JP4546938B2 - T形鋼又は山形鋼の製造方法 - Google Patents

T形鋼又は山形鋼の製造方法 Download PDF

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本発明は,熱間圧延されて造形されたH形鋼(H形鋼と類似のI形鋼を含む。以下同じ)又は溝形鋼から,そのウェブを切断することによって得られる所謂カットT形鋼又はカット山形鋼(以下,単にT形鋼又は山形鋼と呼称する)を製造する過程において,適正な形状のT形鋼又は山形鋼を成形でき,搬送性を悪化させるT形鋼又は山形鋼の曲がり量を小さくでき,かつ切断部が良好であり,さらに切断工具に対する負荷が小さく切断工具の寿命を延長できるT形鋼又は山形鋼の製造方法に関するものである。
H形鋼又は溝形鋼を圧延により造形し,該H形鋼又は溝形鋼のウェブを切断することによってT形鋼又は山形鋼を製造する方法としては,特許文献1(特開昭60−6202号公報)に記載されている技術が開示されている。
上記技術によれば,特許文献1の第3及び第4図に示すように,熱間圧延段階で対称断面形鋼を逆W字型状に形成し,さらにその逆W字型形鋼の中央の下面にVノッチ溝を形成し,冷却後に逆W字型形鋼のウェブの角部を圧下してVノッチ溝部分を切断している。また,この技術では,V字型に凹んだ下ロールとスリット用ナイフを有する上ロールとで形成される孔型に逆W字型形鋼を挟んで,最終的にVノッチ溝部分を切断している。
特開昭60−6202号公報
しかしながら,上述の技術によれば,熱間圧延段階において逆W字型形鋼の中央の下面にVノッチ溝が形成されるので,その際に中央のウェブに片側から大きな力が作用し,ウェブに上下非対称な大きな歪みや捻れが生じる。このときの歪みや捻れは,最終的に形成される山形鋼の形状に大きな影響を及ぼすことが多い。このように,上述の技術では,歪みや捻れのない適正な形状の山形鋼を安定的に製造することが難しい。
さらに,上記技術において,最終的に逆W字型形鋼を圧下して切断する際に,例えば図6に示すように形鋼100のウェブ100aの下面をV字型に凹んだ下ロール101で受けているので,ウェブ100aの切断部100bが下方向に垂れて,山形鋼の品質が著しく低下する。
本発明は,かかる点に鑑みてなされたものであり,歪みや捻れのない適正な形状のT形鋼又は山形鋼を,比較的簡単な設備を用いて製造することを第1の目的とする。また,T形鋼又は山形鋼のウェブの切断時における切断部に垂れ下がりを防止することを第2の目的とする。
本発明者は,H形鋼又は溝形鋼を素材として,これを分離してT形鋼又は山形鋼を製造する方法として,切刃による切断法が最も簡易で能率が高いことを考慮するとともに,切刃による切断の欠点である切断部が垂れたり,捻れたりすることによる品質の低下をどのように解決するかを研究した。さらに,切刃の寿命を延ばし,また設備をあまり複雑にせず,さらに切り屑を発生しない切断法を考慮した。
その結果,ウェブの切断を2段階に分け,第1段階では切断抵抗の小さい熱間でウェブの両面から対向した凸状切刃によって,ウェブ板厚方向に未切断部を残したままノッチを形成して冷却し,ローラ矯正により残留応力を軽減又は除去する。その後,第2段階では前記未切断部を切断することにより曲がりの小さいT形鋼又は山形鋼を製造できることが判明した。この場合,曲がり抑制のための特別な設備や操業法を採用する必要がない。前記第2段階では,切断されるウェブの一方の面を支持した状態で,これと対向する形で他方から前記ノッチに切刃を挿入することにより切断部の垂れはなく,また未切断部以外の部分にはほとんど外力が作用しないので捻れを防止できる。このような切断法では,切刃をウェブ両側に対向させた凸状に形成することにより,切り屑を発生させず,またウェブ板厚が大きくても前記第1段階で板厚の大部分を変形抵抗の小さい熱間で切断でき,冷却・ローラ矯正後の前記第2段階では切断代(未切断部)はわずかな量なので,切刃に対する負荷は小さく切刃寿命を延長できる。以上のような経緯から,基本的知見を見いだし本発明に至ったものである。即ち,本発明は以下に示すものから構成される。
