像中の前記第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域のうち、前記トナー像上で前記領域が第1方向及び該第1方向に交差する第2方向に所定長さ以上連続している部分における前記トナー層の表面のみ、前記第1の色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーが付着されるように、前記画像形成手段による前記トナー像の形成を制御する制御手段と、
    を含む画像形成装置。
  2. 2色以上のトナーを用いてトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、
    前記画像形成手段によって形成されるトナー像のうち第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域における前記トナー層の表面に、前記第1の色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーが付着され、かつ前記領域内の各箇所における前記第1の色の濃度に応じて、前記各箇所における前記トナー層の表面への前記第2の色のトナーの付着密度が変化するように、前記画像形成手段による前記トナー像の形成を制御する制御手段と、
    を含む画像形成装置。
  3. 少なくともC,M,Y,Kを含む各色毎の画像データに基づき、前記各色のトナーを用いて前記各色のトナー像を形成すると共に、形成した前記各色のトナー像を重ね合わせることでカラーのトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、
    前記画像形成手段によって形成されるトナー像のうち第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域における前記トナー層の表面に、前記第1の色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーが付着されるように、前記画像形成手段による前記トナー像の形成を制御する制御手段と、
    を含み、
    前記制御手段は、
    前記第1の色としてのK色の画像データに基づき、前記画像形成手段によって形成されるカラーのトナー像のうち、当該トナー像上で第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域が第1方向及び該第1方向に交差する第2方向に所定長さ以上連続している部分を判定し、判定した前記部分内の各箇所におけるK色の濃度を判定するK色像判定手段と、
    前記K色像判定手段による判定結果に基づいて、前記K色像判定手段によって判定された前記部分内の各箇所における前記トナー層の表面に、前記各箇所におけるK色の濃度に応じた付着密度で前記第2の色のトナーを付着させるための付着用画像データを生成し、生成した付着用画像データを前記第2の色の画像データと合成することで、前記画像形成手段による前記第2の色のトナー像の形成に用いられる前記第2の色の画像データを生成する生成手段と、
    を含んで構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記画像形成手段がトナー像の形成に用いるトナーにはK色のトナーが含まれており、前記第1の色のトナーはK色のトナーであることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成手段は、少なくともC,M,Y,Kを含む各色のトナーを用いてカラーのトナー像を形成可能とされ、
    前記第2の色のトナーは少なくともY色のトナーを含むことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項記載の画像形成装置。
  6. 2色以上のトナーを用いてトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、
    を含む画像形成装置に対し、
    前記画像形成手段によって形成されるトナー像中の前記第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域のうち、前記トナー像上で前記領域が第1方向及び該第1方向に交差する第2方向に所定長さ以上連続している部分における前記トナー層の表面のみ、前記第1の色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーが付着されるように、前記画像形成手段による前記トナー像の形成を制御する
    画像形成制御方法。
  7. 2色以上のトナーを用いてトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、
    を含む画像形成装置に対し、
    前記画像形成手段によって形成されるトナー像のうち第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域における前記トナー層の表面に、前記第1の色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーが付着され、かつ前記領域内の各箇所における前記第1の色の濃度に応じて、前記各箇所における前記トナー層の表面への前記第2の色のトナーの付着密度が変化するように、前記画像形成手段による前記トナー像の形成を制御する
    画像形成制御方法。
  8. 少なくともC,M,Y,Kを含む各色毎の画像データに基づき、前記各色のトナーを用いて前記各色のトナー像を形成すると共に、形成した前記各色のトナー像を重ね合わせることでカラーのトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、
    を含む画像形成装置に対し、
    K色の画像データに基づき、前記画像形成手段によって形成されるカラーのトナー像のうち、当該トナー像上でK色のトナーから成るトナー層が形成される領域が第1方向及び該第1方向に交差する第2方向に所定長さ以上連続している部分を判定し、判定した前記部分内の各箇所におけるK色の濃度を判定し、
    前記部分内の各箇所におけるK色の濃度を判定した結果に基づいて、前記部分内の各箇所における前記トナー層の表面に、前記各箇所におけるK色の濃度に応じた付着密度でK色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーを付着させるための付着用画像データを生成し、
    生成した付着用画像データを前記第2の色の画像データと合成することで、前記画像形成手段による前記第2の色のトナー像の形成に用いられる前記第2の色の画像データを生成する
    画像形成制御方法。
  9. 2色以上のトナーを用いてトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、
    を含む画像形成装置に内蔵されるか、又は前記画像形成装置と接続されたコンピュータを、
    前記画像形成手段によって形成されるトナー像中の前記第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域のうち、前記トナー像上で前記領域が第1方向及び該第1方向に交差する第2方向に所定長さ以上連続している部分における前記トナー層の表面のみ、前記第1の色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーが付着されるように、前記画像形成手段による前記トナー像の形成を制御する制御手段として機能させる画像形成制御プログラム。
  10. 2色以上のトナーを用いてトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、
    を含む画像形成装置に内蔵されるか、又は前記画像形成装置と接続されたコンピュータを、
    前記画像形成手段によって形成されるトナー像のうち第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域における前記トナー層の表面に、前記第1の色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーが付着され、かつ前記領域内の各箇所における前記第1の色の濃度に応じて、前記各箇所における前記トナー層の表面への前記第2の色のトナーの付着密度が変化するように、前記画像形成手段による前記トナー像の形成を制御する制御手段として機能させる画像形成制御プログラム。
  11. 少なくともC,M,Y,Kを含む各色毎の画像データに基づき、前記各色のトナーを用いて前記各色のトナー像を形成すると共に、形成した前記各色のトナー像を重ね合わせることでカラーのトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によってトナー像が転写された記録媒体にフラッシュ光を照射して前記トナー像を定着させるフラッシュ定着手段と、
    を含む画像形成装置に内蔵されるか、又は前記画像形成装置と接続されたコンピュータを、
    前記画像形成手段によって形成されるトナー像のうち第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域における前記トナー層の表面に、前記第1の色のトナーよりも光吸収率の低い第2の色のトナーが付着されるように、前記画像形成手段による前記トナー像の形成を制御する制御手段として機能させる画像形成制御プログラムであって、
    前記制御手段は、
    前記第1の色としてのK色の画像データに基づき、前記画像形成手段によって形成されるカラーのトナー像のうち、当該トナー像上で第1の色のトナーから成るトナー層が形成される領域が第1方向及び該第1方向に交差する第2方向に所定長さ以上連続している部分を判定し、判定した前記部分内の各箇所におけるK色の濃度を判定するK色像判定手段と、
    前記K色像判定手段による判定結果に基づいて、前記K色像判定手段によって判定された前記部分内の各箇所における前記トナー層の表面に、前記各箇所におけるK色の濃度に応じた付着密度で前記第2の色のトナーを付着させるための付着用画像データを生成し、生成した付着用画像データを前記第2の色の画像データと合成することで、前記画像形成手段による前記第2の色のトナー像の形成に用いられる前記第2の色の画像データを生成する生成手段と、
    を含んで構成されていることを特徴とする画像形成制御プログラム。
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