上記第1段階及び第2段階の目的を達成するための本発明によれば,圧延機によりH形鋼又は溝形鋼を熱間で仕上圧延成形する際に,該H形鋼又は溝形鋼のウェブの上下面に,互いに対向するノッチを,未切断部が残るようにほぼ等しい深さでウェブの長手方向に沿って形成し,その後冷間で前記未切断部を分離して2条のT形鋼又は山形鋼を製造することを特徴とするT形鋼又は山形鋼の製造方法が提供される。
上記T形鋼又は山形鋼の製造方法は,第1段階の目的を達成するため,水平ロール対を有する圧延機により前記H形鋼又は溝形鋼を仕上圧延成形し,前記水平ロール対に同心で固定されなおかつ当該水平ロール対の円周面に対する出代がほぼ等しい円形切刃対により,前記ノッチを形成するようにしてもよい。
また,前記ノッチを形成した後に,第2段階の目的を達成するため,前記H形鋼又は溝形鋼を冷却し,ローラ矯正を施して残留応力を軽減し,その後前記未切断部を分離するようにしてもよい。
さらに,上記第2段階の目的を達成するために,上記T形鋼又は山形鋼の製造方法において,前記ウェブの一方の面を円筒形ローラ又は平板で支持しつつ,前記円筒形ローラ又は平板に対向して配置された円形切刃を前記ウェブの他方の面のノッチに挿入し前記未切断部を切断することにより,前記未切断部を分離するようにしてもよい。
本発明により,H形鋼又は溝形鋼のウェブを切断してT形鋼又は山形鋼を製造するに際して,T形鋼又は山形鋼の切断部の垂れやT形鋼又は山形鋼の捻れがなくなった。また,切刃に対する切断負荷は軽く切刃寿命を長くでき,切断歩留が高く,さらに搬送性を高めるための特別な設備や切り屑を処理するための設備も必要ない。
以下,本発明にかかるT形鋼又は山形鋼の製造方法の好ましい実施の形態について説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は,本実施の形態にかかるT形鋼の製造方法を説明するための説明図である。本実施の形態にかかるT形鋼の製造プロセスは,先ず,図1(a)に示すように上下の水平ロール対10,11と左右の竪ロール対20,21から構成される仕上ユニバーサル圧延機30により,H形鋼1が,熱間で仕上成形圧延される。上水平ロール10と下水平ロール11には,これらとそれぞれ同心で回転し先が尖った円形切刃対50,51が固定されている。仕上成形圧延が行われると同時に,これらの上下の円形切刃対50,51が,H形鋼1のウェブ1aの上下面に食い込み,ウェブ1aの上下両面にノッチ(切り欠き)N1,N2が形成される。
図2は,上述のノッチN1,N2の形成時におけるH形鋼1のウェブ1a付近の拡大断面図である。このノッチN1,N2の形成時には,図2に示すように,ウェブ1aの上下面に上水平ロール10と下水平ロール11が接触し,そのウェブ1aを拘束してH形鋼1の姿勢を安定させる。この状態で,上水平ロール10と同心に固定された円形切刃50により,ウェブ1aの上面にノッチN1が形成され,それとほぼ同時に,下水平ロール11と同心に固定された円形切刃51により,ウェブ1aの下面にノッチN2が形成される。これらのノッチN1,N2は,ウェブ1aの長手方向に沿って形成される。
このとき,円形切刃50によるノッチN1の深さδ1は,上水平ロール10の円周面に対する円形切刃50の出代と等しくなり,円形切刃51によるノッチN2の深さδ2は,下水平ロール11の円周面に対する円形切刃51の出代に等しくなる。円形切刃50の出代と円形切刃51の出代は,ほぼ等しく設定されており,ノッチN1の深さδ1とノッチN2の深さδ2は,ほぼ等しい値になる。これは,ウェブ1aに対して上下方向から円形切刃対50,51をほぼ同時に食い込ませることにより,ウェブ1aに作用する上下方向の力をバランスさせ,ウェブ1aの変形を防止するためである。また,ウェブ1aの板厚をtwとした場合,tw>δ1+δ2の関係を満たしており,このノッチN1,N2の形成段階では,ウェブ1aが完全に切り離されず,未切断部sが残される。
なお,この例では,H形鋼1の様々な板厚に対応できるように,仕上圧延機としてユニバーサル圧延機30を用いている。また,水平ロール対10,11は,それぞれが左右の第1ロール10a及び第2ロール10b,第1ロール11a及び第2ロール11bに分割されており,水平ロール対10,11として,H形鋼1の様々なウェブ内法w(図1(a)に示す)の変化に対応できる所謂胴幅可変水平ロールを用いている。この胴幅可変水平ロールについては,例えば特開平7−39913,特開平7−80514,特開平7−80515及び特開平7−80516の各公報により開示されている。しかしながら,本発明に用いられる圧延機は,かかる形式の圧延機に限られるものではなく,水平ロール対を有する他の圧延機であってもよい。
ユニバーサル圧延機30により,ウェブ1aのノッチN1,N2が形成されると,次にH形鋼1が冷却され,その冷間でローラ矯正機による矯正により,H形鋼1の曲がりや反り,残留応力が軽減される。
その後,図1(b)に示すように,H形鋼1のウェブ1aの下面が,円筒形ローラ60に支持され,ウェブ1aの下面のノッチN2の周辺が円筒形ローラ60により押さえられる。また,H形鋼1の全体は,切断時に位置ずれしないように,左右に配置したローラ対70,71により固定される。この状態で,図3に示すように円筒形ローラ60に対向して配置された円形切刃80が,ウェブ1aの上面のノッチN1に挿入され,未切断部sが切断される。このときの円形切刃80の食い込み代δ3は,ノッチN1の深さδ1よりも深くなるように設定され,なおかつ円筒形ローラ60との接触を避けるためにウェブ板厚twよりも浅く設定されている。このウェブ1aの未切断部sの切断により,図1(b)に示すような2条のT形鋼2が成形される。
なお,この例では,ウェブ1aの未切断部sの切断時に,円筒形ローラ60によりウェブ1aの下面を支持していたが,円筒形ローラ60の代わりに,平板でウェブ1aを支持してもよい。また,円筒形ローラ60が,ウェブ1aの上面を支持し,ウェブ1aの下面側から円形切刃80により未切断部sを切断してもよい。
以上の実施の形態によれば,熱間圧延時に,H形鋼1のウェブ1aの上下両面に同等のノッチN1,N2を形成したので,このノッチN1,N2の形成時に上下非対称な力がH形鋼1に作用することがなく,最終的にH形鋼1を切断する際に,H形鋼1の切断部に垂れや捻れが生じない。また,ノッチN1,N2の形成後に,冷間でローラ矯正して曲がりや残留応力を軽減し,その後に最終切断するので,切断後のT形鋼2の曲がりが小さい。この結果,T形鋼2は,搬送性に優れ,そのT形鋼2を適正にプレスなどで最終矯正して出荷することができる。また,製造過程の途中のT形鋼2の曲がりが抑えられるので,そのT形鋼2に対する後工程の製造設備を比較的簡単にすることができる。
さらに,本実施の形態によれば,熱間でウェブ1aの板厚方向の大部分に切り込みを入れて,冷間で切断される未切断部sを比較的小さくしているので,円形切刃50,51,80に対する負荷が小さく,これらの切刃50,51,80の寿命を長くできる。また,この切断方法によれば,切り屑が発生することもない。
また,従来のように形鋼を複雑な逆W字型に成形する必要がないので,特殊で大型の圧延設備が必要なく,設備コストを低減できる。また,円形切刃50,51をウェブ1aの上下両面から圧下して切り込むので,ウェブ1aの上下方向の位置を円形切刃50,51のほぼ中央付近に維持することができる。この結果,ウェブ1aの板厚が変動しても,上下のノッチN1,N2と未切断部sを安定して形成することができる。
上記実施の形態では,ウェブ1aの未切断部sを切断する際に,円形切刃80の反対側のウェブ1aの下面側を円筒形ローラ60で押さえるようにしたので,円形切刃80が未切断部sに挿入された際の反力を,円筒形ローラ60で受けることができる。このため,図6で示した従来のようなT形鋼の切断部の垂れや,T形鋼の捻れが発生せずに,極めて良好な品質のT形鋼2が得られる。
以上の実施の形態では,T形鋼2の製造方法について説明したが,被切断材が溝形鋼で,その溝形鋼から2条の山形鋼を製造する場合も同様である。例えば図4(a)に示すように,ユニバーサル圧延機30により溝形鋼3を熱間仕上圧延すると同時に,円形切刃50,51により,溝形鋼3のウェブ3aの上下面の中央に,ノッチN1,N2が形成される。その後,溝形鋼3が冷却され,冷間で矯正ロールにより曲がりや反り,残留応力が軽減される。その後,図4(b)に示すように溝形鋼3のウェブ3aの下面側が,円筒形ローラ60に支持され,その状態で,ウェブ3aの上面側の円形切刃80により,ウェブ3aの未切断部sが切断されて,2条の山形鋼4が製造される。
この場合においても,上述のT形鋼2の製造方法と同様に,最終的な山形鋼4の切断部に垂れが生じたり,山形鋼4に捻れが生じることがない。また,成形された山形鋼4の曲がりが小さく,搬送性に優れている。さらに,円形切刃50,51,80に対する負荷が小さく,これらの切刃50,51,80の寿命を長くできる。また,溝形鋼3のウェブ3aを切断する際に,円筒形ローラ60により円形切刃80の反対側のウェブ面が押さえられるので,これによっても山形鋼4の切断部の垂れや山形鋼4の捻れが防止され,極めて良好な品質の山形鋼4が得られる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において,各種の変更例または修正例に相到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
実施例を図5に示す。ウェブ高さA=600mm,ウェブ厚tw=9mm,フランジ幅B=200mm,フランジ厚tf=12mmのH形鋼1をユニバーサル圧延機30で仕上成形圧延するとともに,円形切刃対50,51により,深さδ1=3.5mm,δ2=3.5mm,未切断部s=2.0mmのノッチN1,N2を形成した。その後8つのローラを有するローラ矯正機90により,H形鋼1に曲げ応力を繰り返し与えて,曲がりと残留応力を除去した。その後,ローラ矯正機90の直後に設置された円筒形ローラ60により,H形鋼1のウェブ1aの下面を支持しつつ該円筒形ローラ60に対向して配置された円形切刃80により,ウェブ1aの幅中央部で切断して,2条のT形鋼2を製造した。その後T形鋼2をプレスで最終的に矯正し,良好な品質の製品を得た。なお,円形切刃80の食い込み代δ3=6.0mmであった。
製造されたT形鋼2は,切断部に垂れがなく,また若干の外向きの曲がりが生じたが捻れはなかった。切断後のT形鋼2の搬送は良好であり,姿勢安定化などを目的とした特別な設備は不要であった。また,切刃の寿命については,例えば従来のように一つの切刃によりウェブを片側から切断する場合,ウェブ厚9mm材の切断において総切断長約8kmで,切刃が磨り減って切断面に形状不良が発生し始め,まもなく寿命が尽きていたが,本発明では約20km切断しても良好な切断形状を維持できた。また切り屑の発生がなく,切断歩留も良好であった。
本発明は,歪みや捻れのない適正な形状のT形鋼又は山形鋼を製造する際に有用である。
(a)は,H形鋼のウェブにノッチを形成する様子を示す圧延機におけるH形鋼の縦断面図である。(b)は,H形鋼のウェブを切断する様子を示すH形鋼の縦断面図である。 H形鋼のウェブにノッチを形成する際のウェブの切断位置付近の拡大断面図である。 H形鋼のウェブを切断する際のウェブの切断位置付近の拡大断面図である。 (a)は,溝形鋼のウェブにノッチを形成する様子を示す圧延機における溝形鋼の縦断面図である。(b)は,溝形鋼のウェブを切断する様子を示す溝形鋼の縦断面図である。 本発明に基づきH形鋼からT形鋼を製造する実施例を説明する説明図である 従来のウェブ切断部を示す説明図である。
符号の説明
1 H形鋼
1a ウェブ
2 T形鋼
10,11 水平ロール
50,51 円形切刃
60 円筒形ローラ
80 円形切刃
N1,N2 ノッチ
s 未切断部

Claims (4)

  1. 圧延機によりH形鋼又は溝形鋼を熱間で仕上圧延成形する際に,該H形鋼又は溝形鋼のウェブの上下面に,互いに対向するノッチを,未切断部が残るようにほぼ等しい深さで前記ウェブの長手方向に沿って形成し,その後冷間で前記未切断部を分離して2条のT形鋼又は山形鋼を製造することを特徴とする,T形鋼又は山形鋼の製造方法。
  2. 水平ロール対を有する圧延機により前記H形鋼又は溝形鋼を仕上圧延成形し,
    前記水平ロール対に同心で固定されなおかつ当該水平ロール対の円周面に対する出代がほぼ等しい円形切刃対により,前記ノッチを形成することを特徴とする,請求項1に記載のT形鋼又は山形鋼の製造方法。
  3. 前記ノッチを形成した後に,前記H形鋼又は溝形鋼を冷却し,ローラ矯正を施して残留応力を軽減し,その後前記未切断部を分離することを特徴とする,請求項1又は2に記載のT形鋼又は山形鋼の製造方法。
  4. 前記ウェブの一方の面を円筒形ローラ又は平板で支持しつつ,前記円筒形ローラ又は平板に対向して配置された円形切刃を前記ウェブの他方の面のノッチに挿入し前記未切断部を切断することにより,前記未切断部を分離することを特徴とする,請求項1〜3のいずれかに記載のT形鋼又は山形鋼の製造方法。
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